JP6475970B2 - スプリンクラーヘッド用保護キャップ取外し工具 - Google Patents

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Description

本発明は、消火用のスプリンクラーヘッドに装着された保護キャップを取り外すための工具に関するものである。
消火用のスプリンクラーヘッドは、火災時に自動的に作動してノズルから水を散布するものであり、平時においてノズルは弁によって閉塞されている。弁は感熱分解部により支持されており、感熱分解部は火災の熱によって分解作動するものであるが、強い衝撃を受けた場合に分解作動する虞があることから、輸送や施工時においてはスプリンクラーヘッドに保護キャップを装着させて感熱分解部を外的衝撃から保護している。
保護キャップは施工が完了すると取外されるが、天井面に設置されたスプリンクラーヘッドから保護キャップを引き抜くために作業者が脚立に上って作業しなければならず、またスプリンクラーヘッドは数メートル間隔で設置されているため、保護キャップを引き抜くために脚立を持ってスプリンクラーヘッドの真下へ移動し、脚立に上って保護キャップを引き抜くという作業を繰り返さなければならず、手間と時間のかかる作業となっていた。
この作業を軽減するため、保護キャップ取外し工具(例えば、特許文献1参照)が用いられている。保護キャップ取外し工具は、天井下面から突出している保護キャップ下端の鍔部を引っ掛ける係合部と、係合部に接続された棒状部から成り、脚立が無くても棒状部の先端に設置された係合部を保護キャップに引っ掛けて引き抜くことができるものである。
しかしながら、スプリンクラーヘッドの大部分が天井裏に配置されるコンシールド型スプリンクラーヘッドでは、保護キャップの大部分が天井裏に隠れており従来の保護キャップ取外し工具を用いて保護キャップを引き抜くことが困難であった。
このため、コンシールド型スプリンクラーヘッドの保護キャップ取外し工具として特許文献2に記載のものがある。これは取外し工具を保護キャップの底面側から挿通して工具を回転させることで保護キャップの係合部と係合させて引き抜くものである。
登録実用新案3027985号公報 特開2013−248321号公報
本発明は、保護キャップの工具係合部が天井内部にある場合でも、工具を簡単に手間無く保護キャップに係合させることができる保護キャップ取外し工具の提供を目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下のスプリンクラーヘッド用保護キャップ取外し工具を提供する。
すなわち、給水配管に接続されるスプリンクラーヘッドに嵌合されている有底円筒形状をした保護キャップを取外すための工具であり、本体の一端側には本体の中心軸と平行に延出された突起が設置されており、突起の先端には本体の中心軸と交差する方向に突出した爪が形成され、保護キャップの底面に形成されている段部に前記爪が係合可能であるスプリンクラーヘッド用保護キャップ取外し工具(以下、取外し工具とする)である。
これによれば、本体に設置された突起が弾性変形することで保護キャップ底面の段部と爪を係合可能にすることができる。具体的には、保護キャップの底面に形成された穴の縁を段部とした場合、取外し工具の一端側を中心軸に沿って保護キャップの底面に向かって移動させる。すると、突起の先端が保護キャップの段部と接触しながら爪が内側に弾性変形して保護キャップ内部に挿通される。爪が保護キャップ内部に入り込むと突起が元の形状に戻るので爪の先端が前記穴の縁に係合される。この状態で本体を下方に移動すると保護キャップをスプリンクラーヘッドから引き抜いて取外すことができる。
本発明の取外し工具について、本体の他端側には把持部を備える。把持部として棒状部材を本体に接続することができる。これにより作業者が脚立に上らずに天井付近に設置された保護キャップを取外し工具に係止させて引き抜くことができる。
取外し工具は保護キャップの段部と取外し工具の爪が係合した状態において供回り可能であり、さらに取外し工具には保護キャップに形成されたスリットまたは突起を保持して前記供回り可能とする保持部を備えることができる。
本発明によれば、保護キャップが天井から室内側に突出していない状態でも取外し工具を保護キャップと容易に係合可能であり、これにより保護キャップの取外し作業の効率の向上を図ることができる。
第1実施形態の取外し工具および保護キャップを装着したスプリンクラーヘッドの断面図。 (a)図1の保護キャップの断面図、(b)図1の保護キャップの底面図。 図1の取外し工具の斜視図。 図1の保護キャップに取外し工具を係合させた状態の断面図。 第2実施形態の取外し工具の正面図。 (a)は図5の取外し工具を適用可能な保護キャップの底面図。(b)は図6(a)のX−X断面図。
第1実施形態(図1〜図4)
第1実施形態の保護キャップ取外し工具100は、本体1、把持部2を備えている。
本体1は円柱状であり、上端側の外縁部には本体1の中心軸と平行に延出した2本の突起11が形成されている。突起11は弾性を有しており、本体1の中心軸方向に弾性変形可能である。
突起11の先端には外側に向かって突出した爪11Aが形成されており、爪11Aの上方には斜面11Bが形成されている。爪11Aは保護キャップCの水抜き穴32の縁と係合される。
2つの突起11の間には断面U字型の保持部12が形成されている。保持部12のスリット12Aは2つの突起11を結ぶ直線に対して垂直方向に形成されている。スリット12Aには保護キャップCの底面に形成されている摘部30が収容される。このとき取外し工具100を軸周りに回転させると保持部12が摘部30を保持して保護キャップCが取外し工具100と供回りする。
一方、保持部12を設けずに爪11Aが水抜き穴32と係合した状態で取外し工具100を軸周りに回転させると、爪11Aの側面と水抜き穴32の縁が係合して取外し工具100と保護キャップCが供回り可能である。しかしながら回転時に爪11Aに過負荷が加わり、爪11Aが破損してしまう可能性があるので保持部12により摘部30を保持させることが望ましい。
本体1の下端側は、棒状の把持部2を装着するための穴13が形成されており、把持部2は穴13の内部に挿通されて固定設置される。
保護キャップCは有底円筒形状であり、スプリンクラーヘッドSHの外部に設けられたサポートカップ41の内部に嵌合または係合されている。
保護キャップCの底面には半円型の凹部31が2つ形成され、凹部31の平面部31Aが向かい合っている。2つの凹部31の間は前述の摘部30となっており、上記の取外し工具100によって保護キャップCを回転させる他に、指で摘部30を保持して保護キャップCを回転させることも可能である。
凹部31の曲面部31Bには水抜き穴32が形成されており、水抜き穴32は保護キャップC内部の水を外部に排出することができる。また、水抜き穴32は爪11Aが係合される「段部」として作用するものである。
曲面部31Bと保護キャップCの側面内部との間には環状空間34が形成されている。保護キャップCをスプリンクラーヘッドSHに装着した状態において、スプリンクラーヘッドSHの下端に配置されたデフレクターDは凹部31の上部31Cに載置されている。
本実施形態では、保持部12の先端が爪11Aよりも上方に形成されていることから、取外し工具100を保護キャップCの底面に向かって移動させると、先に保持部12の内部に摘部30が収容され、その後に爪11Aが水抜き穴32の縁と係合される。
スプリンクラーヘッドSHの構造については、国際公開第2011/125169号や特開2013−56084号に記載のものと同様であるので詳細な説明は省略する。
次に、本発明の取外し工具100を用いて保護キャップCをスプリンクラーヘッドSHから取外す手順を説明する。
図1に示すようにスプリンクラーヘッドSHは天井裏に配設された給水配管Pに接続されている。スプリンクラーヘッドSHに装着された保護キャップCは、下端部分のみが天井から突出した状態となっている。
天井ボードには保護キャップCの下側を室内へ露出させる穴Hがあけられているが、穴Hが大きすぎたり、穴Hが偏心している場合には穴Hの縁をパテ45で埋める場合がある。図1において保護キャップCと天井ボートの穴Hとの間はパテ45によって埋められており、パテ45の一部が保護キャップCの側面に貼りついて固着した状態にある。
先ず、取外し工具100を保護キャップCの底面に対して垂直に近付ける。その際、保護キャップCの摘部30が取外し工具100の保持部12の内部に入るように取外し工具100の向きを調整する。
摘部30を保持部12の内部に収容させると、突起11の上方に水抜き穴32のが配置される。取外し工具100をさらに上方に移動させると斜面11Bが水抜き穴32の縁と接触しながら突起11が本体1の中心軸方向に弾性変形する。爪11Aが水抜き穴32の内部に入ると、突起11は元の形状に戻り爪11Aが水抜き穴32の縁に係合される。
この状態で取外し工具100の把持部2を軸周りに回転させると、取外し工具100と保護キャップCは供回りする。これにより、保護キャップCの側面に固着しているパテ45を引き剥がすことができる。続いて取り外し工具100を下方へ移動して、保護キャップCをスプリンクラーヘッドSHから引き抜いて作業を完了する。
上記の天井裏に設置されるスプリンクラーヘッドSHの他に、天井の無い部分に設置されるフレームヨーク型スプリンクラーヘッドの保護キャップを取外す場合には、上記のパテ45を引き剥がす工程が省かれる。
第2実施形態(図5〜図6)
第2実施形態の取外し工具200は、水抜き穴32が摘部30に設置されている保護キャップCに適用可能である。取外し工具200は突起11が本体1の外側に弾性変形可能であり、爪11Aは突起11が弾性変形する方向と反対側に向かって突出している。
取外し工具200の保持部12は保護キャップCの摘部30を収容・保持することができる。図6(a)に点線で示すように、保持部12は突起11に隣接して設置されており、突起11と保持部12は本体1の中心軸に対して点対称に配置されている。
取外し工具200を保護キャップCと係合させる場合、取外し工具200を保護キャップCの底面に対して垂直に移動させると、先ず保持部12のスリット12A内に摘部30が収容される。さらに取外し工具200を移動させると、突起11の上端が保護キャップCの水抜き穴23の縁に接触して外側に弾性変形する。爪11Aが保護キャップCの内部に入り込むと突起11は元の状態に戻り、爪11Aが水抜き穴32の縁に係合される。
100、200 取外し工具
C 保護キャップ
SH スプリンクラーヘッド
1 本体
2 把持部
11 突起
11A 爪
11B 斜面
12 保持部
12A スリット
30 摘部
31 凹部
32 水抜き穴
34 環状空間

Claims (5)

  1. 給水配管に接続されるスプリンクラーヘッドに嵌合されている有底円筒形状をした保護キャップを取外すための工具であり、
    本体の一端側には本体の中心軸と平行に延出された突起が設置されており、
    突起の先端には本体の中心軸と交差する方向に突出した爪が形成され、
    保護キャップの底面に形成されている段部に前記爪が係合可能であるとともに、
    保護キャップの底面に形成されたスリットまたは摘部を保持して供回り可能とする保持部を備えており、
    保持部は爪が段部に係合するよりも前にスリットまたは摘部を供回り可能に保持することを特徴とするスプリンクラーヘッド用保護キャップ取外し工具。
  2. 前記本体の他端側には把持部を備える請求項1記載のスプリンクラーヘッド用保護キャップ取外し工具。
  3. 前記保護キャップの段部と前記取外し工具の爪が係合状態において供回り可能である請求項1または請求項2記載のスプリンクラーヘッド用保護キャップ取外し工具。
  4. 保持部の先端が、爪よりも上方に設置されている請求項1〜請求項3の何れか1項記載のスプリンクラーヘッド用保護キャップ取外し工具。
  5. 保持部は断面U字型をしており、摘部を保持部の内部に収容する請求項1〜請求項4の何れか1項記載のスプリンクラーヘッド用保護キャップ取外し工具。
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