JP3222412U - スプリンクラーヘッド付属品取付工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】スプリンクラーヘッド付属品をスプリンクラーヘッドに装着するための取付工具であり、取付時の操作性や作業性を向上させたスプリンクラーヘッド付属品取付工具を提供する。【解決手段】板状であり上面側にスプリンクラーヘッドカバー付属品4を載置する本体1の下面側には棒状の把持棒2を接続可能な接続部14を有しており、本体1の上面にはマグネット12が設置され、スプリンクラーヘッドカバー付属品4のマグネット12上に配置される部位は鉄、ニッケル、コバルトのうち一つ以上を含む素材か、これら素材の中から一つ以上を含む合金から構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、スプリンクラーヘッドの付属品であるスプリンクラーヘッドカバーやシーリングプレート、エスカッションをスプリンクラーヘッドに取付けるための取付工具に関するものである。
スプリンクラーヘッドは、建物内の天井面や壁面に設置され、一端には給水源に続いた配管と接続可能なノズルを有し、他端には感熱作動部が設けられている。平時において感熱作動部はノズルを閉止する弁体を支持している。
上記スプリンクラーヘッドの一例として、天井面や壁面に埋め込まれた状態で設置され、スプリンクラーヘッドをスプリンクラーヘッドカバーで覆い隠したコンシールド型スプリンクラーヘッドがある。
図5に示すコンシールド型スプリンクラーヘッドは、スプリンクラーヘッド60と、該スプリンクラーヘッドに装着するスプリンクラーヘッドカバー61とを備える。そのスプリンクラーヘッド60は天井裏に設置されており、平時においてスプリンクラーヘッド60はスプリンクラーヘッドカバー61によって覆い隠され、室内からはカバープレート62しか見えない構造になっている。
上記のスプリンクラーヘッドカバー61は次のような手順でスプリンクラーヘッド60に取付けられる。
天井裏の配管Aにはスプリンクラーヘッド60が接続されており、スプリンクラーヘッド60は天井ボード63に穿設された穴64から先端部分のみが露出している。該スプリンクラーヘッド60にスプリンクラーヘッドカバー61を取付ける。スプリンクラーヘッドカバー61の筒部65をスプリンクラーヘッド60の外部に設置された筒状のサポートカップ66内に挿通させる。サポートカップ66の側面には螺旋溝67が刻設されており、スプリンクラーヘッドカバー61の筒部65には螺旋溝67に係合可能な爪68が形成されている。爪68は弾性変形が可能であり、筒部65を配管A側に移動させると爪68が弾性変形して螺旋溝67を乗り越えて筒部65が配管A側に移動可能である。
筒部65の下端に形成されたフランジ69を天井ボード63の下面に向けてスプリンクラーヘッドカバー61を上方に押し上げ移動させると爪68が螺旋溝67に係合される。この状態でフランジ69と天井ボード63の間に隙間が無ければ取付けが完了する。隙間がある場合にはスプリンクラーヘッドカバー61をフランジ69が天井ボード63の下面に接触するまで回転させて取付を完了する。
以上のスプリンクラーヘッドカバーの取り付け作業を行う際に、スプリンクラーヘッドカバーの取付工具が用いられる(例えば、特許文献1参照。)。スプリンクラーヘッドカバーを使用することで、作業者が脚立に上がらずにスプリンクラーヘッドカバーの取付作業を行うことができるとともに、スプリンクラーヘッドカバーを直接作業者が持たずに取付工具を使用することでカバープレートに軍手の汚れが付着することを防止できる。
特開2003−311643号公報 特開2011−120699号公報
特許文献1のスプリンクラーヘッド付属品取付工具は、保持具と操作棒を有しており、操作棒の一端側に保持具が設置され、他端側を作業者が手で持って操作する。保持具の周縁に環状壁が設置され、環状壁の先端にはリブが形成されている。そのリブにスプリンクラーヘッド付属品であるシーリングプレートを係合させて操作棒を操作してシーリングプレートを天井に設置されたスプリンクラーヘッドに取付ける。しかしながら、操作棒が長い程、保持具の微細な位置調整が困難となり誤って環状壁の先端部にて天井面を傷付けてしまうおそれがあり、作業者は慎重に作業を行わなければならなかった。
また、特許文献2のスプリンクラーヘッド付属品着脱工具は、本体の横からスプリンクラーヘッド付属品を抜き差しする構成である。そのため天井面に設置されているスプリンクラーヘッドにスプリンクラーヘッド付属品を取付けた後、スプリンクラーヘッド付属品を本体から抜くときに、スプリンクラーヘッド付属品着脱工具を天井に擦らないように注意を払って作業を行っていた。
そこで本考案では、上記問題に鑑み、スプリンクラーヘッド付属品をスプリンクラーヘッドに装着するための取付工具であり、取付時の操作性や作業性を向上させたスプリンクラーヘッド付属品取付工具を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本考案は以下のスプリンクラーヘッド付属品取付工具を提供する。
すなわち、スプリンクラーヘッドと接続される筒部と、筒部の下端に設置された皿状のプレート部を備えたスプリンクラーヘッド付属品に用いられる取付工具であって、板状であり上面側にスプリンクラーヘッド付属品を載置する本体と、本体の下面側には棒状の把持棒を接続可能な接続部を有しており、本体の上面にはマグネットが設置され、マグネットの上方に配置されるスプリンクラーヘッド付属品の部位は鉄、ニッケル、コバルトのうち一つ以上を含む素材か、これら素材の中から一つ以上を含む合金から構成されているスプリンクラーヘッド付属品取付工具(以下、取付工具という)である。
特許文献1に記載された従来品においては環状壁に形成されたリブによりスプリンクラーヘッド付属品を本体上に係合していたが、本考案ではスプリンクラーヘッド付属品を本体上に設置したマグネットによって吸着保持している。これにより従来のように環状壁の先端部にて天井面を傷付けることを防止できる。また従来品においては、環状壁のリブとシーリングプレートの縁を係合させていたので、環状壁の内側の内径や高さ寸法によって対応するスプリンクラーヘッド付属品の形状が限定されていたが、マグネットを用いることで多種類の形状のスプリンクラーヘッド付属品に対応させることができる。
さらにマグネットによりスプリンクラーヘッド付属品を本体上に保持可能としたことで、本体にスプリンクラーヘッド付属品を保持させた状態で取付工具を持ち歩いたり、傾けたりした場合にも磁力によってスプリンクラーヘッド付属品が本体から脱落することを防止できる。
マグネットは接着剤等により本体に固定設置されており、スプリンクラーヘッド付属品とマグネットとの接触部分による摩擦抵抗とマグネットによる吸着力によって取付工具とスプリンクラーヘッド付属品とを供回りさせることができる。その際、マグネットの外側に枠を設置しておくと、接着剤による接合力に加えて枠とマグネットが係合保持されマグネットが本体上で空回りすることが防止できる。
上記構成の本考案において、本体とマグネットの間に弾性素材による層を設置すると、スプリンクラーヘッド付属品を天井に設置されたスプリンクラーヘッドに取付ける際にスプリンクラーヘッド付属品が傾いた状態でスプリンクラーヘッドと係合しようとしたときに弾性素材によって傾きを吸収して正常な係合状態にすることができる。
上記構成の本考案において、本体の上面側に穴を形成しておくと穴にスプリンクラーヘッドを挿通させることができる。より具体的に説明すると、天井面から室内側に突出して設置されたフラッシュ型スプリンクラーヘッドやリセスト型スプリンクラーヘッドにスプリンクラーヘッド付属品を取付ける際に、穴によってスプリンクラーヘッドと取付工具との干渉を避けることができる。
また、マグネットをプレート部にダイレクトに接する位置に設置させると、マグネットによりプレート部を強固に保持することができる。その際、本体上に設置されたマグネットの縁や、マグネットと本体の段差によってプレート部に傷が付くことを防止するために、マグネットの外周径をプレート部の外周径よりも大きく構成したり、あるいはマグネットをプレート部に対して段差無くフラットに本体上に設置して構成することができる。
本考案によれば、マグネットによりスプリンクラーヘッド付属品を本体上に保持したことで、スプリンクラーヘッド付属品を天井に設置されたスプリンクラーヘッドに取付る際に、従来品のような環状壁を有していないので取付工具によって天井に傷を付けることを防止可能である。また、スプリンクラーヘッド付属品の形状・大きさの影響を受けずに多種類のスプリンクラーヘッド付属品に対応させることができる。
また、本体にスプリンクラーヘッド付属品を保持させた状態で取付工具を持ち歩いたり、傾けたりした場合にも磁力によってスプリンクラーヘッド付属品は本体上に保持され、脱落を防止できる。
さらに弾性素材によってスプリンクラーヘッドの中心軸に対するスプリンクラーヘッド付属品の傾きを吸収することができ、スプリンクラーヘッドやスプリンクラーヘッド付属品の変形や破損を防止することができる。
これらによって作業者の負担が軽減され、スプリンクラーヘッド付属品の取付作業の作業性や、取付工具の操作性を向上することができる。
第1実施形態の取付工具の断面図。 図1の取付工具によりスプリンクラーヘッド付属品をスプリンクラーヘッドに取付ける状態の断面図。 第2実施形態の取付工具の断面図。 図3の取付工具によりスプリンクラーヘッド付属品をスプリンクラーヘッドに取付ける状態の断面図。 スプリンクラーヘッド付属品とスプリンクラーヘッドの断面図。
第1実施形態(図1〜図2)
第1実施形態の取付工具100は、本体1と、本体1に接続される把持棒2を備えている。これらは軽量な材質である樹脂やアルミニウム合金等によって形成すると取付作業の負担が軽減する。
本体1は円盤形状をしており、図中において上面11がスプリンクラーヘッド付属品であるスプリンクラーヘッドカバー4を載置する支持面となっている。上面11には薄板状のマグネット12が設置されている。マグネット12はラバーマグネットであり、容易に変形可能である。マグネット12は上面11の全面に設置されている。これによりマグネット12を後述するカバープレート41に対してフラットに設置でき、カバープレート41の表面に傷が付くことを防止可能である。
マグネット12と上面11との間には弾性素材13が介在している。弾性素材13はスポンジやウレタン等の柔軟な素材であり、ある程度の厚みを有しており押圧すると容易に弾性変形できる素材である。
マグネット12と弾性素材13は接着剤により本体1の上面11に固定設置される。あるいは、予め弾性素材13とマグネット12が接合済みのものを上面11に固定設置してもよい。
本体1の下面側には把持棒2が接続可能な穴14が形成されている。本体1には、側面から穴14に貫通する牝ネジ15が設置されており、穴14に棒状の把持棒2の一端を挿通させ、牝ネジ15にボルト16を螺入させる。するとボルト16の先端によって把持棒2が押圧され、本体1と把持棒2が固定接続される。
把持棒2は細長い棒状をしており、内部は中空となっている。前述のとおり把持棒2の一端側は本体1の穴14と接続され、他端側は作業者が手で持って操作する部分となる。本実施形態で示す把持棒2以外に、先端に牡ネジが形成された棒(図示しない)を接続可能とするために、本体1の下面側に牝ネジ17を形成することも可能である。
把持棒2は上記以外にも、入れ子構造をした伸縮ポールを用いることや、複数の棒をつなぎ合わせて用いることも可能である。
プレート部と筒部を備えたスプリンクラーヘッド付属品であるスプリンクラーヘッドカバー4は、プレート部であるカバープレート41と、筒部であるリテーナー42から構成される。カバープレート41は皿状であり薄板の銅または銅合金から形成され、室内側に配置される下面側は塗装やメッキ等の表面処理が施されている。裏面側はリテーナー42との接続面となっている。カバープレート41の周縁部には緩やかな傾斜が付されており、縁がリテーナー42の方向に屈曲している。
リテーナー42は円筒形状をしており、素材は鉄鋼が用いられている。リテーナー42はマグネット12に吸着可能であり、後述する接合面44がカバープレート41を介してマグネット12と吸着する。リテーナー42の表面には銅メッキが施されている。
リテーナー42の下端にはカバープレート41との接続部である複数の脚43が延出して設置されている。脚43の先端はカバープレート41の平面と平行に折り曲げられ、カバープレート41との接合面44となっている。接合面44は低融点合金45によってカバープレート41と接合される。また、接合面44はカバープレート41の縁に向かって伸びている。
リテーナー42の上部には外周側に突き出た爪46が複数設置されている。またリテーナー42と接合面44の間には外方に拡張されたフランジ47が形成されている。フランジ47は天井ボードCとの接触面となっている。フランジ47とカバープレート41の縁の間には隙間が形成されている。
次に、第1実施形態の取付工具100を用いてスプリンクラーヘッドカバー4をスプリンクラーヘッド3に取付ける手順を説明する。
図1に示すようにスプリンクラーヘッド3は二点鎖線で描かれた天井裏の配管に接続されており、下部が天井ボードCの穴Hを通過して室内側に配置されている。スプリンクラーヘッドカバー4はスプリンクラーヘッド3のサポートカップ31と接続される。
先ず、スプリンクラーヘッドカバー4を取付工具100の本体1に載置する。スプリンクラーヘッドカバー4のカバープレート41が、本体1に接して載置された状態となり、カバープレート41を介して接合面44とマグネット12が吸着している。
次に把持棒2の他端側を手で持ってスプリンクラーヘッドカバー4のリテーナー42をスプリンクラーヘッド3の近傍に移動させる。続いてリテーナー42の(図示しない)中心軸とスプリンクラーヘッド3の(図示しない)中心軸が同軸となるように位置を調整する。
把持棒2を操作してスプリンクラーヘッドカバー4をスプリンクラーヘッド3の方向(図中上方)に移動させる。このときスプリンクラーヘッド3の中心軸に対して把持棒2の軸が傾いているとリテーナー42の筒部がスプリンクラーヘッド3のサポートカップ31に挿入しにくいが、弾性素材13が弾性変形することで傾きを吸収してサポートカップ31にリテーナー42をスムーズに挿入できるようにしている。
さらにスプリンクラーヘッドカバー4をスプリンクラーヘッド3の方向に移動させると、リテーナー24の外周側に突き出た爪46がサポートカップ31内の螺旋溝32を乗り越えて螺旋溝32と係合する。引き続きスプリンクラーヘッドカバー4を上方に移動させ、フランジ47を天井ボードCの付近まで移動させる。
次に、フランジ47を天井ボードCの下面と接触させるために、把持棒2を回転させて爪46を螺旋溝32に沿って移動させる。このとき把持棒2を上方に押圧しながら回転操作を行うことで、カバープレート41とマグネット12の摩擦抵抗が高まり、この摩擦抵抗とマグネット12による吸着力によってスプリンクラーヘッドカバー4と取付工具100を供回りさせることができる。
フランジ47が天井ボードCの下面と接触したら、取付工具100を下方に移動させてカバープレート41から本体1を引き離して取付作業を完了する。
第1実施形態の取付工具100は、マグネット12によりスプリンクラーヘッド付属品を本体1に保持可能とし、従来品のような環状壁を有していないのでカバープレート41の大きさや外形によらず多種類の形状のスプリンクラーヘッド付属品に用いることができる。
第2実施形態(図3〜図4)
第2実施形態の取付工具200は、本体1の上面側に穴を有する構造である。以下において第1実施形態と構造が同じ部分には同符号を付して詳細な説明は省略する。
本体1の上面11の中心には穴18が形成されている。穴18の内径はスプリンクラーヘッド5が収容可能な大きさとなっている。穴18は後述するエスカッション51の筒部53に対応した位置に設けられており、穴18の中心軸と筒部53の中心軸は略同軸である。穴18と把持棒2が接続される穴14の間は隔壁19により仕切られている。
第2実施形態の取付工具200に使用されるスプリンクラーヘッド付属品はエスカッション51であり、リング状のプレート部52と筒部53から構成される。エスカッション51の素材として鉄鋼が用いられており、塗装やメッキ等の表面処理が施されている。
プレート部52の内周縁からは、筒部53が上方に延出されており、プレート部52の外周縁が天井ボードCと接触する。筒部53はスプリンクラーヘッド5の外周部に設置された支持部材54に係合される。
支持部材54はリング状をしており、内周及び外周から上方に延出された筒部54A、54Bが形成されている。内周側の筒部54Aはスプリンクラーヘッド5と接続され、外周側の筒部54Bはエスカッション51の筒部53と接続する。
次に、第2実施形態の取付工具200を用いてエスカッション51をスプリンクラーヘッド5に取付ける手順を説明する。
図3に示すようにスプリンクラーヘッド5は二点鎖線で描かれた天井裏の配管に接続されており、デフレクターDが設置された下端側が天井ボードCの穴Hを通過して室内側に突出して配置されている。エスカッション51はスプリンクラーヘッド5に予め設置されている支持部材54と接続される。
エスカッション51を取付工具200の本体1に載置する。その際プレート部52の穴と本体1の穴18の中心が同軸となるように載置する。エスカッション51の素材は鉄鋼なのでマグネット12と吸着される。図に示すようにプレート部52の外周径に対してマグネット12の外周径の方が大きく形成されている。
続いて、把持棒2を操作してエスカッション5をスプリンクラーヘッド5の方向に移動させて筒部53を支持部材54の筒部54Bに挿通する。このときスプリンクラーヘッド5のデフレクターDは穴18に収容され、本体1とスプリンクラーヘッド5との干渉を避けることができる。
エスカッション5のプレート部52が天井ボードCの下面と接触したら取付工具200を下方に移動させてプレート部52から本体1を引き離して取付作業を完了する。
尚、第2実施形態の取付工具200は第1実施形態にて説明したスプリンクラーヘッドカバー4にも適用可能である。
上記の2つの実施形態の変形例として、マグネット12の外側に枠を設置することも可能である。より具体的に説明すると、図1および図3に破線で示すようにマグネット12の外縁を囲むように本体1の外側に枠58を設置することができる。また枠58の内周径をカバープレート41やプレート部52の外周径よりも大きく構成したり、枠58をカバープレート41やプレート部52の全周を覆うように構成できる。
さらに、マグネット12の外形を多角形状や円周の1箇所以上を直線により切欠いた形状(例えば長丸や半円等)にすると、取付工具100(200)とスプリンクラーヘッド付属品を供回りさせる際に、枠58によってマグネット12を本体1に係合保持することができる。
枠58の高さ寸法はマグネット12の上面と略同じ高さか、それよりも高くすることができる。その場合、枠58の高さはスプリンクラーヘッドカバー4をマグネット12の上に載置した状態におけるカバープレート41の下面から外縁までの高さ寸法を超えない程度、つまりカバープレート41の縁よりも低くなるように設置する。これによりスプリンクラーヘッドカバー4をスプリンクラーヘッド3に取付する際に、縁58によって天井ボードCに傷が付くことを防止できる。
第2実施形態においても同様に、枠58の高さはエスカッション51をマグネット12に載置した状態のプレート部52の下面から外縁までの高さを超えない程度にすることが好ましい。
100、200 スプリンクラーヘッド付属品取付工具
1 本体
2 把持棒
3、5 スプリンクラーヘッド
4 スプリンクラーヘッドカバー(スプリンクラーヘッド付属品)
11 上面
12 マグネット
13 弾性素材
14 穴(接続部)
17 牝ネジ(接続部)
18 穴
41 カバープレート(プレート部)
42 リテーナー(筒部)
51 エスカッション(スプリンクラーヘッド付属品)
52 プレート部
53 筒部
58 枠

Claims (15)

  1. スプリンクラーヘッドと接続される筒部と、筒部の下端に設置された皿状のプレート部を備えたスプリンクラーヘッド付属品に用いられる取付工具であって、
    板状であり上面側にスプリンクラーヘッド付属品を載置する本体と、本体の下面側には棒状の把持棒を接続可能な接続部を有しており、
    本体の上面にはマグネットが設置され、
    マグネットの上方に配置されるスプリンクラーヘッド付属品の部位は鉄、ニッケル、コバルトのうち一つ以上を含む素材か、これら素材の中から一つ以上を含む合金から構成されていることを特徴とするスプリンクラーヘッド付属品取付工具。
  2. 前記マグネットの外周径は前記プレート部の外周径よりも大きい請求項1記載のスプリンクラーヘッド付属品取付工具。
  3. 前記マグネットは前記プレート部に接する位置に設置される請求項1または請求項2記載のスプリンクラーヘッド付属品取付工具。
  4. 前記マグネットは前記プレート部に対してフラットに前記本体上に設置されている請求項1〜請求項3何れか1項記載のスプリンクラーヘッド付属品取付工具。
  5. 前記本体の上面全体に前記マグネットが設置されている請求項1〜請求項4何れか1項記載のスプリンクラーヘッド付属品取付工具。
  6. 前記マグネットはラバーマグネットである請求項1〜請求項5何れか1項記載のスプリンクラーヘッド付属品取付工具。
  7. 前記本体と前記マグネットの間には弾性素材による層が設置されている請求項1〜請求項6何れか1項記載のスプリンクラーヘッド付属品取付工具。
  8. 前記プレート部の縁は前記筒部の方向に屈曲している請求項1〜請求項7何れか1項記載のスプリンクラーヘッド付属品取付工具。
  9. 前記本体の外側にはプレート部の縁よりも低い位置に枠が設置されている請求項8記載のスプリンクラーヘッド付属品取付工具。
  10. 前記本体の外側に設置された枠の内周径は前記プレート部の外周径よりも大きい請求項1〜請求項9何れか1項記載のスプリンクラーヘッド付属品取付工具。
  11. 前記枠は前記プレート部の全周を覆う請求項1〜請求項10何れか1項記載のスプリンクラーヘッド付属品取付工具。
  12. 前記スプリンクラーヘッド付属品は、前記筒部の下端に複数の脚が形成され、前記脚の先端と前記プレート部とは低融点合金にて接合されており、前記脚の先端と前記筒部の間にはフランジ部が設置されており、前記脚が前記マグネット上に配置されている請求項1〜請求項11何れか1項記載のスプリンクラーヘッド付属品取付工具。
  13. 前記スプリンクラーヘッド付属品は、前記プレート部がリング状であり、前記プレート部の内周縁から上方に延出した前記筒部を備え、前記筒部は前記スプリンクラーヘッドの外周部に設置された支持部材に係合されており、前記プレート部が前記マグネット上に配置されている請求項1〜請求項11何れか1項記載のスプリンクラーヘッド付属品取付工具。
  14. 前記脚の先端は前記プレート部の平面と平行に屈曲されており、前記プレート部の縁に向かって伸びている請求項12記載のスプリンクラーヘッド付属品取付工具。
  15. 前記本体の上面側には前記筒部に対応した穴を有する請求項13記載のスプリンクラーヘッド付属品取付工具。

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