JP2005335942A - 給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シートの補給の際に浮揚規制部材が邪魔にならず、シートの補給が簡単にできることを課題とする。
【解決手段】 収容フレーム52に設けられた浮揚規制部材62によって、給紙トレイ44に収容された記録紙Pにエアー吹き付け装置74からエアーが吹き付けられたとき、記録紙Pの浮揚が規制される。また、浮揚規制部材62は、給紙トレイ44が収容フレーム52に装填されているときには、給紙トレイ44の上方に位置して給紙トレイ44に収容された記録紙Pの浮揚を規制しているが、給紙トレイ44を収容フレーム52から引出したとき給紙トレイ44と一緒に引き出されない。これにより、収容フレーム52から給紙トレイ44を引き出して記録紙Pを補充する際に、浮揚規制部材62が邪魔にならない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に用いられる給紙装置に関する。
プリンタや複写機等の画像形成装置において、塗工紙などが用いられることがある。塗工紙の表面は平滑性が高いため、塗工紙同士の密着力が高くなる。このため、普通紙などに比べて、分離が難しく、重送や紙詰まりが発生しやすい。
この問題に対し、シートの側方からエアーを吹き込んでシートとシートの間にエアーを通過させることで、上位のシートを浮き上がらせて1枚ずつ分離させ、最上位の1枚を他のシートから分離させて搬送する方法が提案されている。このとき、最上位のシートはエアーが吹き込まれることによって浮き上がりが大きくなってしまい、この浮き上がりを規制する部材が必要となってくる。
そこで、図8に示すように、積載されたシートSの上にシート押さえ部材102を配置して、シートSの浮揚が大きくなり過ぎることを防ぐ給紙装置100が開示されている(特許文献1参照)。
しかし、特許文献1の給紙装置100では、シート押さえ部材102は、シートSが収容されている給紙トレイ104に取り付けられており、給紙トレイ104にシートSを補給する際に給紙トレイ104を引き出すと、シート押さえ部材102も給紙トレイ104と一緒に引き出される。このため、シート押さえ部材102を給紙トレイ104のシートSを収納する領域から退避させないと、給紙トレイ104にシートSを補給できない。
特開4−23747号公報
本発明は上記事実を考慮し、シートの補給の際に浮揚規制部材が邪魔にならず、シートの補給が簡単にできることを課題とする。
請求項1に記載の発明は、シートを収容するシート収容部と、前記シート収容部が引き出し可能に装填される収容フレームと、前記シート収容部に収容されたシートを送り出すシート供給部材と、前記シート収容部に収容されたシートにエアーを吹き付けるエアー吹き付け装置と、を備えた給紙装置において、前記シート収容部が前記収容フレームに装填されているとき、前記シートの浮揚を規制する浮揚規制部材が、前記収容フレームに設けられたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、収容フレームに設けられた浮揚規制部材によって、シート収容部に収容されたシートにエアー吹き付け装置からエアーが吹き付けられたとき、シートの浮揚が規制される。
また、浮揚規制部材は、シート収容部が収容フレームに装填されているときには、シート収容部の上方に位置してシート収容部に収容されたシートの浮揚を規制しているが、シート収容部を収容フレームから引出したときシート収容部と一緒に引き出されない。これにより、収容フレームからシート収容部を引き出してシートを補充する際に、浮揚規制部材が邪魔にならない。
請求項2に記載の発明は、前記シート収容部が前記収容フレーム内に多段に装填され、前記シート収容部の底部に、下方のシート収容部に収容されたシートの浮揚を規制する浮揚規制部が設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、シート収容部が収容フレーム内に多段に装填されているとき、上のシート収容部の底部に設けられた浮揚規制部によって、シート収容部に収容されたシートの浮揚が規制される。そして、例えば、収容フレームから下方のシート収容部を引き出したとき、シートの浮揚を規制している浮揚規制部は上方のシート収容部にとどまっているので、シート収容部と一緒に収容フレームから引き出されない。このため、下方のシート収容部にシートを補充する際に、浮揚規制部材が邪魔にならない。
請求項3に記載の発明は、前記浮揚規制部材又は前記浮揚規制部の少なくとも一部は、前記シート収容部のシート収容空間に突出していることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、浮揚規制部材又は浮揚規制部の少なくとも一部を、シート収容部のシート収容空間に突出させることで、エアー吹き付け装置から吹き出されたエアーによって浮揚したシートが、シート収容空間の外側へ浮揚するのを防止できる。これにより、シート収容部を収容フレームから引き出す時に、浮揚したシートが収容フレームなどにぶつかってダメージを受けることがない。
請求項4に記載の発明は、前記シート収容部には、前記シートの端部を規制するガイド部材が設けられ、前記浮揚規制部材又は前記浮揚規制部の少なくとも一部は、前記ガイド部材の頂部よりも下方に突出していることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、浮揚規制部材又は浮揚規制部の少なくとも一部を、シート収容部に設けられたシートの端部を規制するガイド部材の頂部よりも下に突出させることで、エアー吹き付け装置から吹き出されたエアーによって浮揚したシートが、ガイド部材よりも上方に浮揚するのを防止できる。これにより、シート収容部を収容フレームから引き出す時に、浮揚したシートが収容フレームなどにぶつかってダメージを受けることがない。
請求項5に記載の発明は、前記浮揚規制部材又は浮揚規制部は、前記シート収容部を引き出す際に、該浮揚規制部材を該シート収容部の移動経路から退避させることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、シート収容部を収容フレームから引き出す時、浮揚規制部材をシート収容部の移動経路から退避させることで、浮揚規制部材又は浮揚規制部がシート収容部と接触することがない。すなわち、シート収容部を収容フレームから引き出す時に、浮揚規制部材又は浮揚規制部が邪魔にならない。また、シート収容部を収容フレームから引き出す際に、シート収容部が浮揚規制部材又は浮揚規制部とぶつからないようにシート収容部の形状を考える必要がなく、シート収容部の形状の設計自由度が上がる。
請求項6に記載の発明は、前記シート収容部を前記収容フレームから引き出す際、前記エアー吹き付け装置からのエアーの吹き付けを停止することを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、シート収容部を収容フレームから引き出す際に、このシート収容部に収容されたシートにエアーを吹き付けるエアー吹き付け装置を停止させることで、シート収容部を収容フレームから引き出す時にシートの浮揚が収まっており、シートが収容フレーム等にぶつかってダメージを受けることがない。
本発明は上記構成としたので、シートの補給の際に浮揚規制部材又は浮揚規制部が邪魔にならず、シートの補給が簡単にできる。
本発明の第1の実施形態に係る給紙装置40について説明する前に、この給紙装置40を備えた画像形成装置10の概要について説明する。
図1に示すように、画像形成装置10は画像形成部12を備えている。画像形成部12には、感光体ドラム14が設けられており、感光体ドラム14の円周方向には、帯電器16、現像装置18、クリーナー20が配設されている。帯電器16と現像装置18の間には、感光体ドラム14の表面にレーザー光を照射する画像書込装置22が設けられている。
画像書込装置22は、画像記録制御部24に接続されている。画像記録制御部24は、通信回線32を介して受信部26に接続されており、画像読取装置28で読み取られたデータ、又は、外部機器(パーソナルコンピュータ等)30からのデータ等の画像情報が受信部26から画像記録制御部24へ送られる。そして、画像記録制御部24によって制御された画像情報に基づきレーザー光を変調して、画像書込装置22から感光体ドラム14に静電潜像を形成する。
感光体ドラム14は、帯電器16によって表面が所定の電位に帯電される。そして、画像書込装置22からレーザー光が照射されて感光体ドラム14の表面が露光され、静電潜像が形成される。この静電潜像が、現像装置18によって現像化され、感光体ドラム14の表面にトナー像が形成される。このとき、記録紙Pに転写されずに感光体ドラム14の表面に残留したトナーは、クリーナー20によって回収される。
感光体ドラム14の画像書込装置22と反対側には、感光体ドラム14に対向して、転写ローラ34が設けられている。後述する給紙部42から搬送された記録紙Pに、転写ローラ34によって感光体ドラム14のトナー像が転写され、搬送方向下流側に設置された定着装置36で、トナー像が記録紙Pに定着される。そして、定着装置36の搬送方向下流側に設けられた一対の排出ローラ38によって、記録紙Pは排出トレイ39に排出される。
一方、画像形成装置10の下方には、複数の給紙装置40が上下に設けられた給紙部42が配設されている。
図2に示すように、給紙装置40は箱状の給紙トレイ44を備えている。給紙トレイ44内には記録紙Pが積層されており、搬送方向上流側には、記録紙Pの搬送方向の後端面を規制するエンドガイド48が設けられている。また、記録紙Pの搬送方向(矢印A、以降、搬送方向とする)と直交する方向の一方の端面(側端面)は、給紙トレイ44の側壁44Cに突き当てられており、側壁44Cと対向する位置には、記録紙Pの他方の側端面を規制する側面ガイド50が設置されている。エンドガイド48は搬送方向に、側面ガイド50は搬送方向と直交する方向に、それぞれスライド可能となっており、記録紙Pのサイズに応じてスライドさせて記録紙Pの端面を位置決めするようになっている。
図3は、収容フレーム52の奥から給紙トレイ44を見た断面図である。図3に示すように、給紙トレイ44の底部には、図示しないモータの駆動により昇降するボトムプレート47が設けられている。モータは、マイクロスイッチによってオン、オフされるようになっている。記録紙Pの最上位の高さが所定高さより低くなってマイクロスイッチがオンになると、モータを駆動してボトムプレート47を上昇させる。記録紙Pの最上位の高さが所定高さになり、マイクロスイッチがオフになると、モータの駆動を停止してボトムプレート47の上昇を停止させる構成となっている。
この給紙トレイ44は、図2に示すように、画像形成装置10本体に設けられた収容フレーム52に収容されている。収容フレーム52の図中の手前側の側壁(搬送方向と平行となる側壁)には開口部54が形成されており、開口部54から給紙トレイ44が手前側へ引き出し可能となっている。
収容フレーム52の搬送方向と直交する方向に平行な側壁52Aの内側には、引き出しレール56が設けられている。この引き出しレール56には、給紙トレイ44の搬送方向の側壁44Aに設けられたレール部58が係合するようになっており、給紙トレイ44は収容フレーム52に対して搬送方向と直交する方向にスライドするようになっている。
給紙トレイ44の搬送方向と平行となる側壁44Bには、把持部60が形成されており、収容フレーム52に給紙トレイ44が収容されているとき、この把持部60を把持して手前に引き出せば、給紙トレイ44が収容フレーム52から引き出されるようになっている。
また、側壁44Bには、段部45が形成されており、搬送方向と直交する方向に平行な側壁44Aよりも低くなっている。これにより、収容フレーム52に収容された給紙トレイ44を収容フレーム52から引き出すとき、給紙トレイ44の側壁44Bが後述する浮揚規制部材62にぶつからないようになっている。
収容フレーム52の記録紙Pの搬送方向の前端部側の側壁52Aには、記録紙Pが通過可能な大きさの開口部64が形成されている。この開口部64の近傍には、ロールユニット66が設けられている。
ロールユニット66は、図示しない支持アームを介して揺動自在とされ、給紙トレイ44に積載された記録紙Pの最上面に接触して、記録紙Pを送り出すナジャーロール68と、ナジャーロール68の下流側に設置され、ナジャーロール68から送り出された記録紙Pを捌いて下流側へ搬送するフィードロール70と、フィードロール70の下方に配設され、フィードロール70を押圧して記録紙Pを分離して画像形成部へ搬送するリタードロール72を備えている。
収容フレーム52の開口部54と対向する側壁52Bには、エアー吹き付け装置74のエアー吹出口76が設置されている。エアー吹き付け装置74の吸入口側にはブロワー77が接続されており、ブロワー77から吹出されたエアーがエアー吹出口76から記録紙Pに向かって吹出されるようになっている。
エアー吹出口76は、図3に示すように、搬送方向の下流側寄りに配置されている。また、エアー吹出口76の開口下端が最上位の記録紙Pより下方に位置し、且つ、上端が最上位の記録紙Pよりも上方となるように位置している。これにより、エアー吹出口76から吹出されるエアーは、搬送方向の下流側の側端部に向かってほぼ真直ぐに向かう。
なお、本実施形態では、エアー吹き付け装置74を収容フレーム52の開口部と対向する側壁52B(搬送方向と平行となる側壁)に設けることで、記録紙Pの搬送方向と直交する方向側にエアーを吹付ける構成としたが、エアーを吹付ける位置は、記録紙Pの前端部でもよい。また、エアー吹出口76の開口幅は、記録紙Pの辺の一部分であってもよく、また、記録紙Pの辺の全長に渡るものであってもよい。さらに、エアー吹き付け装置74の数は、本実施形態では1個としたが、複数箇所に設置してもよい。
収容フレーム52の天板52Cの内側(給紙トレイ44を収容フレーム52に収納したとき、給紙トレイ44と対向する面)には、浮揚規制部材62が設けられている。浮揚規制部材62は記録紙Pが滑り易い樹脂製のブロックで、搬送方向の上流側寄りの位置に、給紙トレイ44の記録紙Pが収容されている領域(記録紙収容領域)に突出するように膨出している。すなわち、給紙トレイ44を収容フレーム52に収容したとき、給紙トレイ44に収容された記録紙Pの上方には、浮揚規制部材62が配置された状態になっている。このように、浮揚規制部材62を給紙トレイ44に収容された記録紙Pの上方に配置することで、エアー吹き付け装置74から記録紙Pにエアーを吹付けたとき、記録紙Pの上部数枚の浮き上がりが、エアー吹出口76の正面のほぼ全面に広がり、各記録紙P間の隙間がほぼ同じになる。そして、この隙間を空気が一方側から他方側まで通過していく。これによって、記録紙Pの分離が良くなり、1枚ずつ記録紙Pを送り出し易くなる。
浮揚規制部材62は、収容フレーム52に給紙トレイ44を収容したとき給紙トレイ44の側壁44A、44B及び側面ガイド50、エンドガイド48と接触しない大きさとされ、搬送方向と直交する方向から見たとき、上流側から下流側にかけてなだらかな曲線を描くようにして、高さが低くなっている。これにより、記録紙Pにエアーが吹き付けられて記録紙Pが浮き上がったとき、記録紙Pの浮き上がりが上流側から下流側に向けてなだらかな曲線を描くようになっている。
なお、本実施形態では、浮揚規制部材62は、記録紙Pの搬送方向の上流側から下流側へかけてなだらかな曲線を描く形状としたが、エアーによって浮き上がった記録紙Pの浮き上がりを規制できる形状であれば、浮揚規制部材62の形状は特に限定されるものではない。
次に、本発明の第1の実施形態の作用について説明する。
給紙トレイ44が引き出し可能に装填される収容フレーム52には、浮揚規制部材62が設けられており、この浮揚規制部材62によって、給紙トレイ44を収容フレーム52に装填して、給紙トレイ44に収容された記録紙Pに、エアー吹き付け装置74からエアーが吹付けられたときに、記録紙Pの浮揚が規制される。
すなわち、給紙トレイ44が収容フレーム52に装填されているときには、給紙トレイ44の上方には浮揚規制部材62が位置して、給紙トレイ44に収容された記録紙Pの浮揚を規制しているが、給紙トレイ44を収容フレーム52から引出したときには、浮揚規制部材62は給紙トレイ44と一緒に引き出されない。これにより、収容フレーム52から給紙トレイ44を引き出して記録紙Pを補充する際に、浮揚規制部材62が邪魔にならない。
次に、本発明の第2の実施形態に係る給紙装置78について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図4に示すように、給紙トレイ44を収容フレーム52に収容したとき、浮揚規制部材80が給紙トレイ44の側壁44Cよりも下側に位置するように設置されている。すなわち、浮揚規制部材80は、給紙トレイ44の記録紙収容領域に突出している。
次に、本発明の第2の実施形態の作用について説明する。
図4に示すように、浮揚規制部材80を、給紙トレイ44の記録紙収容領域に突出させることで、エアー吹き付け装置74から吹き出されたエアーが吹き付けられて浮揚したシートが、給紙トレイ44の外側へ浮揚するのを防止できる。これにより、給紙トレイ44を収容フレーム52から引き出す時に、浮揚した記録紙Pが給紙トレイ44などにぶつかってダメージを受けることがない。
次に、本発明の第3の実施形態に係る給紙装置82について説明する。なお、第1及び第2の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図5に示すように、給紙トレイ44を収容フレーム52に収容したとき、浮揚規制部材84が側面ガイド50及びエンドガイド48よりも下側に位置するように設置されている。すなわち、浮揚規制部材84は、側面ガイド50及びエンドガイド48の頂部よりも下方に突出している。
次に、本発明の第3の実施形態の作用について説明する。
図5に示すように、浮揚規制部材84を側面ガイド50及びエンドガイド48の頂部よりも下に突出させることで、エアー吹き付け装置74から吹き出されたエアーが吹き付けられて浮揚した記録紙Pが、側面ガイド50及びエンドガイド48よりも上方に浮揚するのを防止できる。これにより、給紙トレイ44を収容フレーム52から引き出す時に、浮揚した記録紙Pが給紙トレイ44などにぶつかってダメージを受けることがない。
次に、本発明の第4の実施形態に係る給紙装置について説明する。なお、第1〜第3の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図6に示すように、複数(本実施形態では4個)の給紙トレイ44が、画像形成装置10本体に設けられた収容フレーム87に収容されている。そして、収容フレーム87に設けられた引き出しレール56に、各々の給紙トレイ44の側壁に設けられたレール部58が係合しており、各給紙トレイ44は、収容フレーム87から個別に引き出し可能とされている。
収容フレーム87の天板86Aの内側には、浮揚規制部材88が設けられている。これにより、最上段の給紙トレイ44に収容された記録紙Pの浮揚が規制されるようになっている。
最下段以外の給紙トレイ44の底部の下面には、収容フレーム87に設けられた浮揚規制部材88と同様の浮揚規制部90が設けられている。これらの浮揚規制部材88によって、最上段以外の給紙トレイ44に収容された記録紙Pの浮揚が規制されるようになっている。
次に、本発明の第4の実施形態の作用について説明する。
給紙トレイ44が収容フレーム87内に多段に装填されているとき、最上段の給紙トレイ44に収容された記録紙Pは、収容フレーム87に設けられた浮揚規制部材88によって、浮揚が防止される。また、上から2段目の給紙トレイ44に収容された記録紙Pは、最上段の給紙トレイ44の底部に設けられた浮揚規制部90によって、浮揚が規制される。同様にして、上から3段目の給紙トレイ44に収容された記録紙Pは、上から2段目の給紙トレイ44の底部に設けられた浮揚規制部90によって浮揚が規制され、上から4段目(最下段)の給紙と例44に収容された記録紙Pは、上から3段目の給紙と例44の底部に設けられた浮揚規制部90によって浮揚が規制される。
そして、収容フレーム87から最上段の給紙トレイ44を引き出したとき、浮揚規制部材88は最上段の給紙トレイ44と一緒に収容フレーム87から引き出されない。また、上から2段目の給紙トレイ44を収容フレーム87から引き出したとき、この給紙トレイ44に収容されている記録紙Pの浮揚を規制している浮揚規制部90は、最上段の給紙トレイ44の底部にとどまっているので、上から2段目の給紙トレイ44と一緒に収容フレーム87から引き出されない。同様にして、上から3段目、上から4段目の給紙トレイ44を収容フレーム87から引き出したとき、これらの給紙トレイ44に収容されている記録紙Pは、それぞれ上の段の給紙トレイ44の底部にとどまって、給紙トレイ44と一緒に収容フレーム87から引き出されない。従って、記録紙Pを補充する際に、浮揚規制部材88又は浮揚規制部90が邪魔にならない。
次に、本発明の第5の実施形態に係る給紙装置92について説明する。なお、第1〜第4の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図7に示すように、収容フレーム52の天板52Cの内側には、ソレノイド94が取り付けられている。ソレノイド94は図示しない制御装置に接続されており、ソレノイド94が通電されると、プランジャー95が突出する。プランジャー95の先端には、浮揚規制部材98の一端が連結されている。この浮揚規制部材98は略L字状とされ、屈曲部がピン97を軸として回動するようになっている。これにより、プランジャー95が突出すると、ピン97を軸として矢印B方向に回動し、浮揚規制部材98の他端が最上位の記録紙P近傍へ移動して、エアーが吹き付けられて浮揚した記録紙Pの浮揚を規制する。
ソレノイド94への通電が停止すると、プランジャー95が引っ込み、浮揚規制部材98はピン97を軸として矢印B方向と反対方向に回動して、記録紙P近傍から退避する。このとき、浮揚規制部材98の他端の退避位置が、収容フレーム52に収容された給紙トレイ44を引き出すときに、給紙トレイ44の側壁又は、エンドガイド48等にぶつからないようになっている。
次に、本発明の第5の実施形態の作用について説明する。
給紙トレイ44を収容フレーム52から引き出す時、浮揚規制部材98を給紙トレイ44の移動経路から退避させることで、浮揚規制部材98が給紙トレイ44の側壁又はエンドガイド48等と接触することがない。すなわち、給紙トレイ44を収容フレーム52から引き出す時に、浮揚規制部材98が邪魔にならない。また、給紙トレイ44を収容フレーム52から引き出す際に、給紙トレイ44が浮揚規制部材98とぶつからないように給紙トレイ44の形状を考える必要がなく、給紙トレイ44の形状の設計自由度が上がる。
なお、給紙トレイ44を収容フレーム52から引き出すときに、エアー吹き付け装置74からのエアーの吹き付けを停止させる構成としてもよい。
これにより、給紙トレイ44を収容フレーム52から引き出す際に、給紙トレイ44を収容フレーム52から引き出す時に記録紙Pの浮揚が収まっており、記録紙Pが給紙トレイ44等にぶつかってダメージを受けることがない。
本発明の第1の実施形態に係る給紙装置が搭載された画像形成装置の概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る給紙装置を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る給紙装置を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る給紙装置を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る給紙装置を示す側面図である。 本発明の第4の実施形態に係る給紙装置を示す側面図である。 本発明の第5の実施形態に係る給紙装置を示す側面図である。 従来の給紙装置を示す説明図である。
符号の説明
40 給紙装置
44 給紙トレイ(シート収容部)
48 エンドガイド(ガイド部材)
50 側面ガイド(ガイド部材)
52 収容フレーム
62 浮揚規制部材
66 ロールユニット(シート供給部材)
74 エアー吹き付け装置
78 給紙装置
80 浮揚規制部材
82 給紙装置
84 浮揚規制部材
87 収容フレーム
88 浮揚規制部材
90 浮揚規制部
92 給紙装置
98 浮揚規制部材

Claims (6)

  1. シートを収容するシート収容部と、前記シート収容部が引き出し可能に装填される収容フレームと、前記シート収容部に収容されたシートを送り出すシート供給部材と、前記シート収容部に収容されたシートにエアーを吹き付けるエアー吹き付け装置と、を備えた給紙装置において、
    前記シート収容部が前記収容フレームに装填されているとき、前記シートの浮揚を規制する浮揚規制部材が、前記収容フレームに設けられたことを特徴とする給紙装置。
  2. 前記シート収容部が前記収容フレーム内に多段に装填され、前記シート収容部の底部に、下方のシート収容部に収容されたシートの浮揚を規制する浮揚規制部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記浮揚規制部材又は前記浮揚規制部の少なくとも一部は、前記シート収容部のシート収容空間に突出していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給紙装置。
  4. 前記シート収容部には、前記シートの端部を規制するガイド部材が設けられ、前記浮揚規制部材又は前記浮揚規制部の少なくとも一部は、前記ガイド部材の頂部よりも下方に突出していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の給紙装置。
  5. 前記浮揚規制部材又は浮揚規制部は、前記シート収容部を引き出す際に該シート収容部の移動経路から退避することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の給紙装置。
  6. 前記シート収容部を前記収容フレームから引き出す際、前記エアー吹き付け装置からのエアー吹き付けを停止することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の給紙装置。
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