JP2005351213A - 排気マニホールド - Google Patents

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Takayuki Yoshida
隆行 吉田
Fuyuki Ito
冬樹 伊東
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Abstract

【課題】作業効率のよい排気マニホールドを得る。
【解決手段】枝管4の先端に、径方向外側に先端に向かって拡径するテーパ状の接合部12を形成すると共に、接合部12を内燃機関の各排気ポートに取り付けられるフランジ2に枝管4側に向かって縮径するテーパ部18を形成する。そして、接合部12の外側をテーパ部18に重ね合わせてレーザ溶接により重ね溶接した。枝管4の他方の先端にも接合部を形成し、集合管の端に設けられる蓋部材に、枝管4側に向かって縮径するテーパ部を形成し、接合部をテーパ部に重ね合わせてレーザ溶接により重ね溶接した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関の各排気ポートからの排気を集合させて下流側の排気管に導く排気マニホールドに関する。
従来より、特許文献1にあるように、内燃機関の各排気ポートにそれぞれ接続される枝管を集合管に集合させてから、集合管に集合させた排気を下流側の排気管に導く排気マニホールドが知られている。各枝管を集合管に接続する際には、集合管の端に設けられた蓋部材に、筒状の嵌合部を形成し、この嵌合部に枝管を挿入して、MIG溶接による隅肉全周溶接によって固定していた。
また、内燃機関の各排気ポートと各枝管とは、特許文献2にあるように、内燃機関に取り付けられるフランジに筒状の嵌合部を形成し、この嵌合部に枝管を挿入して、MIG溶接による隅肉全周溶接によって固定していた。
特開2003−166423号公報 特開2000−73757号公報
しかしながら、こうした従来のものでは、MIG溶接による隅肉全周溶接によって固定していたので、溶接作業に長時間を必要とするという問題があった。
本発明の課題は、作業効率のよい排気マニホールドを提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
内燃機関の各排気ポートに接続される複数の枝管を集合管に集合させて、排気を下流側に導く排気マニホールドにおいて、
前記枝管の先端に、径方向外側に拡げた接合部を形成すると共に、該接合部を前記内燃機関側あるいは前記集合管側の接続部材に重ね合わせてレーザ溶接により重ね溶接したことを特徴とする排気マニホールドがそれである。
前記内燃機関側の前記接続部材は、前記内燃機関の前記各排気ポートに取り付けられるフランジであってもよい。あるいは、前記集合管側の接続部材は、前記集合管の端に設けられる蓋部材であってもよい。また、前記接合部は、先端に向かって拡径するテーパ状に形成されると共に、前記接続部材には、前記枝管側に向かって縮径するテーパ部を形成し、前記接合部を前記テーパ部に重ね合わせてレーザ溶接により重ね溶接してもよい。その際、前記接合部の外側を前記テーパ部に重ね合わせ、前記接合部側からレーザ溶接してもよいる。あるいは、前記接合部の内側を前記テーパ部に重ね合わせ、前記テーパ部側からレーザ溶接してもよい。
本発明の排気マニホールドは、短時間で溶接することができるという効果を奏する。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、1は排気マニホールドで、排気マニホールド1は図示しない内燃機関に取り付けられるフランジ2、複数の、本実施形態では4本の枝管4〜7、枝管4〜7が接続される集合管8、集合管8に取り付けられた小フランジ10を備えている。フランジ2と枝管4とは、図2に示すように接続されている。枝管4の先端が径方向外側に、先端に向かって拡径するテーパ状に拡げられて、枝管4の端に接合部12が形成されている。接合部12は、フレア加工等により成形される。
図示しない内燃機関との接続部材としてのフランジ2には、内燃機関の排気ポートに対応して貫通孔14が形成されている。プレス成形等によりフランジ2には貫通孔14と同軸上に筒部16が形成されると共に、貫通孔14の内燃機関側には、テーパ部18が形成されている。テーパ部18は、内燃機関側の径が大きく、枝管4側に向かって縮径するテーパ状に形成されている。テーパ部18のテーパ角度は、枝管4の接合部12のテーパ角度とほぼ等しく形成されている。
フランジ2の貫通孔14に枝管4が挿入されると共に、テーパ部18に接合部12の外側が重ね合わされて、レーザ溶接により重ね溶接して固定される。この場合、レーザ溶接は、図2に矢印で示すように、接合部12側からレーザビームが照射されて、裏側にあるフランジ2のテーパ部18に達するように溶融される。接合部12とテーパ部18との重ね溶接は、枝管4の全周にわたって行われる。
図2では一つの枝管4の場合を例としたが、他の枝管5〜7とフランジ2とも同様に、接合部とテーパ部とがレーザ溶接により重ね溶接される。従って、複数の枝管4〜7をフランジ2に溶接する場合でも、フランジ2の内燃機関に取り付ける側から、接合部12にレーザビームを照射できるので、溶接作業が容易である。
即ち、フランジ2の内燃機関に取り付ける取付面2a側は、平坦であり、各枝管4〜7の接合部12にレーザビームを照射する際の邪魔になる突起等がなく、また、枝管4〜7を全周溶接する際にも、枝管4〜7自身も邪魔になることがなく、溶接作業が容易になり、レーザ溶接により短時間で溶接することができる。しかも、複数の枝管4〜7を重ね溶接する場合でも、内燃機関を取り付ける側からレーザ溶接できるので、短時間で溶接できる。
一方、各枝管4〜7と集合管8とは、接続部材としての蓋部材20を介して接続されており、蓋部材20は集合管8の一端を閉塞するように、集合管8の一端に取り付けられている。図3に示すように、枝管4の他方の先端が径方向外側に、先端に向かって拡径するテーパ状に拡げられて、枝管4の端に接合部22が形成されている。接合部22は、フレア加工等により成形される。
蓋部材20には、テーパ部24が枝管4側に突き出すようにして形成されている。テーパ部24は、先端が枝管4側に向かって縮径するテーパ状に形成されており、テーパ部24のテーパ角度は、枝管4の接合部22のテーパ角度とほぼ等しく形成されている。蓋部材20には、枝管4と集合管8とが連通するように、貫通孔26が穿設されている。
枝管4の接合部22の内側が、蓋部材20のテーパ部24の外側に重ね合わされて、レーザ溶接により重ね溶接して固定される。この場合、レーザ溶接は、図3に矢印で示すように、テーパ部24側からレーザビームが照射されて、裏側にある枝管4の接合部22に達するように溶融される。接合部22とテーパ部24との重ね溶接は、枝管4の全周にわたって行われる。
図3に示すように、別の枝管5についても同様に、枝管5の接合部28と蓋部材20のテーパ部30とがレーザ溶接により重ね溶接される。他の枝管6,7についても同様に、接合部とテーパ部とがレーザ溶接により重ね溶接される。従って、複数の枝管4〜7を蓋部材20に溶接する場合でも、蓋部材20の集合管8に取り付ける側から、テーパ部24にレーザビームを照射できるので、溶接作業が容易である。
即ち、蓋部材20の集合管8に取り付ける側は、平坦であり、各テーパ部24,30にレーザビームを照射する際の邪魔になる突起等がなく、また、枝管4〜7を全周溶接する際にも、枝管4〜7自身も邪魔になることがなく、溶接作業が容易になり、レーザ溶接により短時間で溶接することができる。しかも、複数の枝管4〜7を重ね溶接する場合でも、集合管8に取り付ける側からレーザ溶接できるので、短時間で溶接できる。そして、蓋部材20が集合管8に溶接により取り付けられると共に、集合管8には小フランジ10が溶接により取り付けられる。
また、枝管4〜7と蓋部材20との接続は、図4に示すようにして接続してもよい。例えば、枝管4の他方の端をフレア加工等によりほぼ90度になるように外側に拡げて接合部32を形成する。蓋部材20には貫通孔34を穿設し、枝管4と貫通孔34とが同軸上になるように、蓋部材20の平坦面20aに接合部32を重ね合わせる。
蓋部材20側からレーザビームが照射されて、裏側にある枝管4の接合部32に達するように溶融される。接合部32と蓋部材20との重ね溶接は、枝管4の全周にわたって行われる。図4に示すように、別の枝管5についても同様に、枝管5の接合部36と蓋部材20とがレーザ溶接により重ね溶接される。他の枝管6,7についても同様に、接合部と蓋部材20がレーザ溶接により重ね溶接される。従って、複数の枝管4〜7を蓋部材20に溶接する場合でも、蓋部材20の集合管8に取り付ける側から、蓋部材20にレーザビームを照射できるので、溶接作業が容易である。
次に、前述した本実施形態の排気マニホールドの作動について説明する。
フランジ2が取付孔38に挿入されるボルトにより、内燃機関に取り付けられる。また、集合管8と下流側の図示しない排気管とが小フランジ10を介して接続される。内燃機関から排出された排気は、各排気ポートから枝管4〜7に流入し、枝管4〜7から集合管8内に流入して集合された後、下流側の排気管に導かれる。
尚、本実施形態では、枝管4〜7の一方の端の接合部12を接続部材としてのフランジ2のテーパ部18に重ね溶接すると共に、枝管4〜7の他方の端の接合部22を接続部材としての蓋部材20のテーパ部24に重ね溶接したが、枝管4〜7の一方の端とフランジ2とを重ね溶接するのみでも実施可能であり、あるいは、枝管4〜7の他方の端と蓋部材20とを重ね溶接するのみでも実施可能である。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
本発明の一実施形態としての排気マニホールドの正面図である。 図1のAA拡大断面図である。 図1のBB拡大断面図である。 他の実施形態としての枝管と蓋部材との重ね溶接を示す拡大断面図である。
符号の説明
1…排気マニホールド 2…フランジ
4〜7…枝管 8…集合管
10…小フランジ
12,22,28,32,36…接合部
14,26,34…貫通孔
18,24,30…テーパ部
20…蓋部材

Claims (6)

  1. 内燃機関の各排気ポートに接続される複数の枝管を集合管に集合させて、排気を下流側に導く排気マニホールドにおいて、
    前記枝管の先端に、径方向外側に拡げた接合部を形成すると共に、該接合部を前記内燃機関側あるいは前記集合管側の接続部材に重ね合わせてレーザ溶接により重ね溶接したことを特徴とする排気マニホールド。
  2. 前記内燃機関側の前記接続部材は、前記内燃機関の前記各排気ポートに取り付けられるフランジであることを特徴とする請求項1に記載の排気マニホールド。
  3. 前記集合管側の接続部材は、前記集合管の端に設けられる蓋部材であることを特徴とする請求項1に記載の排気マニホールド。
  4. 前記接合部は、先端に向かって拡径するテーパ状に形成されると共に、前記接続部材には、前記枝管側に向かって縮径するテーパ部を形成し、前記接合部を前記テーパ部に重ね合わせてレーザ溶接により重ね溶接したことを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の排気マニホールド。
  5. 前記接合部の外側を前記テーパ部に重ね合わせ、前記接合部側からレーザ溶接したことを特徴とする請求項4に記載の排気マニホールド。
  6. 前記接合部の内側を前記テーパ部に重ね合わせ、前記テーパ部側からレーザ溶接したことを特徴とする請求項4に記載の排気マニホールド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102950390A (zh) * 2012-11-09 2013-03-06 航天材料及工艺研究所 一种钛合金法兰和不锈钢管路异种金属焊接结构及方法
CN105855654A (zh) * 2015-01-19 2016-08-17 浙江三花制冷集团有限公司 一种气液分离器及其接管焊接组件
CN110439662A (zh) * 2019-07-30 2019-11-12 东风柳州汽车有限公司 紧耦合排气歧管及生产方法

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