JP2005344247A - 帯電防止床材 - Google Patents
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Abstract
可塑剤やホルモン様物質等を含まず、さらに帯電性が低く耐久性にも優れた非塩ビ系の床材を提供することを目的とする。さらに、従来の非塩ビ系床材の表層の耐磨耗性が悪いという点を改良することと、また、非塩ビ系床材の下地層が既存の接着剤で床下地との接着が可能にするようにすることを目的とする。
【解決手段】
カルボキシル基を含有する不飽和モノマーとα−オレフィンモノマーとの共重合体であって、カルボキシル基が部分的に1価及び/又は2価の金属との塩である共重合体を含む表面抵抗が109Ω以下の表面材用樹脂フィルム層と、カルボキシル基を含有する不飽和モノマーとα−オレフィンモノマーとの共重合体であって、カルボキシル基が実質的に未中和である共重合体を含む裏面材用樹脂シート層とを積層した床材。
【選択図】なし
Description
(1)カルボキシル基を含有する不飽和モノマーとα−オレフィンモノマーとの共重合体であって、カルボキシル基が部分的に1価及び/又は2価の金属との塩である共重合体を含む表面抵抗が109Ω以下の表面材用樹脂フィルム層と、カルボキシル基を含有する不飽和モノマーとα−オレフィンモノマーとの共重合体であって、カルボキシル基が実質的に未中和である共重合体を含む裏面材用樹脂シート層とを積層した床材。
(3)表面材用樹脂フィルム層の共重合体中のカルボキシル基のうち30〜90%が、カリウム、ナトリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム及び亜鉛からなる群より選択される少なくとも1種の1価及び/又は2価の金属との塩である前記(1)又は(2)記載の床材。
(5)裏面材用樹脂シート層の共重合体中のカルボキシル基のうち60〜99%が遊離カルボキシル基である前記(1)〜(4)のいずれかに記載の床材。
(7)熱接着可能な樹脂組成物が、アクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステルとα‐オレフィンとの共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール−ポリオレフィン共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVA)及びエチレン−ポリオレフィン共重合体からなる群より選択される前記(6)記載の床材。
(9)布状のバックアップ材が、綿、麻、棕櫚、ポリプロピレン、ポリエステル、ポバール及びアクリルからなる群より選択される素材の繊維により形成された布又は不織布である前記(8)記載の床材。
(11)前記(1)〜(9)のいずれかに記載の床材を病院、製薬工場又はバイオ関連設備の床に使用していることを特徴とする病院、製薬工場又はバイオ関連設備。
(13)前記(1)〜(9)のいずれかに記載の床材を住宅の床に使用していることを特徴とする住宅。
(14)前記(1)〜(9)のいずれかに記載の床材を粉体を取り扱う工場の床に使用していることを特徴とする粉体を取り扱う工場。
(16)カルボキシル基を含有する不飽和モノマーとα−オレフィンモノマーとの共重合体であって、カルボキシル基が部分的に1価及び/又は2価の金属との塩であり表面抵抗が109Ω以下の共重合体フィルムの片面を酸と接触させて得られる床材。
本発明の床材は、カルボキシル基を含有する不飽和モノマーとα−オレフィンモノマーとの共重合体であって、カルボキシル基が部分的に1価及び/又は2価の金属との塩である共重合体を含む表面抵抗が109Ω以下の表面材用樹脂フィルム層と、カルボキシル基を含有する不飽和モノマーとα−オレフィンモノマーとの共重合体であって、カルボキシル基が実質的に未中和である共重合体を含む裏面材用樹脂シート層とを積層した床材である。
本発明の床材において、表面材用樹脂フィルム層は人間が歩行(接地)する面を構成する。表面材用樹脂フィルム層には、カルボキシル基を含有する不飽和モノマーとα−オレフィンモノマーとの共重合体であって、カルボキシル基が部分的に1価及び/又は2価の金属との塩である共重合体(以下、「共重合体(A)」とも言う。)を含む樹脂フィルム層が使用される。共重合体(A)中に占めるカルボキシル基を含有する不飽和モノマー成分の割合は、α−オレフィンモノマー成分に対して通常5〜25mol%であり、好ましくは10〜20mol%である。
本発明の床材において、裏面材用樹脂シート層は床地に接着される面を構成する。
裏面材用樹脂シート層はコンクリート床等の床地に接着剤を用いて接着されるが、裏面材用樹脂シート層としてポリオレフィン系の樹脂が用いられた場合、両者の接着が十分ではない場合がある。このようなことから、これまでポリオレフィン系裏面材を床に接着させる方法として、例えば、接着面を加工して接着しやすくする方法等が提案されている。しかしながら、大面積の床材を加工処理するには新たな設備や余分の加工時間を必要とする。その他に、カンレイシャを裏面材に貼った床材も提案されているが、カンレイシャとポリオレフィン樹脂との接着強度が十分ではなく、各層が剥離しやすいという問題があった。
本発明の床材では、所望により、表面材用樹脂フィルム層と裏面材用樹脂シート層との間にそれら両層を熱接着可能な樹脂組成物を中間層として設けてもよい。そのような樹脂組成物としては、例えば、アクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステルとα‐オレフィンとの共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール−ポリオレフィン共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVA)及びエチレン−ポリオレフィン共重合体が挙げられる。これらの1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明で使用される共重合体(A)及び共重合体(B)は以下の公知の方法により製造することができる。例えば、まず、原料のカルボキシル基を含有する不飽和モノマーとα−オレフィンと、必要に応じて他のモノマー(例えば、(メタ)アクリル酸エステル類)とを圧縮工程で加圧してオートクレーブに供給し、周囲から加熱して、有機過酸化物などのラジカル重合開始剤を供給し、重合反応を行うことにより共重合体を得る。
本実施例では、床材及びその材料の物性の評価は以下のようにして行った。
本発明においては、カルボキシル基を含有する不飽和モノマーとα−オレフィンモノマーとの共重合体中のカルボキシル基と塩を形成する金属の種類とその金属塩を形成した割合(中和率)とが重要であり、次のような方法で共重合体試料を分析した。すなわち、1Lのポリエチレン製のふた付きビンに共重合体試料100gを詰め、これに特級の希硝酸(2重量%濃度)を300g加え、次いで振盪機に24時間かけて振り続けて金属を溶出させた。溶出した金属の種類と量を誘導結合プラズマ・マススペクトル(ICP/MS)装置(横河アナリティカルシステムズ社製HP-4500)を用いて測定した。また、裏面の表層をCOOHにする場合には、試験シート全体をこの装置に入れて、硝酸水溶液中で振盪して試験シートを作った。部分中和にする場合には、振盪時間を短くして調整した。また、床材の歩行面となる表層に使用する試料に混合金属による中和品がない場合には、カリウム中和シートを、硝酸での洗浄時間を調整ながらカリウムを洗い出し、次に、水酸化カルシウムのスラリーにこのフィルムを入れて、表層だけを混合中和する方法をとった。混合中和品がある場合には、それを使用した。
表面抵抗は、アジレントテクノロジー社製のpAmeter/DC VOLTAGE SOURCE 4140Bを用いて測定した。この表面抵抗計では、この測定端子をシートに押し付けることによって、表面抵抗値が表示される。
樹脂フィルム又は床材からのアウトガス発生量は、ダイナミックヘッドスペース/ガスクロマトグラム・マススペクトル(DHS/GC/MS)法で測定した。試料中の揮発性成分を気化させるため、サンプルホルダーの試料にヘリウムガスを流しながら温度150℃で30分間加熱した。加熱によりヘリウム中に気化してきたアウトガスをテナックス管(GESTEL社製)に導入して吸着させた。吸着管に捕集されたアウトガスをGC/MS装置に流して種類と量とを測定した。ガスクロマトグラム装置のカラムはキャピラリーカラム(液層:Pheny Methyl Siloxaneで、その長さは60mであり、また、測定温度は常温から280℃とした。DHS/GC/MS装置はアジレントテクノロジー社製の分析装置を使用した。
耐摩耗性の測定はJIS K 7204記載の方法に準じて行った。耐摩耗性の測定機械は、理学工業社製のテーバー磨耗試験機を使用した。
帯電防止性能は、JIS L 1094に記載の方法に準じて、シシド静電気社製の帯電圧測定装置を用いて測定した。温度23℃、相対湿度50%において、同社のスタチックネオストメーターにより試料を帯電させ、最大帯電圧の半分の電圧になるまでに要する時間、つまり半減期を測定する。半減期が短いほど放電し易い(即ち、帯電し難い)ということができる。
床材の接着試験は、JISに準拠した90度はく離法で行った。すなわち、床材の試験体(長さ200mmx幅30mm)の接着面(長さ150mmx幅30mm)にエポキシ系接着剤(コニシボンド社製、E250)を塗布し、これを長さ150mmx幅70mmx厚さ5mmのフレキシブル板に接着した。接着剤の使用量は、500g/m2とした。接着強度の測定は、JIS A5536:2003(16頁)に記載の試験法に準じて行ない、上記床材試験体の縦(長さ)方向のフレキシブル板より長い部分で接着されていない部分をチャックで掴んで、インストロン試験機で引っ張り上げて測定した。
本実施例では床材を施工する建築物のモデルとして以下のような小型のクリーンルームを使用した。
大きさ・・・・・・ 4.4m(縦)×4.0m(横)×2.7m(高さ)
壁紙の施工面積・・ 45m2
床材の施工面積 17.1m2
循環空気量・・・・ 1400m3/hr
取り入れ空気量・・ 240m3/hr
クリーンルームの温度 23℃
クリーンルームの相対湿度 40%
歩行帯電性の試験は次のようにして行った。300mm角に切断した床材試験片を300mm角のコンクリート床板にエポキシ樹脂接着剤で貼り付けたものを4個用意し、これを温度23℃、湿度40%に保たれたクリーンルーム内に設置した。被験者に、半導体や液晶デバイス製造等のクリーンルーム内で着るクリーン服(ガードナー社製)、帯電防止性の歩行靴(ガードナー社製)、及び静電気測定端子を装着した。被験者に床材試験片上を毎分60歩で足踏みしてもらい、歩行帯電性測定機器(シシド静電気社製、スタチロンDS)を使用して被験者に帯電した静電気を測定した。
実施例で作成した床材及び市販の塩ビ系床材(ロンシール工業製、ロンンスタック)を上記クリーンルームの床に貼り、運転開始7日後にテナックス吸着管に空気を送り込んで空気中の有機物濃度を測定した。有機物濃度の測定は、上記「床材のアウトガス(有機物)量の測定」に記載した方法に準じて行った。その結果、実施例の床材は市販の床材よりもクリーンルーム内でのガス状有機物量の発生量が少ないことが分った。
表面材用樹脂フィルム層のエチレン−アクリル酸共重合体として、三井デュポンケミカル社製の商品名ハイミラン樹脂のカリウム中和品(エチレン:アクリル酸=85mol%:15mol%、中和率(60%)を使用し、また、裏面材用樹脂シート層には、同上共重合体(但し、カルシウムで30mol%中和;未中和率70%)を用い、2層を重ね合わせて共押し出し成形機によって成形と同時に接着した。できあがった床材は厚さ200μmであった(図1)。得られた床材用シートの諸物性を測定した。もともと、ガス状有機物が出にくい材料なので、加熱によって発生する有機物も少ないことがわかった。
実施例2では上層の表面材用樹脂フィルム層として上記ハイミラン樹脂(中和によりカリウム塩とカルシウム塩とを形成(中和率70%))と、中間層として三井デュポンケミカル社製のエチレン−酢酸ビニルEVA樹脂(商品名エバフレックス)と、最下層の裏面材用樹脂シート層としてエチレン−(メタ)アクリル酸樹脂(du Pont社のNUCREL)フィルム(カルボキシル基の未中和率100%)とを重ね合わせて圧着して3層からなる床材を成形した(図3)。上層の樹脂フィルム層は約80μmで、中間層が約2mmで、最下層の樹脂シート層が約80μmで、合計の厚みは約2.2mmであった。
表面材用樹脂フィルム層としてエチレンーアクリル酸共重合体(中和によりカリウム塩とCa塩とを形成(中和率80%))と、中間層として炭酸カルシウムを20重量%含む上記EVA樹脂シートと、裏面材用樹脂シート層としてカルボキシル基の約30mol%がカルシウム塩であるエチレンーアクリル酸共重合体(未中和率70%)とを用い、これらを重ね合わせて圧着し、3層からなる床材を成形した。
最上層の表面材用樹脂フィルム層として、(1)エチレン−アクリル酸共重合体(中和によりカリウム塩と亜鉛塩とを形成(中和率75%))と、(2)接着層として上記EVA樹脂とを共押し出しして張り合わせたものを使用した。また、(3)中間層として通常の高圧法ポリエチレン樹脂に炭酸カルシウム10重量%と酸化亜鉛20重量%とを加えて成形したシートを使用し、裏面材用樹脂シート層として、(4)上記EVA樹脂からなるフィルム(中間層との接着面)と(5)カルボキシル基の約30mol%がカリウム塩(未中和率70%)であるエチレン−アクリル酸共重合体とを用い、上記(1)〜(5)を重ね合わせて圧着し、5層からなる床材を成形した。
表面材用樹脂フィルム層として、エチレン−アクリル酸共重合体(中和によりカリウム塩と亜鉛塩とを形成(中和率75%))と、中間層として炭酸カルシウムを20重量%含む上記EVA樹脂シートと、裏面材用樹脂シート層として表面材用樹脂フィルム層と同じ樹脂材料を用い、これら3層を重ね合わせて、3層からなる床材を成形した。次に、この床材の裏面材用樹脂シート層の床下地と接着する面に連続的に5%の希硝酸を掛けて洗い、次いで温風で乾燥した。これにより、裏面材用樹脂シート層のカルボキシル基は塩の形態から遊離酸の形態に戻り、裏面材用樹脂シート表層のカルボキシル基の未中和率が95%である床材を得た。
表面材用樹脂フィルム層として、エチレン−アクリル酸共重合体(中和によりカリウム塩とカルシウム塩とを形成(中和率80%))と、中間層として炭酸カルシウムを30重量%含むEVA樹脂シートと、裏面材用樹脂シート層としてカルボキシル基の約30mol%がカルシウム塩であるエチレン−アクリル酸共重合体(未中和率70%)とを用い、これらを重ね合わせて圧着した。さらに、この床材にバックアップ材としてポバール繊維製の布を貼り付けて4層ならなる床材を作った。
比較例として工場等に使用される塩ビ系床材(ロンシール工業、ロンンスタック)を用いた。この製品は帯電防止性に優れているが、環境ホルモンとなる可塑剤が添加されており、また、塩ビを使用しているので焼却時にダイオキシンが発生するという問題があった。また、アウトガス量も、本発明の塩ビ系のものに比べて極めて多いことが分った。
比較例として、通常の高圧法ポリエチレンに炭酸カルシウムと酸化亜鉛を添加した床材を用いた。炭酸カルシウムは接着性の向上のために、また酸化亜鉛は帯電防止のために添加した。この床材は、(1)磨耗量が多い、(2)帯電防止性能が不十分である、そして(3)接着性が悪いという問題みられ、床材として不適当であった。
ポリエチレン系材料を使用して、これに有機系帯電防止剤を使用した床材を製造した。この床材は耐摩耗性が悪く、またアウトガス量が多く、さらに接着性が悪いという問題があり、床材として不適当であった。
Claims (16)
- カルボキシル基を含有する不飽和モノマーとα−オレフィンモノマーとの共重合体であって、カルボキシル基が部分的に1価及び/又は2価の金属との塩である共重合体を含む表面抵抗が109Ω以下の表面材用樹脂フィルム層と、カルボキシル基を含有する不飽和モノマーとα−オレフィンモノマーとの共重合体であって、カルボキシル基が実質的に未中和である共重合体を含む裏面材用樹脂シート層とを積層した床材。
- 表面材用樹脂フィルム層及び裏面材用樹脂シート層に使用される、カルボキシル基を含有する不飽和モノマーがアクリル酸及び/又はメタクリル酸であり、且つα−オレフィンモノマーがエチレン、プロピレン及び/又はブテンである請求項1記載の床材。
- 表面材用樹脂フィルム層の共重合体中のカルボキシル基のうち30〜90%が、カリウム、ナトリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム及び亜鉛からなる群より選択される少なくとも1種の1価及び/又は2価の金属との塩である請求項1又は2記載の床材。
- 表面材用樹脂フィルム層の共重合体中のカルボキシル基が部分的にカリウムとの塩と、カルシウム及び/又は亜鉛との塩とを含むものである請求項1〜3のいずれか1項記載の床材。
- 裏面材用樹脂シート層の共重合体中のカルボキシル基のうち60〜99%が遊離カルボキシル基である請求項1〜4のいずれか1項記載の床材。
- 表面材用樹脂フィルム層と裏面材用樹脂シート層との間に両層を熱接着可能な樹脂組成物中間層をさらに有する請求項1〜5のいずれか1項記載の床材。
- 熱接着可能な樹脂組成物が、アクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステルとα‐オレフィンとの共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール−ポリオレフィン共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVA)及びエチレン−ポリオレフィン共重合体からなる群より選択される請求項6記載の床材。
- 布状のバックアップ材が裏面材用樹脂シート層に貼り付けられている請求項1〜7のいずれか1項記載の床材。
- 布状のバックアップ材が、綿、麻、棕櫚、ポリプロピレン、ポリエステル、ポバール及びアクリルからなる群より選択される素材の繊維により形成された布又は不織布である請求項8記載の床材。
- 請求項1〜9のいずれか1項記載の床材を半導体製造工場、電子機器組立工場、液晶表示デバイス工場又はプラズマディスプレー工場の床に使用していることを特徴とする半導体製造工場、電子機器組立工場、液晶表示デバイス工場又はプラズマディスプレー工場。
- 請求項1〜9のいずれか1項記載の床材を病院、製薬工場又はバイオ関連設備の床に使用していることを特徴とする病院、製薬工場又はバイオ関連設備。
- 請求項1〜9のいずれか1項記載の床材を学校の教室の床に使用していることを特徴とする学校。
- 請求項1〜9のいずれか1項記載の床材を住宅の床に使用していることを特徴とする住宅。
- 請求項1〜9のいずれか1項記載の床材を粉体を取り扱う工場の床に使用していることを特徴とする粉体を取り扱う工場。
- カルボキシル基を含有する不飽和モノマーとα−オレフィンモノマーとの共重合体であって、カルボキシル基が部分的に1価及び/又は2価の金属との塩であり表面抵抗が109Ω以下の共重合体フィルムの片面を酸と接触させることを特徴とする床材の製造方法。
- カルボキシル基を含有する不飽和モノマーとα−オレフィンモノマーとの共重合体であって、カルボキシル基が部分的に1価及び/又は2価の金属との塩であり表面抵抗が109Ω以下の共重合体フィルムの片面を酸と接触させて得られる床材。
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US10259204B2 (en) | 2010-04-30 | 2019-04-16 | Columbia Insurance Company | Resilient flooring product and methods of making same |
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2004
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