JP2005344756A - 車両の変速制御装置 - Google Patents

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Tomoyuki Ishida
智之 石田
Yutaka Kajino
楫野  豊
Hiroyoshi Ono
弘喜 小野
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Abstract

【課題】 エンジン回転数に応じて変速位置を切り替える変速制御装置をトラクタに搭載した場合、一般路上でアクセルレバーの設定位置が高出力回転位置に設定されていると、変速位置も高速を維持することとなって、スムーズな発進、停車操作ができないという課題が有った。
【解決手段】アクセルレバー2の操作位置を検出するアクセル位置センサを設ける。コントローラ10cでは、前記アクセル位置センサによって前記アクセルレバー2の操作位置が所定のエンジン低回転操作位置に検出されているときに、アクセルペダル3により前記エンジンEの回転数を増大させるとその回転数に応じて主変速装置4aの変速位置を切り替える構成とした。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車両の変速制御装置の構成に関し、特にトラクタ等の農業用、或いは建築、運搬用作業車両等、エンジン回転数を保持できるアクセルレバー(スロットルレバー)を備えた車両の変速制御装置の構成に関する。
従来、特開昭63−34349号公報に示されるように、作業車両(フォークリフト)には、エンジンのスロットル位置を踏み込み操作によって増速操作するアクセルペダルを備え、前記アクセルペダルの踏み込み操作に連動させてギヤ式変速装置の変速位置を切り替えるピストン式変速用アクチュエータを備えたものが知られている。これにより、前記作業車両では、変速レバーによるマニュアル操作を不用とし、所謂自動車のオートマッチック車のように走行することができる構成となっている。
特開昭63-34349号
しかしながら、前記アクセルペダルの踏込み操作で変速位置を変更する構成であっても、農業用トラクタのような作業車両では、作業中の負荷変動に対応するべく、スロットル位置を保持できるアクセルレバーを備えたり、複数の変速装置を備えて多段の変速位置を得ることができる構成となっている為、車両を一般路上で走行する際、アクセルレバーの設定位置が高出力回転位置に設定されていると、アクセル位置に応じて変速位置も高速を維持することとなって、スムーズな発進、停車操作ができなかったり、燃費が悪化するという課題が有った。
また、アクセルペダルの踏込み操作に応じて、作業に使用される変速位置を経由して車速が増減速されると、目的とする車速に至るまでに時間がかかり、車両の操作性が悪いという課題が有った。
この発明は上記課題を鑑みて、請求項1では車両の変速制御装置を以下のように構成した。即ち、請求項1の発明では、エンジン(E)の回転数を検出するエンジン回転センサ(1)と、
同エンジン(E)の回転数を調整し任意の位置で保持できるアクセルレバー(2)と、
同エンジン(E)の回転数を踏み込み操作によって増速操作するアクセルペダル(3)と、
前記アクセルレバー(2)の操作位置を検出するアクセル位置センサ(2s)とを設け、
前記アクセル位置センサ(2s)によって前記アクセルレバー(2)の操作位置が所定のエンジン低回転操作位置に検出されているときに、アクセルペダル(3)により前記エンジン(E)の回転数を増大させるとその回転数に応じて走行用変速装置(4a)の変速位置を変更する制御手段(10)を設けたことを特徴とする車両の変速制御装置とした。
(請求項1の作用)
以上のように構成した請求項1の発明では、アクセルレバー(2)の操作位置を所定のエンジン低回転操作位置に設定すると、制御手段(10)が作動し、走行用変速装置(4a)の変速位置が前記エンジン(E)の回転数に応じて変更される。
また請求項2の発明では、エンジン(E)の回転数を検出するエンジン回転センサ(1)と、
同エンジン(E)の回転数を調整し任意の位置で保持できるアクセルレバー(2)と、
同エンジン(E)の回転数を踏み込み操作によって増速操作するアクセルペダル(3)と、
前記アクセルレバー(2)の操作位置を検出するアクセル位置センサ(2s)と、
車両のクラッチペダル(5)の踏み込み操作を検出するクラッチペダル踏込センサ(5s)とを設け、
前記クラッチペダル踏込センサ(5s)によって前記クラッチペダル(5)が踏み込まれ、且つ車速が設定車速以下となったときには走行用変速装置(4a)の変速位置を減速させる制御手段(10)を設けたことを特徴とする車両の変速制御装置とした。
(請求項2の作用)
以上のように構成した請求項2の発明では、クラッチペダル(5)が踏み込まれ、設定車速以下となると、制御手段(10)が作動し、走行用変速装置(4a)の変速位置が減速される。
また請求項3の発明では、主変速装置(4a)及びこの主変速装置(4a)の変速位置を切替操作する主変速操作具(6a,6b)と、
副変速装置(4b)及びこの副変速装置(4b)の変速位置を切替操作する副変速操作具(7)を備え、
前記副変速操作具(7)では作業を想定した主変速位置を組合わせた作業用操作位置(P1)と、路上走行を想定した主変速位置を組合わせた路上用操作位置(P2)を選択自在に構成すると共に、前記路上用操作位置(P2)では、車速に応じて前記主変速位置(4a)を切り替える制御手段(10)を設けたことを特徴とする車両の変速制御装置とした。
(請求項3の作用)
以上のように構成した請求項3の発明では、前記副変速操作具(7)の操作位置によって、車両が作業状態か非作業状態、即ち路上走行状態かを指定し、これに応じて切替可能な主変速位置が変更される。
これにより、請求項1の発明では、スロットルの保持位置が低回転の場合に、エンジン回転数に応じて変速位置が切り替わるので、加速中にアクセルペダル(3)から足を離せば加速が中断され、車速が高速に設定されつづけることが無く、所謂オートマチック式の自動車を運転する感覚で車両を安全に走行することができる。
また請求項2の発明では、クラッチペダル(5)を踏込む場合は、走行面の状態に応じて車両の速度は変化するので、この速度に応じて変速位置が切り替わり、クラッチペダル(5)から足を離して動力が伝達されたときにも、急減速、急加速する事無く車速が円滑に変化し、車両の操作性が良い。
また請求項3の発明では、車両を路上走行させる際には、これに適した主変速位置が選択され且つ車速に応じて主変速位置が切り替わっていくので、目的とする車速に迅速に到達し、車両の操作性が良い。また作業時には、副変速操作具(7)の位置作業に適した主変速位置が選択され、随時切り替え可能となっているので、作業負荷に応じて安定した走行が行え、作業性も損なう事が無い。
以下、図面に基づいて、この発明を作業車両となる農業用トラクタ(以下、トラクタT)に搭載した場合について説明する。
最初にトラクタTの構成について説明する。
トラクタTは、図1に示すように、ボンネット11内部にディーゼルエンジンEを備え、このエンジンEの回転動力をクラッチハウジング12及びミッションケース13内の各種伝動装置を介して走行輪となる後輪14R、または前後輪14F,14Rへ伝達して走行する構成となっている。
またトラクタTの車体後部には、作業機昇降用油圧シリンダ15を備え、同シリンダ15のピストン伸縮操作によりリフトアーム16を上下駆動し、三点リンク機構17を介して作業機Rを昇降する構成となっている。
また図2に示すように、前記三点リンク機構17の左右一側のロアリンク17bとリフトアーム16は、作業機ローリング用油圧シリンダ18にて接続され、同シリンダ18のピストンを伸縮操作により、作業機Rの左右一側(図2例では右側)を上げ下げして作業機Rの左右ローリング姿勢を調整する構成となっている。また前記作業機ローリング用油圧シリンダ18の駆動量は、ワイヤーを介してミッションケース13上部のストロークセンサ18sにて検出する構成となっている。
またトラクタTの操縦席25の下方には、同トラクタTの制御手段10となる各種コントローラ10c,10dやトラクタTの左右傾斜角を検出する傾斜センサ26を備える構成となっている。
またトラクタTの操縦席25の前方には、前記前輪14Fを左右操舵するステアリングハンドル27を設け、この下方に車両の前後進を切り替える前後進切替レバー28、及びエンジンEの回転数を調節するアクセルレバー2、更には車体後部の作業機Rをワンタッチ操作で非作業位置へ上昇、若しくは作業位置へ一気に昇降するワンタッチ式作業機昇降レバー29を設けている。また前記アクセルレバー2の回動基部には、摩擦材を有するレバー保持機構を設けると共に、ワイヤーを介して前記エンジン側部のガバナ機構(燃料噴射量調整機構)Gに接続する構成となっている。これにより、エンジンEのスロットル位置を同レバー2の操作位置を変更し任意の位置で保持することができる。
また、前記ステアリングハンドル27下方には、クラッチペダル5や左右ブレーキペダル30,30、そしてアクセルペダル3を設け、前記アクセルペダル3の回動基部には、エンジン回転数を減速側へ戻すよう付勢したスプリングを設けると共に、この踏込操作を検出するアクセルペダル位置センサ3sを設ける構成となっている。また前記アクセルペダル3の回動基部は、前記アクセルレバー2と同様に、ワイヤーを介して前記エンジンEのガバナ機構Gへ接続する構成となっている。
これにより、前記アクセルレバー2により保持されたスロットル設定位置を下限として、アクセルペダル3の踏み込み時にだけエンジン回転数を上昇させ、踏み込み解除時には、前記アクセルレバー2で設定された元の位置に復帰する構成となっている。
尚、前記トラクタTのような作業車両では、一般的に作業時には変速位置を低車速側に設定すると共に、アクセルレバー2をエンジン高回転位置(フルスロットル位置)に設定して一定速で走行し、一方、路上走行や圃場内移動時では、変速位置を高車速側に設定すると共に、アクセルレバー2を低回転位置(アイドリング位置近傍)に設定し、アクセルペダル3を踏み込んでエンジン回転数、即ち車速を調節する。
また前記ステアリングハンドル27の前方には、図3に示すように、液晶モニタMを有するメータパネル31を設け、この裏面にメータパネル用コントローラ10aを備え、同コントローラ10aに入力された情報を、パネル表面の各種パイロットランプや液晶モニタMへ表示する構成となっている。またメータパネル31の左右一側(図3中左側)には、前後のワイパーの駆動を入切するワイパー入切スイッチ32f、32rを設け、左右他側には、前後のワークランプを点灯消灯するライト入切スイッチ33f、33rを設ける構成となっている。
また、トラクタTの操縦席25一側方には、反「L」字型に操作する変速レバー(副変速操作具)7を設け、同レバー7の基部と、副変速装置4bの変速シフタとをロッド部材など機械的連動機構にて連結し、前後回動操作で副変速装置4bをH速/L速の二段階(作業用操作位置P1)に切り替え自在に構成すると共に、前記H速位置では車体外側に向ってレバーを移動することで路上速に適した路上用H速(路上用操作位置P2)に切り替えて、詳しくは図10に示すように、後述する主変速位置4aの切替位置を高速側の4段に限定して変速を切替える構成となっている。
また前記変速レバー7の基部には、図4に示すように、同レバー7の支持ブラケット35に備えられ且つレバー7の前後方向の位置を検出するポテンショメータ式の第一副変速位置センサ7aと、ミッションケース13の突設部から内部の副変速シフター36に向けて備えられ且つ同レバー7の左右方向の位置を検出するリミットスイッチ式の第二副変速位置センサ7bとを備える構成となっている。これにより、前記変速レバー7の前後左右の操作位置を検出することができる。
また前記変速レバー7のグリップ内側面には、主変速操作具となる変速スイッチ6(増速スイッチ6a、減速スイッチ6b)を設け、オペレータのスイッチ操作によりコントローラ10の通電指令を介し主変速装置4aの変速位置を1段ずつ増減切り替える構成となっている。またグリップ部背面には、この発明の自動変速制御を入切する自動変速制御入切スイッチ38を備える構成となっている。
また前記操縦席25の他側方には、ロータリ作業機Rの高さを変更するポジションレバー40を設け、このポジションレバー40基部にも操作位置を検出するポテンショメータ40sを備え、コントローラ10では同レバー40のセンサ40sの検出角とリフトアーム16基部に備えたリフトアーム角センサ16sの検出角が一致する様、作業機Rの高さを変更する構成となっている。
また更に前記ポジションレバー40のレバーガイド後方には、図5に示すように、樹脂製の操作パネル41を備え、この上面に作業機Rの昇降及びローリング制御に係る複数の制御スイッチを備える構成となっている。
前記操作パネル41について説明すると、同パネル41の中央部には2つのダイヤル、詳しくは前記作業機Rの上げ位置を設定する上げ位置設定ダイヤルD1と、作業機Rの左右傾きを調整する傾き調整ダイヤルD2を併設し、両ダイヤルD1,D2間で且つ上げ位置調整ダイヤルD1側にデセラ制御入切スイッチS4を配置する構成となっている。
また前記上げ位置設定ダイヤルD1の左側方には、操縦席25に向って作業機Rの昇降に係る3つのラバータクト式の制御スイッチ(バックアップ制御入切スイッチS1、オート切換スイッチS2、オート感度設定スイッチS3)を遠近方向に配する構成となっている。
尚、前記バックアップ制御入切スイッチS1で作動させるバックアップ制御とは、前記前後進切替レバー28が後進位置に操作されたことを検知して、即ちトラクタTの後進操作に連動して作業機Rを前記上げ位置調整ダイヤルD1で指定された上昇位置まで上昇させる制御である。また。オート切換スイッチS2は、ロータリ耕耘時に耕深制御を作動させる「ロータリ」モードと、ドラフト作業時に負荷制御を作動させる「ドラフト」モードと、ローダ作業機等、別途作業機を連結した時に、前記作業機Rの昇降用油圧回路及び制御弁を利用して当該作業機へ油圧を送る「油圧取出」モードとを選択するスイッチである。
また前記傾き調整ダイヤルD2の右側方には、操縦席25に向って作業機Rの左右ローリング姿勢制御に係る3つのラバータクト式の制御スイッチ(3P切換スイッチS5、水平切換スイッチS6、水平感度切換スイッチS7)を遠近方向に配する構成となっている。
尚、前記3P切換スイッチS5とは、前記左右ロアリンク17b,17bに取り付けた作業機の取付幅を1(狭),2(中),3(広)の三段階で指定するスイッチを示し、これによりローリング制御時のローリング用油圧シリンダ18のピストン伸縮作動量が変更される。また、水平切換スイッチS7とは、三点リンク機構17に接続した作業機Rのローリング姿勢を前記傾斜センサ26の検出値により水平状態に保持する「自動水平」モード、地表の傾きを前記傾斜センサ26の移動平均値にて求め、前記手動スイッチS8,S9にて設定された傾斜状態を保持する「傾斜」モード、前記ローリング用油圧シリンダの長さを前記手動スイッチS8,S9にて調整された長さに保持して、車体に対する傾き状態を保持する「平行」モードの内の1つを指定するスイッチを示す。
またこれら3つの制御スイッチS5〜S7の更に左側方には、前記ローリング制御が「平行」モードに設定されたときに、この左右傾きを調整するタバータクト式の上下一対の手動スイッチ(右上げスイッチS8、右下げスイッチS9)を配する構成となっている。
また前記各ラバータクト式スイッチS1〜S2,S5〜S7には、各設定状態を表示するLEDランプを備える構成となっている。
以上のように構成した操作パネル41では、同パネル41の中央部から左右一側に作業機昇降に関する設定器類を配し、他側に作業機の左右ローリング制御に関する設定器類を配する構成としたので、作業に不慣れなオペレータに対しても設定操作がわかり易い。
また前記トラクタTでは、トラクタTの型式、或いは装備する制御の種類に応じて、共通の取付孔37…に対し、他種の操作パネルも取り付け可能に構成しており、例えば、前記三点リンク機構17に作業機ローリング用油圧シリンダ18を備えない型式では、図6に示すように、ローリング制御に係るスイッチ類を備えない操作パネル41’を取り付ける構成となっている。
次に、図7と図8に基づいてトラクタTの動力伝達経路について説明する。
前記エンジンEの回転動力は、図7に示すように、クラッチハウジング12内の主クラッチ43にて断続操作され、動力上手側から順にミッションケース13内の前後進切替装置44、主変速装置4a(第一主変速装置4a1,第二主変速装置4a2)、副変速装置4bと順に伝達する構成となっている。そして、前記副変速装置4bにて出力した回転を、後輪デフ機構46を介して左右後輪14R,14Rへ伝達し、前輪駆動軸47及び前輪デフ機構48を介して左右前輪14F,14Fへ伝達する構成となっている。
また前記エンジンEには、前記ガバナ機構Gにアクセル位置センサ49を設け、出力軸にエンジン回転センサ1を設け、両センサ49,1により車両のエンジン負荷状態を検出する構成となっている。
また前記前後進切替装置44は、2つのクラッチ(前進用クラッチCf,後進用クラッチCr)を有する油圧クラッチ式切替装置であり、前記前後進切替レバー28の操作位置に応じてどちらか一方のクラッチを圧着し、回転動力を第一主変速装置4a1へ正転、若しくは逆回転で伝達する構成となっている。
また、前記第一主変速装置4a1は、「3速」と「4速」の切替えを行う第一変速用油圧シリンダ8Aと、「1速」と「2速」の切替えを行う第二変速用油圧シリンダ8Bを備えたシンクロメッシュギア式の変速装置であり、前記両油圧シリンダ8A,8Bの内、一つのシリンダ8A(8B)のピストンを伸長若しくは短縮し先端部に係合されたシフタを前後に移動することで1速から4速の変速ギヤ組の内の1つのギヤ組を通じて、詳しくは前記第一変速用油圧シリンダ8Aのピストンが図7中左側に伸長することで「4速」となり、同ピストンが図7中右側に短縮することで「3速」となり、前記第二変速用油圧シリンダ8Bのピストンが図7中左側に伸長することで「2速」となり、同ピストンが図7中右側に短縮することで「1速」となる構成となって、回転動力を第二主変速装置4a2へ伝達する構成となっている。
また第二主変速装置4a2は、高低二段のクラッチ(HiクラッチCh,LoクラッチCl)を有する油圧クラッチ式変速装置であり、クラッチ内部のピストンにて高低どちらか一方のクラッチ板を圧着することで回転動力を高低二段に切り替え、その回転動力を副変速装置4bへ伝達する構成となっている。
また副変速装置4bは、前記変速レバー20の手動操作によりロッド部材等、機械式連動機構を介して切り替えるスライディングメッシュギヤ式の変速装置であり、前記第二主変速装置4a2から伝達された回転動力を「H速」と「L速」の何れか一方のギヤ組の1つを介して伝達し、出力軸45より出力する構成となっている。
これにより、前記トラクタTでは、図10に示すように、第一主変速装置4a1と第二主変速装置4a2の変速位置を組み合わせることにより、主変速装置4aは、4×2=全8速の変速位置を有する構成となっており、2段の副変速装置4bの組み合わせで全16段の変速位置を取ることができる構成となっている。
そして、前記主変速装置4aを変速する場合は、増速スイッチ6aと減速スイッチ6bを押し込み操作することで、同変速装置4aの変速位置を1速ずつ順に増速若しくは減速させるか、或いは後述するように変速レバー7を路上用操作位置P2に設定し、アクセルペダル1の踏込操作と踏込解除操作で、増速或いは減速する構成となっている。
また前記エンジンEの回転動力は、前記前後進切替装置44の入力部にて分岐され、PTO入切クラッチ52、逆転機構を有するPTO変速装置53を介してPTO軸54を駆動する構成となっている。
尚、図7中の符号55は、前記左右ブレーキペダル30,30の踏込み操作、またはトラクタTの旋回操作を、前記ステアリングハンドル基部に備えたハンドル切角センサ27sにより検出して、旋回内側の後輪にブレーキをかけるブレーキ装置を示し、また符合56は、前記ブレーキ装置と同じくトラクタTの旋回操作に連動させて、前輪14Fの周速を後輪14Rの周速よりも増速する前輪増速装置を示す。
また前記前輪増速装置56の下手側の前輪駆動軸47には、電磁ピックアップ式回転センサ(車速センサ9)を設け、同軸47の回転を検出することでトラクタTの車速を検出する構成となっている。
次に図9に基づいてトラクタTの油圧回路構成について説明する。
前記トラクタTは、ミッションケース13内の油を作動油として、二連の油圧ポンプP1,P2にて吸い上げ、一方の油圧ポンプP1をパワーステアリング用油圧回路56を介して前輪操舵用油圧シリンダ57へ圧油を連通する一方、他方の油圧ポンプP2を作業機系油路L1と走行系油路L2へ圧油を分岐して送る構成となっている。
前記作業機系油路L1は、分流弁57にて圧油を分岐し、分岐後の一方の回路を回路上手側から順に、前記作業機ローリング用油圧シリンダ18へ圧油を給排するローリング用油圧回路、及び作業機昇降用油圧シリンダ15へ圧油を給排する昇降用油圧回路と直列に接続する一方、他方の回路をトラクタTに別途装着する外部作業機駆動用の回路を接続する構成となっている。
また走行系油路L2は、回路上手側に減圧弁58を備え、回路上手から順に前記前輪増速装置のクラッチを圧着させる前輪駆動回路60、PTOクラッチ昇圧回路61、前記第一及び第二変速用油圧シリンダ8A,8Bを駆動する第一主変速装置駆動回路62、前記HiクラッチCh,LoクラッチClを圧着操作する第二主変速装置駆動回路63、前後進切替装置44の前進用クラッチCf,後進用クラッチCrを圧着操作する前後進切替駆動用回路64、左右後輪14R,14Rのブレーキ装置55,55を作動させるブレーキ駆動用回路65を並列分岐して接続する構成となっている。
次に図11乃至図15に基づいて、トラクタTの制御系について説明する。
前記トラクタTの制御手段となるコントローラ群10は、メータパネル用コントローラ10aと、操作パネル用コントローラ10bと、走行用コントローラ10cと、作業機制御用コントローラ10dとから構成され、夫れ夫れのコントローラは、各種センサや設定器の情報を処理するCPU、前記情報を一時記憶するRAM、この発明の変速制御の制御プログラム等を記憶するEEPROM等を備える構成となっている。
また、各種アクチュエータを接続した走行用コントローラ10cと作業機操作用コントローラ10dは、各アクチュエータの駆動を迅速且つ円滑に操作できる様、CAN式通信回線70Aにより接続し、またメータパネル用コントローラ10aと作業機制御用コントローラ10dと操作パネル用コントローラ10bは、シンクロナス通信回路70Bにて接続する構成となっている。
これにより、全コントローラ10a〜10dは通信回線70A,70Bにより接続され、各種情報を共有化することができる。例えば、前記走行用コントローラ10cに接続された副変速位置センサ7a,7bにより変速レバー7が路上走行位置P2に操作されていることを検知している場合には、操作パネル用コントローラ10bに接続されたバックアップ制御の入切スイッチS1の設定状態を強制的に切とし、バックアップ制御入切表示用のLEDを消灯する構成となっている。
また前記メータパネル用コントローラ10aは、この入力部に液晶モニタ表示切替スイッチ80と、エンジン回転センサ1と、PTO回転センサ54sと、PTO入切スイッチ52と、ワークランプ入切スイッチ33f,33rと、ワイパー入切スイッチ32f、23r等を接続して設け、出力部に、液晶モニタMと、各種パイロットランプと、ワークランプ81f、81rと、ワイパー電動モータ82f、82rと、ホーン83等を接続して設けている。
また操作パネル用コントローラ10bは、この入力部に、前記上げ位置調整ダイヤルD1と、傾き調整ダイヤルD2と、バックアップ制御入切スイッチS1と、
オート切換スイッチS2と、オート感度切替スイッチS3と、デセラ制御入切スイッチS4と、3P切換スイッチS5と、水平切換スイッチS6と、水平感度切替スイッチS7と、ローリング用油圧シリンダ18のピストンを伸縮させて作業機Rの右側を上げる手動スイッチS8と、右側を下げる手動スイッチS9とを接続して設けている。また出力部には、前記操作パネル41上の各種LEDランプを接続して設けている。
また走行用コントローラ10cには、この入力部に、発明の自動変速制御を入切する自動変速制御入切スイッチ38と、主変速を切り替える増速スイッチ6a及び減速スイッチ6bと、変速レバー7の位置を検出する第一副変速位置センサ7a、第二副変速位置センサ7b、主変速位置をシフターの位置や油圧回路内の圧で検出する主変速位置センサ85a〜85f、アクセルレバー位置センサ2s、ガバナ機構部のアクセル位置センサ49、クラッチペダルスイッチ5s、前後進レバー基部の前後進スイッチ28f、28r等を接続して設けている。また出力部には、前記主変速装置を1速から8速まで切り替える制御弁86a〜86hのソレノイド86as〜86hsと、前後進切替装置44の前進用クラッチCf及び後進用クラッチCrを圧着操作する制御弁88f、88rのソレノイド88fs、88rs及びこれらクラッチCf,Crの圧を調整する昇圧用制御弁89のソレノイド89sとを接続して設けてる。
また作業機操作用コントローラ10dには、この入力部に、ワンタッチ式作業機昇降用レバー基部の上昇スイッチ29uと、下降スイッチ29d、ポジションレバー40基部のポテンショメータ40s、リフトアーム角センサ16s、ローリング用油圧シリンダ18のストロークセンサ18s、ハンドル切角センサ27s、車速センサ9、旋回制御入切設定器89等を接続して設けている。また、出力部には、作業機上昇用、下降用の制御弁のソレノイド90us,90dsと、作業機Rの右側を上げ下げする制御弁91のソレノイド91us,91dsと、左右後輪14Rのブレーキ55,55を夫れ夫れ独立して制動する制御弁93l,93rのソレノイド93ls,93rsと、前輪14Fを増速駆動する制御弁94のソレノイド94sと、前記前輪増速装置の作動と同様に、車両の旋回時にエンジンEのスロットル位置を強制的に低回転に変更する電動モータ95を接続して設けている。
以上のように構成したトラクタTでは、図16乃至図18に示す各制御が行われる。
まずトラクタTの電源系をONすると、通信初期において前記メータパネル用コントローラ10aは、同コントローラ10a内に設定された機種型式情報と各コントローラ10b、10c、10dに設定された機種型式情報とを比較し、これが異なる場合は前記液晶モニタMへ異常の旨を表示すると共にホーンを鳴らす構成となっている。
そして、前記走行用コントローラ10cでは、図17に示すように、最初に前記自動変速制御入切スイッチ38の設定状態を判定し、これがYES(入)の判定であれば続けて前記変速レバー7の操作位置が、作業用操作位置P1であるか、路上用操作位置P2であるかを判定する。そして、ここでレバー位置が路上用操作位置P2である場合は、アクセル操作に応じた変速制御が行われ、作業位置P1である場合は、使用累積時間に応じた変速制御が行われる。
また前記自動変速制御の入切状態が切りであれば、増減速スイッチ6a,6bの操作、或いは変速レバー7の切替操作に応じた変速制御が行われる。
前記アクセル操作に応じた変速制御は、図18に示すように、最初に前記アクセルレバー2の設定位置が高回転に保持されていないか、即ち路上走行を想定した低回転位置かどうかが判定され、これがNOの判定の場合には通常の増減速スイッチ6a,6bの操作による制御となってエンドとなる。また前記アクセルレバー2の設定位置が低回転位置である場合は、次にクラッチペダル5の踏込み操作中であるか判定される。
そして前記判定がYES(ペダル踏込中)の場合は、路上での交差点などで徐々に車速を落とす操作と想定し、エンジンEの回転数に関係なく、前記車速センサ9の検出値に基づいて、変速位置を1速ずつアップダウンさせる。即ち車速値が大きいほど変速位置を高速段へ、小さいほど低速段へ切り替える。
これにより、クラッチペダル5を踏込む場合は、走行面の状態に応じて車両の速度は変化するので、この速度に応じて変速位置が切り替わり、クラッチペダル5から足を離して動力が伝達されたときにも、急減速、急加速する事無く車速が円滑に変化し、車両の操作性が良い。
またクラッチペダル5が踏込まれていない場合は、路上での通常走行として、まず車速が一定値(例えば、停止状態に近い0.5km/h)以上かどうかを判定し、これがNOの判定であれば、主変速位置4aを一気に最低速位置に切り替える。
一方、車速が一定値を超えている場合は、前記アクセル位置センサ49と車速センサ9の検出によりエンジン回転数と車速を読み込み、予め設定した車速表(マップ)の値と比較して、前記エンジン回転数と車速値に相当する変速位置に近づく様、変速位置を1段ずつ増速、減速、或いは現変速段を維持する構成となっている。
これにより、スロットルの保持位置が低回転の場合に、エンジン回転数に応じて変速位置が切り替わるので、加速中にアクセルペダル3から足を離せば加速が中断され、車速が高速に設定されつづけることが無く、所謂オートマチック式の自動車を運転する感覚で車両を安全に走行することができる。しかも、このアクセルペダル3による変速は、主変速の一部、即ち高速側の4段に亘ってのみ切り替わるので、目的とする車速に迅速に到達し、車両の操作性が良い。
尚、前記アクセル操作に応じた変速制御は、前進時のみに作動する構成となっており、主変速装置4aの切替時には、主変速位置を切り替えるアクチュエータ、即ち第一、第二変速用油圧シリンダ8A,8B及び第二主変速装置4a2のクラッチCh,Cl内ピストンが作動する間には、前記前後進切替装置44の前進クラッチCfが切りに保持され、この圧着時には、エンジン回転数の変化率が大きい程、ゆっくりと前進クラッチCfを接続する構成となっている。
また図19に示す増減速スイッチ6a,6bに応じた変速制御では、まず最初に
トラクタTが走行中かどうかをクラッチペダル5の踏み込み操作の有(停止中)無(走行中)で判定し、走行中と停止中のスイッチ6a,6bのON信号受け時間を夫れ夫れ設定して前記主変速位置4aを切り替える。
詳しくは、トラクタTの走行中は、増減速スイッチ6a(6b)を継続して押込む場合に受け付けられる間隔t2(450msec)は、2回以上単発で連続して押込む場合に受け付けられる間隔t1(300msec)よりも、長く設定する構成となっている。
これにより、走行中、増減速スイッチ6a,6bの単発操作では、オペレータ自らの認識があると想定し、迅速に変速位置を切り替え、長押し操作では。1段のスイッチ変速に要する操作時間を長くなるようにし、押込み操作が不用意に長引いても変速位置が過剰にアップダウンすることが防止され、変速操作性を向上することができる。
またトラクタTの停止中にも、増減速スイッチ6a(6b)を継続して押込む場合に受け付けられる間隔t3(400msec)は、単発で連続して押込む場合に受け付けられる間隔t1(300msec)よりも、長く設定されているが、前記走行中の受け付け時間t2と比較して、この間隔を短期間に設定している。
これにより、増減速スイッチ6a,6bを長押し操作した場合の走行中の操作と比較して、停止中の操作は変速操作に要する時間を極力短縮することができ、変速操作性を向上することができる。
また図20乃至図23に示す制御フローチャートは、前記作業機制御用コントローラ10dが実行する作業機のローリング制御に関するフローチャートを示す。
詳しくは図20に示すように、前記操作パネル41上の水平切換スイッチS6の設定状態に応じて各種作業機のローリング制御が行われる。
前記ローリング制御の内、「平行」モードでは、図21に示すように、最初に作業機Rの高さを前記リフトアーム角センサ16sより検出し、この高さが非作業状態と想定される一定角よりも高い位置であれば、前記手動スイッチS8,S9の操作で設定されたストロークセンサ値をコントローラ10d内の記憶装置に記憶し、外圧や油漏れが生じても、このセンサ値を復帰させて作業機Rの傾きが保持されるように、前記ローリング用油圧シリンダのピストンを伸縮する。
またここでは、前記作業機Rが作業位置にて手動スイッチS8,S9が操作されると、これに応じて作業機Rの傾きを下降位置のままで調整するが、再度作業機Rを非作業位置に上昇させると、前記コントローラ10dに記憶された記憶値が有効となり、以後、作業機Rを記憶値に保持する様、前記ローリング用油圧シリンダのピストンを伸縮する構成となっている。
これにより、トラクタTのプラウ作業などで、局所的に軟弱な場所が有り作業機Rの傾きを一時的に変更する場合であっても、旋回後、即ち作業機Rを上昇した後は、再度設定値を設定し直す必要が無く、ローリング制御に係る設定操作が簡単となる。
トラクタの全体側面図。 トラクタの背面図。 メータパネルの正面図。 (A)ミッションケースの側面図。(B)第一副変速センサの取付状態を示す正面図。(C)第二副変速センサの取付状態を示す側面図。 操作パネルの平面図。 別機種の操作パネルの平面図。 トラクタの伝導機構線図。 トラクタのミッションケース内を展開した側面図。 トラクタの油圧回路図。 トラクタの変速表及び変速レバーの操作位置を示す図。 コントローラの接続状態を示す図。 メータパネル用コントローラの接続状態を示す図。 操作パネル用コントローラの接続状態を示す図。 走行用コントローラの接続状態を示す図。 作業機制御用コントローラの接続状態を示す図。 メータパネル用コントローラの制御処理を示すフローチャート。 自動変速制御の制御の概要を示すフローチャート。 アクセル操作に応じた変速制御の概要を示すフローチャート。 増減速スイッチに応じた変速制御の概要を示すフローチャート。 作業機ローリング制御の概要を示すフローチャート。 平行モードの制御の概要を示すフローチャート(1)。 平行モードの制御の概要を示すフローチャート(2)。 作業機の傾き規制処理の概要を示すフローチャート。
符号の説明
E エンジン
T トラクタ
1 エンジン回転センサ
2sアクセルレバー位置センサ
2 アクセルレバー
3 アクセルペダル
4a 主変速装置
4b 副変速装置
5 クラッチペダル
5s クラッチペダルスイッチ
6a 増速スイッチ
6b 減速スイッチ
7 変速レバー
9 車速センサ
10 制御手段(コントローラ群)
10a メータパネル用コントローラ
10b 操作パネル用コントローラ
10c 走行用コントローラ
10d 作業機制御用コントローラ

Claims (3)

  1. エンジン(E)の回転数を検出するエンジン回転センサ(1)と、
    同エンジン(E)の回転数を調整し任意の位置で保持できるアクセルレバー(2)と、
    同エンジン(E)の回転数を踏み込み操作によって増速操作するアクセルペダル(3)と、
    前記アクセルレバー(2)の操作位置を検出するアクセル位置センサ(2s)とを設け、
    前記アクセル位置センサ(2s)によって前記アクセルレバー(2)の操作位置が所定のエンジン低回転操作位置に検出されているときに、アクセルペダル(3)により前記エンジン(E)の回転数を増大させるとその回転数に応じて走行用変速装置(4a)の変速位置を変更する制御手段(10)を設けたことを特徴とする車両の変速制御装置。
  2. エンジン(E)の回転数を検出するエンジン回転センサ(1)と、
    同エンジン(E)の回転数を調整し任意の位置で保持できるアクセルレバー(2)と、
    同エンジン(E)の回転数を踏み込み操作によって増速操作するアクセルペダル(3)と、
    前記アクセルレバー(2)の操作位置を検出するアクセル位置センサ(2s)と、
    車両のクラッチペダル(5)の踏み込み操作を検出するクラッチペダル踏込センサ(5s)とを設け、
    前記クラッチペダル踏込センサ(5s)によって前記クラッチペダル(5)が踏み込まれ、且つ車速が設定車速以下となったときには走行用変速装置(4a)の変速位置を減速させる制御手段(10)を設けたことを特徴とする車両の変速制御装置。
  3. 主変速装置(4a)及びこの主変速装置(4a)の変速位置を切替操作する主変速操作具(6a,6b)と、
    副変速装置(4b)及びこの副変速装置(4b)の変速位置を切替操作する副変速操作具(7)を備え、
    前記副変速操作具(7)では作業を想定した主変速位置を組合わせた作業用操作位置(P1)と、路上走行を想定した主変速位置を組合わせた路上用操作位置(P2)を選択自在に構成すると共に、前記路上用操作位置(P2)では、車速に応じて前記主変速位置(4a)を切り替える制御手段(10)を設けたことを特徴とする車両の変速制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008223815A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Kayaba Ind Co Ltd メカニカルスロットル車両のオートモーティブ制御装置

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