JP2005348627A - 薬剤拡散装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用しないときには折りたたんで薄型の形状とすることができ、また、使用時の薬剤の拡散に優れる薬剤拡散装置を提供する。
【解決手段】 本発明の薬剤拡散装置1は、薬剤の保持が可能な網状の薬剤保持部材12と、薬剤保持部材12を保持する枠状部材13と、薬剤が透過し難い材質により構成されている本体部材11とを有している。本体部材11は開閉することができ、開いた状態では、枠状部材13は本体部材11の板状部材11a,11bとの間に隙間が形成されるように配置し、また、薬剤保持部材12は外部に露出している。本体部材11が閉じた状態では、枠状部材13及び薬剤保持部材12は板状部材11a、11bに挟まれている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、薬剤拡散装置に関するものである。また、本発明の薬剤拡散装置は、防虫剤等の常温で揮散する薬剤を大気中に拡散させる用途に適するものである。
揮散性の薬剤を加熱して蒸散させる虫除け器が知られている。当該虫除け器では、薬剤をヒータなどによって加熱し、薬剤を蒸散させて虫除けを行う。
一方、有効成分が常温で揮散して、防虫効果を発揮する薬剤もあり、かかる薬剤を採用する場合には、ヒータ等の熱を発生させるための部材は必ずしも必須ではない。
このような常温で揮散して、防虫効果を発揮する薬剤は、加熱させる場合よりも揮散させにくいので、狭い空間で使用する場合は別として、使用時にはできるだけ広い面積から揮散させることが望ましい。そのため、薬剤をしみこませた薬剤保持部材の揮散可能な面積を広くするなどして、薬剤の揮散性が高まるようにしている。
そして、薬剤を保持させた紙を折り畳み可能にした構造の薬剤拡散装置を用い、防虫を行う技術が開示されている。(特許文献1及び特許文献2)。
特開平9−308421号公報 特開平11−322504号公報
このような折り畳み構造の薬剤拡散装置では、使用しない場合に、薄型の形状とすることができるので、持ち運びに便利である。
特許文献1や特許文献2に記載された従来技術の薬剤拡散装置では、広げることによって、折りたたまれた紙同士の間に隙間ができ、薬剤を拡散させることができる。しかし、紙の場合には、風が紙の面に沿って流れ易く、紙の面を通過するようには風が流れ難いので、薬剤の拡散量を増加させるには十分ではない場合があった。
一方、薬剤を保持させる部材として網を用いた場合には、外部からの風が網目を通過することができ薬剤を拡散させやすい。しかしながら、網などの場合には一般的に腰がなく定形性がなく、折り畳み構造の薬剤拡散装置に適用することが必ずしも容易とは言えない。
そこで本発明は、使用しないときには折り畳んで薄型の形状とすることができ、また、使用時の薬剤の拡散に優れる薬剤拡散装置を提供することを課題とするものである。
そして、上記した目的を達成するための請求項1に記載の発明は、薬剤の保持が可能な網状の薬剤保持部材と、前記薬剤保持部材を保持する枠状部材と、前記薬剤が透過し難い材質により構成されている本体部材とを有し、前記本体部材はヒンジ部を介して連結された一対の板状部材が設けられて、いずれかの板状部材を他方の板状部材に対して相対回転させることにより本体部材を開閉することができるものであり、前記枠状部材は前記ヒンジ部に接続されており、本体部材が閉じた状態では前記枠状部材及び薬剤保持部材は板状部材に挟まれており、本体部材が開いた状態では前記枠状部材は板状部材との間に隙間が形成されるように配置し、かつ、薬剤保持部材が外部に露出していることを特徴とする薬剤拡散装置である。
請求項1に記載の発明によれば、ヒンジ部を介して連結された一対の板状部材が設けられて開閉可能である本体部材を有し、ヒンジ部に接続された枠状部材によって網状の薬剤保持部材を保持するものであり、本体部材が開いた状態では前記枠状部材は板状部材との間に隙間が形成されるように配置しているので、閉じたときには薄型の状態とすることができ、開いたときには立体的な状態として、薬剤の拡散を促進することができる。
また、薬剤保持部材は網状であるので、薬剤保持部材の網目を風が通過することができ、薬剤の揮散効率がよい。さらに、本体部材は薬剤が透過し難い材質により構成されているので、本体部材を閉じると薬剤の拡散を停止させることができる。
請求項2に記載の発明は、薬剤保持部材は、枠状部材の枠内で略平面状に保持されていることを特徴とする請求項1記載の薬剤拡散装置である。
請求項2に記載の発明によれば、枠状部材の枠内で略平面状に保持されているので、使用時に薬剤保持部材の薬剤の拡散を効率よく行うことができる。
請求項3に記載の発明は、薬剤保持部材は、枠状部材の枠外に配置されて枠状部材を覆うように配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の薬剤拡散装置である。
請求項3に記載の発明によれば、薬剤保持部材は、枠状部材の枠外で枠状部材を覆うように配置されているので、本体部材を開いた状態では、広い範囲で薬剤保持部材を外部に露出させることができる。
請求項4に記載の発明は、板状部材の少なくとも一方には凹部が設けられており、本体部材が閉じた状態では、前記凹部が閉鎖されて密閉された空間を形成するものであって、枠状部材及び薬剤保持部材が前記空間に収納されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の薬剤拡散装置である。
請求項4に記載の発明によれば、本体部材を閉じることにより、板状部材の凹部が閉鎖されて密閉された空間を形成し、この空間に枠状部材及び薬剤保持部材が収納されるので、薬剤拡散装置を使用しない場合には本体部材を閉じることによって薬剤保持部材の薬剤の拡散を抑制することができる。なお、この空間の密閉は完全でなくても良く、実質的に薬剤の拡散を防止することができればよい。
請求項5に記載の発明は、枠状部材は複数設けられ、板状部材と枠状部材との間、及び、隣接する枠状部材同士の間の角度がほぼ同一となるように、枠状部材の位置決めが可能な位置決め部材を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の薬剤拡散装置である。
請求項5に記載の発明によれば、板状部材と枠状部材との間、及び、隣接する枠状部材同士の間の角度がほぼ同一となるように、枠状部材の位置決めが可能な位置決め部材が設けられているので、枠状部材に保持された薬剤保持部材から均等に薬剤の拡散をさせやすい。
請求項6に記載の発明は、薬剤保持部材は多重構造であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の薬剤拡散装置である。
請求項6に記載の発明によれば、薬剤保持部材は多重構造であるので、より多くの薬剤を揮散させることが可能となる。
請求項7に記載の発明は、本体部材が閉じた状態を維持することができることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の薬剤拡散装置である。
請求項7に記載の発明によれば、本体部材が閉じた状態を維持することができるので、薬剤拡散装置が使用されない場合に、薬剤保持部材からの無駄な薬剤の拡散を防止することができる。
薬剤保持部材に保持される薬剤は、例えば、常温で揮散して防虫効果を発揮する薬剤が用いられる(請求項8)。
本発明の薬剤拡散装置によれば、使用時における薬剤の拡散を優れたものにすることができ、必要なときにだけ薬剤を拡散させることができる。
以下さらに本発明の具体的実施例について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の薬剤拡散装置の使用しない状態を示す斜視図である。図2は、本発明の第1の実施形態の薬剤拡散装置の使用状態を示す斜視図である。図3は、図1に示される薬剤拡散装置のA−A断面図である。図4は、本発明の第2の実施形態における薬剤拡散装置の使用状態を示すものであって、薬剤保持部材の一部を破断した斜視図である。図5は、本発明の第2の実施形態における薬剤拡散装置の使用しない状態を示す断面図である。図6は、本発明の第3の実施形態における薬剤拡散装置の使用状態を示すものであって、薬剤保持部材の一部を破断した斜視図である。図7は、本発明の第4の実施形態における薬剤拡散装置の使用状態を示したヒンジ部付近を拡大した断面図である。図8は、本発明の第5の実施形態における薬剤拡散装置の使用しない状態を示す断面図である。
本発明の第1の実施形態の薬剤拡散装置1は、図1,図2に示されているように、本体部材11、薬剤保持部材12、枠状部材13及び位置決め部材15が設けられている。
本体部材11は、一対の板状部材11a、11bと係止部材16により構成されている。
一対の板状部材11a、11bは、長辺部50と短辺部51とを有する長方形状の板状の部材であって、板状部材11aと板状部材11bとはほぼ同じ形状である。また、板状部材11a及び板状部材11bは、長辺部50側に設けられているヒンジ部20により、回転可能に接続されている。
なお、ヒンジ部20は、他の部分よりも曲げやすい部分であればどのようなものでも良い。例えば、他の部分より柔軟な材質を用いたものや、他の部分より厚みが薄くするように構成したものを用いてもよい。また、ヒンジ部20として回転軸を用い、回転軸であるヒンジ部20を介して連結して板状部材11aと板状部材11bとを連結するようにしても良い。
また、図2に示されるように、板状部材11a、11bは、板面部24と側面部23とが設けられている。側面部23は、板面部24から板面部24の面に対してほぼ垂直方向に突出して形成される面であり、板面部24の縁を一周するように設けられており、2辺の長辺部50と2辺の短辺部51の4辺に配置している。
そして、板状部材11a、11bには、板面部24と側面部23とによって凹部21が形成される。図3に示されるように、板状部材11a、11bの凹部21の設けられる位置は、本体部材11が閉じた状態を基準として、他方の板状部材11b、11a側の面に設けられている。また、本体部材11が閉じた状態では、板状部材11aの凹部21と、板状部材11bの凹部21とによって1つの空間22が形成される。
また、この空間22は、板状部材11a、11bの板面部24及び側面部23によって囲まれる領域である。そして、この空間22はほぼ密閉されており、この空間22に薬剤保持部材12及び枠状部材13が収納されている。なお、空間22の気密性の程度は高い方が望ましいが、薬剤の拡散を防止することができる程度であればよく、完全に密閉されていなくても良い。
そして、本体部材11は以下のように開閉することができる。
図1に示されるように、板状部材11aの短辺部51と板状部材11bの短辺部51とのなす角度、すなわち、板状部材11aの板面部24と板状部材11bの板面部24とのなす角度を約0°となるように重ね合わせて本体部材11を閉じた状態にすることができる。
また、図2に示されるように、板状部材11aの短辺部51と板状部材11bの短辺部51とのなす角度、すなわち、板状部材11aの板面部24と板状部材11bの板面部24とのなす角度を約180°として本体部材11を開いた状態にすることができる。
なお図2には、板状部材11aの板面部24と板状部材11bの板面部24とのなす角度が約180°の例を図示するが、この角度は、通常90〜270°の範囲で適宜変更することができる。
また、図1、図2に示されるように、本体部材11を閉じた状態から開いた状態にすると、薄型の平面状から枠状部材13が張り立てられた立体状となる。そして、本体部材11を閉じた状態では体積を小さくすることができるので持ち運びなどに便利である。また、本体部材11を開いた状態では嵩高くなるので、使用の際に薬剤の拡散をさせやすい。
板状部材11a、11bの材質は、ガスバリア性に優れる材料などを用いることができる。例えば、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体等の樹脂材料、アルミニウム、チタン、鉄等の金属材料、ブリキやトタンなどの金属材料にめっきをした材料、厚紙や、木材等の材料を用いることができる。また、異なる材質の層を有する積層体を用いることができ、この層の一部にポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、アルミなどのガスバリア性に優れる層をコーティングなどで設けることもできる。
本体部材11の板状部材11a、11bの大きさは、薬剤保持部材12の大きさや使用用途などによって、適当なものを用いることができる。通常の板状部材11a、11bの大きさは以下の通りである。
板面部24の面積は通常50〜1500cm2であり、枠状部材13の大きさよりもやや大きい。
側面部23の高さは、通常0.01cm〜5cmであり、また、本体部材11が閉じた状態での厚みは、板状部材11aと板状部材11bとが重なるので、通常0.02cm〜10cm程度となる。
板面部24や側面部23の厚みは、通常0.1mm〜1.0mmであり、好ましくは0.5mm程度である。
また、係止部材16は、板状部材11aと板状部材11bとの連結をすることにより本体部材11が閉じた状態を維持することができるものであって、必要に応じてこの連結を解除することができるものである。具体的には、ボタン、面ファスナー、フックなどを用いることができる。
枠状部材13は、剛性を有して薬剤保持部材12の保持が可能な部材であり、本実施形態では3枚設けられている。枠状部材13の形状は、ヒンジ部20側以外の3辺に枠が設けられた略「コ」字状である。また、枠状部材13の枠内には後述するように薬剤保持部材12が保持される。
また、枠状部材13は、ヒンジ部20に回転可能に連結されている。なお、枠状部材13の形状は、ヒンジ部20側の辺にも枠が設けられて、4辺に枠が設けられた形状であっても良い。
3枚の枠状部材13は、一対の板状部材11a、11bの間に枠状部材13が挟まれるように位置している。そして、本体部材11が開いた状態では、板状部材11a、11bと枠状部材13、及び、枠状部材13同士の間に隙間が形成される。そして、板状部材11a、11bと枠状部材13、及び、枠状部材13同士の間のなす角度(隙間角)は、図2に示される実施形態では、ほぼ同じであって約45°であり、一対の板状部材11a、11bの間に枠状部材13が等間隔に配置される。
枠状部材13の材質は、例えば、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体等の樹脂材料、アルミニウム、チタン、鉄等の金属材料、ブリキやトタンなどの金属材料にめっきをした材料、紙や、木材等の材料を用いることができる。また、異なる材質の層を有する積層体を用いることができ、この層の一部にポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、アルミなどのガスバリア性に優れる層をコーティングなどで設けることもできる。また、板状部材11a、11bに用いられる材料と同じものを用いることができる。
この枠状部材13の配置は、位置決め部材15によって維持されている。本実施形態の位置決め部材15は可とう性を有するひも状の部材である。そして、位置決め部材15は、板状部材11a、11bや枠状部材13のヒンジ部20から離れた位置に固定されている。そして、本体部材11を開いた状態にすると、ひも状の部材である位置決め部材15が引っ張られて、枠状部材13が等間隔に配置された状態を維持する。
薬剤拡散装置1の位置決め部材15は、ひも状の部材を用いたものであったが、枠状部材13同士の間に所定の間隔に維持することができれば、ばねなどの他の部材を用いることもできる。
薬剤保持部材12は可撓性を有する網状の部材であり、薬剤が保持されている。そして、本実施形態の薬剤拡散装置1では薬剤保持部材12は3枚有しており、3枚の枠状部材13のそれぞれに1枚ずつ固定されている。また、薬剤保持部材12は枠状部材13に平面状に固定されている。
薬剤保持部材12の材質は、合成樹脂繊維や天然繊維などを糸状にし、これを用いて編んだものや、合成樹脂を網状となるように成形したものが用いられている。
薬剤保持部材12に用いられる繊維の種類としては、ポリエステル、ポリアミドなどの合成繊維、アセテートなどの半合成繊維、レーヨン、キュプラなどの再生繊維などを用いることができる。また、これらの繊維を用いて網状とするときの目付量は平方メートル当たり通常1〜10000gである。
薬剤保持部材12には薬剤が保持されている。この薬剤は、常温で揮散性を有するものである。また、この薬剤は、例えば防虫効果を有するものが挙げられる。なお、「防虫効果」とは「殺虫効果」と「害虫の忌避効果」の両方を包含する概念である。
本実施形態で採用する薬剤は、常温揮散性があり、具体的には、25℃での蒸気圧が1.33×10-4Pa(1×10-6mmHg)以上である。
防虫効果を有して常温で揮散する有効成分の具体例としては以下のものがある。
1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル 3−(2−クロロ−2−フルオロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパン−1−カルボキシラート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル 3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル 3−(2−クロロ−2−フルオロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル 3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート、1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル (1R)−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート(一般名:エンペントリン)、2,3,5,6−テトラフルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート(一般名:トランスフルスリン)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル(E/Z=約8/1))−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル(E/Z=約8/1))−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート 1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル 3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート 1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート等のピレスロイド化合物、2,2−ジクロロビニル ジメチル ホスフェート、N,N−ジエチル−m−トルアミド、カラン−3,4−ジオール。
常温で揮散性を有する薬剤をそのまま薬剤保持部材12に保持させてもよいが、当該薬剤をエタノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルなどの多価アルコール類、イソペンタン、軽質イソパラフィンや軽質流動イソパラフィン(出光石油化学:IPソルベント1620、2028、2835 エクソンモービル:アイソパーE、G、H、L、M)、JIS1号灯油や2号灯油、アルキルベンゼンなどの炭化水素溶剤、酢酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル、クエン酸トリブチルアセテートなどのエステル類、のうちから選択したいずれか、又は、それらの混合物で適宜希釈して得られる溶液を用いて薬剤保持部材12に保持させることもできる。
薬剤保持部材12に薬剤を保持させる方法は、薬剤を保持した状態の糸などを用いて網状としてもよく、また、網状としたものに薬剤を浸すなどして薬剤をしみこませてもよい。また、このときの保持される薬剤の量は平方メートル当たり通常20mg〜500gである。すなわち薬剤の量が過度に多いと薬剤が垂れるといった不具合があり、薬剤の量が少ないと有効期間が短くなってしまうので、薬剤保持部材12に保持させる薬剤量は、平方メートル当たり20mg〜500gが適当である。
薬剤保持部材12の総面積は、使用される環境条件や薬剤の種類などによって適当な大きさのものが用いられるが、通常50〜2000cm2である。
また、本実施形態の薬剤拡散装置1では、それぞれの枠状部材13に各1枚の薬剤保持部材12は固定されているが、一枚の枠状部材13に2枚以上の網を重ねて多重構造としてもよい。
次に、薬剤拡散装置1の使用方法について説明する。
薬剤拡散装置1を製造した後、使用するまでの間は、図1、図3に示すように本体部材11が閉じた状態としておく。本体部材11が閉じた状態では、板状部材11a、11bの板面部24同士の間に、枠状部材13や薬剤保持部材12が配置されており、また、薬剤保持部材12は、板状部材11a、11bの凹部21、21によって形成された空間22に収納されており、薬剤保持部材12の薬剤の揮散を抑制することができる。
そして、薬剤拡散装置1を防虫を行う場所に移動させ、係止部材16による係止を解き、図2に示されるように、本体部材11が開いた状態とする。
本体部材11が開いた状態となると、薬剤保持部材12が外部に露出し、薬剤の揮散が可能となる。また、薬剤保持部材12は枠状部材13に取り付けられているので、網状の薬剤保持部材12を確実に広げた状態にすることができる。
薬剤保持部材12は網状であるので、扇風機やクーラ等の送風、あるいは自然の風が薬剤拡散装置1にあたると、当該風は網の孔を通過する。そのため、薬剤保持部材12に沿った方向だけでなく、いずれの方向からの風を通過させることができる。そして、薬剤保持部材12に風が当たることによって、風はほとんど抵抗を受けずに通過して、効率よく薬剤の拡散を行うことができる。したがって、薬剤保持部材12に保持された薬剤を拡散させやすい。
また、薬剤保持部材12は枠状部材13によってほぼ平面状に固定されており、また、位置決め部材15によって、一対の板状部材11a、11bの間に枠状部材13が等間隔に配置されているので、薬剤保持部材12同士の位置が離れており、効率的に多くの薬剤を拡散させることができる。
使用を中断する場合には、本体部材11を閉じ、係止部材16によって係止して、再び、図1に示される状態とする。その結果、薬剤保持部材12に保持された薬剤の揮散を抑制することができる。この状態では、上記のように、薬剤保持部材12からの薬剤の揮散を抑制することができるので、本実施形態の薬剤拡散装置1は防虫が必要なときだけ使用することができる。
また、薬剤を保持した網状の薬剤保持部材12は、防虫が必要な場合においては、本体部材11などによって覆われているので、薬剤保持部材12がべたついている場合でも持ち運びしやすく、販売しやすい。
次に、第2の実施形態の薬剤拡散装置2について説明する。薬剤拡散装置2は、図4に示されているように、本体部材11、薬剤保持部材62及び枠状部材13が設けられている。
なお、薬剤拡散装置2の薬剤保持部材62以外の構造については、上記した第1の実施形態の薬剤拡散装置1と同様であり、薬剤拡散装置2の説明においては、第1の実施形態の薬剤拡散装置1の説明で用いた符号を用いて説明を省略する。
前述した第1の薬剤拡散装置1では、薬剤保持部材12がそれぞれの枠状部材13に平面状に固定されているものであったが、第2の実施形態の薬剤拡散装置2の薬剤保持部材62は、図4に示されるように、枠状部材13の外側に、枠状部材13を覆うように設けられている。そして、薬剤保持部材62の形状は、薬剤拡散装置2の本体部材11が開いている状態では、半円柱の表面の様な形状となる。本実施形態においても、枠状部材13と薬剤保持部材62とが固定されているが、この固定位置は、本体部材11を開いた状態で、一対の板状部材11a、11bの間に枠状部材13が等間隔に配置される位置である。
また、薬剤拡散装置2の本体部材11を閉じた状態の外観は、図1に示される第1の実施形態における薬剤拡散装置1と同様である。そして、薬剤拡散装置2の本体部材11を閉じた状態の内部の構造は、図5に示されている。
薬剤拡散装置2の本体部材11を閉じると、本体部材11内部の空間22に、枠状部材13及び薬剤保持部材62が配置されており、また、薬剤保持部材62は折りたたまれ、又は湾曲した状態で、枠状部材13の周りに位置している。
薬剤拡散装置2の使用方法は、第1の実施形態(薬剤拡散装置1)の使用方法と同じであり、防虫が不要であるときには、本体部材11を閉じた状態で薬剤保持部材62を露出しないようにし、防虫が必要なときには本体部材11を開いた状態として薬剤保持部材62を露出し、薬剤を拡散させる。
またさらに他の変形例として、図6に示される薬剤拡散装置3を用いることもできる。そして、薬剤拡散装置3に設けられる薬剤保持部材72は、薬剤拡散装置1に設けられる薬剤保持部材12と、薬剤拡散装置2に設けられる薬剤保持部材62との両方を備えたものである。薬剤拡散装置3では、さらに、より多くの薬剤を保持することができ、薬剤の拡散量を多くすることができる。すなわち、使用する薬剤保持部材72の面積を多くすることができるのでより多くの薬剤を保持することがができる。
また、他の変形例として、図7に示される薬剤拡散装置4のように、ヒンジ部20付近に薬剤供給部65を設け、この薬剤供給部65を薬剤保持部材12に接触させる構造も考えられる。そして、薬剤保持部材12、62、72に薬剤を供給することができる。
上記した薬剤拡散装置1、2、3、4では、本体部材11を閉じることによって密閉することができ、薬剤保持部材12、62を収納する空間22は、板状部材11a、11bの板面部24、側面部23が用いられるものであったが、本体部材11を閉じることによって空間22を形成することができれば、他の構造を用いることができる。
例えば、一方に凹部21を設け、他方に凹部21設けない一対の板状部材11a、11bを用いて、空間22を形成することができる。このように、一対の板状部材11a、11bの形状が異なっていても良い。
また、図8に示される薬剤拡散部材5のように、本体部材11を閉じた状態で薬剤拡散装置5の枠状部材13を厚み方向に密着させるようにし、本体部材11の板面部24と枠状部材13によって、薬剤保持部材12を収納する空間22を形成することができる。
上記した薬剤拡散装置1、2、3、4、5では枠状部材13は3枚設けられていたが、3枚未満(1枚や2枚)でも良く、また、4枚以上でも良い。枠状部材13が多すぎると、枠状部材13同士の隙間が狭くなるので、枠状部材13は、10枚以下が望ましい。
また、薬剤拡散装置1、2、3、4、5には本体部材11が閉じた状態を維持することができる係止部材16が設けられているが、本体部材11が閉じる方向に付勢するばねなどを設けて、本体部材11が閉じた状態を維持するようにしてもよい。なお、この場合、本体部材11を開いた状態で維持する手段(フックなど)が通常設けられる。
また、薬剤の残量がわかるようにするため、インジケータを設けてもよい。
このインジケータは、使用時に露出し、使用しないときに露出しない状態となる位置に設置されるものであり、一定時間露出すると表面の色などが変化するものである。設置する位置としては、枠状部材13や、板状部材11a、11bの内側などがある。
そして、一定時間使用することにより、インジケータの色が変化することによって、揮散可能な残りの薬剤の量を知ることができる。具体的には、昇華性のインキが塗布されているものや昇華性結晶を設置したものが用いられ、色の変化や結晶の大きさの変化によって薬剤の残量を確認することができる。
また、薬剤に、酸化防止剤、光安定剤等を添加したものを用いても良い。さらに枠状部材13に薬剤貯留部を設け、薬剤貯留部から薬剤保持部材12、62、72に薬剤を供給する構成も可能である。
上記した実施形態では、本発明の薬剤拡散装置を防虫剤を拡散させる用途に使用する例を説明したが、香料を拡散させる用途に本発明の薬剤拡散装置を使用することもできる。
本発明の第1の実施形態における薬剤拡散装置の使用しない状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態における薬剤拡散装置の使用状態を示す斜視図である。 図1に示される薬剤拡散装置のA−A断面図である。 本発明の第2の実施形態における薬剤拡散装置の使用状態を示すものであって、薬剤保持部材の一部を破断した斜視図である。 本発明の第2の実施形態における薬剤拡散装置の使用しない状態を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態における薬剤拡散装置の使用状態を示すものであって、薬剤保持部材の一部を破断した斜視図である。 本発明の第4の実施形態における薬剤拡散装置の使用状態を示したヒンジ部付近を拡大した断面図である。 本発明の第5の実施形態における薬剤拡散装置の使用しない状態を示す断面図である。
符号の説明
1、2、3、4、5 薬剤拡散装置
11 本体部材
11a、11b 板状部材
12、62、72 薬剤保持部材
13 枠状部材
15 位置決め部材
16 係止部材
20 ヒンジ部
21 凹部
65 薬剤供給部

Claims (8)

  1. 薬剤の保持が可能な網状の薬剤保持部材と、前記薬剤保持部材を保持する枠状部材と、前記薬剤が透過し難い材質により構成されている本体部材とを有し、前記本体部材はヒンジ部を介して連結された一対の板状部材が設けられて、いずれかの板状部材を他方の板状部材に対して相対回転させることにより本体部材を開閉することができるものであり、前記枠状部材は前記ヒンジ部に接続されており、本体部材が閉じた状態では前記枠状部材及び薬剤保持部材は板状部材に挟まれており、本体部材が開いた状態では前記枠状部材は板状部材との間に隙間が形成されるように配置し、かつ、薬剤保持部材が外部に露出していることを特徴とする薬剤拡散装置。
  2. 薬剤保持部材は、枠状部材の枠内で略平面状に保持されていることを特徴とする請求項1記載の薬剤拡散装置。
  3. 薬剤保持部材は、枠状部材の枠外に配置されて枠状部材を覆うように配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の薬剤拡散装置。
  4. 板状部材の少なくとも一方には凹部が設けられており、本体部材が閉じた状態では、前記凹部が閉鎖されて密閉された空間を形成するものであって、枠状部材及び薬剤保持部材が前記空間に収納されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の薬剤拡散装置。
  5. 枠状部材は複数設けられ、板状部材と枠状部材との間、及び、隣接する枠状部材同士の間の角度がほぼ同一となるように、枠状部材の位置決めが可能な位置決め部材を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の薬剤拡散装置。
  6. 薬剤保持部材は多重構造であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の薬剤拡散装置。
  7. 本体部材が閉じた状態を維持することができることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の薬剤拡散装置。
  8. 薬剤保持部材に保持される薬剤が、常温で揮散して防虫効果を発揮する薬剤であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の薬剤拡散装置。
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