JP2005334390A - 気密化粧料容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】化粧料の充填操作に支障がなく、また内蓋を化粧料皿に取り付けるヒンジの構造を単純化かつ堅牢とすることが可能な気密化粧料容器を提供する。
【解決手段】容器本体1と、容器本体1を開閉する外蓋3と、容器本体1内に離脱不能に取り付けた枠体4と、枠体4内に装着した化粧料皿と、枠体4に回動自在にかつ取り外し不能に設けた内蓋7と、化粧料皿内を気密にシールする気密シールと、容器本体1のプッシュピース9と、プッシュピース9の押圧操作で離脱される第1フックと、化粧料皿と内蓋7との間に係脱自在に設けた第2フック11と、第2フック直上の舌片12と、外蓋3の閉じ操作で第2フックを係合させかつ係合状態を保持する環状段差部13と、プッシュピース9の押圧操作で第2フックの離脱方向へ内蓋7を押圧し、かつ当該内蓋7の閉じ操作で第1フックの係合方向へプッシュピース9を押圧する傾斜ブロック部14とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、化粧料の充填操作に支障がなく、また内蓋を化粧料皿に取り付けるヒンジの構造を単純化かつ堅牢とすることが可能な気密化粧料容器に関する。
容器本体とこれを開閉する外蓋、並びに容器本体内に設けた化粧料皿とこれを開閉する内蓋を有し、外蓋で容器本体を閉じた際に、内蓋で化粧料皿内部を気密にシールするようにした気密化粧料容器として、例えば特許文献1が知られている。当該特許文献1では、化粧料を補充できるタイプとして、化粧料が内部に充填された化粧料皿相当の交換用のレフィル容器を容器本体に着脱自在に設け、このレフィル容器にヒンジを介して内蓋を一体的に取り付けるようにしたものと、化粧料を使い切るタイプとして、化粧料が内部に充填される化粧料皿部と枠体部とを一体化した形態の化粧料収納皿を容器本体に取り外し不能に取り付け、この化粧料収納皿にヒンジを介して内蓋を脱着可能に取り付けるようにしたものとが開示されている。
前者の場合には、化粧料を補充するためのレフィル容器に内蓋を備えていることから、交換用としてのレフィル容器の部品点数が多く、製造コストが高かった。これに対し、後者の場合には、交換操作が不要な使い切りタイプであって、内蓋を容器本体側の化粧料収納皿に取り付けるようにしていた。
特開2000−217630号公報
ところで、化粧料皿にはこれを容器本体内に組み付ける前に予め化粧料を充填しておく必要があって、上述した後者の使い切りタイプにあっては、枠体部と化粧料皿部とを一体化した化粧料収納皿を採用していたため、化粧料が充填されている化粧料収納皿を、その枠体部を介して容器本体に取り外し不能に組み付けるときのハンドリングに際して、組み付け時の衝撃によって充填されている化粧料に割れが入ってしまうおそれがあった。また、ヒンジを介して内蓋を化粧料収納皿に脱着可能に取り付けるようにしていて、これにより予め化粧料を化粧料収納皿に充填する際に内蓋が邪魔にならないようにし、そしてまた充填操作後には化粧料収納皿に内蓋を容易に取り付けられるようにしているが、このためにヒンジはその構造が複雑化するとともに脆弱であるという課題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、化粧料の充填操作に支障がなく、また内蓋を化粧料皿に取り付けるヒンジの構造を単純化かつ堅牢とすることが可能な気密化粧料容器を提供することを目的とする。
本発明にかかる気密化粧料容器は、容器本体と、該容器本体に第1ヒンジを介して回動自在に設けられ、当該容器本体を開閉する外蓋と、上記容器本体内に離脱不能に取り付けられた枠体と、該枠体内に装着され、化粧料を収容する合成樹脂製の化粧料皿と、上記枠体に第2ヒンジを介して回動自在にかつ取り外し不能に設けられ、上記化粧料皿を外部へ開閉自在に開放する合成樹脂製の内蓋と、該内蓋と上記化粧料皿との間に設けられ、当該内蓋の閉じ操作に応じて該化粧料皿内を気密にシールする気密シールと、上記容器本体に設けられ、押圧操作されるプッシュピースと、該プッシュピースと上記外蓋との間に係脱自在に設けられ、当該プッシュピースの押圧操作に応じて離脱される第1フックと、上記化粧料皿と上記内蓋との間に係脱自在に設けられた第2フックと、上記内蓋に上記第2フック直上に位置させて形成された舌片と、上記外蓋に設けられ、当該外蓋の閉じ操作に応じて上記第2フックを係合させかつ係合状態を保持するために該第2フックの係合方向へ上記舌片を押圧する押圧部と、上記プッシュピースと上記内蓋との間に設けられ、当該プッシュピースの押圧操作に応じて上記第2フックの離脱方向へ該内蓋を押圧するとともに、当該内蓋の閉じ操作に応じて上記第1フックの係合方向へ該プッシュピースを押圧するフック作動部とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる気密化粧料容器にあっては、化粧料の充填操作に支障がなく、また内蓋を化粧料皿に取り付けるヒンジの構造を単純化かつ堅牢にすることができる。
以下に、本発明にかかる気密化粧料容器の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態にかかる気密化粧料容器は基本的には、図1〜図5に示すように、容器本体1と、容器本体1に第1ヒンジ2を介して回動自在に設けられ、当該容器本体1を開閉する外蓋3と、容器本体1内に離脱不能に取り付けられた枠体4と、枠体4内に装着され、化粧料を収容する合成樹脂製の化粧料皿5と、枠体4に第2ヒンジ6を介して回動自在にかつ取り外し不能に設けられ、化粧料皿5を外部へ開閉自在に開放する合成樹脂製の内蓋7と、内蓋7と化粧料皿5との間に設けられ、当該内蓋7の閉じ操作に応じて化粧料皿5内を気密にシールする気密シール8と、容器本体1に設けられ、押圧操作されるプッシュピース9と、プッシュピース9と外蓋3との間に係脱自在に設けられ、当該プッシュピース9の押圧操作に応じて離脱される第1フック10と、化粧料皿5と内蓋7との間に係脱自在に設けられた第2フック11と、内蓋7に第2フック11直上に位置させて形成された舌片12と、外蓋3に設けられ、当該外蓋3の閉じ操作に応じて第2フック11を係合させかつ係合状態を保持するために第2フック11の係合方向へ舌片12を押圧する押圧部としての環状段差部13と、プッシュピース9と内蓋7との間に設けられ、当該プッシュピース9の押圧操作に応じて第2フック11の離脱方向へ内蓋7を押圧するとともに、当該内蓋7の閉じ操作に応じて第1フック10の係合方向へプッシュピース9を押圧するフック作動部としての傾斜ブロック部14とを備えて構成される。
本実施形態にあっては、容器本体1に取り付けられる枠体4に対して、予め化粧料が充填される化粧料皿5を別部品として、当該枠体4を容器本体1に離脱不能に取り付けた後にその内部に装着できるようにするとともに、内蓋7を、第2ヒンジ6を介して枠体4に取り付けるようにし、この際、第2ヒンジ6を、内蓋7の枠体4、ひいては容器本体1からの取り外しが不能として、簡易かつ堅牢な構造にしている。
容器本体1は本実施形態にあっては、底面部の外周縁から周壁部が立ち上げられて形成されて、内部に化粧料皿5と当該化粧料皿5を保持する枠体4とが収納される相当の深さを有する皿状に形成される。容器本体の周壁部には、これを部分的に切り欠いてプッシュピース9を装着するための切り欠き部15が形成されるとともに、この切り欠き部15とは反対側には、周壁部を容器本体1内方へ窪ませて第1ヒンジ2の凹部16が形成される。また、容器本体1の周壁部内面には、その周方向に沿って適宜間隔を隔てて、枠体4を係止する係止凹部17が形成される。
外蓋3は、容器本体1の平面外形輪郭と合致する天井部の外周縁から周側壁が垂下形成されて、内部に化粧用のパフ18などを収納することが可能な相当の深さを有する皿状に形成される。外蓋3には、天井部の裏面に鏡板19が取り付けられる。この外蓋3の周側壁内周面には、容器本体1の切り欠き部15、すなわちプッシュピース9の装着位置に対応させて第1フック10の第1フック凹部20が形成される。また、外蓋3の周側壁には、容器本体1の凹部16内に挿入される第1ヒンジ2の第1ヒンジ片21が垂下形成される。そして、凹部16内に挿入された第1ヒンジ片21に対し凹部16外側から第1ヒンジピン22を打ち込むことによって第1ヒンジ2が構成され、これにより外蓋3は当該第1ヒンジ2を介して容器本体1にこれを開閉すべく回動自在に設けられる。
容器本体1内に収納される枠体4は、環状平坦部の内周縁から環状内壁が垂下形成されるとともに外周縁から環状外壁が垂下形成されて、容器本体1の周壁部内面に沿う円環状に形成され、環状外壁に形成された係止凸部23が容器本体1の係止凹部17に、容器本体1内方へ挿入可能にかつ外方へ取り出し不能に係止されることで、容器本体1内に離脱不能に取り付けられる。また、枠体4の環状内壁には、その周方向に沿って適宜間隔を隔てて、左右一対のスリットにより弾性変形可能とされた弾性片部24が形成され、これら弾性片部24には、この弾性片部24の弾性作用を利用して化粧料皿5に係脱自在に係合する係合凸部25が形成される。さらに枠体4の環状平坦部には、容器本体1の切り欠き部15および凹部16の配置と交差する配置で、一方に第2ヒンジ6の一対の第2ヒンジブロック26が上方へ突出されて形成され、第2ヒンジブロック26とは反対側に、第2フック11を設けるための窪み部27が形成される。
枠体4内に装着される化粧料皿5は合成樹脂製であって、化粧料を収容する皿部28と、皿部28全体を外側から取り囲んで配置され、皿部28にこれより外方へ張り出す環状鍔部29を介して連結されて、当該環状鍔部29により皿部28との間に環状の溝部30を形成する筒部31とから枠体4の環状内壁に沿う円形状に形成される。
筒部31の外周面下部にはその周方向に沿って、化粧料皿5の向きにかかわらず枠体4の係合凸部25と係脱可能に係合されて、化粧料皿5を枠体4内に着脱自在に保持する環状の係合溝部32が形成される。また、係合溝部32上方の筒部31の外周面上部には、枠体4の窪み部27から環状内壁の周方向に窪ませて形成された環状窪み部33内にわたって、第2フック11の環状の第2フック突部34が形成される。容器本体1に収納された化粧料皿5は、その直下の容器本体1の底面部に形成した孔部35から差し込まれる棒状物などによって押し上げることで係合溝部32が係合凸部25から離脱され、これにより枠体4、ひいては容器本体1から取り外されるようになっている。
内蓋7も合成樹脂製であって、平面外形輪郭が化粧料皿5に合致するほぼ円形板状の蓋面部36と、蓋面部36の外周縁から垂下されて化粧料皿5の環状の溝部30内に挿入される気密シール8の環状シール壁部37と、蓋面部36から外方へ突出され、枠体4の第2ヒンジブロック26間に挿入される第2ヒンジ片38と、蓋面部36から垂下形成され、枠体4の窪み部27に挿入される第2フック11の第2フック片39と、蓋面部36に第2フック片39の直上位置から外方へ斜め上向きに迫り出して形成され、外蓋3を閉じた際に当該外蓋3の周側壁から内方へ迫り出して形成された押圧部である環状段差部13直下に当接される舌片12と、蓋面部36に容器本体1の切り欠き部15に対応する位置から外方へ突出させて形成された庇部40とから構成される。
また、内蓋7の蓋面部36の裏面には、化粧料皿5の皿部28上端面に当接されてシールを構成する環状シール突起41が形成される。第2ヒンジブロック26間に挿入された第2ヒンジ片38に対し第2ヒンジピン42を打ち込むことによって取り外し不能な第2ヒンジ6が構成され、これにより内蓋7は当該第2ヒンジ6を介して枠体4、ひいては容器本体1に化粧料皿5を外部へ開閉自在に開放すべく回動自在に設けられる。
気密シール8は、内蓋7の環状シール壁部37と、当該環状シール壁部37が挿入される化粧料皿5の環状の溝部30を形成する皿部28外周面および筒部31内周面とによって構成される。筒部31内周面の上部は環状シール壁部37との間に隙間を形成すべく、化粧料皿5外方へ窪ませて形成される。また環状シール壁部37の下部は、皿部28外周面との間に隙間を形成するように、その上部よりも薄い厚さで形成される。そして、内蓋7を閉じることにより、環状シール壁部37が環状の溝部30に入り込み、環状シール壁部37の上部および下部がそれぞれ隙間を利用して外側および内側へ弾性的に撓み変形しつつ摺接しながら溝部30の奥へ進入し、皿部28外周面上部および筒部31内周面下部の2箇所に対して弾性作用をもって圧接して、これにより化粧料皿5内を気密にシールする気密シール8が形成されるようになっている。
また、第2フック11は、化粧料皿5の向きにかかわらず枠体4の窪み部27に位置される筒部31の第2フック突部34と、内蓋7の閉じ操作に応じて窪み部27に挿入されて第2フック突部34に係脱自在に係合される内蓋7の第2フック片39とから構成される。
また、第2フック片39直上の舌片12は外蓋3の閉じ操作に応じて、当該第2フック片39を第2フック突部34に対して係合させかつその係合状態を保持するための環状段差部13が当接され、これにより第2フック片39の第2フック突部34への係合方向である下方へ押圧されるようになっている。
プッシュピース9は容器本体1の切り欠き部15にスライド自在に設けられる。このプッシュピース9は、側断面コ字状となす底板部のスライド突起43と、切り欠き部15のスライド溝44および枠体4の環状外壁の係止鍔部45とによって、容器本体1内方へのスライド移動が案内される。頂板部には、外蓋3の第1フック凹部20に係脱自在に係合する第1フック10の第1フック凸部46が形成され、これら第1フック凸部46および第1フック凹部20により、プッシュピース9と外蓋3との間に第1フック10が構成される。
さらにプッシュピース9には、内蓋7との間に位置させて、具体的にはプッシュピース9の頂板部には、内蓋7の庇部40とその直下で窪ませた枠体4の環状外壁との間に形成した隙間によって、庇部40直下に挿抜自在に挿入される傾斜ブロック部14が形成される。この傾斜ブロック部14は、プッシュピース9を押し込む押圧操作に応じて内蓋7の庇部40直下に進入して内蓋7を押し上げ、第2フック片39が第2フック突部34から離脱する上方へ向かって内蓋7を押圧するとともに、内蓋7を押し下げる内蓋7の閉じ操作に応じて庇部40直下から抜け出してプッシュピース9を外側へ押し出し、第1フック凸部46が第1フック凹部20と係合する前方へ向かってプッシュピース9を押圧するために、プッシュピース9の押し込み方向に沿って次第に迫り上がるように形成される。
本実施形態にかかる気密化粧料容器の作用について説明すると、これを組み立てるに当たっては、第2ヒンジ6を介して枠体4に内蓋7を取り外し不能に組み付ける一方で、第1ヒンジ2を介して容器本体1に外蓋3を組み付け、容器本体1の切り欠き部15にプッシュピース9を組み込んだ状態で、係止凹部17に係止凸部23を係止して枠体4を容器本体1に離脱不能に取り付ける。他方で、別途化粧料皿5に化粧料を充填し、係合凸部25に対して係合溝部32を係合させることで、枠体4、ひいては容器本体1に着脱自在に装着できるようになっている。
そして容器本体1を閉じる際には、第2ヒンジ6を介して内蓋7を閉じ、そしてさらに第1ヒンジ2を介して外蓋3を閉じる。内蓋7を閉じる際には、第2フック11を係合したか否かにかかわらず、外蓋3の閉じ操作に応じて環状段差部13により内蓋7の舌片12を第2フック11の係合方向へ押圧して係合させることができ、またその係合状態を保持することができる。この環状段差部13による舌片12の押圧作用により、内蓋7の閉じ忘れを防止することができる。この内蓋7の閉じ操作に応じて、内蓋7の環状シール壁部37が化粧料皿5の環状の溝部30内に摺接しつつ入り込んでこれら内蓋7と化粧料皿5との間で気密シール作用8を確保することができ、かつまた内蓋7の環状シール突起41も化粧料皿5の皿部28に当接して、これらにより十分な気密シール性能を得ることができる。この内蓋7および外蓋3の閉じ操作の際、第2フック11の係合によってプッシュピース9の傾斜ブロック部14が内蓋7の庇部40から押し出され、この押し出し作用により第1フック10が係合して外蓋3の容器本体1に対する閉止状態を保持することができる。
他方、容器本体1を開いて化粧料皿5を開放する際には、プッシュピース9を押し込み操作する。プッシュピース9を押し込み操作すると、第1フック10の係合が離脱されて外蓋3の開放操作が可能になるとともに、かつプッシュピース9の傾斜ブロック部14が庇部40直下に進入して内蓋7を押し上げることとなり、これにより第2フック11の係合も同時に離脱されて、内蓋7の開放操作が可能となり、これにより外蓋3および内蓋7を開くことで化粧料皿5内の化粧料を使用することができる。
以上説明した本実施形態にかかる気密化粧料容器にあっては、化粧料が充填される化粧料皿を容器本体や枠体とは別体として、後から容器本体内に組み込むようにしたので、化粧料の充填操作に支障を来すことがないとともに、製造過程での化粧料の割れなどを防止でき、かつまた内蓋を、容器本体に取り外し不能に取り付けられる枠体、すなわち容器本体に付設する形態で取り外し不能に設けるようにしたので、内蓋の第2ヒンジの構造を単純かつ堅牢に構成することができる。
また、外蓋3の環状段差部13と内蓋7の舌片12、並びにプッシュピース9の傾斜ブロック部14と内蓋7の庇部40により、化粧料皿5を気密にシールする内蓋7の第2フック11、容器本体1を開閉する外蓋3の第1フック10およびプッシュピース9の操作の連係をきわめて合理的に確保することができる。さらに、上記構成の気密シール8により合成樹脂製の内蓋7と化粧料皿5であっても、十分な気密シール性能を確保することができる。
本発明にかかる気密化粧料容器の好適な一実施形態を示す分解斜視図である。 図1の気密化粧料容器の外蓋および内蓋を開放し、化粧料皿を取り外した状態を示す平面図である。 図1に示した気密化粧料容器の側断面図である。 図1に示した気密化粧料容器の正面断面図である。 図1に示した気密化粧料容器の要部拡大正面断面図である。
符号の説明
1 容器本体
2 第1ヒンジ
3 外蓋
4 枠体
5 化粧料皿
6 第2ヒンジ
7 内蓋
8 気密シール
9 プッシュピース
10 第1フック
11 第2フック
12 舌片
13 環状段差部
14 傾斜ブロック部

Claims (1)

  1. 容器本体と、該容器本体に第1ヒンジを介して回動自在に設けられ、当該容器本体を開閉する外蓋と、上記容器本体内に離脱不能に取り付けられた枠体と、該枠体内に装着され、化粧料を収容する合成樹脂製の化粧料皿と、上記枠体に第2ヒンジを介して回動自在にかつ取り外し不能に設けられ、上記化粧料皿を外部へ開閉自在に開放する合成樹脂製の内蓋と、該内蓋と上記化粧料皿との間に設けられ、当該内蓋の閉じ操作に応じて該化粧料皿内を気密にシールする気密シールと、上記容器本体に設けられ、押圧操作されるプッシュピースと、該プッシュピースと上記外蓋との間に係脱自在に設けられ、当該プッシュピースの押圧操作に応じて離脱される第1フックと、上記化粧料皿と上記内蓋との間に係脱自在に設けられた第2フックと、上記内蓋に上記第2フック直上に位置させて形成された舌片と、上記外蓋に設けられ、当該外蓋の閉じ操作に応じて上記第2フックを係合させかつ係合状態を保持するために該第2フックの係合方向へ上記舌片を押圧する押圧部と、上記プッシュピースと上記内蓋との間に設けられ、当該プッシュピースの押圧操作に応じて上記第2フックの離脱方向へ該内蓋を押圧するとともに、当該内蓋の閉じ操作に応じて上記第1フックの係合方向へ該プッシュピースを押圧するフック作動部とを備えたことを特徴とする気密化粧料容器。
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