JP2000347632A - シーケンシャルカラーディスプレイ装置 - Google Patents
シーケンシャルカラーディスプレイ装置Info
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Abstract
ャルカラーディスプレイ装置を得る。 【解決手段】 3原色同時信号の各色フィールド信号を
1/3N(但し、Nは2以上の整数)に時間圧縮し、そ
の1/3Nに時間圧縮された各色フィールド信号のフィ
ールド順次3原色信号からなる画像信号を発生する画像
信号発生手段MCNV、FSCと、その画像信号発生手
段MCNV、FSCに設けられ、1/3Nに時間圧縮さ
れた各色フィールド信号の動き補償を行う動き補償手段
と、画像信号に同期して3原色を選択的に発光する面発
光手段BLと、画像信号発生手段MCNV、FSCより
の画像信号をホールドすると共に、面発光手段BLに対
向し、その面発光手段BLよりの発光光を光変調する光
変調パネルTDとを有する。
Description
ーディスプレイ装置に関する。
ーディスプレイ装置を説明する。このカラーディスプレ
イ装置は、モノクロームディスプレイ(液晶ディスプレ
イ装置)MDと、そのディスプレイMDの前面側に配さ
れたカラーフィルタCFとから構成される。カラーフィ
ルタCFは、それぞれ矩形の赤R、緑G及び青Bのフィ
ルタ部が、縦方向は同色で、横方向は赤R、緑G及び青
Bのフィルタ部が順次繰り返されるように配列されて、
構成されている。又、モノクロームディスプレイMDに
は、カラーフィルタCFの各色のフィルタ部に1対1に
対応した画素が設けられている。そして、モノクローム
ディスプレイMDの後ろ側に配されたバックライト(図
示せず)よりの光がモノクロームディスプレイMD及び
カラーフィルタCFを通過することにより、モノクロー
ムディスプレイMDに供給される画像信号に応じた各画
素の光透過度に応じて、カラーフィルタCF側にカラー
画像が映出される。
イ装置は、モノクロームディスプレイ装置に比べて、解
像度が1/3になる上に、赤R、緑G及び青Bのフィル
タ部が目立つので、ディスプレイ画像の画質が低下する
という欠点があった。
ーディスプレイ装置に比べて、解像度が3倍となり、赤
R、緑G及び青Bのドットが目立ち難く、又、ディスプ
レイ画像の画質が良好なシーケンシャルカラーディスプ
レイ装置を提案した。
案した従来のシーケンシャルカラーディスプレイ装置に
ついて説明する。TDは透過光制御型ディスプレイ(例
えば、アクティブマトリクス液晶表示装置)で、その後
側には、バックライトBLが配され、そのバックライト
BLが透過光制御型ディスプレイTDに光を照射してい
る。このバックライトBLは、積層された横長の3段の
バックライト部分BL1〜BL3から構成されている。
透過光制御型ディスプレイTDは、透過光制御型ディス
プレイTDの駆動回路によって駆動される。バックライ
トBLは、バックライト点燈回路によって点燈制御され
る。
表示装置等から構成される矩形の表示パネルで、それ自
体が画素透過率の保持機構を備えており、次の画像信号
が書き込まれるまで、前の画像信号の透過率が保持され
ている。透過光制御型ディスプレイの駆動回路DTD
は、透過光制御型ディスプレイTDに対して、3倍速ビ
デオタイミング信号SG3を供給して、赤信号R、緑信
号G及び青信号Bの順序で、走査(書込み)を行う。3
倍速ビデオタイミング信号SG3は、フィールドシーケ
ンシャルカラー信号生成回路FSCから出力されるフィ
ールドシーケンシャルカラー画像信号(赤、緑及び青フ
ィールド信号のフィールド順次信号)SG2と、水平タ
イミング信号Hsync及び垂直タイミング信号Vsyncとに
よって生成されるが、この点については後に詳述する。
光制御型ディスプレイTDに対向し、その背面に赤、
緑、青の光を選択的に照射する面発光手段で、垂直方向
に積層された同じ寸法を有し、共に矩形の3個のバック
ライト部分BL1〜BL3から構成され、これらバック
ライト部分BL1〜BL3は、それぞれ各別に赤、緑及
び青の3色の光を選択に発光する。バックライトBL
は、バックライト点燈回路BLDによって点燈制御され
るが、バックライトBLの3段のバックライト部分BL
1〜BL3の中、透過光制御型ディスプレイTDへのカ
ラー画像信号の書込み中(走査中)のラインに対応する
バックライト部分は非点燈となるように制御される。
回路FSCには、パーソナルコンピュータPC等の外部
回路からのカラー画像信号(赤信号R、緑信号G及び青
信号Bの同時信号)SG1が供給される。このカラー画
像信号SG1には、水平及び垂直タイミング信号(水平
及び垂直同期信号)も含まれている。
信号を入力する際に、デコード回路によって3色の色信
号R、G、Bと、水平及び垂直タイミング信号Hsync、
Vsyncとをそれぞれコンポーネント信号に変換して供給
する。
生成回路FSCによって、フィールドシーケンシャルカ
ラー画像信号SG2と、水平及び垂直タイミング信号H
sync、Vsyncとが生成される。
のフィールドシーケンシャルカラー信号生成回路FSC
について説明する。パーソナルコンピュータPCからの
カラー画像信号、即ち、赤信号R、緑信号G及び青信号
Bの同時信号が、それぞれ入力端子Tr、Tg、Tbを
通じて、赤、緑及び青信号用A/D変換器ADr、AD
g、ADbに供給されて、それぞれデジタル赤、緑及び
青信号に変換された後、タイミング制御回路TCKによ
って切換え制御される赤信号、緑信号及び青信号用切り
換えスイッチSWr1、SWg1、SWb1に供給され
て、それぞれ第1及び第2の赤信号用フレームメモリF
Mr1、FMr2、第1及び第2の緑信号用フレームメ
モリFMg1、FMg2並びに第1及び第2の青信号用
フレームメモリFMb1、FMb2に切換え供給されて
書き込まれる。
リFMr1、FMr2、第1及び第2の緑信号用フレー
ムメモリFMg1、FMg2並びに第1及び第2の青信
号用フレームメモリFMb1、FMb2に記憶されてい
るデジタル赤、緑及び青信号が選択的に読み出されて、
タイミング制御回路TCKによって切換え制御される赤
信号、緑信号及び青信号用切り換えスイッチSWr2、
SWg2、SWb2によって切換えられる。赤信号、緑
信号及び青信号用切り換えスイッチSWr2、SWg
2、SWb2よりの切換え出力は、タイミング制御回路
TCKによって切換え制御される出力選択用切り換えス
イッチSWによって、順次循環的に切換えられた後、D
/A変換器DAに供給されて、アナログフィールド色順
次信号に変換されて、出力端子Tに出力される。尚、タ
イミング制御回路TCKは、パーソナルコンピュータP
Cからの水平及び垂直タイミング信号Hsync、Vsyncに
基づいて、上述の各切り換えスイッチに供給される切換
え制御信号が生成される。
1、FMg1、FMb1(又は、FMr2、FMg2、
FMb2)に、タイミング制御回路TCKからのある周
波数fのクロックによって、それぞれデジタル赤、緑及
び青信号R、G、Bが書き込まれているときは、他方の
フレームメモリFMr2、FMg2、FMb2(又は、
FMr1、FMg1、FMb1)からは、タイミング制
御回路TCKからの周波数3fのクロックによって、デ
ジタル赤、緑及び青信号R、G、Bが読出される。
して、上述のフィールドシーケンシャルカラー信号生成
回路FSCからのフィールドシーケンシャルカラー画像
信号SG2の生成の動作及びバックライトBLの分割点
燈の動作を説明する。図16において、及びは、透
過光制御型ディスプレイTDのそれぞれ面走査方向及び
走査中のラインを示し、t1〜t9はそれぞれ期間を示
す。
回路FSCは、パーソナルコンピュータPCからの、垂
直タイミング信号Vsync(図16A)に同期したカラー
画像信号(赤信号R、緑信号G及び青信号Bの同時信
号)SG1(図16B、C、D)を、1/3に時間圧縮
した後、フィールド順次化して、フィールドシーケンシ
ャルカラー画像信号(赤、緑及び青フィールド信号のフ
ィールド順次信号)SG2(図16E)に変換する。
Dでは、これに供給されたフィールドシーケンシャルカ
ラー画像信号(赤、緑及び青フィールド信号のフィール
ド順次信号)SG2を適当な電圧に増幅すると共に、反
転動作等を行って、各種のタイミング信号と共に、3倍
速ビデオタイミング信号SG3を生成して、透過光制御
型ディスプレイTDに供給する。かくして、透過光制御
型ディスプレイTDには、赤、緑及び青信号R、G、B
が1ライン毎に順次に書き込まれる。詳しく述べれば、
図16Eのフィールドシーケンシャルカラー画像信号S
G2の赤信号Rの出力期間中に赤信号Rの1画面が、次
の緑信号Gの出力期間中に緑信号Gの1画面が、次の青
信号Bの出力期間中に青信号Bの1画面が、それぞれ順
次書き込まれることになる。
カラーディスプレイ装置では、透過光制御型ディスプレ
イTDが有する透過型保持機構を利用しており、バック
ライトBLが点燈されると、透過光制御型ディスプレイ
TDの透過率(各色毎に書き込まれるカラー画像信号の
レベルによって決定される)に応じたカラー画像が表示
される。
イ装置のバックライトBLは、3段のバックライト部分
BL1〜BL3に分割されているので、透過光制御型デ
ィスプレイTDの走査中(書込み中)のラインが含まれ
る領域は点燈されないように制御される。
ンシャルカラーディスプレイ装置におけるバックライト
BLの分割点燈について説明する。図17Aは、透過光
制御型ディスプレイTDの走査方向を示し、図17Bは
カラー画像信号(赤信号R、緑信号G及び青信号Bの同
時信号)SG1の書込み状態を示し、図17Cはバック
ライトBLの分割点燈の状態を示す図である。又、図1
7において、は、図16について上述したと同様の透
過光制御型ディスプレイTDの走査中のラインを、
は、透過光制御型ディスプレイTDの水平走査方向を、
は、透過光制御型ディスプレイTDの書込み方向をそ
れぞれ示す。
プレイTDに、矢印で示す画像信号の書込み方向へ、
上から下へと順次1ライン毎に、水平走査方向に3倍
速ビデオタイミング信号SG3を書き込んでいくが、図
16Eに示したフィールドシーケンシャルカラー画像信
号SG2のように、垂直タイミング信号Vsyncの1周期
期間内に、赤信号R、緑信号G、青信号Bを時分割的に
書き込む。
スプレイTDは、それ自体に、画素透過率保持機構があ
り、次の画像信号が書き込まれるまでは、前の画像信号
の透過率が保持されている。
を書き込んでいる場合、ラインの走査中には、その上
部の画面には、赤信号Rが、下部には、前回の動作によ
って青信号Bが書き込まれている。
ライトBLは、上段、中段及び下段のバックライト部分
BL1、BL2、BL3から構成されているので、バッ
クライト部分BL1、BL2、BL3毎に独立に、画像
信号R、G、Bに対応する赤、緑、青の光R、G、Bを
選択的に発光して、透過光制御型ディスプレイTDに照
射することができるようになっている。そして、バック
ライトBLにおいて、透過光制御型ディスプレイTDの
走査中のラインに対応するバックライト部分は、非点
燈になされると共に、その他のバックライト部分は点燈
状態になされる。
分BL1、BL2、BL3の点燈・非点燈状態を、図1
6F、G、Hに点燈・非点燈状態信号T−BL1、T−
BL2、T−BL3としてそれぞれ示す。尚、これら点
燈・非点燈状態信号T−BL1、T−BL2、T−BL
3は、高レベルの期間は点燈状態を示し、低レベルの期
間t1〜t9は非点燈状態を示す。例えば、期間t1に
おいて、透過光制御型ディスプレイTDの上段の領域に
赤信号Rを書き込んでいるときに、それに対応する上段
のバックライト部分BL1は非点燈状態となり、中段及
び下段のバックライト部分BL2、BL3は共に青
(B)に点燈している。又、期間t2において、透過光
制御型ディスプレイTDの中段の領域に赤信号Rを書き
込んでいるときに、それに対応する中段のバックライト
部分BL2は非点燈状態となり、上段のバックライト部
分BL1は赤(R)に点燈し、下段のバックライト部分
BL3は青(B)に点燈している。更に、期間t3にお
いて、透過光制御型ディスプレイTDの下段の領域に赤
信号Rを書き込んでいるときに、それに対応する下段バ
ックライト部分BL3は非点燈状態となり、上段及び中
段のバックライト部分BL2、BL3は共に赤(R)に
点燈している。
Dの上段、中段又は下段に色信号を書き込んでいるとき
に、残りの2段に対応するバックライト部分は点燈状態
にあるので、この図14のシーケンシャルカラーディス
プレイ装置は、効率良く、明るい画像を表示することが
できる。
RT(陰極線管)の表示光の輝度変化は離散的(インパ
ルス的)であるが、透過光制御型ディスプレイTDに適
用して好適なホールド型LCD(液晶表示器)の表示光
の輝度変化は、図19に示す如く、連続的且つ階段状で
ある。
Dによる表示画像を説明する。図20は、ホールド型L
CDによって線状画像を表示した場合を示し、横軸に位
置を、縦軸に時間を採ったとき、ある時点のある位置に
ある線状画像aのある時間が経過した後の他のある位置
における線状画像は、静止画の場合、線状画像bに示す
ように、その長さは線状画像aと同じ長さに見えるが、
動画の場合は、人間の視覚積分効果により、数10mse
c 以内の短時間内光刺激は略完全に積分されるため、ホ
ールド型ディスプレイの場合、画像のボケとして視認さ
れ、元の線状画像aに比較して、位置が移動した分だけ
長く見えてしまう。ここで、位置とは、画像の動きに眼
球が完全に追従したとして各時刻での観測点を基準に相
対位置を示している。
の背景内で白のウインドウが移動するとき、その両端に
色付きが生じる。即ち、中央の白Wの左端には、赤R及
びイエローYLの色付きが生じ、右端にはシアンCY及
び赤Rの色付きが生じる。尚、Rは赤、Gは緑、Bは青
である。
善することのできるシーケンシャルカラーディスプレイ
装置を提案しようとするものである。
のエッジの色付きを改善することのできるシーケンシャ
ルカラーディスプレイ装置を提案しようとするものであ
る。
ケンシャルカラーディスプレイ装置は、3原色同時信号
の各色フィールド信号を1/3N(但し、Nは2以上の
整数)に時間圧縮し、その1/3Nに時間圧縮された各
色フィールド信号のフィールド順次3原色信号からなる
画像信号を発生する画像信号発生手段と、その画像信号
発生手段に設けられ、1/3Nに時間圧縮された各色フ
ィールド信号の動き補償を行う動き補償手段と、画像信
号に同期して3原色を選択的に発光する面発光手段と、
画像信号発生手段よりの画像信号をホールドすると共
に、面発光手段に対向し、その面発光手段よりの発光光
を光変調する光変調パネルとを有するものである。
生手段は、3原色同時信号の各色フィールド信号を1/
3N(但し、Nは2以上の整数)に時間圧縮し、その1
/3Nに時間圧縮された各色フィールド信号のフィール
ド順次3原色信号からなる画像信号を発生し、その画像
信号発生手段に設けられた動き補償手段によって、1/
3Nに時間圧縮された各色フィールド信号の動き補償を
行い、面発光手段は、画像信号に同期して3原色を選択
的に発光し、光変調パネルは、画像信号発生手段よりの
画像信号をホールドすると共に、面発光手段に対向し、
その面発光手段よりの発光光を光変調する。
の各色フィールド信号を1/3N(但し、Nは2以上の
整数)に時間圧縮し、その1/3Nに時間圧縮された各
色フィールド信号のフィールド順次3原色信号からなる
画像信号を発生する画像信号発生手段と、その画像信号
発生手段に設けられ、1/3Nに時間圧縮された各色フ
ィールド信号の動き補償を行う動き補償手段と、画像信
号に同期して3原色を選択的に発光する面発光手段と、
画像信号発生手段よりの画像信号をホールドすると共
に、面発光手段に対向し、その面発光手段よりの発光光
を光変調する光変調パネルとを有するシーケンシャルカ
ラーディスプレイ装置である。
ィールド信号を1/3N(但し、Nは2以上の整数)に
時間圧縮し、その1/3Nに時間圧縮された各色フィー
ルド信号のフィールド順次3原色信号からなる画像信号
を発生する画像信号発生手段と、画像信号に同期して3
原色を選択的に発光する面発光手段と、その面発光手段
における発光時間を略1/Nに制限する発光時間制限手
段と、画像信号発生手段よりのフィールド順次3原色信
号をホールドすると共に、面発光手段に対向し、その面
発光手段よりの発光光を光変調する光変調パネルとを有
するシーケンシャルカラーディスプレイ装置である。
面発光手段の3原色の発光光の発光順序を循環的に切換
えるようにしたシーケンシャルカラーディスプレイ装置
である。
面発光手段の3原色の発光光の発光順序を循環的に切換
えるようにしたシーケンシャルカラーディスプレイ装置
である。
面発光手段を、画像信号に同期して3原色を選択的に発
光する垂直方向に積層された複数の帯状発光部にて構成
し、光変調パネルの、複数の帯状発光部に対応する領域
への画像信号の書込み中は、その領域に対応する帯状発
光部の発光を中止するようにしたシーケンシャルカラー
ディスプレイ装置である。
面発光手段を、画像信号に同期して3原色を選択的に発
光する垂直方向に積層された複数の帯状発光部にて構成
し、光変調パネルの、複数の帯状発光部に対応する領域
への画像信号の書込み中は、その領域に対応する帯状発
光部の発光を中止するようにしたシーケンシャルカラー
ディスプレイ装置である。
11〜図13について、本発明の原理を説明する。透過
光制御型ディスプレイの如きホールド型ディスプレイに
よって表示する動画の画質を高くするには、表示光を
できるだけ画像の動きに沿った画面位置に配置するか、
又は、表示光のホールド時間を短くすることが考えら
れる。
た画面位置に配置する具体的手段としては、動き補償を
用いた信号処理により、入力信号を標準のフィールド周
波数の2倍、3倍、4倍、…………のフィールド周波数
の画像信号に変換して表示する方法が考えられる。図1
1は、ホールド型LCD(液晶表示器)のフィールド周
波数を変えた場合における画像の説明を示す。図11A
は、画像信号のフィールド周波数を標準周波数に設定し
た場合の、横軸に位置を、縦軸に時間を採ったときの、
ある時点のある位置にある線状画像aがある時間が経過
した後の他のある位置に移動したときの線状画像bは、
元の線状画像aに比較して、位置が移動した分だけ長く
見えてしまう。
を、標準周波数の2倍の周波数に設定した場合の、横軸
に位置を、縦軸に時間を採ったときの、ある時点のある
位置にある線状画像a(c)がある時間が経過した後に
他のある位置に移動したときの線状画像b(d)は、元
の線状画像a(c)に比較して、位置が移動した分だけ
長く見えるが、画像信号のフィールド周波数が標準周波
数の場合に比べると、短く見える。
を、標準周波数の3倍の周波数に設定した場合の、横軸
に位置を、縦軸に時間を採ったときの、ある時点のある
位置にある線状画像a(c)(e)のある時間が経過し
た後の他のある位置に移動したときの線状画像b(d)
(f)は、元の線状画像a(c)(e)に比較して、位
置が移動した分だけ長く見えるが、画像信号のフィール
ド周波数が標準周波数の2倍の周波数の場合と比べる
と、短く見える。図11A、B及びC並びに以上の説明
から、フィールド周波数を高くすればする程、動画ボケ
を改善できることが分かる。
としては、バックライトの発光時間を短くするか、又
は、バックライト及び透過光制御型ディスプレイの間の
光路中に、シャッタを設けて、走査の垂直同期信号に同
期して、開口時間を制限することが考えられる。図12
は、ホールド型LCD(液晶表示器)のシャッタの開口
率を変えた場合における画像の説明図を示す。図12A
は、シャッタの開口率を1に設定した場合の、横軸に位
置を、縦軸に時間を採ったときの、ある時点のある位置
にある線状画像aのある時間が経過した後に他のある位
置に移動したときの線状画像bは、元の線状画像aに比
較して、位置が移動した分だけ長く見えてしまう。
設定した場合の、横軸に位置を、縦軸に時間を採ったと
きの、ある時点のある位置にある線状画像aのある時間
が経過した後の他のある位置に移動したときの線状画像
bは、元の線状画像aに比較して、位置が移動した分だ
け長く見えるが、シャッタの開口率が1の場合と比べる
と、短く見える。
設定した場合の、横軸に位置を、縦軸に時間を採ったと
きの、ある時点のある位置にある線状画像aのある時間
が経過した後の他のある位置に移動したときの線状画像
bは、元の線状画像aに比較して、位置が移動した分だ
け長く見えるが、シャッタの開口率が1/2の場合と比
べると、短く見える。図12A、B及びC並びに以上の
説明から、シャッタの開口率を小さくすることで、動画
ボケを改善できることが分かる。
型ディスプレイにおける、白いウインドウが移動すると
きの色付きは、各フィールドの色の順番が同じになるた
めに起こる。そこで、図13に示すように、あるフィー
ルドの色の順番をR(赤)、G(緑)、B(青)に設定
し、その次のフィールドの色の順番をG、B、Rに設定
し、更に次のフィールドの色の順番をB、R、Gに設定
し、以下、同様に、3フィールド毎の色の順番を変える
ことにより、ホールド型ディスプレイにおける、白いウ
インドウが移動するときの色付きを、解消できることが
分かる。但し、この場合には、1巡する周波数が20H
zとなり、色のフリッカとして視認される可能性はあ
る。
形態の具体例のシーケンシャルカラーディスプレイ装置
を詳細に説明する。図1は、具体例のシーケンシャルカ
ラーディスプレイ装置の全体の構成を示し、図1におい
て、図14と対応する部分には同一符号を付してある。
プレイで、その後側には、バックライトBLが配され、
そのバックライトBLが透過光制御型ディスプレイTD
に光を照射している。このバックライトBLは、積層さ
れた横長の4段のバックライト部分BL1〜BL4から
構成されている。透過光制御型ディスプレイTDは、透
過光制御型ディスプレイTDの駆動回路によって駆動さ
れる。バックライトBLは、バックライト点燈回路によ
って点燈制御される。
なり、パーソナルコンピュータPCと、フィールドシー
ケンシャルカラー信号生成回路FSCとの間に、動き補
償3倍速変換回路MCNVを設けている。
示装置等から構成される矩形の表示パネルで、それ自体
が画素透過率の保持機構を備えており、次の画像信号が
書き込まれるまで、前の画像信号の透過率が保持されて
いる。透過光制御型ディスプレイの駆動回路DTDは、
透過光制御型ディスプレイTDに対して、3N(但し、
Nは2以上の整数で、ここでは、例えば、N=3である
ので、3N=9となる)倍速ビデオタイミング信号SG
3を供給して、赤信号R、緑信号G及び青信号Bの順序
で、走査(書込み)を行う。9倍速ビデオタイミング信
号SG3は、フィールドシーケンシャルカラー信号生成
回路FSCから出力されるフィールドシーケンシャルカ
ラー画像信号(赤、緑及び青フィールド信号のフィール
ド順次信号)SG2と、水平タイミング信号Hsync及び
垂直タイミング信号Vsyncとによって生成されるが、こ
の点については後に詳述する。
プレイTDに対向し、その背面に赤、緑、青の光を選択
的に照射する面発光手段で、垂直方向に積層された同じ
寸法を有し、共に矩形の4個のバックライト部分BL1
〜BL4から構成され、これらバックライト部分BL1
〜BL4は、それぞれ各別に赤、緑及び青の3色の光を
選択に発光する。バックライトBLは、バックライト点
燈回路BLDによって点燈制御されるが、バックライト
BLの4段のバックライト部分BL1〜BL4の中、透
過光制御型ディスプレイTDへのカラー画像信号の書込
み中(走査中)のラインに対応するバックライト部分は
非点燈となるように制御される。
回路FSCには、パーソナルコンピュータPC等の外部
回路からのカラー画像信号(赤信号R、緑信号G及び青
信号Bの同時信号)SG1が動き補償3倍速変換回路M
CNVに供給されて、フィールド周波数が標準周波数の
3倍とされた後、フィールドシーケンシャルカラー信号
生成回路FSCに供給される。フィールドシーケンシャ
ルカラー信号生成回路FSCからのフィールド周波数が
標準周波数の9倍とされたカラー画像信号SG2が透過
光制御型ディスプレイの駆動回路DTDに供給される。
カラー画像信号SG1には、水平及び垂直タイミング信
号(水平及び垂直同期信号)も含まれている。又、フィ
ールドシーケンシャルカラー信号生成回路FSCから得
られた水平及び垂直タイミング信号Hsync、Vsyncも、
透過光制御型ディスプレイの駆動回路DTDに供給され
る。
信号を入力する際に、デコード回路によって3色の色信
号R、G、Bと、水平及び垂直タイミング信号Hsync、
Vsyncとをそれぞれコンポーネント信号に変換して供給
する。
ばTFT(Thin Film Transistor)方式の液晶表示装置}
TDとして、UXGA(Ultra Extended Graphic Arra
y) {画素数が1600(水平方向)×1200(垂直
方向で、64階調表示)である}ときの、透過光制御型
ディスプレイの駆動回路DTDの一例を示す。この駆動
回路DTDは、10台の同じ構成の駆動器DTD0、D
TD1、…………、DTD9の上下2段から構成され
る。これら駆動器の構成を、駆動器DTD0を代表して
説明する。駆動器DTD0は、入力側の480ビット
{=24ビット(=6ビット×4)×20}のメモリ、
その後段の6×8個のラッチ、その後段の8→64デコ
ーダ、その後段、即ち、最終段の64階調80チャンネ
ルのドライバから構成される。
ーケンシャルカラーディスプレイ装置における動き補償
3倍速変換回路CNV2の具体構成を説明する。パーソ
ナルコンピュータPCからのカラー画像信号、即ち、赤
信号R、緑信号G及び青信号Bが、それぞれ入力端子T
r1、Tg1、Tb1を通じて、赤、緑及び青信号用A
/D変換器ADr、ADg、ADbに供給されて、それ
ぞれデジタル赤、緑及び青信号に変換された後、タイミ
ング制御回路TCKによって切換え制御される赤信号、
緑信号及び青信号用切り換えスイッチSWr5、SWg
5、SWb5に供給されて、それぞれ第1、第2及び第
3の赤信号用フレームメモリFMr21、FMr22、
FMr23、第1、第2及び第3の緑信号用フレームメ
モリFMg21、FMg22、FM23並びに第1、第
2及び第3の青信号用フレームメモリFMb21、FM
b22、FMb23に順次循環的に切換え供給されて書
き込まれる。
ムメモリFMr21、FMr22、FMr23、第1、
第2及び第3の緑信号用フレームメモリFMg21、F
Mg22、FM23並びに第1、第2及び第3の青信号
用フレームメモリFMb21、FMb22、FMb23
の内のそれぞれ2個ずつのフレームメモリにそれぞれに
記憶されているデジタル赤、緑及び青信号が選択的に読
み出されて、タイミング制御回路TCKによって切換え
制御される赤信号、緑信号及び青信号用切り換えスイッ
チSWr6、SWg6、SWb6によって切換えられ
る。赤信号、緑信号及び青信号用切り換えスイッチSW
r6、SWg6、SWb6よりの切換え出力である2フ
ィールド分のデジタル赤、緑及び青信号R、G、Bは、
それぞれフィールド補間回路FIPr、FIPg、FI
Pbに供給されて、フィールド補間される。そして、フ
ィールド補間回路FIPr、FIPg、FIPbよりそ
れぞれフィールド補間されたデジタル赤、緑及び青信号
R、G、Bが、出力端子Tr2、Tg2、Tb2に出力
される。
ナルコンピュータPCからの水平及び垂直タイミング信
号Hsync、Vsyncに基づいて、上述の各切り換えスイッ
チに供給される切換え制御信号が生成される。
Mg21、FMb21(又は、FMr22、FMg2
2、FMb22、又はFMr23、FMg23、FMb
23)に、タイミング制御回路TCKからのある周波数
fのクロックによって、それぞれデジタル赤、緑及び青
信号R、G、Bが書き込まれているときは、他の各2個
のフレームメモリFMr22、FMg22、FMb22
及びFMr23、FMg23、FMb23(又は、FM
r23、FMg23、FMb23及びFMr21、FM
g21、FMb21、又は、FMr21、FMg21、
FMb21及びFMr22、FMg22、FMb22)
からは、タイミング制御回路TCKからの周波数3fの
クロックによって、デジタル赤、緑及び青信号R、G、
Bが読出される。
施の形態の具体例のシーケンシャルカラーディスプレイ
装置におけるフィールドシーケンシャルカラー信号(フ
ィールドシーケンシャルカラー画像信号)生成回路FS
Cの具体的構成例を説明する。図4の出力端子Tr2、
Tg2、Tb2よりのデジタル赤、緑及び青信号R、
G、Bが、それぞれ入力端子Tr、Tg、Tbを通じ
て、赤、緑及び青信号用A/D変換器ADr、ADg、
ADbに供給されて、それぞれデジタル赤、緑及び青信
号に変換された後、タイミング制御回路TCKによって
切換え制御される赤信号、緑信号及び青信号用切り換え
スイッチSWr1、SWg1、SWb1に供給されて、
それぞれ第1及び第2の赤信号用フレームメモリFMr
1、FMr2、第1及び第2の緑信号用フレームメモリ
FMg1、FMg2並びに第1及び第2の青信号用フレ
ームメモリFMb1、FMb2に切換え供給されて書き
込まれる。
リFMr1、FMr2、第1及び第2の緑信号用フレー
ムメモリFMg1、FMg2並びに第1及び第2の青信
号用フレームメモリFMb1、FMb2に記憶されてい
るデジタル赤、緑及び青信号が選択的に読み出されて、
タイミング制御回路TCKによって切換え制御される赤
信号、緑信号及び青信号用切り換えスイッチSWr2、
SWg2、SWb2によって切換えられる。赤信号、緑
信号及び青信号用切り換えスイッチSWr2、SWg
2、SWb2よりの切換え出力は、タイミング制御回路
TCKによって切換え制御される出力選択用切り換えス
イッチSWによって、順次循環的に切換えられた後、D
/A変換器DAに供給されて、アナログ色順次信号に変
換されて、出力端子Tに出力される。尚、タイミング制
御回路TCKは、パーソナルコンピュータPCからの水
平及び垂直タイミング信号Hsync、Vsyncに基づいて、
上述の各切り換えスイッチに供給される切換え制御信号
が生成される。
1、FMg1、FMb1(又は、FMr2、FMg2、
FMb2)に、タイミング制御回路TCKからの周波数
3fのクロックによって、それぞれデジタル赤、緑及び
青信号R、G、Bが書き込まれているときは、他方のフ
レームメモリFMr2、FMg2、FMb2(又は、F
Mr1、FMg1、FMb1)からは、タイミング制御
回路TCKからの周波数9fのクロックによって、デジ
タル赤、緑及び青信号R、G、Bが読出されるように、
切換えスイッチSWr1、SWg1、SWb1及びSW
r2、SWg2、SWb2が切換えられる。
て、上述の図1の具体例のフィールドシーケンシャルカ
ラー信号生成回路FSCからのフィールドシーケンシャ
ルカラー画像信号SG2の生成の動作及びバックライト
BLの分割点燈の動作を説明する。尚、図6では、動き
補償の様子は図示を省略している。図6において、及
びは、透過光制御型ディスプレイTDのそれぞれ面走
査方向及び走査中のラインを示し、1、2、3、4、
5、6、7、8、9、10、11、12、はそれぞれ期
間を示す。
回路FSCは、パーソナルコンピュータPCからの、垂
直タイミング信号Vsync(図6A)に同期したカラー画
像信号(赤信号R、緑信号G及び青信号Bの同時信号)
SG1(図6B、C、D)を、1/9に時間圧縮した
後、フィールド順次化して、フィールドシーケンシャル
カラー画像信号(赤、緑及び青フィールド信号のフィー
ルド順次信号)SG2(図6E)に変換する。
Dでは、これに供給されたフィールドシーケンシャルカ
ラー画像信号(赤、緑及び青フィールド信号のフィール
ド順次信号)SG2を適当な電圧に増幅すると共に、反
転動作等を行って、各種のタイミング信号と共に、9倍
速ビデオタイミング信号SG3を生成して、透過光制御
型ディスプレイTDに供給する。かくして、透過光制御
型ディスプレイTDには、赤、緑及び青信号R、G、B
が1ライン毎に順次に書き込まれる。詳しく述べれば、
図6Eのフィールドシーケンシャルカラー画像信号SG
2の赤信号Rの出力期間中に赤信号Rの1画面が、次の
緑信号Gの出力期間中に緑信号Gの1画面が、次の青信
号Bの出力期間中に青信号Bの1画面が、それぞれ順次
書き込まれることになる。
L1、BL2、BL3、BL4の点燈・非点燈状態を、
図6F、G、H、Iに点燈・非点燈状態信号T−BL
1、T−BL2、T−BL3、T−BL4としてそれぞ
れ示す。尚、これら点燈・非点燈状態信号T−BL1、
T−BL2、T−BL3、T−BL4は、高レベルの期
間は点燈状態を示し、低レベルの期間1、2、3、4、
5、6、7、8、9、10、11、12、…………は非
点燈状態を示す。
ィスプレイTDの一番上の第1段の領域に赤信号Rを書
き込んでいるときは、バックライト部分BL1は非点燈
状態となり、バアックライト部分BL2、BL3、BL
4は共に青に点燈する。又、期間2において、透過光制
御型ディスプレイTDの第2段の領域に赤信号Rを書き
込んでいるときは、バックライト部分BL2は非点燈状
態となり、バアックライト部分BL1は赤に点燈し、バ
ックライト部分BL3、BL4は青に点燈する。更に、
期間3において、透過光制御型ディスプレイTDの第3
段の領域に赤信号Rを書き込んでいるときは、バックラ
イト部分BL3は非点燈状態となり、バアックライト部
分BL1、BL2は赤に点燈し、バックライト部分BL
4は青に点燈する。更に、期間4において、透過光制御
型ディスプレイTDの第4段の領域に赤信号Rを書き込
んでいるときは、バックライト部分BL4は非点燈状態
となり、バアックライト部分BL1、BL2、BL3は
共に赤に点燈する。
Dの第1、第2、第3又は第4段の領域に色信号を書き
込んでいるときに、残りの3段に対応するバックライト
部分は共に点燈状態にあるので、この図1のシーケンシ
ャルカラーディスプレイ装置は、効率良く、明るい画像
を表示することができる。
て、図1の具体例のバックライトBLを構成するバック
ライト部分BL−1〜BL−4の点燈動作を説明する。
先ず、図7Aを説明する。図3において、駆動回路DT
D0〜DTD9それぞれへの入力を6ビット×4本パラ
レル、クロック周波数13MHzで転送すると、1ライ
ン当たり1.54μsec (=80×6ビット/24/1
3MHz)となる。300ライン(=1200ライン/
4)分のデータを転送するために必要な時間は462μ
sec (=1.54μsec ×300)となる。これがデー
タ転送時間となる。透過光制御型ディスプレイTDとし
て、高速応答可能な強誘電性(又は反強誘電性)液晶表
示装置を使用して、液晶の応答時間に200μsec を割
り当てる。これが液晶装置、即ち、光変調装置の立ち上
がり時間となる。尚、高速応答の可能な液晶表示装置と
しては、πセル(ベンド配向)も可能である。
のバックライト部分BL1〜BL4の隣接するもの同士
が、発光分布の重なりを持つことを説明する。図8A
は、図8Bに示すように、バックライト部分BL1が消
灯され、バックライト部分BL2〜BL4が点燈状態に
あるときの発光分布を示す。図8Cは、図8Dに示すよ
うに、バックライト部分BL1、BL2が消灯され、バ
ックライト部分BL3、BL4が点燈状態にあるときの
発光分布を示す。データ転送期間DTは、上述した46
3μsec となる。バックライト部分BL1〜BL4の隣
接するもの同士の発光分布の重なり期間DDTを、大雑
把にデータ転送時間DTの1/3とすると、その重なり
期間DDTは154μsec となる。尚、図8において、
TR1、TR2はそれぞれ走査期間(書込み期間)であ
る。
点燈期間は、色フィールド期間からこれらの無効期間を
差し引いた期間となる。フィールド周波数が60Hzの
場合、サブフィールド期間は図7Bに示すように、5.
5msec 、色フィールド期間は、図7A、Bに示す如
く、1.85msec となる。そして、この場合のバック
ライト点燈期間は、1.04nsec で、色フィールド期
間1.85msec の56%(56%デューティ)とな
る。バックライトBLを分割せずに、データ転送を行う
と、データ転送に1.848msec もの時間が必要とな
り、バックライトBLの点燈時間が全くなくなってしま
う。即ち、バックライトBLを分割することで、データ
転送時間に大凡フルタイムを割り当てながら、バックラ
イト点燈時間を、色フィールド期間の半分より少し長い
程度に確保でき、表示の安定な状態のみ選択的に、透過
光制御型ディスプレイTDを照明することができる。換
言すれば、透過光制御型ディスプレイTDのTFTの駆
動回路の限界まで表示周期を上げるこができる。
は、ポリシリコン以上の移動度を持つものが望ましい。
非晶質シリコンでは立ち上がりに5μsec 程度を要する
ので、液晶を駆動できない。ポリシリコンでは、0.2
μsec 〜1μsec の立ち上がり時間であるため、対応で
きる。
要な光変調装置の応答特性は、色フィールド周期より短
いことが望ましい。更に望ましいのは、光変調装置の応
答時間は光源が消灯していることであり、これを実現す
るために、強誘電性液晶材料を用いた。
サンプルホールドのためのスイッチの応答速度は、1水
平期間より短いことが望ましく、これを満足するために
は、ポリシリコンTFTのトランジスタスイッチが好適
である。
期間内の1.85msec 毎の色フィールド期間内のバッ
クライト点燈期間の色が、図13について説明したよう
に、R、G、B:G、B、R:B、R、G:と、3サブ
フィールド毎に変化せしめられているので、図21につ
いて説明した、黒の背景内で白のウインドウが移動する
とき、その両端に色付きが生じるのを防止することがで
きる。
トBLの各バックライト部分BL1、BL2、BL3、
BL4に対するバックライト点燈回路BLDからの出力
信号、即ち、連続する色フィールド信号を示す。図7
G、H、I、Jは、そのときの各バックライト部分BL
1、BL2、BL3、BL4の点燈状態を示す。R、
G、Bはそれぞれ赤、緑、青の発光色を示す、Nは非点
燈状態を示す。
のシーケンシャルカラーディスプレイ装置を示すが、図
2において、図1と対応する部分には、同一符号を付し
て、重複説明を省略する。図2では、図1における動き
補償3倍速変換回路MCNVの代わりに、3倍速変換回
路CNVを設けている。その他の構成は、図1と同様で
ある。
ーケンシャルカラーディスプレイ装置における3倍速変
換回路CNV1の具体構成を説明する。パーソナルコン
ピュータPCからのカラー画像信号、即ち、赤信号R、
緑信号G及び青信号Bが、それぞれ入力端子Tr1、T
g1、Tb1を通じて、赤、緑及び青信号用A/D変換
器ADr、ADg、ADbに供給されて、それぞれデジ
タル赤、緑及び青信号に変換された後、タイミング制御
回路TCKによって切換え制御される赤信号、緑信号及
び青信号用切り換えスイッチSWr3、SWg3、SW
b3に供給されて、それぞれ第1及び第2の赤信号用フ
レームメモリFMr11、FMr12、第1及び第2の
緑信号用フレームメモリFMg11、FMg12並びに
第1及び第2の青信号用フレームメモリFMb11、F
Mb12に切換え供給されて書き込まれる。
リFMr11、FMr12、第1及び第2の緑信号用フ
レームメモリFMg11、FMg12並びに第1及び第
2の青信号用フレームメモリFMb11、FMb12に
記憶されているデジタル赤、緑及び青信号が選択的に読
み出されて、タイミング制御回路TCKによって切換え
制御される赤信号、緑信号及び青信号用切り換えスイッ
チSWr4、SWg4、SWb4によって切換えられ
る。赤信号、緑信号及び青信号用切り換えスイッチSW
r4、SWg4、SWb4よりの切換え出力であるデジ
タル赤、緑及び青信号R、G、Bは、出力端子Tr2、
Tg2、Tb2に出力される。尚、タイミング制御回路
TCKは、パーソナルコンピュータPCからの水平及び
垂直タイミング信号Hsync、Vsyncに基づいて、上述の
各切り換えスイッチに供給される切換え制御信号が生成
される。
1、FMg11、FMb11(又は、FMr12、FM
g12、FMb12)に、タイミング制御回路TCKか
らのある周波数fのクロックによって、それぞれデジタ
ル赤、緑及び青信号R、G、Bが書き込まれているとき
は、他方のフレームメモリFMr12、FMg12、F
Mb12(又は、FMr11、FMg11、FMb1
1)からは、タイミング制御回路TCKからの周波数3
fのクロックによって、デジタル赤、緑及び青信号R、
G、Bが読出される。
スプレイ{例えばTFT(Thin FilmTransistor)方式の
液晶表示装置}TDとして、UXGA(Ultra Extended
Graphic Array) {画素数が1600(水平方向)×1
200(垂直方向で、64階調表示)である}ときの、
透過光制御型ディスプレイの駆動回路DTDの一例は、
先に図3について説明したのと同様であるので、重複説
明を省略する。
カラー信号生成回路FSCは、先に図5について説明し
たのと同様なので、重複説明を省略する。
して、図2の具体例のバックライトBLを構成するバッ
クライト部分BL−1〜BL−4の点燈動作を説明す
る。図10Aの説明は、図8Aの説明と同様なので、重
複説明を省略する。
L4において、5.5msec ×3の3サブフィールドに
つき、1サブフィールドずつ、その各色フィールドの点
燈期間の色が、R、G、Bであり、他の2サブフィール
ド期間は、が非点燈であることを示している。
イトBLの各バックライト部分BL1、BL2、BL
3、BL4に対するバックライト点燈回路BLDからの
出力信号、即ち、連続する色フィールド信号を示す。図
10G、H、I、Jは、そのときの各バックライト部分
BL1、BL2、BL3、BL4の点燈状態を示す。
R、G、Bはそれぞれ赤、緑、青の発光色を示す、Nは
非点燈状態を示す。
L4に、3サブフィールド期間につき2フィールド期間
に亘って、非点燈期間を設けたが、透過光制御型ディス
プレイTDの駆動側で、3サブフィールド期間につき2
フィールド期間に亘って、シャッタを閉じるようにして
も良い。
フィールド信号を1/3N(但し、Nは2以上の整数)
に時間圧縮し、その1/3Nに時間圧縮された各色フィ
ールド信号のフィールド順次3原色信号からなる画像信
号を発生する画像信号発生手段と、その画像信号発生手
段に設けられ、1/3Nに時間圧縮された各色フィール
ド信号の動き補償を行う動き補償手段と、画像信号に同
期して3原色を選択的に発光する面発光手段と、画像信
号発生手段よりの画像信号をホールドすると共に、面発
光手段に対向し、その面発光手段よりの発光光を光変調
する光変調パネルとを有するので、動画ボケを改善する
ことのできるシーケンシャルカラーディスプレイ装置を
得ることができる。
ィールド信号を1/3N(但し、Nは2以上の整数)に
時間圧縮し、その1/3Nに時間圧縮された各色フィー
ルド信号のフィールド順次3原色信号からなる画像信号
を発生する画像信号発生手段と、画像信号に同期して3
原色を選択的に発光する面発光手段と、その面発光手段
における発光時間を略1/Nに制限する発光時間制限手
段と、画像信号発生手段よりのフィールド順次3原色信
号をホールドすると共に、面発光手段に対向し、その面
発光手段よりの発光光を光変調する光変調パネルとを有
するので、動画ボケを改善することのできるシーケンシ
ャルカラーディスプレイ装置を得ることができる。
面発光手段の3原色の発光光の発光順序を循環的に切換
えるようにしたので、動画ボケを改善することができる
と共に、表示画像の動きのある部分のエッジの色付きを
改善することのできるシーケンシャルカラーディスプレ
イ装置を得ることができる。
面発光手段の3原色の発光光の発光順序を循環的に切換
えるようにしたので、動画ボケを改善することができる
と共に、表示画像の動きのある部分のエッジの色付きを
改善することのできるシーケンシャルカラーディスプレ
イ装置を得ることができる。
面発光手段を、画像信号に同期して3原色を選択的に発
光する垂直方向に積層された複数の帯状発光部にて構成
し、光変調パネルの、複数の帯状発光部に対応する領域
への画像信号の書込み中は、その領域に対応する帯状発
光部の発光を中止するようにしたので、動画ボケを改善
することができると共に、効率良く、明るい画像を表示
することのできるシーケンシャルカラーディスプレイを
得ることができる。
面発光手段を、画像信号に同期して3原色を選択的に発
光する垂直方向に積層された複数の帯状発光部にて構成
し、光変調パネルの、複数の帯状発光部に対応する領域
への画像信号の書込み中は、その領域に対応する帯状発
光部の発光を中止するようにしたので、動画ボケを改善
することができると共に、効率良く、明るい画像を表示
することのできるシーケンシャルカラーディスプレイ装
置を得ることができる。
ルカラーディスプレイ装置を示すブロック線図である。
ャルカラーディスプレイ装置を示すブロック線図であ
る。
ケンシャルカラーディスプレイ装置の透過光制御型ディ
スプレイの駆動回路の例を示すブロック線図である。
ルカラーディスプレイ装置の動き補償3倍速変換回路の
具体構成を示すブロック線図である。
ケンシャルカラーディスプレイ装置のフィールドシーケ
ンシャルカラー信号生成回路の具体構成を示すブロック
線図である。
ルカラーディスプレイ装置の動作説明に供するタイミン
グチャートである。
ルカラーディスプレイ装置の他の動作説明に供するタイ
ミングチャートである。
すタイミングチャートである。
ャルカラーディスプレイ装置の3倍速変換回路の具体構
成を示すブロック線図である。
シャルカラーディスプレイ装置の動作説明に供するタイ
ミングチャートである。
た場合における画像の説明図である。
た場合における画像の説明図である。
を変え場合のカラー画像の説明図である。
装置を示すブロック線図である。
装置のフィールドシーケンシャルカラー信号生成回路の
具体構成を示すブロック線図である。
装置の動作説明に供するタイミングチャートである。
燈の説明図である。
である。
ある。
的斜視図である。
型ディスプレイの駆動回路、BL バックライト、BL
1〜BL4 バックライト部分、PC パーソナルコン
ピュータ、MCNV 動き補償3倍速変換手段、CNV
3倍速変換手段、FSC フィールドシーケンシャル
カラー信号生成回路。
Claims (6)
- 【請求項1】 3原色同時信号の各色フィールド信号を
1/3N(但し、Nは2以上の整数)に時間圧縮し、該
1/3Nに時間圧縮された各色フィールド信号のフィー
ルド順次3原色信号からなる画像信号を発生する画像信
号発生手段と、 該画像信号発生手段に設けられ、上記1/3Nに時間圧
縮された各色フィールド信号の動き補償を行う動き補償
手段と、 上記画像信号に同期して3原色を選択的に発光する面発
光手段と、 上記画像信号発生手段よりの画像信号をホールドすると
共に、上記面発光手段に対向し、該面発光手段よりの発
光光を光変調する光変調パネルとを有することを特徴と
するシーケンシャルカラーディスプレイ装置。 - 【請求項2】 3原色同時信号の各色フィールド信号を
1/3N(但し、Nは2以上の整数)に時間圧縮し、該
1/3Nに時間圧縮された各色フィールド信号のフィー
ルド順次3原色信号からなる画像信号を発生する画像信
号発生手段と、 上記画像信号に同期して3原色を選択的に発光する面発
光手段と、 該面発光手段における発光時間を略1/Nに制限する発
光時間制限手段と、 上記画像信号発生手段よりのフィールド順次3原色信号
をホールドすると共に、上記面発光手段に対向し、該面
発光手段よりの発光光を光変調する光変調パネルとを有
することを特徴とするシーケンシャルカラーディスプレ
イ装置。 - 【請求項3】 上記面発光手段の3原色の発光光の発光
順序を循環的に切換えるようにしたことを特徴とする請
求項1に記載のシーケンシャルカラーディスプレイ装
置。 - 【請求項4】 上記面発光手段の3原色の発光光の発光
順序を循環的に切換えるようにしたことを特徴とする請
求項2に記載のシーケンシャルカラーディスプレイ装
置。 - 【請求項5】 上記面発光手段を、上記画像信号に同期
して3原色を選択的に発光する垂直方向に積層された複
数の帯状発光部にて構成し、上記光変調パネルの、上記
複数の帯状発光部に対応する領域への上記画像信号の書
込み中は、該領域に対応する上記帯状発光部の発光を中
止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のシ
ーケンシャルカラーディスプレイ装置。 - 【請求項6】 上記面発光手段を、上記画像信号に同期
して3原色を選択的に発光する垂直方向に積層された複
数の帯状発光部にて構成し、上記光変調パネルの、上記
複数の帯状発光部に対応する領域への上記画像信号の書
込み中は、該領域に対応する上記帯状発光部の発光を中
止するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のシ
ーケンシャルカラーディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11159826A JP2000347632A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | シーケンシャルカラーディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11159826A JP2000347632A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | シーケンシャルカラーディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000347632A true JP2000347632A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15702105
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11159826A Pending JP2000347632A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | シーケンシャルカラーディスプレイ装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2000347632A (ja) |
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-
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- 1999-06-07 JP JP11159826A patent/JP2000347632A/ja active Pending
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