JP2005333335A - 撮像モジュール及び静電シャッタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像素子へのノイズの影響を低減することのできる撮像モジュール及び静電シャッタ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 表面に第1の駆動用電極(4b)を有する第1の固定部材(1b)と、第1の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて移動可能な遮光性を有する第1の移動部材(24b)と、第1の移動部材を第1の固定部材とで挟むように配置された保護部材(25)と、第1の固定部材の、第1の移動部材と対向する面の裏面側に配置され、表面に複数の第2の駆動用電極(4a)を有する第2の固定部材(1a)と、第1の固定部材と第2の固定部材とで挟まれるように配置され、第2の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて移動可能な遮光性を有する第2の移動部材(24a)とを備えた静電シャッタ装置において、第2の駆動用電極の、前記第2の移動部材と対向する面の裏面側に配置されたシールド電極(4c)を有する静電シャッタ装置である。
【選択図】 図8

Description

本発明は、駆動用電極の電荷により駆動力を受けて移動するシャッタ幕を備えた静電シャッタ装置と、その静電シャッタ装置を用いた撮像モジュールに関する。
シャッタ装置に関する技術として、誘導電荷形アクチュエータの動作原理を用いてスライダを駆動し、そのスライダをシャッタ幕として機能させる技術が開示されている。この技術では、ガラエポ基板の表面に電極を形成してそれに対向して第1のスライダを配置し、裏面にも電極を形成してそれに対向して第2のスライダを配置している(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−220592号公報
特許文献1に記載の技術では、絞り機能付きのレンズシャッタに適用された例が記載されているが、2つのスライダを先幕、後幕として用いることでフォーカルプレーンタイプのシャッタ機構としても適用することが考えられる。
しかし、このようなフォーカルプレーンシャッタを撮像素子の前に配置した場合、ガラエポ基板に設けられた電極への印加電圧が撮像素子にとってノイズ源になるという問題がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、撮像素子へのノイズの影響を低減することのできる撮像モジュール及び静電シャッタ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための、本発明に係る請求項1に記載の撮像モジュールは、表面に第1の駆動用電極を有する第1の固定部材と、前記第1の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、前記第1の固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第1の移動部材と、前記第1の移動部材を前記第1の固定部材とで挟むように配置された保護部材と、前記第1の固定部材の、前記第1の移動部材と対向する面の裏面側に配置され、表面に複数の第2の駆動用電極を有する第2の固定部材と、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材とで挟まれるように配置され、前記第2の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、前記第2の固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第2の移動部材と、前記第2の固定部材の、前記第2の移動部材と対向する面の裏面側に配置された撮像素子とを備えた撮像モジュールにおいて、前記第2の駆動用電極と前記撮像素子との間に配置されたシールド電極を有する。
また本発明に係る請求項2に記載の撮像モジュールは、上記記載の発明である撮像モジュールにおいて、記シールド電極は前記第2の固定部材の前記第2の移動部材と対向する面に配置され、前記シールド電極と前記第2の駆動用電極との間に絶縁体を配置した。
また本発明に係る請求項3に記載の撮像モジュールは、上記記載の発明である撮像モジュールにおいて、記シールド電極は前記第2の固定部材の前記第2の移動部材と対向する面の裏面側に配置された。
また本発明に係る請求項4に記載の撮像モジュールは、上記記載の発明である撮像モジュールにおいて、前記シールド電極は導電率の高い材質で構成されている。
また本発明に係る請求項5に記載の撮像モジュールは、上記記載の発明である撮像モジュールにおいて、前記シールド電極は接地されている。
また本発明に係る請求項6に記載の撮像モジュールは、上記記載の発明である撮像モジュールにおいて、前記シールド電極は透磁率の高い材質で構成されている。
また本発明に係る請求項7に記載の撮像モジュールは、上記記載の発明である撮像モジュールにおいて、前記シールド電極は透明電極を用いた。
また本発明に係る請求項8に記載の静電シャッタ装置は、表面に第1の駆動用電極を有する第1の固定部材と、前記第1の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、前記第1の固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第1の移動部材と、前記第1の移動部材を前記第1の固定部材とで挟むように配置された保護部材と、前記第1の固定部材の、前記第1の移動部材と対向する面の裏面側に配置され、表面に複数の第2の駆動用電極を有する第2の固定部材と、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材とで挟まれるように配置され、前記第2の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、前記第2の固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第2の移動部材とを備えた静電シャッタ装置において、前記第2の駆動用電極の、前記第2の移動部材と対向する面の裏面側に配置されたシールド電極を有する。
また本発明に係る請求項9に記載の静電シャッタ装置は、上記記載の発明である静電シャッタ装置において、前記シールド電極は前記第2の固定部材の前記第2の移動部材と対向する面に配置され、前記シールド電極と前記第2の駆動用電極との間に絶縁体を配置した。
また本発明に係る請求項10に記載の静電シャッタ装置は、上記記載の発明である静電シャッタ装置において、前記シールド電極は前記第2の固定部材の前記第2の移動部材と対向する面の裏面側に配置された。
また本発明に係る請求項11に記載の静電シャッタ装置は、上記記載の発明である静電シャッタ装置において、前記シールド電極は導電率の高い材質で構成されている。
また本発明に係る請求項12に記載の静電シャッタ装置は、上記記載の発明である静電シャッタ装置において、前記シールド電極は接地されている。
また本発明に係る請求項13に記載の静電シャッタ装置は、上記記載の発明である静電シャッタ装置において、前記シールド電極は透磁率の高い材質で構成されている。
また本発明に係る請求項14に記載の静電シャッタ装置は、上記記載の発明である静電シャッタ装置において、前記シールド電極は透明電極を用いた。
本発明によれば、撮像素子へのノイズの影響を低減することができる。
はじめに、図1及び2を用いて本発明に係るシャッタ装置の駆動原理を説明する。
本シャッタ装置は、基本的に固定子1と移動子2とを備え、移動子2は固定子1に対して左右方向に移動自在に構成されている。そして、固定子1には、被写体からの光像を撮像素子(不図示)に導くための開口部3が設けられ、更に、帯状の複数の駆動電極4が所定の間隔で互いに平行に並べられている。移動子2は、遮光性を有する部材であり、後述する永久分極された誘導体(以下、エレクトレットという)の部位を所定間隔で固定子1の駆動電極と平行に複数備えている。
このような構成において駆動電極4に周波電圧を印加すると、駆動電極4と上述のエレクトレットとの間に吸引力もしくは反発力が発生し、結果的に移動子2が固定子1に対して相対移動する。
したがって、移動子2が固定子1の開口部3を開放もしくは遮蔽するように移動可能にしておけば、これによってシャッタ装置を構成できる。図1の(1)は、シャッタが開の状態を示し、図1の(2)は、シャッタが閉の状態を示している。
なお、固定子1には開口部3は必ずしも必要でなく、固定子1を透過部材とし、図1の(1)に示すように駆動電極4が設けられていない領域、即ち、透過領域を形成しても良い。以下、これを便宜的に開口部と称する。また、本構成に係るシャッタ装置を「エレクトレットシャッタ」と称す。
図2の右には、エレクトレットシャッタの断面を模式的に示している。固定子1に並べられたそれぞれの駆動電極4には、駆動回路10からの電圧信号線が接続されている。この電圧信号線には4相の電圧信号が印加され、従って、駆動電極4には、4本毎に同一の電圧信号が印加される。図2では、駆動電極4にA、B、C,Dの符号を付してこの電圧信号を区別している。
移動子2には、固定子1との対向面に永久分極された誘導体(エレクトレット)5を複数備えている。
なお、この図はあくまでも模式図であり、実際のエレクトレットシャッタにおける電極やエレクトレット部位の数や配置間隔は、シャッタ装置の大きさ、開口部の面積、エレクトレット部位の極性、その配置形態、シャッタ装置として要求される駆動分解能、シャッタ最高速度等の様々な要因によって適宜決定されるものである。また、このエレクトレットシャッタの場合、正負の極性を有するエレクトレット化部位が交互に配置されたタイプであるが、いずれか一方の極性のエレクトレット化された領域が所定間隔で配置されているだけでも実現可能である。
図2の左には、エレクトレットシャッタに印加する電圧信号を発生する駆動回路10の構成を示している。パルス発生回路12で生成した矩形波列(駆動パルス信号)は、昇圧回路14と位相器15に供給される。昇圧回路14では、入力した矩形波列を、100V程度まで昇圧するとともに、2つの極性を有する電圧信号に分岐して、駆動電極A及びCに供給する。
一方、位相器15に入力した矩形波列は、90°位相が遅れた波形となり、その後、昇圧回路14に入力されて、上述と同様の2つの矩形波列となり、駆動電極B及びDに供給される。
駆動回路10によって作成されて、駆動電極4に印加される電圧信号列を図3に示す。電圧電極4の電圧の状態は、t1〜t4の4つの状態が時間経過に対応して繰り返して変化する。
図4は、エレクトレットシャッタの動作を説明する図である。
図4の(1)は、t1に切り替った直後のエレクトレットと駆動電極の電圧の状態を示している。エレクトレット5aは、駆動電極Aから反発力を受け、駆動電極Bから吸引力を受ける。また、エレクトレット5bは、駆動電極Cから反発力を受け、駆動電極Dから吸引力を受ける。このため、移動子2は図の右方向に力を受けて、1つの駆動電極ピッチd移動する。
図4の(2)は、t2に切り替った直後のエレクトレットと駆動電極の電圧の状態を示している。エレクトレット5aは、駆動電極Bから反発力を受け、駆動電極Cから吸引力を受ける。また、エレクトレット5bは、駆動電極Dから反発力を受け、もう一つの駆動電極Aから吸引力を受ける。このため、移動子2は図の右方向に力を受けて、1つの駆動電極ピッチd移動する。
図4の(3)は、t3に切り替った直後のエレクトレットと駆動電極の電圧の状態を示し、図4の(4)は、t4に切り替った直後のエレクトレットと駆動電極の電圧の状態を示している。上述の動作と同様に移動子2は1つの駆動電極ピッチd移動する。そして、この動作が繰り返されることで、移動子2は図の右方向に移動する。なお、移動子2を図の左方向に移動するためには、駆動電極4に印加する電圧の極性を逆に切り替えればよい。
[第1の実施の形態]
図5は、本発明に係る第1の実施の形態のシャッタ機構を用いた撮像モジュールの構成を示す斜視図であり、図6は、撮像モジュールの断面図である。
撮像モジュールは、シャッタ装置21と撮像ユニット22で構成されている。
シャッタ装置21は、独立して走行する遮光幕(先幕)24aと、遮光幕(後幕)24bを有するフォーカルプレーンシャッタである。この遮光幕24a、24bは、上述のエレクトレット5(不図示)を備えている。そして、それぞれのエレクトレット5の対向面側には複数の駆動電極4a、4bと開口部(または透過部)を設けた固定子1a、1bが配設されている。また撮像ユニット22の収納容器26内には、撮像素子22が固設されている。
次に、シャッタ装置21の構成について説明する。シャッタ装置21の中央部には、固定子1bが設けられ、その固定子1bの両側には、遮光幕24a、24bがそれぞれ配設されている。更に、その外側には遮光幕24aを挟むように駆動電極4aを設けた固定子1aと、24bを挟むように開口部(または透過部)を設けた保護部材25とが固設されている。また、固定子1bと保護部材25との間には弾性を有するスペーサ31〜32が設けられ、固定子1bと固定子1aとの間には弾性を有するスペーサ33〜34が設けられている。
図7は、シャッタ装置21の詳細の構成を示す縦断面図である。本実施の形態のシャッタ装置21では、固定子1aの駆動電極4aを設けた面の裏面にシールド電極4cを設けている。そして、このシールド電極4cは、電源電圧によって一定の電圧に保たれている。
続いて、シールド電極の作用について説明する。
図8は、シャッタ装置21の詳細の構成を示す横断面図である。上述のように駆動電極4a、4bにはそれぞれ交番する電圧信号が印加され、これにより、駆動電極4a、4bにはそれぞれ+または−の電圧が発生する。この結果、シャッタ装置21にはこれらの電極の電位による静電界が存在する。
従って、固定子1aと撮像素子27との間隔が狭い場合は、駆動電極4aで作られる静電界が撮像素子27に影響してノイズを発生するのである。そこで、導電体からなるシールド電極4cを駆動電極4aと撮像素子27との間に設け、そのシールド電極4cの電位を所定の電位に保つことで、この干渉を防止することができる。
ここで、導電体には、銅、アルミなどを用いるが、これに限らず、磁性材料でなく電気を流しやすい材質であれば使用することができる。また、図7ではシールド電極4cに電源電圧をかけているが、シールド電極4cには、電源電圧に限らず一定の電圧が印加されれば良い。また、シールド電極4cを接地しても良い。
なお、図7では、シールド電極4cは、固定子1aの一部分に設けられているが、図9に示すように、固定子1aの全面に設けても良い。
次に、撮像ユニット22の構成について説明する。撮像ユニット22は、収納容器26内に撮像素子27と信号線28を収容して固定し、収納容器26の被写体側を開口している。尚、本実施の形態では説明のため撮像素子27の撮像面と固定子1aとの間隔を充分に採っているが、この間隔はシャッタ効率の観点から最小限であることが理想である。
本実施の形態の撮像モジュールでは、エレクトレットシャッタを用いてシャッタ装置21を構成しているため、その厚さを従来のシャッタユニットと比較して大幅に減少することができ、薄型化することができる。そして、シールド電極4cを駆動電極1aと撮像素子27との間に設けてノイズによる影響を防止している。従って、更なる薄型化を図ることが可能である。
なお、エレクトレットシャッタは、遮光幕24a、24bに誘導される電荷を利用するのではなく、エレクトレットに永久分極されている電荷を利用するため、立ち上がり時間を短縮してシャッタ動作を高速化することができる。
また、エレクトレットの電荷量は任意に与えることが可能であることから、駆動力が最大となるような最適の電荷量を与えることができ、極めて大きな駆動力を得ることができる。従って、撮像モジュールのサイズに応じた最適なシャッタ装置21を構成することができる。
更に、遮光幕24a、24bは素材として樹脂材料を用いることができるため軽量である。具体的には、遮光幕24a、24bは、10〜25μmの薄い膜で形成することが可能である。従って、動作に必要な電力量は少なく、かつ静かな動作が実現できる。
なお、本実施の形態に係るシャッタ装置21では、エレクトレットフィルムを駆動する方式を採用しているが、特許文献1に記載されたように高抵抗体に電荷を誘導する方式を採用しても良い。
図10は、遮光幕24a、24bの動作を説明する図である。
図10の(1)に示す初期状態では露光開口(光束通過領域)を覆う全閉状態となっている。即ち、先幕24aが露光開口全体を覆い、撮像ユニット22を被写体光から完全に遮光している。次に撮影動作の開始指示に応じて、図10の(2)に示すように、先幕24aは図中の矢印方向に駆動されて露光開口は全開状態となり、被写体光が撮像ユニット22に導かれる。そして、所定時間が経過したときに、図10の(3)に示すように、後幕24bが図中の矢印方向に駆動されて露光開口を遮蔽する。その後、先幕24aと後幕24bは図10の(1)に示す初期状態に復帰し、次の撮影動作に備えて待機する。
なお、本シャッタ装置は、カメラのシャッタのみでなく種々の対象に適用することができる。例えば、本装置を絞り制御用の装置、即ち絞り装置として用いても良い。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、シャッタ装置21の構成が第1の実施の形態と異なっている。従って、第1の実施の形態と同一の部位には同一の符号を付してその詳細の説明を省略する。
図11は、第2の実施の形態のシャッタ装置21の詳細の構成を示す図である。図11では、固定子1aが、シールド電極4cと駆動電極4aを同一面上に設けている点が第1の実施の形態と異なっている。なお、シールド電極4cと駆動電極4aとは互いに導通しないように絶縁体11を介して配されている。
なお、図11では、シールド電極4cを接地しているが、上述のように所定の一定電位に保つようにしても良い。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態では、シャッタ装置21の構成が第1の実施の形態と異なっている。従って、第1の実施の形態と同一の部位には同一の符号を付してその詳細の説明を省略する。
図12は、第3の実施の形態のシャッタ装置21の詳細の構成を示す図である。図12では、シールド電極4cに透明電極を用いている点が第1の実施の形態と異なっている。透明電極には、ITO(Indium Tin Oxide)を用いることができる。インジュウム・スズ酸化物は導電性を有して電気を流しやすく、また可視光を通す性質を備えているためシールド電極4cとして適している。また、インジュウム・スズ酸化物は駆動電極4a、4bと同様に固定子1a、1b上にスパッタリングによって薄膜として形成することができるため、一連の工程に組み込んで製造することができる。
本実施の形態によれば、シールド電極4cに開口部を設けなくても良いためシールド効果を高めることができる。また、開口部を設けるための製造工程を省略することができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態では、シャッタ装置21の構成が第1の実施の形態と異なっている。従って、第1の実施の形態と同一の部位には同一の符号を付してその詳細の説明を省略する。
図13は、第3の実施の形態のシャッタ装置21の詳細の構成を示す図である。
本実施の形態のシャッタ装置21では、固定子1aの駆動電極4aを設けた面の裏面にシールド電極4cと電磁シールド電極4dを積層して配している。そして、このシールド電極4cと電磁シールド電極4dは、電源電圧によって一定の電圧に保たれている。
ここで、電磁シールド電極4dは、鉄系材料などの透磁率の高い材質で作られているため、電磁ノイズから撮像素子27を保護することができる。従って、シャッタ装置21で発生する静電ノイズのみでなく、外界で発生するノイズに対しても影響を低減することができる。
図14は、上述の各実施の形態に係るシャッタ装置を用いたカメラのシステム構成を示すブロック図である。
このカメラのシステムは、カメラ本体としてのボディユニット100と、アクセサリ装置(以下「アクセサリ」と略称する)として、例えば交換レンズとしてのレンズユニット(即ちレンズ鏡筒)112と、撮影した画像データを記録しておく記録メディア139、および外付けのストロボユニット80などから構成されている。
レンズユニット112は、ボディユニット100の前面に設けられたレンズマウント(不図示)を介して着脱自在に取り付け可能である。
記録メディア139は、各種のメモリカードや外付けのHDD等の外部記録媒体であり、通信コネクタ135を介してカメラ本体と通信可能かつ交換可能に装着される。
ストロボユニット180は、閃光発光部181、DC/DCコンバータ182、ストロボ制御マイクロコンピュータ183および電池184から成り、ストロボ通信コネクタ185を介してカメラ本体と通信可能に装着できる。
レンズユニット112の制御はレンズ制御用マイクロコンピュータ(以下”Lucom”と称する)105が行う。ボディユニット100の制御はボディ制御用マイクロコンピュータ(以下“Bucom”と称する)150が行う。尚、これらLucom105とBucom150とは、合体時において通信コネクタ106を介して通信可能に電気的接続がなされる。そしてカメラシステムとしてLucom105がBucom150に従属的に協働しながら稼動するようになっている。
レンズユニット112内には撮影レンズ112a、112bと絞り103が設けられている。撮影レンズ112aはレンズ駆動機構102内に在る図示しないDCモータによって駆動される。絞り103は絞り駆動機構104内に在る図示しないステッピングモータによって駆動される。Lucom105はBucom150の指令に従ってこれら各モータを制御する。
ボディユニット100内には次の構成部材が図示のように配設されている。例えば、光学系としての一眼レフ方式の構成部材(ペンタプリズム113a、クイックリターンミラー113b、接眼レンズ113c、サブミラー113d)と、撮像モジュール20と、上記サブミラー113dからの反射光束を受けて自動測距する為のAFセンサユニット130aが設けられている。そして、撮像モジュール20は、光軸上のフォーカスプレーン式のシャッタ装置21と、光学系を通過した被写体像を光電変換するためのCCDを収容した撮像ユニット22を有する。
また、このAFセンサユニット130aを駆動制御するAFセンサ駆動回路130bと、上記クイックリターンミラー113bを駆動制御するミラー駆動機構118と、上記シャッタ装置21の先幕24aと後幕24bの動きを制御するシャッタ駆動制御回路148と、上記ペンタプリズム113aからの光束に基づき測光処理する測光回路132が設けられている。
そして、シャッタ駆動制御回路148は、Bucom150との間でシャッタの開閉動作を制御する信号とストロボと同調する信号の授受を行う。
このカメラシステムにはまた、撮像ユニット22に接続したCCDインターフェイス回路134、液晶モニタ136、記憶領域として設けられたSDRAM138および記録メディア139などを利用して画像処理する画像処理コントローラ140とが設けられ、電子撮像機能と共に電子記録表示機能を提供できるように構成されている。
Bucom150には、当該カメラの動作状態を表示出力によってユーザへ告知するための動作表示用LCD157と、カメラ操作SW152とが設けられている。上記カメラ操作SW152は、例えばレリーズSW、モード変更SWおよびパワーSWなど、当該カメラを操作するために必要な操作釦を含むスイッチ群である。さらに、電源としての電池154と、この電源の電圧を当該カメラシステムの各回路ユニットが必要とする電圧に変換して供給する電源回路153が設けられている。
上述した如くに構成されたカメラシステムの各部は次のように稼動する。
ミラー駆動機構118は、クイックリターンミラー113bをUP位置とDOWN位置へ駆動するための機構であり、このクイックリターンミラー113bがDOWN位置にある時、撮影レンズ112a、112bからの光束はAFセンサユニット130a側とペンタプリズム113a側へと分割されて導かれる。
AFセンサユニット130a内のAFセンサからの出力は、AFセンサ駆動回路130bを介してBucom50へ送信されて周知の測距処理が行われる。
また、ペンタプリズム113aに隣接する接眼レンズ113cからはユーザが被写体を目視できる一方、このペンタプリズム113aを通過した光束の一部は測光回路132内のホトセンサ(不図示)へ導かれ、ここで検知された光量に基づき周知の測光処理が行われる。
シャッタ駆動制御回路148は、Bucom150からシャッタを駆動制御するための信号を受取り、その信号に基づいてシャッタ装置21を制御すると共に、所定のタイミングで、Bucom150にストロボを発光させるためのストロボ同調信号を出力する。Bucom150は、このストロボ同調信号に基づいてストロボユニット80に通信により発光指令信号を出力する。
画像処理コントローラ140は、Bucom150の指令に従ってCCDインターフェイス回路134を制御して撮像ユニット22から画像データを取り込む。この画像データは画像処理コントローラ140でビデオ信号に変換され、液晶モニタ136にて出力表示される。ユーザはこの液晶モニタ136の表示画像から、撮影した画像イメージを確認できる。
SDRAM138は画像データの一時的保管用メモリであり、画像データが変換される際のワークエリアなどに使用される。またこの画像データはJPEGデータに変換された後には記録メディア139に保管されるように設定されている。
本発明に係る第1の実施の形態のシャッタ装置は、図14におけるシャッタ装置21とシャッタ駆動制御回路148とで構成されている。
図15は、シャッタ駆動制御回路148とシャッタ装置21との信号接続を示す構成図である。シャッタ装置21には、上述のように先幕24aと後幕24bが備えられ、そのそれぞれの遮光幕を駆動するために、図2に示す構成の駆動回路が2系統設けられている。
パルス発生回路12は、Bucom150からの開閉制御信号に基づいて先幕24aと後幕24bを駆動して、図7に示す露光開口の全開全閉動作を制御する。また、Bucom150からリセット信号を受取ったときは、先幕24aと後幕24bを初期状態に駆動する。さらに、パルス発生回路12は、所定のタイミングでBucom150にストロボ同調信号を出力する。
続いて、第1の実施の形態に係るシャッタ装置を用いた撮像制御方法について説明する。
図16は、Bucom150の概略の撮影動作手順を示すフロー図である。この動作は、電子カメラの処理手順の内、レリーズ操作から画像データ生成までの動作手順を示している。
ユーザがレリーズボタンを1段押下すると、本処理が開始する。先ず、測光処理を実行する(S01)。即ち、測光回路132が測定した被写体の輝度情報を獲得する。そして、その輝度情報に基づいて露光量演算を実行し、適正な絞り値(AV:aperture value)とシャッタ速度(TV:time value)を算出する(S02)。
次に、AF処理を実行する(S03)。被写体からの光束をクイックリターンミラー113b及びサブミラー113dを介してAFセンサユニット130aが受光し、受光した被写体像のずれ量をAFセンサ駆動回路130bを介してBucom150に出力する。Bucom150は、被写体像のずれ量からレンズのずれ量を算出し、その値を通信コネクタ106を介してLucom105に送信する。Lucom105は、レンズずれ量に基づいてレンズ駆動機構102を介して撮影レンズ112aを移動して焦点を調整する。
焦点が調整された状態で、レリーズボタンが更に(2段)押下されているかどうかを調べる(S04)。
レリーズボタンが2段押下されていない場合(S04 No)で、レリーズボタンが1段押下の状態にあるとき(S05 Yes)は、レリーズボタンが2段押下されるまで待機する。しかし、レリーズボタンが2段押下されていない場合(S04 No)で、レリーズボタンが1段押下されていない場合(S05 No)は、ユーザは撮影動作を中止したものと判断して本処理を終了する。
レリーズボタンが2段押下されている場合(S04 Yes)は、撮影動作を継続し、絞り込み駆動を実行する(S06)。即ち、Bucom150は、AV値を通信コネクタ106を介してLucom105に送信する。Lucom105は、送られたAV値に基づいて絞り駆動機構104を介して絞り103を制御する。
次にミラーアップ駆動を実行する(S07)。即ち、ミラー駆動機構118を介してクイックリターンミラー113bを跳ね上げて撮影光路を確保する。そして、この後、撮像素子インターフェイス回路134に対して撮像動作を開始するように指示を出力する(S08)。撮像素子インターフェイス回路134はこの指示に基づいて撮像ユニット22の撮像素子27を動作させる。
以上の動作の後、Bucom150は、シャッタ制御動作を実行する。シャッタ制御動作については、図17に示す全開露光時のシャッタ制御タイムチャートを併せて参照しつつ説明する。
Bucom150は、シャッタ駆動制御回路148にシャッタ開信号を出力する(S09)。即ち、図17の開閉制御信号の信号レベルをアクティブにする。これを受けたシャッタ駆動制御回路148のパルス発生回路12は、先幕24aを駆動するため先幕駆動パルスの出力を開始する。この先幕駆動パルスのパルス数に対応して、図17の先幕開口波形に示すように、先幕24aは露光開口の全閉位置から開方向に駆動される。そして、その後、秒時用のタイマーをスタートする(S10)。
次にBucom150は、露光時間が経過したかどうかを調べる(S11)。
露光時間が経過していない場合(S11 No)は、図17に示すストロボ同調信号がシャッタ駆動制御回路148から出力されたかどうかを調べ(S12)、ストロボ同調信号が出力されるまで待機する(S12 No、S11)。ストロボ同調信号は、先幕24aが露光開口を全開とする位置に到達したタイミングでシャッタ駆動制御回路148から出力される。
上述のように、エレクトレットを用いて構成された先幕24a(及び後幕24b)は極めて軽量であるため、この先幕駆動パルスによって先幕24aを高精度かつ高速に駆動することが可能である。従って、露光開口が全開になったかどうかを他の検出手段を用いて検出する必要がなく、先幕駆動パルスのパルス数を計数することで判断することができる。
そこで、シャッタ駆動制御回路148は、図17に示すように、先幕駆動パルスを所定数(m)出力したタイミングで、ストロボ同調信号(矩形信号)をBucom150に出力する。
このストロボ同調信号がアクティブになったことを検出したときは、Bucom150はストロボユニット180に対して発光を指示する発光制御信号を出力する(S14)。なお、既に発光制御信号を出力している場合は、再度の発光制御信号の出力は行わないように制御する(S13)。
露光時間が経過した場合(S11 Yes)は、Bucom150はシャッタ閉信号を出力する(S15)。即ち、開閉制御信号の信号レベルをノンアクティブにする。これを受けたシャッタ駆動制御回路148のパルス発生回路12は、後幕24bを駆動するための後幕駆動パルスの出力を開始する。この後幕駆動パルスのパルス数に従って、図17の後幕開口波形に示すように、後幕24bは露光開口の全開位置から全閉位置の方向に向けて駆動される。
次に、Bucom150は撮像素子インターフェイス回路134に対して撮像動作を停止するように指示を出力する(S16)。撮像素子インターフェイス回路134はこの指示に基づいて撮像ユニット22の撮像素子27の撮像動作を停止する。
更に、Bucom150はシャッタ駆動制御回路148にリセット信号を出力する(S17)。これを受けたシャッタ駆動制御回路148のパルス発生回路12は、先幕24a及び後幕24bを初期位置に駆動する。
以上の、ステップS09からステップS17のシャッタ制御動作を終了した後は、画像処理コントローラ140に画像データの処理実行を指示する(S18)。画像処理コントローラ140は、撮像素子インターフェイス回路134からの信号をAD変換して画像データを生成し、その画像データを処理して通信コネクタ135を介して記録メディア139に記録させる。
そして、Bucom150は、ミラー駆動機構118を介してクイックリターンミラー113bをダウンさせ(S19)、またLucom105に対して、絞り駆動機構104を介して絞り103を全開とするように指示して(S20)、撮像動作を終了する。
図18は、スリット露光時のシャッタ制御タイムチャートである。
被写体の輝度が高いときは、先幕24aが全開となる前に露光時間が経過する場合がある。このときは、シャッタ駆動制御回路148は、ストロボ同調信号を出力せずに後幕駆動パルスを出力する。この場合は、露光開口は全開とはならず、先幕24aと後幕24bで形成されるスリット開口が露光開口上を移動する。なお、このスリット露光時の撮像動作は、図16に示すフローと同一であるためその詳細の説明は省略する。
以上説明した実施の形態のシャッタ装置は、エレクトレットシャッタを用いて構成しているため、従来のステッピングモータを用いたシャッタ装置に比べて高速で高精度に遮光幕を制御することができる。
また、遮光幕の駆動にステッピングモータを用いる必要がないため、シャッタ装置を軽量化することができ、さらに、薄型化することができる。従って、このシャッタ装置を組み込んだカメラの小型・軽量化を実現することができる。
また本シャッタ装置は、消費電力が小さいため、省エネルギ、省資源を図ることができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明に係るシャッタ機構を示す図。 エレクトレットシャッタの基本構成を示す図。 駆動電極に印加される電圧信号列を示す図。 エレクトレットシャッタの動作を説明する図。 本発明に係る第1の実施の形態の撮像モジュールの構成を示す斜視図。 撮像モジュールの断面図。 シャッタ装置の詳細の構成を示す縦断面図。 シャッタ装置の詳細の構成を示す横断面図。 シールド電極の構成を示す図。 遮光幕の動作を説明する図。 第2の実施の形態のシャッタ装置の詳細の構成を示す図。 第3の実施の形態のシャッタ装置の詳細の構成を示す図。 第4の実施の形態のシャッタ装置の詳細の構成を示す図。 本発明の各実施の形態に係るシャッタ装置を用いたカメラのシステム構成を示すブロック図。 シャッタ駆動制御回路とシャッタユニットとの信号接続を示す構成図。 ボディ制御用マイクロコンピュータの概略の撮影動作手順を示すフロー図。 全開露光時のシャッタ制御タイムチャートを示す図。 スリット露光時のシャッタ制御タイムチャートを示す図。
符号の説明
1…固定子、2…移動子、3…開口部(透過部)、4a…駆動電極、4b…駆動電極、4c…シールド電極、4d…電磁シールド電極、5…エレクトレット、10…駆動回路、12…パルス発生回路、14…昇圧回路、20…撮像モジュール、21…シャッタ装置、22…撮像ユニット、24…遮光幕、25…保護部材、27…撮像素子、31…スペーサ。

Claims (14)

  1. 表面に第1の駆動用電極を有する第1の固定部材と、
    前記第1の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、前記第1の固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第1の移動部材と、
    前記第1の移動部材を前記第1の固定部材とで挟むように配置された保護部材と、
    前記第1の固定部材の、前記第1の移動部材と対向する面の裏面側に配置され、表面に複数の第2の駆動用電極を有する第2の固定部材と、
    前記第1の固定部材と前記第2の固定部材とで挟まれるように配置され、前記第2の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、前記第2の固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第2の移動部材と、
    前記第2の固定部材の、前記第2の移動部材と対向する面の裏面側に配置された撮像素子と
    を備えた撮像モジュールにおいて、
    前記第2の駆動用電極と前記撮像素子との間に配置されたシールド電極を有することを特徴とする撮像モジュール。
  2. 前記シールド電極は前記第2の固定部材の前記第2の移動部材と対向する面に配置され、前記シールド電極と前記第2の駆動用電極との間に絶縁体を配置したことを特徴とする請求項1に記載の撮像モジュール。
  3. 前記シールド電極は前記第2の固定部材の前記第2の移動部材と対向する面の裏面側に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の撮像モジュール。
  4. 前記シールド電極は導電率の高い材質で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像モジュール。
  5. 前記シールド電極は接地されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像モジュール。
  6. 前記シールド電極は透磁率の高い材質で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像モジュール。
  7. 前記シールド電極は透明電極を用いたことを特徴とする請求項1に記載の撮像モジュール。
  8. 表面に第1の駆動用電極を有する第1の固定部材と、
    前記第1の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、前記第1の固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第1の移動部材と、
    前記第1の移動部材を前記第1の固定部材とで挟むように配置された保護部材と、
    前記第1の固定部材の、前記第1の移動部材と対向する面の裏面側に配置され、表面に複数の第2の駆動用電極を有する第2の固定部材と、
    前記第1の固定部材と前記第2の固定部材とで挟まれるように配置され、前記第2の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、前記第2の固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第2の移動部材と
    を備えた静電シャッタ装置において、
    前記第2の駆動用電極の、前記第2の移動部材と対向する面の裏面側に配置されたシールド電極を有することを特徴とする静電シャッタ装置。
  9. 前記シールド電極は前記第2の固定部材の前記第2の移動部材と対向する面に配置され、前記シールド電極と前記第2の駆動用電極との間に絶縁体を配置したことを特徴とする請求項8に記載の静電シャッタ装置。
  10. 前記シールド電極は前記第2の固定部材の前記第2の移動部材と対向する面の裏面側に配置されたことを特徴とする請求項8に記載の静電シャッタ装置。
  11. 前記シールド電極は導電率の高い材質で構成されていることを特徴とする請求項8に記載の静電シャッタ装置。
  12. 前記シールド電極は接地されていることを特徴とする請求項8に記載の静電シャッタ装置。
  13. 前記シールド電極は透磁率の高い材質で構成されていることを特徴とする請求項8に記載の静電シャッタ装置。
  14. 前記シールド電極は透明電極を用いたことを特徴とする請求項8に記載の静電シャッタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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