JP2005340623A - 面発光型半導体レーザおよびその製造方法、光スイッチ、ならびに、光分岐比可変素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明に係る面発光型半導体レーザは,基板101と、基板101の上方に形成された第1分布ブラッグ反射型ミラー102と、第1分布ブラッグ反射型ミラー102の上方に形成された活性層103と、活性層103の上方に形成された第2分布ブラッグ反射型ミラー104と、第1分布ブラッグ反射型ミラー102内、または、第2分布ブラッグ反射型ミラー内に形成された、開口部を有する絶縁層105と、を含み、活性層103から発生する光は、低次モードのレーザ光、または高次モードのレーザ光として出射され、第1分布ブラッグ反射型ミラー102は、低次モードのレーザ光が、基板101の上方向に出射できるように、第2分布ブラッグ反射型ミラー104のペア数より多いペア数で形成されており、絶縁層105の開口径は、高次モードのレーザ光が、基板101の下方向に出射できるように形成されている。
【選択図】 図1
Description
基板と、
前記基板の上方に形成された第1分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーの上方に形成された活性層と、
前記活性層の上方に形成された第2分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラー内、または、前記第2分布ブラッグ反射型ミラー内に形成された、開口部を有する絶縁層と、を含み、
前記活性層から発生する光は、低次モードのレーザ光、または高次モードのレーザ光として出射され、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーは、前記低次モードのレーザ光が、前記基板の上方向に出射できるように、前記第2分布ブラッグ反射型ミラーのペア数より多いペア数で形成されており、
前記絶縁層の開口径は、前記高次モードのレーザ光が、前記基板の下方向に出射できるように形成されている。
基板と、
前記基板の上方に形成された第1分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーの上方に形成された活性層と、
前記活性層の上方に形成された第2分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラー内、または、前記第2分布ブラッグ反射型ミラー内に形成された、開口部を有する絶縁層と、を含み、
前記活性層から発生する光は、低次モードのレーザ光、または高次モードのレーザ光として出射され、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーは、前記低次モードのレーザ光が、前記基板の上方向に出射できるように、前記第2分布ブラッグ反射型ミラーのペア数より多いペア数で形成されており、
前記絶縁層の開口径は、前記高次モードのレーザ光が、前記第2分布ブラッグ反射型ミラーの上面で全反射できるように形成されている。
少なくとも前記第2分布ブラッグ反射型ミラーは、柱状部を構成し、
前記柱状部の外径は、前記基板の下方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力が、前記基板の上方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力より大きくできるように形成されていることができる。
前記柱状部の側面は、前記基板の下方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力が、前記基板の上方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力より大きくできるように傾斜していることができる。
前記柱状部の外径に対する、前記高次モードのレーザ光における前記基板の上方向への出力割合と下方向への出力割合との関係において、
前記基板の上方向に出射されるレーザ光の割合を示す第1の線は、前記基板の下方向に出射されるレーザ光の割合を示す第2の線と交差し、
前記柱状部の外径は、前記第1の線と前記第2の線とが交差するときにおける前記柱状部の外径より小さいことができる。
前記柱状部の外径に対する、前記高次モードのレーザ光における前記基板の上方向への出力割合と下方向への出力割合との関係において、
前記基板の上方向に出射されるレーザ光の出力割合を示す第1の線は、前記基板の下方向に出射されるレーザ光の出力割合を示す第2の線と交差し、
前記柱状部の外径は、前記第1の線と前記第2の線とが交差するときにおける前記柱状部の外径より小さいことができる。
前記柱状部の外径に対する、前記高次モードのレーザ光における前記基板の上方向への出力割合および下方向への出力割合の関係において、
前記基板の上方向に出射されるレーザ光における前記関係を示す第1の線は、前記基板の下方向に出射されるレーザ光における前記関係を示す第2の線と交差し、
前記柱状部の外径は、前記第1の線と前記第2の線とが交差するときにおける前記柱状部の外径より小さいことができる。
前記基板の上方向に出射される、前記低次モードのレーザ光の出力と、前記高次モードのレーザ光の出力との合計に対する、前記基板の下方向に出射される、前記低次モードのレーザ光の出力と、前記高次モードのレーザ光の出力との合計の比は、電流および光の少なくとも一方による励起状態に応じて変化することができる。
前記電流の電流量、および、前記光の光量の少なくとも一方が増加すると、
前記基板の上方向に出射される、前記低次モードのレーザ光の出力と、前記高次モードのレーザ光の出力との合計は減少し、
前記基板の下方向に出射される、前記低次モードのレーザ光の出力と、前記高次モードのレーザ光の出力との合計は増加することができる。
基板と、
前記基板の上方に形成された第1分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーの上方に形成された入射層と、
前記活性層の上方に形成された第2分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラー内、または、前記第2分布ブラッグ反射型ミラー内に形成された、開口部を有する絶縁層と、を含み、
前記入射層に入射する光は、低次モードのレーザ光、または高次モードのレーザ光として出射され、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーは、前記低次モードのレーザ光が、前記基板の上方向に出射できるように、前記第2分布ブラッグ反射型ミラーのペア数より多いペア数で形成されており、
前記絶縁層の開口径は、前記高次モードのレーザ光が、前記基板の下方向に出射できるように形成されている。
基板と、
前記基板の上方に形成された第1分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーの上方に形成された入射層と、
前記活性層の上方に形成された第2分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラー内、または、前記第2分布ブラッグ反射型ミラー内に形成された、開口部を有する絶縁層と、を含み、
前記入射層に入射する光は、低次モードのレーザ光、または高次モードのレーザ光として出射され、
前記絶縁層の開口径は、前記高次モードのレーザ光が、前記第2分布ブラッグ反射型ミラーの上面で全反射できるように形成されている。
少なくとも前記第2分布ブラッグ反射型ミラーは、柱状部を構成し、
前記柱状部の外径は、前記基板の下方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力が、前記基板の上方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力より大きくできるように形成されていることができる。
基板の上方に、少なくとも、第1分布ブラッグ反射型ミラー、活性層、および、第2分布ブラッグ反射型ミラーを構成するための半導体層を積層する工程と、
前記半導体層のうち少なくとも前記第2分布ブラッグ反射型ミラーを構成するための層をエッチングすることにより、柱状部を形成する第1エッチング工程と、
前記柱状部内の層を側面から酸化して、開口部を有するように絶縁層を形成する工程と、
前記柱状部をエッチングすることにより、前記柱状部の外径を小さくする第2エッチング工程と、を含む。
前記柱状部の外径および前記絶縁層の開口径は、前記活性層から発生する光が、低次モードのレーザ光、または高次モードのレーザ光として出射されるように形成され、
前記第1エッチング工程により形成される前記柱状部の外径は、前記基板の上方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力が、前記基板の下方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力より大きくなるように形成されることができる。
前記第2エッチング工程により形成される前記柱状部の外径は、前記基板の下方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力が、前記基板の上方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力より大きくなるように形成されることができる。
基板の上方に、少なくとも、第1分布ブラッグ反射型ミラー、活性層、および、第2分布ブラッグ反射型ミラーを構成するための半導体層を積層する工程と、
前記半導体層のうち少なくとも前記第2分布ブラッグ反射型ミラーを構成するための層をエッチングすることにより、柱状部を形成する工程と、
前記柱状部内の層を側面から酸化して、開口部を有するように絶縁層を形成する工程と、を含み、
前記柱状部の外径および前記絶縁層の開口径は、前記活性層から発生する光が、低次モードのレーザ光、または高次モードのレーザ光として出射されるように形成され、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーは、前記低次モードのレーザ光が、前記基板の上方向に出射できるように、前記第2分布ブラッグ反射型ミラーのペア数より多いペア数で形成され、
前記絶縁層の開口径は、前記高次モードのレーザ光が、前記基板の下方向に出射できるように形成される。
前記柱状部の外径は、前記基板の下方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力が、前記基板の上方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力より大きくできるように形成されることができる。
図1は、本発明を適用した光素子100を模式的に示す断面図であり、図2は、図1に示す光素子100を模式的に示す平面図である。図1は図2のA−A線に沿った断面図である。まず、光素子100が面発光型半導体レーザである例について説明する。なお、以下、光素子100を面発光型半導体レーザ(以下、「面発光レーザ」ともいう)100ともいう。
本実施の形態に係る面発光レーザ100の動作を以下に示す。なお、下記の面発光レーザ100の駆動方法は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の変更が可能である。
ω=ck0=(c/n)・nk0=ck/n ・・・式(1)
を満たす。ここで、ωは角周波数であり、cは自由空間中の光の速度であり、nは媒質の屈折率であり、k0は自由空間の波数であり、kは媒質中の波数である。k=nk0であるから、媒質中の波数kは、屈折率nに比例して大きくなる。
k0<kb2 ・・・式(2)
k0<nk0sinθ
となる。上述の式(1)および式(2)より、全反射条件を図示すると、図5のようになる。直線Aは、
ω=ck0
を図示したものである。したがって、直線Aの傾きは、cである。直線Aにおけるk0よりも大きいkb2、すなわち式(2)の条件を満たすkb2は、図5に示すように、領域B内の値を有する。言い換えるならば、kb2が直線Aの右側(図5に示す矢印a側)の領域B内の値を有する際に、全反射条件を満たす。
nclad=√εclad
εclad=∫ε(z)|E(z)|2dz/∫|E(z)|2dz
となる(たとえば、G.Ronald Hadley;OPTICS LETTERS/Vol.20,No.13(1995)1483参照)。
次に、本発明を適用した第1の実施の形態に係る面発光レーザ100の製造方法の一例について、図1、図2、図16〜図20を用いて述べる。図16〜図20は、図1および図2に示す本実施の形態に係る面発光レーザ100の製造工程を模式的に示す断面図であり、それぞれ図1に示す断面に対応している。
本実施の形態に係る面発光レーザ100によれば、低次モードのレーザ光が、基板101の上方向に出射でき、かつ、高次モードのレーザ光が、基板101の下方向に出射できる。
上述した例においては、光素子100が面発光レーザである場合について説明したが、本発明は、面発光レーザ以外のデバイスにも適用可能である。
Claims (16)
- 基板と、
前記基板の上方に形成された第1分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーの上方に形成された活性層と、
前記活性層の上方に形成された第2分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラー内、または、前記第2分布ブラッグ反射型ミラー内に形成された、開口部を有する絶縁層と、を含み、
前記活性層から発生する光は、低次モードのレーザ光、または高次モードのレーザ光として出射され、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーは、前記低次モードのレーザ光が、前記基板の上方向に出射できるように、前記第2分布ブラッグ反射型ミラーのペア数より多いペア数で形成されており、
前記絶縁層の開口径は、前記高次モードのレーザ光が、前記基板の下方向に出射できるように形成されている、面発光型半導体レーザ。 - 基板と、
前記基板の上方に形成された第1分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーの上方に形成された活性層と、
前記活性層の上方に形成された第2分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラー内、または、前記第2分布ブラッグ反射型ミラー内に形成された、開口部を有する絶縁層と、を含み、
前記活性層から発生する光は、低次モードのレーザ光、または高次モードのレーザ光として出射され、
前記絶縁層の開口径は、前記高次モードのレーザ光が、前記第2分布ブラッグ反射型ミラーの上面で全反射できるように形成されている、面発光型半導体レーザ。 - 請求項1または2において、
少なくとも前記第2分布ブラッグ反射型ミラーは、柱状部を構成し、
前記柱状部の外径は、前記基板の下方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力が、前記基板の上方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力より大きくできるように形成されている、面発光型半導体レーザ。 - 請求項3において、
前記柱状部の側面は、前記基板の下方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力が、前記基板の上方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力より大きくできるように傾斜している、面発光型半導体レーザ。 - 請求項1または2において、
前記柱状部の外径に対する、前記高次モードのレーザ光における前記基板の上方向への出力割合と下方向への出力割合との関係において、
前記基板の上方向に出射されるレーザ光の割合を示す第1の線は、前記基板の下方向に出射されるレーザ光の割合を示す第2の線と交差し、
前記柱状部の外径は、前記第1の線と前記第2の線とが交差するときにおける前記柱状部の外径より小さい、面発光型半導体レーザ。 - 請求項1〜5のいずれかにおいて、
前記基板の上方向に出射される、前記低次モードのレーザ光の出力と、前記高次モードのレーザ光の出力との合計に対する、前記基板の下方向に出射される、前記低次モードのレーザ光の出力と、前記高次モードのレーザ光の出力との合計の比は、電流および光の少なくとも一方による励起状態に応じて変化する、面発光型半導体レーザ。 - 請求項6において、
前記電流の電流量、および、前記光の光量の少なくとも一方が増加すると、
前記基板の上方向に出射される、前記低次モードのレーザ光の出力と、前記高次モードのレーザ光の出力との合計は減少し、
前記基板の下方向に出射される、前記低次モードのレーザ光の出力と、前記高次モードのレーザ光の出力との合計は増加する、面発光型半導体レーザ。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の面発光型半導体レーザを用いる、光スイッチ。
- 基板と、
前記基板の上方に形成された第1分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーの上方に形成された入射層と、
前記活性層の上方に形成された第2分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラー内、または、前記第2分布ブラッグ反射型ミラー内に形成された、開口部を有する絶縁層と、を含み、
前記入射層に入射する光は、低次モードのレーザ光、または高次モードのレーザ光として出射され、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーは、前記低次モードのレーザ光が、前記基板の上方向に出射できるように、前記第2分布ブラッグ反射型ミラーのペア数より多いペア数で形成されており、
前記絶縁層の開口径は、前記高次モードのレーザ光が、前記基板の下方向に出射できるように形成されている、光分岐比可変素子。 - 基板と、
前記基板の上方に形成された第1分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーの上方に形成された入射層と、
前記活性層の上方に形成された第2分布ブラッグ反射型ミラーと、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラー内、または、前記第2分布ブラッグ反射型ミラー内に形成された、開口部を有する絶縁層と、を含み、
前記入射層に入射する光は、低次モードのレーザ光、または高次モードのレーザ光として出射され、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーは、前記低次モードのレーザ光が、前記基板の上方向に出射できるように、前記第2分布ブラッグ反射型ミラーのペア数より多いペア数で形成されており、
前記絶縁層の開口径は、前記高次モードのレーザ光が、前記第2分布ブラッグ反射型ミラーの上面で全反射できるように形成されている、光分岐比可変素子。 - 請求項9または10において、
少なくとも前記第2分布ブラッグ反射型ミラーは、柱状部を構成し、
前記柱状部の外径は、前記基板の下方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力が、前記基板の上方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力より大きくできるように形成されている、光分岐比可変素子。 - 基板の上方に、少なくとも、第1分布ブラッグ反射型ミラー、活性層、および、第2分布ブラッグ反射型ミラーを構成するための半導体層を積層する工程と、
前記半導体層のうち少なくとも前記第2分布ブラッグ反射型ミラーを構成するための層をエッチングすることにより、柱状部を形成する第1エッチング工程と、
前記柱状部内の層を側面から酸化して、開口部を有するように絶縁層を形成する工程と、
前記柱状部をエッチングすることにより、前記柱状部の外径を小さくする第2エッチング工程と、を含む、面発光型半導体レーザの製造方法。 - 請求項12において、
前記柱状部の外径および前記絶縁層の開口径は、前記活性層から発生する光が、低次モードのレーザ光、または高次モードのレーザ光として出射されるように形成され、
前記第1エッチング工程により形成される前記柱状部の外径は、前記基板の上方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力が、前記基板の下方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力より大きくなるように形成される、面発光型半導体レーザの製造方法。 - 請求項13において、
前記第2エッチング工程により形成される前記柱状部の外径は、前記基板の下方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力が、前記基板の上方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力より大きくなるように形成される、面発光型半導体レーザの製造方法。 - 基板の上方に、少なくとも、第1分布ブラッグ反射型ミラー、活性層、および、第2分布ブラッグ反射型ミラーを構成するための半導体層を積層する工程と、
前記半導体層のうち少なくとも前記第2分布ブラッグ反射型ミラーを構成するための層をエッチングすることにより、柱状部を形成する工程と、
前記柱状部内の層を側面から酸化して、開口部を有するように絶縁層を形成する工程と、を含み、
前記柱状部の外径および前記絶縁層の開口径は、前記活性層から発生する光が、低次モードのレーザ光、または高次モードのレーザ光として出射されるように形成され、
前記第1分布ブラッグ反射型ミラーは、前記低次モードのレーザ光が、前記基板の上方向に出射できるように、前記第2分布ブラッグ反射型ミラーのペア数より多いペア数で形成され、
前記絶縁層の開口径は、前記高次モードのレーザ光が、前記基板の下方向に出射できるように形成される、面発光型半導体レーザの製造方法。 - 請求項15において、
前記柱状部の外径は、前記基板の下方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力が、前記基板の上方向に出射される前記高次モードのレーザ光の出力より大きくできるように形成される、面発光型半導体レーザの製造方法。
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