JP2005325685A - 内燃機関の排圧上昇装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 耐固着性の高い内燃機関の排圧上昇装置を提供する。
【解決手段】 排気管8に介装され、排気圧力を上昇可能なバタフライ弁9と、該バタフライ弁9の閉作動時に排気圧力を調整可能なリリーフ弁13と、該リリーフ弁13の閉作動時に該リリーフ弁13が着座する弁座部とを備え、リリーフ弁13及び弁座部の何れか下方に位置する一方に上方に指向する隆起部を設けると共に、リリーフ弁13が弁座部に着座した状態で、リリーフ弁13及び弁座部の他方が該隆起部の外側縁から外側に張り出して形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 排気管8に介装され、排気圧力を上昇可能なバタフライ弁9と、該バタフライ弁9の閉作動時に排気圧力を調整可能なリリーフ弁13と、該リリーフ弁13の閉作動時に該リリーフ弁13が着座する弁座部とを備え、リリーフ弁13及び弁座部の何れか下方に位置する一方に上方に指向する隆起部を設けると共に、リリーフ弁13が弁座部に着座した状態で、リリーフ弁13及び弁座部の他方が該隆起部の外側縁から外側に張り出して形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、内燃機関の排圧上昇装置に係り、一層詳細には、排気通路の絞り量を調整することにより、所定の範囲に排気圧力を上昇させる排圧上昇装置に関する。
自動車用内燃機関の排気系において、排気管に介装したバタフライ弁を閉作動させて排気圧力を上昇させることにより、排気系(燃焼室〜排気管)内で未燃物と酸素の反応が促進され、有害物質の排出低下及び触媒早期活性が実現できることは良く知られている(特許文献1,2参照)。係る排ガス改善効果を十分得るためには、排気圧力をある値以上とする必要があり、また、排気圧力が高すぎると、内部EGRの増大等により燃焼悪化を引き起こすことから、排気圧力は一定の範囲内に調整する必要がある。
一方、排気圧力は、有効排気通路断面積(排気通路の絞り量)、排気流量、排気温度の影響を受けるため、同一絞り量であっても排気流量あるいは排気温度の変化によって排気圧力は変化する。そこで、リリーフ弁等の排圧調整装置を使用し、排気圧力を所定範囲内に調整している。
例えば、図8に示すように、排気通路100に介装したバタフライ弁101自体に排圧調整装置としてバネ等により閉弁付勢されたリリーフ弁102を取り付け、該リリーフ弁102において排気圧力(荷重)に応じた絞り量(変位)が得られることを利用して、排気圧力を所定範囲内に調整している。また、図9に示すように、排気通路100にバタフライ弁101をバイパスするバイパス通路103を設け、このバイパス通路103を排圧調整装置としてバネ104により閉弁付勢されたリリーフ弁102で開閉するようにして、排気圧力を所定範囲内に調整するものもある。
ところが、従来のリリーフ弁102は、閉弁時にはその弁体の外周部が、例えば図6に示すように、バタフライ弁101の弁座部に空間を有することなく着座する構造になっていたため、バタフライ弁101の非作動時、即ちリリーフ弁102の閉弁時にリリーフ弁102の外周部と弁座部との間に付着物(バタフライ弁101やリリーフ弁102の脱離メッキや燃料中の硫黄等)が付着しやすく、経時変化等によりリリーフ弁102が弁座部に固着する場合があるという問題点があった。これは、図7に示すバイパス通路103におけるリリーフ弁102においても同じである。
そこで、本発明の目的は、耐固着性の高い内燃機関の排圧上昇装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る発明は、排気系に設けられ、排気圧力を上昇可能な排圧上昇弁と、該排圧上昇弁の閉作動時に排気圧力を調整可能な排圧調整弁と、該排圧調整弁の閉作動時に該排圧調整弁が着座する弁座部とを備え、上記排圧調整弁及び上記弁座部の何れか下方に位置する一方に上方に指向する隆起部を設けると共に、該排圧調整弁が上記弁座部に着座した状態で、上記排圧調整弁及び上記弁座部の他方が上記隆起部の外側縁から外側に張り出して形成されていることを特徴とする。
また、上記排圧調整弁が上記弁座部に着座している状態で、上記隆起部の外周部において、上記排圧調整弁側及び上記弁座部側の間に空間が形成されること特徴とする。
また、上記排圧上昇弁は、該排圧上昇弁の閉作動時に上記排気をリリーフ可能な排圧調整通路を有し、上記排圧調整弁は、上記排圧調整通路を開閉可能に上記排圧上昇弁に配置され、上記排圧調整弁又は上記弁座部において、上記排圧上昇弁の非作動時に上下方向の下方に位置する側に隆起部を設けることにより上記空間が形成されることを特徴とする。
また、上記排気系に、上記排圧上昇弁の上流側と下流側とを連通すると共に該排圧上昇弁の閉作動時に上記排気をリリーフ可能なバイパス通路が形成され、上記排圧調整弁は、上記バイパス通路を開閉可能に上記排気系に配置され、上記排圧調整弁又は上記弁座部において、上下方向の下方に位置する側に隆起部を設けることにより上記空間が形成されることを特徴とする。
また、上記排圧調整弁及び上記弁座部の何れか下方に位置する側に上記排圧調整通路に対応する環状の隆起部を設けることにより、上記空間が上記隆起部の外周部全周に亙って形成されることを特徴とする。
上記排圧調整弁及び上記弁座部の何れか下方に位置する側に上記バイパス通路に対応する環状の隆起部を設けることにより、上記空間が上記隆起部の外周部全周に亙って形成されることを特徴とする請求項4記載の内燃機関の排圧上昇装置。
上記隆起部は、その側壁部において上端に向かって張り出す曲面又は傾斜面を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、排圧調整弁の閉作動時に、排圧調整弁の弁体が全面的に弁座部に着座することが回避され、弁体と弁座部における付着物の堆積部位を可及的に縮小させて全体として堆積しにくくでき、弁体の耐固着性が向上される。
以下、本発明に係る内燃機関の排圧上昇装置を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1を示す排圧上昇装置の断面図、図2は同じくエンジンの概略構成図である。
図2に示すように、6気筒からなるエンジン(内燃機関)1の各燃焼室には、エアクリーナ2を介して取り入れた新気がターボ過給機3により加圧されて供給されると共に、所定圧力に調整された燃料が各燃料噴射弁5から噴射されるようになっている。
また、前記各燃焼室には、EGR(排気還流)通路6及びEGR制御弁7を介してエンジン低中速・低中負荷域等に排気ガスが還流され、各燃焼室におけるNOxの発生が抑制されるようになっている。
また、前記ターボ過給機3下流の排気管(排気通路)8にはバタフライ弁(排圧上昇弁)9が介装され、低速・低負荷域等で当該バタフライ弁9を閉作動させて排気圧力を上昇させることによって、排気系(燃焼室〜排気管)内で未燃物と酸素の反応が促進されて有害物質の排出が低下されると共に、排気管8に介装した排気浄化触媒10の早期活性が図られるようになっている。尚、図2中11は新気を冷却するインタークーラで、12はEGRガスを冷却するEGRクーラである。
図1に示すように、前記バタフライ弁9には、その非作動時(図中実線参照)における上面側にバネ等により閉弁付勢されたリリーフ弁(排圧調整弁)13が取り付けられ、前記バタフライ弁9の閉作動時(図中二点鎖線参照)に、当該リリーフ弁13において排気圧力(荷重)に応じた絞り量(変位)が得られることを利用して、排気圧力が所定範囲内に調整されるようになっている。
そして、前記リリーフ弁13の弁体13aが着座する、前記バタフライ弁9における弁口(排圧調整通路)9a周囲の弁座部に環状の隆起部(実質的な弁座)14が設けられ、前記弁体13aが隆起部14に着座した時には当該隆起部14の外周に全周に亙って空間イが形成されるようになっている。即ち、弁体13a側の方が弁座部(隆起部14の外側縁)から外側に張り出して(突出して)形成されている。言い換えれば、前記弁体13aが隆起部14の全周において外周縁よりも外側に延びている。尚、図示例では、隆起部14がバタフライ弁9と別体に形成されているが、一体に形成しても良い。また、図示例では、弁体13aが単一の部材で構成されているが、複数の部材で構成しても良い。
このように構成されるため、前記バタフライ弁9が閉作動して排気管8内の圧力が上昇されることで、排気系(燃焼室〜排気管)内での未燃物と酸素の反応促進により有害物質の排出が低下されると共に、排気管8に介装した排気浄化触媒10の早期活性が図られる。また、前記バタフライ弁9の閉作動時に、リリーフ弁13が排気圧力(荷重)に応じて開閉することにより、排気圧力が所定範囲内に調整されるのは前述した通りである。
そして、本実施例では、バタフライ弁9の弁座部に隆起部14が形成され、リリーフ弁13の弁体13aが隆起部14に着座した時には、当該隆起部14の外周に全周に亙って空間イが形成されるようになっている。
そのため、バタフライ弁9の非作動時(つまり、バタフライ弁9の開弁時を示すもので、その閉弁時より期間が長い)には、リリーフ弁13が長期間閉弁されることになるが当該リリーフ弁13によるシール部において付着物(バタフライ弁9やリリーフ弁13の脱離メッキや燃料中の硫黄等)が堆積しにくく、付着物の堆積は隆起部14の外周下方部分に生じるのみである。従って、弁体13a下方に付着物が堆積するのが抑制されるので、リリーフ弁13の耐固着性が向上される。
以下に、実施例1の変形例について説明する。
表面張力の影響により、当該弁体13a下方に付着物が少量堆積する場合は、隆起部14の上端外周にRを付ける等で角取りを行うことが好ましい。例えば、図3に示すように、隆起部14の外側側壁において、上端側に向かって張り出す曲面14aを設けている。尚、図3の曲面に代えて傾斜面でも良い。また、図4に示すように、隆起部14の内側及び外側側壁において、上端側に向かって張り出す傾斜面14bを夫々設けている。尚、図4の傾斜面に代えて曲面でも良い。結果的に、これら変形例では、隆起部14の上端面の面積が、実施例1に比べて拡大されている。
従って、上述の変形例においては、隆起部14に上述の曲面14a又は傾斜面14bを設けることによって、隆起部14の上端における付着物の堆積を防止することができる。
表面張力の影響により、当該弁体13a下方に付着物が少量堆積する場合は、隆起部14の上端外周にRを付ける等で角取りを行うことが好ましい。例えば、図3に示すように、隆起部14の外側側壁において、上端側に向かって張り出す曲面14aを設けている。尚、図3の曲面に代えて傾斜面でも良い。また、図4に示すように、隆起部14の内側及び外側側壁において、上端側に向かって張り出す傾斜面14bを夫々設けている。尚、図4の傾斜面に代えて曲面でも良い。結果的に、これら変形例では、隆起部14の上端面の面積が、実施例1に比べて拡大されている。
従って、上述の変形例においては、隆起部14に上述の曲面14a又は傾斜面14bを設けることによって、隆起部14の上端における付着物の堆積を防止することができる。
図5は本発明の実施例2を示す排圧上昇装置の断面図である。
これは、バタフライ弁9自体にリリーフ弁13を取り付けた実施例1と異なり、実施例1における排気管8に、バタフライ弁(排圧上昇弁)9をバイパスするバイパス通路20を設け、このバイパス通路20をバネ15により下向きに閉弁付勢されたリリーフ弁(排圧調整弁)13で開閉することで、排気圧力を所定範囲内に調整するようにした例である。
そして、前記リリーフ弁13の弁体13aが着座する、前記バイパス通路20における弁口(排圧調整通路)20a周囲の弁座部に環状の隆起部(実質的な弁座)14が設けられ、前記弁体13aが隆起部14に着座した時には、隆起部14の外方に位置した弁体13a外周部の下方に凹状の空間イが隆起部14外周の全周に亙って形成されるようになっている。即ち、弁体13a側の方が弁座部(隆起部14の外側縁)から外側に張り出して(突出して)形成されている。言い換えれば、前記弁体13aが隆起部14の全周において外周縁よりも外側に延びている。図示例では、隆起部14がバイパス通路20壁と一体に形成されているが、別体に形成しても良い。
この実施例においても、バタフライ弁9の非作動時には、リリーフ弁13が長期間閉弁されることになるが、当該リリーフ弁13によるシール部において付着物(リリーフ弁13の脱離メッキや燃料中の硫黄等)が堆積しにくく、付着物の堆積は隆起部14の外周下方部分に生じるのみである。従って、弁体13a上方に付着物が堆積するのが抑制されるので、リリーフ弁13の耐固着性が向上される。
更に、表面張力の影響により、当該弁体13a下方に付着物が少量堆積する場合は、隆起部14の上端外周にRを付ける等で角取りを行うことが好ましい。即ち、上述の実施例1の変形例である図3及び図4に示すように、隆起部14の上端部に外側に張り出す曲面、又は傾斜面を設けても良い。
従って、上述の変形例においても、隆起部14の上端における付着物の堆積を防止することができる。
従って、上述の変形例においても、隆起部14の上端における付着物の堆積を防止することができる。
図6は本発明の実施例3を示す排圧上昇装置の断面図である。
これは、実施例1におけるリリーフ弁(排圧調整弁)13がバタフライ弁(排圧上昇弁)9の非作動時(図中実線参照)における下面側に取り付けられた排圧上昇装置において、リリーフ弁13側に環状の隆起部14を付設し、リリーフ弁13の弁体13aが閉じる際には、バタフライ弁9の弁口9a周囲の弁座部に隆起部14が着座するようにした例である。即ち、弁座部(バタフライ弁9)側の方が弁体13a(隆起部14の外側縁)から外側に張り出して(突出して)形成されている。言い換えれば、前記弁座部が隆起部14の全周において外周縁よりも外側に延びている。尚、図示例では、隆起部14が弁体13aと別体に形成されているが、一体に形成しても良い。また、図示例では、弁体13aが単一の部材で構成されているが、複数の部材で構成しても良い。
この実施例においても、バタフライ弁9の非作動時には、リリーフ弁13が長期間閉弁されることになるが、隆起部14の外周に全周に亙って空間イが形成され、当該リリーフ弁13によるシール部において付着物(バタフライ弁9やリリーフ弁13の脱離メッキや燃料中の硫黄等)が堆積しにくく、付着物の堆積は隆起部14の外周下方部分に生じるのみである。従って、弁体13a上方に付着物が堆積するのが抑制されるので、リリーフ弁13の耐固着性が向上される。
更に、表面張力の影響により、当該弁座部下方に付着物が少量堆積する場合は、隆起部14の上端外周にRを付ける等で角取りを行うことが好ましい。即ち、上述の実施例1の変形例である図3及び図4に示すように、隆起部14の上端部に外側に張り出す曲面、又は傾斜面を設けても良い。
従って、上述の変形例においても、隆起部14の上端における付着物の堆積を防止することができる。
従って、上述の変形例においても、隆起部14の上端における付着物の堆積を防止することができる。
図7は本発明の実施例4を示す排圧上昇装置の断面図である。
これは、実施例2におけるバタフライ弁(排圧上昇弁)9をバイパスするバイパス通路20が排気管8の下部に形成され、このバイパス通路20をバネ15により上向きに閉弁付勢されたリリーフ弁(排圧調整弁)13で開閉することで、排気圧力を所定範囲内に調整するようにした例である。
そして、前記リリーフ弁13側に環状の隆起部14を付設し、リリーフ弁13の弁体13aが閉じる際には、バイパス通路20の弁口20a周囲の弁座部に隆起部14が着座するように構成され、当該着座時には、隆起部14の外周にその全周に亙って凹状の空間イが形成されるようになっている。即ち、弁座部(バイパス通路20)側の方が弁体13a(隆起部14の外側縁)から外側に張り出して(突出して)形成されている。言い換えれば、前記弁座部が隆起部14の全周において外周縁よりも外側に延びている。図示例では、隆起部14が弁体13aと一体に形成されているが、別体に形成しても良い。
この実施例においても、バタフライ弁9の非作動時には、リリーフ弁13が長期間閉弁されることになるが、当該リリーフ弁13によるシール部において付着物(リリーフ弁13の脱離メッキや燃料中の硫黄等)が堆積しにくく、付着物の堆積は隆起部14の外周下方部分に生じるのみである。従って、弁体13a上方に付着物が堆積するのが抑制されるので、リリーフ弁13の耐固着性が向上される。
更に、表面張力の影響により、当該弁体13a下方に付着物が少量堆積する場合は、隆起部14の上端外周にRを付ける等で角取りを行うことが好ましい。即ち、上述の実施例1の変形例である図3及び図4に示すように、隆起部14の上端部に外側に張り出す曲面、又は傾斜面を設けても良い。
従って、上述の変形例においても、隆起部14の上端における付着物の堆積を防止することができる。
従って、上述の変形例においても、隆起部14の上端における付着物の堆積を防止することができる。
尚、本発明は上記各実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、各種変更が可能であることは言うまでもない。また、本発明は、ガソリンエンジンに対しても適用可能である。また、上記各実施例では、リリーフ弁及び弁座部の接合面が水平方向と略平行に配置された排圧上昇装置に基づいて説明したが、この限りではない。即ち、リリーフ弁及び弁座部の当接面が水平方向に対して傾斜配置されているときにも適用可能であり、上記各実施例と同様の効果を奏することができる。
1 エンジン、2 エアクリーナ、3 ターボ過給機、5 燃料噴射弁、6 EGR通路、7 EGR制御弁、8 排気管、9 バタフライ弁、9a 弁口、10 排気浄化触媒、11 インタークーラ、12 EGRクーラ、13 リリーフ弁、13a 弁体、14 隆起部、14a 曲面、14b 傾斜面、15 バネ、20 バイパス通路、20a 弁口、イ 空間。
Claims (7)
- 排気系に設けられ、排気圧力を上昇可能な排圧上昇弁と、
該排圧上昇弁の閉作動時に排気圧力を調整可能な排圧調整弁と、
該排圧調整弁の閉作動時に該排圧調整弁が着座する弁座部とを備え、
上記排圧調整弁及び上記弁座部の何れか下方に位置する一方に上方に指向する隆起部を設けると共に、該排圧調整弁が上記弁座部に着座した状態で、上記排圧調整弁及び上記弁座部の他方が上記隆起部の外側縁から外側に張り出して形成されていることを特徴とする内燃機関の排圧上昇装置。 - 上記排圧調整弁が上記弁座部に着座している状態で、上記隆起部の外周部において、上記排圧調整弁側及び上記弁座部側の間に空間が形成されること特徴とする請求項1記載の内燃機関の排圧上昇装置。
- 上記排圧上昇弁は、該排圧上昇弁の閉作動時に上記排気をリリーフ可能な排圧調整通路を有し、
上記排圧調整弁は、上記排圧調整通路を開閉可能に上記排圧上昇弁に配置され、
上記排圧調整弁又は上記弁座部において、上記排圧上昇弁の非作動時に上下方向の下方に位置する側に隆起部を設けることにより上記空間が形成されることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の排圧上昇装置。 - 上記排気系に、上記排圧上昇弁の上流側と下流側とを連通すると共に該排圧上昇弁の閉作動時に上記排気をリリーフ可能なバイパス通路が形成され、
上記排圧調整弁は、上記バイパス通路を開閉可能に上記排気系に配置され、
上記排圧調整弁又は上記弁座部において、上下方向の下方に位置する側に隆起部を設けることにより上記空間が形成されることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の排圧上昇装置。 - 上記排圧調整弁及び上記弁座部の何れか下方に位置する側に上記排圧調整通路に対応する環状の隆起部を設けることにより、上記空間が上記隆起部の外周部全周に亙って形成されることを特徴とする請求項3記載の内燃機関の排圧上昇装置。
- 上記排圧調整弁及び上記弁座部の何れか下方に位置する側に上記バイパス通路に対応する環状の隆起部を設けることにより、上記空間が上記隆起部の外周部全周に亙って形成されることを特徴とする請求項4記載の内燃機関の排圧上昇装置。
- 上記隆起部は、その側壁部において上端に向かって張り出す曲面又は傾斜面を設けたことを特徴とする請求項3、4、5又は6記載の内燃機関の排圧上昇装置。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061127 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061205 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070403 |