JP2005327151A - 文書管理装置および文書管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 専用のバーコード読み取り装置を使用することなく、文書情報を視覚的に表示確認しながら、文書管理情報の入力登録作業を自動的に行うことができ、さらに、表示確認後、文書管理情報の登録したものを取り消し、文書情報を削除する機能を実現することができる文書管理装置および文書管理プログラムを提供する。
【解決手段】 シンボリックコードである二次元コード付き文書ファイルを格納し、管理対象の二次元コード付き文書ファイルの管理情報を登録するHD104と、二次元コード付き文書ファイルの内容を表示する表示器106などを有する文書管理装置のサーバ装置1において、二次元コード付き文書ファイルを表示器106に表示し、この表示した内容を認識し、この認識した内容の中の二次元コードを解析して、管理対象の二次元コードである場合は、この二次元コード付き文書ファイルの管理情報をHD104に登録する。
【選択図】 図3
【解決手段】 シンボリックコードである二次元コード付き文書ファイルを格納し、管理対象の二次元コード付き文書ファイルの管理情報を登録するHD104と、二次元コード付き文書ファイルの内容を表示する表示器106などを有する文書管理装置のサーバ装置1において、二次元コード付き文書ファイルを表示器106に表示し、この表示した内容を認識し、この認識した内容の中の二次元コードを解析して、管理対象の二次元コードである場合は、この二次元コード付き文書ファイルの管理情報をHD104に登録する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、文書管理技術に関し、特に、二次元コードなどのシンボリックコードを含むアンケート用紙、製造図面、定型伝票、その他の管理対象文書などの文書を統合管理する文書管理装置に適用して有効な技術に関する。ここで、シンボリックコードは、二次元コード、バーコード、その他、カルラコードのように、図形を組み合わせたコードなどを含み、文字、画像などを記号化したものである。
たとえば、従来の文書管理技術においては、販売促進のため、調査用アンケートの往復はがきにあらかじめ、宛先毎に対応して、二次元コードを印刷しておき、返信はがきを受け取ると、その返信はがきにあらかじめ印刷されている二次元コードを読み取り、さらにその返信はがきをイメージスキャナで読み取り、アンケート結果を電子化して登録することが行われている。または、返信はがきをイメージスキャナで読み取った後、表示画面上で、二次元コードを読み取り、合わせて、文書登録することも行われている。
さらに、図面や伝票、研究報告類など、管理対象となる文書を電子化し、統合管理する場合には、新規作成時、作成文書に決まった形式で入力し、その入力情報を二次元コード化して、該当文書に貼り付ける。その電子文書を文書管理装置に入力する時点で、画面上に表示しておき、二次元コードを読み取り、合わせて、文書登録することも行われている。
このような文書管理技術において、たとえば特許文献1の伝票発行装置及び伝票読取管理装置では、伝票の二次元コードをバーコード読み取り装置で読み取り、二次元コードの形式を解析し、項目が新規か既存かを判断し、それに基づいて、既存のデータベースへの追加登録か、新たなデータベースを作成するかを行い、伝票入力作業を軽減している。
特開2000−306017号公報
ところで、前記特許文献1に記載の技術を始め、従来の文書管理技術においては、専用のバーコード読み取り装置が必要であり、またこの読み取り装置を介して読み取るので、文書の読み取り不可などが発生することがある。
そこで、本発明の目的は、前記課題を解決し、(1)専用のバーコード読み取り装置を使用することなく、文書情報を視覚的に表示確認しながら、文書管理情報の入力登録作業を自動的に行うことができ、さらに、(2)表示確認後、文書管理情報の登録したものを取り消し、文書情報を削除する機能を実現することができる文書管理装置および文書管理プログラムを提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、以下のような特徴を有するものである。
対象となるシンボリックコード付き文書ファイルは、管理対象となる文書の文書管理情報をシンボリックコード化し、あらかじめ管理すべき文書とともに、印刷しておくか、または、登録時、登録すべき文書に重ねて、印刷したラベルを貼ったものを、ワープロ、スキャナなどにより、読みこんで、電子文書化したものを意味する。
(1)シンボリックコード付き文書ファイルを格納する格納手段と、シンボリックコード付き文書ファイルの内容を表示する表示手段と、管理対象のシンボリックコード付き文書ファイルの管理情報を登録するデータベースとを有する文書管理装置において、シンボリックコード付き文書ファイルを表示手段に表示し、この表示手段に表示した内容を認識し、この認識した内容の中のシンボリックコードを解析して、この解析の結果、文書管理情報が含まれている場合は、このシンボリックコードの管理情報をデータベースに登録する。
(2)前記(1)の文書管理装置において、管理対象外のシンボリックコード付き文書ファイルの管理情報の削除を指示する入力手段を有し、表示手段にシンボリックコード付き文書ファイルを表示した状態で、入力手段から削除の指示があると、表示手段に表示した内容を認識し、この認識した内容の中のシンボリックコードを解析して、この解析の結果、文書管理情報が含まれている場合は、このシンボリックコードの管理情報をデータベースから削除する。
(3)前記(2)の文書管理装置において、表示手段は、表示ウィンドウ範囲をフォーカスして表示可能であり、表示手段にフォーカスして表示された表示ウィンドウ範囲を認識し、この認識した表示ウィンドウ範囲内に存在するシンボリックコードを解析して、この解析の結果、文書管理情報が含まれているシンボリックコードである場合は、このシンボリックコードの管理情報をデータベースに登録する。
(4)前記(3)の文書管理装置において、表示手段に表示ウィンドウ範囲をフォーカスして表示した状態で、入力手段から削除の指示があると、表示手段にフォーカスして表示された表示ウィンドウ範囲を認識し、この認識した表示ウィンドウ範囲内に存在するシンボリックコードを解析して、この解析の結果、文書管理情報が含まれている場合は、このシンボリックコードの管理情報をデータベースから削除する。
(5)前記(1)〜(4)のような処理ステップを、コンピュータに実行させるための文書管理プログラムである。
本発明によれば、以下のような効果を得ることができる文書管理装置および文書管理プログラムを提供することができる。
(1)専用のバーコード読み取り装置を使用しないため、投資コストの低減を図ることができる。
(2)文書管理情報の入力登録作業の工数低減を図ることができる。
(3)文書管理情報の登録したものの取り消し、削除の工数低減を図ることができる。
以下、シンボリックコードとして、二次元コードを例とし、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態によって発明が限定されるものではない。
まず、図1により、本発明の文書管理装置を適用した一実施の形態による文書管理システムの構成の一例を説明する。図1は文書管理システムの構成を示す。
本実施の形態による文書管理システムは、文書管理を行う文書管理装置(コンピュータ)であるサーバ装置1と、Webやメールを外部から取得するインターネット2と、文書などを作成するPC(パーソナルコンピュータ)3と、紙の文書を電子化するスキャナ4と、電話回線で送られた文書ファイルを受信するFAX5などから構成され、これらの各装置などは相互にネットワークで接続されている。
次に、図2により、本実施の形態による文書管理ステムにおいて、サーバ装置のハードウェア構成の一例を説明する。図2はサーバ装置のハードウェア構成を示す。
サーバ装置1のハードウェア構成は、サーバ装置1の制御を行うCPU101と、メモリ102と、システムの通信を行うLAN103と、文書管理データベース、プログラムおよびテーブルを格納したHD(ハードディスク)104と、表示器に表示させるビデオメモリ105と、アプリケーションの実行結果などを表示させる表示器106と、KB(キーボード)107などから構成され、CPU101、メモリ102、LAN103、HD104、ビデオメモリ105およびKB107の間は相互に接続されている。
次に、図3により、本実施の形態による文書管理ステムにおいて、サーバ装置のソフトウェア構成の一例を説明する。図3はサーバ装置のソフトウェア構成を示す。
サーバ装置1のソフトウェア構成は、サーバ装置1で動作するアプリケーション部111と、サーバ装置1のOS基本処理部117と、サーバ装置1の入出力制御部118などから構成され、アプリケーション部111とOS基本処理部117との間、OS基本処理部117と入出力制御部118との間はソフトウェアインタフェースで接続されている。
アプリケーション部111には、文書管理データベース、プログラムおよびテーブルをHD104から読み出すファイル読出処理部112、文書ファイル、Web、メール、スキャナデータ、FAXデータなどを各アプリケーションを起動して内容を画面に表示させるアプリケーションの画面表示処理部113〜115、文書管理データをデータベースに登録するデータ登録処理部116などの各処理部が備えられている。
入出力制御部118には、HD104を制御するディスクドライバ119、ビデオメモリ105および表示器106を制御する表示ドライバ120、二次元コードを解析する二次元コード解析部121、KB107を制御するKBドライバ122などが備えられ、表示ドライバ120と二次元コード解析部121との間、二次元コード解析部121とKBドライバ122との間はドライバ間インタフェースで接続されている。
以上のように構成される文書管理システムのサーバ装置1では、特に、二次元コード付き文書ファイルを格納する格納手段、管理対象となる文書ファイルの管理情報を登録するデータベースとしての機能を、HD104や、ディスクドライバ119などで実現する。また、二次元コード付き文書ファイルの内容を表示する表示手段としての機能を、表示器106や、表示ドライバ120、ビデオメモリ105などで実現する。さらに、管理対象外となる二次元コード付き文書ファイルの管理情報の削除を指示する入力手段としての機能を、KB107や、KBドライバ122などで実現する。
また、二次元コード付き文書ファイルを表示手段に表示し、この表示手段に表示した内容を認識し、この認識した内容の中の二次元コードを解析して、この解析の結果、文書管理情報が含まれる場合は、この二次元コード付き文書ファイルの管理情報をデータベースに登録する管理機能、表示手段に二次元コード付き文書ファイルを表示した状態で、入力手段から削除の指示があると、表示手段に表示した内容を認識し、この認識した内容の中の二次元コードを解析して、この解析の結果、文書管理情報が含まれる場合は、この二次元コード付き文書ファイルの管理情報をデータベースから削除する管理機能を、CPU101や、OS基本処理部117、画面表示処理部113〜115、データ登録処理部116、二次元コード解析部121などで実現する。
さらに、表示器106や表示ドライバ120などで実現する表示手段は、表示ウィンドウ範囲をフォーカスして表示可能であり、CPU101やOS基本処理部117などで実現する管理機能は、表示手段にフォーカスして表示された表示ウィンドウ範囲を認識し、この認識した表示ウィンドウ範囲内に存在する二次元コードを解析して、この解析の結果、管理対象の二次元コードである場合は、この二次元コード付き文書ファイルの管理情報をデータベースに登録し、また表示手段に表示ウィンドウ範囲をフォーカスして表示した状態で、入力手段から削除の指示があると、表示手段にフォーカスして表示された表示ウィンドウ範囲を認識し、この認識した表示ウィンドウ範囲内に存在する二次元コードを解析して、この解析の結果、管理対象外の二次元コードである場合は、この二次元コード付き文書ファイルの管理情報をデータベースから削除する。
次に、図4により、本実施の形態による文書管理ステムにおいて、サーバ装置の表示器の表示画面の一例を説明する。図4はサーバ装置の表示器の表示画面を示す。
サーバ装置1の表示器106の表示画面201には、画面表示処理部(AP1)113で表示されたAP1ウィンドウ202、画面表示処理部(AP2)114で表示されたAP2ウィンドウ203、画面表示処理部(AP3)115で表示されたAP3ウィンドウ204が表示されている。
この例では、下層から、AP3ウィンドウ204、AP2ウィンドウ203、AP1ウィンドウ202の順で、トップにAP1ウィンドウ202がフォーカスして表示されている。
これにより、ウインドウを開くたびに、順次、各ウインドウに含まれる二次元コードを解析し、その内容が、文書管理情報を示している場合は、後述の手順に従い、順次、文書管理データベースに登録されていくことになる。
AP1ウィンドウ202において、212はAP1ウィンドウ202の表示結果に含まれている二次元コードA、215はAP1ウィンドウ202の表示結果に含まれている二次元コードXを示している。AP2ウィンドウ203において、213はAP2ウィンドウ203の表示結果に含まれている二次元コードBを示している。AP3ウィンドウ204において、214はAP3ウィンドウ204の表示結果に含まれている二次元コードCを示している。これらの二次元コードのうち、二次元コードA(212),B(213),C(214)は文書管理情報が含まれている二次元コードであり、二次元コードX(215)は、たまたま、文書そのものに含まれている文書の一部としての二次元コードである。
この結果、ウインドウを開くたびに、二次元コードC(214)、二次元コードB(213)、二次元コードA(212)の順で、文書管理データベースに登録されていくことになる。
次に、図5により、本実施の形態による文書管理ステムにおいて、文書管理に使用する二次元コードの情報の一例を説明する。図5は文書管理に使用する二次元コードの情報を示す。
文書管理に使用する二次元コードの情報には、文書識別番号301、分類番号302、文書名称303、作成日付304、作成者305、来歴306、内容307などの情報がある。
文書識別番号301は、他のバーコードと区別したり、図番などの文書整理番号を兼用した識別番号である。分類番号302は、文書データを分類するための番号である。文書名称303は、文書データの名称である。作成日付304は、文書データを作成した日付である。作成者305は、文書データの作成者である。来歴306は、文書データの来歴である。内容307は、文書データの内容を示している。
次に、図6により、本実施の形態による文書管理ステムにおいて、文書管理データベースの形式の一例を説明する。図6は文書管理データベースの形式を示す。
HD104内の文書管理データベースには、文書識別番号エントリー部401、分類番号エントリー部402、文書名称エントリー部403、作成日付エントリー部404、作成者エントリー部405、来歴エントリー部406、内容エントリー部407などが設けられ、各エントリー部に前記図5に示した各情報が格納される。
たとえば、図6の例において、文書識別番号がD000001の文書は、分類番号がA01、文書名称が組立図1、作成日付が2004.01.10、作成者がx、来歴が0となっている。他の文書識別番号がD000002〜D000002の各文書については、図6の通りである。
次に、図7により、本実施の形態による文書管理ステムにおいて、二次元コード解析部で持つ解析した結果のワークメモリの一例を説明する。図7は二次元コード解析部で持つ解析した結果のワークメモリを示す。
二次元コード解析部121で持つ解析した結果のワークメモリには、表示アプリケーションエントリー部501、画面フォーカスエントリー部502、解析結果エントリー部510などが設けられ、さらに解析結果エントリー部510には文書識別番号エントリー部511、詳細エントリー部512が設けられている。
表示アプリケーションエントリー部501には、アプリケーション名を格納する。画面フォーカスエントリー部502には、各アプリケーションのフォーカス状態(ON:フォーカス状態、OFF:非フォーカス状態)を格納する。解析結果エントリー部510には、アプリケーションで表示している二次元コードの解析結果を格納する。文書識別番号エントリー部511には、二次元コード解析で得た文書識別番号を格納する。詳細エントリー部512には、二次元コード解析で得た情報を格納する。
たとえば、図7の例において、表示アプリケーションのAP1は、画面フォーカスがON(フォーカス状態)、解析結果の文書識別番号がD000001、詳細が組立図、作成者、・・・などとなっている。他の表示アプリケーションのAP2,AP3については、図7の通りである。
次に、図8により、本実施の形態による文書管理ステムにおいて、KBドライバ内のデータ登録処理用キー割り当ての一例を説明する。図8はKBドライバ内のデータ登録処理用キー割り当てを示す。
KBドライバ122内のデータ登録処理用キー割り当ては、キーコード601と、このキーコード601に対応した機能602、キーコード601の使用者603との関係において、通常のキーコード:(CTL+ALT+DEL)−機能:システム停止−使用者:OS、キーコード:(ALT+ESC)−機能:ウィンドウ切替−使用者:OS、に加えて、キーコードとしてFnを追加し、このFnにはデータ削除の機能を持たせ、データ登録処理で使用する。なお、これ以外のキーコードについては、一般用の機能として各アプリケーションで使用される。
次に、図9により、本実施の形態による文書管理ステムにおいて、画面上に表示された二次元コードを解析する処理の一例を説明する。図9は画面上に表示された二次元コードを解析する処理を示す。
この二次元コードを解析する処理は、表示器106に表示された画面について、表示ドライバ120と二次元コード解析部121との間で行われる。
S901で、表示ドライバ120は、新規ウィンドウを表示したか否かを判定し、表示した場合(YES)には、新規ウィンドウを表示したことを認識し、二次元コード解析部122にイベントを送信する。一方、表示しない場合(NO)はS902に進む。
S902で、表示ドライバ120は、現在表示されているウィンドウのサイズを変更したか否かを判定し、変更した場合(YES)には、現在表示されているウィンドウのサイズを変更したことを認識し、二次元コード解析部122にイベントを送信する。一方、変更しない場合(NO)はS903に進む。
S903で、表示ドライバ120は、ウィンドウのフォーカスが変更されたか否かを判定し、変更された場合(YES)には、ウィンドウのフォーカスが変更されたことを認識し、二次元コード解析部122にイベントを送信する。一方、変更されない場合(NO)はS904に進む。
S911で、二次元コード解析部122は、S901における新規ウィンドウの表示、S902におけるウィンドウサイズの変更、S903におけるウィンドウフォーカスの変更で、表示ドライバ120からの表示変更のイベントを受信したか否かを判定し、受信した場合(YES)には、表示ドライバ120からの表示変更のイベントを認識する。一方、受信しない場合(NO)はS911に戻る。
S912で、二次元コード解析部122は、表示変更のイベントを認識すると、表示ドライバ120へトップウィンドウのアプリケーション名と、画像データの送信要求を行う。
S904で、表示ドライバ120は、二次元コード解析部122からのデータ要求を受けて、現在フォーカスを持っているアプリケーション名と、ウィンドウの画像を読み出す。
S905で、表示ドライバ120は、読み出したアプリケーション名と画像データを二次元コード解析部122へ送信する。これにより、表示ドライバ120の処理は終了する。
S913で、二次元コード解析部122は、表示ドライバ120からのデータ送信により、アプリケーション名と画像データを受信する。
S914で、二次元コード解析部122は、受信したアプリケーション名と画像データから二次元コードを解析する処理を行う。これにより、二次元コード解析部122の処理は終了する。
次に、図10により、本実施の形態による文書管理ステムにおいて、データ登録処理部に登録指示する処理の一例を説明する。図10はデータ登録処理部に登録指示する処理を示す。
このデータ登録処理部116に登録指示する処理は、前記図9のS914に続く処理として、二次元コード解析部122で行われる。
S1001で、画像ウィンドウ内、すなわち画像データ内に二次元コードがあるか否かを判定し、二次元コードを検出した場合(YES)にはS1002に進み、検出しない場合(NO)はS1008に進む。
S1002で、S1001で検出した二次元コードを解読する。
S1003で、S1002で解読した二次元コードに文書識別番号が含まれているか否かを判定し、含まれている場合(YES)にはS1004に進み、含まれていない場合(NO)はS1001に戻る。図4における二次元コードX(215)の場合は、たまたま文書中に存在する二次元コードのため、“NO”となる。
S1004で、S1003で検出した文書識別番号がワークメモリにあるか否かを判定し、存在しない場合(NO)にはS1005に進み、存在する場合(YES)はS1007に進む。
S1005で、S1004で未登録の文書識別番号の文書管理情報をワークテーブルに登録する。この文書管理情報には、表示アプリケーション名、文書識別番号、内容などが含まれる。
S1006で、解読したデータをデータ登録処理部116へ送信する。
S1007で、ワークテーブルの対応する文書識別番号の画面フォーカスをオン、他の行の画面フォーカスをオフにする。
S1008で、画像ウィンドウ内のスキャンが終了したか否か、すなわち全ての二次元コードが解読済みか否かを判定し、解読済みの場合(YES)には終了となり、解読済みでない場合(NO)はS1001に戻る。
次に、図11により、本実施の形態による文書管理ステムにおいて、データ登録処理部に削除指示する処理の一例を説明する。図11はデータ登録処理部に削除指示する処理を示す。
このデータ登録処理部116に削除指示する処理は、文書管理データベースに登録された情報に対する削除指示として、KBドライバ122と二次元コード解析部121との間で行われる。
S1101で、KBドライバ122は、KB107からの入力があるか否かを判定し、入力がある場合(YES)には、KB107からの入力を認識する。一方、入力がない場合(NO)はS1101に戻る。
S1102で、KBドライバ122は、KB107からの入力キーコードがFnキーか否かを判定し、Fnキーの場合(YES)には、入力キーコードがFnキーであることを認識し、二次元コード解析部122にイベントを送信する。一方、Fnキーでない場合(NO)はS1103に進む。
S1111で、二次元コード解析部121は、KBドライバ121からのFnキーのイベントを受信したか否かを判定し、受信した場合(YES)には、KBドライバ121からのFnキーのイベント受信を認識する。一方、受信していない場合(NO)はS1111に戻る。
S1112で、二次元コード解析部121は、データ削除キーイベントをデータ登録処理部116へ送信する。これにより、二次元コード解析部121の処理は終了する。
S1103で、KBドライバ122は、S1102において入力キーがFnキーでなかった場合、入力キーコードを、フォーカスを持っているウィンドウのアプリケーションへ送信する。これにより、KBドライバ122の処理は終了する。
次に、図12により、本実施の形態による文書管理ステムにおいて、データ登録処理の一例を説明する。図12はデータ登録処理を示す。
このデータ登録処理は、データ登録処理部116で行われる。
S1201で、解読した二次元コードのデータを受信したか否かを判定し、受信した場合(YES)には、解読した二次元コードのデータの受信を認識する。一方、受信していない場合(NO)はS1204に進む。
S1202で、該当文書識別番号は登録済みか否かを判定し、登録済みの場合(YES)には終了となり、登録済みでない場合(NO)はS1203に進む。
S1203で、S1202において該当文書識別番号の登録済みでない場合、データベースに新規レコードとして追加することにより、終了となる。
S1204で、S1201において解読した二次元コードのデータを受信していない場合、データ削除キーイベントを受信したか否かを判定し、受信した場合(YES)には、受信データ削除キーイベント受信を認識する。一方、受信していない場合(NO)はS1201に戻る。
S1205で、該当文書識別番号は登録済みか否かを判定し、登録済みの場合(YES)にはS1206に進み、登録済みでない場合(NO)は終了となる。
S1206で、削除確認用ポップアップ表示を行い、OKの場合にはS1207に進み、NGの場合は終了となる。
S1207で、データベースからレコードを削除する。これにより終了となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、二次元コード付き文書ファイルを表示器106に表示し、この表示した内容(フォーカスして表示された表示ウィンドウ範囲などを含む)を認識し、この認識した内容の中の二次元コードを解析して、この解析の結果、文書管理情報が含まれている二次元コードである場合は、この二次元コード付き文書ファイルの管理情報をHD104に登録することにより、専用のバーコード読み取り装置を使用することなく、文書情報を視覚的に表示確認しながら、文書管理情報の入力登録作業を自動的に行うことができる。この結果、専用のバーコード読み取り装置を使用しないため、投資コストの低減を図ることができる。また、文書管理情報の入力登録作業の工数低減を図ることができる。
さらに、表示器106に二次元コード付き文書ファイルを表示した状態で、オペレータ判断により、KB107から削除の指示があると、表示器106に表示した内容(フォーカスして表示された表示ウィンドウ範囲などを含む)を認識し、この認識した内容の中の二次元コードを解析して、この解析の結果、文書管理情報が含まれている二次元コードである場合は、この二次元コード付き文書ファイルの管理情報をデータベースから削除することにより、表示確認後、文書管理情報の登録したものを取り消し、文書情報を削除する機能を実現することができる。この結果、文書管理情報の登録したものの取り消し、削除の工数低減を図ることができる。
なお、前記実施の形態では、二次元コードを例示したが、バーコード、その他、カルラコードのように、図形を組み合わせたコードなどを含み、文字、画像などを記号化したシンボリックコードにも適用可能である。
また、文書管理装置は、サーバ装置に限定せず、PC、表示器を持った複合装置、専用装置などでもよい。
また、データ登録処理部は、バックグラウンドで動作するケースを例示したが、画面操作部を持っていてもよい。この場合、表示された文書に、二次元コードが認識されないときはエラーメッセージを出し、確認することができるようにする。
また、上記実施の形態では、表示するととも、バックヤードで自動登録処理が実行されるようになっているが、表示し、解析が終わり、文書管理データベースに登録する直前に、確認用ポップアップを表示するようにしてもよい。
運用上、例えば、図面の入庫管理などの場合は、登録数が多いため、逐次、確認ポップアップを表示による確認は効率を低下させるが、表示しても登録するケースが少ない運用の場合は、上記のように、逐次、確認ポップアップを出した方が効率が良い場合もある。
また、図4において、表示画面201の全体を解析し、いずれがトップウィンドウか、たとえばトップウィンドウのアプリケーション名表示バーの色を認識することにより、トップウィンドウ枠内を認識してもよい。この場合、図9におけるS904,S905の代わりに、二次元コード解析部121が表示画面201の全体を解析することになる。
また、S905で読み出した情報は、ウィンドウの画像データにこだわらず、画像とテキストから構成される文書ファイルであってもよい。この場合、画像の中に、二次元コードが含まれる。
1…サーバ装置、2…インターネット、3…PC、4…スキャナ、5…FAX、101…CPU、102…メモリ、103…LAN、104…HD、105…ビデオメモリ、106…表示器、107…KB、111…アプリケーション部、112…ファイル読出処理部、113〜115…画面表示処理部、116…データ登録処理部、117てんOS基本処理部、118…入出力制御部、119…ディスクドライバ、120…表示ドライバ、121…二次元コード解析部、122…KBドライバ。
Claims (6)
- シンボリックコード付き文書ファイルを格納する格納手段と、前記シンボリックコード付き文書ファイルの内容を表示する表示手段と、管理対象のシンボリックコード付き文書ファイルの管理情報を登録するデータベースとを有する文書管理装置であって、
シンボリックコードには、文書管理情報が含まれており、前記シンボリックコード付き文書ファイルを前記表示手段に表示し、この表示手段に表示した内容をシンボリックコードが含まれているかどうかを画像認識し、シンボリックコードが含まれる場合は、本シンボリックコードを解析して、この解析の結果、文書管理情報が含まれているシンボリックコードである場合は、本管理情報を前記データベースに登録する管理機能を有することを特徴とする文書管理装置。 - 請求項1記載の文書管理装置において、
表示されたシンボリックコード付き文書ファイルの管理情報の削除を指示する入力手段を有し、
前記管理機能は、前記表示手段に前記シンボリックコード付き文書ファイルを表示した状態で、前記入力手段から削除の指示があると、前記表示手段に表示した内容を認識し、この認識した内容の中のシンボリックコードを解析して、この解析の結果、文書管理情報が含まれているシンボリックコードである場合は、このシンボリックコードの管理情報を前記データベースから削除することを特徴とする文書管理装置。 - 請求項2記載の文書管理装置において、
前記表示手段は、表示ウィンドウ範囲をフォーカスして表示可能であり、
前記管理機能は、前記表示手段にフォーカスして表示された表示ウィンドウ範囲を画像認識し、この認識した表示ウィンドウ範囲内に存在するシンボリックコードを解析して、この解析の結果、文書管理情報が含まれているシンボリックコードである場合は、このシンボリックコードの管理情報を前記データベースに登録することを特徴とする文書管理装置。 - 請求項3記載の文書管理装置において、
前記管理機能は、前記表示手段に前記表示ウィンドウ範囲をフォーカスして表示した状態で、前記入力手段から削除の指示があると、前記表示手段にフォーカスして表示された表示ウィンドウ範囲を認識し、この認識した表示ウィンドウ範囲内に存在するシンボリックコードを解析して、この解析の結果、文書管理情報が含まれているシンボリックコードである場合は、このシンボリックコードの管理情報を前記データベースから削除することを特徴とする文書管理装置。 - コンピュータに、シンボリックコード付き文書ファイルを格納するステップと、前記シンボリックコード付き文書ファイルの内容を表示するステップとを実行させるための文書管理プログラムであって、
シンボリックコードを画像認識するステップを前記コンピュータに実行させ、
シンボリックコードには、文書管理情報が含まれており、前記シンボリックコード付き文書ファイルを表示し、この表示した内容をシンボリックコードが含まれているかどうかを画像認識し、シンボリックコードが含まれる場合は、本シンボリックコードを解析して、この解析の結果、文書管理情報が含まれているシンボリックコードである場合は、本管理情報を前記データベースに登録することを特徴とする文書管理プログラム。 - 請求項5記載の文書管理プログラムにおいて、
表示されたシンボリックコード付き文書ファイルの管理情報の削除を指示する入力を受けるステップを前記コンピュータに実行させ、
シンボリックコード付き文書ファイルを表示し、そのもとで、削除指示入力がなされると、この表示した内容をシンボリックコードが含まれているかどうかを画像認識し、シンボリックコードが含まれる場合は、本シンボリックコードを解析して、この解析の結果、文書管理情報が含まれているシンボリックコードである場合は、本管理情報を前記データベースから削除することを特徴とする文書管理プログラム。
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- 2004-05-17 JP JP2004145879A patent/JP2005327151A/ja active Pending
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