JP2005335232A - 画像保護フィルムロール及び画像保護方法 - Google Patents

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JP2005335232A JP2004157837A JP2004157837A JP2005335232A JP 2005335232 A JP2005335232 A JP 2005335232A JP 2004157837 A JP2004157837 A JP 2004157837A JP 2004157837 A JP2004157837 A JP 2004157837A JP 2005335232 A JP2005335232 A JP 2005335232A
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Kunihiko Matsuhashi
邦彦 松橋
Hajime Mizutani
肇 水谷
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Abstract

【課題】 長期間保管しても転写層の変形、凹凸模様の形成が起こらず、光沢感のある高
品位のオーバーコート記録物を提供し得る画像保護フィルムロール及び画像保護方法を提
供すること。
【解決手段】 支持体2と、該支持体2の片面に剥離可能に積層され、記録物の画像面上
に熱転写される転写層3とを有する画像保護フィルム1を、ロール状に巻き取ってなる画
像保護フィルムロールにおいて、支持体2の転写層3が積層される面と反対側の面2aの
JIS−B0601による表面粗さ(Ra)を0.3〜1.0の範囲に調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インクジェット記録方式等により作製された記録物の画像面を保護層で被覆
するための画像保護フィルムロール及びこれを用いた画像保護方法に関する。
記録物の画像面を保護層(フィルム)で被覆するいわゆるオーバーコート処理が、画像
面の堅牢性や光沢感などの向上に有効であることは広く知られている。オーバーコート処
理には、常温で粘着性を有する粘着剤付きのフィルムを用いるコールドラミネート処理や
、常温では粘着性の無いフィルムを加熱しながら画像面に貼り合わせていくホットラミネ
ート処理や、支持体上に形成された転写層を画像面に熱転写させる熱転写型オーバーコー
ト処理などがある。中でも、熱転写型オーバーコート処理は、他の方法に比してより薄膜
の保護層の形成が可能で、画像面に過剰な光沢感を付与せずに記録物の保存性や画質を高
められるという利点があり、高品位のオーバーコート記録物の作製に適した方法である。
熱転写型オーバーコート処理用の画像保護フィルムは、転写層の画像面への熱転写性を
良好にする観点から、一般に、比較的穏やかな加熱圧着条件で軟化変形を起こしやすい樹
脂で転写層が形成されている。このため、長尺の画像保護フィルムを紙管などに巻き取っ
てフィルムロールとして保管していると、転写層が支持体の表面に圧着されるいわゆるブ
ロッキングが起こり、熱転写前に支持体から転写層が剥離してしまうという問題があった
このようなブロッキングの問題を解決するために、画像保護フィルムの転写層に、無機
、有機のフィラー類やポリシロキサン系物質、脂肪酸エステル系物質、ワックス等のブロ
ッキング防止剤がしばしば添加される。例えば、特許文献1には、耐熱性基材(支持体)
と、該耐熱性基材上に剥離可能に設けられた2層構造の透明フィルム層(第1の層、第2
の層)とを有し、且つ画像面への接着層となる第2の層にポリシロキサン系物質及び球状
ビーズを含有させたラミネート用部材が開示されている。
特開2003−231217号公報
画像保護フィルムをフィルムロールとして保管した場合、上記のようにブロッキングが
発生し、転写層の剥離までは起こらなくても、転写層の表層(接着層)が変形して表面の
所々に凹凸(段差)が形成されることがある。この現象は、上記のような、転写層にブロ
ッキング防止剤を添加した画像保護フィルムでもしばしば見られる。このような凹凸が形
成された転写層を画像面に熱転写して該画像面を被覆する保護層とした場合、熱転写後も
凹凸が消えず、オーバーコート記録物の画像面のあちこちに水玉模様のような跡が残り、
記録物の品位が著しく低下するという問題があった。
従って、本発明の目的は、長期間保管しても転写層の変形、凹凸模様の形成が起こらず
、光沢感のある高品位のオーバーコート記録物を提供し得る画像保護フィルムロール及び
画像保護方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像保護フィルムロールは、支持体と、該支持体
の片面に剥離可能に積層され、記録物の画像面上に熱転写される転写層とを有する画像保
護フィルムを、ロール状に巻き取ってなる画像保護フィルムロールであって、上記支持体
の上記転写層が積層される面と反対側の面のJIS−B0601による表面粗さ(Ra)
が0.3〜1.0であることを特徴とする。
本発明の画像保護フィルムロールによれば、上記支持体の上記転写層が積層される面と
反対側の面が適度に粗面化されているので、ロール状態のままで長期間保管しても転写層
の変形、凹凸の形成が見られず、水玉模様のような跡がなく、光沢感のある高品位のオー
バーコート記録物を提供することができる。また、本発明に係る画像保護フィルムは、一
方の面のみが粗面化されているため、表裏で光沢感が異なっており、このため、表裏判別
を目視で簡単に行うことができ、表裏を逆にして使用するなどの取扱いミスを未然に防止
することができる。
また、本発明の画像保護方法は、上記画像保護フィルムロールを用いた画像保護方法で
あって、上記画像保護フィルムロールから繰り出された上記画像保護フィルムと、インク
ジェット記録方式により画像が記録された記録物とを、上記転写層を該記録物の画像面上
に加熱圧着させることにより一体化させて積層シートとし、しかる後、該積層シートから
上記支持体を剥離することにより、該画像面上に保護層を形成することを特徴とする。
本発明の画像保護方法によれば、インクジェット記録物に対して、上記画像保護フィル
ムロールを用いていわゆる熱転写型オーバーコート処理をするようにしたので、上述した
ような水玉模様のような跡が保護層で被覆された画像面上に現れず、高光沢(グロス調)
で高品位のオーバーコート記録物が得られる。
以下、本発明の画像保護フィルムロールについて説明する。本発明の画像保護フィルム
ロールは、長尺の画像保護フィルムを、紙管、プラスチック管、金属管などの円筒状コア
に巻き取ってロール状にしたものである。
図1は、本発明に係る画像保護フィルムの一実施形態を模式的に示した断面図である。
この画像保護フィルム1は、支持体2と、該支持体2の片面に剥離可能に積層され、記録
物の画像面上に熱転写される転写層3とを有する。また、本実施形態においては、この転
写層3は2層構造となっており、支持体2側から表面保護層31及び接着層32を順次積
層してなる。表面保護層31は、転写層3が画像面上に熱転写されて保護層となったとき
にその最表層となる層であり、接着層32は、転写層3(保護層)の画像面への高い密着
性を確保するための層である。
そして、支持体2の転写層3が積層される面(転写層積層面)と反対側の面(支持体の
裏面)2aは、JIS−B0601による表面粗さ(Ra)が0.3〜1.0の範囲にあ
り、粗面化されている。支持体の裏面のRaが0.3未満では、該裏面の平滑性が高すぎ
るため、画像保護フィルムをロール状に巻き取って放置した場合に、転写層(接着層)の
表面に水玉模様のような跡が発生し、光沢感のある高品位の画像を得ることができなくな
る。また、支持体の裏面のRaが1.0を超えると、記録物の画像面上に熱転写された転
写層(保護層)と該画像面との間に気泡が残ってしまい、画像濃度が低下するおそれがあ
る。尚、本明細書において、表面粗さ(Ra)は、支持体表面の平均線から絶対値偏差の
平均値を意味する。
一方、支持体2の転写層積層面は、JIS−B0601による表面粗さ(Ra)が0.
1以下、好ましくは0.05以下であり、さらに好ましくは0.01以下である。このよ
うにRa値が小さく平滑性の高い転写層積層面に積層された転写層は、記録物の画像面上
に熱転写されて保護層となったときの該保護層の表面(オーバーコート記録物の表面)が
平滑で、該画像面に光沢感の強いいわゆるグロス調の風合いを付与できるところ、一般に
、このようなグロス面では、熱転写前の転写層の表面に上述したような変形、凹凸形成が
あった場合、水玉模様のような跡が目立ちやすい。しかし、本発明の画像保護フィルムロ
ールは、支持体の裏面が上記のように適度に粗面化されているので、水玉模様跡の発生が
ほとんど見られず、記録物に高品位のグロス面を付与することができる。
上記のように支持体の片面(支持体の裏面)のみが適度に粗面化された(Ra=0.3
〜1.0)支持体としては、(1)該裏面が、無機粒子の吹き付け処理(サンドブラスト
処理)により粗面化された樹脂フィルム、及び(2)樹脂フィルムと、該樹脂フィルムの
片面に積層され、顔料及びバインダーを含有する顔料塗工層とからなるもの、の2種類の
支持体が好ましく用いられる。(2)においては、該樹脂フィルムの該顔料塗工層が積層
される面と反対側の面に、上記転写層が剥離可能に積層される。
上記(1)及び(2)で使用可能な樹脂フィルムとしては、熱転写時における所定の加
熱加圧条件下で形状を安定して維持できる耐熱性を有し、且つ画像面上に圧着された転写
層から容易に剥離できるものが好ましく、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET
)、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリフ
ェニルスルフィド(PPS)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリスチレン(PS
)、ポリプロピレン(PP)等の樹脂フィルムが挙げられる。これらの中でもPETが、
軟化点が高く加熱に強い点で好ましい。
上記樹脂フィルムの厚みは、特に制限されないが、熱伝導性、密着性、取扱性、オーバ
ーコート時の気泡の混入防止などを考慮すると、好ましくは8〜60μm、更に好ましく
は10〜50μmである。
上記(1)の無機粒子の吹き付け処理(サンドブラスト処理)は、圧縮空気を利用して
、シリカやチタニアなどの無機粒子を、被処理面(上記樹脂フィルムの片面)に吹き付け
ることで行うことができる。被処理面のRaの調整は、無機粒子の粒子径や吹き付け量を
調整することで対応できる。
上記(2)の顔料塗工層に含有される顔料としては、例えば、軽質炭酸カルシウム、重
質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム
、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロイダルシリ
カ、アルミナ、アルミナ水和物、水酸化アルミニウム、リトポン、ゼオライト、加水ハロ
サイト、水酸化マグネシウム等の白色無機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、ア
クリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂等の有機顔料等が挙げられる。顔料塗工層中には、これらのうちの1種を単独で含
有させてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記顔料の含有量は、顔料塗工層の全固形分に対して10〜40重量%の範囲にあるこ
とが好ましい。顔料の含有量が10重量%未満では、支持体の裏面のRaを0.3〜1.
0の範囲に調整することが難しく、水玉模様跡の発生を効果的に防止できないおそれがあ
る。また、顔料の含有量が40重量%超では、顔料塗工層の塗膜強度が不足し、粉落ちな
どの不都合が発生するおそれがある。
また、上記顔料の結着剤として、上記(2)の顔料塗工層に含有されるバインダーとし
ては、例えば、塗料として使われる、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂、フ
ェノール樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル、ポリアミド、ケトン樹脂等の縮合重合体が
挙げられる。これらのバインダーの中でも、特に、フェノール樹脂、ポリエステルが、耐
溶剤性の点で好ましい。
上記バインダーは、単独乃至複数を併用してもよく、その含有量は、上記顔料に対して
100重量%以上とすることが好ましい。バインダーの含有量が対顔料で100重量%未
満では、顔料塗工層の樹脂フィルムへの密着性が不足するおそれがある。尚、バインダー
の含有量は、通常、対顔料で900重量%もあれば充分である。
上記(2)の顔料塗工層には、上述した顔料及びバインダーの他に、必要に応じ、顔料
分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、
着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤等を適
宜含有させることができる。
上記(2)の顔料塗工層は、公知の塗工法を用いて常法通り形成することができる。具
体的には、上述した各種成分を含有する顔料塗工層用塗工液を、樹脂フィルムの片面に塗
工し、乾燥することにより形成することができる。塗工液の塗工は、ロールコーティング
法、ロッドバーコーティング法、エアナイフコーティング法等の各種塗工方法により行う
ことができる。
上記(2)の顔料塗工層の厚みは1〜3μmが好ましい。顔料塗工層の厚みが1μm未
満では、支持体の裏面のRaを0.3〜1.0の範囲に調整することが難しく、水玉模様
跡の防止効果に乏しい。また、顔料塗工層の厚みが3μm超になると、表面粗さRaのコ
ントロールが困難となり、Raのばらつきが大きくなるおそれがある。
一方、上記支持体の粗面化されていない面上に積層される転写層は、アクリル樹脂、ア
クリル−スチレン樹脂、アクリル−ウレタン樹脂、ポリビニルアセタール、酢酸ビニル樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂、スチレン系樹脂等から形成することができる。これら
の樹脂は1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
上記転写層は、1種類の層からなる単層構造でもよいが、転写性や画像面への密着性、
あるいは保護層となったときの耐候性、耐ブロッキング性、耐擦過性等の種々の特性をバ
ランス良く具備させる観点から、2種類以上の層が積層されてなる多層構造が好ましく、
特に、図1に示す如き表面保護層及び接着層からなる2層構造とすることが好ましい。こ
の場合、上記表面保護層の方が上記接着層よりもガラス転移温度(Tg)が高いことが好
ましく、両者のTg差は10〜100℃程度が好ましい。
上記接着層自体のTgは、フィルムとして必要な成膜性を維持しつつ、画像面への密着
性を良好にする観点から、好ましくは−20〜60℃、さらに好ましくは−15〜55℃
である。一方、上記表面保護層自体のTgは、耐ブロッキング性及び耐擦過性を良好にす
る観点から、−50〜60℃が好ましい。
上記表面保護層には、無機粒子を含有させることができる。表面保護層に無機粒子を含
有させることにより、耐ブロッキング性及び耐スクラッチ性の向上を図ることができる。
上記接着層には、耐ブロッキング性等の向上という点では特に無機粒子を含有させる必要
はないが、必要に応じ接着層に無機粒子を含有させることは可能である。その場合、接着
層の無機粒子の含有量は、表面保護層中の無機粒子の含有量よりも少なくすることが好ま
しい。
上記無機粒子としてはコロイダルシリカが好ましい。また、上記無機粒子の含有量は、
上記表面保護層中、樹脂固形分に対して10〜60重量%とすることが好ましい。無機粒
子の含有量がこの範囲外では、成膜性、耐ブロッキング性及び発色性のバランスをとるこ
とができないおそれがある。
また、このように表面保護層に無機粒子を含有させる場合、該表面保護層は、熱可塑性
樹脂で形成された連続相と、該連続相中に分散された熱可塑性樹脂からなる分散相とで構
成されていることが好ましい。この構成では、無機粒子は連続相中に含有される。このよ
うに、表面保護層を熱可塑性樹脂を主体とする連続相と分散相とで構成し、さらに該連続
相中に無機粒子を含有させることで、保護層で被覆された記録物を市販のアルバムやクリ
アファイルなどに収容して保管した場合において、該記録物の保護層表面がアルバム収容
物の表面に被せられるカバーフィルムに強固に貼り付いたり、保護層の表面形状が変化し
て光沢変化を起こす等の不都合を効果的に防止することができる。
上記連続相を形成する熱可塑性樹脂は、上記分散相を形成する熱可塑性樹脂よりも低温
で良好な成膜性を発現できるものが好ましく、Tgが−50〜60℃の範囲にあるものが
好ましい。
一方、上記分散相は、Tg60℃以上の熱可塑性樹脂で形成されることが好ましい。最
低造膜温度(MFT)としては100℃以上が好ましい。
上記表面保護層中における上記分散相の割合は、該表面保護層中における樹脂固形分に
対して10〜60重量%とすることが好ましい。分散相の割合が10重量%未満では、上
述した、保護層で被覆された記録物をアルバム等に収容した場合の不都合を効果的に防止
することができず、60重量%超では、連続層の成膜を阻害するおそれがある。
また、上記表面保護層には、コロイダルシリカに代えて、あるいはコロイダルシリカと
共にワックスを含有させることができる。ワックス添加により、コロイダルシリカと同様
の効果が期待できる。ワックスとしては、例えば、パラフインワックス(炭素数20〜4
0の炭化水素)、マイクロクリスタリンワックス(炭素数30〜60の炭化水素)、カル
ナウバワックス(炭素数24〜32の脂肪酸及びアルコールのエステル)、キャンデリラ
ワックス(炭素数32,30の脂肪酸とアルコール及びそれらのエステル)、ライスワッ
クス(炭素数16〜32の脂肪酸とアルコールのエステル)、木蝋(炭素数16〜22の
二塩基酸も含むグリセリンとのエステル)、蜜蝋(炭素数16〜32の脂肪酸とアルコー
ルのエステル及び炭化水素)、鯨蝋(炭素数16の脂肪酸とアルコールのエステル)、モ
ンタンワックス(炭素数20〜32の脂肪酸及びアルコールのエステルとレジン質)、オ
ゾケライト(炭化水素)、セレシン(オゾケライトを白色に精製したもの)、ポリエチレ
ンワックス、フィッシャー・トロプッシュワックス(炭素数17〜78の炭化水素)、ア
ミドワックス(脂肪酸アミドまたはビスアミド)、硬化ヒマシ油(カスターワックス、1
2-ヒドロキシステアリン酸とグリセリンのエステル)、一価アルコールと脂肪酸とのエ
ステルを主成分とする合成ワックス、ゲルベ反応により分岐高級アルコールと脂肪酸との
反応から得られるゲルベワックス(エステル)等が挙げられ、これらの1種又は2種以上
を併用することができる。好適な市販ワックスとしては、サンノプコ社製ノプコ1245
−M−SN、ノプコートPEM−17、三井石油化学工業製ケミパールシリーズのWF−
640、W−700、W−200等が挙げられる。ワックスの含有量は、表面保護層中、
樹脂成分に対して1〜10重量%の範囲にあることが好ましい。
上記転写層(表面保護層、接着層)には、必要に応じ、ブチルセロソルブ、ブチルカル
ビトール、ブチルセロソルブアセテート、ブチルカルビトールアセテート、ジエチレング
リコール、ヘキサノール、2−エチルヘキサノール、テキサノール等の成膜助剤の他、紫
外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、耐水化剤、防腐剤、界面活性剤、増粘剤、流動性改
良剤、pH調整剤、レベリング剤、帯電防止剤等の各種添加剤を添加することができる。
転写層を上記のように2層構造とする場合、これらの添加剤は、表面保護層及び接着層の
うちの一方のみに添加してもよく、両方に添加してもよい。
上記転写層の厚みは2〜50μmが好ましく、5〜30μmがさらに好ましい。転写層
の厚みが2μm未満では、画像面の保護効果、光沢感の向上等の効果に乏しく、逆に厚み
が50μm超では、透明性が低下する恐れがある。
上記転写層を表面保護層と接着層の2層構造とする場合は、表面保護層の厚みは1〜2
8μmが好ましく、また、接着層の厚みは2〜29μmが好ましい。
上記転写層は、層形成材料を必要に応じて適当な溶剤と混合して調製した塗工液を、上
記支持体上に塗工して乾燥させることにより形成することができる。塗工液の塗工は、ロ
ールコーティング法、ロッドバーコーティング法、エアナイフコーティング法等の各種塗
工方法により行うことができる。
次に、上述した本発明の画像保護フィルムロールを用いた本発明の画像保護方法につい
て説明する。
本発明の画像保護方法は、上記画像保護フィルムロールから繰り出された上記画像保護
フィルムと、インクジェット記録方式により画像が記録された記録物とを、上記転写層を
該記録物の画像面上に加熱圧着させることにより一体化させて積層シートとし、しかる後
、該積層シートから上記支持体を剥離することにより、該画像面上に保護層を形成する。
インクジェット記録方式は、染料系あるいは顔料系の色材を水性媒体中に含有させてな
る水性インクを使用し、この水性インクを、記録ヘッドのノズルから吐出させることによ
り、記録媒体の被記録面に色材を付与して画像を形成する記録方式である。本発明の画像
保護方法は、オフセット印刷方式、グラビア印刷方式、昇華転写方式、溶融転写方式、静
電トナー記録方式などの種々の記録方式により作製された記録物に対して適用することが
できるが、特に、インクジェット記録方式により作製された記録物に対して有効である。
とりわけ、本発明の画像保護方法は、色材として顔料を含むインクにより画像が記録さ
れたインクジェット記録物に対して有効である。一般に、顔料系の色材により記録された
画像は、染料系の色材により記録された画像に比して、耐水性、耐光性には優れるものの
、発色性(画像濃度)に劣るという欠点があるが、この欠点は、画像を保護層で被覆する
ことで解消できる。よって、顔料系色材による画像と保護層とを組み合わせることで、画
質及び保存性の両特性に優れたオーバーコート記録物が得られる。
顔料系の色材としては、例えば、酸化チタン及び酸化鉄、コンタクト法、ファーネス法
、サーマル法等の公知の方法によって製造されたカーボンブラックなどの無機系顔料;ア
ゾ顔料(アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料等を含む)、多
環式顔料(例えば、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン
顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料
、キノフラロン顔料等)、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キ
レート等)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラックなどの有機系顔料などが挙げ
られる。
また、上記記録物のベースとなる記録媒体としては、インクジェット記録が可能なもの
であれば良く、例えば、上質紙、再生紙、コピー用紙、ボンド紙、インクジェット記録用
紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、樹脂被覆紙(レジンコート紙)、バライタ
紙、板紙、和紙、不織布;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレン
テレフタレート等の樹脂フィルム等が挙げられる。本発明の画像保護フィルムロールの特
長を充分に活かし、高品位のグロス調のオーバーコート記録物を作製する観点からは、イ
ンクジェット記録適性に適合させた特性をもつインクジェット記録用コート紙が好ましい
インクジェット記録用コート紙は、基材上にインク受容層を設けた構成の塗工紙である
。この基材としては、紙、フィルム、樹脂被覆紙などが用いられる。樹脂被覆紙は、紙の
片面又は両面に、ポリエチレンなどのポリオレフィン樹脂層を設けたもので、光沢、質感
、耐水性などに優れ、印字後のコックリング(皺あるいは波打ち)が起こりにくいため、
銀塩写真調のフォトライクな記録物を出力する場合に適している。また、インク受容層は
、非晶質シリカ、炭酸マグネシウム、アルミナ等の無機粒子を40〜90重量%程度含有
する多孔質層で、バインダー成分としてポリビニルアルコール等も含有されている。イン
ク受容層の厚みは20〜50μm程度が好ましい。
図2は、本発明の画像保護方法の実施に利用可能な画像形成装置の要部を模式的に示し
た側面図である。この画像形成装置10は、いわゆるロール紙対応のインクジェットプリ
ンタの記録ヘッドの後方に熱転写機構を組み込んだ構成となっており、記録媒体の被記録
面にインクを吐出させて画像を記録するインクジェット記録部11と、該画像上に保護層
を形成する保護層形成部12とを備える。保護層形成部12には、上述した画像保護フィ
ルム1を円筒状コア4に巻き取ってなるフィルムロールRがセットされる。また、保護層
形成部12の後方には、長尺のシートを単位長さに切断するカッター13と、単位長さに
切断された複数のカットシートをストックする排紙トレイ14とを備える。
このような構成の画像形成装置10において、インクジェット記録部11は、図示しな
いモータにより駆動される給紙ローラ15によって、ロール形態の記録媒体Mをプラテン
16位置に繰り出し、記録ヘッド17よりその被記録面に画像情報に応じて各色インクを
吐出させて画像を形成し、記録物Pを作製する。作製された記録物Pは保護層形成部12
へ搬送される。
保護層形成部12では、搬送されてくる記録物Pに合わせて円筒状コア4を回転させる
ことで、フィルムロールRから画像保護フィルム1を繰り出す。繰り出された画像保護フ
ィルム1は、その転写層が記録物Pの画像面と対向するように重ね合わされ、そのままの
状態で、所定の加熱温度、線圧に調整された加熱ローラ(ヒーター内蔵ローラ)18と加
圧ローラ19との間を所定の速度で通される。これにより、転写層(接着層)が画像面上
に圧着され、記録物Pと画像保護フィルム1とが一体化した積層シートとなる。その後、
巻き取りローラ20によりこの積層シートから支持体2を剥離することにより、画像面上
に保護層が形成された記録物(オーバーコート記録物)OPが得られる。長尺のオーバー
コート記録物OPは、カッター13により所望の長さに切断され、排紙トレイ14上に排
紙される。
以下に、本発明の実施例及び本発明の効果を示す試験例を挙げて、本発明をより具体的
に説明するが、本発明は、斯かる実施例により何等制限されるものではない。
〔実施例1〕
支持体としてのPETフィルム(ルミラーS10、東レ製、厚み38μm、フィルムの
両面のRa=0.007)の一方の面の全面にサンドブラスト処理を施して、該面のRaを1
.0とした。また、該PETフィルムの他方の面(支持体の裏面)の全面に、下記組成の
表面保護層塗工液及び接着層塗工液を順次塗工・乾燥して、厚み4μmの表面保護層、及
び厚み5μmの接着層を積層し、長さ100m、幅(W)34cmの画像保護フィルムを
製造した。そして、この画像保護フィルムを、直径(R)3インチ、肉厚4mmの中空紙
管(円筒状コア)に巻き取りテンション(T)を5.5kgfで一定にして巻き取ってフ
ィルムロールとし、これを実施例1のサンプルとした。
〈表面保護層塗工液の組成〉
・モビニール8020 47.6重量%
(コロイダルシリカ含有エマルション、クラリアントポリマー(株)製、Tg−22℃)
・モビニール790 31.7重量%
(アクリルエマルション、クラリアントポリマー(株)製、Tg102℃)
・スノーテックス30(コロイダルシリカ、日産化学(株)製) 15.9重量%
・サンリーフCLA−3(ワックスエマルション、三洋化成(株)製) 3.8重量%
・テキサノール(成膜助剤、チッソ(株)製) 1.0重量%
〈接着層塗工液の組成〉
・モビニール727 99.0重量%
(アクリルエマルション、クラリアントポリマー(株)製、Tg16℃)
・テキサノール(成膜助剤、チッソ(株)製) 1.0重量%
〔実施例2〕
実施例1において、サンドブラスト処理に代えて、PETフィルムの一方の面の全面に
、ポリエステル及びシリカと溶剤(メチルエチルケトン−トルエン)との混合物を塗工・
乾燥して、厚み2μm、表面のRa0.3の顔料塗工層を積層した以外は、実施例1と同
様にしてフィルムロールを製造し、これを実施例2のサンプルとした。
〔比較例1〕
実施例1において、PETフィルムに対して粗面化処理を一切行わずにそのまま支持体
として使用した以外は実施例1と同様にしてフィルムロールを製造し、これを比較例1の
サンプルとした。
〔比較例2〕
実施例1において、PETフィルムの一方の面の全面にサンドブラスト処理を施して、
該面のRaを1.2とした以外は、実施例1と同様にしてフィルムロールを製造し、これ
を比較例2のサンプルとした。
〔試験例〕
上記各サンプル(フィルムロール)について、フィルム安定性、画質向上性を下記評価
方法によりそれぞれ評価した。これらの結果を下記〔表1〕に示す。
<フィルム安定性の評価方法>
各サンプルを室温50℃、相対湿度85%の環境下に120時間放置した後、各サンプ
ルの転写層(接着層)の表面に形成された凹凸の程度を表面粗さ計(ミツトヨ製サーフテ
スター)で測定し、凹凸の高低差(段差)が0.5μm以下のものをA(フィルム安定性
良好)、段差が0.5μmを超えて1μm以下のものをB(実用上問題無し)、段差が1
μmを超えて2μm以下のものをC(実用限界)、段差が2μmを超えるものをD(実用
不可)とした。
<画質向上性の評価方法>
先ず、インクジェットプリンタ(「MC2000」セイコーエプソン製)に、インクジ
ェット記録用コート紙(「写真用紙〈光沢〉」セイコーエプソン製)をセットし、MC2
000に標準装備されている6色の水性顔料インクを用いて、インクジェット記録物を作
製した。次いで、このインクジェット記録物の画像面上に、上記各サンプルから繰り出し
た画像保護フィルムを、転写層(接着層)と画像面とが対向するように重ね合わせ、線圧
5.0kN/cm2、加熱温度100℃に設定された一対のヒートロール間を通過させることに
より両者を圧着させて、積層シートを製造した。そして、この積層シートから支持体を剥
離することにより、画像面上に保護層が形成されたオーバーコート記録物を作製した。
このようにして得られた各オーバーコート記録物の保護層表面を、3波長型蛍光灯(F
ML27EX−N、松下電器(株)製)の直下にて目視で観察し、水玉模様のような跡が
全く見られず、且つ光沢感に優れ、画像濃度も高いものをA(画質向上性良好)、水玉模
様が薄く視認できるものをB、水玉模様が容易に視認できるものをCとした。
Figure 2005335232
本発明に係る画像保護フィルムの一実施形態を模式的に示した断面図である。 本発明の画像保護方法の実施に利用可能な画像形成装置の要部を模式的に示した側面図である。
符号の説明
1…画像保護フィルム、2…支持体、2a…支持体の裏面(転写層が積層される面と反対
側の面)、3…転写層、31…表面保護層、32…接着層、4…円筒状コア、10…画像
形成装置、11…インクジェット記録部、12…保護層形成部、13…カッター、14…
排紙トレイ、15…給紙ローラ、16…プラテン、17…記録ヘッド、18…加熱ローラ
、19…加圧ローラ、20…巻き取りローラ、R…フィルムロール、M…記録媒体、P…
記録物、OP…オーバーコート記録物

Claims (9)

  1. 支持体と、該支持体の片面に剥離可能に積層され、記録物の画像面上に熱転写される転
    写層とを有する画像保護フィルムを、ロール状に巻き取ってなる画像保護フィルムロール
    であって、
    上記支持体の上記転写層が積層される面と反対側の面のJIS−B0601による表面
    粗さ(Ra)が0.3〜1.0であることを特徴とする画像保護フィルムロール。
  2. 上記支持体の上記転写層が積層される面のJIS−B0601による表面粗さ(Ra)
    が0.1以下であることを特徴とする請求項1記載の画像保護フィルムロール。
  3. 上記支持体は、上記転写層が積層される面と反対側の面が、無機粒子の吹き付け処理に
    より粗面化された樹脂フィルムからなることを特徴とする請求項1又は2記載の画像保護
    フィルムロール。
  4. 上記支持体は、樹脂フィルムと、該樹脂フィルムの片面に積層され、顔料及びバインダ
    ーを含有する顔料塗工層とからなり、該樹脂フィルムの該顔料塗工層が積層される面と反
    対側の面に上記転写層が剥離可能に積層されることを特徴とする請求項1又は2記載の画
    像保護フィルムロール。
  5. 上記転写層は、上記支持体側から表面保護層及び接着層を順次積層してなり、該接着層
    のガラス転移温度が−20〜60℃であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載の画像保護フィルムロール。
  6. 上記表面保護層のガラス転移温度が−50〜60℃であることを特徴とする請求項5記
    載の画像保護フィルムロール。
  7. 上記表面保護層がコロイダルシリカを含有することを特徴とする請求項5又は6記載の
    画像保護フィルムロール。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の画像保護フィルムロールを用いた画像保護方法であっ
    て、
    上記画像保護フィルムロールから繰り出された上記画像保護フィルムと、インクジェッ
    ト記録方式により画像が記録された記録物とを、上記転写層を該記録物の画像面上に加熱
    圧着させることにより一体化させて積層シートとし、しかる後、該積層シートから上記支
    持体を剥離することにより、該画像面上に保護層を形成することを特徴とする画像保護方
    法。
  9. 上記記録物は、色材として顔料を含むインクにより画像が記録されたものであることを
    特徴とする請求項8記載の画像保護方法。

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