JP2005343356A - 自動二輪車の吸気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動二輪車の吸気装置において、エアクリーナボックスの容量を大きくするとともに吸気ダクトの配置の自由度を増し、更には吸気ダクトを配置したときに車体フレームの強度・剛性を維持することにある。
【解決手段】 エアクリーナボックス29A内の下方にスロットルボディ48を収納した吸気装置80を有する自動二輪車において、エアクリーナボックス29Aと、このエアクリーナボックス29A内に走行風を導入する吸気ダクト60Lとの結合部43を、自動二輪車の側面視でスロットルボディ48とオーバーラップさせた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動二輪車の吸気装置に関するものである。
従来の自動二輪車の吸気装置として、車体フレームの間に吸気装置の吸気箱を配置し、この吸気箱の中に気化器を入れたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、車体のメインフレームにエアーダクトを貫通させるための穴を設けたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−2573公報 特開平9−193874号公報
特許文献1を説明する。符号については同公報に記載されているものを使用した。
吸気装置25は、同公報の図1に示される通り、シリンダヘッド33に取付けた吸気箱41と、この吸気箱41の前部から前方へ突出させた吸入ダクト42と、吸気箱41の内部に設けた気化器43と、吸入ダクト42の前端部から車体前方へ延ばしたラムエアダクト44とを備える。
吸気箱41は、車体フレーム28の左右一対のタンクレール45の間で且つ燃料タンク46の下方に配置される。
吸入ダクト42は、吸気箱41の前部から上部ラジエータ36の上端部近傍まで延び、ラムエアダクト44は、同公報の図3に示される通り、フロントフォーク27の左右の外筒50間を前方に延びる。
特許文献2を説明する。符号については同公報に記載されているものと使用した。
特許文献2には、同公報の図1に示される通り、フレーム1に設けた左右一対のタンクレール4,4の一方に吸気管6を貫通させて溶着し、この吸気管6の両端をエアーダクトとエアクリーナーとに連結することが記載されている。
特許文献1の技術では、吸気箱41の前部に吸入ダクト42が設けられ、しかも、吸気箱41の上方に燃料タンク46が配置されているから、吸気箱41の容量を前方及び上方に大きくすることが難しい。また、吸入ダクト42はシリンダヘッド33の上方及び上部ラジエータ36の上端部近傍を通るから、吸気ダクト42の配置はこれらのシリンダヘッド33及び上部ラジエータ36に制約される。更に、ラムエアダクト44は、フロントフォーク27の左右の外筒50間で断面積が狭められる。即ち、吸入ダクト42及びラムエアダクト44の配置の自由度が少ない。
また、特許文献2の技術では、フレーム1のタンクレール4に吸気管6を貫通させる貫通穴を開けたことで、フレーム1の強度・剛性が低下する。そこで、フレーム1の強度・剛性を維持させるために、タンクレール4の断面積を増やせば、フレーム1が大型になり、重量増を招く。
本発明の課題は、自動二輪車の吸気装置において、エアクリーナボックスの容量を大きくするとともに走行風導入ダクトの配置の自由度を増し、更には走行風導入ダクトを配置したときに車体フレームの強度・剛性を維持することにある。
請求項1に係る発明は、エアクリーナボックス内の下方にスロットルボディを収納した吸気装置を有する自動二輪車において、エアクリーナボックスと、このエアクリーナボックス内に走行風を導入する走行風導入ダクトとの結合部を、自動二輪車の側面視でスロットルボディとオーバーラップさせた。
エアクリーナボックスと走行風導入ダクトとの結合部を側面視でスロットルボディとオーバーラップさせることで、従来のような吸入ダクトとの結合によるエアクリーナボックスの形状の制約がなくなり、エアクリーナボックスを自動二輪車の側方以外の方向へ大きく膨出させることができ、また、走行風導入ダクトがエアクリーナボックスの側方に結合するため、走行風導入ダクトを、シリンダヘッド、ラジエータ等に制約を受けずに配置することができる。
請求項2に係る発明は、車体のメインフレームに剛性バランスをとるために開口部を設け、この開口部に走行風導入ダクトを貫通させた。
開口部を利用して走行風導入ダクトを通すことで、メインフレームに特別に走行風導入ダクトを通す穴を設ける必要がない。
請求項3に係る発明は、エアクリーナボックスのダーティサイドを、エアクリーナボックスの下部に配置するとともに、このダーティサイドの上方にクリーンサイドを配置した。
ダーティサイドをエアクリーナボックスの下部に配置することで、エアクリーナボックス内に吸入した埃や砂をエアクリーナボックス下部に堆積させることができる。
請求項4に係る発明は、エアクリーナボックスのダーティサイドのみにスロットルボディが収納されていることを特徴とする。
クリーンサイドの容量を大きく取れるので、吸気抵抗の低減を図ることができる。
請求項5に係る発明は、メインフレームが、下部にエンジンハンガを有する側面視でほぼ三角形状を成し、この三角形状のほぼ中央部に開口部を設けたことを特徴とする。
ほぼ三角形状のメインフレームのほぼ中央部に開口部を設けたことで、メインフレームの剛性を維持しつつ軽量化を図ることができる。
請求項6に係る発明は、開口部を、側面視でV型エンジンの前後の気筒で挟まれた位置に設けたことを特徴とする。
開口部を貫通した走行風導入ダクトをV型エンジンの前後の気筒で挟まれた位置に配置できるため、V型エンジンの搭載スペースを有効利用することができる。
請求項1に係る発明では、エアクリーナボックスと走行風導入ダクトとの結合部を側面視でスロットルボディとオーバーラップさせたので、エアクリーナボックスを大きく膨出させることができ、エアクリーナボックスの容量を増やすことができる。また、走行風導入ダクトがエアクリーナボックスの側方に結合するため、走行風導入ダクトを、シリンダヘッド、ラジエータ等に制約を受けずに配置することができ、走行風導入ダクトの配置の自由度を増すことができる。
請求項2に係る発明では、メインフレームの剛性バランスをとるための開口部を利用して走行風導入ダクトを通したので、メインフレームに特別に走行風導入ダクトを通す穴を設ける必要がなく、メインフレームの強度・剛性が低下する心配がない。
請求項3に係る発明では、ダーティサイドをエアクリーナボックスの下部に配置したので、エアクリーナボックス内に吸入した埃や砂をエアクリーナボックス下部に堆積させることができ、クリーンサイドへ埃、砂が進入するのを防止することができて、エアクリーナエレメントの交換等のメンテナンス時期を延ばすことができる。
請求項4に係る発明では、エアクリーナボックスのダーティサイドのみにスロットルボディを収納したので、クリーンサイドの容量を大きく取れ、吸気抵抗の低減を図ることができて、エンジン性能を向上させることができる。
請求項5に係る発明では、メインフレームが、下部にエンジンハンガを有する側面視でほぼ三角形状を成し、この三角形状のほぼ中央部に開口部を設けたので、メインフレームの剛性を維持しつつ軽量化を図ることができる。
請求項6に係る発明では、開口部を、側面視でV型エンジンの前後の気筒で挟まれた位置に設けたので、開口部を貫通した走行風導入ダクトをV型エンジンの前後の気筒で挟まれた位置に配置でき、V型エンジンの搭載スペースを有効利用することができて、車両のコンパクト化、小型化を図ることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る吸気装置を備える自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、車体フレームFAを、ヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から後方斜め下方に延ばした左右一対のメインフレーム13,13(手前側の符号13のみ示す。)と、これらのメインフレーム13,13のそれぞれの後端に連結したピボットプレート15と、メインフレーム13,13の前部下部に取付けた左右一対のエンジンハンガ14,14とから構成し、ヘッドパイプ12にフロントフォーク11を操舵自在に取付け、メインフレーム13,13及びエンジンハンガ14,14にエンジン本体17を取付け、ピボットプレート15にピボット軸19を介してスイングアーム18を上下スイング自在に取付け、メインフレーム13,13の上部に後部フレーム16を取付けた車両である。
フロントフォーク11は、下端に回転自在に前輪WFを取付けたものであり、この前輪WFの上方をフロントフェンダ41で覆う。
エンジン本体17は、前部バンクBFが3気筒、後部バンクBRが2気筒の5気筒V型であり、前部バンクBFのシリンダヘッド28F及び後部バンクBRのシリンダヘッド28Rの上方にエアクリーナボックス29Aを配置し、このエアクリーナボックス29Aの後方に、後部フレーム16で支持した燃料タンク30を配置する。
また、エンジン本体17の前部バンクBFのシリンダヘッド28Fから3本の第1排気管33Fを後方へ延ばすとともにこれらの後端に第1集合排気管34Fを接続し、この第1集合排気管34Fの後端に第1マフラ35Fを接続し、後部バンクBRのシリンダヘッド28Rから2本の第2排気管33Rを後方へ延ばすとともにこれらの後端に第2集合排気管34Rを接続し、この第2集合排気管34Rの後端に第2マフラ35Rを接続する。
スイングアーム18は、後端に車軸20を介して後輪WRを回転自在に取付けたものであり、スイングアーム18の前部上部にリヤクッションユニット26の上端を取付け、リヤクッションユニット26の下端をリンク機構27を介してピボットプレート15の下端部に取付ける。
後輪WRは、被動スプロケット24を一体的に取付けたものであり、エンジン本体17の後部に設けた変速機(不図示)の出力軸21に駆動スプロケット23を取付け、これらの駆動スプロケット23と被動スプロケット24とにチェーン25を掛け渡すことで変速機の出力軸21から後輪WRへ駆動力を伝える。上記した駆動スプロケット23、被動スプロケット24及びチェーン25は、チェーン伝動手段22を構成する部材である。
ここで、31,32は後部フレーム16で支持したメインシート及びピリオンシート、36はフロントカウル、37はセンターカウル、38はロアカウル、39はリヤカウル、40はエアクリーナボックス29A及び燃料タンク30を覆うカバーである。
図2は本発明に係る自動二輪車の前部要部を示す側面図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。)であり、車体フレームFAのメインフレーム13,13(手前側の符号13のみ示す。)のそれぞれにメインフレーム13,13の剛性バランスをとるための開口部13Aを開け、メインフレーム13,13のそれぞれの側方に、空気をエアクリーナボックス29A(輪郭を太線で示した部分である。)内に導入するために左右一対の吸気ダクト60L,60R(手前側の符号60Lのみ示す。輪郭を太線で示した部分である。)を配置し、これらの吸気ダクト60L,60Rの後部を上記した開口部13Aを通じてエアクリーナボックス29Aの側面に接続したことを示す。なお、吸気ダクト60L,60Rとエアクリーナボックス29Aとの結合部43を太い破線で示した。
エアクリーナボックス29A内には、後述するように、下部にダーティサイド51Aを設け、このダーティサイド51A内に吸気管47及びスロットルボディ48を配置し、このスロットルボディ48内には、吸気通路を開閉するスロットルバルブ61を配置する。
上記した結合部43は、側面視でエアクリーナボックス29A内に配置したスロットルボディ48に重なる部分である。
図3は本発明に係るエアクリーナボックスを示す断面図であり、エアクリーナボックス29Aは、第1ケース54A、第2ケース55A及び第3ケース56Aに3分割したエアクリーナケース50Aと、第2ケース55A及び第3ケース56Aのそれぞれの接続部に介在させた仕切り板57と、第3ケース56Aの支持部71A及び仕切り板57の段部のそれぞれで挟み込んで固定したエアクリーナエレメント53とからなる。
仕切り板57は、エアクリーナケース50A内を、エンジン本体17側に配置したダーティサイド51Aと、このダーティサイド51Aの上方に配置したクリーンサイド52Aとを隔てる隔壁である。
エアクリーナケース50Aは、第1ケース54Aをインシュレータ46,46を介してシリンダヘッド28F,28Rに取付けたものである。
シリンダヘッド28F,28Rの図示せぬ吸気ポートに空気を導く吸気通路部45は、シリンダヘッド28F,28Rにインシュレータ46,46を介して接続した吸気管47と、この吸気管47の上端に接続したスロットルボディ48と、このスロットルボディ48の上端に接続したエアファンネル49とからなる。結合部43は、エアクリーナケース50Aに開けた穴部であって、図2にも示したものであり、エアクリーナケース50Aと吸気ダクト60L,60Rとの結合部である。
上記した吸気管47及びスロットルボディ48はエアクリーナケース50A内のダーティサイド51A内に配置した部品であり、エアファンネル49は、エアクリーナケース50A内のクリーンサイド52A内に配置した部品である。なお、58はダーティサイド51Aと、クリーンサイド52A内に配置したエアフィルタエレメント53内とを連通させる開口部である。
図中の68は第1インジェクタであり、エンジン本体17の高回転域で燃料を噴射する弁であり、エアクリーナケース50Aの第3ケース56Aに各吸気通路部45に向けて取付ける。69は第2インジェクタであり、吸気管47の付け根部に吸気ポート内に向けて取付けた弁である。
上記したエアクリーナボックス29A、吸気通路部45、吸気ダクト60L,60R(図2参照)及び第1・第2インジェクタ68,69は吸気装置80を構成するものである。
図4は図3の4−4線断面図であり、スロットルボディ48は、各気筒毎に設けたものであり、回転自在に設けたスロットル軸48Aと、このスロットル軸48Aに取付けたスロットルバルブ61とを備え、隣り合うスロットルボディ48のスロットル軸48Aを連結部材62で連結し、一つのスロットル軸48Aの端部にスロットルドラム63を接続する。つまり、スロットル軸48Aは3つのスロットルバルブ61を有する3連スロットルである。
図3に戻って、スロットルドラム63は、スロットルバルブ61(図4参照)を開閉するために一対のスロットルケーブル64,65のそれぞれの一端を取付けて互いに反対方向に巻き掛けたものであり、スロットルケーブル64,65は、第2ケース55Aに嵌めたグロメット67を通してエアクリーナケース50Aの外部に延ばしたものである。
図4において、左右の吸気ダクト60L,60Rは、一体に備える接続管部60A,60Aを、左右のメインフレーム13,13に設けた開口部13A,13Aに通すとともに、エアクリーナケース50Aに開けた穴部、即ち結合部43,43にそれぞれ接続した部品である。
以上の図2及び図4で説明したように、本発明は第1に、エアクリーナボックス29A内の下方にスロットルボディ48を収納した吸気装置80を有する自動二輪車10(図1参照)において、エアクリーナボックス29Aと、このエアクリーナボックス29A内に走行風を導入する走行風導入ダクトとしての吸気ダクト60L,60Rとの結合部43を、自動二輪車10の側面視でスロットルボディ48とオーバーラップさせた。
エアクリーナボックス29Aと吸気ダクト60L,60Rとの結合部43を側面視でスロットルボディ48とオーバーラップさせたので、エアクリーナボックス29Aを側方以外の方向へ大きく膨出させることができ、エアクリーナボックス29Aの容量を増やすことができる。また、吸気ダクト60L,60Rがエアクリーナボックス29Aの側方に結合するため、吸気ダクト60L,60Rを、シリンダヘッド28F,28R、ラジエータ等に制約を受けずに配置することができ、吸気ダクト60L,60Rの配置の自由度を増すことができる。
本発明は第2に、車体のメインフレーム13,13にそれぞれ軽量化のために開口部13Aを設け、これらの開口部13A,13Aに吸気ダクト60L,60Rを貫通させた。
開口部13A,13Aを利用して吸気ダクト60L,60Rを通したので、メインフレーム13,13に特別に吸気ダクト60L,60Rを通す穴を設ける必要がなく、メインフレーム13,13の強度・剛性が低下する心配がない。
本発明は第3に、エアクリーナボックス29Aのダーティサイド51Aを、エアクリーナボックス29Aの下部に配置するとともに、このダーティサイド51Aの上方にクリーンサイド52Aを配置した。
ダーティサイド51Aをエアクリーナボックス29Aの下部に配置したので、エアクリーナボックス29A内に吸入した埃や砂をエアクリーナボックス29Aの下部に堆積させることができ、クリーンサイド52Aへ埃、砂が進入するのを防止することができて、エアクリーナエレメント53の交換等のメンテナンス時期を延ばすことができる。
本発明は第4に、エアクリーナボックス29Aのダーティサイド51Aのみにスロットルボディ48が収納されていることを特徴とする。
エアクリーナボックス29Aのダーティサイド51Aのみにスロットルボディ48を収納したので、クリーンサイド52Aの容量を大きく取れ、吸気抵抗の低減を図ることができて、エンジン性能を向上させることができる。
本発明は第5に、メインフレーム13が、下部にエンジンハンガ14を有する側面視でほぼ三角形状を成し、この三角形状のほぼ中央部に開口部13Aを設けたことを特徴とする。
メインフレーム13が、下部にエンジンハンガ14を有する側面視でほぼ三角形状を成し、この三角形状のほぼ中央部に開口部13Aを設けたので、メインフレーム13の剛性を維持しつつ軽量化を図ることができる。
本発明は第6に、開口部13Aを、側面視でV型エンジン(エンジン本体17)の前後の気筒、即ち、前部バンクBFと後部バンクBRとで挟まれた位置に設けたことを特徴とする。
開口部13Aを、側面視でV型エンジンの前後の気筒で挟まれた位置に設けたので、開口部を貫通した走行風導入ダクトがV型エンジンの前後の気筒で挟まれた位置に配置でき、V型エンジンの搭載スペースを有効利用することができて、自動二輪車10のコンパクト化、小型化を図ることができる。
尚、本実施形態では、吸気ダクト60L,60Rに一体に接続管部60Aを備えたが、これに限らず、エアクリーナボックス29Aの第1ケース54Aに接続管部60Aを一体に備えてもよいし、接続冠部60Aを吸気ダクト60L,60R及び第1ケース54Aと別体に設けてもよい。
本発明の吸気装置は、自動二輪車に好適である。
本発明に係る吸気装置を備える自動二輪車の側面図である。 本発明に係る自動二輪車の前部要部を示す側面図である。 本発明に係るエアクリーナボックスを示す断面図である。 図3の4−4線断面図である。
符号の説明
10…自動二輪車、13…メインフレーム、13A…開口部、29A…エアクリーナボックス、43…結合部、48…スロットルボディ、51A…ダーティサイド、52A…クリーンサイド、60L,60R…走行風導入ダクト(吸気ダクト)、80…吸気装置。

Claims (6)

  1. エアクリーナボックス内の下方にスロットルボディを収納した吸気装置を有する自動二輪車において、
    前記エアクリーナボックスと、このエアクリーナボックス内に走行風を導入する走行風導入ダクトとの結合部は、前記自動二輪車の側面視で前記スロットルボディとオーバーラップすることを特徴とする自動二輪車の吸気装置。
  2. 車体のメインフレームに開口部を設け、この開口部に前記走行風導入ダクトを貫通させて前記エアクリーナボックスと結合させたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の吸気装置。
  3. 前記エアクリーナボックスのダーティサイドは、エアクリーナボックスの下部に配置されるとともに、このダーティサイドの上方にクリーンサイドが配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車の吸気装置。
  4. 前記エアクリーナボックスのダーティサイドのみに前記スロットルボディが収納されていることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の自動二輪車の吸気装置。
  5. 前記メインフレームは、下部にエンジンハンガを有する側面視でほぼ三角形状を成し、この三角形状のほぼ中央部に前記開口部を設けたことを特徴とする請求項2記載の自動二輪車の吸気装置。
  6. 前記開口部は、側面視でV型エンジンの前後の気筒で挟まれた位置に設けられたことを特徴とする請求項2記載の自動二輪車の吸気装置。
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