JP2005329601A - テープ処理方法、およびテープ処理装置 - Google Patents

テープ処理方法、およびテープ処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ラミネート層を必要とすることなく耐擦過性を向上させることができる印刷テープのテープ処理方法、およびテープ処理装置を提供することを課題としている。
【解決手段】 本発明のテープ処理装置1は、複数のキャラクタを入力する入力手段73と、印刷テープ2の表側35に、入力した複数のキャラクタを印刷する印刷手段75と、印刷テープ2に印刷された各キャラクタに近接し且つこれの周囲に、表側35に凸となる複数の凸部5を形成するエンボス形成手段50と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷テープの表側にキャラクタ印刷とエンボス形成とを行うテープ処理方法、およびテープ処理装置に関するものである。
従来のテープ処理装置として、特殊なラミネート層を持つ印刷テープに印刷を行うインクジェットプリンタが知られている。このインクジェットプリンタは、印刷テープにインクジェット方式で印刷を行う印刷部と、印刷後の印刷テープを加熱処理するヒータ部とを有しており、印刷テープはカートリッジに収容した状態で装着されるようになっている。この印刷テープのラミネート層には透液性を担保する小孔が複数形成されており、印刷されたインクはこの小孔からインク吸収層に達し、さらにラミネート層に加熱処理を加えることでラミネート層が融解して小孔が塞がれて、本来のラミネート層が形成されるようになっている。
この印刷テープではラミネート層をあらかじめ設けておくことで、耐擦過性を持たせつつラミネートテープを印刷テープに張り合わせる作業が簡略化されている(特許文献1参照)。
特開平9−70960号公報
ところで、上記従来の印刷テープでは、小孔を有する特殊なラミネート層が必要となりかつ基材テープにも耐熱性が要求されるため、印刷テープの単価が高くなる問題がある。また、印刷テープがラミネート層の分だけ厚くなれば、カートリッジに収容できる印刷テープの長さが短くなる問題がある。
本発明は、ラミネート層を必要とすることなく、印刷面の耐擦過性を向上させることができる印刷テープのテープ処理方法、およびテープ処理装置を提供することを課題としている。
本発明のテープ処理方法は、印刷手段により印刷テープの表側に1以上のキャラクタから成るキャラクタ列を印刷する印刷工程と、印刷された前記キャラクタ列の前側領域、後側領域、上側領域、下側領域、および各キャラクタ間領域のうち少なくとも1つの領域に、表側に凸となる凸部を形成するエンボス形成工程と、を備えたことを特徴とするテープ処理方法。
本発明のテープ処理装置は、複数のキャラクタを入力する入力手段と、印刷テープの表側に、入力した1以上のキャラクタから成るキャラクタ列を印刷する印刷手段と、印刷テープに印刷されたキャラクタ列の前側領域、後側領域、上側領域、下側領域、および各キャラクタ間領域のうち少なくとも1つの領域に、表側に凸となる凸部を形成するエンボス形成手段と、を備えたことを特徴とするテープ処理装置。
これらの構成によれば、印刷テープに印刷されたキャラクタ列の周囲ないし各キャラクタ間領域に凸部が形成されるため、この凸部によりキャラクタに指や物が直接触れる頻度を減少させることができる。これにより、ラミネート層やラミネートテープを用いることなく、キャラクタを印刷した表側、すなわち印刷面の耐擦過性を向上させた印刷テープを、簡単に(エンボス加工で)作製することができる。また、キャラクタ印刷後に凸部が形成されるため、印刷手段が印刷テープに臨んでキャラクタを印刷する際に、凸部により印刷品質が悪化することがない。また、処理前の印刷テープが嵩張ることもない。なお、凸部の平面形状は、円形、長円形、「L」型等が考えられる。
この場合、エンボス形成手段は、キャラクタ列の前側領域、後側領域、および各キャラクタ間領域に、凸部を印刷テープに形成することが、好ましい。
この構成によれば、各キャラクタの周囲を囲むように凸部を形成することができ、より一層、各キャラクタに指や物が接触しにくくすることができる。また、キャラクタ間に生ずる間隙を利用して、この部分に凸部を形成することができる。
この場合、凸部は、半球状の複数の小突起で構成されていることが、好ましい。
この構成によれば、凸部を簡単に加工することができ、且つ、小突起をドーム形状のつぶれにくい形状にすることができる。また、印刷テープを貼着した状態においても、凸部に指や物が引っかかりにくいため、誤って印刷テープを剥してしまうことがない。さらに、小突起同士が相互に補強しあうため、各小突起をつぶれにくくすることができる。
この場合、エンボス形成手段は、印刷テープの裏側から複数の小突起を打刻可能な複数の打刻ピンと、複数の打刻ピンを打刻動作させる駆動部と、を備えた点字打刻手段を兼ねていることが、好ましい。
この構成によれば、点字打刻手段を用いて、複数の小突起を形成することができる。すなわち、打刻ピンを打刻動作させて、印刷したキャラクタの周囲に複数の凸部を打刻することができる。
この場合、入力手段および前記印刷手段と、エンボス形成手段とは、それぞれ装置ケースを有して別体に構成され、制御情報を送受信可能なインターフェースを介して接続されていることが、好ましい。
この構成によれば、制御情報が入力手段および印刷手段と、エンボス形成手段との間でインターフェースを介してやりとり(リンク)されるため、印刷テープの各キャラクタの周囲に、凸部を正確に形成することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明に係るテープ処理方法およびテープ処理装置を適用した印刷・打刻複合装置について説明する。この印刷・打刻複合装置は、テープカートリッジを介して装置内に装着した印刷テープに、所望のキャラクタを印刷し、印刷テープの印刷済み部分を所定の長さに切断するとともに、印刷したキャラクタの周囲に凸部(エンボス)を打刻して耐擦過性のラベルを作製するものである。また、この印刷・打刻複合装置は、印刷装置と点字の打刻装置とを組み合わせたものであるため、単なる印刷ラベルおよび単なる点字ラベルも作製可能である。
図1に示すように、印刷・打刻複合装置1(テープ処理装置)は、印刷テープ2に印刷を行う印刷ヘッド3(印刷手段)を有する印刷装置4と、印刷テープ2に凸部5を打刻する打刻ユニット50(エンボス形成手段)を有する打刻装置6と、印刷装置4と打刻装置6とをリンクさせるインターフェース7とを有している。印刷装置4は、印刷テープ2に文字や図形からなるキャラクタ(墨字)を印刷するものであり、手持ち部分を有する扁平な装置ケース8により外殻が形成されている。一方、打刻装置6は、点字打刻用に特化した装置として印刷装置4と独立に設けられ、側面視略台形の箱状ケース9(装置ケース)で外殻が形成されている。
インターフェース7は、印刷装置4と打刻装置6とそれぞれ設けられた入出力インターフェース11(論理回路)と、これらを接続する接続ケーブル12とで構成されている。接続ケーブル12の両端には接続用のオス型コネクタ(図示省略)が形成され、これに対応して、印刷装置4および打刻装置6にはメス型コネクタ(図示省略)がそれぞれ形成されている。
印刷装置4の装置ケース8の前部上面には各種入力キー21aを備えたキーボード21が形成され、その後部上面には、その左半部に開閉蓋22が取り付けられると共に右半部にディスプレイ23が配設されている。そして、開閉蓋22の内側には、印刷テープ2およびインクリボン13を収容したテープカートリッジ24を装着するためのカートリッジ装着部25が窪入形成されており、テープカートリッジ24は開閉蓋22を開放した状態でカートリッジ装着部25に着脱される。
入力キー21aは、種々の指定およびデータを、後述する制御手段72に入力するものであって、入力キー21aには、アルファベットキー群、記号キー群、数字キー群、仮名キー群を含む文字キー群の他、印刷・打刻動作を開始するための印刷打刻キー等が設けられている。
装置ケース8の左側面部には、カートリッジ装着部25と装置外部とを連通するテープ排出口26が形成され、このテープ排出口26には、モータ駆動(カッターモータ27、図4参照)で動作するハサミ形式のテープカッタ28が臨んでいる。そして、テープ排出口26から、キャラクタの印刷が行われた印刷テープ2が送り出された後、印刷テープ2はテープカッタ28により切断される。切断された印刷テープ2はこのままでもラベルとして使用することができるが、本実施形態では、打刻装置6により印刷テープ2にさらに処理が加えられる。
一方、カートリッジ装着部25には、発熱素子を有しヘッドカバー29に覆われた印刷ヘッド3(印刷手段75)と、印刷ヘッド3に対峙するプラテン駆動軸30と、インクリボン13を巻き取る巻取り駆動軸31と、が備えられている。プラテン駆動軸30および巻取り駆動軸31は、装着したテープカートリッジ24のプラテンローラ32および巻取りリール33にそれぞれ係合する(いずれも後述する)。また、図1では図示しないが、カートリッジ装着部25の下側には、プラテン駆動軸30および巻取り駆動軸31を駆動する送りモータ37(図4参照)やギヤ列等が内蔵されると共に、カートリッジ装着部25の隅部には、マイクロスイッチで構成されたテープ識別センサ34(図4参照)が設けられている。
テープカートリッジ24は、上下2分割のカートリッジケース38の内部に、テープリール39にロール状に巻回した印刷テープ2と、同様に繰出しリール40にロール状に巻回したインクリボン13と、印刷テープ2を送るプラテンローラ32と、使用後のインクリボン13を巻き取る巻取りリール33と、をそれぞれ回転自在に収容している。また、カートリッジケース38には、カートリッジケース38を上下に貫通する略方形の貫通開口41が形成されており、テープカートリッジ24をカートリッジ装着部25に装着すると、この貫通開口41に装置側から印刷ヘッド3(印刷手段75)が差し込まれる。この装着状態において、プラテン駆動軸30および巻取り駆動軸31が、それぞれプラテンローラ32およびリボン巻取りリール33を同期して回転させるため、印刷テープ2およびインクリボン13は同時に走行し、また走行する印刷テープ2に対して印刷ヘッド3により印刷が行われる。
なお、印刷テープ2(およびこれに対応するインクリボン13)にはテープ幅(12mm、18mm、24mm、36mm等)の異なる複数種のものが用意されている。そして、図示しないが、カートリッジケース38の裏面には、小さな複数の孔が形成されており、上記のテープ識別センサ34によってこの複数の孔が識別され、印刷テープ2の種別が識別される。
印刷テープ2は、図示省略したが、裏面に粘着剤層が設けられた基材シートと、この粘着剤層により基材シートに貼付された剥離紙とから構成されている。基材シートは、表側から、インクリボン13から感熱転写されるインクの定着性を高めた受像層と、ポリエチレンテレフタレート(PET)製のフィルムで構成され、基材シートの主体を為す基材層と、粘着剤で構成された粘着剤層とを積層して構成されている。一方、剥離紙は、基材シートをラベルとして使用する時まで粘着剤層に埃などが付着しないようにするためのものであって、表面にシリコン処理がなされた上質紙などで構成されている。そのため、粘着剤層が剥離紙に及ぼす粘着力は、基材層に及ぼす粘着力よりも極端に小さくなっている。
この印刷装置4では、プラテンローラ32によって印刷テープ2が、巻取りリール33によってインクリボン13がそれぞれ送られて、これらの送りに同期して印刷ヘッド3(印刷手段75)により印刷テープ2に印刷することで行われる。この印刷動作により、印刷テープ2の表側35にはキャラクタ列を構成する複数のキャラクタが印刷される。そして、印刷の終了後、テープカッタ28により切断された印刷テープ2が、打刻テープ挿入部47(後述する)へ手差し挿入されることにより、次の段階であるエンボス形成工程に移行する。
次に、本実施形態の打刻装置6について詳細に説明する。上述したように、この打刻装置6は、キャラクタ列を印刷した印刷テープ2に、各キャラクタを囲むようにエンボス、すなわち凸部を形成するものであり、この凸部の形成を6点点字を打刻する打刻ユニット50を利用して行うようにしている。ここで、打刻装置6の構造を説明する前に理解を容易にするため、先に6点点字について説明する。
図2(a)は、平仮名「し」43を表す点字(6点点字)を示す図である。同図に示すように、6点点字は、最大で、縦3個×横2個の計6個の小突起5aで表現される(図示では4個である)。すなわち、6点点字は、縦3個×横2個の計6個の打刻ポイントを有し、そのうち任意の打刻ポイントを選択的に小突起5aであらわすことにより、表現されるものである。この場合、4個の小突起5aにより平仮名「し」43の点字が表示されている。また、各小突起5a間のピッチは、縦方向のピッチが例えば略2.4mmで、横方向のピッチが例えば略2.1mmである。なお、詳細は後述するが、この6点点字に代えて8点点字の打刻ユニット50を用いてもよい。
また、図2(b)は、打刻装置6の後述する打刻ピンにより打刻された小突起5aの断面形状である。同図に示すように、小突起5aは半球状に形成されている。なお、点字を構成する小突起5aの形状は、角の丸まった円筒形に近い半球形状が、触感が良くより好ましいとされている。小突起5aの外形は、例えば直径1.4ミリ、高さ0.4ミリで構成されている。また、これより小突起5aを大きく構成し、例えば、直径1.8ミリ、高さ0.5ミリで構成してもよい。また、他の形状、例えば円錐形、四角錐形等であってもよい。
図1に示すように、打刻装置6は、その内部に点字および凸部5の打刻を行う凸部形成部44(具体的には、後述するテープ走行路52、打刻ユニット50およびテープ送り機構51)が組み込まれている。打刻装置6は、凸部形成部44を搭載した平板状の装置フレーム45を内部に収容しており、箱状ケース9の上面は凸部形成部44が外側に露出するように「T」字状に切り欠かれている。また、この切り欠き開口部46の右部には、印刷テープ2を手差し挿入する打刻テープ挿入部47が形成されると共に、左部には点字打刻後のテープを排出する打刻テープ排出部48が形成されている。
凸部形成部44は、3個の打刻ピン49(図3(b)参照)により凸部5の打刻を行う打刻ユニット50(エンボス形成手段)と、打刻テープ挿入部47に挿入された印刷テープ2を打刻ユニット50を通過させ打刻テープ排出部48に向けて送るテープ送り機構51と、打刻テープ挿入部47から打刻テープ排出部48に至るテープ走行路52とを有している。テープ送り機構51により、位置決め状態でテープ走行路52に沿って送られる印刷テープ2に対し、打刻ユニット50は3個の打刻ピン49を選択的に駆動し、複数の小突起5aからなる凸部5(エンボス)を形成する。
テープ送り機構51は、正逆回転可能な送りローラ53と、送りローラ53を装置フレーム45に回転自在に支持する支持部材65と、動力伝達機構を介して送りローラ53を駆動する打刻送りモータ54(図4参照)とから成り、送りローラ53には、形成された点字および凸部5を押し潰すことがないよう、テープ走行路52の幅方向における上下3カ所ずつ(6点点字の縦3個の打刻ポイントに相当する位置(図2(a)参照))を逃げる環状溝55が形成されている。
テープ走行路52は、24mm幅に形成され、24mmの印刷テープ2を送りガイド可能に構成されると共に、18mm幅および12mm幅の印刷テープ2を送りガイド可能に構成されている。
一方、打刻ユニット50は、テープ走行路52の幅方向における下半部(手前側半部)に固定配置されている。したがって、例えば最大幅(24mm)の印刷テープ2に点字打刻を行う場合は、印刷テープ2の幅方向における下半部に点字打刻を行い、12mm幅の印刷テープ2にはその幅いっぱいに点字打刻を行うこととなる。
図3に示すように、打刻ユニット50は、送られる印刷テープ2の裏側36下方に配設された3本の打刻ピン49と、3本の打刻ピン49を打刻動作させる3個の駆動部56と、3本の打刻ピン49の打刻動作をガイドするガイド部材57と、印刷テープ2を挟んで3本の打刻ピン49に対向する位置(表側35)に設けられた打刻受け部材58と、を備えている。
3本の打刻ピン49は、印刷テープ2の幅方向(上下方向)に沿って、2.4mmの間隔で配列されており、上記した6点点字の6個の打刻ポイントのうち縦3個の打刻ポイントに対応して配置する。各打刻ピン49は、その直線運動(打刻動作)をガイドするガイド部材57によって、印刷テープ2に対し垂直に保持されている。各打刻ピン49は、円柱形状に形成されると共に半球形状の頭部61を有し、印刷テープ2に打刻される小突起5aはこれに対応した略半球形状に形成される。もっとも、半球形状の打刻ピン49により打刻を行っても、形成される小突起5aはその残留ひずみにより図2(b)のように変形半球形状となる。
なお、小突起5aの形状を他の形状、例えば円錐形、四角錐形等にする場合には、打刻ピン49の頭部61の形状も、これに合わせた形状にする。
一方、駆動部56は、動力源となるソレノイド62と、ソレノイド62のプランジャー63の先端部に回動自在に取り付けられたアーム部材64と、アーム部材64の中間部を回動自在に支持する回動支軸67と、を有している。アーム部材64は、その一端に打刻ピン49の尾部が半固定的に連結されており、ソレノイド62が励磁すると、アーム部材64がシーソー様に回動し、打刻ピン49を突き上げる。これにより、印刷テープ2に表側35に凸となる小突起5aが形成される。
なお、3本の打刻ピン49にそれぞれ接続された3個のアーム部材64は、上下両端に位置するアーム部材64がそれぞれテープ幅方向に離反するように(上下方向に)延在し、中間に位置するアーム部材64が印刷テープ2の送り方向に沿って延在している。そして、3個のアーム部材64にそれぞれ接続された3個のソレノイド62は、三角形状に配設されている。
一方、打刻受け部材58の下面、すなわち3本の打刻ピン49と対向する面には、3本の打刻ピン49に対応する3個の打刻受け凹部66が形成されている。なお、3本の打刻ピン49と対向する面は、打刻受け凹部66を形成する代わりに、合成ゴム等の弾性材で構成した平坦な面としてもよい。
そして、打刻装置6では、この打刻ピン49の先端が雄型として機能し、打刻受け部材58の凹部が雌型として機能することにより、印刷テープ2に小突起5aを形成する。詳細は後述するが、この実施形態の打刻装置6では、印刷装置4から入力した印刷データに基づいて、キャラクタ列の前後および各キャラクタ間に、それぞれ縦3個の小突起5aを形成し、これら3個の小突起5aにより凸部5を形成している。
次に、印刷・打刻複合装置1を制御する制御系について説明する。図4に示すように、制御系は、基本的に、上記のキーボード21およびディスプレイ23を有する操作手段71および装置全体を統括制御する制御手段72を備えてユーザーインターフェースとなる入力手段73と、送りモータ37を備えてテープカートリッジ24のインクリボン13と印刷テープ2とを同時に送るテープ送り手段74と、印刷ヘッド3を備える印刷手段75と、印刷後の印刷テープ2に対し凸部5の打刻を行う打刻装置6と、カッターモータ27およびテープカッタ28を有して印刷テープ2を切断する切断手段76と、テープ識別センサ34等の各種センサを有して各種検出を行う検出手段77と、各種ドライバを有して各部を駆動するドライバ群78とを備えている。このため、図4では図示しないが、装置ケース8の内部には、ドライバ群78や制御手段72を構成する回路基板が搭載されている。なお、印刷装置4は、ACアダプタ接続口(図示省略)を有するものの内部電池(図示省略)で駆動可能であるが、打刻装置6は常用電源で駆動させるようになっている。
ドライバ群78は、制御手段72から出力される制御信号(制御情報)に基づいて各部の駆動を行っており、印刷ヘッド3の駆動を制御するヘッドドライバ79と、打刻装置6のソレノイド62および打刻送りモータ54を制御する打刻ドライバ80と、送りモータ37を制御する送りモータドライバ81と、カッターモータ27を制御するカッターモータドライバ82と、を備えている。
なお、ソレノイド62および打刻送りモータ54とこれらを駆動する打刻ドライバとは入出力インターフェース11を介して接続されており、制御手段72から送られる各種打刻データおよび位置情報は、入出力インターフェース11によって変換され、円滑に打刻装置6に伝達される。
制御手段72は、CPU83、ROM84、キャラクタジェネレーションROM85(CG−ROM)、RAM86、周辺制御回路87(P−CON)を備え、互いに内部バス88により接続されている。ROM84は、打刻装置6によって点字を打刻させるための点字出力制御プログラム等、CPU83で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域84aの他、印刷ヘッド3への印加時間の算出等に使用される各種テーブル84bが格納されている。また、CG−ROM85は、印刷・打刻複合装置1に用意されている文字、記号、図形等のフォントデータを記憶していて、文字などを特定するコードデータが与えられたときに、対応するフォントデータを出力する。
RAM86は、電源キーの操作により電源がオフにされても、記憶したデータを保持しておくように図外のバックアップ回路によって電源の供給を受けており、ユーザがキーボード21から入力した文字などのテキストデータを記憶するテキストデータ領域86a、ディスプレイ23の表示画像データを記憶する表示画像データ領域86b、印刷画像データを記憶する印刷画像データ領域87c、各種バッファ領域等の領域87dを有し、制御処理のための作業領域として使用される。
P−CON87には、CPU83の機能を補うと共に周辺回路との制御信号を取り扱うための論理回路が組み込まれている。このため、P−CON87は、検出手段77の各種センサやキーボード21と接続されて、検出手段77からの前述した各種検出信号やキーボード21から入力された各種データおよび各種指令などを内部バス88に取り込むと共に、CPU83などから内部バス88に出力されたデータおよび制御信号をドライバ群78に出力する。
CPU83は、P−CON87を介して入力された各種検出信号、各種データおよび各種指令をROM内の制御プログラムに従って処理した後、制御信号をP−CON87を介してドライバ群78に出力する。すなわち、CPU83は、印刷の位置制御や打刻装置6の駆動制御を行い、印刷・打刻複合装置1全体を制御している。具体的には、打刻装置6により点字の打刻を行う場合、CPU83が、ROMに記憶させている点字出力制御プログラムを起動して、RAM86に記憶させてあるテキストデータを読み出すと同時に、テキストデータを点字出力制御プログラムに基づいて点字データに変換し、この点字データを打刻ドライバに出力する。打刻ドライバでは点字データをもとに打刻装置6へ向けて各種の駆動指令が発信され、駆動指令は入出力インターフェース11により打刻装置6側が受信可能な制御信号に変換される。
本実施形態の印刷・打刻複合装置1では、ディスプレイ23を見ながら入力キー21aを操作することにより、印刷テープ2に印刷/打刻する文字を入力することができる。同時に、ユーザは、印刷テープ2に対しキャラクタ(墨字)の印刷のみを行うモード、点字の打刻のみを行うモード、キャラクタの印刷および点字の打刻の双方を行うモード、およびキャラクタの印刷およびそのキャラクタの周囲に凸部5を列設させるモード、のうちいずれかを選択することができるようになっている。そして、印刷打刻キーを押し下げると、これらの入力・選択に従って、キャラクタの印刷がされ、さらにユーザの選択により凸部5や点字の打刻が行われる。
次に、図5を参照して、印刷されたキャラクタ列を保護する凸部5をその周囲に形成するエンボス形成工程について、平仮名「あ」91「い」92「う」93の各キャラクタの周囲に凸部5を形成する場合を例に説明する。この場合、まず、印刷装置4による上記の印刷工程を経て、図5(a)に示した平仮名「あ」91「い」92「う」93の各キャラクタを印刷テープ2の表側35に一列に印刷する。そして、「あ」91「い」92「う」93を印刷した印刷テープ2の印刷済み部分をテープカッタ28により切断し、印刷テープ2をテープ排出口26から送り出す。
続いて、エンボス形成工程が開始し、ユーザの手差し挿入により、短冊状の印刷テープ2が打刻装置6の打刻テープ挿入部47に挿入されると、上記した送りローラ53により打刻ユニット50の打刻ピン49と打刻受け部材58との間隙に送られると共に、そのキャラクタ「あ」91を印刷した部分の前側領域(先端側)を打刻ピン49に臨ませて停止し、それと同時に、裏側36から3本の打刻ピン49により打刻を行う。こうして、印刷テープ2のキャラクタ「あ」91の前側領域に、3個の小突起5aが列状に形成される。これに引き続き、キャラクタ「あ」91・「い」92の中間部(キャラクタ間領域)を打刻ピン49に臨ませる位置に印刷テープ2が送られると、3本の打刻ピン49の打刻動作によりその中間部に3個の小突起5aを列状に形成する。その後、キャラクタ「い」92・「う」93のキャラクタ間領域およびキャラクタ「う」93の後側領域(末端側)にも同様の打刻がなされ、印刷テープ2の表側35にそれぞれ3個の小突起5aが形成される。その後送りローラ53により打刻テープ排出部48まで送られて、エンボス形成工程が終了する。以上のエンボス形成工程により、キャラクタ列の前側領域、後側、および各キャラクタ間領域に、複数の小突起5aを印刷テープ2の幅方向に列設するように形成した印刷テープ2を作製することができる。
上記のエンボス形成工程で処理した印刷テープ2は、各キャラクタ(墨字)間領域の文字間隙を利用して凸部5(小突起5a)が形成されるため、この文字間隙部分を有効利用している。また、複数の小突起5aは、各キャラクタに近接して形成されるため、キャラクタに指や物が直接触れにくくなっている。これにより、擦過によるキャラクタのかすれを防止している。また、幅方向に複数列設するように形成した小突起5aは、相互に補強し合うように作用するため、簡単につぶれることがない。
本実施形態の印刷・打刻複合装置によれば、小突起5a(凸部5)を形成する簡単な処理により、印刷テープ2の耐擦過性を向上させることができる。したがって、ラミネート層を別途必要とすることがない。また、複数の小突起5aにより点字を構成することもでき、点字装置としても有効活用することができる。また、キャラクタ(墨字)印刷後に凸部を形成するため、処理前の印刷テープが嵩張ることがない。
次に、エンボス形成工程の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、図5(b)に示すように、キャラクタ「あ」91「い」92「う」93のそれぞれの周囲を囲むように、印刷テープ2の表側35に複数の小突起5aを形成する。すなわち、キャラクタ「あ」91「い」92「う」93を第1実施形態に比して小さめに印刷した印刷テープ2を、手差し挿入により打刻テープ挿入部47に挿入すると、打刻ユニット50の3個の打刻ピン49による打刻を受けて、キャラクタ「あ」91の前側に3個の小突起5aが印刷テープ2の幅方向に形成される。続いて、キャラクタ「あ」91の中間部位置を打刻ピン49に臨ませるように送りを受けた印刷テープ2に対し、上下両打刻ピン49が打刻動作を行って、キャラクタ「あ」91の上側と下側にそれぞれ小突起5aを形成する。同様に、「あ」91・「い」92および「い」92・「う」93の各キャラクタ間領域に3個の小突起5aを列状に形成すると共に、「い」92および「う」93の各キャラクタの中間部位置で且つキャラクタの上側および下側にも上記のように小突起5aをそれぞれ形成して、エンボス形成工程を終了する。
なお、第2実施形態において、上記のキャラクタの印刷およびそのキャラクタの周囲に小突起5aを列設させるモードには、キャラクタ間領域に小突起5aを列設させる通常モードと、各キャラクタを囲むように小突起5aを形成するサブモードとが用意されており、ユーザがこれらを用途に応じて選択できるようになっている。
第2実施形態によれば、各キャラクタを囲むように複数の小突起5aを形成することができ、キャラクタの耐擦過性をより一層向上させることができる。
図5(c)に示す第3実施形態では、上記した8点点字の打刻ユニット50を用いて複数の小突起5aを形成している。すなわち、8点点字を打刻可能に構成すれば、同図に示すように、印刷テープ2の各キャラクタ間領域に4個の小突起5aを表側35に凸となるように列設することができる。このため、各小突起5a間の間隔を印刷テープ2の幅方向に狭くすることができ、キャラクタの耐擦過性と凸部5の強度とを向上させることができる。
なお、文字間隔の狭いキャラクタ列にあっては、第2実施形態の打刻方法を応用して、キャラクタ列を一体として囲むように複数の凸部5を形成することが好ましい。また、第1実施形態では、打刻装置6として点字打刻装置を用いたが、エンボス形成専用の打刻装置を用いてもよい。かかる場合には、図6に示すように長円形の複数の凸部5を形成することも可能である(図6(a)参照)。さらに、「L」字状および「T」字状の複数の凸部5を組み合わせて形成することも可能である(図6(b)参照)。
なお、第1実施形態では印刷装置4と打刻装置6と別体に構成しているが、一体の複合装置として形成してもよい。
実施形態に係る印刷・打刻複合装置の開蓋状態における外観斜視図である。 (a)6点点字を説明する図、(b)凸部の断面図である。 (a)実施形態に係る打刻ユニットの正面図、(b)実施形態に係る打刻ユニットの側面図である。 実施形態に係る印刷・打刻複合装置1の制御系を示すブロック図である。 (a)第1実施形態のエンボス形成工程、(b)第2実施形態のエンボス形成工程、(c)第3実施形態のエンボス形成工程、によりそれぞれ凸部を形成した印刷テープの平面図である。 その他の実施形態に係る凸部を形成した印刷テープの平面図である。
符号の説明
1 テープ処理装置 2 印刷テープ
5 凸部 7 インターフェース
8 装置 35 ケース表側
49 打刻ピン 50 エンボス形成手段
56 駆動部 73 入力手段

Claims (6)

  1. 印刷手段により印刷テープの表側に1以上のキャラクタから成るキャラクタ列を印刷する印刷工程と、
    印刷された前記キャラクタ列の前側領域、後側領域、上側領域、下側領域、および各キャラクタ間領域のうち少なくとも1つの領域に、表側に凸となる凸部を形成するエンボス形成工程と、を備えたことを特徴とするテープ処理方法。
  2. 複数のキャラクタを入力する入力手段と、
    前記印刷テープの表側に、入力した1以上の前記キャラクタから成るキャラクタ列を印刷する印刷手段と、
    前記印刷テープに印刷された前記キャラクタ列の前側領域、後側領域、上側領域、下側領域、および各キャラクタ間領域のうち少なくとも1つの領域に、表側に凸となる凸部を形成するエンボス形成手段と、を備えたことを特徴とするテープ処理装置。
  3. 前記エンボス形成手段は、前記キャラクタ列の前側領域、後側領域、および前記各キャラクタ間領域に、前記凸部を前記印刷テープに形成することを特徴とする請求項2に記載のテープ処理装置。
  4. 前記凸部は、半球状の複数の小突起で構成されていることを特徴とする請求項2または3に記載のテープ処理装置。
  5. 前記エンボス形成手段は、
    前記印刷テープの裏側から前記複数の小突起を打刻可能な複数の打刻ピンと、
    前記複数の打刻ピンを打刻動作させる駆動部と、を備えた点字打刻手段を兼ねていることを特徴とする請求項4に記載のテープ処理装置。
  6. 前記入力手段および前記印刷手段と、前記エンボス形成手段とは、それぞれ装置ケースを有して別体に構成され、制御情報を送受信可能なインターフェースを介して接続されていることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載のテープ処理装置。
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