JP2005338116A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 1つの原稿の画像を1枚の記録紙に複数個形成することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置に、原稿から画像を読み取る画像読取部11と、画像読取部11により読み取られた画像を記録紙に所定の倍率で形成する画像印刷部13と、前記画像を所定の倍率で記録紙に形成した場合の記録紙の余白領域を検出する余白領域検出部151と、余白領域検出部151により検出された余白領域に前記画像の拡大画像を形成する拡大画像生成部153とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像形成装置に、原稿から画像を読み取る画像読取部11と、画像読取部11により読み取られた画像を記録紙に所定の倍率で形成する画像印刷部13と、前記画像を所定の倍率で記録紙に形成した場合の記録紙の余白領域を検出する余白領域検出部151と、余白領域検出部151により検出された余白領域に前記画像の拡大画像を形成する拡大画像生成部153とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、記録紙に画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、2つの原稿を重ね合わせる重ね印字(オーバーレイ)機能を提供する画像形成装置(複写機又はプリンタ等)がある。例えば下記特許文献1には、複数枚の原稿のうちの特定のページを指定し、予め記憶されたオーバーレイ用画像を、指定されたページに合成することが可能な画像形成装置が記載されている。
特開2002−44411号公報
しかしながら、上記背景技術では、2つの原稿の画像を重ね合わせることはできるが、1つの原稿の画像を1枚の記録紙に複数個印刷することはできない。従って、1つの原稿の画像を1枚の記録紙に複数個印刷する場合には、原画像を加工するか、重ね合わせたい原稿を新たに作成する必要があり、煩雑な作業が必要であった。また、画像編集のために一旦画像を記録紙等に出力する場合には、不経済であるという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたもので、1つの原稿の画像を1枚の記録紙に複数個形成することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る画像形成装置は、画像を記録紙に形成する場合の原画像に対する倍率を決定する倍率決定手段と、前記倍率決定手段により決定された倍率で画像を記録紙に形成する形成手段と、前記画像を前記倍率で記録紙に形成した場合の記録紙の余白領域を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された余白領域に前記画像を形成する余白領域画像形成手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に係る画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記余白領域画像形成手段は、前記検出手段により検出された余白領域に前記画像の拡大画像を形成することを特徴とする。
請求項3に係る画像形成装置は、請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、前記所定の倍率で形成する画像の形成位置を前記余白領域がより大きくなるように決定する位置決定手段を更に備えることを特徴とする。
請求項4に係る画像形成装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記拡大画像の全体が前記余白領域に収まるように前記拡大画像の拡大倍率を自動的に決定する自動倍率決定手段を更に備えることを特徴とする。
請求項5に係る画像形成装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記拡大画像の拡大倍率を操作者が入力するための入力手段を更に備え、
前記余白領域画像形成手段は、前記検出手段により検出された余白領域に、前記入力手段により入力された拡大倍率を用いて前記画像の拡大画像を形成することを特徴とする。
前記余白領域画像形成手段は、前記検出手段により検出された余白領域に、前記入力手段により入力された拡大倍率を用いて前記画像の拡大画像を形成することを特徴とする。
請求項6に係る画像形成装置は、請求項5に記載の画像形成装置であって、前記入力手段により入力された拡大倍率を用いると前記拡大画像の全体が前記余白領域に収まらない場合に、前記拡大画像の全体が前記余白領域に収まるように前記拡大倍率を自動的に修正する倍率修正手段を更に備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、画像を記録紙に形成する場合の原画像に対する倍率が倍率決定手段により決定され、倍率決定手段により決定された倍率で形成手段により画像が記録紙に形成され、前記画像を前記倍率で記録紙に形成した場合の記録紙の余白領域が検出手段により検出され、前記画像が余白領域画像形成手段により前記余白領域に形成される。従って、原稿や原画像の編集等を行うことなく、1枚の原稿イメージの画像を1枚の記録紙に複数個印刷することができる。
請求項2に記載の発明によれば、余白領域画像形成手段により前記余白領域に前記画像の拡大画像が形成される。従って、従来の複写(印刷)画像と共に、余白領域に複写(印刷)画像の拡大画像が更に印刷されるので、複写(印刷)画像を見やすく表示することができる。
請求項3に記載の発明によれば、前記所定の倍率で形成される画像の形成位置が、位置決定手段により前記余白領域がより大きくなるように決定されるので、より大きな拡大画像を形成することができる。
請求項4に記載の発明によれば、前記拡大画像の全体が前記余白領域に収まるように前記拡大画像の拡大倍率が自動倍率決定手段により自動的に(自動倍率決定手段の演算により)決定されるので、操作者が倍率を設定する手間がかからない。
請求項5に記載の発明によれば、前記拡大画像の拡大倍率が操作者により入力手段を用いて入力され、検出手段により検出された余白領域に前記拡大画像が、入力手段により入力された拡大倍率を用いて、余白領域画像形成手段により形成されるので操作者の所望の拡大倍率の拡大画像が形成される。
請求項6に記載の発明によれば、前記入力手段により入力された拡大倍率を用いると前記拡大画像の全体が前記余白領域に収まらない場合には、倍率修正手段により前記拡大画像の全体が前記余白領域に収まるように前記拡大倍率が自動的に(倍率修正手段の演算により)修正されるので、拡大倍率が大きすぎて余白領域内に収まりきれていないことに気づかずに、画像を形成することを防ぐことができる。
以下、本発明の一実施形態における画像形成装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態における画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。画像形成装置1は、画像読取部11、画像データ記憶部12、画像印刷部13、操作部14及び制御部15を備える。制御部15は、余白領域検出部151、拡大倍率決定部152、拡大画像生成部153、画像合成部154、モード切替部155及び等倍複製画像生成部156を備える。
画像読取部11は、原稿から画像を読み取り、その画像データを画像データ記憶部12に書き込むもので、例えばCCD(Charge Coupled Device)を備えるスキャナ装置である。画像データ記憶部12は、画像読取部11により読み取られた画像データを記憶するもので、例えばRAM(ランダムアクセスメモリ)である。画像印刷部13は、画像データ記憶部12に記憶されている画像データを記録紙に画像として形成するもので、例えばトナーを記録紙に付着させて画像を形成する印刷装置である。
操作部14は、操作者が画像形成装置1に動作を指示するためのもので、図2に示す外観を有する。操作部14は、各種操作キー141及びディスプレイ142を備え、本実施形態において、特に複写倍率指定、複写開始指示、モード選択指示及び拡大倍率指定に使用される。
複写倍率指定は、通常の複写画像(以下、主画像という。)の複写倍率の指定で、複写倍率キー141eが押下された後、テンキー141f等により倍率が入力されることにより指定される。操作部14は、複写倍率が指定された場合には、複写倍率を余白領域検出部151及び画像合成部154に送信する。複写開始指示は、複写の実行を開始する指示で、操作部14のスタートキー141cが押下されることにより指示される。操作部14は、複写開始が指示された場合には、複写開始指示をモード切替部155及び画像読取部11に送信する。
モード選択指示は、通常の複写を行うモード(通常モード)、記録紙の余白領域に原稿画像を拡大して形成するモード(拡大画像重ね合わせモード)、又は記録紙の余白領域に(等倍の)原稿画像を敷き詰めて形成するモード(等倍画像重ね合わせモード)を選択する指示で、拡大画像重ね合わせモードと等倍画像重ね合わせモードとは、操作部14に設けられた拡大画像重ね合わせモードキー141a及び等倍画像重ね合わせモードキー141bが押下されることにより排他的に選択され、どちらのキー141a,141bも選択されていない場合は、通常モードとなる。拡大倍率指定は、余白領域に形成される画像(以下、重ね合わせ画像という。)の拡大倍率の指定で、重ね合わせ画像拡大倍率キー141dが押下された後、テンキー141f等により倍率が入力されることにより指定される。操作部14は、モード選択が指示された場合には、指示されたモード(通常モード/拡大画像重ね合わせモード/等倍画像重ね合わせモード)をモード切替部155に送信する。
制御部15は、画像形成装置1全体を制御するもので、CPU(中央処理装置)及びRAM(ランダムアクセスメモリ)等から構成される。余白領域検出部151は、記録紙に画像(主画像)を(複写倍率が指定されている場合にはその倍率で)印刷した後の記録紙の余白領域を求めるものである。図3(a)に記録紙2における主画像22及び余白領域23を示す。余白領域検出部151は、複写倍率を記憶、保持する。余白領域検出部151は、複写倍率の初期値として等倍を保持する。余白領域検出部151は、操作部14から複写倍率を受信した場合には、保持している複写倍率を受信した複写倍率で置き換える。余白領域検出部151は、モード切替部155から余白領域検出指示を受信した場合に、画像データ記憶部12に格納されている画像を、余白領域検出部151で記憶している複写倍率で拡大又は縮小(複写倍率が等倍の場合には拡大/縮小せず)した場合の画像サイズ(以下、主画像サイズという。)を求める。余白領域検出部151は、記録紙の(マージン領域24(ライン21を除いた)左上から主画像サイズ分の領域22を除いた領域のうちの最大の長方形領域23を求め、これを余白領域23とする。
モード切替部155は、操作部14から拡大画像重ね合わせモード、等倍画像重ね合わせモード、又は通常モードの指定を受け付けたことを受信した場合には、受信したモード(拡大画像重ね合わせモード/等倍画像重ね合わせモード/通常モード)であることを記憶、保持する。モード切替部155は、操作部14から複写開始指示を受信した場合に、保持しているモードが拡大画像重ねモードであるならば余白領域検出部151及び拡大倍率決定部152にそれぞれ余白領域検出指示及び拡大倍率決定指示を送信する。モード切替部155は、操作部14から複写開始指示を受信した場合に、保持しているモードが等倍画像重ねモードであるならば余白領域検出部151及び等倍複製画像生成部156にそれぞれ余白領域検出指示及びと等倍複製画像形成指示を送信する。また、モード切替部155は、操作部14から複写開始指示を受信した場合に、画像合成部154に通常モード、拡大画像重ねモード又は等倍画像重ねモードのいずれかであるかのモード情報を送信する。
拡大倍率決定部152は、モード切替部155から拡大倍率決定指示を受信した場合に、余白領域に形成する重ね合わせ画像の倍率を決定するものである。拡大倍率決定部152は、操作部14から重ね合わせ画像の拡大倍率を受信した場合には、その拡大倍率で重ね合わせ画像を形成した場合に、重ね合わせ画像全体が余白領域内に収まるか否かを確認し、収まる場合には受信した拡大倍率を重ね合わせ画像の拡大倍率として決定する。受信した拡大倍率で重ね合わせ画像を形成した場合に重ね合わせ画像が余白領域内に収まりきれない場合、及び、操作部14から重ね合わせ画像の拡大倍率を受信していない場合には、拡大倍率決定部152は、重ね合わせ画像が余白領域内に収まる最大拡大倍率を求め、その最大拡大倍率を重ね合わせ画像の拡大倍率として決定する。最大拡大倍率を求めるには、例えば、重ね合わせ画像の縦辺の長さ及び横辺の長さをそれぞれ余白領域の縦辺の長さ及び横辺の長さと比較し、重ね合わせ画像の縦辺又は横辺の一方が余白領域の対応する辺と一致し、他辺が余白領域の対応する辺を越えない場合の倍率を求める。
拡大画像生成部153は、画像データ記憶部12に記憶されている画像を重ね合わせ画像の拡大倍率で拡大し、この拡大画像24(図3(b)参照)を画像合成部154に送信する。等倍複製画像生成部156は、画像データ記憶部12に記憶されている画像を、等倍で余白領域全体に(余白領域をはみださないように)敷き詰めた画像25(図3(c)参照)を作成し、これを画像合成部154に送信する。
画像合成部154は、モード切替部155から通常モード、拡大画像重ねモード又は等倍画像重ねモードのいずれであるかのモード情報を受信し、通常モードの場合には、画像データ記憶部12に記憶されている画像を記録紙イメージの(マージン領域を除いた)左上に位置させた画像(図3(a))を作成する。また、拡大画像重ねモードの場合には、画像データ記憶部12に記憶されている画像を記録紙イメージの(マージン領域を除いた)左上に位置させて、拡大画像生成部153により作成された重ね合わせ画像を余白領域に位置させた合成画像(図3(b))を作成する。また、等倍画像重ねモードの場合には、画像データ記憶部12に記憶されている画像を記録紙イメージの(マージン領域を除いた)左上に位置させて、等倍複製画像生成部156により作成された重ね合わせ画像を余白領域に位置させた合成画像(図3(c))を作成する。画像合成部154は、作成した合成画像を画像データ記憶部12に書き込む。
図4及び図5は、画像形成装置1における制御の流れを示すフローチャートである。図4及び図5に従い画像形成装置1における制御の流れを説明する。ステップS1では、余白領域検出部151及び画像合成部154は、画像形成装置1の立ち上げ時の初期値として、複写倍率に等倍を設定し保持する。ステップS3では、操作部14は、拡大画像重ね合わせモードの選択(拡大画像重ね合わせモードキー141aの押下)を受け付けた場合には(ステップS3でYES)、ステップS5へ進む。ステップS5では、操作部14は、モード切替部155に拡大画像重ね合わせモード指示を送信し、モード切替部155は、これを受けて拡大画像重ね合わせモードであることを記憶する。ステップS3の分岐において、拡大画像重ね合わせモードの選択を受け付けていない場合(ステップS3でNO)及びステップS5の処理が終了した場合には、ステップS7へ進む。
ステップS7では、操作部14は、等倍画像重ね合わせモードの選択(等倍画像重ね合わせモードキー141bの押下)を受け付けた場合には(ステップS7でYES)、ステップS9へ進む。ステップS9では、操作部14は、モード切替部155に等倍画像重ね合わせモード指示を送信し、モード切替部155は、これを受けて等倍画像重ね合わせモードであることを記憶する。ステップS7の分岐において、等倍画像重ね合わせモードの選択を受け付けていない場合(ステップS7でNO)及びステップS9の処理が終了した場合には、ステップS11へ進む。
ステップS11では、操作部14においてスタートキー141cの押下を受け付けた場合に、操作部14は、画像読取部11に複写開始の指示を送信し、画像読取部11は、原稿から画像を読み取り画像データとして画像データ記憶部12に書き込む。ステップS13では、操作部14は、複写倍率の設定の入力(複写倍率キー141eの押下による)を受け付けたか否かをチェックし、受け付けた場合には(ステップS13でYES)、ステップS15へ進む。ステップS15では、受け付けた複写倍率を余白領域検出部151及び画像合成部154に送信し、余白領域検出部151及び画像合成部154は受信した複写倍率を各々記憶する。ステップS13の分岐において、複写倍率の入力を受け付けなかった場合(ステップS13でNO)及びステップS15の処理が終了した場合には、ステップS17へ進む。
ステップS17では、モード切替部155は、拡大画像重ね合わせモード又は等倍画像重ね合わせモードであることを保持している場合には(ステップS17でYES)、ステップS19へ進む。ステップS19では、モード切替部155は、余白領域検出部151に余白領域を検出するよう指示する。余白領域検出部151は、画像データ記憶部12から画像データを読み出し、余白領域検出部151の保持する複写倍率で、読み出した画像を倍率変更した(複写倍率が等倍の場合は変更しない)場合の画像のサイズ(主画像サイズ)を求める。余白領域検出部151は、マージン領域を除いた記録紙の左上に主画像サイズを位置させ、その主画像サイズを除いた領域に取ることのできる最大の長方形領域を求め、それを余白領域とする。
ステップS21では、モード切替部155は、拡大画像重ね合わせモードであることを保持している場合には(ステップS21でYES)、ステップS23へ進む。ステップS23では、余白領域検出部151は、求めた余白領域が主画像サイズより大きいか否かをチェックし、余白領域が主画像サイズより大きい場合には(ステップS23でYES)、ステップS25へ進む。ステップS25では、操作部14は、余白領域に印刷する重ね合わせ画像(拡大画像)の拡大倍率設定の入力を受け付けたか否かをチェックし、受け付けた場合には(ステップS25でYES)、操作部14は受け付けた拡大倍率を拡大倍率決定部152に送信しステップS27へ進む。ステップS27では、拡大倍率決定部152は、画像データ記憶部12に記憶されている画像を操作部15から受信した拡大倍率で拡大した場合に、拡大した画像が余白領域に収まるか否かをチェックし、収まる場合には(ステップS27でYES)、ステップS29へ進む。ステップS29では、拡大倍率決定部152は、操作部14から受信した拡大倍率を重ね合わせ画像の拡大倍率とし、この拡大倍率を拡大画像生成部153に送信する。
ステップS25の分岐において、拡大倍率の入力を受け付けなかった場合(ステップS25でNO)、及びステップS27の分岐において、拡大した画像が余白領域に収まらない場合(ステップS27でNO)には、ステップS31へ進む。ステップS31では、拡大倍率決定部152は、余白領域に画像が収まる最大の拡大倍率を重ね合わせ画像の拡大倍率とし、この拡大倍率を拡大画像生成部153に送信する。ステップS33では、拡大画像生成部153は、受信した拡大倍率で、画像データ記憶部12に記憶されている画像を拡大し、拡大画像を作成し、画像合成部154に送信する。ステップS35では、画像合成部154は、画像データ記憶部12に記憶されている画像を記録紙イメージの左上に位置するように配置し、拡大画像生成部153から受信した重ね合わせ画像を余白領域に配置するように両画像を合成し、合成画像を画像データ記憶部12に書き込む。
ステップS21の分岐において、等倍画像重ね合わせモードであることを保持している場合には(ステップS21でNO)、ステップS37へ進む。ステップS37では、等倍複製画像生成部156は、画像データ記憶部12に記憶されている画像を余白領域に等倍で敷き詰めた画像を作成し、画像合成部154に送信する。ステップS39では、画像合成部154は、画像データ記憶部12に記憶されている画像を記録紙イメージの左上に位置するように配置し、等倍複製画像生成部156から受信した重ね合わせ画像を余白領域に配置するように両画像を合成し、合成画像を画像データ記憶部12に書き込む。
ステップS17の分岐において通常モードである場合(ステップS17でNO)、ステップS23の分岐において余白領域が主画像サイズ以下である場合(ステップS23でNO)、及びステップS39の処理が終了した場合には、ステップS41へ進む。ステップS41では、画像印刷部13は、画像データ記憶部12に記憶されている画像を記録紙に印刷する。
このように本実施形態によれば、原稿の画像を複写する記録紙の余白領域が画像領域より大きい場合には、複写する画像を拡大してこの余白領域に形成することができる。このとき、拡大する画像の拡大倍率を操作者が指定し、その指定倍率を使用した場合に、その画像が余白領域に収まりきる場合には、指定された拡大倍率で拡大された画像を余白領域に形成する。拡大倍率が指定されなかった場合及び指定された拡大倍率を使用すると画像が余白領域に収まりきらない場合には、重ね合わせ画像に収まる最大の拡大倍率で拡大された画像を余白領域に形成する。また、余白領域に複写画像を余白領域全面に敷き詰めるように形成することもできる。
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べる態様を採用することができる。本実施形態においては、余白領域が主画像の画像領域より大きい場合にのみ重ね合わせ画像(拡大画像)を余白領域に形成するようにしたが、余白領域が小さい場合でも、(例えば操作者が指定した)画像の一部のみを拡大して余白領域に形成するようにしてもよい。また、余白領域に形成する拡大画像に色を付けたり、色を反転させたり、枠を付けたりしてもよい。また、余白領域の画像を複写画像と鏡像になるように形成したり、拡大されたものであることを示すための「拡大」等の表示や矢印を余白領域に形成してもよい。
本実施形態においては、主画像を記録紙の左上に形成することにより余白領域をより大きくするようにしたが、主画像は必ずしも記録紙の左上に形成する必要はなく、例えば左下等でもよいし、主画像の位置(及び重ね合わせ画像の位置)を操作者が指定するようにしてもよい。
本実施形態においては、重ね合わせ画像が等倍の画像である場合には、可能な最大数の等倍画像を余白領域に敷き詰めるようにしたが、これは必ずしも最大数の画像を複製形成する必要はなく、例えば、操作者が指定した個数の等倍画像を形成するようにしてもよい。
1 画像形成装置
13 画像印刷部(形成手段)
14 操作部(倍率決定手段、入力手段)
151 余白領域検出部(検出手段、位置決定手段)
153 拡大画像生成部(余白領域画像形成手段)
152 拡大倍率決定部(自動倍率決定手段、倍率修正手段)
156 等倍複製画像生成部(余白領域画像形成手段)
13 画像印刷部(形成手段)
14 操作部(倍率決定手段、入力手段)
151 余白領域検出部(検出手段、位置決定手段)
153 拡大画像生成部(余白領域画像形成手段)
152 拡大倍率決定部(自動倍率決定手段、倍率修正手段)
156 等倍複製画像生成部(余白領域画像形成手段)
Claims (6)
- 画像を記録紙に形成する場合の原画像に対する倍率を決定する倍率決定手段と、
前記倍率決定手段により決定された倍率で画像を記録紙に形成する形成手段と、
前記画像を前記倍率で記録紙に形成した場合の記録紙の余白領域を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された余白領域に前記画像を形成する余白領域画像形成手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記余白領域画像形成手段は、前記検出手段により検出された余白領域に前記画像の拡大画像を形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記所定の倍率で形成する画像の形成位置を、前記余白領域がより大きくなるように決定する位置決定手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記拡大画像の全体が前記余白領域に収まるように前記拡大画像の拡大倍率を自動的に決定する自動倍率決定手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記拡大画像の拡大倍率を操作者が入力するための入力手段を更に備え、
前記余白領域画像形成手段は、前記検出手段により検出された余白領域に、前記入力手段により入力された拡大倍率を用いて前記画像の拡大画像を形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記入力手段により入力された拡大倍率を用いると前記拡大画像の全体が前記余白領域に収まらない場合に、前記拡大画像の全体が前記余白領域に収まるように前記拡大倍率を自動的に修正する倍率修正手段を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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