JP2005335640A - 退車補助装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
例えば、車両が水没するような非常時に、乗員の速やかな退車を可能とすることができる退車補助装置を提供する。
【解決手段】
人の通過を許す大きさの窓ガラス24、27が装着された窓23、26を有し閉鎖可能な車室21を備えた車両20に設けられる退車補助装置10である。液体を感知すると感知信号Sを出力する液体感知手段11と、該液体感知手段から出力された感知信号Sを受けると窓ガラス24、27を粉砕する窓ガラス粉砕手段13とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
例えば、車両が水没するような非常時に、乗員の速やかな退車を可能とすることができる退車補助装置を提供する。
【解決手段】
人の通過を許す大きさの窓ガラス24、27が装着された窓23、26を有し閉鎖可能な車室21を備えた車両20に設けられる退車補助装置10である。液体を感知すると感知信号Sを出力する液体感知手段11と、該液体感知手段から出力された感知信号Sを受けると窓ガラス24、27を粉砕する窓ガラス粉砕手段13とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、乗員が車室から速やかに退室することが望まれるような非常時に、乗員の退車を容易とすべく車両に設けられる退車補助装置に関する。
例えば、一般的に自動車では、窓ガラスが装着された窓を有する車室に出入するためのドアが設けられ、該ドアおよび前記窓ガラスが閉ざされているとき、オープンカーのような特殊なものを除くと前記車室が閉鎖される構成を有する。このような車両が、例えば、不測の事態により海に落下し水没すると、該車両を取り囲む水圧により、該車室からの退室通路である前記ドアを開くことが困難となる。乗員が前記車室から退室するために前記窓ガラスを開けることが考えられるが、電気的に駆動する窓開閉機構により開閉が行なわれる前記窓ガラスの場合、前記電動窓開閉機構内に水が浸入すると該電動窓開閉機構は駆動せず、前記窓ガラスを開けることはできない。また、手動により開閉が可能な該窓ガラスであっても、手動で該窓ガラスを開けることは時間が掛かるので、乗員は、前記車室から速やかに退室することが困難である。
そこで、前記車両には、前記窓ガラスを叩き割るためのハンマが搭載しているものがある(例えば、特許文献1参照。)。ところが、一般に乗員は、このような非常時には冷静さを失い易く、乗員が前記ハンマで前記窓ガラスを叩き割るのは容易なことではない。
また、上記した電動窓開閉機構により開閉が行なわれる前記窓ガラスが採用されることが多い近年の自動車事情を鑑みて、前記電動窓開閉機構に前記車両が水没したことを検出するために該車両に設けた液体センサを接続した窓開閉装置が提案されている。該窓開閉装置は、前記液体センサが前記車両の水没を検出すると、前記電動窓開閉機構に前記窓ガラスを開ける信号を送信し、該窓ガラスを開ける(例えば、特許文献2参照。)。
特開平10−286785号公報(第1−3頁、第1図)
特開平10−309938号公報(第1−10頁、第1図)
しかしながら、前記窓開閉装置では、海に落下し、車両が水没するという非常時にも拘わらず、前記電動窓開閉機構によっては前記窓ガラスを迅速に開けることが出来ず、乗員が前記車室から速やかに退室することは困難である。また、前記窓開閉装置は、前記電動窓開閉機構を利用して構成されているので、手動により開閉が可能な前記窓ガラスを採用している自動車に適用することができない。
そこで、本発明の目的は、例えば、車両が水没するような非常時に、乗員の速やかな退車を可能とすることができる退車補助装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、本発明の退車補助装置は、人の通過を許す大きさの窓ガラスが装着された窓を有し閉鎖可能な車室を備えた車両に設けられる退車補助装置であって、液体を感知すると感知信号を出力する液体感知手段と、該液体感知手段から出力された前記感知信号を受けると前記窓ガラスを粉砕する窓ガラス粉砕手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、前記液体感知手段が液体を感知すると前記窓ガラスは粉砕されるので、例え粉砕されたのが該窓ガラスの一部分であっても、乗員は、粉砕により形成された前記窓ガラスの開口を容易に拡げることができる。このため、例えば、車両が水没するような非常時であっても、乗員は速やかに退車することができる。
さらに、前記車両の前後方向または車幅方向での傾斜角度を検出し、規定値以上の該傾斜角度を検出すると傾斜信号を前記窓ガラス粉砕手段に送る傾斜角検出手段を前記車両に設け、前記窓ガラス粉砕手段を前記感知信号および前記傾斜信号を受けたとき前記窓ガラスを粉砕すべく動作させることができる。
一般に車両は、その重心が偏っているので、例えば、不測の事態により海に落下し、海の中に沈んでいくとき、偏倚した重心位置を下方に向け、通常走行では起こり得ない角度に傾く。このため、例えば、通常走行している前記車両には起こり得ない前記傾斜角度に前記規定値を設定し、前記感知信号に加えて前記傾斜信号を受けたときに前記窓ガラス粉砕手段を動作させることにより、降雨時に前記車両が坂道を走行しているときに、前記窓ガラス粉砕手段が前記窓ガラスを粉砕することを回避することができる。
前記窓ガラス粉砕手段に、前記窓ガラスの隅部の近傍に力を加えさせることにより前記窓ガラスを粉砕させることができる。
一般に前記窓ガラスに採用される強化ガラスは、その隅部に力を加えられると、他の位置と比較して最も弱い力で粉砕される。この理由としては、前記窓ガラスには、その支持位置である周縁部から離れるほど大きな撓みが生じやすく、前記窓ガラスに加えられた力は撓みにより吸収されるが、前記周縁部の近傍では前記窓ガラスに殆ど撓みが生じず、該窓ガラスに加えられた力の殆どが該窓ガラスに作用することが考えられる。よって、前記窓ガラス粉砕手段は、前記窓ガラスの隅部の近傍で該窓ガラスに力を加えることにより効率良く該窓ガラスを粉砕することができる。
前記車室が前記窓を含む複数の窓を有し、複数の該窓にはそれぞれ窓ガラスが装着されている場合には、前記窓ガラス粉砕手段に前記車室の前方に位置するフロントガラスを除いた全ての前記窓ガラスを粉砕させることができる。
一般に前記車両の前記フロントガラスには、乗員の安全性を高めるために合わせガラスが採用されるので粉砕することは困難である。前記フロントガラスを除いた全ての前記窓ガラスを粉砕することにより、前記車室には複数の退車通路が造られることになるので、複数の乗員が前記車両に乗り合わせている場合であっても、全員が速やかに退車することができる。
本発明に係る退車補助装置によれば、前記窓ガラス粉砕手段は、前記車両に設けられた前記液体感知手段から出力された液体を感知した感知信号を受けると人の通過を許す大きさの前記窓ガラスを粉砕する。このとき、粉砕されたのが例え前記窓ガラスの一部であっても、乗員は、粉砕により形成された該窓ガラスの開口を容易に拡げることができ、退車通路を得ることができる。このため、例えば、車両が水没するような非常時であっても、乗員は、速やかに退車することができる。
本発明を図1ないし図3に示した実施例に沿って詳細に説明する。
図1には、本発明に係る退車補助装置10が設けられた車両20が模式的に示されている。
図1に示すように、本実施例では、車両20は、その車室21に出入するための開閉可能な一対のドア22が設けられた2ドア型である。一対のドア22には、それぞれ人の通過を許す大きさを有するドア窓23が形成されている。両該ドア窓には、それぞれ両該ドア窓を開閉すべく上下に移動するドアガラス24が取り付けられ、該ドアガラスは、その閉鎖時にそれぞれ周縁部で支持される。
車両20には、車室21内から車両20の前方を視認可能とするためのフロントガラス25が設けられている。該フロントガラスには、従来よく知られているように、ひび割れが生じたときの視界不良の抑止あるいは破片の飛散防止等の安全性を考慮して合わせガラスが採用されている。また、車両20には、車室21内から車両20の後方を視認可能とするためのリアガラス(図示せず。)が設けられ、該リアガラスには、フロントガラス25と同様に合わせガラスが採用されている。
車両20には、該車両の前後方向で見て一対のドア窓23の後方位置で各該ドア窓と並列するように一対の側窓26が形成されている。両該側窓は、それぞれ人の通過を許す大きさを有する。両該側窓には、それぞれ周縁部で支持された側窓ガラス27が取り付けられている。
両ドアガラス24および両側窓ガラス27には、従来よく知られているように、乗員の安全性を考慮して、一般的なガラスよりも強度が高い強化ガラスが採用されている。該強化ガラスは、その一部分でも傷つけられると該強化ガラスの全体にひびが入り、割れるときは丸く細かい粒状の破片となる。
退車補助装置10は、液体を感知する液体感知手段11と、水平面上を走行している車両20を基準とした該車両の傾斜角度を検出する傾斜角検出手段12と、各窓23、26にそれぞれ取り付けられた各ガラス24、27を粉砕する窓ガラス粉砕手段13と、該窓ガラス粉砕手段に駆動信号Dを送る制御手段14とを有する。
液体感知手段11、傾斜角検出手段12および制御手段14は、車両20に設けられたインストルメントパネル(図示せず。)の内方に配置されている。窓ガラス粉砕手段13は、一対のドアガラス24および一対の側窓ガラス27を粉砕すべく、この4つの前記ガラスに対応して各該ガラスの車室21側にそれぞれ配置されている。
本実施例では、車両20は、該車両の前方にエンジンが搭載されており、重心が前方に偏っている。このため、例えば、車両20が不測の事態により海に落下し、海の中に沈んでいくとき、車両20は、その前方から潜るように、すなわち前方が下方に位置するように傾く。液体感知手段11は、車両20のどこに配置されても液体を検知することができるが、本実施例では、該車両が水中に沈んでいくとき、車室21内に水が浸入する前に液体を感知できるように該車室の前方に位置するインストルメントパネル(図示せず。)内に配置されている。
傾斜角検出手段12は、車両20の前後方向での該車両の傾斜角度を検出し、検出した該傾斜角度が規定値以上であるか否かを判別する。該規定値は、車両20が通常走行している時には該車両には起こり得ない傾斜角度に設定されている。
各窓ガラス粉砕手段13は、図示はしないが、例えば、それぞれが一対のドアガラス24あるいは一対の側窓ガラス27を粉砕するための尖端部分が形成され、該尖端部分が各ガラス24、27と対向するように配置され、各該ガラスへ向けて移動可能な槌部を備える。各窓ガラス粉砕手段13は、前記槌部を車室21の内方から各ガラス24、27に向けて付勢するバネと、前記槌部を前記バネの付勢に逆らって車室21の内方で保持する保持部とを備える。各該槌部は、それぞれ前記保持部による保持が解除されると前記バネの付勢により各ガラス24、27を粉砕すべく移動する。各前記槌部は、移動するときに、それぞれの前記尖端部分が各ガラス24、27の隅部から中心へ向けて約5cm隔てた位置で各該ガラスを打つように配置されている。各窓ガラス粉砕手段13は、制御手段14から送信された駆動信号Dを受けると前記保持部による前記槌部の保持を解除する。
図2は、本発明に係る退車補助装置10の電気的な構成を概略的に示すブロック図である。
液体感知手段11は、制御手段14と電気的に接続されている。液体感知手段11は、液体を感知すると感知信号Sを生成し、該感知信号を制御手段14に出力する。
傾斜角検出手段12は、制御手段14と電気的に接続されている。傾斜角検出手段12は、前述したように、車両20の傾斜角度を検出し、検出した傾斜角度が規定値以上であるか否かを判別し、規定値以上であると判別すると傾斜信号Iを生成し、該傾斜信号を制御手段14に出力する。
制御手段14は、4つの窓ガラス粉砕手段13のそれぞれと電気的に接続されている。制御手段14は、感知信号Sおよび傾斜信号Iを受けると駆動信号Dを生成し、該駆動信号を4つの窓ガラス粉砕手段13にそれぞれ出力する。
各窓ガラス粉砕手段13は、駆動信号Dが入力されると、前述したように、前記各ガラスを粉砕すべく前記保持部による前記槌部の保持を解除し、該槌部を移動させる。
次に、退車補助装置10の動作を図3のフローチャートに沿って説明する。
制御手段14は、液体感知手段11から感知信号Sが入力されたか否かを判別する(ステップS1。)。
感知信号Sが入力されていないときは、感知信号Sが入力されるまでステップS1を繰り返す。感知信号Sが入力されたときは、制御手段14は、車両20に通常走行時には起こり得ない傾きが生じているか否かを判別するためにステップS2に進む。
制御手段14は、傾斜角検出手段12から傾斜信号Iが入力されたか否かを判別する(ステップS2。)。
傾斜信号Iが入力されていないとき、車両20に生じている傾きは、例えば、該車両が坂道を走行しているときのように、通常走行時に該車両に起こり得る傾きである。このため、制御手段14は、車両20が水の中に落下してはいないと判断したので、ステップS1に戻る。傾斜信号Iが入力されているときは、制御手段14は、車両20が水の中に落下したと判断したのでステップS3に進む。
制御手段14は、車両20が水の中に落下したと判断したので、一対のドアガラス24および一対の側窓ガラス27を粉砕すべく駆動信号Dを4つの窓ガラス粉砕手段13にそれぞれ出力する(ステップS3。)。
各窓ガラス粉砕手段13は、制御手段14から駆動信号Dが入力されると、前述したように、前記バネによる前記槌部の付勢を解除する。付勢が解除された各前記槌部は、一対のドアガラス24および一対の側窓ガラス27へ向けて移動し、各該ガラスは、それぞれ4つの窓ガラス粉砕手段13により粉砕される。
本発明に係る退車補助装置10では、例えば、車両20が不測の事態により海に落下し、海の中に沈んでいくと、一対のドアガラス24および一対の側窓ガラス27がそれぞれ4つの窓ガラス粉砕手段13により粉砕される。このとき、粉砕されたのが、例え4つのガラス24、27の一部のみであっても、乗員は、4つのガラス24、27に形成された開口を容易に拡げることができる。このため、乗員は、車両20の水没時のように平静を保つことが難しい非常時に、ハンマで窓ガラスを叩き壊すような困難な作業を行なう必要はなく、速やかに退車することができる。また、車両20に複数の乗員が乗り合わせていた場合であっても、各ガラス24、27が取り付けられた各窓23、26がそれぞれ退車通路となるので、全員が速やかに退車することができる。
本発明に係る退車補助装置10では、液体感知手段11が液体を感知したときであっても、車両20に生じている傾きが前記規定値以内であると傾斜角検出手段12が判別したときには、一対のドアガラス24および一対の側窓ガラス27を粉砕することはない。このため、降雨時に車両20が坂道を走行しているときに、液体感知手段11が液体を感知することにより、各窓ガラス粉砕手段13が、一対のドアガラス24および一対の側窓ガラス27を粉砕することを回避することができる。
また、各窓ガラス粉砕手段13は、それぞれの前記尖端部分が各ガラス24、27の隅部から中心へ向けて約5cm隔てた位置で各該ガラスを打つように配置されているので、他の位置と比較して最も弱い力で各該ガラスを粉砕することができる。この理由としては、各該ガラスには、その支持位置である各該ガラスの周縁部から離れるほど大きな撓みが生じやすく、各前記ガラスに加えられた力はこの撓みにより吸収されるが、前記周縁部の近傍では各ガラス24、27に殆ど撓みが生じず、加えられた力の殆どが各該ガラスに作用することが考えられる。このため、各窓ガラス粉砕手段13は、他の位置で各前記ガラスを打つことと比較して小さな力で効率良く各前記窓ガラスを粉砕することができる。
退車補助装置10は、車両20に設けられた窓ガラスが開閉可能であるか否かに拘わらず粉砕することが可能であるため、車両20の構造に応じて該車両に設けられた複数の窓ガラスのいずれかあるいは全てを適宜粉砕することができる。このため、液体を感知すると電気的に駆動する窓開閉機構により窓ガラスを開放する従来の窓開閉装置では車両20の水没時であっても開放することができない窓ガラス、例えば、上記した2ドア型の車両20の一対の側窓26にそれぞれ取り付けられた側窓ガラス27であっても粉砕することができ、乗員の速やかな退車を可能とする。
本発明に係る退車補助装置10によれば、前述したように、液体感知手段11が液体を感知し、且つ傾斜角検出手段12が車両20の傾斜が前記規定値以上であると判別したときには、窓ガラス粉砕手段13が一対のドアガラス24および一対の側窓ガラス27を粉砕するので、例えば、車両20が水没するような非常時に、乗員の速やかな退車を可能とすることができる。
なお、上記した実施例では、フロントガラス25およびリアガラス(図示せず。)には、容易に粉砕することができない合わせガラスが採用されているので、フロントガラス25および前記リアガラスは粉砕しなかったが、両前記ガラスを粉砕する構成とすることができる。この場合には、一般に両前記ガラスは車両20に設けられる他の窓ガラスとよりも大きな大きさを有するので、乗員は、より速やかに退車することができる。
各窓ガラス粉砕手段13は、それぞれの前記尖端部分が各ガラス24、27の隅部から中心へ向けて約5cm隔てた位置で各該ガラスを打つように配置されていたが、各該ガラスを粉砕すべく各該ガラスを打てばよく、上記した実施例に限定されるものではない。
各窓ガラス粉砕手段13は、前記槌部を移動させることにより各ガラス24、27を粉砕していたが、各該ガラスを粉砕するものであればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、傾斜角検出手段12が設けられていたが、これをなくすことができる。この場合は、例えば、液体感知手段11を車室21のインストルメントパネル(図示せず。)上に配置すると、道路の冠水により車両20のドア22が開かなくなった場合であっても、液体感知手段11が液体を感知することにより車両20の窓ガラスを粉砕することができ、乗員は速やかに退車することができる。
10 退車補助装置
11 液体感知手段
12 傾斜角検出手段
13 窓ガラス粉砕手段
20 車両
21 車室
23 ドア窓
24 ドアガラス
25 フロントガラス
26 側窓
27 側窓ガラス
S 感知信号
I 傾斜信号
11 液体感知手段
12 傾斜角検出手段
13 窓ガラス粉砕手段
20 車両
21 車室
23 ドア窓
24 ドアガラス
25 フロントガラス
26 側窓
27 側窓ガラス
S 感知信号
I 傾斜信号
Claims (4)
- 人の通過を許す大きさの窓ガラスが装着された窓を有し閉鎖可能な車室を備えた車両に設けられる退車補助装置であって、
液体を感知すると感知信号を出力する液体感知手段と、該液体感知手段から出力された前記感知信号を受けると前記窓ガラスを粉砕する窓ガラス粉砕手段とを有することを特徴とする退車補助装置。 - さらに、前記車両の前後方向または車幅方向での傾斜角度を検出し、規定値以上の該傾斜角度を検出すると傾斜信号を前記窓ガラス粉砕手段に送る傾斜角検出手段を有し、
前記窓ガラス粉砕手段は、前記感知信号および前記傾斜信号を受けたとき前記窓ガラスを粉砕すべく動作することを特徴とする請求項1に記載の退車補助装置。 - 前記窓ガラス粉砕手段は、前記窓ガラスの隅部の近傍に力を加えることにより前記窓ガラスを粉砕することを特徴とする請求項2に記載の退車補助装置。
- 前記車室は、前記窓を含む複数の窓を有し、複数の該窓には、それぞれ窓ガラスが装着され、前記窓ガラス粉砕手段は、前記車室の前方に位置するフロントガラスを除いた全ての前記窓ガラスを粉砕することを特徴とする請求項3に記載の退車補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004160749A JP2005335640A (ja) | 2004-05-31 | 2004-05-31 | 退車補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004160749A JP2005335640A (ja) | 2004-05-31 | 2004-05-31 | 退車補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005335640A true JP2005335640A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35489668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004160749A Pending JP2005335640A (ja) | 2004-05-31 | 2004-05-31 | 退車補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005335640A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2397351A1 (en) * | 2010-06-21 | 2011-12-21 | Jacob Hendriksma | Breaking of a window and unlocking of a door when a vehicle falls into water |
CN107458339A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-12-12 | 吴昊 | 一种巴士智能逃生窗系统 |
KR102125151B1 (ko) * | 2018-12-20 | 2020-06-19 | 울산과학대학교 산학협력단 | 침수차량 구조시스템 제어 방법 및 침수 차량 구조시스템 |
-
2004
- 2004-05-31 JP JP2004160749A patent/JP2005335640A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107458339A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-12-12 | 吴昊 | 一种巴士智能逃生窗系统 |
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