JP2005348475A - 電動機駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高機能なフィードバックセンサーにも対応できて、誤動作からの再復帰時間の短縮と省スペース化が可能な電動機駆動装置を提供する。
【解決手段】電動機用センサーであるロータリーエンコーダ3aを含む複数のセンサー3a〜3cの出力が入力される制御部7と、各センサー3a〜3cに電力を供給する電源4と、電源4に接続された各センサー3a〜3cの電源開閉する開閉部5a〜5cを制御する開閉コントロール部6とを備え、制御部7は各センサー情報に応じて電動機2を駆動制御するとともに開閉コントロール部6を介して各センサー3a〜3cの電源開閉および初期化を個別に制御する。
【選択図】図1
【解決手段】電動機用センサーであるロータリーエンコーダ3aを含む複数のセンサー3a〜3cの出力が入力される制御部7と、各センサー3a〜3cに電力を供給する電源4と、電源4に接続された各センサー3a〜3cの電源開閉する開閉部5a〜5cを制御する開閉コントロール部6とを備え、制御部7は各センサー情報に応じて電動機2を駆動制御するとともに開閉コントロール部6を介して各センサー3a〜3cの電源開閉および初期化を個別に制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電動機用センサーを含む複数のセンサーを備えた電動機駆動装置の誤動作停止後の復帰、初期化に関する。
昨今の産業用ロボットの電動機駆動装置においては、ロータリーエンコーダ、リニアスケール、ロードセル、圧力センサーなどのセンサーを用い、ますます高機能なフィードバック制御が行われている。その中で、各メーカ独自のセンサーが市販され、センサー主機能のフィードバック情報生成の他にセンサー独自の自己診断機能やエラー検出を行いフェールセーフの手段としてフィードバック情報の停止を行うセンサーもある。この場合、ノイズ、温度などの使用環境によるセンサー自体の誤動作後の復帰はそのセンサーに応じた専用命令を行うかもしくは電源再投入による再起動が一般におこなわれている。
外部センサーの電源を備えた電動機駆動装置において、電源投入時の各センサーの立ち上がり時間を考慮し、各センサーの正常動作開始時間待ちのためのタイマーを設けた初期化動作、または、通信により外部センサーのリセットを任意に行い上記タイマーの代わりとした初期化動作が一般的に実施されている。
これらの市販のセンサーからのフィードバック信号を用い電動機の駆動を行う場合、センサー自体の初期化時間は各々異なり、そのセンサーへの電源投入からの初期化時間を見込んでタイマー設定した電動機駆動装置の初期シーケンスが必要となる。
センサーの初期化にはセンサーへの供給電源の開閉手段と開閉シーケンスが必要であり、通常、電動機駆動装置のセンサーからのフィードバック信号取り込み開始には、用いるセンサーの初期化時間の最長時間をあらかじめ設定している。
センサーへの供給電源の開閉を行わない場合の初期化方法としては、たとえば通信によるセンサーへの指令による初期化方法もあるが、使用するセンサーに適合した専用の命令を実行する必要があり電動機駆動装置に対し使用できるセンサーが限定され、汎用性に欠ける。
また、センサー誤動作の異常復帰には、電源再投入を行う必要があり、電動機駆動装置からその電源を供給している場合、電動機駆動装置の電源再投入を行うこととなる。
さらに、外部センサーの誤動作時からの復帰の際には電源の再投入を行うか、または通信による外部センサーのリセットを行うか、もしくは、電動機駆動装置からセンサーへの初期化命令により異常からの復帰をおこなっていた。
一方、複数の戸板を使用する自動ドアのエンコーダ位置情報の初期化方法として、センサーはずし処理をした後にセンサー再入処理を行い、センサー再入時点での値を初期値とする方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−193746号公報
解決しようとする問題点は、センサーの誤動作後の復帰、再初期化に時間がかかる点である。また、開閉器の数およびその配線が多くなる点あるいは高機能化するフィードバッ
クセンサーに対応できず汎用性に欠ける点である。
クセンサーに対応できず汎用性に欠ける点である。
すなわち、電動機駆動装置から複数のセンサーに電源を供給している場合、センサーの誤動作時からの復帰、再初期化時を行う際に電動機駆動装置への供給電源を遮断、再投入を行う必要がある。特に、昨今のシステム機器ではFAパソコンなどの高機能なコンピュータ機器による全体システムのコントロールを行う場合が多く、おおもと1箇所の電源再投入を行うことは、FAパソコンなどのコンピュータ機器の再立上げも行うこととなり、センサーの誤動作時からの復帰、再初期化時に時間がかかる。
また、汎用のセンサーを用いてフィードバック制御を行うようにすれば、各センサーの初期化時間に合わせて個別設定となるだけでなく、初期化時におおもとの電源シーケンスコントロールが必要となり、開閉器の設置とその配線、開閉シーケンスが必要となる。したがって、開閉器の数とその配線を削減することができず、これらを削減するため、電動機駆動装置からの命令により初期化を行うようにすれば、使用できるセンサーは実質的に電動機駆動装置メーカの指定センサーに限定され、高機能なフィードバックセンサーに対応できず汎用性に欠ける。
また、特許文献1ではフィードバックの位置情報の初期化であって、昨今の高機能センサーの場合、センサーの誤動作からの復帰に対しては解決できないという問題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、高機能なフィードバックセンサーにも対応できて、誤動作からの再復帰時間の短縮と省スペース化が可能な電動機駆動装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明は、電動機用センサーを含む複数のセンサー情報が入力される制御部と、前記複数のセンサーに電力を供給する電源と、前記電源に接続された複数のセンサーの電源開閉を制御する開閉コントロール部とを備え、前記制御部は各センサー情報に応じて電動機を駆動制御するとともに開閉コントロール部を介して各センサーの電源開閉および初期化を個別に制御する電動機駆動装置であり、高機能化するフィードバックセンサーが利用でき、センサー誤動作からの復帰、初期化を容易に行うことができる。
本発明の電動機駆動装置によれば、制御部はセンサー情報に応じて開閉コントロール部を介して各センサーへの電源開閉および初期化を個別に制御するため、センサーの誤動作からの復帰、初期化を容易に行うことができる。また、高機能なフィードバックセンサーに対応でき、開閉器およびその配線を削減できる。
また、生産設備などのシステム機器では、電動機駆動装置をコントロールする上位コントローラからの指令によりセンサーの初期化を制御することが可能になる。
したがって、省スペース化が可能となり、センサーの誤動作からの復帰、初期化が容易な電動機駆動装置が得られる。
電動機用センサーを含む複数のセンサー情報が入力される制御部と、前記複数のセンサーに電力を供給する電源と、前記電源に接続された複数のセンサーの電源開閉を制御する開閉コントロール部とを備え、前記制御部は各センサー情報に応じて電動機を駆動制御するとともに開閉コントロール部を介して各センサーの電源開閉および初期化を個別に制御
するため、誤動作からのセンサー再復帰を行うことが可能になる。
するため、誤動作からのセンサー再復帰を行うことが可能になる。
図1において、電動機駆動装置1、電動機2、センサー3a〜3cからなる電動機駆動システムで説明する。
電動機駆動装置1は、複数のセンサー3a〜3cに電力供給する電源4と、その電源4に接続されたセンサー3a〜3cへの供給電力を開閉する開閉部5a〜5cの開閉をコントロールする開閉コントロール部6と、制御部7と、電動機駆動部8とで構成される。
電動機駆動装置1には、図示しない入力電源(通常は商用電源)が供給され、AC/DC変換(あるいはDC/DC変換)により、各センサー3a〜3cに電力を供給する電源4を得ている。
センサー3aはロータリーエンコーダ、センサー3bはリニアスケール、センサー3cは圧力センサーである。開閉部5a〜5cには半導体スイッチを用いるが、リレーでも実施できる。また、電源4の電源生成を停止することにより開閉を行っても良い。
制御部7は、上位コントラロータとの信号入出力部と、各センサー3a〜3cからのフィードバック信号の入力部とを備え、各センサー3a〜3cのフィードバック情報に応じて電動機駆動部8を駆動制御するとともに開閉コントロール部6を介して電源開閉および初期化を個別に制御する。
電動機駆動部8は、制御部7のコントロールによるインバータ駆動を行い、制御部7はセンサー3a〜3cのフィードバック情報をもとに電動機2の位置、速度、トルクをコントロールし、通常運転をおこなっている。
センサー3a〜3cのいずれかに誤動作が発生し、制御部7がそのフィードバック情報から異常を検出すると電動機駆動部8に対して電動機2の駆動停止を指令する。同時に、開閉コントロール部6を介して誤動作が発生したセンサーの当該開閉部に遮断指令を出すことで該当センサーへの供給電源遮断を行う。
その後、上位コントローラから電動機駆動装置1の制御部7に再起動命令が入ると、制御部7は開閉コントロール部6に対して遮断したセンサーへの供給電源投入をおこない、制御部7にて再復帰後の初期化動作をおこなう。
これにより、電動機駆動装置1の入力電源の開閉に関係なく、各センサーの誤動作からの復帰が可能になる。
なお、センサー3a〜3cへの電源開閉(遮断および投入)は、開閉コントロール部6や制御部7へのパラメータ設定により自動で行うことが可能で、上位コントローラからの指令で行ってもよい。また、フィードバック制御する対象により使用するセンサーとしては、上記以外に加速度センサーや温度センサーなども利用できる。また、開閉コントロール部からの開閉信号でセンサーの電源開閉を制御するため、センサーへの供給電源は商用電源でもDC電源でもよくセンサーの高機能化にも対応でき、誤動作からの再起動が容易になる。
このように、誤動作からの再起動、初期化が容易となり、高機能なセンサーにも対応できるため、開閉器とその配線が削減により省スペース化した電動機駆動装置を得ることができる。
本発明の電動機駆動装置は、外部の配線を含む外部開閉部とそのシーケンスの簡素化に最適であり、電源再投入にて復帰させる機器を使用したシステム機器などにも有用である。
1 電動機駆動装置
2 電動機
3a、3b、3c センサー
4 電源
5a、5b、5c 開閉部
6 開閉コントロール部
7 制御部
8 電動機駆動部
2 電動機
3a、3b、3c センサー
4 電源
5a、5b、5c 開閉部
6 開閉コントロール部
7 制御部
8 電動機駆動部
Claims (2)
- 電動機用センサーを含む複数のセンサー情報が入力される制御部と、前記複数のセンサーに電力を供給する電源と、前記電源に接続された複数のセンサーの電源開閉を制御する開閉コントロール部とを備え、前記制御部は各センサー情報に応じて電動機を駆動制御するとともに開閉コントロール部を介して各センサーの電源開閉および初期化を個別に制御することを特徴とする電動機駆動装置。
- 制御部は外部指令により各センサーの電源開閉を制御する請求項1に記載の電動機駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004162868A JP2005348475A (ja) | 2004-06-01 | 2004-06-01 | 電動機駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004162868A JP2005348475A (ja) | 2004-06-01 | 2004-06-01 | 電動機駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005348475A true JP2005348475A (ja) | 2005-12-15 |
Family
ID=35500345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004162868A Pending JP2005348475A (ja) | 2004-06-01 | 2004-06-01 | 電動機駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102809929A (zh) * | 2011-06-01 | 2012-12-05 | 湖南大学校产学协力团 | 降低待机功耗型移动机器人装置 |
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JP2014502344A (ja) * | 2010-10-25 | 2014-01-30 | ロッキード マーティン コーポレイション | 相関付けられたセンサデータに基づいた水中航走体の位置および向きの推定 |
WO2017002257A1 (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-05 | 富士機械製造株式会社 | サーボモータ駆動装置 |
US10530223B2 (en) | 2015-04-16 | 2020-01-07 | Fuji Corporation | Component mounter drive system |
-
2004
- 2004-06-01 JP JP2004162868A patent/JP2005348475A/ja active Pending
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