JP2005346972A - 半導体装置用ソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】 例えば、QFP型の半導体装置も装着することができ、しかも、位置決め部材を互いに外形寸法の異なる複数の半導体装置に対し共用できること。
【解決手段】 略正方形の半導体装置載置部10Pにおける各辺に対応してコンタクトブロック12A,12B,12C,および12Dが設けられるとともに、位置決め部材14が、コンタクトブロック12Aの延長線とコンタクトブロック12Dの延長線とが交差する所定位置に着脱可能に設けられ、また、位置決め部材16がコンタクトブロック12Bの延長線とコンタクトブロック12Cの延長線とが交差する所定位置に設けられるもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、少なくとも一方の相対向する各側面にリード端子群を有する半導体装置を着脱可能に収容することができる半導体装置用ソケットに関する。
電子機器などに実装される半導体装置においては、一般にICソケットと称される半導体装置用ソケットが利用され、実装される以前の段階で種々の試験が行われる。これにより、その半導体装置の潜在的欠陥が除去される。また、パッケージ寸法の互いに異なる多種多様の半導体装置に関し、試験が行われる場合、試験効率を高めるために多種多様の半導体装置が共通して装着可能な共通のICソケットが、提案されている。そのようなICソケットは、例えば、特許文献1にも示されるように、互いにパッケージ寸法が異なる半導体装置が選択的に装着されるように、装着されるBGA(ball grid array)型の半導体装置のボールバンプとの電気的接続を行うコンタクト端子を半導体装置載置部にマトリックス状に有するソケット本体(端子プレート)と、その半導体装置載置部に固定され、装着される半導体装置のボールバンプのコンタクト端子に対する相対位置を位置決めする位置決め部材(ガイド部材)とを含んで構成されている。
特許文献1において、各コンタクト端子の一端は、半導体装置のボールバンプに対応して半導体装置載置部に形成される凹部内に挿入されている。
また、その各位置決め部材は、半導体装置載置部における所定位置に固定され、位置決めを行う内壁を有している。その内壁は、例えば、装着される半導体装置のパッケージの外周部における4隅のうちの1つに係合することにより、半導体装置のボールバンプのコンタクト端子に対する相対位置を位置決めするものとされる。
その位置決め部材は、多種多様の半導体装置に対応するために半導体装置載置部における位置決め部材の取付け位置が共通に設定されるもとで、各半導体装置に対応した異なる形状の位置決め部材がそれぞれ用意されている。
さらに、プリント基板実装用ソケットにおいて、例えば、特許文献2にも示されるように、ピン数の異なる半導体装置を選択的に実装するために各半導体装置のピン数に応じてソケット単体の個数を増減できるようにソケット単体を一列に結合したブロックソケットが提案されている。
特開2001−83207号公報 特開平8−102347号公報
上述の特許文献1に記載されるようなICソケットにおいては、BGA型の多種多様な半導体装置に対し有効なICソケットである。
しかし、特許文献1において、位置決め部材は、互いに異なる形状の半導体装置に対し複数種類、用意されなければならないので設備経費が嵩むという問題を伴う。
また、上述のICソケットは、各コンタクト端子の一端が半導体装置のボールバンプに対応して半導体装置載置部に形成される凹部内に埋設されているので同様な試験に供される他の種類の半導体装置、例えば、QFP(Quad Flat Package)型、あるいは、QFN(Quad Flat Non−Leaded Package)型の半導体装置については、適用できないものである。
以上の問題点を考慮し、本発明は、少なくとも一方の対向する各側面にリード端子群を有する半導体装置を選択的に装着することができる半導体装置用ソケットであって、例えば、QFP型の半導体装置も装着することができ、しかも、位置決め部材を互いに外形寸法の異なる複数の半導体装置に対し共用できる半導体装置用ソケットを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る半導体装置用ソケットは、少なくとも一方の対向する各側面にリード端子群を有する半導体装置と接続基板との相互間の電気的接続を行う複数のコンタクト端子を一列にそれぞれ有する複数のコンタクトブロックと、複数のコンタクトブロックが半導体装置のリード端子群の配列に対応して配される半導体装置載置部を有するソケット本体と、半導体装置が選択的に装着される半導体装置載置部に対し着脱可能に配され、半導体装置のリード端子群のコンタクトブロックのコンタクト端子の接点部に対する位置決めを行う第1の位置決め部材と、半導体装置載置部に設けられ、第1の位置決め部材と協働して半導体装置のリード端子群の前記コンタクトブロックのコンタクト端子の接点部に対する位置決めを行う第2の位置決め部材とを備え、第1の位置決め部材および第2の位置決め部材が、それぞれ、形状寸法が互いに異なる複数の半導体装置に関し共用され、半導体装置のリード端子群のコンタクトブロックのコンタクト端子の接点部に対する位置決めを行うことを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る半導体装置用ソケットによれば、少なくとも一方の対向する各側面にリード端子群を有する半導体装置と接続基板との相互間の電気的接続を行う複数のコンタクト端子を一列にそれぞれ有する複数のコンタクトブロックを備え、第1の位置決め部材および第2の位置決め部材が、それぞれ、形状寸法が互いに異なる複数の半導体装置に関し共用され、半導体装置のリード端子群のコンタクトブロックのコンタクト端子の接点部に対する位置決めを行うので例えば、QFP型の半導体装置も装着することができ、しかも、位置決め部材を各半導体装置に対し共用できる。
図1および図2は、本発明に係る半導体装置用ソケットの一例の要部を概略的に示す。
図1および図2において、半導体装置用ソケットは、例えば、検査信号等が供給されるプリント配線基板2における所定の各導電層に対応する位置に複数個、配されている。図1および図2においては、代表して1個の半導体装置用ソケットが示されている。
半導体装置用ソケットは、例えば、オープントップタイプソケットとされ、プリント配線基板2上に固定されるソケット本体10と、ソケット本体10内の中央の半導体装置載置部に配され後述する半導体装置とプリント配線基板2とを電気的に接続する複数のコンタクト端子をそれぞれ有するコンタクトブロック12A,12B,12C,および12Dと、上述の半導体装置載置部に配され試験に供される半導体装置20の電極部のコンタクト端子に対する相対位置を位置決めする位置決め部材14、および、16と、位置決め部材14および16により位置決めされた半導体装置20の各電極部を複数のコンタクト端子に向けて押圧するとともに保持する押え部材18Aおよび18Bをそれぞれ含んでなるラッチ機構と、ソケット本体10に昇降動可能に支持され各ラッチ機構の押え部材18Aおよび18Bに操作力を伝達するカバー部材と(不図示)、を主な要素として含んで構成されている。
斯かる半導体装置用ソケットに供される半導体装置20は、例えば、リード群がそのパッケージの4つの側面にガルウイング形に形成されているQFP型、あるいは、電極(端子)がパッケージの4つの側面および底面部に形成されるQFN型の半導体装置である。なお、リード群がパッケージの相対向する二つの側面に形成されるSOP型、SOJ型、または、電極(端子)パッケージの2つの側面および底面部に形成されるSON型の半導体装置であってもよい。
ソケット本体10は、例えば、ビス(不図示)が4箇所の取付孔10a、および、プリント配線基板2の孔を介してナット(不図示)により締結されることにより、プリント配線基板2上に固定されることとなる。
ソケット本体10は、例えば、樹脂材料で射出成形により作られ、検査される半導体装置20が着脱可能に載置される半導体装置載置部10Pを上面部に有している。略正方形の半導体装置載置部10Pにおける各辺に対応して後述するコンタクトブロック12A,12B,12C,および12Dがそれぞれ圧入される孔10A,10B,10C,および、10Dが設けられている。各孔10A,10B,10C,および、10Dは、それぞれ、貫通孔とされる。孔10Aおよび10Bは、それぞれ、孔10Cおよび10Dに相対向して設けられている。
コンタクトブロック12A,12B,12C,および12Dは、互いに同一の構造とされるのでコンタクトブロック12Aについて説明し、コンタクトブロック12B〜12Dについての説明を省略する。
コンタクトブロック12Aは、図4に示されるように、複数のコンタクト端子22ai(i=1〜n,nは正の整数)と、各コンタクト端子22aiを上述の半導体装置20のリードの相互間隔に対応した相互間距離で一列に個別に収容する一対のハウジングケース24とを含んで構成されている。
一対のハウジングケース24は、それぞれ、互いに同一構造とされる。ハウジングケース24は、例えば、樹脂材料で外観が略直方体状に射出成形されている。ハウジングケース24は、図5(A)および(B)に示されるように、コンタクト端子22aiを個別に収容する凹部24ai(i=1〜n,nは正の整数)を所定の間隔で有している。各凹部24aiは、後述するコンタクト端子22aiの筒状部の軸線方向に沿った略半分が挿入される大径部と、コンタクト端子22aiの接点部が挿入される小径部とからなる。
また、ハウジングケース24の両端には、それぞれ、突起部24Pが一体に形成されている。
これにより、図4に示されるように、一対の互いに同一形状とされるハウジングケース24における大径部の開口端が形成される面を互いに当接させた状態で二つのハウジングケース24を組み合わせることによって、コンタクト端子22aiの筒状部22C全体が収容される空間が、一対の大径部の合体により、形成されることとなる。
コンタクト端子22aiは、例えば、図6に示されるように、両端に半導体装置のリード、または、プリント配線基板2の電極部にそれぞれ当接する各接点部22Pと、各接点部22Pを互いに離隔する方向に付勢するコイルスプリング22Sと、各接点部22P相互間にコイルスプリング22Sを収容する筒状部22Cとを含んで構成されている。
コンタクト端子22aiの筒状部を一対のハウジングケース24の凹部内に収容するにあたっては、コンタクト端子22aiの接点部22Pがそれぞれ、ハウジングケース24の小径部に挿入された後、上述したように、ハウジングケース24における大径部の開口端が形成される面を互いに当接させた状態で二つのハウジングケース24を組み合わせることによって、後述のコンタクト端子22aiの筒状部22C全体が、一対の大径部の合体により形成される空間内に収容されることとなる。その際、そのコンタクト端子22aiの各接点部22Pの先端の一部分が外部に向けて突出する。これにより、コンタクトブロック12Aが得られることとなる。そして、このようにして得られたコンタクトブロック12A〜12Dは、それぞれ、上述のソケット本体10における孔10A〜10Dに圧入される。
従って、コンタクトブロック12A〜12Dを伴うソケット本体10がプリント配線基板2に固定される場合、一方の接点部22Pは、コイルスプリング22Sの付勢力に抗して筒状部22C内に押し戻されることとなる。また、他方の接点部22Pは、半導体装置20が半導体装置載置部に載置され保持される場合、図9に拡大されて示されるように、半導体装置20の電極部20Eに当接した状態でコイルスプリング22Sの付勢力に抗して筒状部22C内に押し戻されることとなる。
なお、コンタクト端子22aiは、図6に示される例に限られることなく、例えば、図7に示されるように、上述のような筒状部がなく、互いに異なる形状の接点部22’Pと接点部22’Qとがコイルスプリング22’Sにより連結される構造を有するものであってもよい。
また、半導体装置載置部10Pには、コンタクトブロック12Aの延長線とコンタクトブロック12Dの延長線とが交差する所定位置、または、コンタクトブロック12Bの延長線とコンタクトブロック12Cの延長線とが交差する所定位置に、位置決め部材14、および、16が設けられている。位置決め部材16は、例えば、略L字状にソケット本体10と一体に形成され、半導体装置20のパッケージの4隅のうちの1つに係合される角16Rを有している。一方、位置決め部材14は、図8(A)、(B)、および、(C)に示されるように、例えば、略L字状に形成され、ソケット本体10に対し着脱可能な構成を有している。位置決め部材14の一辺の長さは、位置決め部材16における一方の一辺の長さに比して小とされる。
位置決め部材14は、位置決め部材16により位置決めされる半導体装置20のパッケージの隅に対し斜めに対向する隅に係合される角14Rを有している。位置決め部材14
の底面部には、図8(A)に示されるように、ソケット本体10に設けられる取付孔10bにそれぞれ着脱可能に挿入される位置決めピン14Pが2箇所に形成されている。
従って、装着された半導体装置20の電極部のコンタクト端子22aiの接点部22Pに対する位置決めが、半導体装置20の外周部の斜めに相対向する隅がそれぞれ位置決め部材14および16の角14Rおよび16Rに係合することにより、なされることとなる。
ソケット本体10におけるコンタクトブロック12Bおよび12Dにそれぞれ隣接する部分には、図1および2に示されるように、押え部材18Aを含んでなるラッチ機構、押え部材18Bを含んでなるラッチ機構が対向して設けられている。
それらのラッチ機構、および、周辺の構造は、互いに同一とされるので押え部材18Aを含んでなる一方のラッチ機構について説明し、他方のラッチ機構についての説明は省略する。
ソケット本体10におけるラッチ機構に対し下方となる部分には、凹部10Rが形成されている。凹部10R内には、図示が省略されるカバー部材が上昇位置をとるとき、図2に二点鎖線で示されるように、押え部材18Aの一端が挿入される。
押え部材18Aは、支持軸26により、回動可能に支持されている。支持軸26は、ソケット本体10に互いに離隔して設けられる一対の支持体10Sにその両端が支持されている。また、支持軸26の回りには、押え部材18Aを図2において時計回り方向に付勢するねじりばね28が設けられている。
このような構成において、半導体装置20を試験するにあたり、半導体装置20がソケット本体10に対し着脱されるとき、押え部材18Aは、図3に示されるように、下降せしめられるカバー部材のアーム部30によって、ねじりばね28の付勢力に抗して一端が押圧されることにより、図2および図3に二点鎖線で示されるように回動される。なお、図3においては、他方のラッチ機構の図示が省略されている。従って、半導体装置載置部10Pの上方が開放状態とされるので半導体装置20が半導体装置載置部10Pに対し着脱可能とされる。
一方、半導体装置載置部10Pに対し装着された半導体装置20を保持するとき、図示が省略されるカバー部材が上昇位置とされるもとで、図2に実線で示されるように、ねじりばね28の付勢力により、押え部材18Aおよび18Bの他端が半導体装置20の上面に当接するとともに、半導体装置20をコンタクト端子22ai群に向けて押圧することとなる。これにより、半導体装置20の電極部とプリント配線基板2の導体層とがコンタクト端子22ai群を介して電気的に接続されることとなる。
図10は、半導体装置20のパッケージの外形寸法よりも小なる外形寸法を有する半導体装置42を試験するにあたり、半導体装置42が着脱される本発明に係る半導体装置用ソケットの他の一例の要部を概略的に示す。なお、図10においては、図1に示される例において同一とされる構成要素について同一の符号を付して示し、その重複説明を省略する。
半導体装置42は、そのパッケージの外形寸法および電極数を除き、上述の図1に示される例における半導体装置20と同様な形式の半導体装置であり、例えば、リード群がそのパッケージの4つの側面にガルウイング形に形成されているQFP型等の半導体装置とされる。
図1に示される例においては、コンタクトブロック12A〜12Dを備えるソケット本体10の上面において略中央部分の大部分を占めるように、半導体装置載置部10Pが形成され、相対向する一対のラッチ機構が半導体装置載置部10Pに隣接して設けられるものであるが、その代わりに、図10に示される例では、コンタクトブロック44A〜44Dを備えるソケット本体10’の上面において半導体装置載置部10Pの面積の約1/4程度の面積を有する半導体装置載置部10’Pが形成され、ラッチ機構が半導体装置載置部10’Pの一方側のみに隣接して設けられるものとされる。
図10において、半導体装置用ソケットは、例えば、オープントップタイプソケットとされ、プリント配線基板2上に固定されるソケット本体10’と、ソケット本体10’の半導体装置載置部10’Pに配され半導体装置42とプリント配線基板2とを電気的に接続する複数のコンタクト端子をそれぞれ有するコンタクトブロック44A,44B,44C,および44Dと、半導体装置載置部10’Pに配され試験に供される半導体装置42の電極部のコンタクト端子に対する相対位置を位置決めする位置決め部材14、および、16と、位置決め部材14および16により位置決めされた半導体装置42の各電極部を複数のコンタクト端子に向けて押圧するとともに保持する押え部材40を含んでなるラッチ機構と、ソケット本体10’に昇降動可能に支持されラッチ機構の押え部材40に操作力を伝達するカバー部材と(不図示)、を主な要素として含んで構成されている。
ソケット本体10’の外形寸法、取付孔10’a、支持体10’Sの形状寸法および位置、および、凹部10’Rの形状寸法および位置は、それぞれ、上述のソケット本体10と同一に設定されている。
ソケット本体10’は、例えば、ビス(不図示)が4箇所の取付孔10’a、および、プリント配線基板2の孔を介してナット(不図示)により締結されることにより、プリント配線基板2上に固定されることとなる。
図10において、ソケット本体10’は、例えば、樹脂材料で射出成形により作られ、検査される半導体装置42が着脱可能に載置される半導体装置載置部10’Pを、その上面部における1つの象限に対応した位置に有している。略正方形の半導体装置載置部10’Pにおける各辺に対応してコンタクトブロック44A,44B,44C,および44Dがそれぞれ圧入される孔10’A,10’B,10’C,および、10’Dが設けられている。各孔10’A,10’B,10’C,および、10’Dは、それぞれ、貫通孔とされる。孔10’Aおよび10’Bは、それぞれ、孔10’Cおよび10’Dに相対向して設けられている。
コンタクトブロック44A,44B,44C,および44Dは、互いに同一の構造とされるのでコンタクトブロック44Aについて説明し、コンタクトブロック44B〜44Dについての説明を省略する。
コンタクトブロック44Aは、図11に示されるように、複数のコンタクト端子22ai(i=1〜n,nは正の整数)と、各コンタクト端子22aiを上述の半導体装置42のリードの相互間隔に対応した相互間距離で一列に個別に収容する一対のハウジングケース48とを含んで構成されている。
一対のハウジングケース48は、それぞれ、互いに同一構造とされる。ハウジングケース48は、上述のハウジングケース24と同様な例えば、樹脂材料で外観が略直方体状に射出成形されている。ハウジングケース48は、上述のハウジングケース24の長さよりも短く、かつ、その凹部24aiの個数も少い個数の凹部48aiを有するとされる。
ハウジングケース48は、コンタクト端子22aiを個別に収容する凹部48ai(i=1〜n,nは正の整数)を所定の間隔で有している。各凹部48aiは、コンタクト端子22aiの筒状部の軸線方向に沿った略半分が挿入される大径部と、コンタクト端子22aiの接点部が挿入される小径部とからなる。
また、ハウジングケース48の両端には、それぞれ、突起部48Pが一体に形成されている。
これにより、図11に示されるように、一対の互いに同一形状とされるハウジングケース48における大径部の開口端が形成される面を互いに当接させた状態で二つのハウジングケース48を組み合わせることによって、後述のコンタクト端子22aiの筒状部22C全体が収容される空間が、一対の大径部の合体により形成されることとなる。
コンタクト端子22aiを一対のハウジングケース48の凹部内に収容するにあたっては、コンタクト端子22aiの接点部22Pがそれぞれ、ハウジングケース48の小径部に挿入された後、上述したように、ハウジングケース48における大径部の開口端が形成される面を互いに当接させた状態で二つのハウジングケース48を組み合わせることによって、後述のコンタクト端子22aiの筒状部22C全体が、一対の大径部の合体により形成される空間内に収容されることとなる。その際、そのコンタクト端子22aiの接点部22Pの先端の一部分が外部に向けて突出する。これにより、コンタクトブロック44Aが得られることとなる。そして、このようにして得られたコンタクトブロック44A〜44Dは、それぞれ、上述のソケット本体10’における孔10’A〜10’Dに圧入される。
また、半導体装置載置部10’Pには、コンタクトブロック44Aの延長線とコンタクトブロック44Dの延長線とが交差する所定位置、または、コンタクトブロック44Bの延長線とコンタクトブロック44Cの延長線とが交差する所定位置に、上述の位置決め部材14、および、16が設けられている。
位置決め部材14の底面部には、図8(A)に示されるように、ソケット本体10’に設けられる取付孔10’bにそれぞれ着脱可能に挿入される位置決めピン14Pが2箇所に形成されている。
その際、取付孔10’bの位置は、図1に示される例における取付孔10bの位置に対して図1に示す矢印の方向に沿って所定距離、移動した位置に設定されている。
従って、装着された半導体装置42の電極部のコンタクト端子22aiの接点部22Pに対する位置決めが、半導体装置42の斜めに相対向する隅がそれぞれ位置決め部材14および16の角14Rおよび16Rに係合することにより、なされることとなる。
ソケット本体10’におけるコンタクトブロック44Bにそれぞれ隣接する部分には、図10および図11に示されるように、押え部材40を含んでなるラッチ機構が設けられている。
ソケット本体10’におけるラッチ機構に対し下方となる部分には、凹部10’Rが形成されている。凹部10’R内には、図示が省略されるカバー部材が上昇位置をとるとき、図11に二点鎖線で示されるように、押え部材40の一端が挿入される。
押え部材40は、支持軸26により、回動可能に支持されている。支持軸26は、ソケット本体10’に互いに離隔して設けられる一対の支持体10’Sにその両端が支持されている。また、支持軸26の回りには、押え部材40を図11において時計回り方向に付勢するねじりばね28が設けられている。
このような構成において、半導体装置42を試験するにあたり、半導体装置42がソケット本体10’に対し着脱されるとき、押え部材40は、図12に示されるように、下降せしめられるカバー部材のアーム部30によって、ねじりばね28の付勢力に抗して一端が押圧されることにより、図11に二点鎖線で示されるように回動される。従って、半導体装置載置部10’Pの上方が開放状態とされるので半導体装置42が半導体装置載置部10’Pに対し着脱可能とされる。
一方、半導体装置載置部10’Pに対し装着された半導体装置42を保持するとき、図示が省略されるカバー部材が上昇位置とされるもとで、図12に示されるように、ねじりばね28の付勢力により、押え部材40の他端が半導体装置42の上面に当接するとともに、半導体装置42をコンタクト端子22ai群に向けて押圧することとなる。これにより、半導体装置42の電極部とプリント配線基板2の導体層とがコンタクト端子22ai群を介して電気的に接続されることとなる。
従って、図10に示される例においては、図1に示される例における位置決め部材14および位置決め部材16、支持軸26、コンタクト端子22ai,カバー部材が互いに共用される構造であるので金型費用および製造コスト、あるいは、製品開発費の低減が図られることとなる。
また、ソケット本体10’を成形するための金型設計にあたり、例えば、図1に示されるソケット本体10を成形するための金型において、孔10A〜10Dの位置、および、取付孔10bの位置を若干修正するように設計することにより容易に金型の設計を行うことが可能となるので開発期間および金型設計時間の短縮が図られる。
その際、コンタクトブロック12A〜12Dとコンタクトブロック44A〜44Dとの相違点は、概ね、その収容されるコンタクト端子22aiの個数およびハウジングケースの長さであるのでハウジングケース24成形用の金型を、ハウジングケースの長さを修正するための駒型を追加利用して金型を互いに共用することも可能である。
なお、上述の例においては、本発明に係る半導体装置用ソケットの一例がオープントップタイプソケットに適用されているが、斯かる例に限られることなく、他の種類のICソケット、例えば、クラムシェルタイプソケットに適用されてもよいことは勿論である。
本発明に係る半導体装置用ソケットの一例の要部を概略的に示す平面図である。 図1に示される例において、半導体装置が装着された状態を示す正面図である。 図2に示される例における動作説明に供される正面図である。 図1に示される例に用いられるコンタクトブロックを示す正面図である。 (A)は図4に示されるコンタクトブロックに用いられるハウジングケースを示す平面図であり、(B)は、(A)に示される例における正面図である。 図4に示されるコンタクトブロックに用いられるコンタクト端子を示す正面図である。 図4に示されるコンタクトブロックに用いられる他のコンタクト端子の例を示す正面図である。 (A)、(B)、(C)は、それぞれ、図1に示される例に用いられる位置決め部材を示す正面図、平面図、側面図である。 図2に示される例における半導体装置の電極部とコンタクト端子の接点部との接触状態を拡大して示す部分断面図である。 本発明に係る半導体装置用ソケットの他の一例の要部を概略的に示す平面図である。 図10に示される例において、半導体装置が装着された状態を示す正面図である。 図11に示される例における動作説明に供される正面図である。
符号の説明
10、10 ソケット本体
12A,12B,12C,12D コンタクトブロック
14,16 位置決め部材
22ai コンタクト端子
24、48 ハウジングケース

Claims (3)

  1. 少なくとも一方の対向する各側面にリード端子群を有する半導体装置と接続基板との相互間の電気的接続を行う複数のコンタクト端子を一列にそれぞれ有する複数のコンタクトブロックと、
    前記複数のコンタクトブロックが前記半導体装置のリード端子群の配列に対応して配される半導体装置載置部を有するソケット本体と、
    前記半導体装置が選択的に装着される前記半導体装置載置部に対し着脱可能に配され、前記半導体装置のリード端子群の前記コンタクトブロックのコンタクト端子の接点部に対する位置決めを行う第1の位置決め部材と、
    前記半導体装置載置部に設けられ、前記第1の位置決め部材と協働して前記半導体装置のリード端子群の前記コンタクトブロックのコンタクト端子の接点部に対する位置決めを行う第2の位置決め部材とを備え、
    前記第1の位置決め部材および第2の位置決め部材が、それぞれ、形状寸法が互いに異なる複数の前記半導体装置に関し共用され、該半導体装置のリード端子群の前記コンタクトブロックのコンタクト端子の接点部に対する位置決めを行うことを特徴とする半導体装置用ソケット。
  2. 前記コンタクトブロックは、複数のコンタクト端子と、該コンタクト端子をそれぞれ個別に一列に協働して収容する略同一形状の一対のハウジング部材と、からなることを特徴とする請求項1記載の半導体装置用ソケット。
  3. 前記半導体装置のパッケージの形式は、QFP型、QFN型、SOP型、SOJ型、SON型のうちのいずれかであることを特徴とする請求項1記載の半導体装置用ソケット。
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