JP2005336722A - 壁点検口装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】点検口装置を設置する壁開口に設置される開口枠が点検口蓋の閉塞状態で外観に現れず、特有の構造を有する開口枠部材を使用する必要がないから、安価な開口枠部材を使用することが可能であると共に、点検口装置の設置や点検口蓋の開閉が容易な全開式壁点検口装置を提供すること。
【解決手段】建物壁Wにおける方形開口Sの4隅に固着される支持金具1は、方形開口における対向する一方の各開口縁Lに固着される固着板部3とばね板部4とを有し、ばね板部はV字状縁8を有すると共に方形開口における対向する他方の各開口縁Bと空間を空けて配置され、点検口蓋2における点検口蓋における対向する一組の各蓋枠部材10aには、V字状溝条12が外側に形成され、方形開口に点検口蓋を嵌合する場合に、ばね圧力に抗してV字状溝条にV字状縁が係合されて点検口蓋が方形開口に支持される。
【選択図】図1
【解決手段】建物壁Wにおける方形開口Sの4隅に固着される支持金具1は、方形開口における対向する一方の各開口縁Lに固着される固着板部3とばね板部4とを有し、ばね板部はV字状縁8を有すると共に方形開口における対向する他方の各開口縁Bと空間を空けて配置され、点検口蓋2における点検口蓋における対向する一組の各蓋枠部材10aには、V字状溝条12が外側に形成され、方形開口に点検口蓋を嵌合する場合に、ばね圧力に抗してV字状溝条にV字状縁が係合されて点検口蓋が方形開口に支持される。
【選択図】図1
Description
本発明は、配管類スペースに収容される配線、配管類を壁側から点検するための全開式の壁点検口装置に関する。
従来から、建物の配管類スペースに収容される配線、配管類を点検するために壁開口に比較的大きい扉を設けた壁点検口装置は知られている。最近になって設備機器の多様化によって大規模な配管類スペース以外に小規模の配管類スペースが建物の各所に設置されることになり、小規模スペースのための壁点検口装置の必要性が増加している。小規模壁点検口装置としては衛生設備ユニットに設けられる装置が開発されている(例えば、特許文献1ないし特許文献3参照。)が、これらの装置はユニットに設けられるものであるから、点検口装置がユニットの一部分として構成されると共に、点検口装置は水回り用であるから特別な浸水防止対策を備えたものであって、独立して壁に設置する通常の壁点検口装置とはその技術が全然異なるものである。
本発明が解決しようとする課題は、点検口装置を設置する壁開口に設置される開口枠が点検口蓋の閉塞状態で外観に現れず、特有の構造を有する開口枠部材を使用する必要がないから、安価な開口枠部材を使用することが可能であると共に、点検口装置の設置や点検口蓋の開閉が容易な全開式壁点検口装置を提供することにある。
課題を解決するために本発明の壁点検口装置では、建物壁における方形開口の4隅に固着される支持金具は、該方形開口の入隅部直交面に沿う直交して接続する固着板部とばね板部とを有し、該固着板部は、該方形開口の入隅部において該方形開口における対向する一方の各開口縁に固着される板部であり、また該ばね板部は、該固着板部と部分的に接続されると共に係止用凸縁が形成された板部であり、方形をなす点検口蓋における対向する一組の各蓋枠部材には、係止用凹溝条が形成された奥部に続いて該点検口蓋の面に垂直状の中間部が連成されると共に、該中間部の手前端には該中間部と直交する外向きフランジが形成されており、4隅に該支持金具を固着した該方形開口に該点検口蓋を嵌合する場合に、該蓋枠部材の該係止用凹溝条に該支持金具の該係止用凸縁が係合されて該点検口蓋が該方形開口に支持されるものであり、したがって、点検口蓋に対して支持金具を正確に位置決めすることが可能であり、方形開口の縁を構成する開口枠部材は点検口蓋の閉塞状態で外観に現れることがなく、また特定構造の開口枠を設ける必要がないから、安価な開口枠部材を使用することが可能となる。
本発明は、次のような効果を奏する。
A.点検口蓋の開蓋は、点検口蓋における対向する一組の各蓋枠部材を各支持金具から係合を解除するように点検口蓋の引き抜きのみの簡単な操作で行われ、点検口蓋が完全に方形開口から取り外されるから最大の作業用開口を得られる。また点検口蓋の閉蓋は、点検口蓋における対向する一組の各蓋枠部材を各支持部材に係合するように点検口蓋を方形開口に向かって単に押し込む簡単な操作で行われ、各蓋枠部材の外向きフランジが各支持金具の各折曲縁に当接して閉塞状態が得られる。
B.方形開口の4隅に固着される支持金具は、方形開口の入隅部直交面に沿う直交して接続する固着板部とばね板部とを有するので、方形開口における対向する一方の各開口縁の面に沿う何れの位置においても支持金具の位置設定と固着が可能となるから、点検口蓋の対向する一組の各蓋枠部材に対する各ばね板部の係止最適位置を設定することは、各支持金具の各固着板部を方形開口における対向する一方の各開口縁に添って移動することによって容易に設定可能であり、またその設定位置で固着板部を固定することによって最適位置を確保することができる。
C.開口枠は、点検口蓋の閉塞状態で外観に現れることがなく、また特有の材料や構造を有する開口枠部材を使用する必要がないから、安価で加工も容易な材料、例えば木材等で作成することが可能である。
D.蓋枠部材における外向きフランジが支持金具の折曲縁の幅より広く形成され、その奥側に折曲縁を覆う浅溝条が形成される場合には、点検口蓋の閉塞時に、方形開口の表側縁に添設される支持金具の折曲縁を覆って、閉塞状態における点検口蓋の位置を正確に保持すると共に外観を良好にする。
A.点検口蓋の開蓋は、点検口蓋における対向する一組の各蓋枠部材を各支持金具から係合を解除するように点検口蓋の引き抜きのみの簡単な操作で行われ、点検口蓋が完全に方形開口から取り外されるから最大の作業用開口を得られる。また点検口蓋の閉蓋は、点検口蓋における対向する一組の各蓋枠部材を各支持部材に係合するように点検口蓋を方形開口に向かって単に押し込む簡単な操作で行われ、各蓋枠部材の外向きフランジが各支持金具の各折曲縁に当接して閉塞状態が得られる。
B.方形開口の4隅に固着される支持金具は、方形開口の入隅部直交面に沿う直交して接続する固着板部とばね板部とを有するので、方形開口における対向する一方の各開口縁の面に沿う何れの位置においても支持金具の位置設定と固着が可能となるから、点検口蓋の対向する一組の各蓋枠部材に対する各ばね板部の係止最適位置を設定することは、各支持金具の各固着板部を方形開口における対向する一方の各開口縁に添って移動することによって容易に設定可能であり、またその設定位置で固着板部を固定することによって最適位置を確保することができる。
C.開口枠は、点検口蓋の閉塞状態で外観に現れることがなく、また特有の材料や構造を有する開口枠部材を使用する必要がないから、安価で加工も容易な材料、例えば木材等で作成することが可能である。
D.蓋枠部材における外向きフランジが支持金具の折曲縁の幅より広く形成され、その奥側に折曲縁を覆う浅溝条が形成される場合には、点検口蓋の閉塞時に、方形開口の表側縁に添設される支持金具の折曲縁を覆って、閉塞状態における点検口蓋の位置を正確に保持すると共に外観を良好にする。
本発明にかかる壁点検口装置について、建物壁における方形開口の4隅に固着される支持金具は、該方形開口の入隅部直交面に沿う直交して接続する固着板部とばね板部とを有し、該固着板部は、該方形開口の入隅部において該方形開口における対向する一方の各開口縁に固着される板部であり、また該ばね板部は、該固着板部と部分的に接続されると共に係止用凸縁が形成された板部であり、方形をなす点検口蓋における対向する一組の各蓋枠部材には、係止用凹溝条が形成された奥部に続いて該点検口蓋の面に垂直状の中間部が連成されると共に、該中間部の手前端には該中間部と直交する外向きフランジが形成されており、4隅に該支持金具を固着した該方形開口に該点検口蓋を嵌合する場合に、該蓋枠部材の該係止用凹溝条に該支持金具の該係止用凸縁が係合されて該点検口蓋が該方形開口に支持されることを主な特徴とする。
また本発明にかかるより具体的な態様の壁点検口装置について、建物壁における方形開口の4隅に固着される支持金具は、該方形開口の入隅部直交面に沿う直交して接続する固着板部とばね板部とを有すると共に該固着板部と該ばね板部との手前端には該方形開口の表側縁に添設される折曲縁を有し、該固着板部は、該方形開口の入隅部において該方形開口における対向する一方の各開口縁に固着される板部であり、また該ばね板部は、該固着板部と手前側部分のみ接続されると共に奥端には突縁が内方を向くV字状縁が形成され且つ該方形開口の入隅部において該方形開口における対向する他方の各開口縁と空間を空けて配置される板部であり、方形をなす点検口蓋における対向する一組の各蓋枠部材には、奥端から外開き傾斜縁に続いてV字状溝条が外側に連続形成された奥部に続いて該点検口蓋の面に垂直状の中間部が連成されると共に、該中間部の手前端には該中間部と直交する外向きフランジが形成されており、4隅に該支持金具を固着した該方形開口に該点検口蓋を嵌合する場合に、該点検口蓋における対向する一組の各該蓋枠部材の該外開き傾斜縁が該支持金具の該ばね板部における該V字状縁のばね圧力に抗して侵入することにより該蓋枠部材の該V字状溝条に該V字状縁が係合されて該点検口蓋が該方形開口に支持されると共に該方形開口の表側縁が該外向きフランジにより被覆されることを特徴とする。
さらに、方形開口の規模に応じて点検口蓋における対応する部材長の各蓋枠部材を容易に得られると共に簡単に蓋枠を組み立てることができるように、前記点検口蓋における蓋枠は同一断面の4個の前記蓋枠部材で構成され、各該蓋枠部材の前記中間部には凹溝が形成され、各該蓋枠部材の端部において、隣接する各該蓋枠部材の相対する各該凹溝内にL字形接続具の両翼部が嵌合固着されて該蓋枠が構成されていることを特徴とする。
また、点検口蓋の閉塞時に、方形開口の表側縁に添設される支持金具の折曲縁を覆って閉塞状態における点検口蓋の位置を正確に保持するために、前記蓋枠部材における前記外向きフランジは、前記支持金具の前記折曲縁の幅より広く形成され、その奥側に前記折曲縁を覆う浅溝条が形成されていることを特徴とする。
さらに、点検口蓋の蓋枠内に蓋面板を設置する手段として、前記点検口蓋における前記蓋枠部材の前記外向きフランジに連続して内側に蓋面板を保持する内向きフランジが形成されていることを特徴とする。
本発明の実施例について添付図面を参照して説明する。
図1には、本発明にかかる壁点検口装置の設置状態が示されており、図2には要部の縦断面が、また図3には要部の背面が示されている。壁点検口装置が設置される壁Wには所定の大きさの方形開口Sが穿設されており、方形開口Sの縁に沿って開口枠Fが裏側から接合され、方形開口Sが壁点検口装置を支持可能なように開口枠Fによって補強されている。開口枠Fは、後述する点検口蓋2の閉塞状態で外観に現れることがなく、また特有の材料や構造を有する開口枠部材を使用する必要がないから、安価で加工も容易な材料、例えば木材等で作成することが可能である。この開口枠Fが接合された方形開口Sには対向する一方の各開口縁L、即ち図面上では左右に平行な各縦縁および対向する他方の各開口縁B、即ち図面上では上下に平行な各横縁が形成される。点検口蓋2を支持するために方形開口Sの4隅の入隅部には支持金具1,1,1,1が固着される。各支持金具1は、図4に明示されているように、直交して接続する固着板部3とばね板部4を有すると共に手前側には方形開口Sの表側縁に添設される折曲縁5を有する。固着板部3には方形開口Sの入隅部において方形開口Sにおける対向する一方の各開口縁Lに固着するために固着螺子孔6が穿孔され、またばね板部4は固着板部3と手前側部分のみ接続されると共に奥端には突縁7が内方を向く係止用凸縁であるV字状縁8が形成されている。そして各支持金具1を方形開口Sに固着する際に、ばね板部4が可動する空間を確保するために、ばね板部4と方形開口Sにおける対向する他方の開口縁Bとが空間を空けて配置されるように各支持金具1が固着される。なお点検口蓋Sの上下を開口枠Fで支持する場合には支持金具1の固着板部3は図面上で開口枠Fの各縦縁に位置し、また点検口蓋2の左右を開口枠Fで支持する場合には支持金具1の固着板部3は図面上で開口枠Fの各横縁に位置することになる。前述したように支持金具1の固着板部3が固着されるのが方形開口Sにおける対向する一方の各開口縁Lである。
図1には、本発明にかかる壁点検口装置の設置状態が示されており、図2には要部の縦断面が、また図3には要部の背面が示されている。壁点検口装置が設置される壁Wには所定の大きさの方形開口Sが穿設されており、方形開口Sの縁に沿って開口枠Fが裏側から接合され、方形開口Sが壁点検口装置を支持可能なように開口枠Fによって補強されている。開口枠Fは、後述する点検口蓋2の閉塞状態で外観に現れることがなく、また特有の材料や構造を有する開口枠部材を使用する必要がないから、安価で加工も容易な材料、例えば木材等で作成することが可能である。この開口枠Fが接合された方形開口Sには対向する一方の各開口縁L、即ち図面上では左右に平行な各縦縁および対向する他方の各開口縁B、即ち図面上では上下に平行な各横縁が形成される。点検口蓋2を支持するために方形開口Sの4隅の入隅部には支持金具1,1,1,1が固着される。各支持金具1は、図4に明示されているように、直交して接続する固着板部3とばね板部4を有すると共に手前側には方形開口Sの表側縁に添設される折曲縁5を有する。固着板部3には方形開口Sの入隅部において方形開口Sにおける対向する一方の各開口縁Lに固着するために固着螺子孔6が穿孔され、またばね板部4は固着板部3と手前側部分のみ接続されると共に奥端には突縁7が内方を向く係止用凸縁であるV字状縁8が形成されている。そして各支持金具1を方形開口Sに固着する際に、ばね板部4が可動する空間を確保するために、ばね板部4と方形開口Sにおける対向する他方の開口縁Bとが空間を空けて配置されるように各支持金具1が固着される。なお点検口蓋Sの上下を開口枠Fで支持する場合には支持金具1の固着板部3は図面上で開口枠Fの各縦縁に位置し、また点検口蓋2の左右を開口枠Fで支持する場合には支持金具1の固着板部3は図面上で開口枠Fの各横縁に位置することになる。前述したように支持金具1の固着板部3が固着されるのが方形開口Sにおける対向する一方の各開口縁Lである。
方形開口Sを閉塞する方形の点検口蓋2には、その周囲が蓋枠9によって形成され、蓋枠9は金属や硬質合成樹脂製の4個の蓋枠部材10a,10a,10b,10bを組み立てて製作される。点検口蓋2における対向する一組の各蓋枠部材10a、即ち図面上では上下の各蓋枠部材は点検口蓋2を各支持金具1に係止するために特別な断面形状が必須であるが、点検口蓋2における対向する他組の各蓋枠部材10b、即ち図面上では左右の各蓋枠部材を含めすべての各蓋枠部材は同一断面を有している。点検口蓋2を各支持金具1に係止するための対向する一組の各蓋枠部材10aの断面形状について説明すると、対向する一組の各蓋枠部材10aには、奥端から外開き傾斜縁11に続いて係止用凹溝条であるV字状溝条12が外側に連続形成された奥部13に続いて該点検口蓋2の面に垂直状の中間部14が連成されると共に、中間部14の手前端には平坦な中間部と直交する外向きフランジ15と内向きフランジ16が形成されている。そして外向きフランジ15の幅は、支持金具1の折曲縁5の幅より広く形成され、その奥側に折曲縁5を収容する浅溝条17が形成されており、点検口蓋2の閉塞時に、方形開口Sの表側縁に添設される各支持金具1の折曲縁5が形成する厚みを内包して、閉塞状態における点検口蓋2の位置を正確に保持する。また、内向きフランジ16は後述するように点検口蓋2の蓋枠9内に蓋面板18を設置する手段として使用される。さらに各蓋枠部材10a,10bの中間部14内側には凹溝19が形成され、図2および図5に明示されるように、各蓋枠部材10a,10bの端部において、隣接する各蓋枠部材10a,10bの相対する各凹溝19内にL字状接続具20の両翼部を嵌合し且つ鋲着等により固着して蓋枠9が構成される。このように、方形開口Sの規模に対応する部材長の各蓋枠部材10a,10bを容易に得ることができると共に簡単に蓋枠9を組み立てることができる。なお凹溝19は中間部14の外側に形成される場合もある。
組み立てられた蓋枠9内には、図2および図6に示されるように、各蓋枠部材10a,10bの各内向きフランジ16に当接するように化粧板材製の蓋面板18を嵌合し、蓋面板18裏面と各蓋枠部材10a,10bの中間部14内面とに押さえL字状板21の両翼を接着剤、両面接着テープ等により接着固定して点検口蓋2が完成する。方形開口Sに各支持金具1を固着する場合には、各支持金具1の各固着板部3を対向する一方の各開口縁Lに当接させる。そして組み立てられた点検口蓋2における対向する一組の各蓋枠部材10aが各支持金具1の各ばね板部4に正確に係止できるように各固定板部3を対向する一方の各開口縁Lに添って移動させ最適位置を設定する。方形開口Sにおける対向する一方の各開口縁Lの面に沿う何れの位置においても支持金具1の位置設定と固着が可能であるから、位置設定は容易に行うことができ、またその設定位置で固着板部3を固着することによって最適位置を確保することができる。点検口蓋2の閉蓋は、対向する一組の各蓋枠部材10aを各支持部材1に係合するように点検口蓋2を方形開口Sに向かって単に押し込む簡単な操作で行われ、点検口蓋2における対向する一組の各蓋枠部材10aの外開き傾斜縁11が各支持金具1のばね板部4におけるV字状縁8のばね圧力に抗して侵入することにより対向する一組の各蓋枠部材10aのV字状溝条12にV字状縁8が係止されて点検口蓋2が方形開口Sに簡単には抜け出さないように支持される。また方形開口Sの表側縁が各蓋枠部材10a,10bの外向きフランジ15により被覆されるので、方形開口Sの縁を構成する開口枠Fは点検口蓋2の閉塞状態で外側に現れることがないから外観の体裁が良い。点検口蓋2の開蓋は、点検口蓋2の引き抜きのみの簡単な操作で行われ、対向する一組の各蓋枠部材10aが各支持金具1から係止を解除されて開蓋し、点検口蓋2は完全に方形開口Sから取り外されるから最大の作業用開口を得られる。
1 支持金具
2 点検口蓋
3 固着板部
4 ばね板部
5 折曲縁
6 固着螺子孔
7 突縁
8 V字状縁(係止用凸縁)
9 蓋枠
10a 対向する一組の各蓋枠部材
10b 対向する他組の各蓋枠部材
11 外開き傾斜縁
12 V字状溝条(係止用凹溝条)
13 奥部
14 中間部
15 外向きフランジ
16 内向きフランジ
17 浅溝条
18 蓋面板
19 凹溝
20 L字状接続具
2 点検口蓋
3 固着板部
4 ばね板部
5 折曲縁
6 固着螺子孔
7 突縁
8 V字状縁(係止用凸縁)
9 蓋枠
10a 対向する一組の各蓋枠部材
10b 対向する他組の各蓋枠部材
11 外開き傾斜縁
12 V字状溝条(係止用凹溝条)
13 奥部
14 中間部
15 外向きフランジ
16 内向きフランジ
17 浅溝条
18 蓋面板
19 凹溝
20 L字状接続具
Claims (5)
- 建物壁における方形開口の4隅に固着される支持金具は、該方形開口の入隅部直交面に沿う直交して接続する固着板部とばね板部とを有し、該固着板部は、該方形開口の入隅部において該方形開口における対向する一方の各開口縁に固着される板部であり、また該ばね板部は、該固着板部と部分的に接続されると共に係止用凸縁が形成された板部であり、方形をなす点検口蓋における対向する一組の各蓋枠部材には、係止用凹溝条が形成された奥部に続いて該点検口蓋の面に垂直状の中間部が連成されると共に、該中間部の手前端には該中間部と直交する外向きフランジが形成されており、4隅に該支持金具を固着した該方形開口に該点検口蓋を嵌合する場合に、該蓋枠部材の該係止用凹溝条に該支持金具の該係止用凸縁が係合されて該点検口蓋が該方形開口に支持されることを特徴とする壁点検口装置。
- 建物壁における方形開口の4隅に固着される支持金具は、該方形開口の入隅部直交面に沿う直交して接続する固着板部とばね板部とを有すると共に該固着板部と該ばね板部との手前端には該方形開口の表側縁に添設される折曲縁を有し、該固着板部は、該方形開口の入隅部において該方形開口における対向する一方の各開口縁に固着される板部であり、また該ばね板部は、該固着板部と手前側部分のみ接続されると共に奥端には突縁が内方を向くV字状縁が形成され且つ該方形開口の入隅部において該方形開口における対向する他方の各開口縁と空間を空けて配置される板部であり、方形をなす点検口蓋における対向する一組の各蓋枠部材には、奥端から外開き傾斜縁に続いてV字状溝条が外側に連続形成された奥部に続いて該点検口蓋の面に垂直状の中間部が連成されると共に、該中間部の手前端には該中間部と直交する外向きフランジが形成されており、4隅に該支持金具を固着した該方形開口に該点検口蓋を嵌合する場合に、該点検口蓋における対向する一組の各該蓋枠部材の該外開き傾斜縁が該支持金具の該ばね板部における該V字状縁のばね圧力に抗して侵入することにより該蓋枠部材の該V字状溝条に該V字状縁が係合されて該点検口蓋が該方形開口に支持されると共に該方形開口の表側縁が該外向きフランジにより被覆されることを特徴とする壁点検口装置。
- 前記点検口蓋における蓋枠は同一断面の4個の前記蓋枠部材で構成され、各該蓋枠部材の前記中間部には凹溝が形成され、各該蓋枠部材の端部において、隣接する各該蓋枠部材の相対する各該凹溝内にL字形接続具の両翼部が嵌合固着されて該蓋枠が構成されていることを特徴とする請求項2記載の壁点検口装置。
- 前記蓋枠部材における前記外向きフランジの幅は、前記支持金具の前記折曲縁の幅より広く形成され、その奥側に前記折曲縁を覆う浅溝条が形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3記載の壁点検口装置。
- 前記点検口蓋における前記蓋枠部材の前記外向きフランジに連続して内側に蓋面板を保持する内向きフランジが形成されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項記載の壁点検口装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP (1) | JP2005336722A (ja) |
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2004
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