JP2005329913A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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良和 高橋
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裕志 藤田
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Abstract

【課題】 電動パワーステアリング装置において、電動モータの動力伝達機構を構成する駆動プーリと従動プーリに巻掛けられるベルトに、適度の張力を簡易に付与すること。
【解決手段】 電動パワーステアリング装置10の組立方法であって、駆動プーリ22にベルト37を巻掛け、第1ギヤハウジング11Aに片持ち支持されている従動プーリ36をベルト37に引掛け、当該ギヤハウジング11Aの嵌合部42を他方のギヤハウジング11Bの嵌合孔41にてこの支点として当てつつ該嵌合孔41に嵌合するもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は電動パワーステアリング装置に関する。
特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置は、ギヤハウジングにラック軸を直線移動可能に支持するとともに、ギヤハウジングに電動モータを取付け、電動モータの回転軸に結合した駆動プーリの回転力を、該駆動プーリにベルトを介して接続された従動プーリを含む動力伝達機構を介してラック軸に伝える。運転者がステアリングホイールを操舵し、ステアリング軸に接続したピニオンが噛合うラック軸を移動させる操舵力を、電動モータによりアシストするものである。
特開2003-220959
特許文献1では、駆動プーリと従動プーリに巻掛けられるベルトの緩み、ひいては外れを防止するため、ベルトの張力を調整する張力調整機構を具備する。このベルト張力調整機構は、駆動プーリと従動プーリの軸間距離を変更するものであり、複雑である。
本発明の課題は、電動パワーステアリング装置において、電動モータの動力伝達機構を構成する駆動プーリと従動プーリに巻掛けられるベルトに、適度の張力を簡易に付与することにある。
請求項1の発明は、ギヤハウジングにラック軸を直線移動可能に支持するとともに、ギヤハウジングに電動モータを取付け、電動モータの回転軸に結合した駆動プーリの回転力を、該駆動プーリにベルトを介して接続された従動プーリを含む動力伝達機構を介してラック軸に伝える電動パワーステアリング装置において、ギヤハウジングを第1ギヤハウジングと第2ギヤハウジングを有するものにし、第1ギヤハウジングに従動プーリを支持し、第2ギヤハウジングに駆動プーリを支持し、駆動プーリと従動プーリの少なくとも一方をそれらのギヤハウジングに片持ち支持し、第1ギヤハウジングと第2ギヤハウジングの一方に設けた嵌合孔に、他方に設けた嵌合部を嵌合してなるようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電動パワーステアリング装置の組立方法であって、駆動プーリと従動プーリの一方にベルトを巻掛け、駆動プーリと従動プーリの他方であって、それらのギヤハウジングに片持ち支持されているプーリをベルトに引掛け、当該ギヤハウジングの嵌合部を他方のギヤハウジングの嵌合孔にてこの支点として当てつつ該嵌合孔に嵌合するようにしたものである。
駆動プーリと従動プーリの一方に巻掛けられているベルトに、ギヤハウジングに片持ち支持されている他方のプーリを引掛け、当該ギヤハウジングの嵌合部を他方のギヤハウジングの嵌合孔にてこの支点として当てつつ、当該ギヤハウジングをてこの原理で持ち上げて該嵌合部を該嵌合孔に嵌合させることにより、ベルトに張力を付与した状態で該ベルトを駆動プーリと従動プーリに巻掛けできる。
図1は電動パワーステアリング装置を示す全体側面図、図2は電動パワーステアリング装置の要部を示す断面図、図3は図2のIII−III線に沿う模式矢視図、図4は電動パワーステアリング装置の組立手順を示す断面図である。
電動パワーステアリング装置10は、図1に示す如く、ギヤハウジング11を分割した、第1ギヤハウジング11Aと第2ギヤハウジング11Bを有するものにし、このギヤハウジング11(第1ギヤハウジング11A)にステアリング入力軸12を支持し、入力軸12にトーションバー13を介して出力軸(不図示)を連結し、この出力軸にピニオン(不図示)を設け、このピニオンに噛合うラック軸14をギヤハウジング11に左右方向に直線移動可能に支持している。入力軸12と出力軸の間には、不図示の操舵トルクセンサを設けている。操舵トルクセンサは、ステアリングホイールに加えた操舵トルクに起因するトーションバーの弾性ねじり変形により、入力軸12と出力軸の間に生ずる相対回転変位に基づき、操舵トルクを検出する。
電動パワーステアリング装置10は、ラック軸14の両端部をギヤハウジング11(第1ギヤハウジング11A、第2ギヤハウジング11B)の両側に突出し、それらの端部にタイロッド15A、15Bを連結し、ラック軸14の直線移動に連動するタイロッド15A、15Bを介して、左右の車輪を転舵可能にする。
電動パワーステアリング装置10は、電動モータ20を取付ボルト21によりギヤハウジング11(第2ギヤハウジング11B)に取付け、図2に示す如く、電動モータ20の回転軸20Aのセレーション孔に駆動プーリ22の中心軸23のセレーションを同軸的に結合している。
電動パワーステアリング装置10は、駆動プーリ22の中心孔に中心軸23を圧入して同軸的に一体結合し、中心軸23にボールベアリング等の軸受24、24を取付け、この軸受24、24を第2ギヤハウジング11Bに支持している。軸受24、24は、中心軸23に装填され、中心軸23のフランジ23Aと、中心軸23の軸端に螺着したナット25により固定される。26は軸受24の外輪固定用止め輪である。27は第2ギヤハウジング11Bに係着され、中心軸23の軸端及びナット25を覆うカバーである。
電動パワーステアリング装置10は、ラック軸14にボールねじ30を設け、ボールねじ30にボール31を介して噛合うボールナット32を有し、ギヤハウジング11(第1ギヤハウジング11A)に支持した軸受33によりボールナット32を回転自在に支持する。34は軸受33の外輪固定用ナットである。ボールナット32の外周には、ロックナット35により従動プーリ36が固定される。
電動パワーステアリング装置10は、電動モータ20の側の駆動プーリ22と、ボールナット32の側の従動プーリ36にベルト37を巻掛け、駆動プーリ22の回転力をベルト37から従動プーリ36経由でボールナット32に伝え、ひいてはラック軸14に伝えて該ラック軸14を直線移動させる。
即ち、電動パワーステアリング装置10にあっては、従動プーリ36をボールナット32及び軸受33を介して第1ギヤハウジング11Aに片持ち支持し、駆動プーリ22を中心軸23及び軸受24と、中心軸23及び電動モータ20を介して第2ギヤハウジング11Bに両持ち支持している。そして、第2ギヤハウジング11Bに設けた嵌合孔41に、第1ギヤハウジング11Aに設けた嵌合部42をインロウ結合状態にて嵌合し、嵌合部42に設けた取付フランジ42Aを取付ボルト43により第2ギヤハウジング11Bに取付けている(図3)。嵌合孔41に嵌合される嵌合部42の外周に設けた環状溝には、Oリング44が装填され、Oリング44は嵌合孔41と嵌合部42を封止する。
電動パワーステアリング装置10は例えば以下の手順で組立てられる。
(1)駆動プーリ22の中心孔に圧入して固定された中心軸23を、軸受24で第2ギヤハウジング11Bに支持する。駆動プーリ22にベルト37を巻掛け、ベルト37を駆動プーリ22の側から下方に垂れ下げる。
(2)電動モータ20の回転軸20Aのセレーション孔を駆動プーリ22の中心軸23のセレーションに係入し、回転軸20Aを中心軸23に結合する。取付ボルト21により、電動モータ20を第2ギヤハウジング11Bに取付ける。
(3)ラック軸14のボールねじ30に噛合い、かつ従動プーリ36が固定されたボールナット32を、軸受33で第1ギヤハウジング11Aに支持する。
(4)第1ギヤハウジング11Aから突出しているラック軸14を第2ギヤハウジング11Bに斜めに挿入し(図4(A))、第1ギヤハウジング11Aに片持ち支持されている従動プーリ36の外周の一部をベルト37の最下部の内周に引掛ける(図4(B))。第1ギヤハウジング11Aの嵌合部42の最下部の外周を第2ギヤハウジング11Bの嵌合孔41の最下部の内周にてこの支点として当てつつ、第1ギヤハウジング11Aをてこの原理で持ち上げ、嵌合部42を嵌合孔41に嵌合する(図4(C))。取付ボルト43により、第1ギヤハウジング11Aを第2ギヤハウジング11Bに取付ける。
以下、電動パワーステアリング装置10の動作について説明する。
(1)操舵トルクセンサが検出した操舵トルクが所定値より低いとき、操舵アシスト力は不要であり、電動モータ20は駆動されない。
(2)操舵トルクセンサが検出した操舵トルクが所定値を超えるとき、操舵アシスト力を必要とするから、電動モータ20が駆動される。電動モータ20の発生トルクに基づく駆動プーリ22の回転力が、ベルト37から従動プーリ36経由でボールナット32に伝えられ、ボールねじ30を介してラック軸14を直線移動させる操舵アシスト力になる。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
駆動プーリ22に巻掛けられているベルト37に、第1ギヤハウジング11Aに片持ち支持されている従動プーリ36を引掛け、当該ギヤハウジング11Aの嵌合部42を他方の第2ギヤハウジング11Bの嵌合孔41にてこの支点として当てつつ、当該ギヤハウジング11Aをてこの原理で持ち上げて該嵌合部42を該嵌合孔41に嵌合させることにより、ベルト37に張力を付与した状態で該ベルト37を駆動プーリ22と従動プーリ36に巻掛けできる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1は電動パワーステアリング装置を示す全体側面図である。 図2は電動パワーステアリング装置の要部を示す断面図である。 図3は図2のIII−III線に沿う模式矢視図である。 図4は電動パワーステアリング装置の組立手順を示す断面図である。
符号の説明
10 電動パワーステアリング装置
11 ギヤハウジング
11A 第1ギヤハウジング
11B 第2ギヤハウジング
14 ラック軸
20 電動モータ
20A 回転軸
22 駆動プーリ
36 従動プーリ
37 ベルト
41 嵌合孔
42 嵌合部

Claims (2)

  1. ギヤハウジングにラック軸を直線移動可能に支持するとともに、ギヤハウジングに電動モータを取付け、電動モータの回転軸に結合した駆動プーリの回転力を、該駆動プーリにベルトを介して接続された従動プーリを含む動力伝達機構を介してラック軸に伝える電動パワーステアリング装置において、
    ギヤハウジングを第1ギヤハウジングと第2ギヤハウジングを有するものにし、第1ギヤハウジングに従動プーリを支持し、第2ギヤハウジングに駆動プーリを支持し、駆動プーリと従動プーリの少なくとも一方をそれらのギヤハウジングに片持ち支持し、第1ギヤハウジングと第2ギヤハウジングの一方に設けた嵌合孔に、他方に設けた嵌合部を嵌合してなることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1に記載の電動パワーステアリング装置の組立方法であって、
    駆動プーリと従動プーリの一方にベルトを巻掛け、
    駆動プーリと従動プーリの他方であって、それらのギヤハウジングに片持ち支持されているプーリをベルトに引掛け、当該ギヤハウジングの嵌合部を他方のギヤハウジングの嵌合孔にてこの支点として当てつつ該嵌合孔に嵌合する電動パワーステアリング装置の組立方法。
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