JP2003029203A - 投射型表示装置 - Google Patents

投射型表示装置

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JP2003029203A JP2001213358A JP2001213358A JP2003029203A JP 2003029203 A JP2003029203 A JP 2003029203A JP 2001213358 A JP2001213358 A JP 2001213358A JP 2001213358 A JP2001213358 A JP 2001213358A JP 2003029203 A JP2003029203 A JP 2003029203A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーン上に拡大投射された画像の明るさ
を調整する。 【解決手段】 放電ランプ11からの光束を集光させた
付近に設けられ、前記放電ランプ11からの光束を制御
するための照明系の絞り20と、前記照明系の絞り20
に接近して設けられ、前記照明系の絞り20を通過した
光束を均一な明るさで表示素子40に照射するためのイ
ンテグレータ照明系30と、前記表示素子40に表示さ
れた画像を拡大投射するための投射レンズ41と、前記
照明系の絞り20の開口面積を可変するための絞り可変
手段21〜23とを備えたことを特徴とする投射型表示
装置10A1を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源からの白色光
をインテグレータ照明系を用いて表示素子に均一に照射
して、この表示素子に表示された画像を投射レンズによ
りスクリーン上に拡大投射した画像の明るさを手動調整
又は自動調整できる投射型表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ディジタル・マルチメディア時代の到来
と共に、高精細度で大画面の画像を投射できる投射型表
示装置が注目されている。この種の投射型表示装置は、
各種の構造形態が採用されているが、高輝度で且つ高コ
ントラストに画像を表示できる投射型表示装置の一例が
特開平7−270719号公報に開示されている。
【0003】図16は従来の投射型表示装置の一例を示
した構成図である。図16に示した従来の投射型表示装
置100は、上記した特開平7−270719号公報に
開示されているものであり、ここでは同号公報を参照し
て簡略に説明する。
【0004】図16において、従来の投射型表示装置1
00では、光源としてメタルハライドランプ,キセノン
ランプなどを用いて白色光を出射する放電ランプ101
が楕円面鏡102の第1焦点付近に配置されており、こ
の放電ランプ101の出射光111は楕円面鏡102で
反射された後、集束光束112となって楕円面鏡102
の第2焦点付近に集光されている。
【0005】また、楕円面鏡102の第2焦点付近には
開口径を可変できる照明系の絞り103が設けられてい
る。また、焦点距離f1のコリメータレンズ104が照
明系の絞り103から略f1だけ離れて光軸K上に設置
され、このコリメータレンズ104で照明系の絞り10
3を通過した光束113を平行光束114にしている。
【0006】また、コリメータレンズ104の前方に、
散乱と透明との2状態に変化する散乱型液晶を用いた液
晶ライトバルブ105が設置されており、このライトバ
ルブ105の裏面にコリメータレンズ104からの平行
光束114が照射されている。
【0007】また、液晶ライトバルブ105の前面近傍
に焦点距離f2のフィールドレンズ106が設置され、
更に、このフィールドレンズ106の焦点付近に投射レ
ンズ107の入射瞳107aを配置して、この入射瞳1
07aの位置でフィールドレンズ106からの出射光1
15を集光している。また、投射レンズ107の入射瞳
107aと出射瞳107bとの間に開口径が変えられる
投射レンズ系の絞り108が設けられている。そして、
投射レンズ107の入射瞳107aを通過した光束は、
出入射瞳107bから投射光116となってスクリーン
(図示せず)上に液晶ライトバルブ105に表示された
画像が拡大投射されている。
【0008】また、絞り開口径制御手段120は、第
1,第2絞り開口径可変手段121,122を制御して
おり、第1絞り開口径可変手段121で照明系の絞り1
03の開口径を可変する一方、第2絞り開口径可変手段
122で投射レンズ系の絞り108の開口径を可変して
いる。この際、照明系の絞り103のS1面と入射瞳1
07aのS2面とは共役な関係にあり、照明系の絞り1
03の開口形状をした光源像が入射瞳107aの位置に
結像されており、照明系の絞り103の開口径aと投射
レンズ系の絞り108の開口径bとは、a/b=f1/
f2の関係で表わされる。
【0009】ここで、スクリーン(図示せず)上に拡大
投射された液晶ライトバルブ105からの画像に対して
最適なコントラスト比を得るために、照明系の絞り10
3と投射レンズ系の絞り108とを連動させて、両者の
絞り103,108の開口径の関係が、a≧b×(f1
/f2)となるように制御している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の投射型表示装置100では、照明系の絞り103と
投射レンズ系の絞り108とを連動させているので、照
明系の絞り103,投射レンズ系の絞り108のいずれ
かの開口径を変えるだけで、もう一方の絞りの開口径も
最適なコントラスト比が得られるような径に自動的に設
定されるものの、この際、系のFナンバーが同時に変化
してしまうために、照度分布も変化し、スクリーン(図
示せず)上に表示された画像に対して均一性が得られに
くい。
【0011】尚、Fナンバーは、焦点距離を絞りの有効
口径で割った数値であり、像の明るさはFナンバーの二
乗に反比例するものである。
【0012】また、白色光を出射する放電ランプ101
には寿命があり、この放電ランプ101の寿命曲線に沿
って、スクリーン(図示せず)上に拡大投射された液晶
ライトバルブ105からの画像の明るさが経時的に落ち
るものの、この従来例では放電ランプ101の寿命に対
する考慮が図られていない。
【0013】尚、一般的には、放電ランプ101はその
発光メカニズムの性質上、電流値を制御するなどにより
極端に出力を下げることができないので、スクリーン
(図示せず)上に表示された画面の明るさを下げるに
は、液晶ライトバルブ105への画像信号のゲインを下
げて対応しているものであり、液晶ライトバルブ105
への画像信号のゲインを下げると、階調性が劣化した
り、黒レベルは同じであるためにコントラスト比が劣化
するなどの問題が生じる。
【0014】そこで、スクリーン上に拡大投射された画
像の明るさを手動調整又は自動調整でき、且つ、画面の
輝度を変化させた場合に、コントラスト比,階調性の確
保、照度ムラの改善、放電ランプの寿命の改善などを図
ることができる投射型表示装置が望まれている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、放電ランプから
の光束を集光させた付近に設けられ、前記放電ランプか
らの光束を制御するための照明系の絞りと、前記照明系
の絞りに接近して設けられ、前記照明系の絞りを通過し
た光束を均一な明るさで表示素子に照射するためのイン
テグレータ照明系と、前記表示素子に表示された画像を
拡大投射するための投射レンズと、前記照明系の絞りの
開口面積を可変するための絞り可変手段とを備えたこと
を特徴とする投射型表示装置である。
【0016】また、第2の発明は、上記した第1の発明
の投射型表示装置において、前記絞り可変手段は、前記
投射レンズによりスクリーン上に拡大投射された画像の
明るさを見て使用者が操作する絞り可変釦を備え、前記
絞り可変釦の操作量に応じて前記照明系の絞りの開口面
積を可変制御することを特徴とする投射型表示装置であ
る。
【0017】また、第3の発明は、上記した第1の発明
の投射型表示装置において、前記絞り可変手段は、前記
放電ランプの累積使用時間を計測するタイマーと、前記
タイマーの時間経過に対応して前記放電ランプのランプ
寿命カーブに対して略逆補正するように前記照明系の絞
りの開口カーブを予め記憶したメモリテーブルとを備
え、前記タイマーの時間経過に対応して前記メモリーテ
ーブルを参照して前記照明系の絞りの開口面積を可変制
御することを特徴とする投射型表示装置である。
【0018】また、第4の発明は、放電ランプからの光
束を集光させた付近に設けられ、前記放電ランプからの
光束を制御するための照明系の絞りと、前記照明系の絞
りに接近して設けられ、前記照明系の絞りを通過した光
束を均一な明るさで表示素子に照射するためのインテグ
レータ照明系と、前記表示素子に表示された画像を拡大
投射するための投射レンズと、前記投射レンズにより拡
大投射された画像を表示するためのスクリーンと、前記
照明系の絞りの開口面積を可変するための絞り可変手段
とを備えたことを特徴とする投射型表示装置である。
【0019】また、第5の発明は、上記した第4の発明
の投射型表示装置において、前記絞り可変手段は、前記
放電ランプの累積使用時間を計測するタイマーと、前記
タイマーの時間経過に対応して前記放電ランプのランプ
寿命カーブに対して略逆補正するように前記照明系の絞
りの開口カーブを予め記憶したメモリテーブルと、前記
スクリーンの近傍に設置されて外光を検出する外光検出
器とを備え、前記タイマーの時間経過に対応して前記メ
モリーテーブルを参照して前記照明系の絞りの開口面積
を可変制御すると共に、前記外光検出器で検出した外光
検出信号レベルに応じて前記照明系の絞りの開口を補正
することを特徴とする投射型表示装置である。
【0020】また、第6の発明は、上記した第4の発明
の投射型表示装置において、前記絞り可変手段は、前記
投射レンズにより投射された画像光のうちで前記スクリ
ーンの非表示領域を投射する光束中に含ませた一定レベ
ルの絞り制御用輝度信号を検出するために前記スクリー
ンの非表示領域に対応して設けた輝度信号レベル検出器
を備え、この輝度信号レベル検出器で検出した絞り制御
用輝度信号レベルが略一定になるように前記照明系の絞
りの開口面積を可変制御することを特徴とする投射型表
示装置である。
【0021】また、第7の発明は、上記した第4の発明
の投射型表示装置において、前記絞り可変手段は、前記
投射レンズにより投射された画像光のうちで前記スクリ
ーンの非表示領域を投射する光束中に含ませた一定レベ
ルの絞り制御用輝度信号を検出するために前記スクリー
ンの非表示領域に対応して設けた輝度信号レベル検出器
と、前記スクリーンの近傍に設置されて外光を検出する
外光検出器とを備え、この輝度信号レベル検出器で検出
した絞り制御用輝度信号レベルが略一定になるように前
記照明系の絞りの開口面積を可変制御すると共に、前記
外光検出器で検出した外光検出信号レベルに応じて前記
照明系の絞りの開口を補正することを特徴とする投射型
表示装置である。
【0022】また、第8の発明は、上記した第6の発明
の投射型表示装置において、前記スクリーンの近傍に設
置されて外光を検出する外光検出器と、前記外光検出器
で検出した外光検出信号レベルの強さに応じて前記表示
素子中で前記スクリーンの非表示領域に対応して設けた
前記輝度信号レベル検出器と少なくとも対応した領域に
書き込む輝度信号レベルを制御する表示素子の画像非表
示領域の輝度信号レベル制御手段とを備えたことを特徴
とする投射型表示装置である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る投射型表示装
置の一実施例を図1乃至図15を参照して<第1実施例
>〜<第8実施例>の順に詳細に説明する。
【0024】<第1実施例>図1は本発明に係る第1実
施例の投射型表示装置を示した構成図、図2(a)〜
(d)は図1に示した照明系の絞り及びこの絞りの開口
面積を可変する絞り可変駆動部の具体例をそれぞれ示し
た図、図3(a),(b)は図1に示したインテグレー
タ照明系のライトパイプを説明するための斜視図,動作
図、図4は図1に示した楕円面鏡に代えて放物面鏡を用
いた場合を示した図である。図1に示した如く、第1実
施例の投射型表示装置10A1は透過型に構成されてい
る。この第1実施例の投射型表示装置10A1では、光
源としてメタルハライドランプ,超高圧水銀ランプ,キ
セノンランプなどを用いて白色光を出射する放電ランプ
11が楕円面鏡12の第1焦点付近に配置されており、
この放電ランプ11の出射光は楕円面鏡12で反射され
た後、楕円面鏡12の第2焦点付近の光軸K上に集光さ
れている。
【0025】また、楕円面鏡12の第2焦点付近には照
明系の絞り20が設けられており、この照明系の絞り2
0は楕円面鏡12の第2焦点付近に集光された放電ラン
プ11からの光束を制御するためのものである。
【0026】上記した照明系の絞り20は、絞り可変駆
動部21によって絞り20の開口面積を可変できるよう
になっており、使用者(操作者)が絞り可変釦23を操
作すると、絞り可変釦23の操作量に応じて絞り可変制
御部22から絞り可変駆動部21に絞り制御信号が送ら
れている。
【0027】従って、この第1実施例において、照明系
の絞り20の開口面積を可変するための絞り可変手段
は、絞り可変駆動部21と、絞り可変制御部22と、絞
り可変釦23とから構成されている。
【0028】また、上記した照明系の絞り20は各種の
構造形態があり、より具体的に説明すると、図2(a)
〜(d)に示した照明系の絞り20のいずれかを適用し
ている。
【0029】即ち、図2(a)に示した照明系の絞り2
0は、長方形状の移動板20Aの下端にラック20rが
長手方向に沿って形成されており、このラック20rに
絞り可変駆動部21のギア21Aが噛合している。ま
た、移動板20Aには、長手方向の図示右端側から図示
左端側に向かって開口幅が徐々に狭まるように開口した
テーパ状絞り部20tが形成されている。そして、不図
示のモータによってギア21Aを矢印方向に回転させる
と、このギア21Aと噛合した移動板20Aのラック2
0rが矢印方向に往復動するので、絞り可変制御部22
からの絞り制御信号によってテーパ状絞り部20tを所
望の開口幅の位置を中心にして左右の所定の範囲内に制
御することで照明系の絞り20の開口面積を制御して、
楕円面鏡12の第2焦点付近に集光された放電ランプ1
1からの光束を制御することができる。
【0030】次に、図2(b)に示した照明系の絞り2
0は、移動板20Bの長手方向の図示右端側から図示左
端側に向かって開口幅が階段状に狭まるように開口した
階段状絞り部20kが形成されている。この場合も移動
板20Bを移動させることで、階段状絞り部20kを所
望の開口幅の位置を中心にして左右の所定の範囲内に制
御することで照明系の絞り20の開口面積を制御して、
楕円面鏡12の第2焦点付近に集光された放電ランプ1
1からの光束を制御することができる。
【0031】次に、図2(c)に示した照明系の絞り2
0は、移動板20Cの長手方向の図示右端側から図示左
端側に向かって丸孔の孔径が徐々に小さくなるように複
数の丸孔状絞り部20hが形成されている。この場合も
移動板20Bを移動させることで、複数の丸孔状絞り部
20hのうちで所望の孔径の丸孔位置に制御すること
で、楕円面鏡12の第2焦点付近に集光された放電ラン
プ11からの光束を制御することができる。
【0032】次に、図2(d)に示した照明系の絞り2
0は、カメラなどに用いられている円形状アイリス絞り
20Dであり、複数の螺旋状羽根20aを円形状に組み
合わせて、図示しないモータなどにより複数の螺旋状羽
根20aの位置を可変することで、中央孔20bの開口
径を可変することで、楕円面鏡12の第2焦点付近に集
光された放電ランプ11からの光束を制御することがで
きる。
【0033】図1に戻り、照明系の絞り20に接近して
この絞り20の前方に、インテグレータ照明系30が設
けられている。上記したインテグレータ照明系30は、
放電ランプ11から出射された光束を後述する表示素子
40に均一の明るさで照射する機能を備えているもので
ある。
【0034】ここで、インテグレータ照明系30は、照
明系の絞り20の前方側から順に光軸K上に配置したラ
イトパイプ31と、リレーレンズ32と、コリメータレ
ンズ33とから構成されている。
【0035】上記したライトパイプ31は、入射面が放
電ランプ11からの光束を集光した付近に位置するよう
に配置されている。そして、放電ランプ11からの光束
が照明系の絞り20によって制御された後にライトパイ
プ31の入射面に入射され、このライトパイプ31内を
通過して出射面から出射されている。
【0036】即ち、図3(a)に示した如く、ライトパ
イプ31は透明なガラスや透明なプラスチック材などを
用いて直方状に形成した透明光学素子である。このライ
トパイプ31はこの断面の縦横比が後述する表示素子4
0に表示される画像の縦横比に合わせて3:4又は9:
16に設定されている。
【0037】この際、一般的に、楕円面鏡12による反
射光は中心において明るくなるものの、図3(b)に示
したように、ライトパイプ31の入射面31aから入射
した放電ランプ11からの光束が内部で全反射を繰り返
しながら出射面31bから出射される際に、明るさが均
一化された光束となって出射されるようになっている。
【0038】再び図1に戻り、ライトパイプ31から出
射された光束は、リレーレンズ32によってコリメータ
レンズ33に導かれ、更に、コリメータレンズ33によ
って略平行な光束となって表示素子40の裏面を照射し
ている。
【0039】上記した表示素子40は透過型液晶パネル
を用いており、この透過型液晶パネル液晶パネルに画像
が表示されている。
【0040】この後、コリメータレンズ33からの光束
は透過型の表示素子40を透過して、この表示素子40
の表面から出射された画像光は、投射レンズ41を透過
して、投射レンズ41からスクリーン42上に拡大投射
されている。この際、表示素子40からの画像光の大部
分はスクリーン42上の有効表示領域42aに拡大投射
されて画像が表示されているが、画像光の上下の一部は
スクリーン42の上下に設けた非表示領域42bにも投
射されているものの、この非表示領域42bには画像が
存在していない。
【0041】上記のように構成した第1実施例の投射型
表示装置10A1では、投射レンズ系に絞りがないため
に、投射レンズ系のFナンバーが常に一定であるので、
投射レンズ系に起因する画像の明るさは変化しない。従
って、使用者(操作者)はスクリーン42上に拡大投射
された画像の明るさを見て絞り可変釦23を操作するこ
とで、この絞り可変釦23の操作量に応じて照明系の絞
り20を調整しているので、スクリーン42上に表示さ
れた画像の明るさを使用者の意思で所望の明るさに設定
できる。更に、画面の輝度を変化させた場合に、インテ
グレータ照明系30によりコントラスト比,階調性の確
保、照度ムラの改善などを図ることができる。
【0042】尚、第1実施例では、放電ランプ11から
の光束を楕円面鏡12の第2焦点付近に集光させている
が、この楕円面鏡12に代えて、図4に示した如く、方
物面鏡13と集光レンズ14とを用いて放電ランプ11
からの光束を集光させても良い。従って、第1実施例で
は、放電ランプ11からの光束を集光させた付近に照明
系の絞り20を設け、且つ、照明系の絞り20に接近し
てインテグレータ照明系30を設ける構成ならばいかな
る構造でも良い。
【0043】次に、第1実施例の投射型表示装置を一部
変形した変形例の投射型表示装置について図5を用いて
簡略に説明する。
【0044】図5は第1実施例の投射型表示装置を一部
変形した変形例の投射型表示装置を示した構成図であ
る。
【0045】図5に示した如く、第1実施例の投射型表
示装置10A1を一部変形した変形例の投射型表示装置
10A2は反射型に構成されており、第1実施例の投射
型表示装置10A1に対して異なる点を述べると、変形
例の投射型表示装置10A2内に設けた表示素子50は
反射型液晶パネル、又は、反射型空間光変調板(D−I
LA:Direct drive Image Lig
ht Amplifier)などを用いている。また、
表示素子50と投射レンズ41との間の光軸K上に半透
過反射膜51aを有するビームスプリッタ51が設置さ
れている。更に、光軸Kと直交し且つビームスプリッタ
51の中心を通る直線上に、第1実施例で説明したと同
様の構成からなる放電ランプ11と、楕円面鏡12と、
照明系の絞り20と、インテグレータ照明30とが図示
の順に配置されている。
【0046】そして、放電ランプ11からの光束が照明
系の絞り20によって制御された後にインテグレータ照
明30を介してビームスプリッタ51に入射され、この
光束はビームスプリッタ51の半透過反射膜51aで直
角に反射されて反射型の表示素子50の表面を照射し、
この表示素子50の表面から読み出された画像光はビー
ムスプリッタ51の半透過反射膜51aを透過して直進
し、更に、投射レンズ41を透過して、投射レンズ41
からスクリーン42上に拡大投射されている。
【0047】従って、この変形例の投射型表示装置10
A2でも、第1実施例と同様に、投射レンズ系に絞りが
ないために、投射レンズ系のFナンバーが常に一定であ
るので、投射レンズ系に起因する画像の明るさは変化し
ない。従って、使用者(操作者)はスクリーン42に拡
大投射された画像の明るさを見て絞り可変釦23を操作
することで、この絞り可変釦23の操作量に応じて照明
系の絞り20を調整しているので、スクリーン42上に
表示された画像の明るさを使用者の意思で所望の明るさ
に設定できる。
【0048】<第2実施例>図6は本発明に係る第2実
施例の投射型表示装置を示した構成図、図7は図6に示
したインテグレータ照明系のフライアイを示した斜視図
である。
【0049】図6に示した第2実施例の投射型表示装置
10Bは、先に説明した第1実施例の投射型表示装置1
0A1の構成と一部を除いて同様の構成であり、ここで
は説明の便宜上、先に示した構成部材に対しては同一の
符号を付し、且つ、先に示した構成部材は必要に応じて
適宜説明し、第1実施例と異なる構成部材に新たな符号
を付して説明する。
【0050】図6に示した如く、第2実施例の投射型表
示装置10Bも透過型に構成されており、この第2実施
例の投射型表示装置10Bでは、放電ランプ11からの
光束が楕円面鏡12の第2焦点付近の光軸K上に集光さ
れて、照明系の絞り20によって光束が制御される点は
第1実施例と同様である。
【0051】従って、この第2実施例において、照明系
の絞り20の開口面積を可変するための絞り可変手段
は、第1実施例と同様に、絞り可変駆動部21と、絞り
可変制御部22と、絞り可変釦23とから構成されてい
る。
【0052】ここで、第1実施例と異なる点を説明する
と、照明系の絞り20の前方側に設けたインテグレータ
照明系60の構成部材が異なっている。勿論、このイン
テグレータ照明系60も放電ランプ11から出射された
光束を表示素子40に均一の明るさで照射する機能を備
えているものである。
【0053】上記したインテグレータ照明系60は、照
明系の絞り20の前方から順に光軸K上に配置したコリ
メータレンズ61と、第1,第2のレンズアレイ62
A,62Bを組み合わせたフライアイ62と、重ね合わ
せレンズ63と、フィールドレンズ64とから構成され
ている。
【0054】ここで、図7に拡大して示した如く、イン
テグレータ照明系60の一部を構成するフライアイ62
は、矩形状のガラス材またはプラスチック材上に複数の
凸レンズを上下左右にマトリック状に形成した第1,第
2のレンズアレイ62A,62B同士を所定の距離を隔
てて互いに対向させることで、放電ランプ11からの光
束に対して明るさを均一化するものである。
【0055】図6に戻り、放電ランプ11からの光束は
照明系の絞り20によって制御された後にインテグレー
タ照明60を介して投射型の表示素子40の裏面を照射
し、更に、透過型の表示素子40を透過した画像光は、
投射レンズ41を透過して、投射レンズ41からスクリ
ーン42上に拡大投射されている。
【0056】この第2実施例の投射型表示装置10Bで
も、第1実施例と同様に、投射レンズ系に絞りがないた
めに、投射レンズ系のFナンバーが常に一定である。従
って、使用者(操作者)はスクリーン42上に拡大投射
された画像の明るさを見て絞り可変釦23を操作するこ
とで、この絞り可変釦23の操作量に応じて照明系の絞
り20が調整されるので、スクリーン42上に表示され
た画像の明るさを使用者の意思で所望の明るさに設定で
きる。更に、画面の輝度を変化させた場合に、インテグ
レータ照明系60によりコントラスト比,階調性の確
保、照度ムラの改善などを図ることができる。
【0057】尚、第2実施例でも、第1実施例の変形例
と同様に反射型に構成することが可能であり、この場合
には先に図5を用いて説明した第1実施例の変形例の投
射型表示装置10A2におけるインテーグレータ照明系
30を上記したインテーグレータ照明系60に代えれば
良いものである。
【0058】<第3実施例>図8は本発明に係る第3実
施例の投射型表示装置を示した構成図、図9は本発明に
係る第3実施例の投射型表示装置において、ランプ寿命
カーブと、照明系の絞り開口カーブを説明するための図
である。
【0059】図8に示した第3実施例の投射型表示装置
10Cは、先に説明した第1実施例の投射型表示装置1
0A1の構成と一部を除いて同様の構成であり、ここで
は説明の便宜上、先に示した構成部材に対しては同一の
符号を付し、第1実施例と異なる構成部材に新たな符号
を付して説明する。
【0060】先に説明した第1実施例の投射型表示装置
10A1では、使用者(操作者)が絞り可変釦23を操
作することで照明系の絞り20を手動的に調整している
のに対して、第3実施例の投射型表示装置10Cではタ
イマー70の時間経過に応じて照明系の絞り20を自動
的に調整するように構成されている。
【0061】図8に示した如く、第3実施例の投射型表
示装置10Cでは、放電ランプ11の累積使用時間を計
測するタイマー70と、タイマー70の時間経過に対応
して放電ランプ11のランプ寿命カーブに対して略逆補
正するように照明系の絞り20の開口カーブを予め記憶
したメモリテーブル71とが設けられている。
【0062】そして、投射型表示装置10Cを始動させ
るとタイマー70が作動し、このタイマー70の時間経
過は放電ランプ11の累積使用時間(累積点灯時間)と
略一致している。従って、タイマー70の時間経過に対
応してメモリーテーブル71を参照して開口カーブ上か
ら対応した絞り開口値を取得して、この絞り開口値を絞
り可変制御部22に送り、この後、絞り可変制御部22
から絞り可変駆動部21にタイマー70の時間経過に対
応した絞り制御信号を送出することで、照明系の絞り2
0がタイマー70の時間経過に対応して自動的に調整さ
れている。
【0063】従って、この第3実施例において、照明系
の絞り20の開口面積を可変するための絞り可変手段
は、絞り可変駆動部21と、絞り可変制御部22と、タ
イマー70と、メモリーテーブル71とから構成されて
いる。
【0064】より具体的に説明すると、図9に示した如
く、放電ランプ11のランプ寿命カーブは予め統計的に
図示のような特性を持っており、例えば1000時間程
度で放電ランプ11の初期時の光量の50%以下になる
と共に、一般的に放電ランプ11の初期時の光量に対し
て略50%程度まで光量が低下した時にランプ寿命に達
したものとしている。
【0065】これに対して、本発明の第3実施例では、
放電ランプ11の初期時の光量の略50%を投射型表示
装置10Cの定格時の光量に設定することで、放電ラン
プ11の光量が略50%程度まで低下しても依然として
使用可能範囲であるので、等価的にランプ寿命を延命さ
せることになる。
【0066】そこで、照明系の絞り20の開口カーブ
は、放電ランプ11の初期時に照明系の絞り20を半開
させることで投射型表示装置10Cの定格時の光量を得
ると共に、放電ランプ11の時間経過により放電ランプ
11の光量が略50%以下に落ちた時に照明系の絞り2
0を全開させることで投射型表示装置10Cの定格時の
光量を得られるように設定されている。従って、メモリ
ーテーブル71内にタイマー70の時間経過に対応した
照明系の絞り20の開口カーブを予め記憶しておくこと
で、タイマー70の時間経過に対応して、スクリーン4
2上の画像の明るさが常に定格時の明るさを保つように
照明系の絞り20を自動的に調整することができ、且
つ、放電ランプ11のランプ寿命改善効果も得られる。
【0067】<第4実施例>図10は本発明に係る第4
実施例の投射型表示装置を示した構成図である。
【0068】図10に示した第4実施例の投射型表示装
置10Dは、先に説明した第3実施例の投射型表示装置
10Cの構成と一部を除いて同様の構成であり、ここで
は説明の便宜上、先に示した構成部材に対しては同一の
符号を付し、第3実施例と異なる構成部材に新たな符号
を付して説明する。
【0069】図10に示した如く、第4実施例の投射型
表示装置10Dでは、第3実施例と同様に、タイマー7
0の時間経過に対応してメモリテーブル71を参照して
照明系の絞り20の開口面積を可変している。
【0070】ここで、第3実施例と異なる点を説明する
と、第4実施例では、スクリーン42の近傍にEE(E
lectric Eye)機能を備えた外光検出器72
を設置し、この外光検出器72でスクリーン42の近傍
の周囲の明るさを検出して、外光検出器72からの外光
検出信号レベルを絞り可変制御部22に入力している。
【0071】従って、この第4実施例において、照明系
の絞り20の開口面積を可変するための絞り可変手段
は、絞り可変駆動部21と、絞り可変制御部22と、タ
イマー70と、メモリーテーブル71と、外光検出器7
2とから構成されている。
【0072】ここで、絞り可変制御部22は、タイマー
70の時間経過に対応して照明系の絞り20を概略調整
すると共に、外光検出器72からの外光検出信号レベル
を考慮して、スクリーン42の近傍が暗ければ照明系の
絞り20を多少明るくなる方に補正をかけ、逆にスクリ
ーン42の近傍が明るければ多少暗くなる方に補正をか
けることで、スクリーン42上の画像の明るさが周囲の
明るさに対して最適になるように照明系の絞り20を自
動的に調整しているので、放電ランプ11のランプ寿命
改善効果が得られる共に、スクリーン42の近傍の明る
さに対応してスクリーン42上に画像を良好に表示でき
る。この場合、スクリーン42上の画像のコントラスト
比、階調性などは損なわれない。
【0073】尚、外光検出器72は、図10ではスクリ
ーン42の近傍に1か所設置して説明したが、これに限
ることなく、例えばスクリーン42が大型の場合にはこ
の大型のスクリーン42の近傍の上下及び/又は左右に
外光検出器72を複数個設置して、複数個の外光検出器
72からの各外光検出信号レベルを平均化した値を用い
ることで、大型のスクリーン42の場合に外光が不均一
の時に効果的である。
【0074】<第5実施例>図11は本発明に係る第5
実施例の投射型表示装置を示した構成図である。
【0075】図11に示した第5実施例の投射型表示装
置10Eは、先に説明した第1実施例の投射型表示装置
10A1の構成と一部を除いて同様の構成であり、ここ
では説明の便宜上、先に示した構成部材に対しては同一
の符号を付し、第1実施例と異なる構成部材に新たな符
号を付して説明する。
【0076】図5に示した如く、第5実施例の投射型表
示装置10Eでは、表示素子40に表示された画像を投
射レンズ41により投射する画像光のうちでスクリーン
42の非画像領域42bを投射する光束中に例えば全白
色信号からなる一定レベルの絞り制御用輝度信号を予め
含ませると共に、投射レンズ41と対向するスクリーン
42の非画像領域42bに対応して輝度信号レベル検出
器73を設置して、輝度信号レベル検出器73で検出し
た絞り制御用輝度信号レベルを絞り可変制御部22に入
力している。この第5実施例では、輝度信号レベル検出
器73をスクリーン42の非画像領域42b上に設置し
ているが、これに限ることなく、輝度信号レベル検出器
73は、スクリーン42の非画像領域42bに対応して
上記した一定レベルの絞り制御用輝度信号を受光できる
領域内ならばいかなる場所でも良い。
【0077】従って、この第5実施例において、照明系
の絞り20の開口面積を可変するための絞り可変手段
は、絞り可変駆動部21と、絞り可変制御部22と、輝
度信号レベル検出器73とから構成されている。
【0078】ここで、放電ランプ11の初期時には、第
3実施例で述べたように、放電ランプ11の光量が略5
0%になるように照明系の絞り20を予め調整して投射
型表示装置10Eの定格時の光量を得ておく。この後、
放電ランプ11の使用時間が経過すると、放電ランプ1
1の光量が低下しても、輝度信号レベル検出器73で検
出した絞り制御用輝度信号レベルが略一定になるように
絞り可変制御部22から絞り可変駆動部21に絞り制御
信号を送出することで、照明系の絞り20を初期時の半
開状態から徐々に開いて自動的に調整しているので、タ
イマーを用いなくても第3実施例と同様に、放電ランプ
11のランプ寿命改善効果が得られる。
【0079】<第6実施例>図12は本発明に係る第6
実施例の投射型表示装置を示した構成図である。
【0080】図12に示した第6実施例の投射型表示装
置10Fは、先に説明した第5実施例の投射型表示装置
10Eの構成と一部を除いて同様の構成であり、ここで
は説明の便宜上、先に示した構成部材に対しては同一の
符号を付し、第5実施例と異なる構成部材に新たな符号
を付して説明する。
【0081】図12に示した如く、第6実施例の投射型
表示装置10Fでは、スクリーン42の近傍に外光検出
器72を設置し、この外光検出器72でスクリーン42
の近傍の周囲の明るさを検出して、外光検出器72から
の外光検出信号レベルを絞り可変制御部22に入力して
いる。
【0082】また、表示素子40に表示された画像を投
射レンズ41により投射する画像光のうちでスクリーン
42の非画像領域42bを投射する光束中に例えば全白
色信号からなる一定レベルの絞り制御用輝度信号を予め
含ませると共に、投射レンズ41と対向するスクリーン
42の非画像領域42bに対応して輝度信号レベル検出
器73を設置して、輝度信号レベル検出器73で検出し
た絞り制御用輝度信号レベルを絞り可変制御部22に入
力している。
【0083】従って、この第6実施例において、照明系
の絞り20の開口面積を可変するための絞り可変手段
は、絞り可変駆動部21と、絞り可変制御部22と、外
光検出器72と、輝度信号レベル検出器73とから構成
されている。
【0084】ここで、絞り可変制御部22は、第5実施
例の投射型表示装置10Eの動作に対して、外光検出器
72で検出した外光検出信号レベルを考慮した分だけ補
正している。即ち、スクリーン42の近傍が暗ければ照
明系の絞り20を多少明るくなる方に補正をかけ、逆に
スクリーン42の近傍が明るければ多少暗くなる方に補
正をかけることで、スクリーン42上の画像の明るさが
周囲の明るさに対して最適になるように照明系の絞り2
0を自動的に調整しているので、ここでも放電ランプ1
1のランプ寿命改善効果が得られる共に、スクリーン4
2の近傍の明るさに対応してスクリーン42上に画像を
良好に表示できる。
【0085】<第7実施例>図13は本発明に係る第7
実施例の投射型表示装置を示した構成図である。
【0086】図13に示した第7実施例の投射型表示装
置10Gも、先に説明した第5実施例の投射型表示装置
10Eの構成と一部を除いて同様の構成であり、ここで
は説明の便宜上、先に示した構成部材に対しては同一の
符号を付し、第5実施例と異なる構成部材に新たな符号
を付して説明する。
【0087】図13に示した如く、第7実施例の投射型
表示装置10Gでは、表示素子40に表示された画像を
投射レンズ41により投射する画像光のうちでスクリー
ン42の非画像領域42bを投射する光束中に例えば全
白色信号からなる一定レベルの絞り制御用輝度信号を予
め含ませると共に、投射レンズ41と対向するスクリー
ン42の非画像領域42bに対応して輝度信号レベル検
出器73を設置して、輝度信号レベル検出器73で検出
した絞り制御用輝度信号レベルを絞り可変制御部22に
入力しているので、絞り可変制御部22は図11を用い
て説明した第5実施例と同様に、輝度信号レベル検出器
73で検出した絞り制御用輝度信号レベルが略一定とな
るように照明系の絞り20を自動的に調整している。
【0088】従って、この第7実施例において、照明系
の絞り20の開口面積を可変するための絞り可変手段
は、絞り可変駆動部21と、絞り可変制御部22と、輝
度信号検出器73とから構成されている。
【0089】更に、スクリーン42の近傍に外光検出器
74を設置し、この外光検出器74でスクリーン42の
近傍の周囲の明るさを検出して、外光検出器74からの
外光検出信号レベルを表示素子の画像非表示領域の輝度
信号レベル制御部75に入力している。
【0090】ここで、外光検出器74でスクリーン42
の近傍が明るいレベルであると検出した時には、表示素
子の画像非表示領域の輝度信号レベル制御部75を介し
て表示素子41中でスクリーン42の非表示領域42b
に対応して設けた輝度信号レベル検出器73と少なくと
も対応した領域に書き込む輝度信号レベルを下げるの
で、輝度信号レベル検出器73のレベルが下がり、これ
を補正するように絞り可変制御部22,絞り可変駆動部
21を介して照明系の絞り20を開けている。
【0091】逆に外光検出器74でスクリーン42の近
傍が暗いレベルであると検出した時には、表示素子の画
像非表示領域の輝度信号レベル制御部75を介して表示
素子41中でスクリーン42の非表示領域42bに対応
して設けた輝度信号レベル検出器73と少なくとも対応
した領域に書き込む輝度信号レベルを上げるので、輝度
信号レベル検出器73のレベルが上がり、これを補正す
るように絞り可変制御部22,絞り可変駆動部21を介
して照明系の絞り20を絞っている。
【0092】従って、第7実施例では、絞り制御用輝度
信号レベルが略一定となるように照明系の絞り20を自
動的に調整することで放電ランプ11のランプ寿命効果
が得られ、且つ、外光レベルに応じて表示素子41の輝
度信号レベルを調整することで、スクリーン42上の画
像の明るさがより最適となる。
【0093】<第8実施例>図14は本発明に係る第8
実施例の投射型表示装置を示した構成図である。
【0094】図14に示した如く、第8実施例の投射型
表示装置10H1では、放電ランプ11の出射光が楕円
面鏡12で反射された後、楕円面鏡12の第2焦点付近
の光軸K上に集光されてそのままインテグレータ照明系
30に入射している。
【0095】上記したインテグレータ照明系30は、放
電ランプ11からの光束を集光させた付近に設けられて
おり、放電ランプ11側から順に光軸K上に配置したラ
イトパイプ31と、リレーレンズ32と、コリメータレ
ンズ33とから構成されている。
【0096】また、この第8実施例では第1〜第7実施
例で説明した照明系の絞り20を設けずに、この照明系
の絞り20に代えて、コリメータレンズ33と、表示素
子40との間の光軸K上に、光軸Kを中心に回動自在な
可動偏光部材(以下、可動偏光板と記す)80と、固定
偏光部材(以下、固定偏光板と記す)81とが互いに対
向して設けられている。この際、可動偏光板80を固定
偏光板81に対して回動させることで、可動偏光板80
の回動角度位置と、固定偏光板81との組み合わせによ
り、インテグレータ照明系30を通過した光束に対して
調光している。
【0097】とくに、放電ランプ11中でアークの輝点
移動に伴ってフリッカが生じる場合、照明系の絞りでフ
リッカを低減するよりも、可動偏光板80の回動角度位
置と、固定偏光板81との組み合わせによる調光の方が
フリッカをより低減でき、スクリーン42上にフリッカ
がない画像を表示できる。
【0098】従って、この第8実施例において、可動偏
光部材(可動偏光板)80を固定偏光部材(固定偏光
板)81に対して回動させるための可動偏光部材回動手
段は、可動偏光板駆動部82と、可動偏光板制御部83
と、輝度信号レベル検出器84とから構成されている。
【0099】更に、表示素子40に表示された画像を投
射レンズ41により投射する画像光のうちでスクリーン
42の非画像領域42bを投射する光束中に例えば全白
色信号からなる一定レベルの可動偏光板制御用輝度信号
を予め含ませると共に、投射レンズ41と対向するスク
リーン42の非画像領域42bに対応して輝度信号レベ
ル検出器84を設置して、輝度信号レベル検出器84で
検出した可動偏光板制御用輝度信号レベルを可動偏光板
制御部83に入力している。
【0100】ここでは、放電ランプ11の使用時間が経
過して放電ランプ11の光量が低下しても、輝度信号レ
ベル検出器83で検出した可動偏光板制御用輝度信号レ
ベルが略一定になるように可動偏光板制御部83から可
動偏光板駆動部82に可動偏光板制御信号を送出して可
動偏光板81を回動させることで、第5〜第7実施例と
同様に、放電ランプ11のランプ寿命改善効果が得られ
る。また、この実施例8でも投射レンズ系に絞りがない
ために、投射レンズ系のFナンバーが常に一定であるの
で、投射レンズ系に起因する画像の明るさは変化しな
い。また、第3実施例と同様に、タイマー,メモリーテ
ーブルを用いれば、放電ランプ11のランプ寿命をより
改善することも可能である。
【0101】尚、透過型、反射型液晶プロジェクタの場
合、表示素子40の前後は偏光になっているので固定偏
光部材(固定偏光板)81を省略することができる。
【0102】次に、第8実施例の投射型表示装置を一部
変形した変形例の投射型表示装置について図15を用い
て簡略に説明する。
【0103】図15は第8実施例の投射型表示装置を一
部変形した変形例の投射型表示装置を示した構成図であ
る。
【0104】図15に示した如く、第8実施例の投射型
表示装置10H1を一部変形した変形例の投射型表示装
置10H2では、固定偏光板81と可動偏光板80との
取り付け位置が第8実施例の投射型表示装置10H1と
異なっているだけであり、表示素子40と投射レンズ4
1との間の光軸K上に固定偏光板81と可動偏光板80
とを設置したものであり、固定偏光板81と可動偏光板
80の回動角度位置との組み合わせにより、表示素子4
0からの光束に対して調光しているので、第8実施例と
同様に、放電ランプ11のランプ寿命改善効果が得られ
る。
【0105】尚、表示素子40の前面に偏光板が設けら
れている場合には、固定偏光板81を設けずに、表示素
子40の前面に設けた偏光板と、固定偏光板81との組
み合わせで構成すれば良い。
【0106】更に、上記した第8実施例及び第8実施例
の変形例に対して、スクリーン42の近傍に外光検出器
を設け、外光に応じてスクリーン42上の画面の明るさ
を制御させるEE機能を搭載したりすることも可能であ
る。
【0107】尚更に、上記した第3〜第8実施例では、
インテグレータ照明系30を用いて説明したが、このイ
ンテグレータ照明系30に代えて図6を用いて説明した
インテグレータ照明系60を用いても良い。また、上記
した第3〜第8実施例では、投射型表示装置を透過型で
図示しているが、第1実施例の変形例と同様に反射型に
構成することも可能である。
【0108】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る投射型表示装
置において、請求項1記載によると、投射レンズにより
スクリーン上に拡大投射された画像の明るさを照明系の
絞りで調整でき、且つ、画面の輝度を変化させた場合
に、インテグレータ照明系によりコントラスト比,階調
性の確保、照度ムラの改善などを図ることができる。
【0109】また、請求項2記載によると、請求項1記
載の効果が得られる上で、照明系の絞りを使用者(操作
者)の意思で調整できる。
【0110】また、請求項3記載によると、請求項1記
載の効果が得られる上で、照明系の絞りをタイマーの時
間経過に応じて自動的に調整できるので、放電ランプの
寿命の改善に寄与できる。
【0111】また、請求項4記載によると、上記した請
求項1と同様に、投射レンズによりスクリーン上に拡大
投射された画像の明るさを照明系の絞りで調整でき、且
つ、インテグレータ照明系により画面の輝度を変化させ
た場合に、インテグレータ照明系によりコントラスト
比,階調性の確保、照度ムラの改善などを図ることがで
きる。
【0112】また、請求項5記載によると、請求項4記
載の効果が得られる上で、照明系の絞りをタイマーの時
間経過に応じて自動的に調整でき、且つ、外光検出器で
検出した外光検出信号レベルに応じて照明系の絞りの開
口を補正しているので、放電ランプの寿命の改善に寄与
できると共に、スクリーンの近傍の明るさに対応してス
クリーン上に画像を良好に表示できる。
【0113】また、請求項6記載によると、請求項4記
載の効果が得られる上で、放電ランプの光量が低下して
も、輝度信号レベル検出器で検出した絞り制御用輝度信
号レベルが略一定になるように照明系の絞りを調整する
ことにより、放電ランプの寿命の改善に寄与できる。
【0114】また、請求項7記載によると、請求項4記
載の効果が得られる上で、放電ランプの光量が低下して
も、輝度信号レベル検出器で検出した絞り制御用輝度信
号レベルが略一定になるように照明系の絞りを調整する
と共に、外光検出器で検出した外光検出信号レベルに応
じて照明系の絞りの開口を補正しているので、放電ラン
プの寿命の改善に寄与できると共に、スクリーンの近傍
の明るさに対応してスクリーン上に画像を良好に表示で
きる。
【0115】また、請求項8記載によると、請求項6記
載の効果が得られる上で、外光検出器で検出した外光検
出信号レベルの強さに応じて表示素子中でスクリーンの
非表示領域に対応して設けた輝度信号レベル検出器と少
なくとも対応した領域に書き込む輝度信号レベルを、表
示素子の画像非表示領域の輝度信号レベル制御手段によ
り制御しているので、スクリーン上に拡大投射された画
像の明るさがより最適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の投射型表示装置を示
した構成図である。
【図2】(a)〜(d)は図1に示した照明系の絞り及
びこの絞りの開口面積を可変する絞り可変駆動部の具体
例をそれぞれ示した図である。
【図3】(a),(b)は図1に示したインテグレータ
照明系のライトパイプを説明するための斜視図,動作図
である。
【図4】図1に示した楕円面鏡に代えて放物面鏡を用い
た場合を示した図である。
【図5】第1実施例の投射型表示装置を一部変形した変
形例の投射型表示装置を示した構成図である。
【図6】本発明に係る第2実施例の投射型表示装置を示
した構成図である。
【図7】図6に示したインテグレータ照明系のフライア
イを示した斜視図である。
【図8】本発明に係る第3実施例の投射型表示装置を示
した構成図である。
【図9】本発明に係る第3実施例の投射型表示装置にお
いて、ランプ寿命カーブと、照明系の絞り開口カーブを
説明するための図である。
【図10】本発明に係る第4実施例の投射型表示装置を
示した構成図である。
【図11】本発明に係る第5実施例の投射型表示装置を
示した構成図である。
【図12】本発明に係る第6実施例の投射型表示装置を
示した構成図である。
【図13】本発明に係る第7実施例の投射型表示装置を
示した構成図である。
【図14】本発明に係る第8実施例の投射型表示装置を
示した構成図である。
【図15】第8実施例の投射型表示装置を一部変形した
変形例の投射型表示装置を示した構成図である。
【図16】従来の投射型表示装置の一例を示した構成図
である。
【符号の説明】
10A1…第1実施例の投射型表示装置、10A2…第
1実施例を一部変形した変形例の投射型表示装置、10
B…第2実施例の投射型表示装置、10C…第3実施例
の投射型表示装置、10D…第4実施例の投射型表示装
置、10E…第5実施例の投射型表示装置、10F…第
6実施例の投射型表示装置、10G…第7実施例の投射
型表示装置、10H1…第8実施例の投射型表示装置、
10H2…第8実施例を一部変形した変形例の投射型表
示装置、11…放電ランプ、12…楕円面鏡、13…方
物面鏡、20…照明系の絞り、21…絞り可変駆動部、
22…絞り可変制御部、23…絞り可変釦、30…イン
テグレータ照明系、31…ライトパイプ、32…リレー
レンズ、33…コリメータレンズ、40…表示素子、4
1…投射レンズ、42…スクリーン、42a…有効表示
領域、42b…非表示領域、50…表示素子、51…ビ
ームスプリッタ、60…インテグレータ照明系、61…
コリメータレンズ、62…フライアイ、62A,62B
…第1,第2のレンズアレイ、63…重ね合わせレン
ズ、64…フィールドレンズ、70…タイマー、71…
メモリーテーブル、72…外光検出器、73…輝度信号
レベル検出器、74…外光検出器、75…表示素子の画
像非表示領域の輝度信号レベル制御部、80…可動偏光
部材(可動偏光板)、81…固定偏光部材(固定偏光
板)、82…可動偏光板駆動部、83…可動偏光板制御
部、84…輝度信号レベル検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 21/14 G03B 21/14 A (72)発明者 小出 淳史 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 2H041 AA03 AB02 AC04 AZ01 AZ05 2H088 EA13 HA10 HA24 HA25 HA28 MA01 2H093 NC48 NC49 NC55 NC56 ND07 ND47 NE06 NG02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電ランプからの光束を集光させた付近
    に設けられ、前記放電ランプからの光束を制御するため
    の照明系の絞りと、 前記照明系の絞りに接近して設けられ、前記照明系の絞
    りを通過した光束を均一な明るさで表示素子に照射する
    ためのインテグレータ照明系と、 前記表示素子に表示された画像を拡大投射するための投
    射レンズと、 前記照明系の絞りの開口面積を可変するための絞り可変
    手段とを備えたことを特徴とする投射型表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の投射型表示装置におい
    て、 前記絞り可変手段は、前記投射レンズによりスクリーン
    上に拡大投射された画像の明るさを見て使用者が操作す
    る絞り可変釦を備え、前記絞り可変釦の操作量に応じて
    前記照明系の絞りの開口面積を可変制御することを特徴
    とする投射型表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の投射型表示装置におい
    て、 前記絞り可変手段は、前記放電ランプの累積使用時間を
    計測するタイマーと、前記タイマーの時間経過に対応し
    て前記放電ランプのランプ寿命カーブに対して略逆補正
    するように前記照明系の絞りの開口カーブを予め記憶し
    たメモリテーブルとを備え、前記タイマーの時間経過に
    対応して前記メモリーテーブルを参照して前記照明系の
    絞りの開口面積を可変制御することを特徴とする投射型
    表示装置。
  4. 【請求項4】 放電ランプからの光束を集光させた付近
    に設けられ、前記放電ランプからの光束を制御するため
    の照明系の絞りと、 前記照明系の絞りに接近して設けられ、前記照明系の絞
    りを通過した光束を均一な明るさで表示素子に照射する
    ためのインテグレータ照明系と、 前記表示素子に表示された画像を拡大投射するための投
    射レンズと、 前記投射レンズにより拡大投射された画像を表示するた
    めのスクリーンと、 前記照明系の絞りの開口面積を可変するための絞り可変
    手段とを備えたことを特徴とする投射型表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の投射型表示装置におい
    て、 前記絞り可変手段は、前記放電ランプの累積使用時間を
    計測するタイマーと、前記タイマーの時間経過に対応し
    て前記放電ランプのランプ寿命カーブに対して略逆補正
    するように前記照明系の絞りの開口カーブを予め記憶し
    たメモリテーブルと、前記スクリーンの近傍に設置され
    て外光を検出する外光検出器とを備え、前記タイマーの
    時間経過に対応して前記メモリーテーブルを参照して前
    記照明系の絞りの開口面積を可変制御すると共に、前記
    外光検出器で検出した外光検出信号レベルに応じて前記
    照明系の絞りの開口を補正することを特徴とする投射型
    表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の投射型表示装置におい
    て、 前記絞り可変手段は、前記投射レンズにより投射された
    画像光のうちで前記スクリーンの非表示領域を投射する
    光束中に含ませた一定レベルの絞り制御用輝度信号を検
    出するために前記スクリーンの非表示領域に対応して設
    けた輝度信号レベル検出器を備え、この輝度信号レベル
    検出器で検出した絞り制御用輝度信号レベルが略一定に
    なるように前記照明系の絞りの開口面積を可変制御する
    ことを特徴とする投射型表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の投射型表示装置におい
    て、 前記絞り可変手段は、前記投射レンズにより投射された
    画像光のうちで前記スクリーンの非表示領域を投射する
    光束中に含ませた一定レベルの絞り制御用輝度信号を検
    出するために前記スクリーンの非表示領域に対応して設
    けた輝度信号レベル検出器と、前記スクリーンの近傍に
    設置されて外光を検出する外光検出器とを備え、この輝
    度信号レベル検出器で検出した絞り制御用輝度信号レベ
    ルが略一定になるように前記照明系の絞りの開口面積を
    可変制御すると共に、前記外光検出器で検出した外光検
    出信号レベルに応じて前記照明系の絞りの開口を補正す
    ることを特徴とする投射型表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の投射型表示装置におい
    て、 前記スクリーンの近傍に設置されて外光を検出する外光
    検出器と、 前記外光検出器で検出した外光検出信号レベルの強さに
    応じて前記表示素子中で前記スクリーンの非表示領域に
    対応して設けた前記輝度信号レベル検出器と少なくとも
    対応した領域に書き込む輝度信号レベルを制御する表示
    素子の画像非表示領域の輝度信号レベル制御手段とを備
    えたことを特徴とする投射型表示装置。
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