JP2006030678A - 静電駆動装置、シャッタ装置、撮像モジュール及びカメラ - Google Patents

静電駆動装置、シャッタ装置、撮像モジュール及びカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】 カメラ内部にホコリが発生しなく、静音で振動の発生が極めて少なく、省エネルギーで機構が簡単な静電駆動装置、シャッタ装置、撮像モジュール及びカメラを提供すること。
【解決手段】 複数の駆動用電極を有する固定子1と、駆動用電極4a,4bの電荷により駆動力を受けて固定子1に対して相対移動可能な移動部材と、上記移動部材を上記固定部材で挟むように配置された保護部材とを備えた静電駆動装置であって、固定子1及び保護部材25bのいずれか一方の部材は、他方の部材よりも突出した突出部120を有し、該突出部120は静電駆動装置の静電駆動機構を固定するための保持部材110に固定されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、一眼レフカメラでカメラ内部にホコリが発生しなく、静音で振動の発生が極めて少ない静電駆動装置、シャッタ装置、撮像モジュール及びカメラに関する。
最近、一眼レフ式のデジダルカメラが普及されてきている。この一眼レフ式のデジダルカメラにおいては、メインミラー及びシャッタも機械的に動作させている。このため、メインミラー及びシャッタを駆動する駆動機構から発生するホコリが撮影光路中の光学ローパスフィルタ等の光学部材に付着して撮像画像に写りこんでしまっていた。このように光学部材に付着したホコリを払い落とすための塵払い機構が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−319222
上記特許文献1に記載されているような塵払い機構を一眼レフ式のデジダルカメラに装備すると、カメラ内部の機構が複雑になるばかりでなく、コストが上昇してしまうという問題があった。
また、メインミラー及びシャッタは、大きな質量の部材を高速で移動させる機構を有するために、メインミラー及びシャッタを動作させると大きな音や振動が発生してしまっていた。
このため、静かな場所での撮影に問題があったり、その振動による像ぶれが発生していた。
また、直接動かしたい部材以外にその部材を動かすための機構が複雑で動作に大きなエネルギーを必要としていた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、カメラ内部にホコリが発生しなく、静音で振動の発生が極めて少なく、省エネルギーで機構が簡単な静電駆動装置、シャッタ装置、撮像モジュール及びカメラを提供することにある。
請求項1記載の静電駆動装置は、複数の駆動用電極を有する固定部材と、上記駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記固定部材に対し相対移動可能な移動部材と、上記移動部材を上記固定部材で挟むように配置された保護部材とを備える静電駆動装置であって、上記固定部材及び上記保護部材のいずれか一方の部材は、他方の部材よりも突出した突出部を有し、該突出部は上記静電駆動装置の静電駆動機構を固定するための保持部材に固定されていることを特徴とする。
請求項2記載の静電駆動装置は、複数の駆動用電極を有する固定部材と、エレクトレット化された部位を有し、上記駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記固定部材に対し相対移動可能な移動部材と、上記移動部材を上記固定部材で挟むように配置された保護部材と、上記固定部材及び上記保護部材の間に設けられ、上記移動部材の駆動範囲の少なくとも二辺に設けられたスペーサとを備える静電駆動装置であって、上記スペーサは、上記静電駆動装置の同一断面内において、該スペーサよりも上記保護部材及び上記固定部材のいずれか一方が突出するように設けられ、該突出部に上記静電駆動装置の静電駆動機構を固定するための保持部材が固定されていることを特徴とする。
請求項3記載のシャッタ装置は、請求項1又は請求項2記載の静電駆動装置の上記移動部材は遮光性を有する部材であることを特徴とする。
請求項4記載のシャッタ装置は、一方の表面に複数の第1の駆動用電極を有し、他方の表面に第2の駆動用電極を有する固定部材と、エレクトレット化された部位を有し、上記第1の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第1の移動部材と、上記第1の移動部材を上記固定部材で挟むように配置された第1の保護部材と、エレクトレット化された部位を有し、上記第2の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第2の移動部材と、上記第2の移動部材を上記固定部材で挟むように配置された第2の保護部材と、を備えるシャッタであって、上記固定部材、上記第1の保護部材及び上記第2の保護部材のいずれか一つの部材は、他の部材よりも突出した突出部を有し、該突出部は上記シャッタ機構を固定するための保持部材に固定されていることを特徴とする。
請求項5記載のシャッタ装置は、一方の表面に複数の第1の駆動用電極を有し、他方の表面に第2の駆動用電極を有する固定部材と、エレクトレット化された部位を有し、上記第1の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第1の移動部材と、上記第1の移動部材を上記固定部材で挟むように配置された第1の保護部材と、上記固定部材及び上記第1の保護部材の間に設けられ、上記第1の移動部材の駆動範囲の少なくとも二辺に設けられた第1のスペーサと、エレクトレット化された部位を有し、上記第2の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第2の移動部材と、上記第2の移動部材を上記固定部材で挟むように配置された第2の保護部材と、上記固定部材及び上記第2の保護部材の間に設けられ、上記第2の移動部材の駆動範囲の少なくとも二辺に設けられた第2のスペーサと、を備えるシャッタ装置であって、上記第1又は第2のスペーサは、上記シャッタ機構の同一断面内において、該スペーサよりも上記第1又は第2の保護部材及び上記固定部材のいずれか一方が突出するように設けられ、該突出部に上記シャッタ機構を固定するための保持部材が固定されていることを特徴とする。
請求項6記載のシャッタ装置は、請求項3記載の上記移動部材が収納されている空間は密閉されていることを特徴とする。
請求項7記載のシャッタ装置は、請求項4又は請求項5記載の上記第1及び第2の移動部材が収納されている空間は密閉されていることを特徴とする。
請求項8記載の撮像モジュールは、上記請求項3又は6記載のシャッタ装置の上記突出部が設けられた上記固定部材又は上記保護部材に固定された撮像素子を有することを特徴とする。
請求項9記載の撮像モジュールは、上記請求項4、5又は7記載のシャッタ装置の上記突出部が設けられた上記固定部材、上記第1の保護部材又は上記第2の保護部材に固定された撮像素子を有することを特徴とする。
請求項10記載のカメラは、請求項3〜7いずれか一項に記載のシャッタ装置あるいは請求項8又は9記載の撮像モジュールを搭載したことを特徴とする。
請求項11記載のミラー駆動機構は、請求項1又請求項2記載の静電駆動装置の上記移動部材の表面に反射特性を有することを特徴とする。
請求項12記載のカメラは、撮影レンズによってつくられる光学像を電気信号に変換する撮像素子と、該撮影レンズと該撮像素子の間に置かれ、該撮影レンズからの光線を遮光状態と非遮光状態にする上記請求項3〜7いずれか一項に記載のシャッタ装置とからなり、該撮像素子と該シャッターとの間を密閉したことを特徴とする。
請求項13記載のカメラは、撮影レンズによってつくられる光学像を電気信号に変換する撮像素子と、該撮影レンズと該撮像素子の間に置かれ、該撮影レンズからの光線を該撮像素子と、該撮像素子とは異なる方向に光線を反射する反射部材と、上記請求項3〜7いずれか一項に記載のシャッタ装置とからなり、上記反射部材と、上記シャッタとの間を密閉したことを特徴とする。
請求項14記載のカメラは、請求項13記載の上記反射部材は上記請求項11のミラー駆動機構であることを特徴とする。
本発明によれば、メインミラーを静電アクチュエータとし、シャッタ装置も静電アクチュエータシャッタとし、メインミラー、シャッタ、撮像素子で構成されるレンズの光路を含む空間を密閉構造としたので、カメラ内部でのホコリの発生をなくすことができ、静音で振動の発生が極めて少なく、省エネルギーな機構とすることができる。
はじめに、本発明に係る静電駆動装置としてのシャッタ装置におけるシャッタ機構の駆動原理について図1及び図2を参照して説明する。
本シャッタ機構は、基本的に固定子1と移動子2とを備え、移動子2は固定子1に対して図1(a)及び(b)において左右方向に移動自在に構成されている。そして、固定子1には被写体からの光像を撮像素子(図示しない)に導くための光線通過可能領域部3が設けられている。更に、固定子1には、上記移動子2の移動方向とは直交する方向に、帯状の複数の延出された駆動電極4が所定の間隔で並設されている。
上記移動子2は、遮光性を有する部材であり、後述する永久分極された誘電体(以下、エレクトレットという)5の部位を備えている。
このような構成において駆動電極4に正負の電圧を周期的に印加すると、駆動電極4と上述のエレクトレットとの間に吸引力もしくは反発力が発生し、結果的に移動子2が固定子1に対して相対移動する。したがって、移動子2が固定子1の光線通過可能領域部3を開放もしくは遮蔽するように移動可能にしておけば、これによってシャッタ機構を構成することができる。図1(a)はシャッタが開の状態を示し、図1(b)はシャッタが閉の状態を示している。
なお、固定子1には光線通過可能領域部3は必ずしも必要ではなく、固定子1を透過部材とし、図1(a)に示すように駆動電極4が設けられていない領域、即ち、透過領域を形成しても良い。
以下、本構成に係るシャッタ機構をエレクトレッタシャッタと称するものとする。
図2は、このエレクトレットシャッタの断面図を模式的に示すと共に該エレトクレットシャッタの駆動回路を示した図である。
エレクトレットシャッタ7において、固定子1に並設されたそれぞれの駆動電極4には、駆動回路10からの電圧信号線が接続されている。これら電圧信号線には、4相の電圧信号が印加されるようになっており、従って、駆動電極4には、4本毎に同一の電圧信号が印加される。図2では、駆動電極4にA、B、C、Dの符号を付してこの電圧信号を区別している。
移動子2には、固定子1との対向面に永久分極された誘電体(エレクトレット)5を複数備えている。
なお、この図はあくまで模式図であり、実際のエレクトレットシャッタにおける電極やエレクトレット部位の極性、その配置形態、シャッタ機構として要求される駆動分解能、シャッタ最高速度等の様々な要因によって適宜決定されるものである。また、このエレトクレットシャッタの場合、正負の極性を有するエレトクレット化部位が交互に配置されたタイプであるが、何れか一方の極性だけでも実現可能である。
図2の左側には、上述したエレクトレットシャッタ7の構成と共に、エレクトレットシャッタ7に印加する電圧信号を発生する駆動回路10の構成が示されている。
パルス発生回路12で生成した矩形波列(駆動パルス信号)は、位相器13及び昇圧回路14に供給される。昇圧回路14では、入力した矩形波列を100V程度まで昇圧するとともに、2つの極性を有する電圧信号に分岐されて、駆動電極4A及び4Cに供給する。
一方、位相器13に入力された矩形波列は、90°位相が遅れた波形となり、その後、昇圧回路14に入力されて、上述と同様の2つの矩形波列となり、駆動電極4B及び4Dに供給される。
図3は、上記駆動回路10によって作成されて、駆動電極4A〜4Dに印加される電圧信号列の例を示したタイミングチャートである。このうち、図3(a)は駆動電極4A、図3(b)は駆動電極4B、図3(c)は駆動電極4C、図3(d)は駆動電極4Dのタイミングチャートを示す。
なお、駆動電極4A〜4Dの電圧の状態は、t1〜t4の4つの状態が時間経過に対応して繰り返して変化するものである。
図4(a)〜(d)は、上述したエレクトレットシャッタの動作を説明する図である。なお、図4(a)〜(d)において、同図右側方向をエレクトレットの進行方向として、後方側(左側)に正極(プラス)のエレクトレット5a、前方側(右側)に負極(マイナス)のエレクトレット5bが配列されているものとする。
図4(a)は、時刻t1に切り替った直後のエレクトレットと駆動電極4の電圧の状態(極性)を示している。
この状態において、エレクトレット5aは、駆動電極A(正極)から反発力を受け、駆動電極B(負極)から吸引力を受ける。また、負極のエレクトレット5bは、駆動電極C(負極)から反発カを受け、駆動電極D(正極)から吸引力を受ける。このため、移動子2は図4(a)の右方向に力を受けて、1つの駆動電極ピッチd分右方向に移動する。
図4(b)は、時刻t2に切り替った直後のエレクトレットと駆動電極の電圧の状態を示している。
この状態において、エレクトレット5aは、駆動電極B(正極)から反発力を受け、駆動電極C(負極)から吸引力を受ける。また、エレクトレット5bは、駆動電極D(負極)から反発力を受け、駆動電極A(正極)から吸引力を受ける。このため、移動子2は図2(b)の右方向に力を受けて、1つの駆動電極ピッチd分移動する。
同様に、図4(C)は、時刻t3に切り替った直後のエレクトレットと駆動電極の電圧の状態を示している。
この状態において、エレクトレット5aは、駆動電極C(正極)から反発力を受け、駆動電極D(負極)から吸引力を受ける。また、エレクトレット5bは、駆動電極A(負極)から反発力を受け、駆動電極B(正極)から吸引力を受ける。このため、移動子2は図2(c)の右方向に力を受けて、1つの駆動電極ピッチd分移動する。
更に、図4(d)は、時刻t4に切り替った直後のエレクトレットと駆動電極の電圧の状態を示している。
この状態において、エレクトレット5aは、駆動電極D(正極)から反発力を受け、駆動電極A(負極)から吸引力を受ける。また、エレクトレット5bは、駆動電極B(負極)から反発力を受け、駆動電極C(正極)から吸引力を受ける。このため、移動子2は図2(d)の右方向に力を受けて、1つの駆動電極ピッチd分移動する。
上述したように、移動子2は1つの駆動電極ピッチd分移動し、この動作が繰り返されることで、移動子2は図4(a)→(b)→(c)→(d)のように右方向(図示→F方向)に移動する。なお、移動子2を図の左方向に移動するためには、駆動電極4に印加する電圧の極性を逆に切り替えればよい。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の第1の実施の形態について説明する。図5は、本発明に係る第1の実施の形態のシャッタ装置を適用した撮像モジュールの構成を示す図、図6はその撮像モジュールの断面図である。
本撮像モジュール20は、シャッタユニット21と撮像ユニット22とで構成されている。シャッタユニット21は、固定子1に対して相対移動可能で遮光性を有する第1の移動部材としての先幕24aと、固定子1に対して相対移動可能で遮光性を有する第2の移動部材としての後幕24bを有するフォーカルプレーンシャッタである。この先幕及び後幕24a、24bは、それぞれ上述のエレクトレット5(図示しない)を備えている。
1は固定子である。この固定子1は光線通過可能領域部(透光部)Aを有する。さらに、この固定子1の一方の表面には、複数の第1の駆動電極としての駆動電極4bが設けられ、固定子1の他方の表面と対向するように設けられている後述する保護部材25aの表面には、複数の第2の駆動電極としての駆動電極4aが設けられている。
さらに、シャッタユニット21の被写体側には光線通過可能領域部(透光部)を有する保護部材(第2の保護部材)25bが設けられている。この保護部材25bと固定子1との間にはコの字形状のスペーサ(第2のスペーサ)32が設けられている。また、固定子1と保護部材(第1の保護部材)25aとの間にはコの字形状のスペーサ(第1のスーサ)31が設けられている。そして、各スペーサ31,32の開放部にシール1a(図示しない)、1bを固着することにより、先幕24a、後幕24bの駆動範囲を密閉したシャッタユニット21が構成される。各スペーサ31,32は固定子1と保護部材25aあるいは25bの間に設けられ、先幕24a、後幕24bの駆動範囲の少なくとも二辺に設けられている。
一方、撮像素子27の保護部材25aには、収納容器26が固着され、シャッタユニット21と撮像ユニット22により一体の撮像モジュール20が構成される。ここで、収納容器26を密閉する部材として、保護部材25aを用いずに通常使用される撮像素子封止用のカバーガラスを用いて、カバーガラスと保護部材25aを固着しても勿論良い。
前記保護部材25bは保護部材25a及び固定子1より突出した固定部120を有する。そして、この固定部120はシール部材111を介して、シャッタ保持部材110に設けられた取り付け部110a、110bに当てつけられ、さらに押さえ板112a、112bによって押さえられている。つまり、保護部材25bはスペーサ31,32より保護部材25bの縦方向に吐出する突出部としての固定部120を有する。なお、保護部材25aあるいは固定子1がスペーサ31,32よりその縦方向に突出する突出部としての固定部を有してもよい。
また、シール部材111は、図5に示されるロの字形状の裏面、表面で保護部材25bと、取り付け部110a,110bを形成する面とに当てついている。
そして、押さえ板112a,112bに設けられた位置決め穴112a2、112b2はシャッタ保持部材110に設けられたボス(不図示)に嵌合される。さらに、押さえ板112a,112bは、ビス穴112a1、112b1を通してビス113a、113bによりシャッタ保持部材110に固定されている。
さらに、シャッタ保持部材110の被写体側にガラス板114が設けられる。このガラス板114の周辺部は接着剤115で密封される。これにより、シャッタの被写体側に密閉空間をつくることができ、埃の進入を嫌う撮像素子27近傍の空間を、埃を排除して防塵構造とすることが簡単に実現することができる。ここで、撮像素子27の近傍の空間から埃を除去するのは、埃が撮像素子近くにあればあるほど、画像に埃の影が映りやすくなり、それを避けるためである。
また、このような保持構造をとると、シャッタの遮光幕24a、24bのある空間の厚みを変化させること無く確実にシャッタを固定できる。すなわち、保護部材25a,25bを重ねて押さえて保持するとスペーサ31、32はシャッタの外周部にしか無いために、保護部材25a,25bが押圧力を受けてたわみ、遮光幕24a,24bのある空間が狭くしてしまう。遮光幕24a,24bのある空間が狭くなることで遮光幕24a,24bが可動できなくなったり、作動が不良となったりする。本実施の形態の保持構造では、このような不具合の発生を未然に防止することができる。
ここで、固定子1はガラス等を基板として用いられ、この固定子1の一方の表面に形成された駆動電極4a,4b上には、絶縁膜(図示しない)が形成されている。
一方、先幕及び後幕24a、24bは、ポリイミドやテフロン(登録標章)を基材として用いられ、これら先幕及び後幕24a、24bのそれぞれの一方の面にコロナ放電法によりエレクトレットが形成されている(これをエレクトレット化するという)。また、先幕及び後幕24a、24bの駆動電極4a,4bとは対向しない面に金属膜が形成される。この金属膜により軽量で遮光性が高く、耐熱性を持ち、大きな遮光効果を確保することができる。本実施の形態においては、正負の極性を有するエレクトレット部位が交互に配置される(例えば、図4のエレクトレット5a,5b参照)。
図5及び図6では、駆動電極4a,4bをそれぞれ保護部材25aと固定子1に設けたが、駆動電極4a,4bを固定子1の表裏に設けてもよい。
図7は、固定子1の表裏に駆動電極を設けた場合を示す。図7を参照して固定子1に形成される駆動電極、接続部、給電用電極について説明する。図7に示すように、固定子1の一方の表面に形成された駆動用電極(第2の駆動用電極)4bは、接続部4b-1を介して給電用電極(第2の給電用電極)4b-2に電気的に接続され、この固定子1の他方の面、つまり裏面に形成された駆動用電極(第1の駆動用電極)4a(図示しない)は、接続部4a-1(図示しない)を介して給電用電極4a-2(第2の給電用電極)(図示しない)に電気的に接続されている。
また、29a(図示しない)及び29bは端部に電極29a−1(図示しない),29b−1が形成され、各電極から導電パターンが形成されているフレキシブルプリント基板(以下、フレキと略称する)である。このフレキ29a(図示しない)及び29bの電極29a−1(図示しない),29b−1はそれぞれ前述した給電用電極4a-2(図示しない)及び4b-2に接続される。
また、固定子1に形成されている駆動用電極4a(図示しない),4bのうち、開口Aの上下に配置されている駆動電極をつなぐ4a(図示しない),4bは透明電極4a−3(図示しない),4b−3により接続されている。
さらに、固定子1のスペーサ31,32が設置される面には絶縁材料からなるベース4a−4(図示しない),4b−4が設けられる。このベース4a−4(図示しない),4b−4により固定子1の基板1c上に設けられた接続部4a−1,4b−1等により形成されるの突出部を覆い、平面を形成している。
このように構成することでスペーサ31,32やシール1a,1bを介して保護部材25a,25bを固定子1に取り付けたとき、移動部材、即ち先幕及び後幕24a,24bの設けられた空間を簡単に密閉構造に構成することができ、外部から埃の入り込むことがない信頼性の高いシャッタを実現することができる。
また、上記フレキ29の接続部である給電用電極4a−2,4b−2がシャッタユニット21の外部に露出しているので、シャッタユニット21を組み立てた後にフレキ29を取り付けることを可能とすることができる。したがって、シャッタユニット21の製造に埃等の発生が懸念されるフレキの接続工程を入れないことができる。
なお、図7において図示していない駆動用電極4a、接続部4a−1、給電用電極4a−2、透明電極4a−3、ベース4a−4、電極29a−1、フレキ29aは、それぞれに対応する部材と同じ形状が固定子1の裏面側に対称に配置されている。
図7に示すように駆動電極4a(図示しない),4bは先幕及び後幕24a,24bの駆動範囲を超えて形成されている。ここで言う駆動範囲とは各スペーサ31,32とシール1a,1b及び固定子1と各保護部材25a,25bとで囲まれた領域を指す。そして、駆動電極4a(図示しない)、4bのうち、先幕及び後幕24a,24bの駆動範囲内に形成された部分を第1の電極、駆動範囲外に形成された部分を第2の電極という。図7において、第2の電極はダブルハッチングで示している。
駆動電極4a(図示しない),4bのうち、駆動範囲を超えて形成された部分は、固定子1にスペーサ31,32を固着し、保護部材25a,25bを各スペーサ31,32に固着した後に先幕及び後幕24a,24bを各々の駆動範囲に引き入れるために使用される。
つまり、固定子1にはフレキ29の給電電極4a−2(図示しない),4b−2とは別に第2の給電用電極4a−5(図示しない),4b−5が形成されている。そして、組み付ける先幕及び後幕24a,24bの一端を上記の外部に露出している駆動電極4a(図示しない),4bの上に載せ、上記第2の給電用電極4a−5(図示しない),4b−5に組み立て用の電源(図示しない)から周波数電圧信号を印加することにより、先幕及び後幕24a,24bの駆動範囲に先幕及び後幕24a,24bを引き入れることが出来る。そして、その駆動範囲に先幕及び後幕24a,24bを引き入れた後、絶縁性のシール1a(図示しない),1bで上記の先幕及び後幕24a,24bの引き入れに使用した駆動範囲外に形成された駆動電極4a,4bを覆い、かつ駆動範囲を密閉するように固着している。
この様にシャッタを製作することによって先幕及び後幕24a,24bを確実に非常に狭い空間にセットできるとともに、従来埃が密閉空間に進入し易かった工程を埃の閉じ込めが発生し難い状態で行うことができる。
すなわち、先幕及び後幕24a,24bの引き入れに必要な最小開口を開放した状態で先幕及び後幕24a,24bを組み立てることができ、埃が外部から入り込む確率を最小限にとどめることができる。
万が一、先幕及び後幕24a,24bの引き入れ時に埃を引き込んだときは駆動電極4a,4bを使うことで先幕及び後幕24a,24bを安全に外部に取り出すことができ、先幕及び後幕24a,24bを取り出した後にその駆動範囲を吸引清掃することで埃を除去することができる。
図6に戻って、撮像ユニット22は、収納容器26内に撮像素子27と信号線28を収容して固定され、収納容器26の被写体側を光線通過可能領域部(透光部)を有する保護部材25aで覆うように構成される。
撮像モジュール20は、エレクトレットシャッタを用いてシャッタユニット21を構成しているため、その厚さを従来のシャッタユニットと比較して大幅に減少することができ、薄型化することができる。
また、エレクトレットシャッタは、先幕及び後幕24a、24bに誘導される電荷を利用するのではなく、エレクトレットに永久分極されている電荷を利用するため、立ち上がり時間を短縮してシャッタ動作を高速化することができる。
また、エレクトレットの電荷量は任意に与えることが可能であることから、駆動力が最大となるような最適の電荷量を与えることができ、極めて大きな駆動力を得ることができる。
従って、撮像モジュール20のサイズに応じた最適なシャッタユニット21を構成することができる。
更に、先幕及び後幕24a、24bは素材として樹脂材料を用いることができるため軽量である。例えば、先幕及び後幕24a、24bは、10〜20μの薄い膜で形成することが可能である。従って、先幕及び後幕24a、24bの動作に必要な電力量は少なく、かつ静かな動作が実現できる。
次に、図10を参照して先幕24aと後幕24bの一つの動作について説明する。まず、初期状態では図10(a)に示すように全閉状態となっている。即ち、先幕24aが露光光線通過可能領域部Aの全体を覆うため、撮像ユニット22は被写体光から完全に遮光されている。
次に、撮像動作の開始指示に応じて、図10(b)に示すように先幕24aがまずスタートし、光線通過可能領域部Aを通過して露光が開始し、かつ、先幕24aに後幕24bがかからない状態で後幕24bも走行を開始し、同じ速度で先幕24aと後幕24bが走行してスリット開口24dが光線通過可能領域部Aの全面を走行することにより露光され、被写体光が撮像ユニット22に導かれる。ここで、スリット開口24dは、先幕24aの端部と後幕24bの端部との間隙と光線通過可能領域部Aとがオーバラップした領域を意味する。そして、所定時間が経過したときに、図10(c)に示すように、先幕24aと後幕24bにより光線通過可能領域部Aを覆い、シャッタの露光動作が終了する。
その後、先幕24aを図10(b)の反矢印方向にまず駆動させ、次に後幕24bを駆動してスリット開口24dで露光しない状態を保った状態で動作して図10(a)に示す初期状態に復帰し、次の撮像動作に備えて待機する。スリット開口24dの幅を次第に広く(後幕24bの駆動開始時間を遅らせる)していくと最後はスリット開口24dを全開することが出来る。スリット開口24dを全開とするように先幕24aと後幕24bを保持すれば長時間露光も可能となる。
図11は、本発明の第1の実施の形態に係るシャッタ装置を用いたカメラの電気系のシステム構成を示すブロック図である。図11において、このカメラのシステムは、カメラ本体としてのボディユニット100と、アクセサリ装置として、例えば交換可能なレンズユニット(すなわちレンズ鏡筒)112と、撮影した画像データを記録しておく記録メディア139と、外付けのストロボユニット180等から構成されている。
レンズユニット112は、ボディユニット100の前面に設けられた図示しないレンズマウントを介して着脱自在に取り付け可能である。
記録メディア139は、各種のメモリカードや外付けのHDD等の外部記録媒体であり、通信コネクタ135を介してカメラ本体と通信可能かつ交換可能に装着される。
ストロボユニット180は、閃光発光部181、DC/DCコンバータ182、ストロボ制御マイクロコンピュータ183および電池184から成り、ストロボ通信コネクタ185を介してカメラ本体と通信可能に装着できる。
レンズユニット112の制御はレンズ制御用マイクロコンピュータ(以下、Lμcomと略称する)105により行われる。
また、ボディユニット100の制御はボディ制御用マイクロコンピュータ(以下、Bμcomと略称する)150により行われる。なお、これらLμcom105とBμcom150とは、合体時において通信コネクタ106を介して通信可能に電気的接続がなされる。そしてカメラシステムとしてLμcom105がBμcom150に従属的に協働しながら稼動するようになっている。
レンズユニット112内には撮影レンズ112a、112bと絞り103が設けられている。撮影レンズ112aはレンズ駆動機構102内に存在する図示しないDCモータによって駆動される。絞り103は絞り駆動機構104内に存在する図示しないステッピングモータによって駆動される。Lμcom105はBμcom150の指令に従ってこれら各モータを制御する。
ボディユニット100内には次の構成部材が図示のように配設されている。例えば、光学系としての一眼レフ方式の構成部材(ペンタプリズム113a、クイックリターンミラー113b、接眼レンズ113c、サブミラー113d)と、撮像モジュール20と、上記サブミラー113dからの反射光束を受けて自動測距する為のAFセンサユニット130aが設けられている。そして、撮像モジュール20は、光軸上のフォーカルプレーン式のシャッタユニット21と、光学系を通過した被写体像を光電変換するためのCCDを収容した撮像ユニット22を有する。
また、このAFセンサユニット130aを駆動制御するAFセンサ駆動回路130bと、上記クイックリターンミラー113bを駆動制御するミラー駆動機構118と、上記シャッタユニット21の先幕24aと後幕24bの動きを制御するシャッタ駆動制御回路148と、上記ペンタプリズム113aからの光束に基づき測光処理する測光回路132が設けられている。
そして、シャッタ駆動制御回路148は、Bμcom150との間でシャッタの開閉動作を制御する信号とストロボと同調する信号の授受が行われる。
このカメラシステムには、撮像ユニット22に接続した撮像素子インターフェイス回路134、液晶モニタ136、記憶領域として設けられたSDRAM138および記録メディア139などを利用して画像処理する画像処理コントローラ140とが設けられ、電子撮像機能と共に電子記録表示機能を提供できるように構成されている。
Bμcom150には、当該カメラの動作状態を表示出力によってユーザへ告知するための動作表示用LCD157と、カメラ操作SW152が接続される。上記カメラ操作SW152は、例えばレリーズSW、モード変更SWおよびパワーSWなど、当該カメラを操作するために必要な操作釦を含むスイッチ群である。さらに、電源としての電池154と、この電源の電圧を当該カメラシステムの各回路ユニットが必要とする電圧に変換して供給する電源回路153がBμcom150に接続される。
上述した如くに構成されたカメラシステムの各部は次のように稼動する。
ミラー駆動機構118は、クイックリターンミラー113bをUP位置とDOWN位置へ駆動するための機構であり、このクイックリターンミラー113bがDOWN位置にある時、撮影レンズ112a、112bからの光束はAFセンサユニット130a側とペンタプリズム113a側へと分割されて導かれる。
AFセンサユニット130a内のAFセンサからの出力は、AFセンサ駆動回路130bを介してBμcom150へ送信されて周知の測距処理が行われる。
また、ペンタプリズム113aに隣接する接眼レンズ113cからはユーザが被写体を目視できる一方、このペンタプリズム113aを通過した光束の一部は測光回路132内のフォトセンサ(図示しない)へ導かれる。そして、ここでこのフォトセンサで検知された光量に基づき周知の測光処理が行われる。
シャッタ駆動制御回路148は、Bμcom150からシャッタを駆動制御するための信号を受取り、その信号に基づいてシャッタユニット21を制御すると共に、所定のタイミングで、Bμcom150にストロボを発光させるためのストロボ同調信号を出力する。
Bμcom150は、このストロボ同調信号に基づいてストロボユニット180に通信により発光指令信号を出力する。
画像処理コントローラ140は、Bμcom150の指令に従って撮像素子インターフェイス回路134を制御して撮像ユニット22から画像データを取り込む。この画像データは画像処理コントローラ140においてビデオ信号に変換され、液晶モニタ136に出力表示される。ユーザはこの液晶モニタ136の表示画像から、撮影した画像イメージを確認することができる。
SDRAM138は画像データの一時的保管用メモリであり、画像データが変換される際のワークエリアなどに使用される。またこの画像データはJPEGデータに変換された後には記録メディア139に保管されるように設定されている。
本発明に係る第1の実施の形態のシャッタ装置は、図11におけるシャッタユニット21とシャッタ駆動制御回路148とで構成されている。
図12は、シャッタ駆動制御回路148とシャッタユニット21との信号接続を示す構成図である。図12において、シャッタユニット21には、上述のように先幕24aと後幕24bを備えられている。そして、先幕24aと後幕24bのそれぞれを駆動するために、図2に示す構成の駆動回路が2系統設けられている。
パルス発生回路12は、Bμcom150からの開閉制御信号に基づいて先幕24aと後幕24bを駆動して、図10に示すように光線通過可能領域部Aの全開全閉動作を制御する。
また、パルス発生回路12はBμcom150からリセット信号を受信すると、先幕24aと後幕24bを初期状態に駆動する。さらに、パルス発生回路12は、所定のタイミングでBμcom150にストロボ同調信号を出力する。
続いて、第1の実施の形態に係るシャッタ装置を用いた撮像制御方法について図13のフローチャートを参照して説明する。図13は、Bμcom150の概略の撮影動作手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、電子カメラの処理手順の内、レリーズ操作から画像データ生成までの動作手順を示している。
まず、ユーザがレリーズボタンを1段押下すると、本フローチャートの動作が開始される。先ず、ステップS1で測光処理が実行される。すなわち、測光回路132にて測定された被写体の輝度情報が獲得される。次いで、ステップS2にて、その輝度情報に基づいて露光量演算が実行され、適正な絞り値(AV:aperture value)とシャッタ速度(TV:time value)が算出される。
次に、ステップS3にて、AF処理が実行される。つまり、被写体からの光束がクイックリターンミラー113b及びサブミラー113dを介してAFセンサユニット130aで受光される。この受光された被写体像のずれ量がAFセンサ駆動回路130bを介してBμcom150に出力される。Bμcom150では、被写体像のずれ量からレンズのずれ量が算出され、その値が通信コネクタ106を介してLμcom105に送信される。Lμcom105では、レンズずれ量に基づいてレンズ駆動機構102を介して撮影レンズ112aが移動されて焦点が調整される。
ここで、ステップS4において、焦点が調整された状態で、レリーズボタンが更に(2段)押下されているか否かが調べられる。レリーズボタンが2段押下されていない場合には、ステップS4の判定で「NO」と判定されて、ステップS5に移行してレリーズボタンが1段押下の状態にあるか否かが判定される。レリーズボタンが1段押下の状態にあるときはステップS5で「YES」と判定されるため、ステップS4以降の処理が再度行なわれる。つまり、レリーズボタンが2段押下されるまで待機する。
しかし、ステップS5でレリーズボタンが1段押下されていないと判定された場合には、ステップS5で「NO」と判定されるため、ユーザは撮影動作を中止したものと判断して本処理を終了する。
レリーズボタンが2段押下されている場合には、ステップS4で「YES」と判定され、撮影動作が継続され、ステップS6に移行されて絞り込み駆動が実行される。即ち、Bμcom150は、AV値に基づいて通信コネクタ106を介してLucom105に送信する。Lucom105では、送られたAV値に基づいて絞り駆動機構104を介して絞り103が制御される。
次に、ステップS7にて、ミラーアップ駆動が実行される。即ち、ミラー駆動機構118を介してクイックリターンミラー113bを跳ね上げられて、撮影光路が確保される。この後、ステップS8にて撮像素子インターフェイス回路134に対して撮像動作を開始するように指示が出力される。すると、撮像素子インターフェイス回路134では、この指示に基づいて撮像ユニット22の撮像素子27を動作させる。
以上の動作の後、Bμcom150によって、シャッタ制御動作が実行される。シャッタ制御動作については、図14に示す全開露光時のシャッタ制御タイムチャートを併せて参照しつつ説明する。
ステップS9では、Bμcom150は、シャッタ駆動制御回路148にシャッタ開信号が出力される。すなわち、図11の開閉制御信号の信号レベルがアクティブにされる。これを受けたシャッタ駆動制御回路148のパルス発生回路12では、後幕24bを駆動するため先幕駆動パルスの出力が開始される。この先幕駆動パルスのパルス数に対応して、図11の先幕開口波形に示されるように、先幕24aは光線通過可能領域部Aの全閉位置から開方向に駆動される。
次に、ステップS11において、Bμcom150により露光時間が経過したか否かが判断される。ここで、露光時間が経過していない場合には、ステップS11の判断で「NO」と判定されて、ステップS12に移行し、図11に示すストロボ同調信号がシャッタ駆動制御回路148から出力されたか否かが判断される。このステップS12で「NO」と判定される場合には、ステップS11に処理が移行し、ストロボ同調信号が出力されるまで待機する処理がなされる。ストロボ同調信号は、先幕24aが光線通過可能領域部Aを全開とする位置に到達したタイミングでシャッタ駆動制御回路148から出力される。
上述のように、エレクトレットを用いて構成された先幕24a(及び後幕24b)は極めて軽量であるため、この先幕駆動パルスによって先幕24aを高精度かつ高速に駆動することが可能である。従って、露光光線通過可能領域が全開になったかどうかを他の検出手段を用いて検出する必要がなく、先幕駆動パルスのパルス数を計数することで判断することができる。
そこで、シャッタ駆動制御回路148からは、図14に示すように、先幕駆動パルスを所定数(m)出力したタイミングで、ストロボ同調信号(矩形信号)をBμcom150に対して出力される。前述したステップS12にて、このストロボ同期信号がアクティブになったことが検出された場合は、ステップS13へ移行して、Bμcom150からストロボユニット180に対して発光を指示する発光制御信号が出力されたか否かが判断される。
ここで、発光制御信号がまだ出力されていない場合は、ステップS14へ移行して発光制御信号がストロボユニット180に対して出力された後、上記ステップS11へ移行する。一方、既に発光制御信号が出力されている場合は、ステップS13で「YES」と判定されるため、再度の発光制御信号の出力は行われないように制御されて上記ステップS11へ移行する。
そして、露光時間が経過した場合には、ステップS11で「YES」と判定されるため、ステップS15へ移行し、Bμcom150からシャッタ閉信号が出力される。すなわち、開閉制御信号の信号レベルをノンアクティブにする。これを受けたシャッタ駆動制御回路148のパルス発生回路12から、後幕24bを閉じ方向に駆動するための後幕駆動パルスの出力が開始される。この後幕駆動パルスのパルス数に従って、図14の後幕開口波形に示すように、後幕24bは光線通過可能領域部Aの全開位置から全閉位置の方向に向けて駆動される。
次に、ステップS16にて、Bμcom150からは撮像素子インターフェイス回路134に対して撮像動作を停止させる旨の指示が出力される。この撮像素子インターフェイス回路134は、この指示に基づいて撮像ユニット22の撮像素子27の撮像動作を停止させる処理を行う。
更に、ステップS17にて、Bμcom150からシャッタ駆動制御回路148にリセット信号が出力される。このリセット信号を受けたシャッタ駆動制御回路148のパルス発生回路12により、先幕24a及び後幕24bが初期位置に駆動される。
次いで、ステップS9からステップS17のシャッタ制御動作を終了した後は、ステップS18に移行して画像処理コントローラ140に対して画像データの処理実行が指示される。これにより、画像処理コントローラ140は、撮像素子インターフェイス回路134からの信号をAD変換して画像データを生成し、その画像データを処理して通信コネクタ135を介して記録メディア139に記録させる処理が行なわれる。
そして、ステップS19に移行して、Bμcom150からミラー駆動機構118を介してクイックリターンミラー113bがダウン位置へ駆動される。また、ステップS20にて、Lμcom105に対して、絞り駆動機構104を介して絞り103が全開となるように指示される。
このようにして、撮像動作が終了される。
図15は、スリット露光時のシャッタ制御タイムチャートである。被写体の輝度が高いときは、先幕24aが全開となる前に露光時間が経過する場合がある。このときは、シャッタ駆動制御回路148は、ストロボ同調信号を出力せずに後幕駆動パルスを出力する。この場合は、光線通過可能領域部Aは全開とはならず、先幕24aと後幕24bで形成されるスリット光線通過可能領域が光線通過可能領域部A上を移動する。
なお、このスリット露光時の撮像動作は、図13のフローチャートと同一であるためその詳細の説明は省略する。
ここで、第1の実施形態では保護部材25bの縦方向の長さを固定子1よりも突出させて固定部120を設けているが、本発明はこれに限らず、例えば固定子1の縦方向の長さは保護部材25bの長さと同一であってもよい。この場合には、固定子1のシャッタ保持部材110に対応する位置に図8に示すような切り欠き1dを形成させるようにすればよい。
また、図6においては、撮像素子27を保護部材25aに取付ける構造としているが、本発明はこれに限らず、例えば図9に示すように、固定部120の設けられた保護部材25bに取付ける構造としてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、図16〜図19を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態と前述した第1の実施の形態の図5及び図6と異なるのは遮光幕に相当する移動部材が1つでかつその被写体側の面には少なくともアルミニウム、銀等の金属膜が固着されており、光学的な反射部材となっていることである。これにより、図11のクイックリターンミラーの代わりに用いることができるミラー駆動機構が構成される。
図19を参照してミラー駆動機構の動作を説明する。図19(a)はミラーである移動体24aが開口Aを覆っている状態を示す。そして、図11のクイックリターンミラーの動作に対応するタイミングで、図19(b)に示すようにミラー駆動機構のミラーである移動体24aが開口Aから退避する。そして、図19(c)に示すように開口Aが移動体24aで覆われない状態となる。一方、クイックリターンミラーのダウン動作に対応するタイミングで前述した動作と逆の動作が行なわれて移動体24aは開口Aを覆う位置に復帰する。
図20は、図5及び図6で示されたシャッタ(但し、撮像素子が組みつけられていない状態)と図16、図17、図19で示されたミラー駆動機構と同様な機構を組み込んだカメラの構造を示した断面図、図21はミラー駆動機構を正面から見た図である。ミラー駆動機構は固定子401にスペーサ431を介して保護ガラス425が固定されている。そして、固定子401と保護ガラス425により囲まれる空間に、被写体側に光学反射面が形成されたエレクトレットからなるミラー424が設置されている。このミラーの詳細構造及び動作は図16、図17、図19に示されたものと同様である。
図20及び図21に示すように、このミラー駆動機構は固定子401が調整スペーサ450a,450b,450c(図示しない)を間に挟み、カメラ本体400に押さえ板412a,412b,412c(図示しない)とビス413a,413b,413c(図示しない)とにより固定されている。
ここで、調整スペーサ450a,450b,450cは厚さの異なるものをそれぞれ選択することにより、固定子401の傾きと撮影レンズの光軸方向の位置を調整することができる。ミラー424は、ミラー424が撮影光路中に位置している時は固定子401に静電力で吸着されており、固定子401がカメラ本体400に対し、上記のように精密に組み立てられるのでミラー424の位置はカメラ本体400に対して正確に決定することができる。
また、固定子401の撮像素子側にはゴム等の弾性体で形成されたシール460が設けられている。このシール460の先端部が固定子の裏側に当接して、ミラー駆動機構とカメラ本体400の間を気密に構成している。
ここで、シール460の先端断面形状が細い突起形状をしているのは、ミラー駆動機構をカメラ本体400に対して位置調整をした場合でも、気密状態が保たれるように、大きなシールの変形量がとれるようにするためである。
一方、シャッタはカメラ本体400に同じくシール111(図5、6参照)を挟んで取り付けられている。このシール111によりシャッタユニット21の保護部材25b(図5,図6参照)とカメラ本体400の間は気密に構成されている。
シャッタユニット21と撮像素子480との間の気密保持について説明する。まず、光学ローパスフィルタ490の外周に密着して設置されたゴム等の弾性体からなるシール491が設けられてシールのシャッタユニット21側の突起部491a,491bがシャッタの保護部材25aに当接する。これにより、シャッタユニット21と光学ローパスフィルタ490の間の気密を保っている。さらに、光学ローパスフィルタ490の撮像素子側にはシール491のシート状の形状が挟み込まれて押さえ板471、ビス472によりホルダ470に固定されて、光学ローパスフィルタ490と撮像素子480の保護ガラス480aの間が気密に構成される。
ホルダ470は保持板481に固定され、この保持板481はカメラ本体400に調整スペーサ410を挟んで取り付けられている。保持板481は少なくとも2か所以上で調整スペーサ410を介してカメラ本体400に固定される。この調整用スペーサ410により本体に対しての傾きと撮影レンズの光軸方向の位置調整が行われている。このように構成することによって、撮像素子480からミラー駆動機構までの間が完全に気密に構成でき、埃の影の撮像素子480への写り込みは従来のものに対して大幅に改善させることができる。
ここで、この第2の実施形態では、図20に示すように、ミラー駆動機構をクイックリターンミラーの代わりに用いているが、本発明はこれに限らず、例えば被写体像からの一部の光をファインダ側に通し、一部を撮像素子480側に透過させる半透過の固定子401をミラー駆動機構の代わりに用いるような構成としてもよい。
なお、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施形態以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
図1(a)は本発明に係るシャッタ装置におけるシャッタ機構が開状態を示す図、図1(b)はシャッタ機構が閉状態を示す図。 本発明に係るエレクトレットシャッタ及びその駆動回路を示す図。 同駆動回路から出力される駆動波形を示す波形図。 同エレクトレットシャッタの動作を説明するための図。 本発明に係る第1の実施の形態のシャッタ装置を適用した撮像モジュールの構成を示す図。 図5に示した撮像モジュールの断面図。 同シャッタ装置の固定子に設けられた駆動用電極等を示す平面図。 同シャッタ装置の固定子とシャッタ保持部材との取り付け構造を示す図。 同シャッタ装置とシャッタ保持部材との別の取り付け構造を示す図。 同シャッタ装置の先幕と後幕の第1の動作を説明するための図。 同シャッタ装置を用いたカメラのシステム構成を示すブロック図。 同シャッタ装置のシャッタ駆動制御回路とシャッタユニットの電気的接続関係を示す図。 同シャッタ装置を用いた撮像制御方法を説明するためのフローチャート。 同シャッタ装置の全開露光時のシャッタ制御タイムチャート。 同シャッタ装置のスリット露光時のシャッタ制御タイムチャート。 本発明に係る第2の実施の形態のシャッタ装置を適用した撮像モジュールの構成を示す図。 図16に示した撮像モジュールの断面図。 同シャッタ装置の固定子に設けられた駆動用電極等を示す平面図。 ミラー駆動機構の動作を説明するための図。 同ミラー駆動機構の側面図。 同ミラー駆動機構の正面図。
符号の説明
1,401…固定子、2…移動子、4,4a,4b…駆動電極、5a,5b…エレクトレット、20…撮像モジュール、21…シャッタユニット、24a…先幕、24b…後幕、24−1…スリット、25a,25b…保護部材、27…撮像素子、400…カメラ本体、424…ミラー、480…撮像素子。

Claims (14)

  1. 複数の駆動用電極を有する固定部材と、
    上記駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記固定部材に対し相対移動可能な移動部材と、
    上記移動部材を上記固定部材で挟むように配置された保護部材とを備える静電駆動装置であって、
    上記固定部材及び上記保護部材のいずれか一方の部材は、他方の部材よりも突出した突出部を有し、該突出部は上記静電駆動装置の静電駆動機構を固定するための保持部材に固定されていることを特徴とする静電駆動装置。
  2. 複数の駆動用電極を有する固定部材と、
    エレクトレット化された部位を有し、上記駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記固定部材に対し相対移動可能な移動部材と、
    上記移動部材を上記固定部材で挟むように配置された保護部材と、
    上記固定部材及び上記保護部材の間に設けられ、上記移動部材の駆動範囲の少なくとも二辺に設けられたスペーサとを備える静電駆動装置であって、
    上記スペーサは、上記静電駆動装置の同一断面内において、該スペーサよりも上記保護部材及び上記固定部材のいずれか一方が突出するように設けられ、該突出部に上記静電駆動装置の静電駆動機構を固定するための保持部材が固定されていることを特徴とする静電駆動装置。
  3. 上記移動部材は遮光性を有する部材であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の静電駆動装置を用いたシャッタ装置。
  4. 一方の表面に複数の第1の駆動用電極を有し、他方の表面に第2の駆動用電極を有する固定部材と、
    エレクトレット化された部位を有し、上記第1の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第1の移動部材と、
    上記第1の移動部材を上記固定部材で挟むように配置された第1の保護部材と、
    エレクトレット化された部位を有し、上記第2の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第2の移動部材と、
    上記第2の移動部材を上記固定部材で挟むように配置された第2の保護部材と、を備えるシャッタであって、
    上記固定部材、上記第1の保護部材及び上記第2の保護部材のいずれか一つの部材は、他の部材よりも突出した突出部を有し、該突出部は上記シャッタ機構を固定するための保持部材に固定されていることを特徴とするシャッタ装置。
  5. 一方の表面に複数の第1の駆動用電極を有し、他方の表面に第2の駆動用電極を有する固定部材と、
    エレクトレット化された部位を有し、上記第1の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第1の移動部材と、
    上記第1の移動部材を上記固定部材で挟むように配置された第1の保護部材と、
    上記固定部材及び上記第1の保護部材の間に設けられ、上記第1の移動部材の駆動範囲の少なくとも二辺に設けられた第1のスペーサと、
    エレクトレット化された部位を有し、上記第2の駆動用電極の電荷により駆動力を受けて、上記固定部材に対し相対移動可能な遮光性を有する第2の移動部材と、
    上記第2の移動部材を上記固定部材で挟むように配置された第2の保護部材と、
    上記固定部材及び上記第2の保護部材の間に設けられ、上記第2の移動部材の駆動範囲の少なくとも二辺に設けられた第2のスペーサと、を備えるシャッタ装置であって、
    上記第1又は第2のスペーサは、上記シャッタ機構の同一断面内において、該スペーサよりも上記第1又は第2の保護部材及び上記固定部材のいずれか一方が突出するように設けられ、該突出部に上記シャッタ機構を固定するための保持部材が固定されていることを特徴とするシャッタ装置。
  6. 上記移動部材が収納されている空間は密閉されていることを特徴とする請求項3記載のシャッタ装置。
  7. 上記第1及び第2の移動部材が収納されている空間は密閉されていることを特徴とする請求項4又は請求項5記載のシャッタ装置。
  8. 上記請求項3又は6記載のシャッタ装置の上記突出部が設けられた上記固定部材又は上記保護部材に固定された撮像素子を有することを特徴とする撮像モジュール。
  9. 上記請求項4、5又は7記載のシャッタ装置の上記突出部が設けられた上記固定部材、上記第1の保護部材又は上記第2の保護部材に固定された撮像素子を有することを特徴とする撮像モジュール。
  10. 請求項3〜7いずれか一項に記載のシャッタ装置あるいは請求項8又は9記載の撮像モジュールを搭載したカメラ。
  11. 上記移動部材の表面に反射特性を有することを特徴とする請求項1又請求項2記載の静電駆動装置を用いたミラー駆動機構。
  12. 撮影レンズによってつくられる光学像を電気信号に変換する撮像素子と、
    該撮影レンズと該撮像素子の間に置かれ、該撮影レンズからの光線を遮光状態と非遮光状態にする上記請求項3〜7いずれか一項に記載のシャッタ装置とからなり、該撮像素子と該シャッターとの間を密閉したことを特徴とするカメラ。
  13. 撮影レンズによってつくられる光学像を電気信号に変換する撮像素子と、
    該撮影レンズと該撮像素子の間に置かれ、該撮影レンズからの光線を該撮像素子と、該撮像素子とは異なる方向に光線を反射する反射部材と、
    上記請求項3〜7いずれか一項に記載のシャッタ装置とからなり、
    上記反射部材と、上記シャッタとの間を密閉したことを特徴とするカメラ。
  14. 上記反射部材は上記請求項11のミラー駆動機構であることを特徴とする請求項13記載のカメラ。
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