JP2005330649A - ユニット型枠、ユニット型枠建て込み治具、及び地中コンクリート構造物の構築方法 - Google Patents

ユニット型枠、ユニット型枠建て込み治具、及び地中コンクリート構造物の構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、設置と解体が容易で、工期を短縮でき、安価にコンクリート構造物を設置できるユニット型枠とユニット型枠建て込み治具と地中コンクリート構造物の構築方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、地中梁等の配筋を行った後、ユニット型枠1の一対の板材2を所定間隔に設置するためのセパレータ7を梁下捨コンクリート面上に配置し、配筋を挟んで一対の板材2を対向して同時に設置し、その後セパレータ7の位置を微調整することによって所定位置で板材2間の間隔を所定間隔に保持して、コンクリートを打設することを主要な特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、地中梁等を構築するときに使用するユニット型枠とそれを組み立てるとき使用するユニット型枠建て込み治具、及び地中梁等の地中コンクリート構造物の構築方法に関するものである。
従来、建物の基礎間に設けられる地中梁等を構築するときは、根切りで穴を掘った(第1工程)後、ベース部分となる捨コンクリートを打設し(第2工程)、その後墨出を行い(第3工程)、地中梁の配筋を行う(第4工程)。鉄筋工事後に木板等の型枠材をクレーン等で搬入して梁型枠の建て込みを行い(第5工程)、コンクリートを打設する(第6工程)。コンクリートが固まった時点に型枠を解体し、現場から搬出し(第7工程)、埋め戻しを行う(第8工程)、という作業が行われる。
ところで近年の地中梁型枠の工事においては、型枠の建て込みを大型パネル工法で実施されることが多く、この場合特殊ネジを使用して片側の面の建て込みと解体をユニット化している。しかし、残りの片側は従来の工法のままであり、工期の短縮は一部に過ぎず、組み立てを行うために特殊ネジ等が必要となるものであった。この種の工法を示すものとして例えば特許文献1参照。これに対し、大型工事の場合など、鋼材の型枠を使って型枠の建て込みを行うことも多いが、この場合は型枠の両面を一体化しユニットにすることが可能である。部材は少なく、工期の短縮が可能になる。しかし、鋼材の型枠は作業床が平坦でないと施工できないし、きわめて重く、高コストになるものであった。配筋の状態や作業床の状態に柔軟に対応できるフレキシブルな工法とはいえない。
このほか、地中梁型枠兼用プレキャスト部材を使い、配筋後にこの配筋を挟むようにコンクリートパネル体を建て込んでコンクリートを打設する地中梁の構築方法も提案されている(特許文献2参照)。コンクリートパネル体には埋め込み配筋が予め配設されており、型枠を建て込む作業と埋め込み配筋を使った配筋作業を同時に併行して行うことができるため、工期の短縮が可能になるものである。しかし、プレキャストした長尺で重量の嵩むコンクリートパネル体を現場に搬入するのは困難であり、作業床が平坦でないと施工できないものであった。この点、上述の鋼材の型枠と同様である。
特開2002−327533号公報 特開平9−119139号公報
以上説明したように地中梁の構築を行う場合、従来の工法では地中梁の配筋を行ってからセパレータを使って型枠を建て込み、コンクリート打設後にはこれを解体して移動させる作業が必要であった。しかし、型枠の建て込み作業と解体作業は、配筋を挟んでその両側で同じ作業をする必要があり、しかも解体した地中梁型枠はその現場の別の工区もしくは別の現場に移動して再度建て込み作業を繰り返す必要があった。配筋の両側で同じ作業を行い、また別の作業場所に移動して同じ作業をし、搬出後に他の現場でもこの一連の作業を行うのは、きわめて効率の悪い工法であった。中でも建て込み作業は大工工事であって、解体作業は解体工が行うため、工事の際度々引き継ぎが必要で非能率な工事に拍車をかけていた。大型パネル工法を使ったとしても、作業の一部を迅速化するのにすぎない。
これに対して鋼材の型枠を使って建て込みを行った場合、両側の型枠をユニット化できるため部材は少なくてすみ、工期の短縮が可能になる。しかし、配筋を設けた場合など鋼材の型枠をどのように設置するかが問題であり、作業床は平坦でなければならず、重量は重くて搬入、移転の作業に負担が残るものである。同様に、地中梁型枠兼用プレキャスト部材を使った地中梁の工法も、プレキャストした長尺で重量の嵩むコンクリートパネル体を現場に搬入するのは困難であり、作業床が平坦でないと施工できないものであった。配筋の状態や作業床の状態に柔軟に対応できるフレキシブルな工法とはいい難いものであった。
そこで本発明は、設置と解体が容易で、工期を短縮でき、安価に地中梁等のコンクリート構造物を設置できるユニット型枠とユニット型枠建て込み治具を提供することを目的とする。
また本発明は、設置と解体が容易で、工期を短縮でき、安価に地中梁等の地中コンクリート構造物を設置できる地中コンクリート構造物の構築方法を提供することを目的とする。
本発明は、コンクリートを打設する側の面が平坦に形成された一対の型枠と、型枠間の間隔を設定するための複数のセパレータとを備え、配筋が配設されたときには、型枠が該配筋を挟んで一体となって同時に設置されるユニット型枠であって、型枠のそれぞれで桟木に取り付けられた挟持部材がこれだけによって端太材を型枠に挟持するとともに、型枠間の間隔がセパレータによって型枠の配筋の高さより上方の位置及び下端位置で保持され、且つ該セパレータが型枠に作用するコンクリートの圧力を支持することを主要な特徴とする。
本発明のユニット型枠、ユニット型枠建て込み治具及び地中コンクリート構造物の構築方法によれば、設置と解体が容易で、工期を短縮でき、安価にコンクリート構造物を設置できる。解体時にはセパレータの取り外しと、クレーン等による次の工区への移動等を行えばよく、従来のような解体工による作業は不要で、次の工区での型枠の組み立てが不要となる。
本発明を実施する最良の形態の第1の形態は、コンクリートを打設する側の面が平坦に形成された一対の型枠と、型枠間の間隔を設定するための複数のセパレータとを備え、配筋が配設されたときには、型枠が該配筋を挟んで一体となって同時に設置されるユニット型枠であって、型枠のそれぞれで桟木に取り付けられた挟持部材がこれだけによって端太材を型枠に挟持するとともに、型枠間の間隔がセパレータによって型枠のコンクリート天端高より上方の位置及び下端位置で保持され、且つ該セパレータが型枠に作用するコンクリートの圧力を支持するユニット型枠であり、端太材を挟持する挟持部材が桟木だけに取り付けられるため型枠の内面が平坦にでき、突起物が内面に存在しないため板材の同時吊り下げ、解体後の吊り上げが容易に行える。コンクリート天端高より上方の位置及び型枠の下端にセパレータを配設するため、鉄筋とコンクリートの影響を受けずに型枠間の間隔を保持することができ、ユニット型枠の設置と解体が容易で、工期を短縮でき、安価にできる。
本発明を実施する第2の形態は、第1の形態に従属する形態であって、型枠のそれぞれにおいて該型枠の下端の対向した位置に開口が設けられ、該開口にはセパレータに着脱自在に取り付けられた一対のシール板がそれぞれコンクリート打設面側から当接され、型枠に作用するコンクリートの圧力によって開口を密封するユニット型枠であり、セパレータと開口間の位置合わせが容易で、予め配筋と接触しないようにベース面上に置いておいたセパレータを容易に微調整して間隔設定のために使用することができ、型枠の解体も容易である。
本発明を実施する第3の形態は、第1または2の形態に従属する形態であって、挟持部材には屈曲部が設けられ、該屈曲部を桟木の側面から固定することにより、挟持部材が該桟木のみに取り付けられるユニット型枠であり、挟持部材の屈曲部を打ち込むだけで容易に端太材を挟持することができ、型枠の厚さを薄くできる。
本発明を実施する第4の形態は、配筋を挟んで所定の位置にユニット型枠の一対の型枠を一体として同時に設置するためのユニット型枠建て込み治具であって、先端に係止部が設けられた一対の吊り下げ体と、該吊り下げ体が所定間隔だけ離れて連結された間隔設定体とを備え、該吊り下げ体のそれぞれが型枠の一方を支持するユニット型枠建て込み治具であり、一対の型枠を同時に設置することができ、型枠の設置と解体が容易で、工期を短縮でき、安価にできる。
本発明を実施する第5の形態は、第4の形態に従属する形態であって、間隔設定体が複数設けられ、このすべての間隔設定体が1箇所で支持されるユニット型枠建て込み治具であり、クレーンのフック等に吊り下げるだけで簡単に型枠の設置と解体が行える。安定した建て込み作業が行える。
本発明を実施する第6の形態は、地中梁等の地中コンクリート構造物の配筋を行った後、一対の型枠を所定間隔に設置するための第1のセパレータを配筋間で捨コンクリート面上に配置しておき、配筋を挟んでこの両側に型枠を同時に設置し、その後第1のセパレータの位置を型枠の下端で微調整して板材間の間隔を所定間隔に設定し、コンクリートを打設する地中コンクリート構造物の構築方法であり、配筋の影響を受けない位置にセパレータを予め配置しておき、型枠を同時に設置してセパレータの位置を微調整して間隔設定するから、ユニット型枠の設置と解体が容易となり、工期を短縮でき、安価にできる。
本発明を実施する第7の形態は、第6の形態に従属する形態であって、コンクリート天端高より上方の位置で第2のセパレータにより一対の型枠を仮の間隔設定をしておき、配筋の両側に型枠を同時に設置した後、第1のセパレータの位置を型枠の下端で微調整し、第1及び第2のセパレータにより板材間の間隔を最終的に所定間隔に設定する地中コンクリート構造物の構築方法であり、コンクリート天端高より上方の位置及び型枠の下端にセパレータを配設するため、鉄筋とコンクリートの影響を受けずに型枠間の間隔を保持することができ、ユニット型枠の設置と解体が容易で、工期を短縮でき、安価にできる。
本発明を実施する第8の形態は、第項6または7の形態に従属する形態であって、型枠のそれぞれにおいて該型枠の下端の対向した位置に開口が設けられ、該開口のそれぞれで第1のセパレータに着脱自在に取り付けた一対のシール板の一方をコンクリート打設面側から当接させ、シール板の当接位置によって第1のセパレータの位置を微調整し、型枠間の間隔を所定間隔に保持する地中コンクリート構造物の構築方法であり、開口とシール板によってセパレータの位置を微調整して、間隔を所定間隔に設定するから、型枠の設置が容易になる。
以下、本発明の実施例1におけるユニット型枠、ユニット型枠建て込み治具及び地中コンクリート構造物の構築方法について説明する。図1は本発明の実施例1におけるユニット型枠の概観図、図2は本発明の実施例1におけるユニット型枠の正面図、図3は本発明の実施例1におけるユニット型枠の側面図である。
図1〜4において、1は地中梁等のコンクリート構造物を構築するため所定高さ(地面に対して縦方向、以下縦方向)、所定長さ(地面に対して横方向、以下横方向)の一対の型枠からなるユニット型枠である。実施例1においては、梁下捨コンクリート(本発明における捨コンクリート)を打設して配筋工事を行った後に、一対を同時に建て込むためのユニット型の地中梁型枠である。2はユニット型枠1の型枠を構成して地中梁の側面を形成するベニア板等の板材、3はユニット型枠1の型枠の横方向に沿って設けられた桟木である。桟木3は板材2のコンクリート側(以下、内側)に突出しないように反コンクリート側(以下、外側)に取り付けられている。なお、板材2としては厚さ12mm程度のベニア板が使用される。またユニット型枠1には標準化した複数のタイプの型枠、例えば1200mm×3600mm、1200mm×5400mm、・・といった長さの型枠を多数用意しておき、このユニット型枠1を接続して工事する。ユニット型枠1を組み合わせても長さが足らない場合は不定長のベニア板と桟木3からなる補助型枠を使って補う。また、地中梁が直交する角部等では一方の型枠の長さが少し長い変形したユニット型枠1も必要となる。これについては後述する。なお、本発明においてユニット型枠1の型枠というときは、板材2と桟木3、以下説明する端太材等を含んでいる。
4は支保材として横方向に配置される横端太角鋼管または横端太角アルミ管等の横端太材、5も同様に端太材として縦方向に配置される横端太角鋼管または横端太角アルミ管等の縦端太材である。コンクリート側圧に耐えるためにできれば鋼管を使用するのが好適である。横端太材4の高さは桟木3の高さに依存し、桟木3の高さが50mmの場合は横端太材4も50mm角のものが使用され、縦端太材5は60mm角程度のものが利用される。横端太材4は桟木3間に所定間隔をおいて並んでそれぞれバラバラで平行に配置されるが、縦端太材5は数mm〜数十mm間隔で接近して配置した一対(2本)を3組所に横端太材4と直交して定間隔で配置される。この内の一対はユニット型枠1の横方向中央に配置され、残り2対はこの中央の一対から等距離の位置に配置される。
6は桟木3に固定されるフックボルト(本発明の挟持部材)、7は一対のユニット型枠1を所定間隔に固定するためのフォームタイ(登録商標)等のセパレータである。フックボルト6は横端太材4と縦端太材5を外側から締め付けて板材2との間で挟持し、固定する。また、セパレータ7も2枚の板材2間を所定の間隔に仮設定の状態を含めて設定するとともに、横端太材4と縦端太材5を外側から締め付けて板材2との間で挟持し、固定することができる。詳細な構造については後述する。
実施例1においては、フックボルト6は図1,3に示すように6箇所に取り付けられ、セパレータ7は板材2の配筋の高さより上方の上端位置及び下端位置の2箇所(場合によっては破線のように4箇所、または合わせて6箇所でもよい)に設けられている。なお、フックボルト6とセパレータ7の数は、実施例1より大きな型枠の場合はそれぞれ増加し、小さな型枠の場合は減らすのがよい。上端に設けられたセパレータ7(本発明の第2のセパレータ)はコンクリートを打設する高さより高い位置(本発明のコンクリート天端高より上方の位置)に設けられるため、鉄筋の位置とは無関係となるから自在に挿通でき、下端位置のセパレータ7(本発明の第1のセパレータ)は予め鉄筋間で適当な位置の梁下捨コンクリート面上に配置しておくことができるから、設定時には位置を微調整して挿通することができるので、鉄筋があってもきわめて簡単に固定できる。上端位置に設けられたセパレータ7を一旦取り付けると、ユニット型枠1は下端位置のセパレータ7を取り外しても組み立てたままの状態で一体として移動させることができる。すなわち、間隔を仮設定した状態で移動し、実際の建て込み作業をするときにはその固定を緩めて調整し直し、所定間隔に設定してから固定する。
8は板材2の下端位置(梁下捨コンクリート面側)に開けられセパレータ7を挿通するための切り欠き等の開口部、9はコンクリートを打設したとき開口部8を塞いでコンクリートが漏れないように密閉する薄板鉄板からなるシール板である。シール板9は開口部8よりやや大きい形状の鉄板を使用すればよい。工事後には、ユニット型枠1を引き上げて、下端位置のセパレータ7を分解して取り外すと、シール板9は自由に分離可能なる。なお、上述した板材2の上端(コンクリート天端高より上方の位置)に設けられるセパレータ7に対しては、コンクリートが開口部8から漏れることがないためシール板9は不要となる。この場合セパレータ7の直径よりやや大きめの開口が形成されていれば足りる。10はユニット型枠2の土台となる足場板である。足場板10は縦端太材5が設置される部分を除いて設けられる。
以上説明した本発明の実施例1におけるユニット型枠1は、配筋工事後に鉄筋を挟んで一対の型枠を一体として同時に設置する。詳細は後述するが、この一対の型枠にはユニット化するために上端に設けられたセパレータ7を別にすると、双方の板材2の間に何も設けられておらず、内面は平坦で、梁下捨コンクリートに配筋されていても、この鉄筋を挟んで自由に配置することができる。解体時にもセパレータ7を開口部8から緩めて分解するだけでコンクリート面から自由に取り去ることができる。建て込みに際して仮組み立ての状態で基本的な配置関係は保持しながら型枠を一体で自由に移動させることができるため、具体的に様々になる配筋の状態に自在に対応することができるものである。
ところで、コンクリートを打設するとき、このユニット型枠1の板材2にはコンクリートの深さに比例して圧力が加わる。従って実施例1においては、梁下捨コンクリート面近くでユニット型枠1の板材2の間隔を保つとともに、基本的に3本でコンクリートの重量に耐える補強材としてセパレータ7を下端に設置する。なお3本では作業が少し面倒になるので、強度を増し、これを1本または両側の2本にすることもできる。しかし、この場合も、全セパレータ7を予めユニット型枠1の板材2の下端2に配置しておいて固定する。この板材2の下端に設けられるセパレータ7は、ユニット型枠1のコンクリートの圧力を3本の棒体で支えるため、従来の型枠の間に設けられるセパレータのように小径(直径2.5mm程度)の鋼鉄製の棒体を多数分布させて固定するのでなく、強度が3倍〜4倍程度になる直径の鋼鉄製の棒体3本にする。上述の1200mm×3600mm程度のユニット型枠1の場合、直径4mmの棒体で十分な強度となる。上述したように1本または両端の2本にする場合は、コンクリートの圧力に耐える強度を保って少し大きな径にする。なお、板材2の上端に設けられるセパレータ7は、コンクリートの圧力が比較的小さいので、下端位置のセパレータ7ほど強度は必要でない。実施例1においては、部品を共通化するため下端と同じセパレータ7を配しているが、より小径の棒体であっても、また場合によっては、ワイヤ等を使うこともできる。
次に、実施例1のフックボルト6と、セパレータ7の詳細について図4,5に基づいて説明する。図4は本発明の実施例1におけるユニット型枠のフックボルトの説明図、図5は本発明の実施例1におけるユニット型枠のセパレータの一部破砕説明図である。
まず、フックボルト6について説明する。図4において、6aはフックボルト6の鋼鉄製の棒体、6bは棒体6aの先端で屈曲されて尖った先端を有する屈曲部、6cは棒体6aに形成されたネジ部、6dは座金、6eはナットである。この屈曲部6bは板材2に取り付けられた桟木3の下面(側面)に垂直に打ち込まれ、固定される。例えば、桟木3の断面形状が、高さ27mm、横幅(厚み)50mm若しくは60mmの場合、少なくとも20mmを越えて打ち込めるようにするのが好適である。このときネジ部6cは板材2の外表面から垂直に立ち上がり、図1,3に示すように2本並んだ縦端太材5の間から突出した形態となる。この先端のネジ部6cに座金6dを挿入し、横端太材4と縦端太材5を挟持してナット6eを螺合し、締め付けることにより、横端太材4と縦端太材5、ユニット型枠1を図1〜3に示すようにこれのみで一体にすることができる。
次にセパレータ7について詳細に説明する。図5において、7aは一対のユニット型枠1の間隔を一定に保つためのセパレータ7のスペーサ部、7aはスペーサ部7aと同一長さでコンクリート内に埋設される塩化ビニール等の樹脂製パイプである。スペーサ部7aは上述したように4mm程度の鋼鉄製の丸棒であり、樹脂製パイプ7a内に挿通される。これにより丸棒を直接埋設したときの金属の腐食に由来するコンクリートの劣化を防止することができ、併せてスペーサ部7aを繰り返して利用することが可能になる。なお、丸棒をコンクリートに直接埋設する場合には樹脂製パイプ7aは設けない。7bはスペーサ部7aに螺合される2本の挟持棒、7cはスペーサ7aの両端,挟持棒7bの一端に形成された雄ネジ、7dはスペーサ7a,挟持棒7bの雄ネジ7cが螺合されるPコン、7eは挟持棒7bの雄ネジ7cの他端側に形成された締め付け雄ネジ部、7fは座金、7gはナットである。
2個のPコン7dを互いに対向して先端側の雌ネジをそれぞれスペーサ部7aの両端の雌ネジ7cに螺合し、それぞれでシール板9を着脱自在に挟持する。さらに、各Pコン7dの後端側の雌ネジに挟持棒7bの一端の雄ネジ7cを螺合し、横端太材4と縦端太材5を挟んで座金7fを挿通し、ナット7gで締め付ける。これによって、セパレータ7はユニット型枠1の間隔を一定に保ち、併せて横端太材4と縦端太材5、ユニット型枠1を一体化する。
型枠の建て込み作業時には、予め配筋間で梁下捨コンクリート面上にナット7gと座金7fを除いて組み立てたセパレータ7を置いておき、開口部8を上方からシール板9を挟んだ状態となるように両側に降ろし、フックボルト6で固定されている横端太材4と縦端太材5を挟んでナット7gで締め付ける。あるいは、少し作業が面倒になるが、樹脂製パイプ7aに挿通したスペーサ部7aを置いておき、このスペーサ部7aの端部をシール板9を介して開口部8から露出させ、両側からPコン7d、挟持棒7bを取り付け、さらに横端太材4と縦端太材5を挟んでナット7gで締め付ける。
いずれの場合もセパレータ7にシール板9を固定して各開口部8に当接させることができ、さらにシール板9の当接位置を微妙に変えることでセパレータ7の位置を臨機応変に調整することができ、鉄筋との位置関係の調整が容易で、型枠の建て込み作業が容易になる。比較的大きなシール板9を使うことにより下端位置のセパレータ7の間隔設定を容易にすることができ、これと合わせて上端位置のセパレータ7の間隔を設定し直せば、全体として作業は短時間、簡単且つ正確になる。また、コンクリートの圧力が作用したときは、板材2が横端太材4と縦端太材5を介してナット7gで固定されている状態であるから、大きな内圧でシール板9が板材2に押し付けられ、強くシールされる。なお、コンクリート打設後はスペーサ部7aは樹脂製パイプ7aから抜いて、シール板9やPコン等を別の工区で利用する。埋設される樹脂製パイプ7aは安価で、内部の空洞はそのままでも、別途コンクリートや樹脂、丸棒を充填することもできる。
続いて、図6に基づいて実施例1におけるユニット型枠建て込み治具と地中梁等の地中コンクリート構造物の構築方法について説明する。図6は本発明の実施例1におけるユニット型枠建て込み治具と地中梁の構築作業の説明図である。図6において、11はユニット型枠1を建て込むためのユニット型枠建て込み治具、11aはコ字状のアングル材からなる一対の間隔設定体、12はクレーン(図示しない)のフックである。実施例1の場合、ユニット型枠建て込み治具11は一対のコ字状の間隔設定体11aと以下説明する各吊り具から構成されている。なお、間隔設定体11aはコ字状のアングル材でなくとも吊り下げたとき十分な強度が得られ、一対のユニット型枠1を所定の間隔に保ちながら地上に降ろすことができるものであれば他の形状でよい。
13は吊り下げ時に間隔設定体11aの上端側となるアングル材側面の中央に設けられた第1金具、14は吊り下げ時に間隔設定体11aの下端側となるアングル材側面の2箇所に所定の間隔で設けられた一対の第2金具、15はクレーンのフック12に掛けるための第3金具、16は一対のユニット型枠1を吊り下げるための第4金具(本発明の係止部)である。各第2金具14は間隔設定体11aの中央位置から等距離の位置、すなわち第1金具13から等距離の位置に設けられる。
17は間隔設定体11aをフック12に吊るすための第1吊り下げ体、18は一対のユニット型枠1を間隔設定体11aに吊るすための吊り下げ体である。第1吊り下げ体17、第2吊り下げ体18はいずれもフレキシブルで十分な強度をもったワイヤやチェーン等で構成される。各第1吊り下げ体17の一端はそれぞれが間隔設定体11aの第1金具13に回動可能に連結され、他端が回動可能に第3金具15に連結される。2本の第1吊り下げ体17の長さは等しい。また、第2吊り下げ体18は4本あり、いずれも長さは等しく、1本の間隔設定体11aに対して2本の第2吊り下げ体18がそれぞれ一対のユニット型枠1に跨るように配置される。第2吊り下げ体18の一端は第2金具に回動可能に連結され、他端は第4金具16に接続される。第4金具16は実施例1においてはリング状となっており、一対のユニット型枠1のフックボルト6に挿通され、4本の第2吊り下げ体18がユニット型枠1のユニットを吊り下げることができるようになっている。
ところで第4金具16をフックボルト6に連結して間隔設定体11aによって一対のユニット型枠1を吊り下げたとき、2枚の板材2が所定間隔で平行に配列される必要があリ、またこれと同時に、建て込み作業をしているときに第4金具16がフックボルト6の先端から外れないようにする必要があり、第2金具14間の距離lは地中梁の幅sより少し小さく(s>l)されている。なお、2枚の板材2は上端のセパレータ7で間隔が仮設定されている。従って、建て込み作業時に第2吊り下げ体18の引張力には2枚の板材2に対して互いに内向きに向かう引張り成分が作用し、第4金具16がフックボルト6から脱落することを防止できる。また、引張力のこの成分が内向きに作用するため、安定した状態で作業でき、作業が高効率に行える。なお、実施例1においては上端側のフックボルト6の先端で型枠を支持したが、これに代えて下端側のフックボルト6の先端で型枠を支持するのでも、セパレータ7の先端で支持するのでもよい。また、第4金具16は脱落防止用のロック機構を設けるのもよい。
続いて、地中梁が直交する角部等についてのユニット型枠について説明する。図7は本発明の実施例1におけるユニット型枠の構成と配置の説明図である。図7において、1aはユニット型枠1の短い型枠A、1bはユニット型枠1の長い型枠B、19は内側となる型枠A1aの入り隅部を構成する端太角の隅補助材である。内側の型枠A1aを隅補助材19に突き合せ、隅補助材19で角部を形成する。外側となる型枠B1bは端部同士が接触されて角部を形成する。
図6に示すユニット型枠建て込み治具11を使用して型枠A1aと型枠B1bを配置するときは、型枠B1bの方が型枠A1aより若干長くなるため、実施例1のように3箇所に設置され場合には型枠B1bの縦端太材5の位置を型枠A1aの縦端太材5の配置に合わせるのが好適である。このとき型枠B1bの一方端から近くの縦端太材5までの長さ(幅)が型枠A1aより長くなり、型枠B1bの重心の位置が中央から若干移動するが、型枠A1aと型枠B1bの位置のずれは僅かであり、建て込み作業に影響することはない。各金具はすべて回動可能でユニット型枠1には双方の板材2の間に何も設けられておらず、間隔設定体11aの間隔lを基準にして基本的な間隔は保持しながらそれぞれのユニット型枠1を自由に動かせることができるので、型枠A1aと型枠B1bの違いは容易に吸収することができる。
続いて、本発明の実施例1のユニット型枠1による地中コンクリート構造物の構築方法について説明すると、まず、第1工程として、根切りで穴等を掘った後、床付け、敷き砂利、捨コンクリート用枠入れを行う。次に第2工程として、ベース部分となる捨コンクリートを打設し、その後第3工程で測量等を行って墨出を行う。さらに第4工程として、鉄筋材を搬入し、ベース配筋、梁配筋を行う。
本発明では第5工程において、予め梁配筋の高さより高い上方の位置(上端)でセパレータ7によりユニット型枠1に対して仮に間隔設定する組み立てを行う。一度この組み立てを行ったときは基本的にこの仮設定の状態を保って繰り返し移動させて利用することができる。ベース型枠を建て込み、セパレータ7を予め配筋間に設置して、仮の間隔設定を行ったユニット型枠1をクレーン等で搬入してユニット型枠1の建て込みを行う。セパレータ7の位置を微調整して型枠間の間隔を設定する。型枠の長さがユニット型枠1で足らないときは、不定長の補助型枠を使って補う。第6工程で、コンクリートを打設する。
続いて第7工程において、コンクリートが固まった時点に型枠を解体し、現場から搬出する。その後第8工程で、埋め戻しを行う。
このようにユニット型枠1による地中コンクリート構造物の構築方法によれば、第5工程の建て込みが簡単且つ短時間に一挙に行え、費用もかからないものである。これに対し従来の工法は、型枠とセパレータの設置が第2,3,4工程の配筋の状態と作業床の状態に依存し、すべて現場の臨機応変の手作業とならざるを得ないものか、作業床を予め完全に平坦に整地し、大重量、大型の鋼材若しくはプレキャストした型枠を搬入せざるを得ないものであった。この鋼材若しくはプレキャストした型枠を用いる場合、形状が大きく、しかも別の場所、例えば工場内から移送されるため、道路事情や、工事する建物のスケールに依存し、限られた工事にしか使えないものであった。費用も本発明に比べて大きくなる。
また、本発明の実施例1のユニット型枠1による地中コンクリート構造物の構築方法によれば、第7工程の解体と搬出の作業は、セパレータ7の取り外しと、クレーン等による次の工区(同一現場の別の梁設置場所)への移動、さらに補助型枠の搬出だけを行えばよい。このとき解体工による作業は不要となり、また次の工区での型枠を組み立てる大工工事も不要になる。これに対し、従来の工法では各工区において解体工による型枠の解体作業が各型枠において必要であり、次の工区においては第5工程の型枠の組み立てを一から完全に行わなければならない。鋼材若しくはプレキャストした型枠の場合は、工事の自由度が限られる。
従って本発明は、第2,3,4工程の配筋の状態と作業床の状態にフレキシブルに対応でき、建て込みと解体が容易で、工期を短縮でき、安価に行えるものである。
本発明は、地中梁型枠等の型枠と、地中梁等の地中コンクリート構造物の構築工事等に適用できる。
本発明の実施例1におけるユニット型枠の概観図 本発明の実施例1におけるユニット型枠の正面図 本発明の実施例1におけるユニット型枠の側面図 本発明の実施例1におけるユニット型枠のフックボルトの説明図 本発明の実施例1におけるユニット型枠のセパレータの一部破砕説明図 本発明の実施例1におけるユニット型枠建て込み治具と地中梁の構築作業の説明図 本発明の実施例1におけるユニット型枠の構成と配置の説明図
符号の説明
1 ユニット型枠
1a 型枠A
1b 型枠B
2 板材
3 桟木
4 横端太材
5 縦端太材
6 フックボルト
6a 棒体
6b 屈曲部
6c ネジ部
6d 座金
6e ナット
7 セパレータ
7a スペーサ部
7b 挟持棒
7c 雄ネジ
7d Pコン
7e 雄ネジ部
7f 座金
7g ナット
8 開口部
9 シール板
10 足場板
11 ユニット型枠建て込み治具
11a 間隔設定体
12 フック
13 第1金具
14 第2金具
15 第3金具、
16 第4金具
17 第1吊り下げ体、
18 吊り下げ体
19 隅補助材

Claims (8)

  1. コンクリートを打設する側の面が平坦に形成された一対の型枠と、前記型枠間の間隔を設定するための複数のセパレータとを備え、配筋が配設されたときには、前記型枠が該配筋を挟んで一体となって同時に設置されるユニット型枠であって、前記型枠のそれぞれで桟木に取り付けられた挟持部材がこれだけによって端太材を型枠に挟持するとともに、前記型枠間の間隔が前記セパレータによってコンクリート天端高より上方の位置及び下端位置で保持され、且つ該セパレータが前記型枠に作用するコンクリートの圧力を支持することを特徴とするユニット型枠。
  2. 前記型枠のそれぞれにおいて該型枠の下端の対向した位置に開口が設けられ、該開口には前記セパレータに着脱自在に取り付けられた一対のシール板がそれぞれコンクリート打設面側から当接され、前記型枠に作用するコンクリートの圧力によって前記開口を密封することを特徴とする請求項1記載のユニット型枠。
  3. 前記挟持部材には屈曲部が設けられ、該屈曲部を前記桟木の側面から固定することにより、前記挟持部材が該桟木のみに取り付けられることを特徴とする請求項1または2記載のユニット型枠。
  4. 配筋を挟んで所定の位置にユニット型枠の一対の型枠を一体として同時に設置するためのユニット型枠建て込み治具であって、先端に係止部が設けられた一対の吊り下げ体と、該吊り下げ体が所定間隔だけ離れて連結された間隔設定体とを備え、該吊り下げ体のそれぞれが前記型枠の一方を支持することを特徴とするユニット型枠建て込み治具。
  5. 前記間隔設定体が複数設けられ、このすべての間隔設定体が1箇所で支持されることを特徴とする請求項4記載のユニット型枠建て込み治具。
  6. 地中梁等の地中コンクリート構造物の配筋を行った後、一対の型枠を所定間隔に設置するための第1のセパレータを前記配筋間で捨コンクリート面上に配置しておき、前記配筋を挟んでこの両側に前記型枠を同時に設置し、その後前記第1のセパレータの位置を前記型枠の下端で微調整して前記板材間の間隔を所定間隔に設定し、コンクリートを打設することを特徴とする地中コンクリート構造物の構築方法。
  7. コンクリート天端高よりより上方の位置で第2のセパレータにより一対の型枠を仮の間隔設定をしておき、前記配筋の両側に前記型枠を同時に設置した後、前記第1のセパレータの位置を前記型枠の下端で微調整し、前記第1及び第2のセパレータにより前記板材間の間隔を最終的に所定間隔に設定することを特徴とする請求項6記載の地中コンクリート構造物の構築方法。
  8. 前記型枠のそれぞれにおいて該型枠の下端の対向した位置に開口が設けられ、該開口のそれぞれで前記第1のセパレータに着脱自在に取り付けた一対のシール板の一方をコンクリート打設面側から当接させ、前記シール板の当接位置によって前記第1のセパレータの位置を微調整し、前記型枠間の間隔を所定間隔に保持することを特徴とする請求項6または7記載の地中コンクリート構造物の構築方法。
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