JP2005349911A - 負圧ブースタ - Google Patents
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Abstract
【課題】ブースタシェルにその内面側から係合する係合部を有する締結軸部材が、ブースタシェルと、該ブースタシェルの外面に当接する支持部材とに挿通され、支持部材からの締結軸部材の突出部にブースタシェルとの間に支持部材を挟むナットが螺合される負圧ブースタにおいて、締結軸部材のブースタシェルへの取付剛性を高め、ナットの螺合時に締結軸部材が回ってしまうことがないようにする。
【解決手段】ブースタシェル5の外面に、締結軸部材8,9との軸線まわりの相対回転を不能として該締結軸部材8,9を挿通せしめる金属製のストッパプレート35,44が、締結軸部材8,9の軸線まわりに回転することを不能として嵌合される。
【選択図】 図1
【解決手段】ブースタシェル5の外面に、締結軸部材8,9との軸線まわりの相対回転を不能として該締結軸部材8,9を挿通せしめる金属製のストッパプレート35,44が、締結軸部材8,9の軸線まわりに回転することを不能として嵌合される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、負圧ブースタに関し、特に、ブースタシェルにその内面側から係合する係合部を有する締結軸部材が、ブースタシェルと、該ブースタシェルの外面に当接する支持部材とに挿通され、支持部材からの前記締結軸部材の突出部に前記ブースタシェルとの間に支持部材を挟むナットが螺合される負圧ブースタの改良に関する。
ブースタシェルを構成する一対のシェル半体を貫通するタイロッドに段付フランジが一体に設けられ、両シェル半体の一方の内面に溶接された支筒内にシェル半体内面との間に環状のシール部材を介在せしめるようにして前記段付フランジが嵌入され、支筒の内面に前記シール部材とは反対側から段付フランジに係合する止め輪が装着されるようにした負圧ブースタが特許文献1で知られており、またブースタシェルをマスタシリンダの後部フランジや車体支持壁に取付けるための連結ボルトの拡径頭部にかしめ加工を施してブースタシェルに前記拡径頭部を固定するようにした負圧ブースタが特許文献2で知られている。
実開昭57−55662号公報
特開平7−4415号公報
ところが上記従来のものでは、タイロッドや連結ボルトである締結軸部材のブースタシェルへの取付剛性が充分であるとはいえず、車体支持壁やマスタシリンダの後部フランジに取付けるべく締結軸部材にナットを螺合する際に、締結軸部材が回ってしまう可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、締結軸部材のブースタシェルへの取付剛性を高め、ナットの螺合時に締結軸部材が回ってしまうことがないようにした負圧ブースタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ブースタシェルにその内面側から係合する係合部を有する締結軸部材が、ブースタシェルと、該ブースタシェルの外面に当接する支持部材とに挿通され、支持部材からの前記締結軸部材の突出部に前記ブースタシェルとの間に支持部材を挟むナットが螺合される負圧ブースタにおいて、前記ブースタシェルの外面には、前記締結軸部材との軸線まわりの相対回転を不能として該締結軸部材を挿通せしめる金属製のストッパプレートが、前記締結軸部材の軸線まわりに回転することを不能として嵌合されることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記締結軸部材の外周および前記ストッパプレートの内周の一方に周方向に間隔をあけた複数条の溝が設けられ、前記締結軸部材の外周および前記ストッパプレートの内周の他方を前記各溝に食い込ませるようにして前記締結軸部材が前記ストッパプレートを貫通することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、非円形形状を有する前記ストッパプレートが、該ストッパプレートの形状に対応した形状を有して前記ブースタシェルの外面に設けられる凹部に嵌合されることを特徴とする。
さらに請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記ブースタシェルが合成樹脂から成ることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、締結軸部材が有する係合部および金属製のストッパプレートでブースタシェルを挟むようにして締結軸部材がブースタシェルに取付けられることになり、しかも締結軸部材との軸線まわりの相対回転を不能として該締結軸部材を挿通せしめたストッパプレートが締結軸部材の軸線まわりに回転することを不能としてブースタシェルの外面に嵌合されるので、締結軸部材のブースタシェルへの取付剛性を高めることができ、ナットを締結軸部材に螺合する際に締結軸部材が回ってしまうこともない。
また請求項2記載の発明によれば、ストッパプレートを締結軸部材に対して相対回転不能とする構造を、専用部品を不要として簡単に構成することができる。
請求項3記載の発明によれば、ストッパプレートを締結軸部材の軸線まわりに回転不能としてブースタシェルの外面に嵌合する構造を、専用部品を不要として簡単に構成することができる。
さらに請求項4記載の発明によれば、ブースタシェルの軽量化を達成しつつ締結軸部材のブースタシェルへの取付剛性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の一実施例を示すものであり、図1は負圧ブースタの縦断面図であって図2の1−1線に沿う断面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図1の3矢示部拡大図、図4は図3の4−4線拡大断面図である。
先ず図1において、この負圧ブースタBのブースタシェル5は、合成樹脂から成る前部および後部シェル半体6,7の対向端が相互に結合されて成るものである。後部シェル半体7は、第1の締結軸部材である一対のタイロッド8…ならびに第2の締結軸部材である一対の取付けボルト9…と、タイロッド8…および取付けボルト9…に螺合されるナット37…とによって第1の支持部材である自動車の車体支持壁10に取付けられる。またブレーキマスタシリンダMのシリンダボディ11は、第2の支持部材としての後部フランジ11aをその後端に一体に備えるものであり、前部シェル半体6は、一対の前記タイロッド8…と、それらのタイロッド8…に螺合されるナット46…とによって前記後部フランジ11aに取付けられる。
ブースタシェル5の内部は、該ブースタシェル5に前後往復動可能に収容されるブースタピストン12と、該ブースタピストン12の後面に重ねて結着されるとともに前部および後部シェル半体6,7の対向端間に外周部が挟持されるダイヤフラム13とによって、前方の負圧室14および後方の作動室15に区画され、負圧室14は負圧導入管16を介して負圧源Vたとえばエンジンの吸気マニホールドに接続される。
前記両タイロッド8…は、前記ブースタピストン12および前記ダイヤフラム13を貫通するものであり、ダイヤフラム13には、ブースタピストン12の作動を許容しつつ負圧室14および作動室15間の気密を保持するようにして前記両タイロッド8…の外周に弾発的に摺接する一対の環状リップ13a…が一体に形成される。
ブースタピストン12は鋼板により形成されており、該ブースタピストン12およびダイヤフラム13の中心部に合成樹脂から成る弁筒18が結合される。この弁筒18は、後部シェル半体7の中心部に一体に設けられて後方に延びる支持筒部7aに、シールリップ付き軸受部材19を介して摺動自在に支承される。
前記弁筒18内には、弁ピストン20と、該弁ピストン20に連結される入力杆21と、該入力杆21の前後動に応じて作動室15を負圧室14と大気とに連通切換えする制御弁22とが配設され、入力杆21の後端はブレーキペダルPに連結される。
弁筒18の前端中央部にはカップ体23が摺動自在に嵌合され、該カップ体23には前方に延びる出力杆24が一体に設けられ、出力杆24の前端はブレーキマスタシリンダMのピストン26に同軸に連接される。しかも前記弁ピストン20の前端は、前記カップ体23を含む反力機構25を介して前記出力杆24に同軸に連結されており、出力杆24の出力の一部は反力機構25を介して入力杆21にフィードバックされる。
前記カップ体23および弁筒18の前面にはリテーナ27が当接され、前部シェル半体6の内面中央部に当接されるリテーナ28および前記リテーナ27間に、ブースタピストン12および弁筒18を後退方向に付勢するブースタ戻しばね29が縮設される。
而して負圧ブースタBの休止状態では、制御弁22は負圧室14を作動室15に連通させる状態にあり、負圧室14および作動室15は同圧となっており、ブースタピストン12および弁筒18はブースタ戻しばね29のばね力によって後退位置に保持される。
自動車を制動すべくブレーキペダルPを踏み込んで入力杆21を弁ピストン20とともに前進させると、制御弁22は作動室15および負圧室14間を遮断するとともに作動室15に大気圧を導入する状態となり、作動室15および負圧室14間の圧力差による前方推力を得ることによって、ブースタ戻しばね29のばね力に抗してブースタピストン12が出力杆24とともに前進し、出力杆24によってブレーキマスタシリンダMのピストン26が前進駆動される。
ところで、ブースタシェル5の後部シェル半体7は、一対のタイロッド8…、一対の取付けボルト9…およびナット37…によって自動車の車体支持壁10に取付けられ、ブースタシェル5の前部シェル半体6は、ブレーキマスタシリンダMにおけるシリンダボディ11の後端に一体に設けられる後部フランジ11aに前記一対のタイロッド8…およびナット46…によって取付けられるものであり、以下、図2〜図4を併せて参照しながらブースタシェル5の前記車体支持壁10および前記後部フランジ11aへの取付構造について説明する。
図2において、一対のタイロッド8,8の軸線は入力杆21の一直径線の延長上に配置される。一方、一対の取付けボルト9,9の軸線は、前記両タイロッド8,8の軸線を結ぶ直線と交差して入力杆21の軸線を通る直線上に配置されており、入力杆21の軸線から前記両タイロッド8,8および両取付けボルト9,9の軸線までの距離は等しく設定される。
図3において、ブースタシェル5の後部シェル半体7には、タイロッド8…および取付けボルト9…を挿通せしめる挿通孔30…を中心部に有するとともに作動室15側に臨む環状の係止面31…を先端部で形成する取付けボス32…が、作動室15側に突出するようにして一体に突設され、後部シェル半体7の外面には、前記挿通孔30…の外端開口部を臨ませる凹部33…が設けられる。
一方、タイロッド8には、前記係止面31にブースタシェル5の内面側すなわち作動室15側から係合するようにして半径方向外方に張り出した鍔状の係合部8aが一体に設けられ、係合部8aを係止面31に係合せしめて前記挿通孔30に挿通されるタイロッド8および取付けボス32間にOリング34が介装される。
図4を併せて参照して、後部シェル半体7の外面に設けられる前記凹部33には、タイロッド8との軸線まわりの相対回転を不能としてタイロッド8を挿通せしめる金属製のストッパプレート35が、タイロッド8の軸線まわりに回転することを不能として嵌合される。
すなわちストッパプレート35は、その非円形形状に形成されるものであり、前記凹部33はストッパプレート35の形状に対応した形状を有するようにしてして後部シェル半体7の外面に設けられる。
またタイロッド8の外周およびストッパプレート35の内周の一方、この実施例ではタイロッド8の前記ストッパプレート35に対応する部分の外周に、周方向に間隔をあけた複数条の溝36,36…が設けられ、ストッパプレート35の内周を前記各溝36,36…に食い込ませるようにしてタイロッド8がストッパプレート35を貫通する。
ストッパプレート35を貫通したタイロッド8の後部は、後部シェル半体7の外面に当接する車体支持壁10をさらに貫通する。しかもタイロッド8の後部には、一部が車体支持壁10から後方に突出するようにしてねじ軸部8bが設けられており、タイロッド8のねじ軸部8bのうち車体支持壁10からの突出部に後部シェル半体7との間に車体支持壁10を挟むナット37が螺合される。
図1に注目して、取付けボルト9の内端には、前記係止面31にブースタシェル5の内面側すなわち作動室15側から係合するようにして半径方向外方に張り出した鍔状の係合部9aが一体に設けられ、係合部9aを係止面31に係合せしめて前記挿通孔30に挿通される取付けボルト9および取付けボス32間にはOリング34が介装される。
また取付けボルト9は、前記タイロッド8およびストッパプレート35を相対回転不能とした構造と同様の構造で、凹部33に回転不能に嵌合した金属製のストッパプレート35を貫通するものであり、ストッパプレート35および車体支持壁10を貫通した取付けボルト9の車体支持壁10からの突出部に、後部シェル半体7との間に車体支持壁10を挟むナット37が螺合される。
再び図3において、ブースタシェル5の前部シェル半体6には、タイロッド8…の前部を挿通せしめる挿通孔38…を中心部に有するとともに負圧室14側に臨む環状の係止面39…を先端部で形成する取付けボス40…が負圧室14側に突出するようにして一体に突設され、前部シェル半体6の外面には、前記挿通孔38…の外端開口部を臨ませる凹部41…が設けられる。
一方、タイロッド8には、半径方向外方に張り出した鍔状の係合部8cが一体に設けられており、前記係止面39にブースタシェル5の内面側すなわち負圧室14側からワッシャ42を介して係合部8cを係合するようにして、タイロッド8が、取付けボス40との間にOリング43を介在させて挿通孔38に気密に挿通される。
前部シェル半体6の外面に設けられる前記凹部41には、タイロッド8を挿通せしめる金属製のストッパプレート44が嵌合されるものであり、ストッパプレート44の外形形状を非円形とし、凹部41をストッパプレート44の形状に対応した形状を有するように形成することにより、金属製のストッパプレート44が、タイロッド8の軸線まわりに回転することを不能として凹部41に嵌合されることになる。
またタイロッド8の外周およびストッパプレート44の内周の一方、この実施例ではタイロッド8の前記ストッパプレート44に対応する部分の外周に、周方向に間隔をあけた複数条の溝45,45…が設けられ、ストッパプレート44の内周を前記各溝45,45…に食い込ませるようにしてタイロッド8がストッパプレート44を貫通する。すなわちタイロッド8は、ストッパプレート44を相対回転不能として貫通することになり、前部にねじ軸部8dを有してストッパプレート44および後部フランジ11aを貫通したタイロッド8の後部フランジ11aからの突出部に、前部シェル半体6との間に後部フランジ11aを挟むナット46が螺合される。
次にこの実施例の作用について説明すると、ブースタシェル5における後部シェル半体7および前部シェル半体6にその内面側から係合する係合部8a,8cを有するタイロッド8…が、後部シェル半体7および前部シェル半体6と、後部シェル半体7および前部シェル半体6の外面に当接する車体支持壁10および後部フランジ11aとに挿通され、後部シェル半体7および前部シェル半体6との間に車体支持壁10および後部フランジ11aを挟むナット37…,46…が車体支持壁10および後部フランジ11aからのタイロッド8…の突出部に螺合され、後部シェル半体7にその内面側から係合する係合部9aを有する取付けボルト9…が、後部シェル半体7と、後部シェル半体7の外面に当接する車体支持壁10とに挿通され、後部シェル半体7との間に車体支持壁10を挟むナット37…が車体支持壁10からの取付けボルト9の突出部に螺合されるのであるが、タイロッド8…が有する係合部8a,8cおよび金属製のストッパプレート35…,44…でブースタシェル5の後部および前部シェル半体7,6を挟み、取付けボルト9…が有する係合部9aおよび金属製のストッパプレート35…でブースタシェル5の後部シェル半体7を挟むようにして、タイロッド8…および取付けボルト9…がブースタシェル5に取付けられ、しかもタイロッド8…および取付けボルト9…との軸線まわりの相対回転を不能としてタイロッド8…および取付けボルト9…を挿通せしめたストッパプレート35…,44…がタイロッド8…および取付けボルト9…の軸線まわりに回転することを不能としてブースタシェル5の外面に嵌合される。
したがってタイロッド8…および取付けボルト9…のブースタシェル5への取付剛性を高めることができ、ナット37…,46…をタイロッド8…および取付けボルト9…に螺合する際にタイロッド8…および取付けボルト9…が回ってしまうこともない。
またタイロッド8…および取付けボルト9…の外周およびストッパプレート35…,44…の内周の一方、この実施例ではタイロッド8…および取付けボルト9…の外周に周方向に間隔をあけた複数条の溝36…,45…が設けられ、ストッパプレート35…,44…の内周を前記各溝36…,45…に食い込ませるようにしてタイロッド8…および取付けボルト9…がストッパプレート35…,44…を貫通するので、ストッパプレート35…,44…をタイロッド8…および取付けボルト9…に対して相対回転不能とする構造を、専用部品を不要として簡単に構成することができる。
また非円形形状を有するストッパプレート35…,44…が、該ストッパプレート35…,44…の形状に対応した形状を有してブースタシェル5の外面に設けられる凹部33…,41…に嵌合されるので、ストッパプレート35…,44…をタイロッド8…および取付けボルト9…の軸線まわりに回転不能としてブースタシェル5の外面に嵌合する構造を、専用部品を不要として簡単に構成することができる。
さらにブースタシェル5が合成樹脂から成るものであるので、ブースタシェル5の軽量化を達成しつつ、タイロッド8…および取付けボルト9…のブースタシェル5への取付剛性を高めることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
5・・・ブースタシェル
8・・・締結軸部材としてのタイロッド
8a,8c,9a・・・係合部
9・・・締結軸部材としての取付けボルト
10・・・支持部材としての車体支持壁
11a・・・支持部材としての後部フランジ
33,41・・・凹部
35,44・・・ストッパプレート
36,45・・・溝
37,46・・・ナット
B・・・負圧ブースタ
8・・・締結軸部材としてのタイロッド
8a,8c,9a・・・係合部
9・・・締結軸部材としての取付けボルト
10・・・支持部材としての車体支持壁
11a・・・支持部材としての後部フランジ
33,41・・・凹部
35,44・・・ストッパプレート
36,45・・・溝
37,46・・・ナット
B・・・負圧ブースタ
Claims (4)
- ブースタシェル(5)にその内面側から係合する係合部(8a,8b;9a)を有する締結軸部材(8,9)が、ブースタシェル(5)と、該ブースタシェル(5)の外面に当接する支持部材(10,11a)とに挿通され、支持部材(10,11a)からの前記締結軸部材(8,9)の突出部に前記ブースタシェル(5)との間に支持部材(10,11a)を挟むナット(37,46)が螺合される負圧ブースタにおいて、前記ブースタシェル(5)の外面には、前記締結軸部材(8,9)との軸線まわりの相対回転を不能として該締結軸部材(8,9)を挿通せしめる金属製のストッパプレート(35,44)が、前記締結軸部材(8,9)の軸線まわりに回転することを不能として嵌合されることを特徴とする負圧ブースタ。
- 前記締結軸部材(8,9)の外周および前記ストッパプレート(35,44)の内周の一方に周方向に間隔をあけた複数条の溝(36,45)が設けられ、前記締結軸部材(8,9)の外周および前記ストッパプレート(35,44)の内周の他方を前記各溝(36,45)に食い込ませるようにして前記締結軸部材(8,9)が前記ストッパプレート(35,44)を貫通することを特徴とする請求項1記載の負圧ブースタ。
- 非円形形状を有する前記ストッパプレート(35,44)が、該ストッパプレート(35,44)の形状に対応した形状を有して前記ブースタシェル(5)の外面に設けられる凹部(33,41)に嵌合されることを特徴とする請求項1または2記載の負圧ブースタ。
- 前記ブースタシェル(5)が合成樹脂から成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の負圧ブースタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004171600A JP2005349911A (ja) | 2004-06-09 | 2004-06-09 | 負圧ブースタ |
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JP2004171600A JP2005349911A (ja) | 2004-06-09 | 2004-06-09 | 負圧ブースタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012530645A (ja) * | 2009-06-25 | 2012-12-06 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 電気的にブーストされたブレーキシステム |
-
2004
- 2004-06-09 JP JP2004171600A patent/JP2005349911A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012530645A (ja) * | 2009-06-25 | 2012-12-06 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 電気的にブーストされたブレーキシステム |
US9108610B2 (en) | 2009-06-25 | 2015-08-18 | Robert Bosch Gmbh | Electrically boosted braking system |
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