JP2005345498A - 照明装置、表示装置、並びにプロジェクタ - Google Patents

照明装置、表示装置、並びにプロジェクタ Download PDF

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Abstract

【課題】 間欠照明の程度(単位時間当たりの照明時間の割合)を変化させることができ、動画質の改善効果を調節するのに適した照明装置を提供する。
【解決手段】 照明装置は、光源10と、光源10と照明対象80との間の集光位置において光源10からの光を間欠的に遮光する遮光手段20(回転スリット板21A,21B)と、を備える。遮光手段20(回転スリット板21A,21B)は、単位時間当たりの遮光時間の割合が可変である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光源からの光によって光変調装置を照明して画像(映像)を表示する直視型表示措置、あるいは、光変調装置で変調された光を投写レンズによってスクリーン等に拡大表示するプロジェクタに関し、特に、動画像を表示する場合に有用な光学系に関わる技術に関する。
直視型表示装置や投写型表示装置(プロジェクタ)において使用される光変調装置としては、液晶パネルや液晶ライトバルブなどの液晶表示素子を挙げることができる。液晶表示素子は単位時間当たりの透過光量を制御することで強度変調を行う、いわゆるホールド型の表示素子である。そのため、動画像を表示する際には、画像が不鮮明となり特に輪郭部に「ぼけ」が知覚されることが知られており、その改善策が検討されている(例えば、非特許文献1参照)。
ホールド型の表示素子である液晶表示素子を用いた表示装置において、動画質を改善するためには、(1)例えば、液晶材料の改良あるいは駆動回路の工夫により表示素子の応答速度を向上させるなどの、液晶表示素子自体の表示特性の改善、(2)例えば、照明対象に対して照明光を時間軸上で間欠的に照明し、CRT(ブラウン管を用いた表示装置)の様なインパルス型の表示状態に近づけるなどの、液晶表示素子を照明する照明方法の改善、の2つの手段を採用することが効果的とされている。
現在、液晶表示装置における動画質の改善は、液晶材料の改良あるいは駆動回路の工夫を中心に進められているが、その取り組みだけでは不十分であり、照明装置や照明方法の改善も積極的に検討する必要がある。直視型表示装置やプロジェクタの光源に広く用いられている放電ランプは、間欠点灯に適さないため、照明光を制御する何らかの手段を照明光路上に配置して、間欠照明を実現する光学系が検討されている。
間欠照明を実現する光学系として、円周方向に規則的に開口部を備えたスリット板を照明光路上で回転させ、照明対象である液晶表示素子を間欠的に照明する照明装置が考案されている(例えば、特許文献1参照)。この照明装置では、スリット板の回転によって照明光が周期的に遮光され、間欠照明を実現する。遮光によって表示映像の明るさは低下するものの、動画質の改善に効果がある。
特開2001−296841号公報(第14図−第16図) 栗田泰市郎、ホールド型ディスプレイの表示方式と動画表示における画質、「第1回LCDフォーラム予稿集」、液晶学会、1998年8月、p.1−6
ここで、動画質の改善効果は間欠照明の程度と密接に関係し、すなわち、単位時間当たりの照明時間が短い(遮光時間が長い)ほど動画質の改善効果は増大する。反面、照明時間が短ければ単位時間当たりの照明光量は減少するため、表示映像は暗くなる。
この点に着目すると、上記特許文献1の照明装置では、開口部の形状が固定されているため、単位時間当たりの照明時間は一定であり、得られる動画質の改善効果も常に一定である。したがって、動画質の内容(動き部分の多さやその速度)に応じて動画質の改善効果を調節することができない。
動き部分が少ない映像等のように表示映像の内容によっては、間欠照明による動画質の改善効果をそれほど期待しなくてもよい映像ソースがあり、また、視聴者や使用環境によっては動画質の改善効果よりも表示映像の明るさを優先させたい場合もある。
すなわち、表示映像の内容に応じて動画質の改善効果の程度を変え、その分の照明光量を増やして(犠牲にせずに)表示映像を高輝度化するといったような自由度の高い使い方を、上記特許文献1の照明装置では実現できない。
本発明の目的は、間欠照明の程度(単位時間当たりの照明時間の割合)を変化させることができ、動画質の改善効果を調節するのに適した照明装置を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、高画質な動画像を表示し、かつ動画質の改善効果を自在に調節することができる表示装置並びにプロジェクタを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の装置は、照明装置であって、光源と、前記光源と照明対象との間の集光位置において前記光源からの光を間欠的に遮光する遮光手段と、を備え、前記遮光手段は、単位時間当たりの遮光時間の割合が可変である、ことを特徴とする。
なお、単位時間当たりの遮光時間の割合とは、例えば、遮光動作が所定の周期で間欠的に行われる場合における一周期内の遮光時間の割合に相当する。そして、一周期とは、例えば、動画像などを表示する光変調装置の照明装置として本発明の照明装置を用いる場合の光変調装置における画像表示のフレーム期間に相当する。
上記の照明装置では、光源からの光を間欠的に遮光するとともに、単位時間当たりの遮光時間の割合が可変であることから、間欠照明の程度(単位時間当たりの照明時間の割合)を変化させることができる。すなわち、上記遮光時間の割合の変化させることにより、単位時間当たりの照明時間の割合を短くしたり、単位時間当たりの照明時間の割合を長くしたりすることができる。
その結果、この照明装置では、液晶表示素子などのホールド型の表示モードを有する表示素子を照明する場合において、例えば、表示素子が動きの速い映像を表示するときには、単位時間当たりの照明時間の割合を短くして、動画質の改善効果を増大させることができる。逆に、例えば、動きの少ない映像を表示するときには、単位時間当たりの照明時間を長くして、動画質の改善効果よりも表示映像の明るさを優先させることができる。
すなわち、この照明装置は、表示装置における動画質の改善効果を自在に調節するのに適している。
ここで、上記集光位置とは、照明対象と共役な関係にない位置であって、光源からの光が細く絞られた位置である。なお、集光位置のうちの集光点(焦点位置)において、光源からの光は最も細く絞られる。
上記の照明装置では、上記遮光手段による遮光位置が上記集光位置であることにより、照明状態と遮光状態との切換が比較的短時間で行われ、その結果、遮光動作の時間精度がよく、照明ムラの少ない間欠照明を実現することができる。しかも、遮光位置において光が細く絞られていることから、遮光精度の向上が図られる。
上記の照明装置において、より具体的には、前記遮光手段は、所定の部材に形成された遮光領域と開口領域とが前記光源からの光を交互に横切り、かつ前記開口領域が前記光源からの光を横切る時間の割合(開口率)が可変となるように、構成されているとよい。
この構成によれば、所定の部材に形成された遮光領域と開口領域とが光源からの光を交互に横切ることにより、その光が間欠的に遮光される。そして、開口領域が光源からの光を横切る時間の割合(開口時間の割合、開口率)を変化させることにより、単位時間当たりの遮光時間(あるいは照明時間)の割合を変化させることができる。
この場合において、より具体的には、前記遮光手段は、円周方向に周期的に配される複数の開口部をそれぞれ含む複数のスリット板と、該複数のスリット板の回転動作を個々に独立して制御する制御手段と、を有するとよい。
この構成によれば、複数のスリット板を回転させるとともに、それらの回転方向の互いの位置関係(位相)を制御することにより、上記開口率を変化させることができる。例えば、複数のスリット板をそれぞれ同一速度で同一方向に回転させるとともに、それらの開口部の相対位置関係(位相)を制御することにより、複数のスリット板の各開口部の光軸方向の重なりによって形成される合成開口領域の大きさが変化する。合成開口領域が大きいと上記開口率が大きくなり、合成開口領域が小さいと上記開口率が小さくなる。
この場合、前記光源からの光は、前記集光位置において、前記複数のスリット板の各開口部の重なりによって形成される合成開口領域に比べて細く絞られている、のが好ましい。
この構成によれば、上述した遮光動作の時間精度の向上や、照明ムラの低減、あるいは遮光精度の向上がより確実に図られる。
さらにこの場合、前記複数のスリット板は、前記光源から延びる光軸方向に並べて配置され、前記複数のスリット板の前記光軸方向の中間位置に、前記光源からの光の集光点(焦点)が位置する、のが好ましい。
この構成によれば、光源からの光が確実に細く絞られた位置で遮光が実施される。
また、上記の照明装置において、より具体的には、前記光源からの光を均一化する均一照明光学系を備え、前記均一照明光学系は、レンズアレイ方式のインテグレータ光学系またはロッドレンズ方式のインテグレータ光学系である、とよい。
また、前記均一照明光学系がロッドレンズ方式のインテグレータ光学系である場合、前記光源からの光をロッドレンズに伝達する集光レンズを備える、のが好ましい。
これにより、遮光手段による遮光位置を集光位置に配置しやすくなるとともに、光源からの光がロッドレンズに適切に導かれるため、ロッドレンズへの光の入射効率を高められる。
本発明の第2の装置は、表示装置であって、上記照明装置と、光変調装置と、を備えることを特徴とする。
この表示装置によれば、上記照明装置を備えることにより、間欠照明の程度(単位時間当たりの照明時間の割合)を変化させることができることから、高画質な動画像を表示し、かつ動画質の改善効果を自在に調節することができる。
本発明の第3の装置は、表示装置であって、光源と、前記光源からの光を変調する光変調手段と、前記光源と前記光変調手段との間の集光位置において前記光源からの光を所定の周期で間欠的に遮光する遮光手段と、所定の情報に基づいて、前記遮光手段の開口率を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
なお、遮光手段の開口率とは、間欠的な遮光動作の一周期内における開口時間の割合を示すものである。
ここで、前記所定の情報は、例えば、表示する映像の内容、視聴者の好み、及び使用環境、のうちの少なくとも一つを含むとよい。
上記の表示装置では、光源からの光を遮光手段で間欠的に遮光するとともに、その遮光手段の開口率を制御することから、単位時間当たりの照明時間の割合を短くしたり、単位時間当たりの照明時間の割合を長くしたりすることができる。
その結果、この表示装置では、光変調手段が液晶表示素子などのホールド型の表示素子を有する場合において、例えば、表示素子が動きの速い画像を表示するときには、単位時間当たりの照明時間の割合を短くして、動画質の改善効果を増大させることができる。逆に、例えば、動きの少ない画像を表示するときには、単位時間当たりの照明時間を長くして、動画質の改善効果よりも表示映像の明るさを優先させることができる。
したがって、この表示装置では、表示映像の内容に応じて動画質の改善効果の程度を変え、その分の照明光量を増やして(犠牲にせずに)表示映像を高輝度化するといったような自由度の高い使い方を実現できる。
すなわち、この表示装置は、高画質な動画像を表示し、かつ動画質の改善効果を自在に調節することができる。
ここで、上記集光位置とは、光変調手段と共役な関係にない位置であって、光源からの光が細く絞られた位置である。なお、集光位置のうちの集光点(焦点位置)において、光源からの光は最も細く絞られる。
上記の表示装置では、上記遮光手段による遮光位置が上記集光位置であることにより、照明状態と遮光状態との切換が比較的短時間で行われ、遮光動作の時間精度がよく、照明ムラの少ない間欠照明を実現することができる。しかも、遮光位置において光が細く絞られていることから、遮光精度を向上しやすい。
上記の表示装置において、一つのフレームに関する前記光変調装置への画像(映像)データの書き込み終了時点と、次のフレームに関する前記遮光手段による遮光開始時点と、が略一致する、ことが好ましい。ここで、前記遮光手段における照明期間に着目すれば、次のフレームに関する遮光手段による遮光開始時点とは、一つのフレームに関する照明終了時点に対応する。
これにより、一つのフレームに関する画像データの書き込み終了時点を基準にして、前に遡って照明期間が設定される。
その結果、この表示装置では、光変調手段が液晶表示素子などのホールド型の表示素子を有する場合などにおいて、表示素子が十分に応答した状態で光変調装置が照明されることから、表示性能の向上が図られる。
この場合において、前記光変調手段は、一つのフレーム内で画像(映像)を複数のサブフレームに分けて連続して変調するモードを有しており、前記制御手段は、開口率(%)≦(100/サブフレーム数)、となるように前記遮光手段の開口率を制御する、ことが好ましい。
これにより、サブフレームの切換時に生じやすい表示映像の変化に伴う二重像の発生を回避できる。
なお、アクティブマトリクス型の液晶表示素子では、TV等の放送フォーマットを考慮して60Hzのフレーム周波数で映像表示を行うタイプがほとんどであるが、近年、高画質化を実現するために120Hzのフレーム周波数で駆動するタイプの液晶表示素子が開発されている。例えば、こうした液晶表示素子が、上記連続変調モードに好ましく適用される。
また、上記の表示装置において、前記遮光手段は、所定の部材に形成された遮光領域と開口領域とが前記光源からの光を交互に横切り、かつ前記開口領域が前記光源からの光を横切る時間の割合が可変となるように、構成されているとよい。
この構成によれば、所定の部材に形成された遮光領域と開口領域とが光源からの光を交互に横切ることにより、その光が間欠的に遮光される。そして、開口領域が光源からの光を横切る時間の割合(開口時間の割合、開口率)を変化させることにより、単位時間当たりの遮光時間(あるいは照明時間)の割合を変化させることができる。
この場合、前記遮光手段は、前記所定の部材に形成された開口領域を前記光源から延びる光軸上に停止する非遮光モードを有してもよい。
なお、前記光源からの光は、前記集光位置において、前記所定の部材に形成された開口領域に比べて細く絞られている、のが好ましい。
非遮光モードは、例えば、静止画を表示する場合のように動画像の画質を改善する必要がない場合に好ましく用いられる。非遮光モードでは、遮光による光損失が発生しないため、非常に明るい表示映像を実現できる。
本発明の第4の装置は、プロジェクタであって、上記表示装置と、投写手段と、を備えることを特徴とする。
このプロジェクタによれば、間欠照明の程度(単位時間当たりの照明時間の割合、開口率)を変化させることができることから、高画質な動画像を表示し、かつ動画質の改善効果を自在に調節することができる。その結果、投写手段により拡大投写されても、明るい映像を表示することができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明に係る第1の実施の形態について図1から図6を参照して説明する。
図1は、本実施の形態における投写型表示装置(プロジェクタ)の概略図である。
プロジェクタPJ1は、図1に示すように、光源10と、光源10から射出された光を間欠的に遮光する遮光装置(遮光手段)20と、光の強度分布を均一化するインテグレータ光学系(均一照明光学系)30と、平行化レンズ70と、光を変調する液晶ライトバルブ(光変調手段)80と、変調された光を投写する投写レンズ(投写手段)100と、を備えて概略構成されている。
なお、本発明の照明装置は、例えば、上記光源10、遮光装置20、及びインテグレータ光学系30等を含んで構成される。
光源10は、光を射出する高圧水銀ランプ等のランプ11と、ランプ11から射出された光を図1におけるZ軸方向に反射し、所定のほぼ一箇所(第2焦点位置13b)に集光させるリフレクタ12とを備えている。リフレクタ12としては、2つの焦点(図1に示す第1焦点位置13a、第2焦点位置13b)を形成する楕円リフレクタが望ましいが、パラボラリフレクタや球面リフレクタと集光レンズなどを組み合わせた光学系であってもよい。
遮光装置20は、光源10から延びる光軸Lと平行な回転軸23を中心としてそれぞれ回転自在に配置される一対の回転スリット板21A,21Bと、回転スリット板21A,21Bを回転駆動させるための電磁モータ(モータ22A,22B)と、各モータ22A,22Bを個別に制御する制御部26と、を有している。
一対の回転スリット板21A,21Bは、光軸Lに沿って並べて配置されるとともに、光軸方向(Z軸方向)に関して、光源10からの光の集光位置に配置されている。より具体的には、一対の回転スリット板21A,21Bは互いに近づけて配置されるとともに、それらの光軸方向に関するほぼ中間位置、すなわち、第1の回転スリット板21Aと第2の回転スリット板21Bとの間の位置に、光源10からの光束が最も細く絞られた集光点(第2焦点位置13b)が位置している。
図2は、回転スリット板21A(回転スリット板21B)の平面図である。
回転スリット板21A,21Bはそれぞれ、円周方向に複数の開口部24を規則的に配列した構造からなる。すなわち、回転スリット板21A,21Bにはそれぞれ、円周方向に所定のピッチで周期的に複数(本例では4ケ)の開口部24が設けられており、各開口部24同士の間に複数(本例では4ケ)の遮光部25が設けられている。図2に示すように、開口部24の形状が略扇形であると開口部24と遮光部25とが略相似となり、後述する遮光制御が容易となる。なお、開口部24の形状は扇形に限らず、円形、楕円形、あるいは方形など他の形状であってもよい。また、回転スリット板の数は2枚に限らず、3枚以上でもよい。さらに、第1の回転スリット板21Aと第2の回転スリット板21Bとの間で開口部24の形状が異なっていてもよい。
図1に戻り、遮光装置20において、回転スリット板21A,21Bはそれぞれ、個別のモータ22A,22Bによって独立して回転駆動されるとともに、制御部26によって回転速度、回転開始のタイミング、回転位相などが個別に制御される。フォトセンサーなどを利用すれば回転速度や位相状態のフィードバック制御は容易に実現可能である。
回転スリット板21A,21Bの回転時において、回転スリット板21A,21Bの各開口部24(図2参照)が光軸L上で重なると光源10からの光が通過する。回転スリット板21A,21Bを通過した光は平行化レンズ15で略平行化され、インテグレータ光学系30に入射する。一方、回転スリット板21A,21Bの少なくとも1つの遮光部25(図2参照)が光軸L上に配置されると光源10からの光が遮られる。平行化レンズ15の機能は光源10からの光をインテグレータ光学系30に平行性の高い状態で入射させることにあるから、平行化レンズ15はアクロマートなどの色消しレンズや非球面レンズであることが望ましい。これによりインテグレータ光学系30以降における光利用効率を高められる。
そして、回転スリット板21A,21Bの回転に伴い、回転スリット板21A,21Bの開口部24の重なりによって形成される領域(合成開口領域)と、遮光部25の重なりによって形成される領域(合成遮光領域)とが光源10からの光を交互に横切ることにより、光源10からの光が間欠的に遮光される。なお、遮光装置20では、回転スリット板21A,21Bの回転動作を個別に制御することにより、回転スリット板21A,21Bによる合成開口領域が光源10からの光を横切る時間の割合(間欠的な遮光動作の一周期内における開口時間の割合、開口率)を変化させることができる。この開口率の制御は、後述するように、プロジェクタPJ1に入力される画像信号に基づいて行われる。
インテグレータ光学系30は、液晶ライトバルブ80の表示領域と略相似関係にある矩形形状を有する矩形レンズ31aがマトリクス状に配置された第1のレンズアレイ板31(図3参照)と、矩形レンズ31aに対応する小レンズ32aがマトリクス状に配置された第2のレンズアレイ板32と、重畳レンズ35とを有している。矩形レンズ31aの輪郭形状は、液晶ライトバルブ80の表示領域と略相似な形状、例えば図中のY軸方向長さ対X軸方向長さの比が、3対4となるように形成されている。
インテグレータ光学系30において、第1のレンズアレイ板31に入射した光束は、各矩形レンズ31aによって複数の部分光束に分割された後、第2のレンズアレイ板32、重畳レンズ35、及び平行化レンズ70を経て液晶ライトバルブ80上で重畳される。光の重畳過程において光の面内強度分布が均一化され、その光によって液晶ライトバルブ80が均一に照明される。
液晶ライトバルブ80は、透過型の液晶パネルである液晶装置と、その光入射面側及び光射出面側にそれぞれ配置される一対の偏光子とを含んでいる。図1ではこれらをまとめて液晶ライトバルブ80として描いている。液晶装置としては、例えば、画素スイッチング用素子としての薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor)を用いたTN(Twisted Nematic)モードのアクティブマトリクス方式の透過型の液晶セルが用いられる。液晶ライトバルブ80に照射された光(照明光)は、プロジェクタPJ1に入力される映像(画像)信号に基づいて変調されて光学像を形成し、投写レンズ100によりスクリーン(図示せず)に投写される。
このように、上記構成のプロジェクタPJ1では、遮光装置20によって光源10からの光が間欠的に遮光され、その結果、液晶ライトバルブ80が間欠的に照明される。
ここで、遮光装置20による遮光位置は、回転スリット板21A,21Bの配置位置であり、光源10からの光が細く絞られた集光位置(第2焦点位置13bの近傍)である。そのため、このプロジェクタPJ1では、回転スリット板21A,21Bを光が通過する状態(照明状態)と、回転スリット板21A,21Bによって光が遮られる状態(遮光状態)との切換が比較的短時間で行われるという利点がある。
すなわち、プロジェクタPJ1では、照明対象(液晶ライトバルブ80)と共役な位置関係にない集光位置に回転スリット板21A,21Bが配置されていることにより、照明対象上において照明と非照明(遮光)との切り換えは方向性を持たず(表示面の一方から他方側に向かって次第に照明と非照明(遮光)の切換領域が移動していくようなことがないという意味)に瞬時に行われる。その結果、プロジェクタPJ1では、遮光動作の時間精度がよく、照明ムラの少ない間欠照明を実現することができる。しかも、回転スリット板21A,21Bによる遮光位置において光源10からの光が細く絞られていることから、遮光精度の向上が図られる。
次に、プロジェクタPJ1に入力される映像(画像)信号に基づいて行われる遮光装置20における開口率の制御について説明する。
図4(A)〜図4(C)は、一対の回転スリット板21A,21Bの回転時における位置関係(位相)の例を示す図である。
図4(A)〜図4(C)の各図において、一対の回転スリット板21A,21Bはいずれも同じ速度で同じ方向に回転している。また、一対の回転スリット板21A,21Bの回転方向における互いの位置関係(位相)が、図によって異なっている。
ここで、一対の回転スリット板21A,21Bをそれぞれ同一速度で回転させるとともに、それらの各開口部24の相対位置関係(位相)を制御することにより、各開口部24の光軸方向の重なりによって形成される合成開口領域の大きさが変化し、それに応じて、一対の回転スリット板21A,21Bによる間欠的な遮光動作の一周期内における開口時間の割合、すなわち開口率が変化する。
合成開口領域をθ1、合成遮光領域(遮光部25の重なりによって形成される領域)をθ2で表すと、開口率は、次のように定義するすることができる。
開口率(%)=θ1/(θ1+θ2)
上記定義に基づくとき、図4(A)は開口率:50%(θ1=θ2=45°)の状態を示しており、この場合、単位時間当たりの遮光時間の割合:50%(単位時間当たりの照明時間の割合:50%)の間欠照明が実現される。
図4(B)は開口率:37.5%(θ1=33.75°、θ2=56.25°)、の状態を示しており、この場合、単位時間当たりの遮光時間の割合:62.5%(単位時間当たりの照明時間の割合:37.5%)の間欠照明が実現される。
図4(C)は開口率:25%(θ1=22.5°、θ2=67.5°)の状態を示しており、この場合、単位時間当たりの遮光時間の割合:75%(単位時間当たりの照明時間の割合:25%)の間欠照明が実現される。
図4では開口率として0%〜50%を実現する一対の回転スリット板を示したが、開口部の円周方向に沿った幅の設定や回転スリット板の数によっては、開口率の最大値を50%以上としたり、開口率の変化幅を50%以上に設定することができる。
図1に戻り、遮光装置20では、一対の回転スリット板21A,21Bの位相を制御することにより、開口率を制御し、それに応じて、間欠照明の程度(間欠照明における単位時間当たりの遮光時間の割合あるいは単位時間当たりの照明時間の割合)を制御する。開口率の制御は、映像に関する所定の情報(表示する映像の内容、視聴者の好み、及び使用環境など)に基づいて、制御部26により行う。
例えば、照明対象である液晶ライトバルブ80が動きの速い映像を表示するときには、制御部26は、合成開口領域(開口率)が小さくなるように回転スリット板21A,21Bの位相を制御する(例えば、図4(C)の状態)。これにより、単位時間当たりの照明時間の割合を短くして、動画質の改善効果を増大させることができる。
なお、集光位置で遮光を行うことによる前述した利点を生かす上で、合成開口領域が遮光位置における光束断面よりも大きく設定されることが好ましい。すなわち、遮光位置において、光源10からの光が合成開口領域に比べて細く絞られていることが好ましい。これにより、遮光動作の時間精度の向上や、照明ムラの低減、あるいは遮光精度の向上がより確実に図られる。
また、例えば、液晶ライトバルブ80が動きの少ない映像を表示するときには、制御部26は、合成開口領域(開口率)が大きくなるように回転スリット板21A,21Bの位相を制御する(例えば、図4(A)の状態)。これにより、単位時間当たりの照明時間を長くして、動画質の改善効果よりも表示映像の明るさを優先させることができる。
なお、静止画を表示する場合のように動画質の改善効果が不要である場合には、光軸上に合成開口領域を配置した状態で一対の回転スリット板21A,21Bを停止させ、光源からの光を遮らない状態を維持するとよい(非遮光モード)。この場合、光軸上の合成開口領域は光束断面よりも大きく、光源からの光が回転スリット板21A,21Bをすべて通過するのが好ましい。この非遮光モードでは、遮光による光損失が発生しにくいため、非常に明るい表示映像を実現できる。
このように、プロジェクタPJ1では、表示映像の内容に応じて動画質の改善効果の程度を変え、その分の照明光量を増やして(犠牲にせずに)表示映像を高輝度化するといったような自由度の高い使い方を実現できる。すなわち、このプロジェクタPJ1では、高画質な動画像を表示し、かつ動画質の改善効果を自在に調節することができる。
続いて、液晶ライトバルブ80への画像(映像)データの書き込みと遮光装置20による間欠照明のタイミングとの関係について説明する。
図5は、液晶ライトバルブ80(図1参照)への画像(映像)データの書き込みと照明タイミングとの関係の一例を説明するための図であり、一対の回転スリット板21A,21Bによる開口率が50%の場合(1/2の間欠照明)に、液晶ライトバルブ80の第1ラインの画素における表示状態(液晶の応答状態)と間欠照明における照明時間との関係を示している。
図5の例では、液晶ライトバルブ80は、120Hzのフレーム周波数で駆動しており(いわゆる倍速駆動)、また、画像(映像)データの書き込みはいわゆる線順次駆動である。すなわち、液晶ライトバルブ80において、表示領域内における第1ラインから最終の第nラインに向けてライン毎に順次データが書き込まれ、約1/120秒間で1画面に相当するサブレームの画像が書き込まれて表示される。また、1/60秒の時間を基準として、サブフレーム1(最初の1/120秒間)とサブフレーム2(次の1/120秒間)とでは同じ内容の画像(映像)データが書き込まれて表示される。通常の液晶ライトバルブではフレーム表示期間に対して十分な応答速度が得られないため、照明時間内に液晶応答が完結せず画像データに対応した透過率(輝度)が得られない場合が多い。一つのフレーム内で同じ内容の映像を複数のサブフレームに分けて連続して変調する(書き込む)モードでは、連続駆動によって液晶応答が比較的短時間で所望の透過率の状態(図5では100%)に近づくため、画像データに対応した透過率(輝度)を得やすいという利点がある。なお、液晶ライトバルブ80の駆動に際しては、公知技術であるオーバードライブ駆動を併用し、液晶分子の応答速度を向上させることが望ましい。
一方、遮光装置20は、液晶ライトバルブ80への画像(映像)データの書き込みタイミングに同期させて回転スリット板21A,21Bを回転させ、液晶ライトバルブ80を間欠的に照明する。具体的には、あるフレームに関する液晶ライトバルブ80へのデータ書き込み終了時点、すなわち最下位走査線(最終の第nライン)への書き込み終了時点と、次のフレームに関する回転スリット板21A,21Bによる遮光開始時点(同じフレームに関する回転スリット板21A,21Bによる照明終了時点)と、が略一致するように回転スリット板21A,21Bの回転(位相)を制御する。
ここで、図5の例では、一対の回転スリット板21A,21Bによる開口率は50%(1/2の間欠照明)であるから、上記回転制御により、サブフレーム1(最初の1/120秒間)が遮光状態となり、サブフレーム2(次の1/120秒間)が照明状態となる。すなわち、サブフレーム2の書き込み及び表示期間に同期して液晶ライトバルブ80に対して照明光が照射される。換言すると、照明光が照射されているサブフレーム2の期間に、第1ラインから第nラインに向けて順次データが書き込まれ表示される。そして、サブフレーム2の書き込みが終了するとともに間欠照明における照明期間がほぼ終了する。
このように、同じ内容の画像(映像)データを2度書きし、照明光の照射タイミングを設定することにより、液晶分子が十分に応答した状態で照明光が照射されるため、所望の表示状態(所望の明るさや色の画像を表示する状態)を実現することができる。
また、図6に示すように、動きの少ない映像ソースの場合には開口率を50%付近或いはそれ以上に設定し、動きの多い映像ソースの場合には開口率を50%よりも小さい設定とすることにより、動画質の改善効果の調節が可能である。なお、開口率が変化すると、照明期間が変化するとともに、時間平均をとれば照明光量が変化する。開口率が50%未満の場合(1/2未満の間欠照明)には、サブフレーム2の途中から照明光を照射することになり、液晶分子が十分に応答した状態で照明光がさらに短時間のみ照射されるため、CRTのようなインパルス応答的な表示状態に一層近くなる。
すなわち、このプロジェクタPJ1では、一対の回転スリット板21A,21Bの回転位相を制御することで、合成開口領域による開口率を変え、間欠照明の程度(単位時間当たりの照明時間の割合)を制御することができる。開口率が低いほど照明効率は低くなり、表示映像は暗くなるが、インパルス応答的な表示状態となり、動画質の改善効果が高くなる。これにより、動画質の内容(動き部分の多少やその速度)に応じて動画質の改善効果を調整でき、動きの多い映像ソースや速度の速い映像ソースの場合には動画質の改善効果を高め、動きの少ない映像ソースの場合には明るい表示映像を得る、などといった自由度の高い使い方を実現できる。さらに、液晶分子が十分に応答し所望の表示状態となった時点で間欠的に照明光を照射するため、所望の輝度値や色合いの画像を表示できるという点で高画質化を期待できる。
なお、上述した120Hz駆動(倍速駆動)でない、一般的な60Hz駆動の場合にも、あるフレームに関する液晶ライトバルブ80へのデータ書き込み終了時点と、次のフレームに関する回転スリット板21A,21Bによる遮光開始時点(同じフレームに関する回転スリット板21A,21Bによる照明終了時点)とが略一致するように両者を同期させるのが望ましい。データ書き込み終了時点を基準にして前に遡って照明期間が設定されることにより、液晶分子が十分に応答した状態で液晶ライトバルブ80が照明されることになり、表示性能の向上が図られる。なお、倍速駆動の場合でも、隣接するフレーム間での画像内容の変化を反映させ、内容の異なる画像(映像)データをサブフレーム間で表示する場合もある。
動画像の表示に際してある画素に着目した場合、照明期間内にその画素の画像データ(輝度)が大きく変化すると、人間には二重像(液晶の応答性によっては多重像)と視認され画質向上感が得られない。この二重像の発生を抑制するために、液晶ライトバルブへの画像(映像)の書き込みと照明タイミングとの関係を図5や図6で説明したように設定している。しかし、二重像の見え方は輝度の変化の他に色相の変化や視聴者の感覚にも依存するため、液晶ライトバルブへの画像(映像)の書き込みと照明タイミングとの関係は上述の関係を基本とするものの、それに限定されるものではない。例えば、照明終了時点が次のフレーム(含むサブフレーム)画像の書き込み開始時点よりも多少遅くなるように設定しても良い。つまり、液晶の応答性、画像(映像)データの内容、視聴者の主観などによって、液晶ライトバルブへの画像(映像)の書き込みと照明タイミングとの関係はある程度の許容範囲を有するものである。
また、一つのフレーム期間内で映像を複数のサブフレームに分けて表示するモードは、2倍速に限らず、3倍速(3つのサブフレーム)以上であってもよい。この場合、開口率(%)≦ 100/サブフレーム数 であることが好ましい。この条件を満足することにより、液晶の応答状態(透過率、画像の輝度)がクリティカルに変化するサブフレームの切換時(応答曲線における変曲点付近)の映像が表示されないため、動画像の画質向上感が損なわれない。
[第2の実施の形態]
次に、本発明に係る第2の実施の形態について図7を参照して説明する。
本実施の形態におけるプロジェクタPJ2の基本構成は、第1の実施の形態におけるプロジェクタPJ1と同様である。本実施の形態においては、均一照明光学系として、ロッドレンズ方式のインテグレータ光学系を採用している。以下、第1の実施の形態で説明した構成要素については同一符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
プロジェクタPJ2は、図7に示すように、光源10と、遮光手段としての遮光装置20(回転スリット板21A,21B)と、均一照明光学系としてのロッドレンズ40と、集光レンズ45と、リレーレンズ46と、平行化レンズ70と、光変調手段としての液晶ライトバルブ80と、投写手段としての投写レンズ100と、を備えて概略構成されている。
なお、本発明の照明装置は、例えば、上記光源10、遮光装置20、及びロッドレンズ40等を含んで構成される。
ロッドレンズ40は四角柱状の光学素子であり、例えばガラスや透明樹脂など透光性を有するとともに周囲の空気よりも屈折率の高い材料から形成されている。また、ロッドレンズ40は、その長手中心軸が光軸Lと一致するように配置され、光源10と対向する光入射端面41aとその反対側の光射出端面41bとが形成されている。光射出端面41bの輪郭形状は、後述する液晶ライトバルブ80の表示領域と略相似な形状、例えば図中のY軸方向長さ対X軸方向長さの比が、3対4となるように形成されている。
なお、ロッドレンズ40は、上述のように、透光性を有する材料の無垢材からなるものでもよいし、4枚の反射ミラーにより中空の四角柱を形成するとともに反射ミラーの反射面を内側に向けたものとして形成してもよい。さらには、光入射端面41aの形状と光射出端面41bの形状とは相似関係に無くてもよい。
また、ロッドレンズ40と液晶ライトバルブ80との間に、ロッドレンズ40側から順に集光レンズ45、リレーレンズ46、及び平行化レンズ70が配置されている。
ここで、均一照明光学系としてロッドレンズ40を用いる場合、リフレクタ12の集光点(第2焦点位置13b)がロッドレンズ40の光入射端面41aの近傍に位置するように配置され、ロッドレンズ40への光源光の入射効率を高めている。また、前述したように、遮光手段としての一対の回転スリット板21A,21Bは、光軸方向(Z軸方向)に関して、光源10からの光が細く絞られた集光位置に配置されているのが好ましい。そのため、一対の回転スリット板21A,21Bは、ロッドレンズ40の光入射端面41aの直前に配置されるのが望ましい。勿論、ロッドレンズ40への光源光の入射効率よりも一対の回転スリット板21A,21Bによる遮光動作の時間精度を重要視するならば、リフレクタ12の集光点(第2焦点位置13b)を一対の回転スリット板21A,21Bの位置に設定しても良い。
本実施の形態のプロジェクタPJ2においても、第1の実施の形態と同様に、一対の回転スリット板21A,21Bの回転位相を制御することで、合成開口領域による開口率を変え、間欠照明の程度(単位時間当たりの照明時間の割合)を制御することができる。その結果、高画質な動画像を表示し、かつ動画質の改善効果を自在に調節することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明に係る第3の実施の形態について図8を参照して説明する。
本実施の形態におけるプロジェクタPJ3は、第2の実施の形態におけるプロジェクタPJ2の変形例である。以下、第1及び第2の実施の形態で説明した構成要素については同一符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
プロジェクタPJ3は、図8に示すように、第2の実施の形態におけるプロジェクタPJ2と同様に、光源10と、遮光手段としての遮光装置20(回転スリット板21A,21B)と、均一照明光学系としてのロッドレンズ40と、集光レンズ45と、リレーレンズ46と、平行化レンズ70と、光変調手段としての液晶ライトバルブ80と、投写手段としての投写レンズ100と、を備えて概略構成されている。
また、第2の実施の形態におけるプロジェクタPJ2と異なり、遮光手段としての回転スリット板21A,21Bとロッドレンズ40との間に集光レンズ16が配置されている。この集光レンズ16は、ロッドレンズ方式のインテグレータ光学系において、光源10からの光をロッドレンズ40に伝達するものであり、光源10からの光束を最も細く絞った位置に回転スリット板21A,21Bを配置した場合にもその光を適切にロッドレンズ40に導くためのものである。
一対の回転スリット板21A,21Bは、光軸Lに沿って並べて配置されるとともに、リフレクタ12の集光点(第2焦点位置13b)に近づけて配置されている。すなわち、光軸方向(Z軸方向)に関して、第1の回転スリット板21Aと第2の回転スリット板21Bとの間の位置に、光源10からの光束が最も細く絞られた集光点(第2焦点位置13b)が位置している。回転スリット板21A,21Bを通過した光束は、集光レンズ16で再び集光され、ロッドレンズ40に入射する。集光レンズ16は、回転スリット板21A,21Bを通過した光束がロッドレンズ40の光入射端面41aで最も細く絞られるように配置され、ロッドレンズ40への光源光の入射効率を高めている。
なお、集光レンズ16の機能は光源10からの光をロッドレンズ40に高効率で伝達することにあるから、集光レンズ16はアクロマートなどの色消しレンズや非球面レンズであることが望ましい。これにより集光レンズ16で発生する光学収差を低減して、ロッドレンズ40への光源光の入射効率を高められる。
本実施の形態のプロジェクタPJ3では、ロッドレンズ40を用いる形態においても、集光位置(第2焦点位置13b)に回転スリット板21A,21Bが配置されることから、遮光動作の時間精度がよく、照明ムラの少ない間欠照明を実現することができる。また、回転スリット板21A,21Bをロッドレンズ40に近接して配置する必要がないため、光学系としての配置の自由度を高められる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明に係る第4の実施の形態について図9を参照して説明する。
本実施の形態におけるプロジェクタPJ4は、本発明をいわゆる3板式のプロジェクタに適用した例であり、光変調手段以外の基本構成は第1の実施の形態におけるプロジェクタPJ1と同様である。以下、第1の実施の形態で説明した構成要素については同一符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
プロジェクタPJ4は、図9に示すように、光源10と、遮光手段としての遮光装置20(回転スリット板21A,21B)と、均一照明光学系としてのインテグレータ光学系30と、光源10からの光(白色光)を、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色光に分離するダイクロイックミラー51,52と、ミラー53と、平行化レンズ70R,70G,70Bと、上記各色光を映像信号に基づき変調する光変調手段としての液晶ライトバルブ80R,80G,80Bと、各液晶ライトバルブ80R,80G,80Bにより変調された光を重畳して表示画像を生成するクロスダイクロイックプリズム(色合成光学系)90と、クロスダイクロイックプリズム90から射出された光を投写する投写レンズ100と、を備えて概略構成されている。
また、ダイクロイックミラー52と平行化レンズ70B(液晶ライトバルブ80B)との間には、ダイクロイックミラー52側から順に、入射側レンズ61、ミラー62、リレーレンズ63、及びミラー64を含むリレー光学系60が配設され、光源10から液晶ライトバルブ80Bに至る光路の長さを光学的に補償し、他の液晶ライトバルブ80R,80Gに至る光路の長さに合わせて、光路の長さの違いによって生じる照明ムラの発生を抑制している。
液晶ライトバルブ80R,80G,80Bはそれぞれ、液晶装置を主体として構成されたアクティブマトリクス方式の透過型の液晶セルを含む構成からなり、各液晶ライトバルブ80R,80G,80Bに照射された光を、プロジェクタPJ4に入力される映像信号に基づいて変調する。
クロスダイクロイックプリズム90は、4つの直角プリズムが貼り合わされた構造からなり、全体が略立方体状に形成されている。また、クロスダイクロイックプリズム90は、赤色光(R)を反射する赤光反射ダイクロイック膜92R(誘電体多層膜など)と青色光(B)を反射する青光反射ダイクロイック膜91Bとを含み、ライトバルブ80Gからの緑色光(G)を透過し、かつライトバルブ80Rからの赤色光(R)とライトバルブ80Bからの青色光(B)とを折り曲げてこれらの3色の光を合成し、カラー画像を形成する。
本実施の形態のプロジェクタPJ4においても、第1の実施の形態と同様に、一対の回転スリット板21A,21Bの回転位相を制御することで、合成開口領域による開口率を変え、間欠照明の程度(単位時間当たりの照明時間の割合)を制御することができる。その結果、高画質な動画像を表示し、かつ動画質の改善効果を自在に調節することができる。
また、このプロジェクタPJ4では、一対の回転スリット板21A,21Bは、光軸Lに沿って並べて配置されるとともに、リフレクタ12の集光点(第2焦点位置13b)に近づけて配置されている。すなわち、光軸方向(Z軸方向)に関して、第1の回転スリット板21Aと第2の回転スリット板21Bとの間の位置に、光源10からの光束が最も細く絞られた集光点(第2焦点位置13b)が位置している。照明対象(液晶ライトバルブ80R,80G,80B)と共役な位置関係にない集光位置に回転スリット板21A,21Bが配置されていることにより、照明対象上において照明と非照明(遮光)との切り換えは方向性を持たず(表示面の一方から他方側に向かって次第に照明と非照明(遮光)の切換領域が移動していくようなことがないという意味)に瞬時に行われる。そのため、このプロジェクタPJ4では、青色光(B)の光路上に像反転を生じるリレー光学系60を有しているものの、遮光に伴う表示不具合が生じにくい。
また、プロジェクタPJ4では、3つの液晶ライトバルブ80R,80G,80Bで異なる波長域ごとに光変調した光学像を合成してカラーの表示映像を生成する。そのため、第1の実施の形態のPJ1で用いたような倍速駆動が可能な液晶ライトバルブを用いることにより、各液晶ライトバルブ80R,80G,80Bごとに所望の明るさの表示映像を生成することができるため、所望の色のカラー映像を再現できる。勿論、他のプロジェクタPJ2、PJ3、PJ5も含めて、プロジェクタPJ4に60Hzで画像(映像)データを表示する液晶ライトバルブを用いた場合でも、同様の効果を実現できる。
[第5の実施の形態]
次に、本発明に係る第5の実施の形態について図10及び図11を参照して説明する。
本実施の形態におけるプロジェクタPJ5は、第1の実施の形態におけるプロジェクタPJ1の変形例である。以下、第1の実施の形態で説明した構成要素については同一符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
プロジェクタPJ5は、図10に示すように、第1の実施の形態におけるプロジェクタPJ1と同様に、光源10と、遮光手段としての遮光装置20と、均一照明光学系としてのインテグレータ光学系30と、平行化レンズ70と、光変調手段としての液晶ライトバルブ80と、投写手段としての投写レンズ100と、を備えて概略構成されている。
また、第1の実施の形態におけるプロジェクタPJ1と異なり、プロジェクタPJ5は、光源10から延びる光軸Lと平行な回転軸23を中心として回転自在に配置される1つの回転体21と、回転体21を回転駆動させるための電磁モータ(モータ22C)と、モータ22Cを制御する制御部26と、を有している。回転体21は、光軸方向(Z軸方向)に関して、光源10からの光の集光位置(光源10からの光束が最も細く絞られた集光点(第2焦点位置13b)に配置されている。
図11は、回転体21の平面図である。
回転体21は、円周方向に複数の可変開口絞り機構27が規則的に配列した構造からなる。複数の可変開口絞り機構27のそれぞれは、カメラの絞りに似た構造となっており、中央の開口部24の大きさが可変に構成されている。具体的には、複数の可変開口絞り機構27はそれぞれ、周方向に並べて配設される複数の羽根状部材28を含み、これらはそれぞれ所定の回転軸を中心にモータ22Dによって配設角度が変化する。複数の羽根状部材28の配設角度は、上記制御部26(図10参照)によって制御される。複数の羽根状部材28の配設角度の変化により、複数の羽根状部材28の中央に形成される開口部24の大きさが変化する。
回転体21の回転時において、複数の可変開口絞り機構27の各開口部24が光軸L上に配置されると光源10からの光が通過する。一方、回転体21の開口部24以外の部分(遮光部25)が光軸L上に配置されると光源10からの光が遮られる。そして、回転体21の回転に伴い、回転体21の開口部24と遮光部25とが光源10からの光を交互に横切ることにより、光源10からの光が間欠的に遮光される。
また、複数の可変開口絞り機構27における複数の羽根状部材28の配設角度を変化させ、各開口部24の大きさを制御することにより、回転体21の開口領域が光源10からの光を横切る時間の割合(間欠的な遮光動作の一周期内における開口時間の割合、開口率)を変化させることができる。この開口率の制御は、プロジェクタPJ5に入力される映像信号に基づいて行われる。
このように、本実施の形態のプロジェクタPJ5においても、可変開口絞り機構21の開閉動作を制御することで、開口率を変化させ、間欠照明の程度(単位時間当たりの照明時間の割合)を制御することができる。その結果、高画質な動画像を表示し、かつ動画質の改善効果を自在に調節することができる。
なお、光源10からの光束が最も細く絞られた集光点(第2焦点位置13b)に一つの可変開口絞り機構27を配置し、液晶ライトバルブ80への画像(映像)データの書き込みタイミングに同期させて、複数の羽根状部材28の配設角度を素速く変化させ、各開口部24の大きさを制御することで間欠的な遮光動作を実現する構成としても良い。これに依れば、遮光装置の簡略化と小型化を実現できる。照明対象(液晶ライトバルブ80)と共役な位置関係にない集光位置に可変開口絞り機構27が配置されていることにより、照明対象上において照明と非照明(遮光)との切り換えは方向性を持たず(表示面の一方から他方側に向かって次第に照明と非照明(遮光)の切換領域が移動していくようなことがないという意味)に瞬時に行われる。この様な構成によっても開口率を変化させ、間欠照明の程度(単位時間当たりの照明時間の割合)を制御することができるため、上述の効果を得ることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の第1の実施の形態におけるプロジェクタの概略図。 回転スリット板の平面図。 インテグレータ光学系のレンズアレイの構造例を示す図。 一対の回転スリット板の回転時における位置関係(位相)の例を示す図。 液晶ライトバルブへの映像の書き込みと照明タイミングとの関係の一例を説明するための図。 開口率の変化に伴う照明期間及び照明光量の変化を示す図。 本発明の第2の実施の形態におけるプロジェクタの概略図。 本発明の第3の実施の形態におけるプロジェクタの概略図。 本発明の第4の実施の形態におけるプロジェクタの概略図。 本発明の第5の実施の形態におけるプロジェクタの概略図。 図10に示す回転体の平面図。
符号の説明
PJ1,PJ2,PJ3,PJ4,PJ5…プロジェクタ(表示装置)、L…光軸、10…光源、11…ランプ、12…リフレクタ、13a,13b…焦点位置、16…集光レンズ、20…遮光装置(遮光手段)、21A,21B…回転スリット板、23…回転軸、24…開口部、25…遮光部、26…制御部(制御手段)、27…可変開口絞り機構、30…インテグレータ光学系(均一照明光学系)、31,32…レンズアレイ板、40…ロッドレンズ、80…液晶ライトバルブ(光変調手段)、100…投写レンズ(投写手段)。

Claims (15)

  1. 照明装置であって、
    光源と、
    前記光源と照明対象との間の集光位置において前記光源からの光を間欠的に遮光する遮光手段と、を備え、
    前記遮光手段は、単位時間当たりの遮光時間の割合が可変である、ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記遮光手段は、所定の部材に形成された遮光領域と開口領域とが前記光源からの光を交互に横切り、かつ前記開口領域が前記光源からの光を横切る時間の割合(開口率)が可変となるように、構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記遮光手段は、円周方向に周期的に配される複数の開口部をそれぞれ含む複数のスリット板と、該複数のスリット板の回転動作を個々に独立して制御する制御手段と、を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光源からの光は、前記集光位置において、前記複数のスリット板の各開口部の重なりによって形成される合成開口領域に比べて細く絞られている、ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記複数のスリット板は、前記光源からの光の光軸方向に並べて配置され、
    前記複数のスリット板の前記光軸方向の中間位置に、前記光源からの光の集光点が位置する、ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記光源からの光を均一化する均一照明光学系を備え、
    前記均一照明光学系がロッドレンズ方式のインテグレータ光学系であり、
    前記光源からの光をロッドレンズに伝達する集光レンズを備える、ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の照明装置。
  7. 表示装置であって、
    請求項1から請求項6のいずれかに記載の照明装置と、光変調装置と、を備えることを特徴とする表示装置。
  8. 表示装置であって、
    光源と、
    前記光源からの光を変調する光変調手段と、
    前記光源と前記光変調手段との間の集光位置において前記光源からの光を所定の周期で間欠的に遮光する遮光手段と、
    所定の情報に基づいて、前記遮光手段の開口率を制御する制御手段と、を有することを特徴とする表示装置。
  9. 前記所定の情報は、表示する映像の内容、視聴者の好み、及び使用環境、のうちの少なくとも一つを含む、ことを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
  10. 一のフレームに関する前記光変調装置への映像データの書き込み終了時点と、前記遮光手段による遮光開始時点と、が略一致する、ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記光変調手段は、一のフレーム内で画像を複数のサブフレームに分けて連続して変調するモードを有しており、
    前記制御手段は、開口率(%)≦ 100/サブフレーム数 、となるように前記遮光手段の開口率を制御する、ことを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記遮光手段は、所定の部材に形成された遮光領域と開口領域とが前記光源からの光を交互に横切り、かつ前記開口領域が前記光源からの光を横切る時間の割合が可変となるように、構成されている、ことを特徴とする請求項8から請求項11のいずれかに記載の表示装置。
  13. 前記遮光手段は、前記所定の部材に形成された開口領域を前記光源からの光の光軸上で停止する非遮光モードを有する、ことを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  14. 前記光源からの光は、前記集光位置において、前記所定の部材に形成された開口領域に比べて細く絞られている、ことを特徴とする請求項13に記載の照明装置。
  15. プロジェクタであって、
    請求項7から請求項14のいずれかに記載の表示装置と、
    投写手段と、を備えることを特徴とするプロジェクタ。
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