JP2005334845A - 鋼管内残留切粉の除去装置 - Google Patents

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成利 佐藤
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Abstract

【課題】本発明は、管端面取り後の鋼管端部内に残留した切粉を従来より迅速に、且つ完全に除去可能な鋼管内残留切粉の除去装置を提供することを目的としている。
【解決手段】鋼管の一端側に設置され、管内に残留している切粉を管外に掻き出し、除去する装置を開発した。それは、鋼管の一端より管内へ挿入される棒状部材と、該棒状部材の長手方向への前後進手段及びその軸を中心に回転する回転手段と、棒状部材の先端に、径が拡縮自在で、且つ交換可能に取り付けられたブラシと、該ブラシで管壁から掻き落とされた前記切粉を管端側へ送るように、該ブラシのスキュウ手段とを備えたものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、鋼管内残留切粉の除去装置に係わり、詳しくは、鋼管を一定長さに切断したり、面取りした際に管内に残留する切粉を人手を介さずに除去する装置に関する。
継目無鋼管、電縫鋼管等は、それらの造管工程においてかなり長尺(例えば、25m程度)の管として製造されるので、該工程の途上で切断機を用いて所望の製品長さに切断される。そして、切断後の管端は、面取りと称し回転刃で形状を整えられる。
ところが、これらの切断や面取りを行うと、所謂「切粉」と呼ばれる鋼粉(屑)が管内に、管端からほぼ1.5mまでの範囲に残留してしまう。この切粉の残留は、ユーザーより異物混入というクレームがつくので、そのままの状態で出荷できない。そのため、現在は、面取り作業に携わるオペレータが面取り後のウオーキングビームにて搬送された位置で、管の端部から内部を覗き、ホーキ等で掃き出して除去するようにしている。この作業は、オンラインで製品毎に行われるので、この切粉除去作業も兼ねてオペレータが配置されているのが現状で、危険な作業にも相当する。
本発明は、かかる事情に鑑み、管端面取り後の鋼管端部内に残留した切粉を従来より迅速に、且つ完全に除去可能な鋼管内残留切粉の除去装置を提供することを目的としている。
発明者は、上記目的を達成するため鋭意研究を重ね、その成果を本発明に具現化した。
すなわち、本発明は、鋼管の一端側に設置され、管内に残留している切粉を管外に掻き出し、除去する装置であり、前記鋼管の一端より管内へ挿入される棒状部材と、該棒状部材の長手方向への前後進手段及びその軸を中心に回転する回転手段と、棒状部材の先端に、径が拡縮自在で、且つ交換可能に取り付けられたブラシと、該ブラシで管壁から掻き落とされた前記切粉を管端側へ送るように、該ブラシのスキュウ手段とを備えたことを特徴とする鋼管内残留切粉の除去装置である。
この場合、前記管内へ挿入される棒状部材の高さを、鋼管の径に応じて調整する棒状部材の昇降手段を備えているのが好ましい。また、前記ブラシのスキュウ角が30°(0を含まず)以下であり、あるいはさらに、掻き出された前記切粉の回収手段を備えていると良い。
本発明によれば、管端面取り後の鋼管端部内に残留した切粉を、人手を介さずに、従来より迅速に、且つ完全に除去できるようになる。その結果、常に安定した管内形状が得られ、危険作業も解消される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
一定長さに切断された鋼管は、下流工程に搬送され、そこで面取りが行われる。本発明に係る鋼管内残留切粉の除去装置は、面取りが終了した鋼管の一端側に設置されて、管内に残留している切粉を管外に掻き出し、除去するものである。その装置の具体例を、上方から見た図1で、図1のA−A矢視を図2で、横断面を図3で示す。これらの図では、鋼管は水平に載置してあるが、本発明はかならずしも水平でなく、ある程度傾斜していてもかまわない。装置を傾斜させて設置すれば良いからである。
まず、それは、図3より明らかなように、鋼管1の一端より管内へ挿入される棒状部材2を備えている。この棒状部材2は、フレーム3内に収容されており、該フレーム3の一端を後述の前後進手段4で片持ち式で支持するように構成されている。そして、該棒状部材2は、長手方向へ必要に応じて前後進するが、その前後進手段4は、前記フレーム3の長手方向に直角に取り付けた多数のピン・ギア5と、図2より明らかなように、モータ6駆動の送りギア7とからなっている。つまり、該送りギア7に前記ピン・ギア5と噛み合わせ、フレーム3ごと棒状部材2を前進又は後進させるようになっている。
また、該棒状部材2は、その軸を中心に回転する回転手段も備えている。その回転は、フレーム3上に設置した別のモータ8の回転軸9に取り付けたプーリ10と、棒状部材2に固定して取り付けた別のプーリ11とをベルト12で連結することで行われる。さらに、棒状部材2の先端には、径が拡縮自在で、且つ交換可能に取り付けられたブラシ13(例えば、線径0.2mm程度のワイヤ・ブラシ)が取り付けられる。従って、該ブラシ13は、棒状部材2の管内への挿入時には縮径でき、管壁に付着している切粉を回転で掻き落とす際には、拡径して管壁と接触するようになっている。
ブラシ13の径を拡縮する手段は、図4に示すように、該ブラシ13に固定したリンク14を、ピン15で棒状部材2のブラケット16に連結した別のリンク17を可動させることで行う。その駆動は、棒状部材の後端に設けたエア・シリンダ18で行うようになっている。
前記ブラシ13で管壁から掻き落とされた前記切粉は、管端側へ送る必要があるが、それは、該ブラシ13にスキュウ手段14を備けることで可能となる。つまり、ブラシ13は、図2より明らかなように、棒状部材2が後進する際に、管壁に付着又は掻き落とされて溜まっている切粉が管端側へ移動するように、棒状部材2の軸に対して一定の角度(スキュウ角:θという)で傾くようになっている。本発明では、このスキュウ角:θは30°以下であることが好ましい。なお、ブラシのスキュウ手段14としては、図4から明らかなように、棒状部材2先端のブラシ取付座に対して30°傾けて取り付けることで実現し、それを前記エア・シリンダ18で、駆動させて前後進させれば良い。
切粉の除去が必要な鋼管1は、サイズが一定していない。そのため、本発明では、前記管内へ挿入される棒状部材2の高さを、鋼管1の径の変更に応じて調整できることが望ましい。そこで、本発明に係る装置には、棒状部材2の高さ調整が可能な昇降手段19を備えるようにした。具体的には、ベベル・ギア方式のスクリュウ・ジャッキを利用すれば良い。
電縫鋼管の製造ラインで、一定長さに切断された該鋼管の面取り後に、本発明に係る装置による管内に残留する切粉の除去作業を行った。その結果、本発明に係る装置の鋼管内残留切粉の除去性能は、従来通りにオペレータが内部観察してホーキで掻き出す場合と同等以上であることが確認できた。
本発明に係る鋼管内残留切粉の除去装置を上方から眺めた平面図である。 図1のA−A矢視図である。 図1の横断面図である。 本発明に係る鋼管内残留切粉の除去装置に備えたブラシの径の拡縮手段及びスキュウ手段を説明する図である。
符号の説明
1 鋼管
2 棒状部材
3 フレーム
4 前後進手段
5 ピン・ギア
6 モータ
7 送りギア
8 別のモータ
9 回転軸
10 プーリ
11 別のプーリ
12 ベルト
13 ブラシ
14 リンク
15 ピン
16 ブラケット
17 別のリンク
18 エア・シリンダ
19 昇降手段
20 ブラシ取付座

Claims (4)

  1. 鋼管の一端側に設置され、管内に残留している切粉を管外に掻き出し、除去する装置であり、
    前記鋼管の一端より管内へ挿入される棒状部材と、該棒状部材の長手方向への前後進手段及びその軸を中心に回転する回転手段と、棒状部材の先端に、径が拡縮自在で、且つ交換可能に取り付けられたブラシと、該ブラシで管壁から掻き落とされた前記切粉を管端側へ送るように、該ブラシのスキュウ手段とを備えたことを特徴とする鋼管内残留切粉の除去装置。
  2. 前記管内へ挿入される棒状部材の高さを、鋼管の径に応じて調整する棒状部材の昇降手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の鋼管内残留切粉の除去装置。
  3. 前記ブラシのスキュウ角が30°(0を含まず)以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の鋼管内残留切粉の除去装置。
  4. さらに、掻き出された前記切粉の回収手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鋼管内残留切粉の除去装置。
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