JP2005349079A - 放射線撮影装置および画像生成装置 - Google Patents

放射線撮影装置および画像生成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005349079A
JP2005349079A JP2004175391A JP2004175391A JP2005349079A JP 2005349079 A JP2005349079 A JP 2005349079A JP 2004175391 A JP2004175391 A JP 2004175391A JP 2004175391 A JP2004175391 A JP 2004175391A JP 2005349079 A JP2005349079 A JP 2005349079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
unit
subject
filter process
projection data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004175391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4602703B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Imai
靖浩 今井
Masayasu Nukui
正健 貫井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Original Assignee
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Medical Systems Global Technology Co LLC filed Critical GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority to JP2004175391A priority Critical patent/JP4602703B2/ja
Publication of JP2005349079A publication Critical patent/JP2005349079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4602703B2 publication Critical patent/JP4602703B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】画像品質を向上することが容易であり、操作性を向上することができる。
【解決手段】第1画像再構成部61が、被検体6からの放射線投影データに対して、第1フィルタ処理をし、その第1フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第1画像I(x,y)を再構成する。そして、第2画像再構成部62が、その放射線投影データに対して、第1フィルタ処理と異なる第2フィルタ処理をし、その第2フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第2画像I(x,y)を再構成する。そして、画像重み付け加算部63が、第1画像再構成部が再構成する第1画像I(x,y)と第2画像再構成部が再構成する第2画像I(x,y)とを重み付け加算し、被検体6の画像I(x,y)を生成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、放射線撮影装置および画像生成装置に関する。
放射線撮影装置として、放射線であるX線を用いて被検体の断層面の画像を生成するX線CT(Computed Tomography)装置が知られている。X線CT装置は、人体や物体などを被検体とし、医療用途や産業用途などの広範な用途で利用されている。
X線CT装置は、被検体のスライス厚方向を軸として被検体の周囲の複数のビュー方向からX線をX線管により照射する。そして、複数のビュー方向から被検体を透過するX線を、それぞれのビュー方向ごとにX線検出器で検出し、放射線投影データを生成する。そして、X線CT装置が有する画像生成装置は、その放射線投影データに基づいて、被検体の断層面の画像を再構成し生成する。そして、再構成後の被検体の画像に対しては、先鋭化処理や平滑化処理などの画像処理が実施され、撮像目的に対応するような画像品質を得ている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−358517号公報
X線CT装置においては、被検体の撮影部位や撮影する目的が多様化してきており、さらなる画像品質の向上や撮影の高速化などが要求されている。このような要求に応えるため、X線CT装置のX線検出器は、被検体の周囲を一回転走査する間に複数の断層画像を得ることができるように、複数の検出素子がアレイ状に配列されており、薄いスライス厚の画像を得るために検出素子が小さくなり高密度化している。このため、画像の空間分解能と密度分解能とを両立することが難しく、画像品質を向上することが困難になってきている。
特に、再構成後の被検体の画像に対しては、先鋭化処理や平滑化処理などの画像処理を実施する場合、オーバーシュートやアンダーシュートによって不自然なテクスチャが発生することが多く、画像品質を向上させることは困難であった。
また、画像の再構成時に、被検体の撮像部位に対応するようなフィルタ関数を用いて画像再構成を実施する場合、大きな容量の放射線投影データを保存する必要があるため、容量の大きな記録媒体が必要となって保存や管理が困難になり、被検体の撮像部位に対応するように画像品質を得ることが容易ではなかった。また、被検体の撮像部位に対応するように画像品質を得るために、フィルタ関数を用いた処理を複数回にわたって実施する場合があるため、操作効率が低下する場合があった。
したがって、本発明の目的は、画像品質を向上することが容易であり、操作性を向上することが可能な放射線撮影装置および画像生成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の放射線撮影装置は、照射部から被検体に照射され前記被検体を透過する前記放射線を検出部で検出し得られる放射線投影データに基づいて、前記被検体の画像を生成する放射線撮影装置であって、前記放射線投影データに対して、第1フィルタ処理をし、前記第1フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第1画像を生成する第1画像再構成部と、前記放射線投影データに対して、第1フィルタ処理と異なる第2フィルタ処理をし、前記第2フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第2画像を生成する第2画像再構成部と、第1画像再構成部が生成する前記第1画像と第2画像再構成部が生成する前記第2画像とを重み付け加算し、前記被検体の画像を生成する画像重み付け加算部とを有する。
上記の本発明の放射線撮影装置によれば、第1画像再構成部が、被検体からの放射線投影データに対して、第1フィルタ処理をし、その第1フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第1画像を生成する。そして、第2画像再構成部が、その放射線投影データに対して、第1フィルタ処理と異なる第2フィルタ処理をし、その第2フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第2画像を生成する。そして、画像重み付け加算部が、第1画像再構成部が生成する第1画像と第2画像再構成部が生成する第2画像とを重み付け加算し、被検体の画像を生成する。
上記目的を達成するため、本発明の画像生成装置は、被検体から得られる放射線投影データに基づいて、前記被検体の画像を生成する画像生成装置であって、前記放射線投影データに対して、第1フィルタ処理をし、前記第1フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第1画像を生成する第1画像再構成部と、前記放射線投影データに対して、第1フィルタ処理と異なる第2フィルタ処理をし、前記第2フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第2画像を生成する第2画像再構成部と、第1画像再構成部が生成する前記第1画像と第2画像再構成部が生成する前記第2画像とを重み付け加算し、前記被検体の画像を生成する画像重み付け加算部とを有する。
上記の本発明の画像生成装置によれば、第1画像再構成部が、被検体からの放射線投影データに対して、第1フィルタ処理をし、その第1フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第1画像を生成する。そして、第2画像再構成部が、その放射線投影データに対して、第1フィルタ処理と異なる第2フィルタ処理をし、その第2フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第2画像を生成する。そして、画像重み付け加算部が、第1画像再構成部が生成する第1画像と第2画像再構成部が生成する第2画像とを重み付け加算し、被検体の画像を生成する。
本発明によれば、画像品質を向上することが容易であり、操作性を向上することが可能な放射線撮影装置および画像生成装置を提供することができる。
以下より、本発明にかかる実施形態について説明する。
図1は、本発明にかかる実施形態の放射線撮影装置としてのX線CT装置1の全体構成を示すブロック図であり、図2は、本発明にかかる実施形態の放射線撮影装置としてのX線CT装置1の要部を示す構成図である。
図1に示すように、本実施形態のX線CT装置1は、走査ガントリ2と操作コンソール3と撮影テーブル4とを有する。
走査ガントリ2は、X線管20とX線管移動部21とコリメータ22とX線検出器23とデータ収集部24とX線コントローラ25とコリメータコントローラ26と回転部27と回転コントローラ28とを有する。ここで、X線管20とX線検出器23とは、ボア29を挟んで対向して配置されている。
X線管20は、X線を照射するために設けられている。X線管20は、図2に示すように、X線コントローラ25からの制御信号CTL251に基づいて、所定強度のX線を、コリメータ22を介して被検体6の撮影領域に照射する。
X線管移動部21は、図2に示すように、X線コントローラ25からの制御信号CTL252に基づいて、X線管20の放射中心を、走査ガントリ2におけるボア29内の撮影テーブル4に載置される被検体6のスライス厚方向zに移動させる。
コリメータ22は、図1および図2に示すように、X線管20とX線検出器23との間に配置されている。コリメータ22は、たとえば、図2に示すように、チャネル方向xとスライス厚方向zとにそれぞれ2枚ずつ設けられた板により構成されている。コリメータ22は、コリメータコントローラ26からの制御信号CTL261に基づいて、各方向に設けられた2枚の板を独立して移動させ、X線管20から照射されたX線をそれぞれの方向において遮ってコーン状に成形し、X線の照射範囲を調整する。
X線検出器23は、X線管20と共に回転部27によってスライス厚方向zを軸に回転され、被検体の周囲の複数のビュー方向ごとに被検体を透過するX線を検出して投影データを生成する。X線検出器23は、図2に示すように、X線検出モジュール23Aからなり、複数のX線検出モジュール23Aがチャネル方向xとスライス厚方向zとのそれぞれの方向に沿って配置され構成されている。X線検出器23は、X線検出モジュール23Aが、たとえば、チャネル方向xにJ個並ぶように配列され、また、スライス厚方向zにI個並ぶように配列されている。つまり、X線検出器23は、回転部27による回転方向に沿ったチャネル方向xと、回転部27による回転方向に対して略垂直な方向であるスライス厚方向zとに検出素子23aがアレイ状に2次元的に配列されている。
図3は、X線検出器23を構成するX線検出モジュール23Aを示す構成図である。図3に示すように、X線検出モジュール23Aは、X線を検出する検出素子23aがチャネル方向xとスライス厚方向zとにアレイ状に配列されている。2次元的に配列された複数の検出素子23aは、円筒凹面状に湾曲したX線入射面を全体として形成している。ここで、X線検出モジュール23Aは、たとえば、チャネル方向xにi個の検出素子23aが配列されており、スライス厚方向zにはj個の検出素子23aが配列されている。
検出素子23aは、たとえば、検出したX線を光に変換するシンチレータ(図示なし)と、シンチレータが変換した光を電荷に変換するフォトダイオード(図示なし)とを有し、X線検出器23は固体検出器として構成されている。なお、検出素子23aは、これに限定されるものではなく、たとえば、カドミウム・テルル(CdTe)等を利用した半導体検出素子、あるいはキセノン(Xe)ガスを利用した電離箱型の検出素子23aであって良い。
図4および図5は、X線管20とコリメータ22とX線検出器23の相互関係を示す図である。図4において、図4(a)はスライス厚方向zを視線とした状態を示す図であり、図4(b)はチャネル方向xを視線とした状態を示す図である。また、図5は、図4(b)と同様にチャネル方向xを視線とした状態において、被検体6を撮影する様子を示す図である。
図4(a)および図4(b)に示すように、X線管20から放射されたX線は、コリメータ22によってコーン状に成形され、X線検出器23に照射される。そして、被検体6を撮影する場合においては、撮影テーブル4に被検体6を載置し、その載置された被検体6がボア29に搬入される。そして、図5に示すように、被検体6のスライス厚方向zを軸として被検体6の周囲の複数のビュー方向からX線を照射し、コリメータ22を介して、それぞれのビュー方向ごとに被検体6を透過するX線をX線検出器23で検出し被検体の放射線投影データを生成する。
データ収集部24は、X線検出器23が検出した放射線によるデータを収集するために設けられている。データ収集部24は、X線検出器23のそれぞれの検出素子23aが検出したX線に基づいて被検体6の放射線投影データを収集して、操作コンソール3に出力する。図2に示すように、データ収集部24は、選択・加算切換回路(MUX,ADD)241とアナログ−デジタル変換器(ADC)242とを有する。選択・加算切換回路241は、X線検出器23の検出素子23aによる放射線投影データを、中央処理装置30からの制御信号CTL303に応じて選択し、あるいは組み合わせを変えて足し合わせ、その結果をアナログ−デジタル変換器242に出力する。アナログ−デジタル変換器242は、選択・加算切換回路241において選択あるいは任意の組み合わせで足し合わされた放射線投影データをアナログ信号からデジタル信号に変換して中央処理装置30に出力する。
X線コントローラ25は、図2に示すように、中央処理装置30からの制御信号CTL301に応じて、X線管20に制御信号CTL251を出力し、X線の照射を制御する。また、X線コントローラ25は、中央処理装置30による制御信号CTL301に応じて、X線管移動部221に対し制御信号CTL252を出力し、X線管20の放射中心をスライス厚方向zに移動するように制御する。
コリメータコントローラ26は、図2に示すように、中央処理装置30からの制御信号CTL302に応じてコリメータ22に制御信号CTL261を出力し、X線管20から放射されたX線を成形するようにコリメータ22を制御する。
回転部27は、図1に示すように、回転コントローラ28からの制御信号CTL28に応じて、所定の方向に回転する。回転部27には、X線管20とX線管移動部21とコリメータ22とX線検出器23とデータ収集部24とX線コントローラ25とコリメータコントローラ26とが搭載されており、これらは、回転部27の回転に伴ってボア29に搬入される被検体6に対する位置が変化する。回転部27を回転させることにより、被検体6のスライス厚方向zを軸として複数のビュー方向からX線が照射され、被検体6を透過したX線が検出される。
回転コントローラ28は、図2に示すように、操作コンソール3の中央処理装置30による制御信号CTL304に応じて、回転部27に制御信号CTL28を出力し、回転部27を回転するように制御する。
操作コンソール3は、図1に示すように、中央処理装置30と入力装置31と表示装置32と記憶装置33とを有する。
図6は、操作コンソール3の中央処理装置30の構成を示す構成図である。
中央処理装置30は、たとえば、コンピュータによって構成されており、図6に示すように、制御部41と、データ処理部51とを有する。
制御部41は、被検体6をスキャンする本スキャン条件に基づいて、X線管20からX線を被検体6に照射し、被検体6を透過するX線をX線検出器23にて検出するように、各部を制御して走査を行う。具体的には、制御部41は、本スキャン条件に基づいて制御信号CTL30aを各部に出力し、本スキャンを実行させる。たとえば、制御部41は、撮影テーブル4に制御信号CTL30bを出力し、撮影テーブル4を走査ガントリ2のボア29に搬入または搬出させる。また、制御部41は、回転コントローラ28に制御信号CTL304を出力して、走査ガントリ2の回転部27を回転させる。また、制御部41は、X線管20からX線の照射するように、制御信号CTL301をX線コントローラ25に出力する。そして、制御部41は、制御信号CTL302をコリメータコントローラ26に出力し、コリメータ22を制御してX線を成形する。また、制御部42は、制御信号CTL303をデータ収集部24に出力し、X線検出器23の検出素子23aが得る放射線投影データを収集するように制御する。
データ処理部51は、第1画像再構成部61と、第2画像再構成部62と、画像重み付け加算部63と、エッジ強度算出部64とを有する。
第1画像再構成部61は、データ収集部24が収集した放射線投影データに対して、第1フィルタ処理をし、その第1フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第1画像I(x,y)を再構成する。つまり、第1画像再構成部61は、フィルタ補正逆投影法により、第1画像I(x,y)を再構成する。ここでは、第1画像再構成部61は、感度補正、ビームハードニング補正などの前処理を実施後、前述の第1フィルタ処理として、高い空間周波数領域を強調する処理を実施する。第1画像再構成部61は、たとえば、ヘリカルスキャンによる複数のビュー方向からの放射線投影データに対して、高空間周波数領域を強調するフィルタ関数によって重畳積分して空間フィルタ処理した後に、逆投影法によって再構成を行い、被検体6の断層面に相当する第1画像I(x,y)を再構成する。このように、第1画像再構成部61がフィルタ処理を実施することにより、第1画像I(x,y)は、先鋭化される。
第2画像再構成部62は、データ収集部24が収集した放射線投影データに対して、前述の第1フィルタ処理と異なる第2フィルタ処理をし、その第2フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第2画像I(x,y)を再構成する。つまり、第2画像再構成部62は、フィルタ補正逆投影法により、第2画像I(x,y)を再構成する。ここでは、第2画像再構成部62は、感度補正、ビームハードニング補正などの前処理を実施後、前述の第2フィルタ処理として、第1フィルタ処理よりも低い空間周波数領域を強調する処理を実施する。第2画像再構成部62は、前述の第1画像再構成部61により再構成される放射線投影データと同一の放射線投影データに対して、低空間周波数領域を強調するフィルタ関数によって重畳積分して空間フィルタ処理した後に、逆投影法によって再構成を行い、被検体6の断層面に相当する第2画像I(x,y)を再構成する。このように、第2画像再構成部62がフィルタ処理を実施することにより、第2画像I(x,y)は、平滑化される。なお、第1画像再構成部61が再構成する第1画像I(x,y)と第2画像再構成部62が再構成する第2画像I(x,y)とは、記憶装置33に出力されて記憶される。
画像重み付け加算部63は、第1画像再構成部61が再構成する第1画像I(x,y)と、第2画像再構成部62が再構成する第2画像I(x,y)とを重み付け加算して、被検体6の画像I(x,y)を生成する。ここで、画像重み付け加算部63は、記憶装置33が記憶する第1画像I(x,y)と第2画像I(x,y)とを重み付け加算し、被検体6の画像I(x,y)を生成する。また、画像重み付け加算部63は、エッジ強度算出部64が算出するエッジ強度β(x,y)に基づいて、第1画像I(x,y)と第2画像I(x,y)とを重み付け加算する重み係数α(x,y)を算出し、その算出する重み係数α(x,y)に基づいて第1画像I(x,y)と第2画像I(x,y)と重み付け加算し、被検体6の断層面に相当する画像I(x,y)を生成する。
エッジ強度算出部64は、第1画像再構成部61が生成する第1画像I(x,y)と、第2画像再構成部62が生成する第2画像I(x,y)との少なくとも一方の画像のエッジ強度β(x,y)を算出する。ここで、エッジ強度は、画像のエッジ部分のコントラストの違いおよびエッジの傾きの変化の度合いを示している。エッジ強度算出部64は、たとえば、第1画像における対象画素(i,j)の画素値I(i,j)と、その対象画素(i,j)の近傍画素(i−1,j−1),(i,j−1),(i+1,j−1),(i−1,j),(i+1,j),(i−1,j+1),(i,j+1),(i+1,j+1)における画素値I(i−1,j−1),I(i,j−1),I(i+1,j−1),I(i−1,j),I(i+1,j),I(i−1,j+1),I(i,j+1),I(i+1,j+1)とを用いて、対象画素(i,j)に対するエッジ強度β(i,j)を算出する。
操作コンソール3の入力装置31は、たとえば、キーボードやマウスなどの入力デバイスにより構成されている。入力装置31は、たとえば、本スキャン条件などの撮影条件や、被検体6の情報などの各種情報を中央処理装置30に入力するために設けられている。
表示装置32は、中央処理装置30からの指令に基づき、画像重み付け加算部63により重み付け加算され生成された被検体6の画像やその他の各種情報を表示する。
記憶装置33は、メモリにより構成されており、第1画像再構成部61が再構成する第1画像I(x,y)と、第2画像再構成部62が再構成する第2画像I(x,y)などの各種のデータや、プログラムなどを記憶する。記憶装置33は、その記憶されたデータが必要に応じて中央処理装置30にアクセスされる。
また、撮影テーブル4は、撮影対象である被検体6を載置するテーブルで構成されている。撮影テーブル4は、操作コンソール3からの制御信号に基づいて、走査ガントリ2のボア29に被検体6を搬入または搬出する。
なお、上記の本実施形態においてX線CT装置1は、本発明の放射線撮影装置に相当する。また、本実施形態においてX線管は、本発明の照射部に相当する。また、本実施形態においてX線検出器23は、本発明の検出部に相当する。また、本実施形態において記憶装置33は、本発明の記憶部に相当する。また、本実施形態においてデータ処理部51は、本発明の画像生成装置に相当する。また、本実施形態において第1画像再構成部61は、本発明の第1画像再構成部に相当する。また、本実施形態において第2画像再構成部62は、本発明の第2画像再構成部に相当する。また、本実施形態において画像重み付け加算部63は、本発明の画像重み付け加算部に相当する。また、本実施形態においてエッジ強度算出部64は、本発明のエッジ強度算出部に相当する。
以下より、上記の本実施形態のX線CT装置1を用いて被検体6の画像を生成する画像生成方法について説明する。
図7は、本実施形態における画像生成方法を示すフロー図である。
図7に示すように、まず、はじめに、放射線投影データの収集を行う(S11)。
被検体6の放射線投影データを収集する際においては、オペレータによって、入力装置31に本スキャン条件の各設定項目を入力され、中央処理装置30に出力される。たとえば、本スキャン条件として、スライス厚、スライス数、その他、コンベンショナルスキャンとヘリカルスキャンなどの撮影方式がオペレータによって入力装置31に入力される。そして、中央処理装置30の制御部41が走査ガントリ2と撮影テーブル4へ制御信号CTL30a,CTL30bを出力する。これによって、制御部41が撮影テーブル4に制御信号CTL30bを出力し、撮影テーブル4を走査ガントリ2のボア29に搬入または搬出させる。そして、制御部41が回転コントローラ28に制御信号CTL304を出力して、走査ガントリ2の回転部27を回転させる。また、制御部41が、X線管20からX線の照射するように制御信号CTL301をX線コントローラ25に出力する。そして、制御部41が、制御信号CTL302をコリメータコントローラ26に出力し、コリメータ22を制御してX線を成形する。また、制御部41が、制御信号CTL303をデータ収集部24に出力し、X線検出器23の検出素子23aが得る放射線投影データを収集するように制御する。
つぎに、収集した放射線投影データに基づいて、被検体6の第1画像I(x,y)と第2画像I(x,y)とを再構成する(S21)。
被検体6の第1画像I(x,y)を再構成する際においては、データ収集部24が収集した放射線投影データに対して、第1画像再構成部61が第1フィルタ処理をし、その第1フィルタ処理された放射線投影データに基づいて、第1画像I(x,y)を再構成する。第1画像再構成部61は、たとえば、ヘリカルスキャンによる複数のビュー方向からの放射線投影データを、高空間周波数領域を強調するフィルタ関数によって空間フィルタ処理した後に、逆投影法によって再構成を行い、被検体6の断層面に相当する第1画像I(x,y)を再構成する。これにより、第1画像再構成部61は、先鋭化された第1画像I(x,y)を再構成する。
そして、被検体6の第2画像I(x,y)を再構成する際においては、データ収集部24が収集した放射線投影データに対して、第2画像再構成部62が、前述の第1フィルタ処理と異なる第2フィルタ処理をし、その第2フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第2画像I(x,y)を再構成する。第2画像再構成部62は、前述の第1画像再構成部61により再構成される放射線投影データと同一の放射線投影データを、低空間周波数領域を強調するフィルタ関数によって空間フィルタ処理した後に、逆投影法によって再構成を行い、被検体6の断層面に相当する第2画像I(x,y)を再構成する。これにより、第2画像再構成部62は、平滑化された第2画像I(x,y)を再構成する。
そして、第1画像再構成部61が再構成する第1画像I(x,y)と第2画像再構成部62が再構成する第2画像I(x,y)とを、記憶装置33に出力し記憶させる。
つぎに、第1画像I(x,y)のエッジ強度β(x,y)を各画素毎に算出する(S31)。なお、前述のように、第2画像I(x,y)のエッジ強度β(x,y)を各画素毎に算出してもよい。
図8は、第1画像I(x,y)の画素の一部を示す図である。図8においては、3×3の画素マトリクスを示しており、第1画像I(x,y)における四角形の対象画素(i,j)の周囲の近傍に、8つの近傍画素(i−1,j−1),(i,j−1),(i+1,j−1),(i−1,j),(i+1,j),(i−1,j+1),(i,j+1),(i+1,j+1)があることを示している。
第1画像I(x,y)のエッジ強度β(x,y)を各画素毎に算出する際においては、エッジ強度算出部64が、たとえば、第1画像I(x,y)における対象画素(i,j)の画素値I(i,j)と、その対象画素(i,j)の近傍画素(i−1,j−1),(i,j−1),(i+1,j−1),(i−1,j),(i+1,j),(i−1,j+1),(i,j+1),(i+1,j+1)における画素値I(i−1,j−1),I(i,j−1),I(i+1,j−1),I(i−1,j),I(i+1,j),I(i−1,j+1),I(i,j+1),I(i+1,j+1)とを用いて、対象画素(i,j)に対するエッジ強度β(i,j)を算出する。なお、本実施形態においては、画素値としてCT値を用い、エッジ強度βを算出する。
エッジ強度算出部64は、まず、はじめに、数式(1)に示すようにして、対象画素(i,j)を挟む周囲の近傍画素において行方向xの行の画素値における差の絶対値Exを算出し、さらに、数式(2)に示すようにして、対象画素(i,j)を挟む周囲の近傍画素において列方向yの列の画素値における差の絶対値Eyを算出する。そして、対象画素(i,j)を挟む周囲の近傍画素において行方向xの行の画素値における差の絶対値Exと、列方向yの列の画素値における差の絶対値Eyとのうち、大きな値の方を第1エッジ強度成分E1として抽出する。
Ex=|(I(i−1,j−1)+I(i,j−1),I(i+1,j−1))/3−(I(i−1,j+1)+I(i,j+1)+I(i+1,j+1))/3| ・・・(1)
Ey=|(I(i−1,j−1)+I(i−1,j),I(i−1,j+1))/3−(I(i+1,j−1)+I(i+1,j)+I(i+1,j+1))/3| ・・・(2)
そして、エッジ強度算出部64は、数式(3)に示すようにして、対象画素(i,j)の画素値I(i,j)の2倍の値から、その対象画素(i,j)を行方向xで挟む近傍画素(i−1,j),(i+1,j)の画素値I(i−1,j),I(i+1,j)を差し引いた値の絶対値F1を算出する。同様にして、エッジ強度算出部64は、数式(4)に示すようにして、対象画素(i,j)の画素値I(i,j)の2倍の値から、その対象画素(i,j)を列方向xで挟む近傍画素(i,j−1),(i,j+1)の画素値I(i,j−1),I(i,j−1)を差し引いた値の絶対値F2を算出する。また、同様にして、エッジ強度算出部64は、数式(5)と数式(6)とに示すように、対象画素(i,j)の画素値I(i,j)の2倍の値から、その対象画素(i,j)を一方の斜め方向で挟む近傍画素(i−1,j−1),(i+1,j+1)の画素値I(i−1,j−1),I(i+1,j+1)を差し引いた値の絶対値F3を算出し、その対象画素(i,j)を一方の斜め方向で挟む近傍画素(i−1,j−1),(i+1,j+1)の画素値I(i−1,j−1),I(i+1,j+1)を差し引いた値の絶対値F4を算出する。以上のように、エッジ強度算出部64は、第1画像I(x,y)において、対象画素(i,j)の画素値I(i,j)の2倍の値から、その対象画素を中心にして所定方向に伸びる領域にある近傍画素(i−1,j−1),(i,j−1),(i+1,j−1),(i−1,j),(i+1,j),(i−1,j+1),(i,j+1),(i+1,j+1)における画素値I(i−1,j−1),I(i,j−1),I(i+1,j−1),I(i−1,j),I(i+1,j),I(i−1,j+1),I(i,j+1),I(i+1,j+1)の画素値を差し引いた絶対値F1,F2,F3,F4を算出する。そして、第1画像I(x,y)において、対象画素(i,j)の画素値I(i,j)の2倍の値から、その対象画素を中心にして所定方向に伸びる領域にある近傍画素(i−1,j−1),(i,j−1),(i+1,j−1),(i−1,j),(i+1,j),(i−1,j+1),(i,j+1),(i+1,j+1)における画素値I(i−1,j−1),I(i,j−1),I(i+1,j−1),I(i−1,j),I(i+1,j),I(i−1,j+1),I(i,j+1),I(i+1,j+1)の画素値を差し引いて算出された絶対値F1,F2,F3,F4から、最大値を第2エッジ強度成分E2として抽出する。
F1=|(2・I(i,j)−I(i−1,j)−I(i+1,j)| …(3)
F2=|(2・I(i,j)−I(i,j−1)−I(i,j+1)| …(4)
F3=|(2・I(i,j)−I(i−1,j−1)−I(i+1,j+1)| …(5)
F4=|(2・I(i,j)−I(i−1,j+1)−I(i+1,j−1)| …(6)
そして、エッジ強度算出部64は、数式(7)に示すようにして、第1エッジ強度成分E1と第2エッジ強度成分E2とを乗算した値の平方根を、エッジ強度β(i,j)として算出する。
β(i,j)=√(E1×E2) …(7)
エッジ強度算出部64は、上記のようにして、各画素に対応するエッジ強度β(x,y)を算出する。
つぎに、第1画像I(x,y)と第2画像I(x,y)とを重み付け加算し、被検体6の画像I(x,y)を生成する(S41)。
第1画像I(x,y)と第2画像I(x,y)とを重み付け加算する際においては、エッジ強度算出部64が算出するエッジ強度β(x,y)に基づいて、画像重み付け加算部63が、第1画像I(x,y)と第2画像I(x,y)とを重み付け加算する重み係数α(x,y)を算出する。本実施形態においては、重み係数α(x,y)は、被検体6の画像i(x,y)において第1画像I(x,y)を用いる割合を示しており、0から1の範囲で設定される。なお、第1フィルタ処理が高周波領域強調を行うため、第1画像はエッジを含む傾向にある。このため第1画像でエッジ検出するのが良い。
図9は、エッジ強度β(x,y)と、重み係数α(x,y)との関係を示す図である。
図9に示すように、エッジ強度β(x,y)が大きくなる場合、第1画像I(x,y)を用いる割合が大きくなるように重み係数α(x,y)を画像重み付け加算部63が設定する。たとえば、画像重み付け加算部63は、エッジ強度β(x,y)が10未満では重み係数α(x,y)を0とし、エッジ強度β(x,y)が10以上,300以下の範囲では重み係数α(x,y)が指数関数的に大きくなるように設定し、エッジ強度β(x,y)が300を超える場合では重み係数α(x,y)を1にするように設定する。
そして、数式(8)に示すようにして、画像重み付け加算部63が、その算出する重み係数α(x,y)に基づいて第1画像I(x,y)と第2画像I(x,y)と重み付け加算し、被検体6の断層面に相当する画像I(x,y)を生成する。
I(x,y)=α(x,y)・I(x,y)+(1−α(x,y))・I(x,y) …(8)
そして、画像重み付け加算部63によって重み付け加算され生成された被検体6の画像I(x,y)は、表示装置32に出力されて表示される。
以上のように、本実施形態によれば、第1画像再構成部61が、被検体6からの放射線投影データに対して、第1フィルタ処理をし、その第1フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第1画像I(x,y)を再構成する。そして、第2画像再構成部62が、その放射線投影データに対して、第1フィルタ処理と異なる第2フィルタ処理をし、その第2フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第2画像I(x,y)を再構成する。そして、画像重み付け加算部63が、第1画像再構成部が再構成する第1画像I(x,y)と第2画像再構成部が再構成する第2画像I(x,y)とを重み付け加算し、被検体6の画像I(x,y)を生成する。
ここで、第1画像再構成部61は、第1フィルタ処理として高い空間周波数領域を強調する処理を実施し、第2画像再構成部62は、第2フィルタ処理として第1フィルタ処理よりも低い空間周波数領域を強調する処理を実施する。
また、本実施形態によれば、第1画像再構成部61が生成する第1画像I(x,y)と第2画像再構成部62が生成する第2画像I(x,y)と記憶装置33が記憶する。そして、画像重み付け加算部63は、その記憶装置33が記憶する第1画像I(x,y)と第2画像I(x,y)とを重み付け加算し、被検体6の画像I(x,y)を生成する。
そして、本実施形態によれば、第1画像再構成部61が再構成する第1画像I(x,y)と第2画像再構成部62が再構成する第2画像I(x,y)との少なくとも一方の画像のエッジ強度β(x,y)をエッジ強度算出部64が算出する。そして、画像重み付け加算部63は、エッジ強度算出部64が算出するエッジ強度β(x,y)に基づいて第1画像I(x,y)と第2画像I(x,y)とを重み付け加算する重み係数α(x,y)を算出し、その算出する重み係数α(x,y)に基づいて第1画像I(x,y)と第2画像I(x,y)と重み付け加算する。
このため、本実施形態は、画像の空間分解能と密度分解能とを両立することが容易にでき、画像品質を向上することができる。また、再構成時に特性の異なるフィルタ関数によって第1画像I(x,y)と第2画像I(x,y)とをそれぞれ再構成し、それらを重み付け加算するために、大きな容量の放射線投影データを保存する必要がないため、容量の大きな記録媒体が不要となって保存や管理が容易になり、操作効率を向上することができる。以上のように、本実施形態は、画像品質を向上することが容易であり、操作性を向上することができる。
なお、本発明の実施に際しては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形形態を採用することができる。
たとえば、上記の実施形態においては、放射線としてX線を用いて被検体の放射線投影データを取得し、被検体の画像を生成する例について説明しているが、放射線はX線に限るものではなく、たとえば、ガンマ線等の放射線であっても良い。
たとえば、上記の実施形態においては、画像重み付け加算部は、エッジ強度算出部が算出するエッジ強度に基づいて第1画像と第2画像とを重み付け加算する重み係数を算出し、その算出する重み係数に基づいて第1画像と前記第2画像と重み付け加算しているが、これに限定されず、オペレータによる重み係数を入力する重み係数入力部を有し、そのオペレータによって設定された重み係数に基づいて、画像重み付け加算部が第1画像と第2画像とを重み付け加算するように構成してもよい。
図1は、本発明にかかる実施形態におけるX線CT装置の全体構成を示すブロック図である。 図2は、本発明にかかる実施形態におけるX線CT装置の要部を示す構成図である。 図3は、本発明にかかる実施形態におけるX線検出器を構成するX線検出モジュールを示す構成図である。 図4は、本発明にかかる実施形態におけるX線管とコリメータとX線検出器の相互関係を示す図である。 図5は、本発明にかかる実施形態におけるX線管とコリメータとX線検出器の相互関係を示す図である。 図6は、本発明にかかる実施形態における操作コンソールの中央処理装置の構成を示す構成図である。 図7は、本発明にかかる実施形態における画像生成方法を示すフロー図である。 図8は、本発明にかかる実施形態において、第1画像の画素の一部を示す図である。 図9は、本発明にかかる実施形態において、エッジ強度と重み係数との関係を示す図である。
符号の説明
1…X線CT装置(放射線撮影装置)、
2…走査ガントリ、
3…操作コンソール、
4…撮影テーブル、
6…被検体、
20…X線管(照射部)、
21…X線管移動部、
22…コリメータ、
23…X線検出器(検出部)、
23A…X線検出モジュール、
23a…検出素子、
24…データ収集部、
241…選択・加算切換回路、
242…アナログ−デジタル変換器、
25…X線コントローラ、
26…コリメータコントローラ、
27…回転部、
28…回転コントローラ、
29…ボア、
30…中央処理装置、
31…入力装置、
32…表示装置、
33…記憶装置(記憶部)、
41…制御部、
51…データ処理部(画像生成装置)、
61…第1画像再構成部(第1画像再構成部)、
62…第2画像再構成部(第2画像再構成部)、
63…画像重み付け加算部(画像重み付け加算部)、
64…エッジ強度算出部(エッジ強度算出部)

Claims (8)

  1. 照射部から被検体に照射され前記被検体を透過する前記放射線を検出部で検出し得られる放射線投影データに基づいて、前記被検体の画像を生成する放射線撮影装置であって、
    前記放射線投影データに対して、第1フィルタ処理をし、前記第1フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第1画像を再構成する第1画像再構成部と、
    前記放射線投影データに対して、第1フィルタ処理と異なる第2フィルタ処理をし、前記第2フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第2画像を再構成する第2画像再構成部と、
    第1画像再構成部が再構成する前記第1画像と第2画像再構成部が再構成する前記第2画像とを重み付け加算し、前記被検体の画像を生成する画像重み付け加算部と
    を有する
    放射線撮影装置。
  2. 前記第1画像再構成部は、前記第1フィルタ処理として高い空間周波数領域を強調する処理を実施し、
    前記第2画像再構成部は、前記第2フィルタ処理として前記第1フィルタ処理よりも低い空間周波数領域を強調する処理を実施する
    請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 第1画像再構成部が再構成する前記第1画像と第2画像再構成部が再構成する前記第2画像と記憶する記憶部
    を有し、
    前記画像重み付け加算部は、前記記憶部が記憶する前記第1画像と前記第2画像とを重み付け加算し、前記被検体の画像を生成する
    請求項1または2に記載の放射線撮影装置。
  4. 第1画像再構成部が再構成する前記第1画像と第2画像再構成部が再構成する前記第2画像との少なくとも一方の画像のエッジ強度を算出するエッジ強度算出部
    を有し、
    前記画像重み付け加算部は、前記エッジ強度算出部が算出するエッジ強度に基づいて前記第1画像と前記第2画像とを重み付け加算する重み係数を算出し、前記算出する重み係数に基づいて前記第1画像と前記第2画像と重み付け加算する
    請求項1から3のいずれかに記載の放射線撮影装置。
  5. 被検体から得られる放射線投影データに基づいて、前記被検体の画像を生成する画像生成装置であって、
    前記放射線投影データに対して、第1フィルタ処理をし、前記第1フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第1画像を再構成する第1画像再構成部と、
    前記放射線投影データに対して、第1フィルタ処理と異なる第2フィルタ処理をし、前記第2フィルタ処理された放射線投影データに基づいて第2画像を再構成する第2画像再構成部と、
    第1画像再構成部が再構成する前記第1画像と第2画像再構成部が再構成する前記第2画像とを重み付け加算し、前記被検体の画像を生成する画像重み付け加算部と
    を有する
    画像生成装置。
  6. 前記第1画像再構成部は、前記第1フィルタ処理として高い空間周波数領域を強調する処理を実施し、
    前記第2画像再構成部は、前記第2フィルタ処理として前記第1フィルタ処理よりも低い空間周波数領域を強調する処理を実施する
    請求項5に記載の画像生成装置。
  7. 第1画像再構成部が再構成する前記第1画像と第2画像再構成部が再構成する前記第2画像と記憶する記憶部
    を有し、
    前記画像重み付け加算部は、前記記憶部が記憶する前記第1画像と前記第2画像とを重み付け加算し、前記被検体の画像を生成する
    請求項5または6に記載の画像生成装置。
  8. 第1画像再構成部が再構成する前記第1画像と第2画像再構成部が再構成する前記第2画像との少なくとも一方の画像のエッジ強度を算出するエッジ強度算出部
    を有し、
    前記画像重み付け加算部は、前記エッジ強度算出部が算出するエッジ強度に基づいて前記第1画像と前記第2画像とを重み付け加算する重み係数を算出し、前記算出する重み係数に基づいて前記第1画像と前記第2画像と重み付け加算する
    請求項5から7のいずれかに記載の画像生成装置。
JP2004175391A 2004-06-14 2004-06-14 放射線撮影装置および画像生成装置 Expired - Fee Related JP4602703B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004175391A JP4602703B2 (ja) 2004-06-14 2004-06-14 放射線撮影装置および画像生成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004175391A JP4602703B2 (ja) 2004-06-14 2004-06-14 放射線撮影装置および画像生成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005349079A true JP2005349079A (ja) 2005-12-22
JP4602703B2 JP4602703B2 (ja) 2010-12-22

Family

ID=35584015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004175391A Expired - Fee Related JP4602703B2 (ja) 2004-06-14 2004-06-14 放射線撮影装置および画像生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4602703B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082646A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc X線ct装置および画像再構成方法
WO2012046844A1 (ja) * 2010-10-08 2012-04-12 株式会社東芝 医用画像処理装置
JP2014514048A (ja) * 2011-03-28 2014-06-19 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ コントラスト依存の解像度をもつ画像
JP2015205019A (ja) * 2014-04-21 2015-11-19 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 画像処理装置、放射線断層撮影装置及びプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6384523A (ja) * 1986-09-30 1988-04-15 株式会社東芝 画像処理装置
JPH1021372A (ja) * 1996-07-05 1998-01-23 Toshiba Corp X線ct装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6384523A (ja) * 1986-09-30 1988-04-15 株式会社東芝 画像処理装置
JPH1021372A (ja) * 1996-07-05 1998-01-23 Toshiba Corp X線ct装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082646A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc X線ct装置および画像再構成方法
WO2012046844A1 (ja) * 2010-10-08 2012-04-12 株式会社東芝 医用画像処理装置
JP2012096023A (ja) * 2010-10-08 2012-05-24 Toshiba Corp 医用画像処理装置
CN102573643A (zh) * 2010-10-08 2012-07-11 株式会社东芝 医用图像处理装置
CN102573643B (zh) * 2010-10-08 2016-04-27 株式会社东芝 医用图像处理装置
US9466131B2 (en) 2010-10-08 2016-10-11 Toshiba Medical Systems Corporation Medical image processing device
JP2014514048A (ja) * 2011-03-28 2014-06-19 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ コントラスト依存の解像度をもつ画像
JP2015205019A (ja) * 2014-04-21 2015-11-19 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 画像処理装置、放射線断層撮影装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4602703B2 (ja) 2010-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6670586B2 (ja) X線ct装置
JP5033249B2 (ja) 画像データ取得のための方法及びシステム
JP6513431B2 (ja) X線ct装置及びその制御方法
WO2012049940A1 (ja) 医用画像処理装置、x線コンピュータ断層撮影装置および医用画像処理方法
EP3510928A1 (en) Tomographic imaging apparatus, method of controlling the same, and computer program product
JP6176828B2 (ja) 画像再構成装置、画像再構成方法およびx線コンピュータ断層撮影装置
JP7348376B2 (ja) 医用処理装置、x線ctシステム及び処理プログラム
US6542571B2 (en) Method of reducing artifacts in object images
JP5010839B2 (ja) 放射線撮影装置および画像処理装置
JP4090970B2 (ja) 放射線断層画像撮影装置と放射線断層画像撮影方法および画像生成装置と画像生成方法
JP4602703B2 (ja) 放射線撮影装置および画像生成装置
JP4041040B2 (ja) 放射線断層撮影装置
WO2014119628A1 (ja) X線コンピュータ断層撮影装置、および医用画像処理装置
JP7461102B2 (ja) 医用画像処理装置およびx線ct装置
JP4615265B2 (ja) 放射線撮影装置
JP7490333B2 (ja) X線ctシステム及び処理プログラム
JP4509709B2 (ja) 放射線撮影装置およびその放射線スキャン装置
Konstantinidis et al. DynAMITe: a prototype large area CMOS APS for breast cancer diagnosis using x-ray diffraction measurements
JP2006212308A (ja) 放射線断層撮影装置、放射線画像シミュレーション方法および画像シミュレーション装置
JP4638316B2 (ja) 放射線撮影装置ならびに画像処理装置および画像処理方法
JP4430987B2 (ja) 放射線断層撮影装置およびその断層撮影方法、補正データ算出方法
JP4473058B2 (ja) 撮影装置およびその操作コンソール
JP2006014781A (ja) 放射線断層撮影装置
JP2023184428A (ja) 医用データ処理方法、モデル生成方法、および医用データ処理装置
JP2006068338A (ja) 放射線撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20061205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100930

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4602703

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees