JP2005336747A - 樋用ゴミ除けカバーとその取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】雨水の排水量を十分に確保しながらも竪樋内へのゴミの流入を阻止し、脱着性を高めて施工やゴミ掃除等の労力を軽減し、確実に取付けることのできる汎用性の高い樋用ゴミ除けカバーとその取付構造を提供する。
【解決手段】樋用ゴミ除けカバー1は、四周面と上面がゴミの通過を阻止し得る格子状に形成されており、その下面は開口されて樋の落し口9aよりも大きい開口面積とする。このゴミ除けカバー1を樋の落し口9aをすっぽりと覆うように取付けると、格子状の四周面と上面によってゴミが落し口9aから堅樋12へ流入するのを阻止することができる。このような下端開口の大きいゴミ除けカバー1は、従来のゴミ除け部材より大型であるため、一部の格子目4,7がゴミで閉塞されたとしても、十分な排水量を確保することができる。また、大型で排水量が多いので、格子目4,7を小さくして竪樋12へのゴミの流入をより確実に阻止でき、特にサイホン式の雨水排水装置のゴミ除けカバーとして最適である。
【選択図】図1

Description

本発明は、雨水の排水量を十分に確保しつつ、竪樋内へのゴミの流入を阻止することのできる樋用ゴミ除けカバーと、その取付構造に関するものである。
従来、家屋の軒樋に落ち葉などのゴミが飛来し、雨水によって落し口付近や竪樋内に運ばれて、腐葉土化等をして堆積し、これらがゴミ詰まりの原因となって雨水の排水を阻害するという問題があった。
これらの問題を解決するために、図11に示すようなゴミ詰まりを防止するゴミ除け部材100が軒樋の落し口に取付けられている。このゴミ除け部材100は、雄型筒体部101の外周にフランジ部102を設けて、そのフランジ部から4本のフレーム103をドーム形に立設し、上端に円形の開口部104を設けたものである。このゴミ除け部材100は、その雄型筒体部101を落し口の下側の雌型筒体部(不図示)に螺合することによって落し口に取付けられるようになっている。(特許文献1)
上記ゴミ除け部材100は、落し口の下側の雌型筒体部に螺合することで強固に取付けられるため台風などで飛ばされる心配がない反面、次のような問題があった。
即ち、このゴミ除け部材100は、落し口の下側の雌型筒体部に螺合する際に軒樋の内部で回転させることができなければならないため、構造上小型のものに限られており、具体的には、直径が60mm程度、高さが35mm程度、フレーム103、103の間隔が30mm程度の小さいゴミ除け部材が多く使用されていた。このため、ゴミ除け部材全体が落ち葉などのゴミで覆われると、流路がふさがれて排水し難くなり、大雨の際など、軒樋から雨水が溢れ出てしまうという問題があった。
また、竪樋内へのゴミの流入を阻止しようとしてフレーム103の相互間隔を狭めると、ゴミ除け部材100の開口面積が更に小さくなって十分な排水量を確保できないため、フレーム103の相互間隔をこれ以上狭めることはできず、それ故、相当量のゴミが該ゴミ除け部材100を通過して竪樋内へ流入し、ゴミ詰まりの原因になるという問題もあった。このようなゴミの通過し易いゴミ除け部材100は、本出願人が既に提案したサイホン式の雨水排水装置、即ち、竪樋の落し口に直径の小さなサイホン管(竪樋)を接続して竪樋のサイホン作用により大量の雨水を排水する装置には不向きであり、あえてこの装置の落し口に上記のゴミ除け部材100を取り付けると、細い竪樋がすぐにゴミ詰まりを起こし、雨水が軒樋から溢れ出すという問題があった。
更に、ゴミが詰まって掃除をする必要が生じたとき、上記のゴミ除け部材100は取り外し作業や落し口に水密的に取付ける作業が煩雑になるという問題もあった。
一方、図12に示すような落ち葉防止軒樋用補助材200も使用されている。この落ち葉防止軒樋用補助材200は、断面が略コの字状に形成され、コの字状の開口部を下側にして軒樋内部に装着されるものであって、上面には通水口201をもち、長手方向の端部には軒樋底部に向って伸びる櫛状のストッパー202を形成したものである(特許文献2参照)。この落ち葉防止軒樋用補助材200は、軽量で取り外しが容易であるという長所を有する反面、次のような問題があった。
即ち、この落ち葉防止軒樋用補助材200は軒樋を覆うようにして装着されるため、通水口201にゴミが詰まると、軒樋内に雨水が流入し難くなり、軒樋としての役目を果たさなくなるという問題があった。また、この補助材200は軒樋への取付けが不安定であり、軒樋にピッタリと寸法が合わないと、強風によって補助材200が吹き飛ばされる心配もあった。
特開2001−152627号公報 登録実用新案第3013058号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、雨水の排水量を十分に確保しながらも竪樋内へのゴミの流入を阻止し、脱着性を高めて施工やゴミ掃除等の労力を軽減し、しかも、確実に取付けることのできる汎用性の高い樋用ゴミ除けカバーとその取付構造を提供することを解決課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明の樋用ゴミ除けカバーは、樋の落し口を覆うゴミ除けカバーであって、その四周面と上面がゴミの通過を阻止し得る格子状に形成されており、その下面は開口されて上記落し口よりも大きい開口面積を有していることを特徴とするものである。
本発明の樋用ゴミ除けカバーにおいては、格子状の四周面の下部の格子目が補助桟によって分割されたものが好ましく、格子状の四周面の縦桟が中間の横桟より外側に突き出していればより好ましい。また、格子状の四周面の補助桟が中間の横桟より外側に突き出したものも好ましい。特に格子状の四周面の全開口面積が60〜300cm、格子状の上面の全開口面積が20〜60cm、格子状の四周面の縦桟の間隔が5〜15mmであるゴミ除けカバーは極めて好ましい。
また、本発明の樋用ゴミ除けカバーの取付構造は、上記の樋用ゴミ除けカバーを樋の落し口に被せて落し口を覆い、両端に係止部を有するカバー押さえ具を樋用ゴミ除けカバーに載置して、両端の係止部を樋の耳部に係止させ、樋用ゴミ除けカバーをカバー押さえ具で樋の底面に押圧固定したことを特徴とするものである。
本発明の取付構造においては、カバー押さえ具に、樋用ゴミ除けカバーの格子状の上面の格子目に対応する通水口を形成し、この通水口が上面の格子目に重なるようにカバー押さえ具を樋用ゴミ除けカバーに載置することが好ましく、カバー押さえ具の通水口の口縁から係合片を下向きに突設し、樋用ゴミ除けカバーの格子状の上面の隣り合う二本の桟に上記の係合片を係合させた取付構造とするとより好ましい。
また、本発明のもう一つの取付構造は、上記の樋用ゴミ除けカバーを樋の落し口に被せて落し口を覆い、その落し口の周囲に設けられた係合爪に該ゴミ除けカバーの下端の横桟を下方から係合させ、四周面の縦桟の相互間に係合爪を位置させて樋用ゴミ除けカバーを樋に固定したことを特徴とするものである。
本発明の樋用ゴミ除けカバーは、その四周面と上面がゴミの通過を阻止し得る格子状に形成され、その下面が開口されて樋の落し口より大きい開口面積を有するため、このゴミ除けカバーを樋(軒樋)の落し口をすっぽりと覆うように被せて取付けると、格子状の四周面と上面によって落ち葉などのゴミが落し口から堅樋へ流入するのを阻止することができる。このように落し口を覆うように被せて取付ける下端開口の大きいゴミ除けカバーは、螺合させて取付ける従来のゴミ除け部材に比べると遥かに大型であるため、格子状の四周面や上面の格子目が全てゴミで閉塞されることがなく、一部の格子目がゴミで閉塞されたとしても、他の格子目を通じて十分な排水量を確保することができる。また、本発明のゴミ除けカバーのように大型で排水量の多いものは、格子目を小さくして竪樋へのゴミの流入をより確実に阻止できるので、特に、排水量が多く竪樋へのゴミの流入が致命的な問題となるサイホン式の雨水排水装置のゴミ除けカバーとして最適である。
また、上記の樋用ゴミ除けカバーにおいて、格子状の四周面の下部の格子目を補助桟によって分割したものは、大雨のときの雨水の排水量を十分に確保しつつ、ゴミの流入をより確実に阻止することができる。
更に、格子状の四周面の縦桟を中間の横桟より外側に突出させたものは、四周面がゴミで覆われた場合でも、突き出した縦桟と横桟とゴミとの間に隙間が生じ、この隙間から雨水が流入するので、排水を確保することができる。同様に、格子状の四周面の補助桟を中間の横桟より外側に突出させたものも、雨水の排水を確保することができる。
また、格子状の四周面の全開口面積を60〜300cm、上面の全開口面積を20〜60cm、縦桟の間隔を5〜15mm程度にしたゴミ除けカバーは、全開口面積が従来のゴミ除け部材に比べて遥かに大きいので、大雨が降っても雨水を大量に排水することができ、且つ、竪樋内へのゴミの流入をより確実に阻止することができる。また、上記サイズのゴミ除けカバーは、現在使用されている種々の軒樋に取付けることができるので汎用性が高く、コストを低く抑えることもできる。
一方、本発明の樋用ゴミ除けカバーの取付構造は、従来のゴミ除け部材のように螺合して取付ける必要がなく、両端の係止部を樋(軒樋)の耳部に係止させたカバー押さえ具によってゴミ除けカバーを樋底面に押圧固定するだけで簡単にゴミ除けカバーを取付けることができ、両端の係止部の係止を解除してカバー押さえ具を外せば、簡単にゴミ除けカバーを取り除いて落し口から竪樋の掃除等を行うことができる。従って、ゴミ除けカバーの脱着作業や竪樋の掃除等に要する時間が短縮されると共に労力も軽減される。樋の耳部を被係止部とし、この耳部にカバー押さえ具の両端の係止部を係止させるので、樋内に被係止部を新たに設ける必要がなく、既存の耳部を利用してカバー押さえ具の両端の係止部を簡単且つ確実に係止させることができ、係止部が耳部から自然に外れる心配もない。
また、上記の取付構造において、カバー押さえ具に、樋用ゴミ除けカバーの格子状の上面の格子目に対応する通水口を形成し、この通水口が上面の格子目に重なるようにカバー押さえ具を樋用ゴミ除けカバーに載置したものは、雨水がカバー押さえ具の通水口からゴミ除けカバーの上面の格子目を通って流入できるので、ゴミ除けカバーの上面にカバー押さえ具を重ねていても、排水量が減少することはない。
更に、カバー押さえ具の通水口の口縁から係合片を下向きに突設し、樋用ゴミ除けカバーの格子状の上面の隣り合う二本の桟に上記の係合片を係合させた取付構造は、係合片と二本の桟との係合によって、ゴミ除けカバーとカバー押さえ具との相対的な位置ズレが防止されるため、カバー押さえ具によるゴミ除けカバーの押圧固定性を一層向上させることができる。
また、本発明のもう一つの取付構造は、ゴミ除けカバーを樋の落し口に被せて押さえるだけで極く簡単にワンタッチで取付けることができ、ゴミ除けカバーの下端の横桟がその落し口の周囲に設けられた係合爪に下方から係合しているので、ゴミ除けカバーが上方に外れることがなく、しかも、ゴミ除けカバーの縦桟の相互間に係合爪が位置しているため、ゴミ除けカバーが移動しようとしても係合爪が縦桟に係合して移動が阻止される。従って、大量の雨水が樋内を流れても、ゴミ除けカバーが流される心配はない。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
図1は本発明の一実施形態に係る樋用ゴミ除けカバーの斜視図、図2は本発明の樋用ゴミ除けカバーの取付構造を示す概略正面図、図3は同取付構造の斜視図、図4は同取付構造の断面図、図5は同取付構造に用いるカバー押さえ具の斜視図、図6は同取付構造のゴミ除けカバーにカバー押さえ具を載置したところを示す斜視図である。
図1に示す樋用ゴミ除けカバー1(以下、単にカバー1と記す)は、熱可塑性合成樹脂で台形状に一体成形されたものであって、その平面形状が長円形とされている。そして、このカバー1の四周面は、多数の縦桟2と3本の長円形環状の横桟3とで格子状に形成され、落ち葉などのゴミの通過を阻止し得る大きさの格子目4が上下二列に並んでいる。また、このカバー1の長円形の上面も、長手方向の桟5と多数の幅方向の桟6とで格子状に形成され、落ち葉などのゴミの通過を阻止し得る大きさの格子目7が幅方向に二列に並んでいる。尚、四周面の横桟3は4本以上形成してもよく、また、上面の長手方向の桟5を2本以上形成してもよい。
図1、図4に示すように、このカバー1の長円形の下面は全体に開口し、この下面開口部8は樋9(軒樋)の落し口9aよりも遥かに大きい開口面積を有している。そのため、このカバー1を樋9の落し口9aに被せると、落し口9aがカバー1で取り囲まれてすっぽりと覆われるようになっている。
格子状の四周面の縦桟2と縦桟2の間隔は、5〜15mm程度に設定することが好ましい。間隔が15mmより広くなると、落ち葉などのゴミが雨水と共にカバー1内部へ流入しやすくなり、逆に、5mmより狭くなると、四周面の格子目4が小さくなって四周面の全開口面積が減少するため、カバー1内部への雨水の流入量が減少して排水性が低下するといった不都合を生じる。更に好ましい縦桟2の相互間隔は10〜13mmであり、この実施形態では最も好ましい12mmの間隔に設定されている。
カバー1の大きさ(長さ、幅、高さ)は、汎用タイプの樋(軒樋)9の内部に納まる大きさであれば特に限定されないが、四周面の全開口面積については60〜300cm程度に設定することが好ましく、また、上面の全開口面積については20〜60cm程度に設定することが好ましい。四周面と上面の全開口面積が上記の範囲を下回ると、カバー1内部への雨水の流入量(換言すれば落し口9aからの排水量)が大幅に減少して大雨のときに排水が不十分になるといった不都合を生じ、逆に、四周面と上面の全開口面積が上記の範囲を上回っても、それに見合った排水性の更なる向上を期待できず、カバー1が徒に大型化するだけである。従って、四周面と上面の全開口面積が上記の範囲となるように、カバー1の高さと長さと幅、縦桟2の本数と太さと間隔、横桟3の本数と太さと間隔、上面の長手方向の桟5の本数と太さと間隔、幅方向の桟6の本数と太さと間隔を適宜決定することが好ましい。
上記のカバー1を図4に示すように樋9の落し口9aに被せて取付けると、樋9を流れる雨水と微小なゴミのみがカバー1内に流入して落し口9aから竪樋12を通って排水され、落ち葉などの大きいゴミはカバー1の格子状の四周面と上面によって通過が阻止されるので、竪樋12のゴミ詰まりを防止することができる。しかも、このカバー1は、螺合させて取付ける従来のゴミ除け部材に比べると遥かに大型であって、格子状の四周面や上面の全開口面積が前述したように大きく、格子目が全てゴミで閉塞される心配が皆無に等しいものであるため、一部の格子目がゴミで閉塞されたとしても、他の格子目を通じて多量の雨水がカバー1内へ流入し、十分な排水量を確保することができる。
本発明の樋用ゴミ除けカバーの取付構造は、図2、図3,図4に示すように、上記のカバー1を樋(軒樋)9の落し口9aに被せて落し口9aを取り囲むようにすっぽりと覆い、合成樹脂製のカバー押さえ具10でカバー1を樋9の底面9bに押圧固定したものである。
このカバー押さえ具10は、図5に示すように、中央の水平な押さえ板10aと、その両側から斜め上方へ突き出す左右の傾斜板10b,10cと、これらの傾斜板の先端からそれぞれ上方へ立ち上がる端板10d,10eとを備えたものであって、このカバー押さえ具10の両端、つまり端板10d,10eの上端部には、凹形の係止部10fとL形の係止部10gが形成されている。そして、中央の押さえ板10aには、カバー1上面の格子目7に対応する三つの通水口10h(左右に並んだ二つの格子目7,7に対応する大きさの通水口)が形成されており、それぞれの通水口10hの口縁の両端から係合片10i,10iが下向きに突設されている。通水口10hの数は二つ以下でも四つ以上でもよく、また、通水口10hの大きさはカバー1上面の個々の格子目7に対応する大きさとしてもよい。
このようなカバー押さえ具10をカバー1の上面に載置すると、図6に示すように、カバー押さえ具10の通水口10hがカバー1上面の格子目7,7に重なり、カバー押さえ具10の係合片10i,10iが格子目7,7に嵌まり込んでカバー1上面の隣り合う二本の桟6,6と係合するため、カバー1とカバー押さえ具10との相対的な位置ズレを防止することが可能となる。
図2〜図4に示す取付構造では、樋9の落し口9aに被せたカバー1の上にカバー押さえ具10を載置して、上記のようにカバー1とカバー押さえ具10との相対的な位置ズレを防止すると共に、樋9の両側壁上端から内側に突出する耳部9c,9dを被係止部として、カバー押さえ具10の両端の係止部10f,10gを耳部9c,9dに下方から係止させ、カバー押さえ具10の中央の押さえ板10aでカバー1を樋9の底面9bに押圧固定して取付けている。このようにカバー押さえ具10でカバー1を取付けると、カバー押さえ具10の傾斜板10b,10cがバネ板の役目をし、押さえ板10aによってカバー1を強く押圧するため、カバー1とカバー押さえ具10との相対的な位置ズレが係合片10iによって防止されていることと相俟って、カバー1を確実に固定することができる。
カバー1両端の係止部10f,10gを係止させるための被係止部は、樋9の両側壁内面に新たに形成してもよいが、この実施形態のように耳部9c,9dを被係止部として利用すれば、樋9の両側壁内面に新たな被係止部を形成する必要がなくなり、しかも、カバー押さえ具の両端の係止部10f,10gを簡単且つ確実に係止させることができるので好ましい。
上記のような固定構造であると、従来のようにゴミ除け部材を螺合して取付ける必要がなくなり、カバー1を樋9の落し口9aに被せてその上に載置したカバー押さえ具10両端の係止部10f,10gを樋9の耳部9c,9dに係止させるだけで、簡単且つ確実にカバー1を樋9の底面9bに押圧固定して位置ズレなく取付けることができる。そして、耳部9c,9dに対する係止部10f,10gの係止を解除してカバー押さえ具10を外せば、簡単にカバー1を取り除いて落し口9aから竪樋12の掃除等を行うことができる。従って、カバー1の脱着作業や竪樋12の掃除等に要する時間が短縮されると共に労力も軽減されるので、メンテナンスが容易になる。また、カバー1の上面にカバー押さえ具10を重ねていても、雨水がカバー押さえ具10の通水口10hからカバー1上面の格子目7を通って流入できるので、排水量が減少することもない。
なお、場合によっては従来のゴミ除け部材を落し口9aに螺合して取付け、その上からカバー1を被せてカバー押さえ具10で押圧固定してもよく、このようにするとゴミの侵入を二重に阻止できる利点がある。
図7は本発明の他の実施形態に係る樋用ゴミ除けカバーの斜視図である。
このカバー1は、四周面の縦桟2aが中間の横桟3よりも外側に弓なりに突き出したものである。その他の構成は前述した図1のカバー1と同様であるから、図7において同一部分に同一符号を付し、説明を省略する。
このようなカバー1は、四周面が落ち葉などのゴミで覆われた場合でも、突き出した縦桟2aと横桟3とゴミとの間に隙間が生じ、この隙間から雨水が流入するので、排水を確保できる利点がある。
図8は本発明の更に他の実施形態に係る樋用ゴミ除けカバーの斜視図である。
このカバー1は、四周面の下部のそれぞれの格子目4が縦の補助桟2bによって左右に二分割され、その補助桟2bが中間の横桟3より外側に弓なりに突き出したものである。なお、補助桟2bを横向きに形成して、格子目4を上下に二分割してもよい。このカバー1の他の構成は前述した図1のカバー1と同様であるから、図8において同一部分に同一符号を付し、説明を省略する。
このようなカバー1は、大雨のときの雨水の排水量を十分に確保しつつ、補助桟2bで二分割された格子目4によってゴミの侵入をより確実に阻止することができ、しかも補助桟2bが突き出しているため、格子状の四周面の下部が落ち葉などのゴミで覆われても、突き出した補助桟2bと横桟3と縦桟2とゴミとの間に生じた隙間から雨水が流入して排水を確保できる利点がある。
図9は本発明の更に他の実施形態に係る樋用ゴミ除けカバーの取付構造を示す断面図、図10はゴミ除けカバーを外した樋の落し口部分を示す斜視図である。
この取付構造は、図9、図10に示すように、樋用ゴミ除けカバー1を樋9の落し口9aに被せて落し口9aを覆い、その落し口9aの周囲に設けられた係合爪11にゴミ除けカバー1の下端の横桟3aを下方から係合させ、ゴミ除けカバー1の縦桟2の相互間に係合爪11を位置させている。
係合爪11は、落し口9a上端の方形フランジ部9eの二辺(樋9の両側壁と平行な二辺)に2個ずつ、合計4個形成されている。この係合爪11は直角三角形の形状を有するもので、その斜面11aが外側となるように相対向して形成されている。そして、この相対向する係合爪11,11の斜面11a,11aの上端間の間隔は、ゴミ除けカバー1の下端の左右の横桟3a,3aの間隔と同じか若干狭くなっており、斜面11a,11aの下端間の間隔は、ゴミ除けカバー1の左右の横桟3a,3aの間隔よりも広くなっている。それぞれの係合爪11は方形フランジ部9eから外側へ半分ほどはみ出すように形成されており、このはみ出した係合爪11と樋9の底面9bとの間の隙間、即ち、方形フランジ部9eの厚さtに相当する隙間に、ゴミ除けカバー1の下端の横桟3aが嵌まり込むようになっている。
この取付構造は、上記のように係合爪11が形成された落し口9aの上からゴミ除けカバー1を被せて押さえることにより、ゴミ除けカバー1の下端の左右の横桟3a,3aを、相対向する係合爪11,11の斜面11a,11aに沿わせて外側へ拡開しながら下降させ、係合爪11,11を越えて樋9の底面9bに達したときに、左右の横桟3a,3aを弾性的に元の状態に復元させて係合爪11,11と樋9の底面9bとの隙間に横桟3a,3aを嵌め込み、下方から横桟3a,3aを係合爪11,11に係合させると共に、ゴミ除けカバー1の縦桟2の相互間に係合爪11,11を位置させて、ゴミ除けカバー1を取付けたものである。
このような取付構造にすると、ゴミ除けカバー1を樋9の落し口9aに被せて押さえるだけで極く簡単にワンタッチで取付けることができ、しかも、樋9の落し口9aに被せたゴミ除けカバー1の下端の左右の横桟3a,3aが相対向する係合爪11,11に下方から係合するため、ゴミ除けカバー1が上方に外れる心配がなく、且つ、ゴミ除けカバー1の縦桟2の相互間に係合爪11,11が位置するため、ゴミ除けカバー1が移動しようとしても係合爪11,11が縦桟2に係合して移動が阻止される。従って、大量の雨水が樋9内を流れても、ゴミ除けカバー1が外れて流されないように確実に取付けることができる。
以上、代表的な実施形態を挙げて本発明の樋用ゴミ除けカバーとその取付構造を説明したが、本発明はこれらの実施形態のみに限定されるものではなく、例えば上記の弓なりに突き出した縦桟2aと補助桟2bを併せ持つカバーにする等、種々の変更を許容し得るものである。
本発明の一実施形態に係る樋用ゴミ除けカバーの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る樋用ゴミ除けカバーの取付構造を示す概略正面図である。 同取付構造の斜視図である。 同取付構造の断面図である。 同取付構造に用いるカバー押さえ具の斜視図である。 同取付構造のゴミ除けカバーにカバー押さえ具を載置したところを示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る樋用ゴミ除けカバーの斜視図である。 本発明の更に他の実施形態に係る樋用ゴミ除けカバーの斜視図である。 本発明の更に他の実施形態に係る樋用ゴミ除けカバーの取付構造を示す断面図である。 ゴミ除けカバーを外した樋の落し口部分を示す斜視図である。 従来のゴミ除け部材の斜視図である。 従来の落ち葉防止軒樋用補助材の斜視図である。
符号の説明
1 樋用ゴミ除けカバー
2 四周面の縦桟
2a 補助桟
3 四周面の横桟
3a 下端の横桟
4,7 格子目
5 上面の長手方向の桟
6 上面の幅方向の桟
8 下面開口部
9 樋(軒樋)
9a 落し口
9b 樋の底面
9c,9d 耳部
9e 落し口のフランジ部
10 カバー押さえ具
10a 押さえ板
10b,10c 傾斜板
10f,10g 係止部
10h 通水口
10i 係合片
11 係合爪

Claims (9)

  1. 樋の落し口を覆うゴミ除けカバーであって、その四周面と上面はゴミの通過を阻止し得る格子状に形成されており、その下面は開口されて上記落し口よりも大きい開口面積を有していることを特徴とする樋用ゴミ除けカバー。
  2. 格子状の四周面の下部の格子目が補助桟によって分割されていることを特徴とする請求項1に記載の樋用ゴミ除けカバー。
  3. 格子状の四周面の縦桟が中間の横桟より外側に突き出していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樋用ゴミ除けカバー。
  4. 格子状の四周面の補助桟が中間の横桟より外側に突き出していることを特徴とする請求項2に記載の樋用ゴミ除けカバー。
  5. 格子状の四周面の全開口面積が60〜300cm、格子状の上面の全開口面積が20〜60cm、格子状の四周面の縦桟の間隔が5〜15mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の樋用ゴミ除けカバー。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の樋用ゴミ除けカバーを樋の落し口に被せて落し口を覆い、両端に係止部を有するカバー押さえ具を樋用ゴミ除けカバーに載置して、両端の係止部を樋の耳部に係止させ、樋用ゴミ除けカバーをカバー押さえ具で樋の底面に押圧固定したことを特徴とする樋用ゴミ除けカバーの取付構造。
  7. カバー押さえ具に、樋用ゴミ除けカバーの格子状の上面の格子目に対応する通水口を形成し、この通水口が上面の格子目に重なるようにカバー押さえ具を樋用ゴミ除けカバーに載置したことを特徴とする請求項6に記載の取付構造。
  8. カバー押さえ具の通水口の口縁から係合片を下向きに突設し、樋用ゴミ除けカバーの格子状の上面の隣り合う二本の桟に上記の係合片を係合させたことを特徴とする請求項7に記載の取付構造。
  9. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の樋用ゴミ除けカバーを樋の落し口に被せて落し口を覆い、その落し口の周囲に設けられた係合爪に該ゴミ除けカバーの下端の横桟を下方から係合させ、四周面の縦桟の相互間に係合爪を位置させて樋用ゴミ除けカバーを樋に固定したことを特徴とする樋用ゴミ除けカバーの取付構造。
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