JP2005331106A - 緩衝器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両が運転中であっても、使用者の必要によって緩衝機能をオン・オフすることができること。
【解決手段】 緩衝台と、クラッチ部材と、制御台と、各部品の互いの緩衝用弾力を提供する緩衝バネとを含む緩衝器において、前記クラッチ部材は、定位具と、緩衝管と、クラッチ具と、制御具とを有し、前記定位具には定位溝が設けてあり、前記緩衝管には定位孔が開設してあり、前記クラッチ具は緩衝管の定位孔内に収容され、前記制御具は制御されて作動し、且つ制御具がクラッチ具を押えて作動し、クラッチ具と定位具にある定位溝とによりクラッチ部材の作動が制限される。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種の産業機械に適用できる緩衝器に係り、特に、車両や機械に適用できる緩衝器に関し、具体的には、本発明は、緩衝台と、クラッチ部材と、制御台と、緩衝バネ等の部材により、緩衝機能を開閉することが可能になる。
目下、一般の市販している車両用緩衝器の構造は、胴体と、胴体の内部に設置されたバネとからなり、他の部材からの振動を吸収する(前記バネが移動する空間内に油圧液が充填されたかどうかは問わない)。またよく見られる車両用緩衝器を一例として説明する。それは、台体と、緩衝軸と、緩衝バネとを有し、前記緩衝器は、台体が車輪のフレームに枢着され、緩衝軸が車体のフレームに設けられる。緩衝バネは、台体と緩衝軸との間で伸縮することで緩衝効果を発揮する。
しかしながら、従来の緩衝器には次のような欠点があった。
(1)従来の緩衝器は、緩衝機能を有するが、緩衝機能をオフすることができなく、そのため、車両が坂を上っている際には、緩衝器の作動により行進の抵抗が向上する。その原因は、緩衝器の上下動が車両の行進力を吸収するからである。
(2)従来の緩衝器は、緩衝機能を有するが、緩衝機能をオフすることができない。そのため、車両が坂を下がっている際には、緩衝器の作動により車両の前へ傾斜する角度が変更され、緩衝器が下へ作動した場合には、車両の前へ傾斜する角度が大きくなり、車両がひっくり返ることはよくあった。
本発明の主な目的は、車両が運転中であっても、使用者の必要によって緩衝機能をオン・オフすることが可能であり、車両が坂を上っている際には、使用者が緩衝器をオフ状態にすることにより、車両の行進抵抗を低減でき、また、車両が坂を下がっている際には、使用者が緩衝器をオン状態にすることにより、車両の前へ傾斜する角度を小さくして、車両がひっくり返ることを防止できる緩衝器を提供する。
上記目的を達成するためになされた本願の第1発明は、緩衝台と、クラッチ部材と、制御台と、各部品の互いの緩衝用弾力を提供する緩衝バネとを含む緩衝器において、前記クラッチ部材は、定位具と、緩衝管と、クラッチ具と、制御具とを有し、前記定位具には定位溝が設けてあり、前記緩衝管には定位孔が開設してあり、前記クラッチ具は緩衝管の定位孔内に収容され、前記制御具は制御されて作動し、且つ制御具がクラッチ具を押えて作動し、クラッチ具と定位具にある定位溝とによりクラッチ部材の作動が制限され、これにより、クラッチ部材は緩衝器の緩衝機能をオンにすることを特徴とする緩衝器であることを要旨としている。
本願の第2発明では、緩衝台と、クラッチ部材と、制御台と、各部品の互いの緩衝用弾力を提供する緩衝バネとを含む緩衝器において、前記クラッチ部材は、定位具と、緩衝管と、クラッチ具と、制御具とを有し、前記定位具には定位溝が設けてあり、前記緩衝管には定位孔が開設してあり、定位具と緩衝管とは互いに嵌められ、前記クラッチ具は緩衝管の定位孔内に収容され、前記制御具にはテ−パ部が設けてあり、前記テ−パ部により制御具の外径が大径部と小径部とに分けられ、前記制御具の大径部と小径部とはクラッチ具に当接し、制御具にあるテーパ部がクラッチ具を押えて作動し、クラッチ具の作動により定位具と緩衝管とは互いに摺動して制限され、これにより、緩衝器の緩衝機能がオンにされることを特徴とする前記第1発明に記載の緩衝器であることを要旨としている。
本願の第3発明では、緩衝台と、クラッチ部材と、制御台と、各部品の互いの緩衝用弾力を提供する緩衝バネとを含む緩衝器において、前記緩衝台は、一端が車体に固定され、他端には作動空間が開設してあり、前記クラッチ部材は、定位具と、緩衝管と、クラッチ具と、制御具とを有し、前記定位具は、緩衝台の作動空間内に設置され、中央に貫通孔が開設してあり、定位具の内面には定位溝が設けてあり、前記緩衝管は、貫通孔が開設してあり、内外面には定位孔が開設してあり、定位具と緩衝管とは互いに嵌められ、前記クラッチ具は、緩衝管の定位孔内に収容され、定位具の定位溝に対応し、前記制御具は、緩衝管の貫通孔内に設置され、テーパ部が設けてあり、前記テ−パ部により制御具の外径が大径部と小径部とに分けられ、前記制御具の大径部と小径部とはクラッチ具に当接し、制御具がクラッチ具の作動を制御し、前記制御台は、車体に固定され、クラッチ部材の緩衝管の一端が制御台と連接し、前記制御台は制御軸と制御バネとを有し、前記制御軸がワイヤに制御され、制御軸と制御バネとがクラッチ部材の制御具を押えて作動し、前記緩衝バネは、緩衝台の外面に嵌め設けてあり、制御台と緩衝台との間に位置することを特徴とする前記第2発明に記載の緩衝器であることを要旨としている。
本願の第4発明では、前記クラッチ部材は、定位具と、緩衝管と、クラッチ具と、制御具とを有し、前記定位具の外面には定位溝が設けてあり、前記緩衝管は、貫通孔が開設してあり、内外面には定位孔が開設してあり、定位具と緩衝管とは互いに嵌められ、緩衝管は緩衝台の作動空間内に取付けられ、前記クラッチ具は、緩衝管の定位孔内に収容され、定位具の定位溝に対応し、前記制御具は、緩衝管の外面に嵌め設けられ、テーパ部が設けてあり、前記テ−パ部により制御具の内径が大径部と小径部とに分けられ、前記制御具の大径部と小径部とはクラッチ具に当接し、制御具がクラッチ具の作動を制御することを特徴とする前記第2発明に記載の緩衝器であることを要旨としている。
本願の第5発明では、緩衝台と、クラッチ部材と、制御台と、緩衝バネとを含む緩衝器において、前記緩衝台は、一端が車体に固定され、他端には収容管が収容してあり、前記収容管は、一端が緩衝台内に摺動自在に設けてあり、他端が車体に定位され、前記収容管が車両からの外力を受けて緩衝台に対して変位することが可能であり、前記クラッチ部材は、定位具と、緩衝管と、クラッチ具と、制御具とを有し、前記定位具は、緩衝台内に設置され、外面には定位溝が設けてあり、前記緩衝管は、緩衝台の収容管内に設置され、その内部には定位具を挿通するための貫通孔が開設してあり、その内外面の間には定位孔が開設してあり、緩衝管にある定位孔は定位具にある定位溝に対応し、前記クラッチ具は緩衝管の定位孔内に収容され、前記制御具は、緩衝管の外面に嵌め設けられ、その内面にはテーパ部が設けてあり、前記テ−パ部により制御具の内径が大径部と小径部とに分けられ、前記制御具の大径部と小径部とはクラッチ具に当接し、制御具がクラッチ具の作動を制御し、前記制御台は、緩衝台の収容管の一端に固定され、前記緩衝バネは、緩衝台の内部に設置され、且つ緩衝台と収容管との間に位置することを特徴とする前記第2発明に記載の緩衝器であることを要旨としている。
本願の第6発明では、前記クラッチ部材は、定位具と、緩衝管と、クラッチ具と、制御具とを有し、前記定位具は、緩衝台の収容管内に設置され、中央に貫通孔が開設してあり、内面には定位溝が設けてあり、定位具の貫通孔に緩衝管が挿通してあり、緩衝管は、内部に貫通孔が開設してあり、その内外面の間には定位孔が開設してあり、緩衝管にある定位孔は定位具にある定位溝に対応し、且つ緩衝管が緩衝台内に定位され、緩衝管の定位孔内にクラッチ具が収容され、且つクラッチ具が定位具の定位溝に対応し、制御具は、緩衝管にある貫通孔内に設置され、その外面にはテーパ部が設けてあり、前記テ−パ部により制御具の外径が大径部と小径部とに分けられ、前記制御具の大径部と小径部とはクラッチ具に当接し、制御具がクラッチ具の作動を制御することを特徴とする前記第2発明に記載の緩衝器であることを要旨としている。
本発明に係る緩衝器によれば、次のような効果がある。
本発明に係る緩衝台は車体と車輪枠との間に設置され、クラッチ部材は、定位具と、緩衝管と、クラッチ具と、制御具と等の部材を含み、定位具には多数の定位溝が設けてあり、また、緩衝管には定位孔が開設してあり、定位具と緩衝管とは互いに嵌められ、且つ定位具と緩衝管との間にはクラッチ具が取付けてあり、クラッチ具は緩衝管の定位孔内に収容される。制御具にはテーパ部が設けてあり、テーパ部には大径部と小径部とが設けてあり、テーパ部がクラッチ具と当接し、定位具にある多数の定位溝と、緩衝管にある定位孔と、クラッチ具とは、制御具のテーパ部の大径部と小径部とに対応し、制御台の制御バネは弾力によって制御具を移動するためのものであり、制御台はワイヤに制御され(ワイヤが使用者に制御され)、緩衝バネが緩衝台に嵌め設けられ、使用者がワイヤを引くと、制御具のテーパ部の大径部と小径部とが変位されて、クラッチ具が定位具の定位溝から離脱し、これにより、定位具は緩衝管に対して相対に摺動でき、このとき、緩衝機能がオン状態であり、緩衝バネが振動を吸収する。
使用者がワイヤを緩めると、制御具のテーパ部の大径部と小径部とが制御バネの弾力によって変位されて、クラッチ具が緩衝管の定位孔から突出して多数の定位溝のうちの何れか一つに嵌められ(もし、定位具の定位溝がクラッチ具に合っていない場合には、緩衝具は依然として上下動することが可能であり、作動瞬間に多数の定位溝のうちの何れか一つにクラッチ具が合うと、制御バネが弾力によって制御具を押えて変位し)、このとき、緩衝機能がオフ状態になる。そのため、本発明は、車両が運転中であっても、使用者の必要によって緩衝機能をオン・オフすることが可能であり、緩衝器がオン状態である場合には、緩衝効果があり、緩衝器がオフ状態である場合には、緩衝効果が全くない。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施例1)
まず、図1乃至図3を参照する。本実施例での車両用緩衝器は、緩衝台10と、クラッチ部材Aと、制御台Bと、緩衝バネ11と、緩衝バネa1とから構成される。
前記緩衝台10は、一端に枢着孔12が設けてあり、前記枢着孔12内にはスリーブ121と保護スリーブ122とが設けてあり、ボルト123とナット124とにより枢着孔12が車体に定位され、前記緩衝台10の他端には開口13を持つ作動空間14が設けてあり、前記作動空間14の開口13に近接する内壁面には内ねじ141が設けてある。また緩衝台10の外周面には外ねじ101が設けてあり、緩衝台10の外ねじ101には一つの調整リング15が螺着してある。
前記クラッチ部材Aは、定位具20と、緩衝管30と、クラッチ具33と、制御具50とを含む。
前記定位具20は、一端の外ねじ21が緩衝台10の作動空間14の内ねじ141にねじ込んだ部材であり、且つ定位具20の緩衝台10にある開口13に近接する箇所では内シール22と外シール23とがそれぞれ取り付けてあり、定位具20の他端には段階縁24が設けてあり、定位具20内には一つの貫通孔25が開設してある。前記貫通孔25の内壁面には定位溝26が多数に設けてある。
前記緩衝管30は、定位具20の貫通孔25内に挿入され、その内部が貫通孔31を有し、貫通孔31の緩衝台10に対応する一端には内ねじ311が設けてある。緩衝管30の内ねじ311に対応する一端には外ねじ301が設けてあり、また、緩衝管30の定位具20にある定位溝26に対応する箇所では定位孔32が開設してある。
前記クラッチ具は、緩衝管30の定位孔32内に設置され、定位具20の定位溝26に対応する。
前記制御具50は、緩衝管30の貫通孔31内で摺動可能に設けてあり、一端の端面には凸縁51が設けてあり、制御具50の外面にはテーパ部52が設けてあり、テーパ部52により制御具50の外面が大径部53と小径部54とに分けられ、且つテーパ部52の小径部54の前縁には端面55が設けてある。
前記制御台Bは、台体60と、制御軸70と、回復バネ75と、当接押え具76と、密封キャップa2と、制御バネa3とから構成される。
前記台体60は、一端に枢着孔61を有し、前記枢着孔61内にはスリーブ611と保護スリーブ612とが設けてあり、ボルト613とナット614とにより枢着孔61が車体に定位され、前記台体60の他端には収容孔62が設けてあり、収容孔62に設けた内ねじ621がシール622を介して緩衝管30の端部に設けた外ねじ301と螺着し、且つ収容孔62の底部には緩衝管30の端部を定位するための止め縁623が設けてあり、台体60の収容孔62の外部にはバネ止め縁624が設けてあり、また、台体60には収容孔62と垂直する制御孔63が設けてあり、制御孔63は、収容孔62の端部と連通し、一端には内止め縁631が設けてあり、他端には定位キャップ632が螺着してあり、定位キャップ632の端部には貫通孔633が開設してある。
前記制御軸70は、二つのシール71と合わせて台体60の制御孔93内に摺動可能に設置され、制御軸70の一端には段階縁77が設けてあり、段階縁77が台体60の制御孔63の内止め縁631に制限され、且つ制御軸70内には一つの軸方向孔701が開設してあり、ワイヤ72が軸方向孔701を挿通し、且つワイヤ72が定位キャップ632にある貫通孔633を通過して外側に延びる(ワイヤ72が使用者に制御され)。制御軸70の他端には定位ねじ穴702が開設してあり、定位パッキン703と定位ネジ704とを合わせてワイヤ72が制御軸70の軸方向孔701内に固定され、制御軸70の外径には環状溝73とテーパ面74とが設けてある。
前記回復バネ75は、台体60の定位キャップ632の貫通孔633内に収容され、一端が定位キャップ632に押さえられる。他端が制御軸70に押える。
前記当接押え具76は、緩衝管30の貫通孔31内で摺動自在に設けてあり、一端に円弧面761が設けてあり、円弧面761は、緩衝管30の外ねじ301が設けられた一端から突出し、制御軸の外面にある環状溝とテーパ面74とに当接し、当接押え具76の他端は制御具50のテーパ部52の小径部54の端面に当接する。
前記密封キャップa2は、クラッチ部材Aの緩衝管30の内ねじ311に螺着してあり、一端に凸縁a21が設けてあり、また、密封キャップa2には凸縁a22が設けてある。
前記制御バネa3は、クラッチ部材Aの緩衝管30の貫通孔31内に収容され、一端がクラッチ部材Aの制御具50の凸縁51に当接し、他端が密封キャップa2の凸縁a21に当接する。
前記緩衝バネ11は、緩衝台10の調整リング15と制御台Bの台体60のバネ止め縁624との間に設置される。
前記緩衝バネa1は、緩衝管30内面に嵌め設けられ、一端がクラッチ部材Aの緩衝管30の端部の密封キャップa2の凸縁a22に当接し、他端が定位具20の段階縁24に当接する。
以上、本発明に係る実施例1の各部品の関連位置と構造を説明した。
また、図4と図5に示すのは、本発明に係る実施例1の作動状態を示す断面図である。
また、図2と図3を参照する。使用者が本発明に係る緩衝器の緩衝機能をオンにしようとする場合には、使用者が軸方向孔701内に位置し制御軸70を制御するワイヤ72を引いて移動させ(ワイヤ72の引き方式および定位方式は一般の従来技術を採用し)、制御軸70の端部が回復バネ75を押えて圧縮し、このとき、制御軸70は外周面で当接押え具76の円弧面761に当接するので、制御軸70の変位により当接押え具76の円弧面761が制御軸70の環状溝73からテーパ面74の大径部に移動する。そのため、当接押え具76が変位して制御具50を移動して制御バネa3を圧縮し、制御具50の変位により制御具50のテーパ部52の大径部53が変位して緩衝管30のクラッチ具33から離脱し、クラッチ具33が制御具50のテーパ部52の大径部53から制御具50の小径部54に順調に摺動して進入し、ひいてはクラッチ具33が定位具20の定位溝26から離脱する。そうすると、緩衝管30と定位具20とは相対に摺動できるようになり、緩衝バネ11により車体の振動を吸収することができる。また、緩衝バネa1は定位具20の段階縁24と密封シールa2の凸縁a22との間に緩衝効果を発揮する。そのため、本発明は車両や機械に極めて好適な緩衝構造である。
図4と図5に示すのは、使用者が坂を上るときに、省力(緩衝器の上下動により行進抵抗が向上し)のために緩衝器の緩衝機能をオフにしようとするときには、使用者がワイヤ72を緩めて、制御軸70とワイヤ72とは回復バネ75の弾力によって元位置に回復し、このとき、制御軸70の変位により、当接押え具76の円弧面761が制御軸70のテーパ面74の案内に従って環状溝73内に進入する。当接押え具76の変位により、当接押え具76と制御具50との間には隙間が発生し、制御バネa3の弾力によって制御具50が移動されて、制御具50のテーパ部52の大径部53がクラッチ具33を押えて定位具20の多数の定位溝26のうちの何れか一つに進入する。もし、定位具20の定位溝26がクラッチ具33に合っていない場合には、緩衝具33は依然として上下動することが可能であり、作動瞬間に多数の定位溝26のうちの何れか一つにクラッチ具33が合うと、制御バネa3が弾力によって制御具50を押えて変位する。制御具50のテーパ部52の大径部53がクラッチ具33を押えて定位具20の定位溝26内に進入する。このとき、定位具20と緩衝管30とはロックされた状態になり、緩衝台10と制御台Bとは相対に移動できなくなる。そのため、緩衝機能がオフになり、且つ定位具20には定位溝26が多数に設けてあるので、外力を受けている過程中に、緩衝器が制御バネa3の弾力によってクラッチ具33を押えて変位して定位具20の多数の定位溝26のうちの何れか一つに進入する。そのため、使用者は車両が行進中であっても緩衝機能をオフすることができる。
(実施例2)
また、図6乃至図9に示すのは本発明に係る実施例2であり、車両の前フォークに適用される実施例である。本発明に係る実施例2の緩衝器は、緩衝台90と、クラッチ部材Aと、制御台Bと、緩衝バネ91とから構成される。
前記緩衝台90は、下端の開口溝901が車両の前輪軸と連接し、内面の底部には底板902が設けてある。底板902の中央には一つのねじ穴9021が開設してあり、且つ内周面の上端に近接する箇所では中央スリーブ903が設けてある。前記中央スリーブ903内には収容管904が取付けてあり、収容管904の上端が車両の前フォークに固定される。収容管904の底部には摺動スリーブ905が設けてある。中央スリーブ903と摺動スリーブ905とにより、収容管904が緩衝台90の内部で順調に摺動でき、且つ収容管904の底板902に対応する一端には底部9041が設けてある。
前記クラッチ部材Aは、定位具A10と、緩衝管A11と、クラッチ具33と、制御具A14とを含む。
前記定位具A10は、一端が螺旋A102により緩衝台90の底板902のねじ穴9021に螺着し、他端には係合溝A103が設けてあり、多数の定位用C型リングA104と、ワシャA105と、衝突防止具A106とにより、緩衝台90内の収容管904が上昇して定位され、定位具A10の外周面には定位溝A101が多数に設けてある。
前記緩衝管A11は、内部に貫通孔A111が開設してあり、貫通孔A111内に定位具A10が摺動自在に設けてあり、且つ内外面の間には定位孔A13が多数に開設してあり、定位孔A13が定位具A10の定位溝A101に対応し、緩衝管A11の一端には係合溝A112が多数に設けてある。係合溝A112は係りリングA113とワシャA114とを合わせて緩衝台90内の収容管904の底部9041に係合して定位される。また、緩衝管A11の衝突防止具A106に対応する一端には段階縁A115と係合溝A116とが設けてある。係合溝A116は一つのC型リングA117によって制限片A118を段階縁A115の近傍に定位し、且つ制限片A118の外周には開口溝A1181が設けてある。
クラッチ具33は、緩衝管A11の定位孔A13内に移動自在に設置される。
前記制御具A14は、緩衝管30の外面に移動自在に設けてある。その内面にはテーパ部A141が設けてある。テーパ部A141により制御具A14の内面が大径部A142と小径部A143とに分けられる。テーパ部A141が緩衝管A11の定位孔A13に対応し、制御具A14にある外面の収容管904にある底部9041に対応する一端には段階縁A144が設けてある。
前記制御台Bは、台体B10と、制御軸B11と、ツマミB12と、回復バネB13と、当接押え具B14と、制御バネa3とから構成される。
前記台体B10は、シールB101と合わせて緩衝台90の収容管904の上端に螺着し、一端に内孔B102が開設してあり、他端に溝B103が設けてあり、内孔B102と溝B103との間に一つの貫通孔B104が開設してあり、また、貫通孔B104の近傍にバネ挿入孔B105が多数に設けてある。
前記制御軸B11は、一端がシールB111と合わせて台体B10の貫通孔B104を挿通し、且つ制御軸B11が係り具B112によって台体B10内に係られ、制御軸B11の他端には変位用螺旋B113が設けてある。
前記ツマミB12は、ワイヤ72に引かれて回転し(ワイヤが使用者に制御され)、定位ネジB121によって制御軸B11と連接し、一端の外面B122の底部にはバネ挿入孔B123が開設してあり、他端がネジB124と定位パッキンB125とによってワイヤ72を定位し、ツマミB12が台体B10で回転する。
前記回復バネB13は、予定方向へ回転する弾力を提供し、ツマミB12の外面B122に嵌め設けられ、一端が台体B10のバネ挿入孔B105に挿入し(必要な弾力を見て台体B10の何れか一つのバネ挿入孔B105に挿入することができ)、他端がツマミB12のバネ挿入孔B123に挿入する。
前記当接押え具B14は、一端にスリーブB141が設けてある。スリーブB141の内面に変位用螺旋B1411が設けてあり、スリーブB141の変位用螺旋B1411が制御軸B11の一端の変位用螺旋B113と螺着する。そのため、当接押え具B14の一端がスリーブB141によって制御軸B11と連接し伝動することができる。また、当接押え具B14の他端は、緩衝管A11の一端の制限片A118の開口溝A1181を挿通し、クラッチ部材Aの制御具A14の端面に当接する。
前記制御バネa3は、クラッチ部材Aの緩衝管A11の外面に嵌め設けてあり、一端がクラッチ部材Aの制御具A14の段階縁A144に当接し、他端が緩衝台90の収容管904の底部9041に当接する。
前記緩衝バネ91は、一端が緩衝台90の底板902に当接し、他端が収容管904の底部の摺動スリーブ905の段階縁9051に当接する。
以上、本発明に係る実施例2の各部品の関連位置と構造を説明した。次に、本発明に係る実施例2の使用状態を説明する。
まず、図8を参照する。使用者が本発明に係る緩衝器の緩衝機能をオンにしようとする場合には、使用者がワイヤ72を引いて定位して(ワイヤ72の引き方式と定位方式は一般の従来技術と同様)、ツマミB12が回転して、制御軸B11が回転されて回復バネB13を圧縮する。制御軸B11の回転により、一端に設けた変位用螺旋B113が当接押え具B14を変位させる(その原因は、当接押え具B14の一端に固定されたスリーブB141の内部に設けた変位用螺旋B1411は制御軸B11に設けた変位用螺旋B113と螺着して伝動し、且つ当接押え具B14の外部が台体B10の一端の溝B103に制限されて回転できなく、且つ当接押え具B14の他端が制限片A118の開口溝A1181を挿通して制御具A14の端面に当接し)。このとき、当接押え具B14が制御具A14を変位させると共に、制御バネa3を圧縮する。これにより、クラッチ具33が制御具A14の内部のテーパ部A141の小径部A143から大径部A142に進入する。このとき、クラッチ具33が定位具A10の定位溝A101から離脱することにより、定位具A10と緩衝管A11とは相対に摺動できる。このとき、緩衝台90と、収容管904と、緩衝バネ91とにより、緩衝機能が発揮される。
また、図9を参照する。使用者の車両が坂を下がる場合には、安全のために(緩衝器が下へ変位することにより、車両の前へ傾斜する角度が大きくなって車両がひっくり返すことを防止し)、緩衝器の緩衝機能をオフにする。緩衝器の緩衝機能をオフにしようとするときには、使用者がワイヤ72のツマミB12を緩めて、回復バネB13の弾力によってワイヤ72が元位置に回復して制御軸B11が逆方向に旋回されて、制御軸B11の変位用螺旋が当接押え具B14を変位させて、当接押え具B14の一端と制御具A14の端面との間に隙間が発生し、制御バネa3の弾力が制御具A14を押えて変位させて、制御具A14の内部のテーパ部A141の小径部A143がクラッチ具33を押えて緩衝管A11の定位孔A13から定位具A10の多数の定位溝A101のうちの何れか一つに嵌合する。このとき、定位具A10と緩衝管A11とは相対に移動できなくなる。すなわち、緩衝器の緩衝機能がオフにされる。
もし、定位具A10の定位溝A101がクラッチ具33に合っていない場合には、緩衝具33は依然として上下動することが可能であり、作動瞬間に多数の定位溝A101のうちの何れか一つにクラッチ具33が合うと、制御バネa3が弾力によって制御具A14を押えて変位する。また、制御具A14のテーパ部A141の小径部A143がクラッチ具33を押えて定位具A10の定位溝A101内に進入し、且つ定位具A10には定位溝A101が多数に設けてあるので、外力を受けている過程中に、緩衝器が制御バネa3の弾力によってクラッチ具33を押えて変位して定位具A10の多数の定位溝A101のうちの何れか一つに進入する。そのため、使用者は車両が行進中であっても緩衝機能をオフすることができる。
(実施例3)
また、図10乃至図14に示すのは本発明の実施例3であり、実施例3に係る緩衝器は、底板902を有する緩衝台90と、クラッチ部材Aと、制御台Bと、緩衝バネ91と等の部材から構成される。実施例3は実施例2における制御台Bを変更し、他の技術を利用してワイヤ72と制御軸B22とを操作する。
前記制御台Bは、台体B20と、制御軸B22と、ツマミB21と、回復バネB23と、当接押え具B14と、制御バネa3とから構成される。
前記台体B20は、シールB201と合わせて収容管904の上端に取付けられ(符号を付けない部品は実施例2と同様)、台体B20内には当接押え具B14を収容するための矩形作動空間B203が設けてある。当接押え具B14は矩形作動空間B203内で摺動でき旋回ができなく、且つ制御孔B202が矩形作動空間B203を垂直に貫通し、制御孔B202には内止め縁B2021が設けてある。
前記制御軸B22は、二つのシールB222と合わせて台体B20の制御孔B202内に移動自在に設置され、一端には偏心当接部B221が設けてあり、中段に近接する箇所では段階縁B223が設けてあり、段階縁B223は台体B20の制御孔B202の内止め縁B2021に定位される。
前記ツマミB21は、ネジB24で制御軸B22の端部に枢着され、そしてネジB212でキャップB213と定位ブロックB214とをツマミB21の端面に螺着し、ワイヤ72の一端が定位ブロックB214に定位される。また、ワイヤ72が使用者に制御される。
前記回復バネB23は、ツマミB21の環状収容溝B211内に収容された捩じりバネであり、且つ両端がそれぞれツマミB21と台体B20とに定位される(回復バネB23によりツマミB21は予定方向へのトルクを有し)。
以上、本発明に係る実施例3の各部品の関連位置と構造を説明した。次に、本発明に係る実施例3の使用状態を説明する(構造が変更された部分だけの作動について説明)。
図11と図12を参照する。使用者がワイヤ72を引いて変位する(緩衝機能をオンにし)場合には、ツマミB21が制御軸B22を回転させて、制御軸B22の偏心当接部B221が底板902の方向へ寄る。このとき、当接押え具B14の前端が偏心当接部B221に押えられて、制御具A14押えられて底板902の方向へ寄る。このとき、クラッチ具33は制御具A14の大径部に寄る。また、クラッチ具33が摺動して定位具A10の定位溝A101から離脱する。これにより、定位具A10が緩衝管A11に対して変位することが可能になり(収容管904が外力を受けて降下することが可能)、そのため、緩衝機能がオンにされる。
また、図13と図14を参照する。使用者がワイヤ72を緩める(緩衝機能をオフにし)場合には、回復バネB23がツマミB21を回転させる。また、制御軸B22もツマミB21に駆動されて回転し、偏心当接部B221が底板902を遠ざけて当接押え具B14の一端を押さえる。このとき、当接押え具B14と制御具A14との間に隙間が発生し、制御バネa3の弾力により制御具A14が変位して、制御具A14の内部のテーパ部A141の小径部A143がクラッチ具33を押えて緩衝管A11の定位孔A13から突出して定位具A10の多数の定位溝A101のうちの何れか一つに嵌合する。このとき、定位具A10と緩衝管A11とはロックされた状態であるので、緩衝台90と収容管904とは相対に変位できなくなる。そのため、緩衝機能がオフにされる。実施例3は、制御台Bの構造を変化するだけであり、その特徴と技術とは実施例2と同様であるので、本発明の技術的範囲に属する。
(実施例4)
また、図15乃至図17に示すのは本発明に係る実施例4である。本発明に係る実施例4の緩衝器は、底板902を有する緩衝台90と、クラッチ部材Aと、制御台Bと、緩衝バネ91と等の部材から構成される。実施例4は実施例3における当接押え具B14と、制御具A14と、制御バネa3とを変更し、これにより、実施例4は本発明と同様な効果を有する。
制御具A14が同様のように緩衝管A11の外面に嵌め設けられる。制御具A14のテーパ部A141と、大径部A142と、小径部A143との方向は前記した実施例3と逆である。制御具A14の一端には溝A145が設けてあり、且つ当接押え具B14の中段には制御台Bに応じて当接部B146が設けてある。また、制御バネa3が当接押え具B14の当接部B146と制御台Bとの間に当接する。また、当接押え具B14の前端には作動溝B147が設けてあり、作動溝B147に制御軸B22の偏心当接部B221が収容され、且つ当接押え具B14の作動溝B147の外側B148が台体B20の矩形作動空間B203内に収容されて摺動し、矩形作動空間B203に制限されて当接押え具B14が旋回できなくなる。当接押え具B14の他端には係止凸縁B149が設けてある。また、係止凸縁B149が制御具A14の溝A145内に係止される。
以上、本発明に係る実施例4の各部品の関連位置と構造を説明した。次に、本発明に係る実施例4の使用状態を説明する。
図16と図17を参照する。本発明に係る実施例4は、実施例3の方向と逆にしたテーパ部A141と、大径部A142と、小径部A143とにより、制御具A14の作動方向が逆になる。制御バネa3が当接押え具B14の当接部B146と制御台Bとの間に当接するときに、実施例2と同様な弾力が制御具A14に加えるので、実施例4の作動結果は実施例3と同様であり、制御バネa3と制御具A14との作動方向が変更されるだけである。
一方、実施例4は作動溝B147が偏心当接部B221を収容することにより別の作動方式を提供する。偏心当接部B221が作動溝B147内で移動自在に設置されるので、作動溝B147により、当接押え具B14と偏心当接部B221との相対位置が一致になり、実施例3と同様な効果を達成することができ、実施例4は、当接押え具B14と、制御具A14と、制御バネa3との構造を変化するだけであり、その特徴と技術とは他の実施例と同様であるので、もちろん、本発明の技術的範囲に属する。
(実施例5)
まず、図18乃至図20に示すのは本発明に係る実施例5である。本発明に係る実施例5は、実施例1の制御台Bと実施例2とから構成されたものであり、底板902を有する緩衝台90と、クラッチ部材Aと、制御台Bと、緩衝バネ91と等の部材から構成される。実施例5は実施例1における制御台Bを実施例2における緩衝台90の収容管904の上端部に固定する。その構造の主な変更は下記にある。
収容管904内の当接押え具E14の端部E141の最先端には円弧形押え軸E15が取付けてある。
台体E1は、シールE16と合わせて収容管904の上端部に固定され、一端には矩形作動空間E13が設けてあり、矩形作動空間E13内に当接押え具E14の端部E141が収容され、矩形作動空間E13の制限により、当接押え具E14は摺動できて回転ができなない。台体E1には制御孔E12が開設してある。制御孔E12の近傍に定位スリーブE10が設けてあり、且つ制御孔E12が矩形作動空間E13の端縁を貫通する。定位スリーブE10内にはねじ穴E101が設けてある。回復バネE17は定位キャップE11によって制御孔E12内に定位され、且つ回復バネE17の一端が定位キャップE11に当接する。
制御軸E18は、台体E1の制御孔E12を挿通し、端部が回復バネE17の他端に当接し、且つ制御軸E18の両端に配設された密封シールE19が防水効果を有する。制御軸E18の軸方向孔E181内にはワイヤ72が挿通し、且つワイヤ72が定位キャップE11の貫通孔E111を経由して外部に延び出している(ワイヤ72が使用者に制御され)。制御軸E18には軸方向孔と垂直する定位用ねじ穴E182が別に開設してあり、且つ定位パッキンE183および定位ネジE184と合わせてワイヤ72を制御軸E18に固定する。また、制御軸え18の外面には環状溝E185とテーパ面E186とが設けてあり、環状溝E185とテーパ面E186とは、台体E1の矩形作動空間E13内に収容され、当接押え具E14の端部の円弧形押え軸E15に当接する。
以上、本発明に係る実施例5の各部品の関連位置と構造を説明した。次に、本発明に係る実施例5の使用状態を説明する。
まず、図19と図20を参照する。実施例5は、ワイヤ72と回復バネE17とにより制御軸E18の変位を制御する。制御軸E18の位置により、押え軸E15が環状溝E185又はテーパ面E186の大径部に当接する。
もし、当接押え具E14の押え軸E15がテーパ面E186の大径部に当接する場合には、収容管904内の当接押え具E14が押えられて制御具A14を変位させる。このとき、制御具A14はクラッチ具33を制御具A14の大径部A142に寄らせ、これにより、定位具A10と緩衝管A11とは相対に移動することが可能になり、ひいては緩衝台90と収容管904とは相対に移動するが可能になる。そのため、実施例5の緩衝機能がオンにされる。
もし、使用者はワイヤ72を緩めて制御軸E18が回復バネE17の弾力によって変位されて、当接押え具E14の押え軸E15が環状溝E185に当接する場合には、制御バネa3が制御具A14を押えて、制御具A14の小径部A143がクラッチ具33を押えて定位具A10の定位溝A101内に進入する。これにより、定位具A10と緩衝管A11とは相対に移動できなくなり、実施例5の緩衝機能がオフにされる。実施例5は、その特徴と技術とは他の実施例と同様であるので、もちろん、本発明の技術的範囲に属する。
(実施例6)
まず、図21乃至図23に示すのは本発明に係る実施例6である。本発明に係る実施例6は、緩衝台F10と、クラッチ部材Aと、制御台Bと、緩衝バネF9とから構成される。
緩衝台F10は、内部に中央スリーブ12と摺動スリーブ13とを設けることにより収容管F14が摺動自在に緩衝台F10内に設けてある。収容管F14の上端が車両の前フォークに固定される。摺動スリーブ13と収容管F14とは車両からの外力を受けると緩衝台F10に対して変位することができる。緩衝台F10の底部に近接する箇所では一つの貫通孔F102が開設してあり、且つ緩衝台F10の下端の溝F101が車両の輪軸に固定される。
クラッチ部材Aは、定位具F15と、緩衝管F16と、クラッチ具33と、制御具F19とから構成される。
定位具F15は、緩衝台F10の収容管F14内に収容され、内部には貫通孔F151が開設してある。貫通孔F151の内壁面には定位溝F152が多数に設けてある。
緩衝管F16は、定位具F15の貫通孔F151内に挿通され、内部に貫通孔F161が開設してあり、一端に外ねじF162が設けてある。また、緩衝管F16の定位具F15にある定位溝F152に対応する箇所では定位孔F163が開設してあり、緩衝管F16の他端に内ねじF164が設けてある。
クラッチ具33は、同様のように位具F15にある定位溝F152に対応し、且つ緩衝管F16の定位孔F163内に収容される。
制御具F19は、緩衝管F16の貫通孔F161内に摺動自在に挿通してあり、一端の端面に凸縁F191が設けてあり、その外面にテーパ部F192が設けてある。テーパ部F192により制御具F19の外周面が大径部F193と小径部F194とに分けられる。
制御台Bは、緩衝台F10の底部の貫通孔F102内に取付けられる。台体F20と、定位キャップF21と、制御軸F22と、回復バネF23と、当接押え具F24と、密封キャップa2と、制御バネa3とから構成される。制御軸F22の構造は実施例5と同様である。ワイヤ72が使用者に制御されて制御軸F22を駆動し、制御軸F22は環状溝F221又はテーパ面F222で当接押え具F24の円弧面241に当接し、密封キャップa2の構造は実施例1と同様である。密封キャップa2は、クラッチ部材Aの緩衝管F16の貫通孔F161内に取付けられ、緩衝管F16の内ねじF164と螺着し、その凸縁a22が衝突防止具F166を定位する。
以上、本発明に係る実施例6の各部品の関連位置と構造を説明した。次に、本発明に係る実施例6の使用状態を説明する。
まず、図22を参照する。使用者は本発明に係る緩衝器の緩衝機能をオンにする場合には、使用者がワイヤ72を引いて制御軸F22を変位させ、制御軸F22の変位により、当接押え具F24が制御軸F22のテーパ面F222の大径部に移動する。そのため、当接押え具F24が変位される。また、制御具F19が当接押え具F24に押えられて移動し(制御バネa3を圧縮)、これにより、制御軸F22のテーパ面F222の大径部F193が変位して緩衝管F16のクラッチ具33から離脱する。且つクラッチ具33がテーパ部F192から小径部F194に順調に進入する。ひいてはクラッチ具33が定位具F15の定位溝F152から離脱する。これにより、緩衝管F16と定位具F15とは相対に移動することができ、緩衝器の緩衝機能がオンにされる。
次に、図23を参照する。使用者は本発明に係る緩衝器の緩衝機能をオフにする場合には、使用者がワイヤ72を緩めて、制御軸F22が回復バネF23の弾力によって元位置に回復し、且つ制御軸F22の変位により当接押え具F24が環状溝F221内に進入する。そのため、制御具F19と当接押え具F24との間に隙間が発生し、制御バネa3の弾力によって制御具F19が変位され、制御具19のテーパ部F192の大径部F193がクラッチ具33を押えて定位具F15の定位溝F152に進入する。これにより、緩衝管F16と定位具F15とは相対に移動できなくなって、緩衝器の緩衝機能がオフにされる。実施例6は、その特徴と技術とは他の実施例と同様であるので、もちろん、本発明の技術的範囲に属する。
(実施例7)
まず、図24乃至図25に示すのは本発明に係る実施例7である。本発明に係る実施例7は、実施例3における制御台Bを、実施例6における緩衝台F10と、クラッチ部材Aと、緩衝バネF9とに結合する。
ここで、特に説明したいのは、制御台Bの台体B20と、ツマミB21と、制御軸B22とは緩衝台F10の貫通孔F102内に取付けられる。且つ制御軸B22の偏心当接部B221が当接押え具F18の上端平面F30に当接する。実施例7は、実施例3における制御台Bを実施例6におけるクラッチ部材Aに有効に取付け、その特徴と技術とは他の実施例と同様であるので、もちろん、本発明の技術的範囲に属する。
(実施例8)
まず、図26乃至図27に示すのは本発明に係る実施例8である。本発明に係る実施例8は、実施例3における制御台Bを、実施例1における緩衝台10と、クラッチ部材Aと、緩衝バネ11とに結合する。
ここで、特に説明したいのは、制御台BのツマミB22と、制御軸B22とは台体60の制御孔63内に取付けられる(実施例3の台体B20が実施例1の台体60に代えられ)。且つ制御軸B22の偏心当接部B221が当接押え具40の上端平面F31(実施例1の円弧面761を代え)に当接し、実施例8は、クラッチ部材Aを有効に取付け、且つその特徴と技術とは他の実施例と同様であるので、もちろん、本発明の技術的範囲に属する。
(実施例9)
図28乃至図32に示すのは本発明に係る実施例9である。本発明に係る実施例9は、実施例1の緩衝台10と、緩衝バネ11と、緩衝バネa1とに、実施例4のクラッチ部材Aと、制御台Bとを加えて基本的な緩衝システムを構成する。実施例4の制御台Bを実施例1の緩衝台10内に取付け、実施例9の技術原理と構造特徴とは他の実施例と同様であるが、ここで、その構造を簡単に説明するが、同様な構造の説明は省略する。
本発明に係る実施例9は、制御部材を持つ緩衝台10と、上台体G10と、クラッチ部材Aと、緩衝バネ11と、緩衝バネa1とから構成される。
緩衝台10は、調整リング15と、ワイヤ台G12と、定位キャップG13と、制御軸B22と、ツマミB25と、回復バネB26と、当接押え具B27と、制御バネa3とから構成される。
緩衝台10は、一端に開口13を持つ作動空間14が設けてあり、作動空間14の開口13に近接する内壁面には内ねじ141が設けてあり、底部16に近接する箇所では矩形作動空間17が設けてあり、外面周には外ねじ18が設けてあり、且つ外ねじ18には調整リング15が螺着してあり、他端は車両の車体に固定され、且つ他端には制御孔102が開設してある。制御孔102は、一端に内ねじ103が設けてあり、他端に内止め縁104が設けてある。
ワイヤ台G12は、内部が中空を呈し、緩衝台10の外面に嵌め設けられ、一端に受け台G121が設けてあり、受け台G121にワイヤ72が定位され、受け台G121の近傍にねじ穴G122が開設してあり、ねじ穴G122に定位ネジG123が螺着してあり、且つワイヤ台G12には収容孔G124が開設してあり、収容孔G124の反対側には収容空間G125が設けてあり、収容空間G125の底部にはバネ挿入孔G126が複数に設けてある。
定位キャップG13は、一端に外ねじG131が設けてあり、ワイヤ台G12の収容孔G124を挿通して緩衝台10の制御孔102の内ねじ103内に螺着する。
制御軸B22は、二つのシールB222と合わせてワイヤ台G12の収容孔G124を挿通して緩衝台10の制御孔102内に取付けられ、一端が緩衝台10の制御孔102の内止め縁104に定位され、他端が定位キャップG13の端部の外ねじG131に定位され、且つ制御軸B22には偏心当接部B221が設けてある。
ツマミB25は、定位ネジB251によって制御軸B22の外面に固定され、一端の外面B252の底部にはバネ挿入孔B253が設けてあり、他端がネジB254と定位パッキンB255によってワイヤ72を定位し、ツマミB25の外周に円弧形定位溝B256が設けてあり、定位溝B256と、ワイヤ台G12のねじ穴G122内に螺着する定位ネジG123とが相互に定位する(ツマミB25の旋回角度を限定)。
回復バネB26は、予定方向への回転弾力を提供し、ワイヤ台G12の収容空間G125内に嵌め設けてあり、一端がワイヤ台G12の何れか一つのバネ挿入孔G126に挿入し、他端がツマミB25のバネ挿入孔B253に挿入する。
当接押え具B27は、一端は、摺動して緩衝台10の内部の矩形作動空間17内に定位されて旋回不能になり、作動空間B271が設けてあり、作動空間B271に制御軸B22の偏心当接部B221が当接し、当接押え具B27の反対側には係り凸縁B272が設けてあり、当接押え具B27の中段の近傍に当接部B273が設けてある。
制御バネa3は、一端が当接押え具B27の当接部B273に当接し、他端が緩衝台10の作動空間14の底部に当接する。
上台体G10は、一端が車両の車体と連接し、他端は、内面に内ねじG101が設けてあり、外面にバネ止め縁G102が設けてある。
クラッチ部材Aは、定位具G14と、緩衝管G15と、クラッチ具33と、制御具G16とから構成される。
定位具G14は、外ねじG141を有する一端が上台体G10の内ねじG101に螺着し、他端に凸縁G142が設けてあり、中段の近傍に定位溝G143が多数に設けてある。
緩衝管G15は、内部に貫通孔G151が開設してあり、定位具G14が貫通孔G151を挿通し、貫通孔G151の両端には拡大孔G152がそれぞれ設けてある。拡大孔G152に耐磨耗スリーブG153が収容される。緩衝管G15の一端には、外ねじG154が設けてある。端部の外面に凸縁G155が設けてある。緩衝管G15は外ねじG154と凸縁G155とによって緩衝台10の作動空間14の内ねじ141内に固定される。緩衝管G15の他端には段階縁G156が設けてあり、段階縁G156に定位孔G157が開設してある。定位孔G157は定位具G14の多数の定位溝G143と対応する。
クラッチ具33は、緩衝管G15の定位孔G157内に移動自在に設けてある。
制御具G16は、緩衝管G15の外面で摺動自在に設けてあり、内面にテーパ部G161が設けてあり、テーパ部G161により制御具G16の内面が大径部G162と小径部G163とに分けられ、制御具G16の小径部G163の外面端部には環状溝G164が設けてあり、環状溝G164に当接押え具B27の係り凸縁B272が係れる。
緩衝バネ11は、一端が緩衝台10の調整リング15に当接し、他端が上台体G10のバネ止め縁G102に当接する。
緩衝バネa1は、一端が定位具G14の一端にある凸縁G142に当接し、他端が緩衝管G15の段階縁G156の端部に当接する。
以上、本発明に係る実施例9の各部品の関連位置と構造を説明した。次に、本発明に係る実施例9の改修された部分だけの使用状態について説明する。
図29乃至図32を参照する。使用者がワイヤ72を引いて本発明に係る緩衝器の緩衝機能をオンにする場合には、制御軸B22の偏心当接部B221がワイヤ72に引かれて偏心に変位する。このとき、当接押え具B27の前端が偏心当接部B221に押えて変位する。また、当接押え具B27の他端の係り凸縁B272が制御具G16の環状溝G164と係るので、当接押え具B27の変位が制御具G16を変位して制御バネa3を圧縮する。そのため、実施例9のクラッチ具33が制御具G16の変位に従って大径部G162に進入する。これにより、定位具G14と緩衝管G15とは相対に移動できるようになり、本発明に係る緩衝器の緩衝機能がオンにされる。使用者がワイヤ72を緩めると、回復バネB26が制御軸B22を回転して元位置に回復し、偏心当接部B221と当接押え具B27との間に隙間が発生し、制御バネa3が当接押え具B27を押えて制御具G16が押えられて変位する。これにより、制御具G16の小径部G163がクラッチ具33を押えて突出し定位具G14の定位溝G143に嵌合する。そのため、定位具G14と緩衝管G15とは相対に移動できなくなって本発明に係る緩衝器の緩衝機能がオフされる。実施例9は、その特徴と技術とは他の実施例と同様であるので、もちろん、本発明の技術的範囲に属する。
(実施例10)
図33乃至図37に示すのは本発明に係る実施例10である。本発明に係る実施例10は、緩衝台10と、上台体G10と、クラッチ部材Aと、緩衝バネ11とから構成される。実施例10は実施例9に摺動補助具H18を加えるので、以下はその部分について説明する。
緩衝台10は、実施例9と同様であり、制御部材を含み、一端に枢着孔12が開設してある。枢着孔12が車体に固定される。緩衝台10の外ねじ101に調整リング15が螺着してある。緩衝台10の作動空間14内の底部に近接する箇所では内摺動スリーブH13が設けてある。内摺動スリーブH13には摺動補助具H18を収容するための玉台H131が設けてある。緩衝台10と内摺動スリーブH13との間には定位ピンH132が配設してある。
上台体G10は、台座G103とバネ止め縁G102とから構成され、台座G103の一端に枢着孔G104が開設してあり、枢着孔G104が車体に固定される。また台座G103の他端には内ねじG1031が設けてある。
クラッチ部材Aは、定位具G14と、緩衝管G15と、クラッチ具33と、制御具G16とから構成される。
定位具G14は、外ねじG141を有する一端が上台体G10の台座G103の内ねじG1031に螺着し、他端は二つの係り具によって支持台H12を支持し、支持台H12の内外面の間に貫通孔H122が開設してある。貫通孔H122内には複数の摺動補助具H18が収容してあり、定位具G14の外周面には定位溝G143が複数に設けてある。
緩衝管G15は、内部に貫通孔G151が開設してある。一端に外ねじG154と凸縁G155とが設けてあり、外ねじG154と凸縁G155とが緩衝台10の作動空間14内に螺着し定位され、他端に第一段階縁G158が設けてある。第一段階縁G158の内外面の間には定位孔G157が開設してある。定位孔G157の一端には第二段階縁G159が設けてある。第二段階縁G159の外面には玉台G1591が設けてあり、玉台G1591に複数の摺動補助具H18が収容される。
クラッチ具33は、緩衝管G15の定位孔G157内に収容され、定位具G14の多数の定位溝G143と対応する。
制御具G16は、緩衝管G15の第二段階円G159の外面で摺動自在に設けてあり、内面にテーパ部G161が設けてある。テーパ部G161により制御具G16の内面が大径部G162と小径部G163とに分けられる。御具G16の中段の近傍に当接部G165が設けてある。制御具G16の他端の外面が緩衝台10の内摺動スリーブH13の内面で摺動する。且つ制御具G16の他端に定位用長溝G166と環状溝G167とが設けてある。定位用長溝G166が緩衝台10に取付けて内摺動スリーブH13の定位ピンH132と嵌合し定位する。これにより、制御具G16が旋回不能に、内摺動スリーブH13の内面と、緩衝管G15の第二段階縁G159の外面とで摺動し、且つ内摺動スリーブH13の摺動補助具H18と、定位具G14の摺動補助具H18と、緩衝管G15の第二段階縁G159の摺動補助具H18とにより、制御具G16の摺動がもっと順調になる。また、定位具G14の一端に収容された摺動補助具H18により、定位具G14が制御具G16の内面でもっと順調に摺動できる。また、制御具G16の一端に環状溝G167が設けてある。環状溝G167内に二つの連接孔G168が開設してあり、二つの連接孔G168に当接押え具H20の一端に延びた二つの連接凸縁H201が固定される。
制御バネa3は、一端が制御具G16の中段に近接する当接部G165に当接し、他端が緩衝台10の内摺動スリーブH13の一端に当接する。
緩衝バネ11は、一端が緩衝台10の調整リング15に当接し、他端が上台体G10のバネ止め縁G102に当接する。
実施例9の基本構造に摺動補助具H18を加えると、実施例10の作動がもっと順調になり、且つ実施例10は、使用者によって緩衝機能をオン・オフすることができ、その特徴と技術とは他の実施例と同様であるので、もちろん、本発明の技術的範囲に属する。
(実施例11)
図38と図29を参照する。上記実施例での制御具と当接押え具とは他の部品と合わせて押える作業を実施し、熱処理変形がない場合には、制御具と当接押え具とを一体成形してもよい。実施例11での制御用当接押え具Kは制御具と当接押え具とを一体に成形されたものである。使用者によって緩衝機能をオン・オフすることができる。実施例11は、その特徴と技術とは他の実施例と同様であるので、もちろん、本発明の技術的範囲に属する。
また、図40a,40b,40c,40dに示すように、上記全ての実施例のクラッチ部材Aにおいて、緩衝管の定位孔に収容された定位具と緩衝管と制御具との間に作動するクラッチ具33は、玉状でもいいし、ロッド状でもいい。
本発明に係る実施例1の分解斜視図である。 本発明に係る実施例1の緩衝機能がオンにされた状態を示す断面図1である。 本発明に係る実施例1の緩衝機能がオンにされた状態を示す断面図2である。 本発明に係る実施例1の緩衝機能がオフにされた状態を示す断面図1である。 本発明に係る実施例1の緩衝機能がオフにされた状態を示す断面図2である。 本発明に係る実施例2の分解斜視図である。 本発明に係る実施例2の組合状態の断面図である。 本発明に係る実施例2の緩衝機能がオンにされた状態を示す断面図である。 本発明に係る実施例2の緩衝機能がオフにされた状態を示す断面図である。 本発明に係る実施例3の分解斜視図である。 本発明に係る実施例3の緩衝機能がオンにされた状態を示す断面図1である。 本発明に係る実施例3の緩衝機能がオンにされた状態を示す断面図2である。 本発明に係る実施例3の緩衝機能がオフにされた状態を示す断面図1である。 本発明に係る実施例3の緩衝機能がオフにされた状態を示す断面図2である。 本発明に係る実施例4の分解斜視図である。 本発明に係る実施例4の緩衝機能がオフにされた状態を示す断面図1である。 本発明に係る実施例4の緩衝機能がオフにされた状態を示す断面図2である。 本発明に係る実施例5の分解斜視図である。 本発明に係る実施例5の緩衝機能がオンにされた状態を示す断面図である。 本発明に係る実施例5の緩衝機能がオフにされた状態を示す断面図である。 本発明に係る実施例6の分解斜視図である。 本発明に係る実施例6の緩衝機能がオンにされた状態を示す断面図である。 本発明に係る実施例6の緩衝機能がオフにされた状態を示す断面図である。 本発明に係る実施例7の分解斜視図である。 本発明に係る実施例7の緩衝機能がオンにされた状態を示す断面図である。 本発明に係る実施例8の分解斜視図である。 本発明に係る実施例8の緩衝機能がオンにされた状態を示す断面図である。 本発明に係る実施例9の分解斜視図である。 本発明に係る実施例9の緩衝機能がオンにされた状態を示す断面図1である。 本発明に係る実施例9の緩衝機能がオンにされた状態を示す断面図2である。 本発明に係る実施例9の緩衝機能がオフにされた状態を示す断面図1である。 本発明に係る実施例9の緩衝機能がオフにされた状態を示す断面図2である。 本発明に係る実施例10の分解斜視図である。 本発明に係る実施例10の緩衝機能がオンにされた状態を示す断面図1である。 本発明に係る実施例10の緩衝機能がオンにされた状態を示す断面図2である。 本発明に係る実施例10の緩衝機能がオフにされた状態を示す断面図1である。 本発明に係る実施例10の緩衝機能がオフにされた状態を示す断面図2である。 本発明に係る実施例11の一部の斜視図である。 本発明に係る実施例11の断面図である。 全ての実施例のクラッチ具の他の構造を示す断面図である。 全ての実施例のクラッチ具の他の構造を示す断面図である。 全ての実施例のクラッチ具の他の構造を示す断面図である。 全ての実施例のクラッチ具の他の構造を示す断面図である。
符号の説明
A クラッチ部材 B 制御台
a1 緩衝バネ a2 密封キャップ
a21 突起 a22 凸縁
a3 制御バネ
10 緩衝台 101 外ねじ
102 制御孔 103 内ねじ
104 内止め縁
11 緩衝バネ 12 枢接孔
121 スリーブ 122 保護スリーブ
123 ボルト 124 ナット
13 開口 14 作動空間
141 内ねじ 15 調整リング
16 底部 17 矩形作動空間
18 外ねじ
20 定位具 21 外ねじ
22 内シール 23 外シール
24 段階縁 25 貫通孔
26 定位溝
30 緩衝管 301 外ねじ
31 貫通孔 311 内ねじ
32 定位孔 33 クラッチ具
40 当接押え具
50 制御具 51 凸縁
52 テーパ部 53 大径部
54 小径部 55 端面
60 台体 601 内ねじ
61 枢着孔 611 スリーブ
612 保護スリーブ 613 ボルト
614 ナット 62 収容孔
621 保護スリーブ 622 シール
623 止め縁 624 バネ止め縁
63 制御孔 631 内止め縁
632 定位キャップ 633 貫通孔
70 制御軸 701 軸方向孔
702 定位ねじ穴 703 定位パッキン
704 定位ねじ 71 シール
72 ワイヤ 73 環状溝
74 テーパ面 75 回復バネ
76 当接押え具 761 円弧面
77 段階縁
90 緩衝台 901 開口溝
902 底板 9021 ねじ穴
903 中央スリーブ 904 収容管
9041 底部 905 摺動スリーブ
9051 段階縁 91 緩衝バネ
A10 定位具 A101 定位溝
A102 螺旋 A103 係合溝
A104 定位用C型リング A105 ワシャ
A106 衝突防止具 A11 緩衝管
A111 貫通孔 A112 係合溝
A113 係りリング A114 ワシャ
A115 段階縁 A116 係合溝
A117 C型リング A118 限定片
A1181 開口溝 A13 定位孔
A14 制御具 A141 テーパ部
A142 大径部 A143 小径部
A144 段階縁 A145 溝
B10 台座 B101 シール
B102 内孔 B103 溝
B104 貫通孔 B105 バネ挿入孔
B11 制御軸 B111 シール
B112 係り具 B113 変位用螺旋
B12 ツマミ B121 定位ねじ
B122 外面 B123 バネ挿入孔
B124 ネジ B125 定位パッキン
B13 回復バネ B14 当接押え具
B141 スリーブ
B1411 変位用螺旋 B146 当接部
B147 作動空間 B148 外側
B149 係止凸縁
B20 台体 B201 シール
B202 制御孔 B2021 内止め縁
B203 矩形作動空間 B21 ツマミ
B211 環状収容溝 B212 ネジ
B213 キャップ B214 定位ブロック
B22 制御軸 B221 偏心当接部
B222 シール B223 段階縁
B23 回復バネ
B24 ネジ B25 ツマミ
B251 定位ネジ B252 外面
B253 バネ挿入孔 B254 ネジ
B255 定位パッキン B256 円弧形定位溝
B26 回復バネ B27 当接押え具
B271 作動空間 B272 係り凸縁
B273 当接部
E1 台体 E10 定位スリーブ
E101 ねじ穴 E11 定位キャップ
E111 貫通孔 E12 制御孔
E13 矩形作動空間 E14 当接押え具
E141 端部 E15 押え軸
E16 シール E17 回復バネ
E18 制御軸 E181 軸方向孔
E182 定位用ねじ穴 E183 定位パッキン
E184 定位ネジ E185 環状溝
E186 テーパ面 E19 密封シール
F9 緩衝バネ F10 緩衝台
F101 溝 F102 貫通孔
F12 中央スリーブ F13 摺動スリーブ
F14 収容管 F15 定位具
F151 貫通孔 F152 定位溝
F16 緩衝管 F161 貫通孔
F162 外ねじ F163 定位孔
F164 内ねじ F165 係り具
F166 衝突防止具 F18 当接押え具
F19 制御具
F191 凸縁 F192 テーパ部
F193 大径部 F194 小径部
F20 台体 F21 定位キャップ
F22 制御軸 F221 環状溝
F222 テーパ面 F23 回復バネ
F24 当接押え具 F241 円弧面
F30 上端平面 F31 上端平面
G10 上台体 G101 内ねじ
G102 バネ止め縁 G103 台座
G1031 内ねじ G104 枢着孔
G12 ワイヤ台
G121 受け台 G122 ねじ穴
G123 定位ネジ G124 収容孔
G125 収容空間 G126 バネ挿入孔
G13 定位キャップ G131 外ねじ
G14 定位具 G141 外ねじ
G142 凸縁 G143 定位溝
G15 緩衝管 G151 貫通孔
G152 拡大孔 G153 耐磨耗スリーブ
G154 外ねじ G155 凸縁
G156 段階縁 G157 定位孔
G158 第一段階縁 G159 第二段階縁
G1591 玉台
G16 制御具 G161 テーパ部
G162 大径部 G163 小径部
G164 環状溝 G165 当接部
G166 定位用長溝 G167 環状溝
G168 連接孔
H12 支持台 H121 係り具
H122 貫通孔 H13 内摺動スリーブ
H131 玉台 H132 定位ピン
H18 摺動補助具 H20 当接押え具
H201 連接凸縁
K 制御用当接押え具

Claims (6)

  1. 緩衝台と、クラッチ部材と、制御台と、各部品の互いの緩衝用弾力を提供する緩衝バネとを含む緩衝器において、
    前記クラッチ部材は、定位具と、緩衝管と、クラッチ具と、制御具とを有し、
    前記定位具には定位溝が設けてあり、
    前記緩衝管には定位孔が開設してあり、
    前記クラッチ具は緩衝管の定位孔内に収容され、
    前記制御具は制御されて作動し、且つ制御具がクラッチ具を押えて作動し、クラッチ具と定位具にある定位溝とによりクラッチ部材の作動が制限され、これにより、クラッチ部材は緩衝器の緩衝機能をオンにすることを特徴とする、
    緩衝器。
  2. 緩衝台と、クラッチ部材と、制御台と、各部品の互いの緩衝用弾力を提供する緩衝バネとを含む緩衝器において、
    前記クラッチ部材は、定位具と、緩衝管と、クラッチ具と、制御具とを有し、前記定位具には定位溝が設けてあり、前記緩衝管には定位孔が開設してあり、定位具と緩衝管とは互いに嵌められ、前記クラッチ具は緩衝管の定位孔内に収容され、前記制御具にはテ−パ部が設けてあり、前記テ−パ部により制御具の外径が大径部と小径部とに分けられ、前記制御具の大径部と小径部とはクラッチ具に当接し、制御具にあるテーパ部がクラッチ具を押えて作動し、クラッチ具の作動により定位具と緩衝管とは互いに摺動して制限され、これにより、緩衝器の緩衝機能がオンにされることを特徴とする、請求項1に記載の緩衝器。
  3. 緩衝台と、クラッチ部材と、制御台と、各部品の互いの緩衝用弾力を提供する緩衝バネとを含む緩衝器において、
    前記緩衝台は、一端が車体に固定され、他端には作動空間が開設してあり、
    前記クラッチ部材は、定位具と、緩衝管と、クラッチ具と、制御具とを有し、前記定位具は、緩衝台の作動空間内に設置され、中央に貫通孔が開設してあり、定位具の内面には定位溝が設けてあり、前記緩衝管は、貫通孔が開設してあり、内外面には定位孔が開設してあり、定位具と緩衝管とは互いに嵌められ、前記クラッチ具は、緩衝管の定位孔内に収容され、定位具の定位溝に対応し、前記制御具は、緩衝管の貫通孔内に設置され、テーパ部が設けてあり、前記テ−パ部により制御具の外径が大径部と小径部とに分けられ、前記制御具の大径部と小径部とはクラッチ具に当接し、制御具がクラッチ具の作動を制御し、
    前記制御台は、車体に固定され、クラッチ部材の緩衝管の一端が制御台と連接し、前記制御台は制御軸と制御バネとを有し、前記制御軸がワイヤに制御され、制御軸と制御バネとがクラッチ部材の制御具を押えて作動し、
    前記緩衝バネは、緩衝台の外面に嵌め設けてあり、制御台と緩衝台との間に位置することを特徴とする、請求項2に記載の緩衝器。
  4. 前記クラッチ部材は、定位具と、緩衝管と、クラッチ具と、制御具とを有し、前記定位具の外面には定位溝が設けてあり、前記緩衝管は、貫通孔が開設してあり、内外面には定位孔が開設してあり、定位具と緩衝管とは互いに嵌められ、緩衝管は緩衝台の作動空間内に取付けられ、前記クラッチ具は、緩衝管の定位孔内に収容され、定位具の定位溝に対応し、前記制御具は、緩衝管の外面に嵌め設けられ、テーパ部が設けてあり、前記テ−パ部により制御具の内径が大径部と小径部とに分けられ、前記制御具の大径部と小径部とはクラッチ具に当接し、制御具がクラッチ具の作動を制御することを特徴とする、請求項2に記載の緩衝器。
  5. 緩衝台と、クラッチ部材と、制御台と、緩衝バネとを含む緩衝器において、
    前記緩衝台は、一端が車体に固定され、他端には収容管が収容してあり、前記収容管は、一端が緩衝台内に摺動自在に設けてあり、他端が車体に定位され、前記収容管が車両からの外力を受けて緩衝台に対して変位することが可能であり、
    前記クラッチ部材は、定位具と、緩衝管と、クラッチ具と、制御具とを有し、前記定位具は、緩衝台内に設置され、外面には定位溝が設けてあり、前記緩衝管は、緩衝台の収容管内に設置され、その内部には定位具を挿通するための貫通孔が開設してあり、その内外面の間には定位孔が開設してあり、緩衝管にある定位孔は定位具にある定位溝に対応し、前記クラッチ具は緩衝管の定位孔内に収容され、前記制御具は、緩衝管の外面に嵌め設けられ、その内面にはテーパ部が設けてあり、前記テ−パ部により制御具の内径が大径部と小径部とに分けられ、前記制御具の大径部と小径部とはクラッチ具に当接し、制御具がクラッチ具の作動を制御し、
    前記制御台は、緩衝台の収容管の一端に固定され、
    前記緩衝バネは、緩衝台の内部に設置され、且つ緩衝台と収容管との間に位置することを特徴とする、請求項2に記載の緩衝器。
  6. 前記クラッチ部材は、定位具と、緩衝管と、クラッチ具と、制御具とを有し、前記定位具は、緩衝台の収容管内に設置され、中央に貫通孔が開設してあり、内面には定位溝が設けてあり、定位具の貫通孔に緩衝管が挿通してあり、緩衝管は、内部に貫通孔が開設してあり、その内外面の間には定位孔が開設してあり、緩衝管にある定位孔は定位具にある定位溝に対応し、且つ緩衝管が緩衝台内に定位され、緩衝管の定位孔内にクラッチ具が収容され、且つクラッチ具が定位具の定位溝に対応し、制御具は、緩衝管にある貫通孔内に設置され、その外面にはテーパ部が設けてあり、前記テ−パ部により制御具の外径が大径部と小径部とに分けられ、前記制御具の大径部と小径部とはクラッチ具に当接し、制御具がクラッチ具の作動を制御することを特徴とする、請求項2に記載の緩衝器。
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