JP2005329531A - ロッドの保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 軸方向に移動自在のロッドを固定することができるロッドの保持装置を提供する。
【解決手段】 搬送装置に取り付けられるケース本体10には往復動ロッド6が軸方向に往復動自在に装着され、往復動ロッド6の一端部には吸着パッド7が装着される。ケース本体10内には2つのロックユニット21a,21bが組み込まれており、ロックユニット21a,21bは軸方向に移動自在のロックスリーブ24a,24bと、ロックスリーブ24a,24bに係合する鋼球27a,27bを保持するリテーナ25a,25bとを有している。ロックスリーブ24a,24bに接触する締結面が形成された締結ロッド36が締結方向と締結解除方向とに往復動自在に締結シリンダ35に設けられ、往復動ロッド6は締結シリンダ35により駆動されるロックユニット21a,21bにより締結される。
【選択図】 図3

Description

本発明は軸方向に往復動自在のロッドに固定し得るようにしたロッドの保持装置に関し、特に、ワーク保持具が取り付けられるロッドを保持するために適用して有効な技術に関する。
複数の部品を組み立てて工業製品を製造するための製造ラインにおいては、多数の部品が収容されたワーク収容部から工業用ロボットにより部品つまりワークを1つずつ取り出して製品に組み付ける作業がある。たとえば、自動車車体を組み立てる際には、自動車車体は複数のパネル材をスポット溶接などにより接合することによって製造されており、パネル材をロボットアームに装着されたワーク保持具によりワーク収容部から車体に搬送してパネル材を車体に組み付けるようにしている。ワーク保持具にはパネル材を真空吸着する吸着パッドや、パネル材を開閉部材により掴むようにしたグリップないしフィンガーなどがある。
ロボットアームに装着されたワーク保持具によりワークを保持して搬送する場合には、ロボットアームの操作によるワーク保持具の位置決め精度には限度があるだけでなく、ワーク収容部のパネル材の位置もパネル材の数量によって変化し、車体への組み付け位置も変化するので、軸方向に移動自在のロッドにワーク保持具を装着してこれを移動させることができるようにする必要がある一方、ロボットアームによりワークを組立位置に向けて搬送する際にはワークが移動しないようにロッドを固定する必要がある。また、ロボットアームを操作して吸着パッドによりワークであるパネル材を吸着する際には吸着パッドがワークに所定の押し付け力を加えた状態のもとで真空吸着パッドに真空を供給するので、ロボットアームにより吸着パッドに対して押し付け力を加える必要がある。
このようにワーク保持具が取り付けられたロッドを往復動自在とするとともに、ワークを搬送する際にはロッドを固定する必要がある場合には、ロッドをブレーキによって固定するようにすることも考えられるが、ブレーキ装置を組み込むようにすると装置が大型となってしまうという問題点がある。
本発明の目的は、軸方向に移動自在のロッドを固定することができるロッドの保持装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、軸方向に移動自在のロッドに締結力を加えてロッドが前進方向と後退方向のいずれの方向にも確実に移動を規制するロッドの保持装置を提供することにある。
本発明のロッドの保持装置は、往復動ロッドが前進方向と後退方向に往復動自在に装着されるケース本体と、前記往復動ロッドの先端部に向けて大径となったテーパ面を有し前記ケース本体内に軸方向に移動自在に装着される第1のロックスリーブ、前記テーパ面に係合する締結部材を保持し前記往復動ロッドに軸方向に移動自在に嵌合する第1のリテーナ、および前記第1のロックスリーブに前記往復動ロッドの後端部に向けてばね力を加える第1のばね部材を有する第1のロックユニットと、前記往復動ロッドの後端部に向けて大径となったテーパ面を有し前記ケース本体内に軸方向に移動自在に装着される第2のロックスリーブ、前記テーパ面に係合する締結部材を保持し前記往復動ロッドに軸方向に移動自在に嵌合する第2のリテーナ、および前記第2のロックスリーブに前記往復動ロッドの先端部に向けてばね力を加える第2のばね部材を有する第2のロックユニットと、前記ケース本体に取り付けられ、前記第1と第2のロックスリーブに相互に対向して形成されたそれぞれの傾斜面に接触する締結面が形成された締結ロッドを締結方向と締結解除方向とに往復動自在に収容する締結シリンダとを有し、前記締結ロッドが前記第1と第2のロックスリーブを逆方向に移動させて前記第1と第2のロックユニットにより前記往復動ロッドを固定することを特徴とする。
本発明のロッドの保持装置は、前記往復動ロッドの一端に取り付けられワークを保持するワーク保持具と、前記ワーク保持具が前記ケース本体から突出する方向のばね力を加えるばね部材とを有することを特徴とする。
本発明のロッドの保持装置は、ワークを真空吸着する吸着パッドをワーク保持具として前記往復動ロッドの一端に取り付け、前記往復動ロッドに前記吸着パッドに連通する真空流路を形成することを特徴とする。
本発明のロッドの保持装置は、前記締結ロッドに締結方向のばね力を加えるばね部材を前記締結シリンダに設け、前記締結ロッドに設けられた締結ピストンに前記締結解除方向に流体圧を加える圧力室を前記締結シリンダに形成することを特徴とする。
本発明のロッドの保持装置は、前記ばね部材を収容するばね室に連通して流体圧を供給する給排ポートを前記締結シリンダに形成し、前記締結ロッドにばね力と流体圧とを締結方向に加えることを特徴とする。
本発明のロッド保持装置は、前記ばね部材を収容するばね室に連通して流体圧を供給する給排ポートを前記締結シリンダに形成し、前記締結ロッドが前記締結方向に所定のストローク移動したときに前記給排ポートと前記ばね室とを連通させて前記締結ロッドに締結方向の流体圧を供給する弁部材を前記締結ロッドに装着することを特徴とする。
本発明によれば、ケース本体に軸方向に往復動自在に設けられた往復動ロッドを、1つの締結ロッドにより2つのロックユニットを共に駆動して往復動ロッドを固定することができる。1つの締結シリンダにより2つのロックユニットを駆動することができるので、流体圧シリンダを小型化することができる。
往復動ロッドの一端にワーク保持具を取り付け、ワーク保持具がケース本体から突出する方向のばね力を往復動ロッドに加えることにより、ワーク保持具をワークに押し付けたときに押し付け力をばねにより加えることができる。往復動ロッド内に真空流路を形成することにより、往復動ロッドに取り付けられるワーク保持具としての吸着パッドに対して往復動ロッドを介して負圧空気を供給することができる。
往復動ロッドを固定するための締結ロッドに対して締結方向にばね力を加えることにより、ばね力により往復動ロッドを固定状態に保持することができる。往復動ロッドに対し締結ピストンにより加えられる締結力をばね力に加えて流体圧を加えるようにすると、締結終了時に大きな締結力を往復動ロッドに加えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1はワークを吸着して搬送するための搬送装置としてのロボットを示す概略図であり、図2は図1に示したロボットに搭載されるロッドの保持装置を拡大して示す斜視図であり、図3は図2におけるA−A線に沿う断面図であり、図4は図3の一部拡大断面図であり、図5は図4におけるB−B線に沿う断面図である。
図1に示すロボット1はワーク収容部2に配置されたワークWをワーク搭載位置3に向けて搬送するためのロボットである。ロボットアーム4の先端にはロッドの保持装置5が取り付けられ、これに設けられた往復動ロッド6にはワークWを吸着して搬送するための吸着パッド7が装着されており、ロボットアーム4によりワーク保持具としての吸着パッド7を介してワークWに押し付け力を加えた状態のもとで、吸着パッド7に負圧空気を供給することによってワークWはロボットアーム4に取り付けられる。ロッドの保持装置5は、ワークWが吸着パッド7により吸着された後に往復動ロッド6を固定し、ワークWを搬送する際にワークWがロボットアーム4に対して移動しないようにしている。ワーク保持具としては、吸着パッド7に代えて、グリップないしフィンガーなどによりパネル材を開閉部材により掴むようにしても良い。
図2に示すように、このロッドの保持装置5はほぼ直方体形状のケース本体10を有し、このケース本体10内には図3および図4に示すようにユニット収容孔11が形成されており、このユニット収容孔11の横断面は円形となっている。ユニット収容孔11の両端部を塞ぐようにケース本体10には2つのカバー12a,12bが取り付けられており、往復動ロッド6は両方のカバー12a,12bを貫通してケース本体10に軸方向に往復動自在に装着されている。この往復動ロッド6の一端部には、図2および図3に示すように、吸着パッド7を取り付けるためのホルダー13が取り付けられており、往復動ロッド6内にはホルダー13に設けられた連通ポート14に連通する真空流路15が形成され、この真空流路15は往復動ロッド6の後端部に開口している。往復動ロッド6の後端部にはカバー12bに当接するストッパ16が固定され、このストッパ16には真空ポート17が形成されており、この真空ポート17には図示しない真空ホースが接続されるようになっており、吸着パッド7には往復動ロッド6内の真空流路15を介して真空が供給されることになる。往復動ロッド6は、ホルダー13が取り付けられる端部が先端部となっており、ホルダー13がケース本体10から離れる方向を前進移動とし、接近する方向を後退移動として両方向に往復動自在となっている。
図2および図3に示すように、往復動ロッド6の先端部には圧縮コイルばね18が装着され、この圧縮コイルばね18の一端はホルダー13に当接し、他端はカバー12aに当接しており、この圧縮コイルばね18により往復動ロッド6にはホルダー13がケース本体10から離れる方向のばね力が加えられている。このばね力により往復動ロッド6の一端部がケース本体10から突出する方向のばね力が加えられているが、この方向にばね力を加えるばね部材であれば、引っ張りコイルばねをばね部材として往復動ロッド6の他端部側に設けるようにしても良い。
ユニット収容孔11内には、図4に示すように、第1と第2の2つのロックユニット21a,21bが相互に逆向きとなって装着されており、第1のロックユニット21aは往復動ロッド6の先端部側に配置され、第2のロックユニット21bは後端部側に配置されている。両方のロックユニット21a,21bの間には、2つの位置決めリング22a,22bが往復動ロッド6に対して相対的に移動自在に嵌合され、両方の位置決めリング22a,22bは、ケース本体10に設けられたストッパ23に当接するようになっており、図5に示すようにストッパ23に形成された貫通孔を往復動ロッド6が貫通している。ロックユニット21aは、ユニット収容孔11の内周面に摺動接触する外周面を有するとともにケース本体10内に軸方向に移動自在となったロックスリーブ24aと、このロックスリーブ24aの内部に組み込まれて往復動ロッド6に軸方向に移動自在に嵌合するリテーナ25aとを備えている。
図4に示すように、リテーナ25aには、径方向に貫通する保持孔26aがリテーナ25aの径方向の同一面状に円周方向に所定の間隔毎に形成され、それぞれの保持孔26aには締結部材としてのボールつまり鋼球27aが組み込まれている。鋼球27aに対向するように、ロックスリーブ24aには往復動ロッド6の先端部側に向けて大径となったテーパ面28aが内周面に形成されている。これにより、ロックスリーブ24aがロッド先端側に向けて移動すると、ロックスリーブ24aは鋼球27aに対して往復動ロッド6の中心に向かう押し付け力を加え、鋼球27aを介して往復動ロッド6に締結力を加えることになる。なお、締結部材としてはロックスリーブ24aの軸方向移動により往復動ロッド6に締結力を加える部材であれば、鋼球27aに代えて、スリットが形成された環状の部材を使用するようにしても良い。
ロックスリーブ24aとリテーナ25aとの間には、図4に示すように、ばね受け筒体29aが組み付けられており、このばね受け筒体29aの一端には外方に突出した外側フランジが形成され、他端には内方に突出した内側フランジが形成され、外側フランジとカバー12aとの間には圧縮コイルばね31aが装着され、リテーナ25aに形成された突起部と内側フランジとの間には圧縮コイルばね32aが装着されている。圧縮コイルばね31aによりロックスリーブ24aにはロッド後端部に向かう方向のばね力が加えられ、圧縮コイルばね32aによりリテーナ25aには同様にロッド後端部に向かう方向のばね力が加えられている。
第2のロックユニット21bは、第1のロックユニット21aを構成する部材と同様の部材を逆向きに配置することにより形成されており、第1のロックユニット21aを構成する部材には符号aが付されているのに対し、第2のロックユニット21bを構成する部材には符号bを付して、重複した説明を省略する。このように両方のロックユニット21a,21bを構成する部材は逆向きとなっているので、ロックスリーブ24bはテーパ面28bのロッド後端部側が大径となるようにケース本体10に組み込まれることになる。
ケース本体10には図3〜図5に示すように、締結シリンダ35が往復動ロッド6に対して直角方向を向いて取り付けられている。この締結シリンダ35内には締結ロッド36が往復動ロッド6に向けて前進する締結方向と、往復動ロッド6から後退する締結解除方向とに往復動自在に組み込まれており、締結ロッド36の中心は2つのロックユニット21a,21bの中間の位置となっている。2つのロックスリーブ24a,24bの端面にはそれぞれ傾斜面37a,37bが相互に対向するように形成され、締結ロッド36の先端部に形成された円錐面からなる締結面38がともに両方の傾斜面37a,37bに接触するようになっている。締結面38の締結ロッド36の中心軸に対する傾斜角度をθとすると、傾斜面37a,37bはこれに対応する角度で傾斜しており、締結ロッド36に加えられる推力はくさび効果により拡大されて2つのロックスリーブ24a,24bの軸方向移動に伝達され、それぞれのロックスリーブ24a,24bは相互に逆方向に移動する。図示する場合には角度θは約20度程度に設定されている。
締結シリンダ35の端部にはカバー39が固定され、締結ロッド36にこれの後端面に開口して形成されたばね収容孔41とカバー39とにより締結ロッド36内にはばね室42が形成されている。ばね収容孔41の底面とカバー39とに両端が接触するように、ばね室42内には締結ロッド36に締結方向のばね力を加えるための圧縮コイルばね43が組み込まれている。締結ロッド36の後端部にはこれと一体に締結ピストン44が設けられ、締結ピストン44の外周面は締結シリンダ35に形成されたシリンダ孔45の内周面に接触し、締結ピストン44によりシリンダ孔45内は圧力室46とばね室42とに区画されている。圧力室46に連通させて締結シリンダ35には給排ポート47が形成されており、外部から圧縮空気を供給することにより締結ピストン44にはばね力に抗して締結解除方向に向かう推力が加えられるようになっている。
図2および図3に示すように、カバー39にはこれに一体に支持板39aが設けられており、この支持板39aには磁気に感応する位置検出センサなどが取り付けられるようになっている。また、締結ロッド36には、これを手動操作により締結解除方向に移動させるため連結ロッド48が取り付けられ、この連結ロッド48は支持板39aに形成された貫通穴49内に配置されており、連結ロッド48の端部にはねじ穴48aが形成されている。これにより、支持板39aにねじ止めされたプラグ40を取り外してねじ穴48aに図示しない治具をねじ結合させて連結ロッド48を引っ張ることによって手動で連結ロッド48を移動させることができる。なお、連結ロッド48にはマグネット48bが設けられており、この磁力に感応するセンサによって締結ロッド36の位置を検出することができる。
次に、図2〜図5に示されたロッドの保持装置を図1に示す搬送装置に取り付けた場合におけるワーク搬送手順について説明すると、給排ポート47から圧縮空気を供給して締結ロッド36を後退限位置まで後退移動させた状態のもとで、ロボットアーム4によりワーク収容部2に配置されたワークWに吸着パッド7を接近移動させる。ロボットアーム4により吸着パッド7をワークWに押し付けると、圧縮コイルばね18により吸着パッド7には押し付け力が加えられるとともに、ロボットアーム4による吸着パッド7の垂直方向の位置決め誤差が往復動ロッド6の軸方向移動により吸収される。吸着パッド7がワークに押し付けられた状態のもとで、真空流路15を介して吸着パッド7内に負圧空気を供給してこれを真空状態とすると、ワークWは吸着パッド7に吸着される。
次いで、給排ポート47から圧力室46内の圧縮空気を排出すると、ばね力により締結ロッド36が往復動ロッド6に向けて前進移動し、2つのロックユニット21a,21bによりこれを介して往復動ロッド6はケース本体10に締結されて固定状態となる。この状態のもとでロボットアーム4を作動させることによって、ワークWは図1に示すワーク搭載位置3に向けて搬送される。この搬送過程では、往復動ロッド6はケース本体10に固定されているので、ワークWがロボットアーム4に対して移動したり揺れることが防止される。
図6(A)は本発明の他の実施の形態であるロッドの保持装置を示す一部切り欠き平面図であり、図6(B)は図6(A)の右側面図であり、図7は図6(A)におけるB−B線に沿う断面図であり、これらの図においては、前述した実施の形態における部材と共通する部材には同一の符号が付されている。
ケース本体10には図6(A)に示すように往復動ロッド6に加えて2本のガイドロッド51が軸方向に往復動自在に装着され、それぞれのガイドロッド51の先端は、吸着パッド7を取り付けるためのホルダー13により往復動ロッド6に連結されている。図6に示す往復動ロッド6には真空流路15が形成されておらず、2本のガイドロッド51にそれぞれ真空流路15aが形成され、それぞれの真空流路15aはガイドロッド51の先端をホルダー13に固定するためのねじ部材52に形成された貫通孔52aと、ガイドロッド51の後端に形成された真空ポート17aとに連通している。したがって、この装置においては、ホルダー13に取り付けられる吸着パッド7に対して2本のガイドロッド51に形成された真空流路15aを介して負圧空気が供給されることになる。
図7に示すように、ケース本体10内には図3〜図5に示した場合と同様に2つのロックユニット21a,21bが組み込まれており、さらにロックユニット21a,21bを駆動するための締結シリンダ35がケース本体10に取り付けられている。したがって、図6および図7に示すロッドの保持装置においても、図2〜図4に示した装置と同様に吸着パッド7を用いたワークの搬送装置に適用することができる。
さらに、図7に示すように、一方のロックスリーブ24bの傾斜面37bの外周部に切り欠き部53が形成され、締結ロッド36の締結面38に接触する傾斜面37bの半径が図4に示す場合よりも小さく設定されている。これに対し、他方のロックスリーブ24aの傾斜面37aの半径は図4に示す場合と同様となっている。したがって、図2〜図5に示す場合には、2つのロックスリーブ24a,24bは締結ロッド36によりほぼ同時に駆動されるようになっているのに対し、図6〜図7に示す場合には、締結ロッド36が前進移動する際に、まず始めにロックスリーブ24aだけを移動した後に、引き続いて両方のロックスリーブ24a,24bをともに移動するように、両方のロックスリーブ24a,24bの移動開始時に時間差を持たせている。なお、傾斜面37a,37bの半径の大小関係を図7に示す場合の逆に設定するようにしても良く、その場合にはまずロックスリーブ24bが先に移動することになる。図2〜図5に示すロックスリーブ24a,24bの一方に同様の切り欠き部53を設けるようにしても良い。
図8は本発明のさらに他の実施の形態であるロッドの保持装置を示す斜視図であり、図9は図8におけるD−D線に沿う部分の拡大断面図である。このロッドの保持装置はカバー39の構造が図2〜図5に示したロッドの保持装置と相違しており、他の構造は同様である。
図8および図9に示すように、カバー39には給排ポート50が形成され、この給排ポート50はばね室42に連通しており、給排ポート50を介して外部から圧縮空気がばね室42内に供給されるようになっている。したがって、往復動ロッド6をケース本体10に締結するときには、締結ロッド36には圧縮コイルばね43のばね力とばね室42内に供給される圧縮空気の圧力とを加えることができる。往復動ロッド6を締結するときには排気ポート47から圧力室46の空気を排出することになり、圧力室46内の空気の排出と同時に給排ポート50からばね室42内に圧縮空気を供給するようにしても良く、ばね力により締結ロッド36が所定のストローク前進移動した後にばね室42内に圧縮空気を供給するようにしても良い。
図10は本発明のさらに他の実施の形態であるロッドの保持装置における締結シリンダとそのカバーの構造を示す拡大断面図であり、図10に示されるロッドの保持装置はカバー39の構造が図6および図7に示したロッドの保持装置と相違しており、他の構造は同様である。
図10に示すように、カバー39には図9に示したものと同様に給排ポート50が形成され、この給排ポート50はばね室42に連通しており、給排ポート50を介して外部から圧縮空気がばね室42内に供給されるようになっている。したがって、締結ロッド36には圧縮コイルばね43のばね力とばね室42内に供給される圧縮空気の圧力とを加えることができる。
図11は本発明のさらに他の実施の形態であるロッドの保持装置における締結シリンダを示す断面図であり、(A)は締結ロッドが後退限位置となった状態を示し、(B)は締結ロッドが前進移動している状態を示す。
締結シリンダ35に取り付けられたカバー39には給排ポート54が形成されており、締結ロッド36が所定のストローク以上前進移動したときに、給排ポート54からばね室42内に圧縮空気を供給して締結ロッド36による締結力を付加するために、ばね室42底面の段部を介してばね収容孔41に連通して補助シリンダ孔55が締結ロッド36に形成され、補助シリンダ孔55内には中空の補助ピストン56が軸方向に往復動自在に組み込まれている。補助ピストン56にはこれに一体に中空棒状の弁部材57が設けられ、補助ピストン56と弁部材57の内部にはこれを貫通する貫通孔58が形成されており、弁部材57の端面はカバー39に設けられたシール材からなる弁座59に当接するようになっている。補助ピストン56と補助シリンダ孔55により形成されるシール圧室61には、弁部材57が弁座59に当接した状態のもとでは、給排ポート54からの圧縮空気が直接供給され、補助ピストン56には弁部材57が弁座59に向かう方向の推力が加えられている。これに加えて、弁部材57に弁座59に向かう方向のばね力を加えるために、圧縮コイルばね62がシール圧室61内に組み込まれている。
補助ピストン56の端面には、ばね収容孔41の底面の段部に配置されたばね受けスリーブ63が当接するようになっており、締結ロッド36の前進移動に伴って補助ピストン56に当接するばね受けスリーブ63により弁部材57が弁座59から離れる方向に駆動されることになる。
したがって、図11に示す締結シリンダ35を有するロッドの保持装置においては、給排ポート47から圧縮空気を供給すると、図11(A)に示すように、締結ロッド36はばね力に抗して後退限位置となり、往復動ロッド6は自由に軸方向に移動することができる。次いで、給排ポート47から圧力室46内の圧縮空気を排出すると、図11(B)に示すように、ばね力により締結ロッド36は往復動ロッド6に向けて前進移動する。図11(B)は締結ロッド36が所定のストロークS1だけ前進移動してばね受けスリーブ63が補助ピストン56に当接した状態を示す。図11(A)の位置から図11(B)の位置まで締結ロッド36がストロークS1だけ移動する過程では、給排ポート54に供給される圧縮空気は貫通孔58およびシール圧室61内に閉じこめられている。
圧縮コイルばね43のばね力により図11に示す位置よりも締結ピストン44が前進移動すると、弁部材57は弁座59から離れて、給排ポート54に供給される圧縮空気はばね室42内に流入する。これにより、締結ピストン44には締結ロッド36を往復動ロッド6に向かわせる推力が加えられることになる。したがって、締結ピストン44の端面が締結シリンダ35に当接するまで締結ロッド36がストロークS2だけ前進移動する際には、ばね力と圧縮空気の推力とが併せて締結ロッド36に加えられるので、締結ロッド36が締結位置に近づくと大きな推力が締結ロッドに加えられることになる。なお、手動で締結ロッド36を後退移動させるための図示しない治具がねじ結合されるねじ穴48aが締結ロッド36に形成されており、治具はねじ穴48aに取り付けられることになる。図7に示す締結ロッド36にも同様のねじ穴48aが形成されている。
図11に示すタイプの締結シリンダ35は図2〜図5に示すロッドの保持装置に搭載することもでき、図6および図7に示すロッドの保持装置に搭載することもできる。
図12は図8および図9に示すロッドの締結装置を用い、給排ポート47から圧力室46内の空気を排出して往復動ロッド6の締結力を測定した実験結果を示す特性線図であり、図12(A)は締結ロッド36に圧縮コイルばね43のばね力のみを加えて往復動ロッド6を固定した場合を示し、図12(B)はばね室42に圧縮空気の圧力を加えて往復動ロッド6をばね力と圧力とにより固定した場合を示す。それぞれの実験においては、圧縮コイルばね18を取り外した状態で行い、締結ロッド36により固定された状態の往復動ロッド6に軸方向の圧縮荷重を加えて往復動ロッド6の軸方向の変位を測定した
実験には、締結ピストン44の外径が32mmで、連結ロッド48の外径が12mmの図9に示す締結装置を使用し、圧縮コイルばね43は、バネ定数が0.296kgf/mmのものを使用し、締結ロッド36が往復動ロッド6に対して締結力を加え始める初期荷重が6.22kgf(60.956N)となるように収縮させてばね室42内に装着した。また、給排ポート50からは圧力が3.0kgf/cm2(29.4Pa)の圧縮空気をばね室42に供給するようにした。
図12(A)に示すように、ばね力のみの場合には、約60Nを越えると往復動ロッド6の軸方向変位が0.5mm以上となった。
これに対して、図12(B)に示すように、ばね室42内の圧縮空気の圧力を加えた場合には、約1600Nを越えると往復動ロッド6の軸方向変位が0.5mm以上となり、圧力を加えることにより、往復動ロッド6の締結力は飛躍的に高くなった。図12(B)においては、符号Aは、排出ポート47から圧力室46内の空気を排出する一方、給排ポート50から上述した圧力の圧縮空気をばね室42に供給してばね力と圧縮空気の圧力とを締結ロッド36に加えたままの状態で固定された往復動ロッド6に、軸方向の圧縮荷重を加えて往復動ロッド6の軸方向の変位を測定した測定結果を示す。また、符号Bは排出ポート47から圧力室46内の空気を排出する一方、給排ポート50から上述した圧力の圧縮空気をばね室42に供給してばね力と圧縮空気の圧力とを締結ロッド36に加えた後に、給排ポート50からばね室42内の空気を排出した状態のもとで軸方向の圧縮荷重を加えて往復動ロッド6の軸方向の変位を測定した測定結果を示す。
図12(B)に示すように、ばね力と圧力とを締結ロッド36に加えると、往復動ロッド6が固定された後に、圧縮空気の圧力を解除しても、圧力を加えた状態を保持した場合とほぼ同様の締結力を保持することができた。これは、締結ロッド36に締結力を加えて往復動ロッド6を固定すると、締結ロッド36やロックスリーブ24a,24bなどの部材に残留歪みが発生して残留歪みによって往復動ロッド6を固定状態に保持することができるからであると考えられる。
したがって、図8〜図11に示すように、締結ロッド36に空気圧を加えるようにした締結装置においては、往復動ロッド6を固定した後にはばね室42内から圧縮空気を排出しても往復動ロッド6を大きな締結力で固定することが可能となる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、ロッドの保持装置5は図1に示すワーク搬送装置に適用されているが、軸方向に移動する往復動ロッドを所定の軸方向位置で締結する場合であれば、図1に示すワーク搬送装置以外に種々の装置に使用することができる。さらに給排ポート47,54に供給する流体としては空気に限られることなく、他の流体を使用するようにしても良い。
ワークを吸着して搬送するための搬送装置としてのロボットを示す概略図である。 図1に示したロボットに搭載されるロッドの保持装置を示す斜視図である。 図2におけるA−A線に沿う断面図である。 図3の一部を拡大して示す断面図である。 図4におけるB−B線に沿う断面図である。 (A)は本発明の他の実施の形態であるロッドの保持装置を示す一部切り欠き平面図であり、(B)は同図(A)の右側面図である。 図6(A)におけるC−C線に沿う断面図である。 本発明のさらに他の実施の形態であるロッドの保持装置を示す斜視図である。 図8におけるD−D線に沿う部分の拡大断面図である。 本発明のさらに他の実施の形態であるロッドの保持装置における締結シリンダとそのカバーの構造を示す拡大断面図である。 本発明の他の実施の形態であるロッドの保持装置における締結シリンダを示す断面図であり、(A)は締結ロッドが後退限位置となった状態を示し、(B)は締結ロッドが前進移動している状態を示す。 (A)は締結ロッドにばね力のみを加えて往復動ロッドを固定した場合における往復動ロッドの締結力を測定した実験結果を示し、(B)は締結ロッドにばね力と圧縮空気の圧力とを加えて往復動ロッドを固定した場合における往復動ロッドの締結力を測定した実験結果を示す。
符号の説明
1 ロボット(搬送装置)
6 往復動ロッド
7 吸着パッド(ワーク保持具)
10 ケース本体
11 ユニット収容孔
12a,12b カバー
13 ホルダー
15 真空流路
18 圧縮コイルばね(ばね部材)
21a ロックユニット(第1のロックユニット)
21b ロックユニット(第2のロックユニット)
24a ロックスリーブ(第1のロックスリーブ)
24b ロックスリーブ(第2のロックスリーブ)
25a リテーナ(第1のリテーナ)
25b リテーナ(第2のリテーナ)
27a,27b 鋼球(締結部材)
28a,28b テーパ面
29a,29b ばね受け部材
31a,31b 圧縮コイルばね
35 締結シリンダ
36 締結ロッド
37a,37b 傾斜面
38 締結面
39 カバー
42 ばね室
44 締結ピストン
45 シリンダ孔
46 圧力室
47 給排ポート
50 給排ポート
51 ガイドロッド
52 ねじ部材
53 切り欠き部
54 給排ポート
55 補助シリンダ孔
56 補助ピストン
57 弁部材
61 シール圧室
62 圧縮コイルばね

Claims (6)

  1. 往復動ロッドが前進方向と後退方向に往復動自在に装着されるケース本体と、
    前記往復動ロッドの先端部に向けて大径となったテーパ面を有し前記ケース本体内に軸方向に移動自在に装着される第1のロックスリーブ、前記テーパ面に係合する締結部材を保持し前記往復動ロッドに軸方向に移動自在に嵌合する第1のリテーナ、および前記第1のロックスリーブに前記往復動ロッドの後端部に向けてばね力を加える第1のばね部材を有する第1のロックユニットと、
    前記往復動ロッドの後端部に向けて大径となったテーパ面を有し前記ケース本体内に軸方向に移動自在に装着される第2のロックスリーブ、前記テーパ面に係合する締結部材を保持し前記往復動ロッドに軸方向に移動自在に嵌合する第2のリテーナ、および前記第2のロックスリーブに前記往復動ロッドの先端部に向けてばね力を加える第2のばね部材を有する第2のロックユニットと、
    前記ケース本体に取り付けられ、前記第1と第2のロックスリーブに相互に対向して形成されたそれぞれの傾斜面に接触する締結面が形成された締結ロッドを締結方向と締結解除方向とに往復動自在に収容する締結シリンダとを有し、
    前記締結ロッドが前記第1と第2のロックスリーブを逆方向に移動させて前記第1と第2のロックユニットにより前記往復動ロッドを固定することを特徴とするロッドの保持装置。
  2. 請求項1記載のロッドの保持装置において、前記往復動ロッドの一端に取り付けられワークを保持するワーク保持具と、前記ワーク保持具が前記ケース本体から突出する方向のばね力を加えるばね部材とを有することを特徴とするロッドの保持装置。
  3. 請求項1または2記載のロッドの保持装置において、ワークを真空吸着する吸着パッドをワーク保持具として前記往復動ロッドの一端に取り付け、前記往復動ロッドに前記吸着パッドに連通する真空流路を形成することを特徴とするロッドの保持装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のロッドの保持装置において、前記締結ロッドに締結方向のばね力を加えるばね部材を前記締結シリンダに設け、前記締結ロッドに設けられた締結ピストンに前記締結解除方向に流体圧を加える圧力室を前記締結シリンダに形成することを特徴とするロッドの保持装置。
  5. 請求項4記載のロッドの保持装置において、前記ばね部材を収容するばね室に連通して流体圧を供給する給排ポートを前記締結シリンダに形成し、前記締結ロッドにばね力と流体圧とを締結方向に加えることを特徴とするロッドの保持装置。
  6. 請求項4記載のロッドの保持装置において、前記ばね部材を収容するばね室に連通して流体圧を供給する給排ポートを前記締結シリンダに形成し、前記締結ロッドが前記締結方向に所定のストローク移動したときに前記給排ポートと前記ばね室とを連通させて前記締結ロッドに締結方向の流体圧を供給する弁部材を前記締結ロッドに装着することを特徴とするロッドの保持装置。


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