JP2005351062A - マンホールの蓋受枠固定用ロックボルト保護キャップ装置 - Google Patents

マンホールの蓋受枠固定用ロックボルト保護キャップ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005351062A
JP2005351062A JP2004201186A JP2004201186A JP2005351062A JP 2005351062 A JP2005351062 A JP 2005351062A JP 2004201186 A JP2004201186 A JP 2004201186A JP 2004201186 A JP2004201186 A JP 2004201186A JP 2005351062 A JP2005351062 A JP 2005351062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
protective cap
lock bolt
receiving frame
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004201186A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4395865B2 (ja
Inventor
Ken Kikuchi
謙 菊池
Takayuki Kobayashi
貴之 小林
Yuji Tsunematsu
裕二 恒松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TETSUGAI KOGYO KK
Original Assignee
TETSUGAI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TETSUGAI KOGYO KK filed Critical TETSUGAI KOGYO KK
Priority to JP2004201186A priority Critical patent/JP4395865B2/ja
Publication of JP2005351062A publication Critical patent/JP2005351062A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4395865B2 publication Critical patent/JP4395865B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

【課題】従来のやり方による場合、保護キャップ29は単にロックボルト23の上からかぶせているにすぎない。このため、上方に舗装をする際に横向きの力が加わると、所定の位置から外れロックボルト23の保護ができなくなることがある。本発明が解決しようとする課題は、舗装作業をする際にも保護キャップ29がずれることのない保護キャップ装置を提供する点にある。
【解決手段】ロックボルト23の外周にねじ込む雌ねじを内周に切った円筒状のロック金具26をロックボルト23にねじ込む。ロック金具26の外周には上端からL字形の溝34を設けている。保護キャップ29の内面にピン32を設けている。防護キャップ29をかぶせピン32を溝34にはめて押し込み、防護キャップ29を回すと防護キャップ29が外れなくな。
【選択図】図3

Description

本発明は、マンホールの蓋受枠を固定するために使用するロックボルトを保護する保護キャップ装置に関するものである。
マンホールの蓋受枠の固定装置としては、例えば図5・図6・図7に示すものが市販され、広く普及している(特許文献1参照)。図5・6・7に示すものを説明する。図5において、1はリング状の蓋受枠を示している。120度の間隔をあけた3箇所の位置で蓋受枠1を固定しているが、固定部分の詳細を図6に基づいて説明する。蓋受枠1は垂直部2と水平部3からなる断面L字形のものとしている。水平部3には細長い穴4をあけている。蓋受枠1の下方には側壁5を配置している。穴4の下方位置において側壁5にロックボルト6を垂直上方へと取り付けている。ロックボルト6にねじ込むナット7、座金8及びゴムプレート9を用意している。蓋受枠1の上方位置においてロックボルト6に取り付ける角座金10、回り止め座金11及びナット12を用意している。角座金10の上面には一方向へ盛り上がる突起の多数を中央を中心として円形に配置し、回り止め座金11の外周には角座金10の突起に引っ掛るぎざぎざを設けている。
以上のものは次のようにして組み立てる。ロックボルト6にナット7をねじ込み座金8及びゴムプレート9をはめる。つぎに、蓋受枠1の穴4にロックボルト6を通しながらゴムプレート9上に蓋受枠1を載せる。このとき蓋受枠1の高さ調節はナット7のねじ込み量を調節することで行う。そして、ロックボルト6の上方から角座金10及び回り止め座金11をはめナット12をねじ込んで固定する。回り止め座金11にはナット12がちょうどはまる二つの突条を上方へ向けて設けており、ナット12をねじ込む際にナット12を両突条間にはめることでナット12と回り止め座金11とは一体となって回るようになる。ナット12をしっかりねじ込むと、回り止め座金11のぎざぎざが角座金10の突起に引っ掛ることで緩むことを防いでくれる。この状態で蓋受枠1と側壁5との間の外周及び内周に枠を張った後、中に高流動性無収縮モルタル13を流し込んで固化させると図7に示す状態になる。
以上が特許文献1に記載された内容である。それを基礎として製品化されたものでは図7に示すようにロックボルト6の上方から、上方をふさいだ円筒状のものとした保護キャップ14をかぶせている。保護キャップ14をかぶせてから蓋受枠1の上端と面一になるように上方に舗装をすれば工事が完成する。
登録実用新案第2529822号公報
前記従来のものは、次のような欠点を持っている。すなわち、保護キャップ14は単にロックボルト6の上からかぶせているにすぎない。このため、上方に舗装作業をする際に横向きの力が加わると、所定の位置から外れロックボルト6の保護ができなくなることがある。
本発明が解決しようとする課題は、舗装作業をする際にも保護キャップが動くことのない保護キャップ装置を提供する点にある。
請求項1に係るマンホールの蓋受枠固定用ロックボルト保護キャップ装置は、下方に配置した側壁20から蓋受枠21の穴22を貫通して上方へ伸びるロックボルト23を通す穴を中央にあけて逆L字形のロック片30を上面に設け、ロックボルト23の外周であって蓋受枠21上に配置して使用するようにしたロック金具26と、ロックボルト23の上方から蓋受枠21上に配置したロック金具26へとかぶせることのできる円筒状として上方をふさいだ形状とし、ロック金具26へとかぶせて回したときにロック金具26のロック片30にはまる位置にピン32を設けた保護キャップ29とを備えたものである。ロックボルト23を利用して蓋受枠21を所定高さに調整した後、ロックボルト23の上方からロック金具26をはめ、保護キャップ29をかぶせて回すと保護キャップ29のピン32がロック金具26のロック片30にはまって保護キャップ29がロックされる。その上から舗装をしても保護キャップ29は簡単に位置をずらすようなことはない。
請求項2に係るものは、請求項1記載のものにおいて、ロック片30の先端付近の下方位置においてロック金具26の上面に突起31を設けたことを特徴とするものである。保護キャップ29をかぶせて回すとき保護キャップ29のピン32がロック金具26の突起31を乗り越えてロック片30内にはまる。ピン32がいったんロック片30内にはまると突起31に引っ掛って外れなくなる。このため、保護キャップ29はいよいよずれにくくなる。
請求項3に係るものは、下方に配置した側壁20から蓋受枠21の穴22を貫通して上方へ伸びるロックボルト23に上方からねじ込むことのできる雌ねじを内周に切った円筒状のものとしてL字形の溝34を外周の上端から設けたロック金具26と、ロックボルト23の上方からロック金具26へとかぶせることのできる円筒状として上方をふさいだ形状とし、ロック金具26へとかぶせていくときロック金具26の溝34にはまる位置にピン32を設けた保護キャップ29とを備えたものである。ロックボルト23の上方からロック金具26をねじ込み、保護キャップ29のピン32をロック金具26の溝34にはめながら保護キャップ29をかぶせて押し込み回すと、保護キャップ29がロックされる。
本発明に係るマンホールの蓋受枠固定用ロックボルト保護キャップ装置を使用するときは、ロックボルト23の上からかぶせて取り付けた保護キャップ29が舗装作業中に位置をずらすことはない。
本発明を実施するための最良の形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1は一部切欠き分解斜視図、図2は図1に示したものの組立図である。20は側壁を示し、21は蓋受枠を示している。蓋受枠21には細長い穴22をあけている。側壁20から垂直上方へとロックボルト23を設けている。ロックボルト23にねじ込むナット24、座金25、ロック金具26、スプリング座金27、ナット28及び防護キャップ29を用意している。ロック金具26はロックボルト23を通す穴を中央にあけた円板状のものとし、外周の対向位置2箇所において逆L字形のロック片30を垂直上方へ設けている。そして、ロック片30の先端の下方位置において突起31を設けている。防護キャップ29は円筒状として上方をふさいだ形状のものとし、ロック金具26の外周にちょうどはまる大きさのものとしている。そして、内周下方の対向位置2箇所にロック金具26のロック片30内にはまるピン32を設けている。
図1に示したものは次のように組み立てる。まず、ロックボルト23にナット24をねじ込みナット24を所定高さに位置させて座金25をはめた後、蓋受枠21の穴22にロックボルト23を通した状態にして蓋受枠21を配置する。つぎに、ロックボルト23にロック金具26及びスプリング座金27をはめた後にナット28をねじ込んで締め付けると、蓋受枠21の取り付けが完了する。最後に、防護キャップ29をかぶせて回すと、防護キャップ29のピン32がロック金具26の突起31を乗り越えロック片30内にはまって図2に示す状態になる。防護キャップ29を逆方向に回そうとしてもピン32が突起31に引っ掛り、防護キャップ29は簡単には外れない。そして、蓋受枠21と側壁20との間に高流動性無収縮モルタル33を流し込んで固化させると作業が完了し、図2に示す状態になる。
図1・2に示したものでは防護キャップ29がやや大きなものとなる。大きな防護キャップ29を使用しにくい狭い箇所では、実施例1のようにするとよい。実施例1を図3及び図4に基づいて説明する。蓋受枠21に通したロックボルト23の上方からスプリング座金27をはめてナット28をねじ込む。そして、ロックボルト23の外周にねじ込む雌ねじを内周に切った円筒状のロック金具26をロックボルト23にねじ込む。ロック金具26の外周には上端からL字形の溝34を設けている。防護キャップ29をかぶせピン32を溝34にはめて押し込み、防護キャップ29を回すと防護キャップ29が外れなくなり取付けが完了する。蓋受枠21と側壁20との間に高流動性無収縮モルタル33を流し込み固化させると、図4に示す状態になる。
本発明を実施するための最良の形態を示す一部切欠き分解斜視図である。 図1に示したものを組み立てた状態を示す断面図である。 実施例1を示す一部切欠き斜視図である。 図3に示したものを組み立てた状態を示す断面図である。 従来例を示す平面図である。 従来例を示す分解斜視図である。 図6に示したものを組み立てた状態を示す断面図である。
符号の説明
20 側壁
21 蓋受枠
22 穴
23 ロックボルト
26 ロック金具
29 防護キャップ
30 ロック片
31 突起
32 ピン
34 34

Claims (3)

  1. 下方に配置した側壁(20)から蓋受枠(21)の穴(22)を貫通して上方へ伸びるロックボルト(23)を通す穴を中央にあけて逆L字形のロック片(30)を上面に設け、ロックボルト(23)の外周であって蓋受枠(21)上に配置して使用するようにしたロック金具(26)と、ロックボルト(23)の上方から蓋受枠(21)上に配置したロック金具(26)へとかぶせることのできる円筒状として上方をふさいだ形状とし、ロック金具(26)へとかぶせて回したときにロック金具(26)のロック片(30)にはまる位置にピン(32)を設けた保護キャップ(29)とを備えた、マンホールの蓋受枠固定用ロックボルト保護キャップ装置。
  2. ロック片(30)の先端付近の下方位置においてロック金具(26)の上面に突起(31)を設けたことを特徴とする、請求項1記載のマンホールの蓋受枠固定用ロックボルト保護キャップ装置。
  3. 下方に配置した側壁(20)から蓋受枠(21)の穴(22)を貫通して上方へ伸びるロックボルト(23)に上方からねじ込むことのできる雌ねじを内周に切った円筒状のものとしてL字形の溝(34)を外周の上端から設けたロック金具(26)と、ロックボルト(23)の上方からロック金具(26)へとかぶせることのできる円筒状として上方をふさいだ形状とし、ロック金具(26)へとかぶせていくときロック金具(26)の溝(34)にはまる位置にピン(32)を設けた保護キャップ(29)とを備えた、マンホールの蓋受枠固定用ロックボルト保護キャップ装置。
JP2004201186A 2004-06-11 2004-06-11 マンホールの蓋受枠固定用ロックボルト保護キャップ装置 Expired - Fee Related JP4395865B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004201186A JP4395865B2 (ja) 2004-06-11 2004-06-11 マンホールの蓋受枠固定用ロックボルト保護キャップ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004201186A JP4395865B2 (ja) 2004-06-11 2004-06-11 マンホールの蓋受枠固定用ロックボルト保護キャップ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005351062A true JP2005351062A (ja) 2005-12-22
JP4395865B2 JP4395865B2 (ja) 2010-01-13

Family

ID=35585755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004201186A Expired - Fee Related JP4395865B2 (ja) 2004-06-11 2004-06-11 マンホールの蓋受枠固定用ロックボルト保護キャップ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4395865B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014114643A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Chubu Corporation グレーチングの固定構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014114643A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Chubu Corporation グレーチングの固定構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP4395865B2 (ja) 2010-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4395865B2 (ja) マンホールの蓋受枠固定用ロックボルト保護キャップ装置
KR200483796Y1 (ko) 자전거에 체결이 용이한 자전거용 벨 거치대
KR101890918B1 (ko) 보호캡과 조임구를 이용한 철근 체결장치
KR100943226B1 (ko) 맨홀뚜껑용 잠금장치
JP2007016510A (ja) マンホール用仮蓋
KR101336915B1 (ko) 볼트, 너트 도난방지용 캡
JP4815520B2 (ja) 定着金物及びそれを用いた法面安定化構造並びに法面安定化工法
JP2010077787A (ja) 盗水防止用給水栓上部
JP2010222832A (ja) 道路用標示体および押圧装置
KR20080059116A (ko) 도난방지용 맨홀뚜껑 및 맨홀뚜껑 개폐렌치
JP2009007757A (ja) 地下構造物用筐体
KR101016178B1 (ko) 잠금장치가 구비된 맨홀
KR20150133951A (ko) 잠금장치가 구비된 맨홀뚜껑
KR101525969B1 (ko) 도로용 맨홀
JP3207270U (ja) 溝蓋
JP3120846U (ja) マンホ―ル用中間スラブ
JP7534140B2 (ja) 閉蓋固定構造
JP5944776B2 (ja) 側溝ブロック又は擁壁ブロックのフェンス支柱の取付構造
JP2013217064A (ja) グレーチング
JP2013100699A (ja) 埋設用脚の保護キャップ、及び、埋設用脚と保護キャップとの組合せ
JPH11351231A (ja) 締結具および締結部保護装置
KR200347939Y1 (ko) 가드레일 지주봉용 캡
JP2018028237A (ja) 溝蓋
JP6041828B2 (ja) 型枠保持具
JP2004011244A (ja) 地下構造物の蓋の固定構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090929

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091009

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151030

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees