JP2012024308A - スプリンクラーヘッド付属品装着工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】スプリンクラーヘッドにおけるカバープレートやシーリングプレート等の取付け作業時の作業者の負担を軽減できるスプリンクラーヘッド付属品装着工具を提供する。
【解決手段】 天井または壁面におけるスプリンクラーヘッドSの設置位置に穿設された穴を塞ぐスプリンクラーヘッド付属品をスプリンクラーヘッドへ取付けるための装着工具であり、スプリンクラーヘッド付属品4を支持する本体2、本体2上にスプリンクラーヘッド付属品4を保持する保持体3を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明はスプリンクラーヘッドの付属品、例えばスプリンクラーヘッドカバーやシーリングプレートをスプリンクラーヘッドに取付けるための装着工具に関する。
スプリンクラーヘッドは、建物内の天井面や壁面に設置され、一端には給水源に続いた配管と接続可能なノズルを有し、他端には感熱作動部が設けられている。平時において感熱作動部はノズルを閉止する弁体を支持している。
上記スプリンクラーヘッドの一例として、天井面や壁面に埋め込まれた状態で設置され、スプリンクラーヘッドをスプリンクラーヘッドカバーで覆い隠したコンシールド型スプリンクラーヘッドがある。
コンシールド型スプリンクラーヘッドは、スプリンクラーヘッドと、該スプリンクラーヘッドに装着するスプリンクラーヘッドカバーとを備える。そのスプリンクラーヘッドは天井裏に設置されており、平時において該スプリンクラーヘッドはスプリンクラーヘッドカバーによって覆い隠され、室内からはカバープレートしか見えない構造になっている。
コンシールド型スプリンクラーヘッドは、スプリンクラーヘッドが天井から室内側に突出しない点で意匠性に優れており、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。図7に示す特許文献1のコンシールド型スプリンクラーヘッド50は、外周部に牡ネジ53が形成されているスプリンクラーヘッドSと、該牡ネジ53と螺合可能な突起54が筒状部55Aの内側に形成されているハウジング55を有するスプリンクラーヘッドカバー51とを備える。ハウジング55の下方には皿状のカバープレート52が設置されており、ハウジング55とカバープレート52とはハウジング55の下端に設けられた接続部材56を介して接合されている。
接続部材56とカバープレート52は低融点合金57により接合されており、火災時には火災の熱によって低融点合金57が溶融してカバープレート52と接続部材56との接合が解除され、カバープレート52が落下する。カバープレート52が落下すると天井裏に設置されたスプリンクラーヘッドSが天井ボード58の穴59を介して室内に露出する。これにより火災の熱気流が直接スプリンクラーヘッドSに曝され、スプリンクラーヘッドSが作動して水を散布して消火を行う。
上記のスプリンクラーヘッドカバー51は次のような手順でスプリンクラーヘッドSに取付けられる。
天井裏の配管AにはスプリンクラーヘッドSが接続されている。スプリンクラーヘッドSには外的衝撃から保護するために図示しない保護キャップが装着されている。次に天井ボード58が施工される。スプリンクラーヘッドSが設置される箇所にはスプリンクラーヘッドSよりやや大径の穴59が穿設されており、スプリンクラーヘッドSはその穴59を介して室内に露出した状態となる。
続いて、スプリンクラーヘッドSにスプリンクラーヘッドカバー51を取付けるが、その前に保護キャップを取外す。保護キャップを取外した後、スプリンクラーヘッドカバー51のハウジング55の筒状部55AをスプリンクラーヘッドSの下端側から天井ボード58の方向に向かって挿入して回転させ、スプリンクラーヘッドSの外周の牡ネジ53へハウジング55内の突起54をねじ込ませる。
ハウジング55のフランジ部60が天井ボード58の下面に接触するまでスプリンクラーヘッドカバー51をねじ込めば取付けが完了する。
国際公開第2005/97265号
以上のようなスプリンクラーヘッドカバー51の取付け作業(保護カバーの取外し作業を含む。)は、一般的には作業者が脚立に登り天井に向かって作業を行うのが通常である。しかしながらこうした高所での上向きの作業は落下の危険性もあるため細心の注意が必要であり作業者の疲労が大きい。特に腕を上げた状態でスプリンクラーヘッドカバー51をスプリンクラーヘッドSの中心に芯を合わせてねじ込ませる手元の精度も要求されることから、作業者に大きな疲労を与える大きな原因となっている。
しかも大規模な建物になるとスプリンクラーヘッドの設置個数が数百個から数千個に及ぶケースもあり、前述の疲労の大きい取付け作業を数百個から数千個も行わなければならず作業者の負担が甚大であった。
さらにスプリンクラーヘッドカバー51の取付け作業時に、軍手に付着していた埃や煤がスプリンクラーヘッドカバー51のカバープレート52に付着すると、その汚れによって室内の美観を損ねてしまうおそれがある。ゆえにスプリンクラーヘッドカバー51の取付け作業においてもカバープレート52に汚れが付着しないように細心の注意を払って作業を行わなければならない。
以上のような従来技術を背景になされたのが本発明である。その目的はスプリンクラーヘッドカバーやシーリングプレート等の付属品をスプリンクラーヘッドに対して装着する際の作業者の負担を軽減するための工具を提供することにある。
上記目的を達成すべく本発明が提案する工具は、以下のようなスプリンクラーヘッド付属品装着工具である。
すなわち、天井または壁面におけるスプリンクラーヘッドの設置位置に設けた穴を塞ぐスプリンクラーヘッド付属品をスプリンクラーヘッドに対して取付ける工具であって、
スプリンクラーヘッド付属品を支持可能な支持面を有する本体と、本体の上面側に配置されており、スプリンクラーヘッド付属品の外縁部を係止し本体上に保持する保持体とを備え、保持体は自らの弾性によりスプリンクラーヘッド付属品との保持状態を解除可能であるスプリンクラーヘッド付属品用の装着工具である。
本発明によるスプリンクラーヘッド付属品用の装着工具(以下「装着工具」というときは特に断らない限り「スプリンクラーヘッド付属品用の装着工具」を意味する。)によれば、作業者はスプリンクラーヘッド付属品(以下「付属品」というときは特に断らない限り「スプリンクラーヘッド付属品」を意味する。)を本体にセットした本発明の装着工具を使って付属品をスプリンクラーに取付けることができる。したがって作業者の負担を軽減することができる。
その際、この装着工具にはスプリンクラーヘッド付属品を支持可能な支持面を有する本体と、本体の上面側に配置されており、スプリンクラーヘッド付属品の外縁部を係止し本体上に保持する保持体とを備えるため、付属品を本体にセットした状態で装着工具を天井に向かって移動させた際に、本体から付属品が外れてしまうことを防止できる。
上記の装着工具を使えば付属品に触れることなくスプリンクラーヘッドに取付けることができるので、取付け作業時に軍手に付着した汚れが付属品に付くことを防止できる。
以上のような本発明の装着工具の有用性は、特にスプリンクラーヘッドカバーやシーリングプレート等のスプリンクラーヘッド付属品をスプリンクラーヘッドに取付ける際に発揮することができる。
なお、前述した装着工具の本体の支持面は付属品を直接載置して支持するものに限られず、直接載置しないものでも良い。たとえば後者の場合には保持体によって付属品を保持するものとし、支持面から離間して付属品を設置してもよい。
前記装着工具は、スプリンクラーヘッド付属品を保持した状態で本体と供回り可能に係止する係止部を有する。
係止部により、スプリンクラーヘッド付属品とスプリンクラーヘッドがネジ構造により装着される場合には本体を回転させることでスプリンクラーヘッド付属品をスプリンクラーヘッドに螺入させることができる。
前記装着工具は、本体と保持体の間に形成された空間にスプリンクラーヘッド付属品を差し込むことが可能である。
スプリンクラーヘッド付属品は本体と保持体の間に配置されるので装着工具を逆さまにしたり、スプリンクラーヘッド付属品を装着工具に係止した状態で装着工具を振った場合でもスプリンクラーヘッド付属品が装着工具から外れることを防止できる。
本発明のスプリンクラーヘッド付属品用の装着工具によれば、スプリンクラーヘッド付属品をスプリンクラーヘッドに取付ける際の作業者の負担を大きく軽減することができる。また取付けの作業時に、スプリンクラーヘッド付属品に汚れや傷が付くことを防止することができる。
第1実施形態によるスプリンクラーヘッド付属品用の装着工具にスプリンクラーヘッドカバーを取付けた状態を示す説明図。 図1の装着工具の平面図。 図2のX−X断面図:(a)スプリンクラーヘッドカバーをセットした時、(b)スプリンクラーヘッドカバーが外れる時、(c)スプリンクラーヘッドカバーを外した後。 第2実施形態の装着工具の平面図。 図4のY−Y断面図(スプリンクラーヘッドカバーをセットした時)。 図5の変形例。 一従来例によるスプリンクラーヘッドカバーが設置されたスプリンクラーヘッドの断面図。
第1実施形態(図1〜図3)
以下、この発明の第1実施形態を図1から図3を参照して説明する。
第1実施形態のスプリンクラーヘッド付属品用の装着工具(以下、「装着工具」という。)1は、本体2と保持体3を備えている。本体2には「スプリンクラーヘッド付属品」としてのスプリンクラーヘッドカバー4を支持する皿状部5が形成されている。皿状部5にはスプリンクラーヘッドカバー4が載置される。
皿状部5の一部は切欠かれており皿状部の側面に「保持位置視認部」としての直線部5Aが形成されている。皿状部5のスプリンクラーヘッドカバー4が載置される面5Bにはゴム板5Cが貼付されている。ゴム板5Cはスプリンクラーヘッドカバー4のカバープレート4Aが面5B上で動くのを防止するとともに、本体2を回転させた際にスプリンクラーヘッドカバー4も供回りするように滑り止めの作用を有する。
ゴム板5Cは、スプリンクラーヘッドカバー4が磁石に吸着可能な材質で構成されている場合には磁石に置き換えることも可能である。
面5B側にはリングを切り欠いた環状のスペーサー5Dが載置され、さらにスペーサー5Dの上に「保持体」としてのカバー8が設置される。スペーサー5Dにより面5Bとカバー8の間には隙間10が形成される。隙間10にはスプリンクラーヘッドカバー4のカバープレート4Aが挿入され、スペーサー5Dの内周側には隙間10から差し込ませたカバープレート4Aが収容される。
カバー8はスペーサー5Dと同様にリングを切り欠いた板状の環状部材にて形成されている。カバー8は弾性を有する金属や樹脂から構成される。図2、3に示すようにカバー8はスペーサー5Dを介して皿状部5のスプリンクラーヘッドカバー4が載置される「支持面」としての面5Bに対してネジ9により固定設置される。
カバー8の内側の縁には、スプリンクラーヘッドカバー4のカバープレート4Aの外縁部を側面から保持する垂下部8Aと、カバープレート4Aの外縁部を上側から係止するバネ部8Bが形成されている。
図2および図3(a)〜(c)に示すようにバネ部8Bの先端は上方に向かって屈曲した湾曲部8Cが形成されており、湾曲部8Cは図2にて二点鎖線で示したカバープレート4Aの外縁部の近傍に配置されている(図3(a)参照)。またバネ部8Bの周辺にはスリット8Dが形成されており、バネ部8Bが弾性変形しやすいように構成されている。上記の垂下部8Aとバネ部8Bはカバー8上に複数個所設置されている。
垂下部8Aはカバープレート4Aの外縁部を側面から保持することで装着工具1にセットされたカバープレート4Aが本体5上で動くのを防ぐ作用を有する。本体5上にカバープレート4Aをセットした状態で作業者が移動のため着脱工具1を持ち歩いた際に、カバープレート4Aが本体5上で動いてカバープレート4Aの化粧面に傷が付かないように構成したものである。
バネ部8Bはカバープレート4Aの外縁部を上側から係止することで装着工具1にカバープレート4Aをセットした状態で装着工具1を逆さまにした際にスプリンクラーヘッド4Aの脱落を防止できる。
皿状部5のスプリンクラーヘッドカバー4が載置される側から反対方向に伸長して形成された筒部6には、作業者が手で握って着脱工具1の操作を可能な把持部7が接続される。把持部7は柱状ないし棒状をしており筒部6に固定設置される。
第1実施形態の着脱工具1を用いてスプリンクラーヘッドSに設置されるスプリンクラーヘッドカバー4は、スプリンクラーヘッドSを覆い隠す金属製の円盤形状をしたカバープレート4Aと、円筒形状をしておりスプリンクラーヘッドSの外周部に着脱可能な構造を有する金属製のハウジング4Bから構成される。
ハウジング4Bの一端には鍔部4Dが形成され、該鍔部4Dにはその一部をカバープレート4A側に屈曲させて脚4Cが形成されている。脚4Cの先端は鍔部4Dと平行に屈曲されており、そこにはカバープレート4Aとの接合部位となる接合部(図示しない)が形成されている。接合部はカバープレート4Aと低融点合金によって接合されている。該低融点合金の溶融温度はスプリンクラーヘッドSの作動温度よりも低く、火災時には火災の熱によりカバープレート4Aを接合している低融点合金がスプリンクラーヘッドSの作動より早く溶融してカバープレート4Aが先に落下し、続いてスプリンクラーヘッドSが作動するようになっている。
スプリンクラーヘッドSの外周面には螺旋溝S1が刻設されており、該牡ネジS1に螺合可能な複数の突起4Fがハウジング4Bの内周面に突出して形成されている。該突起4Fはハウジング4Bの筒部を曲げ起こして形成されており、突起4Fの先端はカバープレート4A側に向いている。ハウジング4Bは弾性を有する金属材料にて形成されており突起4Fも弾性を有している。スプリンクラーヘッドカバー4をスプリンクラーヘッドSに取付ける際には、ハウジング4Bの筒内にスプリンクラーヘッドSを下方から挿入すると突起4Fが外周方向へ弾性変形しながら螺旋溝S1の上を交差して通過することができるので、ハウジング4Bの鍔部4Dが天井ボードCの下面付近に達するまでスプリンクラーヘッドカバー4を押し込んでいくようにする。その後、スプリンクラーヘッドカバー4を螺旋溝S1に沿って回転させて鍔部4Dを天井ボードCの下面に当たるまでねじ込む(回転させる)ようにすることでスプリンクラーヘッドSに対して取付けることができる。
上記にはスプリンクラーヘッドカバー4をスプリンクラーヘッドSに挿通させて押し込むことで取付ける例を説明したが、スプリンクラーヘッドSの螺旋溝S1に沿ってスプリンクラーヘッドカバー4の突起4Fをねじ込んでも取付けが可能である。また、取外す場合には突起4Fが螺旋溝S1に引っかかるので下向きに引っ張るだけでは外すことができず、スプリンクラーヘッドカバー4を回転させながら突起4Fを螺旋溝S1に沿って移動させて取外す必要がある。
続いて、着脱工具1にスプリンクラーヘッドカバー4をセットしてスプリンクラーヘッドSへ取付ける手順について説明する。
先ずスプリンクラーヘッドSに装着されている保護キャップHを取外す。次に本体1の皿状部5とカバー8の隙間10にスプリンクラーヘッドカバー4のカバープレート4Aをスライドさせながら差し込ませる。より具体的には、カバープレート4を皿状部5の直線部5A側から皿状部5とカバー8の隙間10に差し込ませ、カバープレート4Aが皿状部5の直線部5Aの外にはみ出さないように、スプリンクラーヘッドカバー4を取付けるようにする。
以上のように取付けるとスプリンクラーヘッドカバー4が皿状部5の略中央位置に適切に位置決めされる。具体的には、スプリンクラーヘッドカバー4と本体2(皿状部5)と把持部7の中心が略一致するような状態でスプリンクラーヘッドカバー4が保持されることになる。したがって、後述の取付け作業の際には、スプリンクラーヘッドカバー4が本体2に隠れて下から目視できなくても、手元の把持部7の延長線上の位置感覚で上方のスプリンクラーヘッドカバー4をスプリンクラーSに合わせることができる。
次に把持部7を手で持ち、その延長線上の位置感覚を頼りにしてスプリンクラーヘッドカバー4を天井内に設置されたスプリンクラーヘッドSに被せるようにする。スプリンクラーヘッドカバー4を天井方向に押し込むと、スプリンクラーヘッドカバー4内の突起4FはスプリンクラーヘッドSの外周部に刻設された螺旋溝S1上を通過可能であることから、スプリンクラーヘッドカバー4の鍔部4Dが天井ボードCの下面付近に達するまで押し込んでいく。
鍔部4Dを天井ボードCの下面付近まで押し込んだら本体2を回転させる。その際、皿状部5のゴム板5Cがカバープレート4Aの滑り止めとして作用してスプリンクラーヘッドカバー4が面5B上で空回りすることを防いでいるのでスプリンクラーヘッドカバー4は本体2と共に回転する。従って本体2を回転させることで、スプリンクラーヘッドカバー4の突起4FがスプリンクラーヘッドSの螺旋溝S1に沿って回転する。
スプリンクラーヘッドカバー4の鍔部4Dが天井ボードCの下面に接するまで回転させたら装着工具1をスプリンクラーヘッドカバー4から取外す。装着工具1を下方へ引くとカバープレート4Aの外縁部と係合していたバネ部8Bが自らの弾性により変形して係合が解除され、装着工具1からスプリンクラーヘッドカバー4を外すことができる(図3(b)、(c)参照)。これでスプリンクラーヘッドカバー4をスプリンクラーヘッドSへ取り付ける作業が完了する。
第2実施形態(図4〜図6)
次に第2実施形態について図4から図6を参照して説明する。
第2実施形態において第1実施形態と構成が同じ箇所については同符号を付して詳細な説明は省略する。第2実施形態の装着工具1は、第1実施形態のカバー8に相当する部材をスポンジやウレタン等の弾力と柔軟性を備える素材によって構成したものである。
図4および図5に示す第2実施形態の装着工具21は、「保持体」としてスポンジ製のカバー22が設置されている。カバー22はリングを切り欠いた形状をしており、ネジ9により皿状部5のスプリンクラーヘッドカバー4が載置される「支持面」としての面5Bに固定設置される。
図5に示すようにカバー22の内側の縁には、スプリンクラーヘッドカバー4のカバープレート4Aの外縁部を側面から保持する突出部22Aが形成されている。突出部22Aの先端はカバープレート4Aの外周縁と干渉する程度に延出されている(図4にカバープレート4Aの外縁を二点鎖線で示す)。突出部22Aの先端は凸凹に形成されており、突出部22Aの先端が弾性変形しやすいようにしている。突出部22Aの先端形状は上記のような凸凹に限定されるものではなく、複数の縦溝や横溝により層状に凸凹を形成してもよい。図4、5では突出部22Aの先端形状についてカバー22の上面側から面5B側に伸びる溝を層状に形成した例を示す。突出部22Aはカバー22の内側の縁に複数個所設置されている。
カバー22の内周にスプリンクラーヘッドカバー4を装着する際には、第1実施形態のように皿上部5の直線部5A側から差し込むことができるが、第2実施形態ではカバー22の上面側からカバープレート4Aをカバー22に差し込むことが可能である。
カバー22は弾力と柔軟性を備える素材により形成されているのでカバープレート4Aの外縁はカバー22の弾力により常に保持された状態にある。従って作業者が装着工具21にスプリンクラーヘッドカバー4をセットした状態で装着工具21を持ち歩いてもスプリンクラーヘッドカバー4が外れることを防止できる。
また、カバー22は柔軟性も備えているため、突出部22Aはカバープレート4Aの外縁形状に沿って容易に変形することができる。スプリンクラーヘッドカバー4を装着工具21から外す際にもカバー22の弾力と柔軟性により、それ程力を加えることなく外すことができる。
上記より、スプリンクラーヘッドカバー4をカバー22の上面側から着脱することが可能であるので、カバー22および皿状部5の形状をリング状にすることも可能である。
また第2実施形態の装着工具21には、第1実施形態と同様に皿状部5のスプリンクラーヘッドカバー4が載置される面5Bにゴム板5Cを貼付することができる。
さらにカバープレート4Aの化粧面を皿状部5の面5Bに接触させたくない場合には、カバー22の厚さ(面5Bとの接触面から上面までの寸法)を増すことでカバープレート4Aを面5Bから離した状態でスプリンクラーヘッドカバー4を係止することもできる(図6(a)参照)。あるいは、カバー22の内側にカバープレート4Aが載置可能な段部22Bを形成してカバープレート4Aの化粧面を皿状部5の面5Bから離してセットすることも可能である(図6(b)参照)。
上記の第1実施形態および第2実施形態で説明した装着工具のカバー8(22)はビス9により皿状部5上に固定されている。カバー8(22)が破損したり、汚れてしまった場合にはビス9を外してカバー8(22)を新しく交換することが可能である。
また上記の実施形態においては、スプリンクラーヘッド付属品としてスプリンクラーヘッドカバーを用いて説明したが、これ以外にも実開平6−77758号公報や実開平6−41751号公報、特開2008−154938号公報に記載されているシーリングプレートの装着工具として用いることも可能である。
1、21 スプリンクラーヘッド付属品の装着工具
2 本体
3 保持体
4 スプリンクラーヘッドカバー(スプリンクラーヘッド付属品)
4A カバープレート
4B ハウジング
4C 脚
5 皿状部
5A 直線部
5B 面(支持面)
5C ゴム板
5D スペーサー
6 筒部
7 把持部
8、22 カバー(保持体)
8A 垂下部
8B バネ部
8C 湾曲部
8D スリット
9 ネジ
10 隙間
S スプリンクラーヘッド

Claims (3)

  1. 天井または壁面におけるスプリンクラーヘッドの設置位置に設けた穴を塞ぐスプリンクラーヘッド付属品をスプリンクラーヘッドに対して取付けまたは取外す装着工具であって、
    スプリンクラーヘッド付属品を支持可能な支持面を有する本体と、
    本体の上面側に配置されており、スプリンクラーヘッド付属品の外縁部を係止し本体上に保持する保持体とを備え、
    保持体は自らの弾性によりスプリンクラーヘッド付属品との保持状態を解除可能であるスプリンクラーヘッド付属品用の装着工具。
  2. 前記装着工具は、スプリンクラーヘッド付属品を保持した状態で本体と供回り可能に係止する係止部を有する請求項1記載の装着工具。
  3. 前記装着工具は、本体と保持体の間に形成された空間にスプリンクラーヘッド付属品を差し込むことが可能である請求項1または請求項2記載の装着工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104245054A (zh) * 2012-02-22 2014-12-24 千住灭火器株式会社 喷洒头附件安装工具

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