JP2005330167A - プレス成形用金型及びプレス成形方法並びにプレス成形装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 成形部以外の部分に材料がはみ出して成形不良を起こすことのないプレス成形用金型及びこのプレス成型用金型を用いたプレス成形方法、並びにこのプレス成形金型を備えたプレス成形装置を提供する。
【解決手段】 上型2と下型3とを備え、上型2と下型3を当接させて材料15を成形するプレス成形用金型1であって、上型2は、外枠プレート11と中心ピン10とを有し、外枠プレート11を下型3と当接させた後に、中心ピン10により材料15を押圧することにより材料15を成形するものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 上型2と下型3とを備え、上型2と下型3を当接させて材料15を成形するプレス成形用金型1であって、上型2は、外枠プレート11と中心ピン10とを有し、外枠プレート11を下型3と当接させた後に、中心ピン10により材料15を押圧することにより材料15を成形するものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プレス成形用金型及びプレス成形方法並びにプレス成形装置に関し、特に成形不良を抑制することのできるプレス成型用金型等に関する。
従来のガラス素子成形用金型およびガラス素子成形装置では、上型、下型及び中間型とを備え、中間型の上下面のそれぞれに成形部を設けた金型によって、ガラス素材をガラス素子に成形していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−48725号公報(図1、図2)
しかし従来のガラス素子成形用金型およびガラス素子成形装置では(例えば、特許文献1参照)、例えば上型と中間型の成形部でガラス素材をガラス素子に成形する場合、ガラス素材が成形部以外の部分(上型と中間型が当接する部分)にはみ出して成形されたガラス素子にいわゆるバリができ、成形不良を起こすことがあるという問題点があった。またこのような成形不良に伴って、ガラス素子成形用金型が破損してしまう場合があるという問題点もあった。
上記のような問題は、ガラス素子成形用金型の場合だけでなく、プラスチック素材等を、一般的な一体型の上型及び下型によって成形するプレス成形用金型の場合でも同様に起こる場合があった。
本発明は、成形部以外の部分に材料がはみ出して成形不良を起こすことのないプレス成形用金型及びこのプレス成型用金型を用いたプレス成形方法、並びにこのプレス成形金型を備えたプレス成形装置を提供することを目的とする。
本発明に係るプレス成形用金型は、上型と下型とを備え、上型と下型を当接させて材料を成形するプレス成形用金型であって、上型は、外枠プレートと中心ピンとを有し、外枠プレートを下型と当接させた後に、中心ピンにより材料を押圧することにより材料を成形するものである。
外枠プレートを下型と当接させた後に、中心ピンにより材料を押圧することにより材料を成形するため、まず外枠プレートと下型で成形部の外周部分が先に形成され、その後、中心ピンで材料が押圧されて材料が形成されることになり、外枠プレートと下型の間から材料がはみ出すことがない。またこのような構成では、材料が押圧された際に、成形部の気体が先に外部に出るため、材料が上型と下型の間からはみ出すのを効果的に抑制することができる。
外枠プレートを下型と当接させた後に、中心ピンにより材料を押圧することにより材料を成形するため、まず外枠プレートと下型で成形部の外周部分が先に形成され、その後、中心ピンで材料が押圧されて材料が形成されることになり、外枠プレートと下型の間から材料がはみ出すことがない。またこのような構成では、材料が押圧された際に、成形部の気体が先に外部に出るため、材料が上型と下型の間からはみ出すのを効果的に抑制することができる。
また本発明に係るプレス成形用金型は、外枠プレートが、外枠プレート及び中心ピンを除く上型と弾性的に連結されているものである。
外枠プレートが、外枠プレート及び中心ピンを除く上型と弾性的に連結されているため、外枠プレートが下型と当接した際に、外枠プレートが弾性的に押されて下型と密着する。これにより材料が上型と下型の間からはみ出すのを抑制することができる。
外枠プレートが、外枠プレート及び中心ピンを除く上型と弾性的に連結されているため、外枠プレートが下型と当接した際に、外枠プレートが弾性的に押されて下型と密着する。これにより材料が上型と下型の間からはみ出すのを抑制することができる。
また本発明に係るプレス成形用金型は、上型と下型が当接していない状態において、外枠プレートの上面と、外枠プレート及び中心ピンを除く上型の下面との間に隙間を有し、該隙間の間隔は、外枠プレートの下面と中心ピンの下面との間隔と等しいものである。
上型と下型が当接していない状態において、外枠プレートの上面と、外枠プレート及び中心ピンを除く上型の下面との間の隙間の間隔と、外枠プレートの下面と中心ピンの下面との間隔が等しいため、外枠プレートと中心ピンが下がりきったときに、外枠プレートと中心ピンの下面が一致する。これにより、特に平面状の成形品を成形するときに正確な成形が可能となり、また材料が上型と下型の間からはみ出すのを抑制することができる。
上型と下型が当接していない状態において、外枠プレートの上面と、外枠プレート及び中心ピンを除く上型の下面との間の隙間の間隔と、外枠プレートの下面と中心ピンの下面との間隔が等しいため、外枠プレートと中心ピンが下がりきったときに、外枠プレートと中心ピンの下面が一致する。これにより、特に平面状の成形品を成形するときに正確な成形が可能となり、また材料が上型と下型の間からはみ出すのを抑制することができる。
本発明に係るプレス成形方法は、外枠プレートと中心ピンを有する上型と、下型とを備えたプレス成形用金型を用い、上型と下型を当接させて材料を成形するプレス成形方法であって、外枠プレートが下型に当接した後に、中心ピンが材料を押圧して材料を成形するものである。
外枠プレートが下型に当接した後に、中心ピンが材料を押圧して材料を成形するため、まず外枠プレートと下型で成形部の外周部分が先に形成され、その後、中心ピンで材料が押圧されて材料が形成されることになり、外枠プレートと下型の間から材料がはみ出すことがない。またこのような構成では、材料が押圧された際に、成形部の空気が先に外部に出るため、材料が上型と下型の間からはみ出すのを効果的に抑制することができる。
外枠プレートが下型に当接した後に、中心ピンが材料を押圧して材料を成形するため、まず外枠プレートと下型で成形部の外周部分が先に形成され、その後、中心ピンで材料が押圧されて材料が形成されることになり、外枠プレートと下型の間から材料がはみ出すことがない。またこのような構成では、材料が押圧された際に、成形部の空気が先に外部に出るため、材料が上型と下型の間からはみ出すのを効果的に抑制することができる。
また本発明に係るプレス成形方法は、材料が下型に載置されて中心ピンに押圧される前において、材料の横断面の最大面積が中心ピンの下面の面積よりも小さいものである。
横断面の最大面積が中心ピンの下面の面積よりも小さい材料を用いることにより、材料が中心ピンのみで押圧されることになり、材料が上型と下型の間からはみ出すのを抑制することができる。
横断面の最大面積が中心ピンの下面の面積よりも小さい材料を用いることにより、材料が中心ピンのみで押圧されることになり、材料が上型と下型の間からはみ出すのを抑制することができる。
本発明に係るプレス成形装置は、上記のいずれかのプレス成形用金型を備えたものである。
上記のいずれかのプレス成形用金型を備えているため、材料が上型と下型の間からはみ出すことがなく、成形不良を抑制することができる。
上記のいずれかのプレス成形用金型を備えているため、材料が上型と下型の間からはみ出すことがなく、成形不良を抑制することができる。
実施形態1.
図1は、本発明の実施形態1に係るプレス成形用金型を示す縦断面図である。なお図1では、本実施形態1のプレス成形用金型を備えたプレス成形装置の一部も示している。また本実施形態1では、成形品の1例として歯車を成形する手順を説明する。
本実施形態1に係るプレス成形用金型1は、上型2と下型3を備えており、上型2はプレス成形装置の上軸4に接合されており、下型3はプレス成形装置の下軸5に接合されている。本実施形態1では、上軸4がプレス成形装置の駆動装置(図示せず)によって上下に動くようになっており、それに伴って上型2が上下に動くようになっている。また下軸5及び下型3は固定されており、動かないものとする。なお、上軸4を固定して下軸5を上下に動かすようにしたり、上軸4と下軸5を両方動かすようにしてもよい。
図1は、本発明の実施形態1に係るプレス成形用金型を示す縦断面図である。なお図1では、本実施形態1のプレス成形用金型を備えたプレス成形装置の一部も示している。また本実施形態1では、成形品の1例として歯車を成形する手順を説明する。
本実施形態1に係るプレス成形用金型1は、上型2と下型3を備えており、上型2はプレス成形装置の上軸4に接合されており、下型3はプレス成形装置の下軸5に接合されている。本実施形態1では、上軸4がプレス成形装置の駆動装置(図示せず)によって上下に動くようになっており、それに伴って上型2が上下に動くようになっている。また下軸5及び下型3は固定されており、動かないものとする。なお、上軸4を固定して下軸5を上下に動かすようにしたり、上軸4と下軸5を両方動かすようにしてもよい。
上型2は、第1プレート6、第2プレート7を有しており、第1プレート6は上軸4に溶接等により接合されている。また第2プレート7は、取付けボルト8によって第1プレート6に接合されており、第2プレート7は第1プレート6よりも若干柔らかい耐熱鋼等から形成されている。なお、第1プレート6と第2プレート7は一体に形成してもよい。
また上型2の第2プレート7の中央部には、中心ピン10が設けられており、第2プレート7の下側に突出した状態となっている。なお本実施形態1では、中心ピン10が他の部分より径の大きい取付け部10aを有し、取付け部10aによって第1プレート6及び第2プレート7に接合されるようになっているが、中心ピン10を上型2に取付ける方法は図1に示されるものに限られない。また本実施形態1では、中心ピン10は円柱状であるが、直方体等の他の形状であってもよい。さらに中心ピン10の下面は平面状であってもよいが、例えば成型品の表面に溝等を成形したい場合には、それに合わせた形状を中心ピン10の下面に形成するようにしてもよい。
上型2の第2プレート7の下側には、中心ピン10と嵌合する貫通穴を有した外枠プレート11が設けられており、ハンガーピン12及びバネ13によって第2プレート7に取付けられている。ここで中心ピン10と外枠プレート11は摺動可能となっており、ハンガーピン12と第2プレート7も摺動可能となっている。また外枠プレート11は、バネ13によって第2プレート7と弾性的に連結された状態となっている。なお図1では、ハンガーピン12がバネ13の中心軸内に取付けられているが、ハンガーピン12又はバネ13の位置はこれと違う位置であってもよい。
外枠プレート11は、下型3と当接していない状態では、第2プレート7と接触しておらず、外枠プレート11の上面と第2プレート7の下面との間には所定の間隔A(図1参照)の隙間を有する。またこの状態において、中心ピン10の下面は外枠プレート11の下面よりも上にあり、外枠プレート11の下面と中心ピン10の下面の間隔は、外枠プレート11の上面と第2プレート7の下面の間隔Aと等しくなっている。なお中心ピン10の下面が平面状でない場合に、外枠プレート11の下面と中心ピン10の下面の間隔とは、外枠プレート11の下面と中心ピン10の下面の最も面積の大きい部分との間隔をいうものとする。
下型3の上面には、凹部状の成形部14が形成されている。本実施形態1では、成形品として歯車を成形するため、成形部14を上側(上型2側)から見ると歯車の形状の凹部となっている。ここで成形部14の形状は、成形品に合わせて様々な形状とすることができる。
なおプレス成形用金型1の上型2及び下型3の材料としては、SUS316等の耐熱鋼を使用することができる。
なおプレス成形用金型1の上型2及び下型3の材料としては、SUS316等の耐熱鋼を使用することができる。
図2から図6は、本発明の実施形態1に係るプレス成形用金型を用いて材料を成形品に成形する工程を示した縦断面図である。なお図2から図6に示すプレス成形方法では、図1に示すプレス成形用金型1を使用して材料を成形するものとする。
まず下型3の成形部14の内部に成形品の材料15を載せる(図2)。なお材料15としては、プラスチック、ガラス、金属ガラス等の、固体から粘性流動状態への転移点(ガラス転移点)を持ったものを使用することができる。また材料15の体積は、完成した成形品の体積と同じになるようにする。
まず下型3の成形部14の内部に成形品の材料15を載せる(図2)。なお材料15としては、プラスチック、ガラス、金属ガラス等の、固体から粘性流動状態への転移点(ガラス転移点)を持ったものを使用することができる。また材料15の体積は、完成した成形品の体積と同じになるようにする。
この材料15は以下の工程において中心ピン10によって押圧されることとなるが、中心ピン10に押圧される前の状態では、材料15の横断面の最大面積(上側から見た射影面積)が中心ピン10の下面の面積よりも小さくなっている。また、図2の状態で材料15を上側から見たときに、材料15が中心ピン10の下面に収まるような形状にし、また材料15が中心ピン10の下面に収まるような位置に置くようにする。なおこのような条件を満たせば、成形部14に載置する際の材料15の形状は、円柱、球等の任意の形状であってよい。
そして図2に示すように成形部14の内部に材料15が載置された状態で、プレス成形用金型1及び材料15を加熱する。なおこの加熱温度は、材料15の材質に応じたガラス転移温度以上になるようにし、材料15がある程度の粘性を持った状態になるようにする。なおこのとき、プレス成形用金型1や材料15が酸化しないように、真空状態又はアルゴン、窒素、ヘリウム等の不活性ガスの雰囲気中で加熱するのが望ましい。
それからプレス成形用金型1及び材料15を加熱した状態で、プレス成形装置の駆動装置(図示せず)を作動させて上軸4及び上型2を下降させていき、外枠プレート11と下型3を当接させる(図3)。このとき、下型3の成形部14以外の上面と外枠プレート11の下面が密着するようにするのが望ましい。なお外枠プレート11と下型3が当接した直後の状態では、材料15は上型2のどの部分からも押圧されておらず、またバネ13は圧縮されていない状態となっている。
続けて上軸4及び上型2を下降させると、中心ピン10が材料15を押圧して押し潰し始める(図4)。このとき、バネ13が圧縮することにより外枠プレート11は下型3と当接して密着した状態を保持している。またハンガーピン12は第2プレート7に対して摺動する。なお本実施形態1では、成形部14の径が中心ピン10の下面の径よりも大きいため、材料15が中心ピン10に押圧された時に、成形部14の内部で横方向に拡がることとなる。
さらに上軸4及び上型2を下降させていくと、外枠プレート11の上面と第2プレート7の下面が当接して上軸4及び上型2の下降が止まる(図5)。同時に中心ピン10の下降も止まり、材料15が成形部14の内部に充填される。またこのとき、外枠プレート11の下面と中心ピン10の下面は一致している。なお本実施形態1では、図5において外枠プレート11の上面と第2プレート7の下面が密着した状態となっている。
そして図5に示すように、中心ピン10及び外枠プレート11が下がりきった状態で、冷却を行う。この冷却は、例えば窒素ガスを噴射することにより行うことができる。
そして図5に示すように、中心ピン10及び外枠プレート11が下がりきった状態で、冷却を行う。この冷却は、例えば窒素ガスを噴射することにより行うことができる。
そしてプレス成形用金型1及び材料15が十分に冷却された後に、上軸4及び上型2を上昇させる(図6)。この状態では、材料15は成型品15aに成形されている。
最後に、完成した成型品15aを成形部14から取り出して、成形品15aが完成することとなる。
最後に、完成した成型品15aを成形部14から取り出して、成形品15aが完成することとなる。
本実施形態1では、外枠プレート11を下型3と当接させた後に、中心ピン10により材料15を押圧することにより材料15を成形するため、まず外枠プレート11と下型3で成形部14の外周部分が先に形成され、その後、中心ピン10で材料15が押圧されて材料15が形成されることになり、外枠プレート11と下型3の間から材料15がはみ出すことがない。またこのような構成では、材料15が押圧された際に、成形部14の気体が先に外部に出るため、材料15が上型2と下型3の間からはみ出すのを効果的に抑制することができる。
また外枠プレート11が、外枠プレート11及び中心ピン10を除く上型2と弾性的に連結されているため、外枠プレート11が下型3と当接した際に、外枠プレート11が弾性的に押されて下型3と密着するため、材料15が上型2と下型3の間からはみ出すのを抑制することができる。
また外枠プレート11が、外枠プレート11及び中心ピン10を除く上型2と弾性的に連結されているため、外枠プレート11が下型3と当接した際に、外枠プレート11が弾性的に押されて下型3と密着するため、材料15が上型2と下型3の間からはみ出すのを抑制することができる。
さらに上型2と下型3が当接していない状態において、外枠プレート11の上面と、外枠プレート11及び中心ピン10を除く上型2の下面との間の隙間の間隔と、外枠プレート11の下面と中心ピン10の下面との間隔が等しいため、外枠プレート11と中心ピン10が下がりきったときに、外枠プレート11と中心ピン10の下面が一致するため、正確な成形が可能となり、材料15が上型2と下型3の間からはみ出すのを抑制することができる。
また横断面の最大面積が中心ピン10の下面の面積よりも小さい材料15を用いているため、材料15が中心ピン10のみで押圧されることになり、材料15が上型2と下型3の間からはみ出すのを抑制することができる。
また横断面の最大面積が中心ピン10の下面の面積よりも小さい材料15を用いているため、材料15が中心ピン10のみで押圧されることになり、材料15が上型2と下型3の間からはみ出すのを抑制することができる。
実施形態2.
図7は、本発明の実施形態2に係るプレス成形用金型を示す縦断面図である。なお図7では、本実施形態2のプレス成形用金型を備えたプレス成形装置の一部も示している。
本実施形態2に係るプレス成形用金型1は、実施形態1の成形部14の代わりに、下型3の上面に下型成形部14aと、外枠プレート11の下面に上型成形部14bが設けられている。また中心ピン10の下面は、外枠プレート11及び中心ピン10が下がりきったときに(図5参照)、上型成形部14bの上面と一致するようになっている。その他の本実施形態2のプレス成形用金型1の構造は、実施形態1の図1に示すプレス成形用金型1と同様であり、同じ構成要素には同じ符号が付してある。また材料を成形する工程も、実施形態1の図2から図6に示すものと同様である。
図7は、本発明の実施形態2に係るプレス成形用金型を示す縦断面図である。なお図7では、本実施形態2のプレス成形用金型を備えたプレス成形装置の一部も示している。
本実施形態2に係るプレス成形用金型1は、実施形態1の成形部14の代わりに、下型3の上面に下型成形部14aと、外枠プレート11の下面に上型成形部14bが設けられている。また中心ピン10の下面は、外枠プレート11及び中心ピン10が下がりきったときに(図5参照)、上型成形部14bの上面と一致するようになっている。その他の本実施形態2のプレス成形用金型1の構造は、実施形態1の図1に示すプレス成形用金型1と同様であり、同じ構成要素には同じ符号が付してある。また材料を成形する工程も、実施形態1の図2から図6に示すものと同様である。
本実施形態2に示すプレス成形用金型1のように、上型2と下型3の両方に成形部を設けることができる。なお本実施形態2に係るプレス成形用金型1の効果は、実施形態1のプレス成形用金型1と同様である。
1 プレス成形用金型、2 上型、3 下型、4 上軸、5 下軸、6 第1プレート、7 第2プレート、8 取付けボルト、10 中心ピン、10a 取付け部、11 外枠プレート、12 ハンガーピン、13 バネ、14 成形部、15 材料。
Claims (6)
- 上型と下型とを備え、前記上型と前記下型を当接させて材料を成形するプレス成形用金型であって、
前記上型は、外枠プレートと中心ピンとを有し、前記外枠プレートを前記下型と当接させた後に、前記中心ピンにより前記材料を押圧することにより前記材料を成形することを特徴とするプレス成形用金型。 - 前記外枠プレートは、前記外枠プレート及び前記中心ピンを除く上型と弾性的に連結されていることを特徴とする請求項1記載のプレス成形用金型。
- 前記上型と前記下型が当接していない状態において、前記外枠プレートの上面と、前記外枠プレート及び前記中心ピンを除く上型の下面との間に隙間を有し、該隙間の間隔は、前記外枠プレートの下面と前記中心ピンの下面との間隔と等しいことを特徴とする請求項1又は2記載のプレス成形用金型。
- 外枠プレートと中心ピンを有する上型と、下型とを備えたプレス成形用金型を用い、前記上型と前記下型を当接させて材料を成形するプレス成形方法であって、
前記外枠プレートが前記下型に当接した後に、前記中心ピンが前記材料を押圧して前記材料を成形することを特徴とするプレス成形方法。 - 前記材料が前記下型に載置されて前記中心ピンに押圧される前において、前記材料の横断面の最大面積が前記中心ピンの下面の面積よりも小さいことを特徴とする請求項4記載のプレス成形方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のプレス成形用金型を備えたことを特徴とするプレス成形装置。
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JP2004152343A JP2005330167A (ja) | 2004-05-21 | 2004-05-21 | プレス成形用金型及びプレス成形方法並びにプレス成形装置 |
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Cited By (1)
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CN102515474A (zh) * | 2011-11-22 | 2012-06-27 | 常熟市精工模具制造有限公司 | 玻璃器皿盖子模具 |
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CN102515474B (zh) * | 2011-11-22 | 2014-02-19 | 常熟市精工模具制造有限公司 | 玻璃器皿盖子模具 |
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