JP2005324274A - 裏座ぐり・面取り加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの損傷を防止するとともに、高精度の寸法で裏座ぐり・面取り加工を行うことができる裏座ぐり・面取り加工装置を提供することを目的とする。
【解決手段】シャンク6を、二股に割れて外径がワークWの下孔D内径と略同径の先端形状とし、二股に割れた部位が径方向に弾性変形自在となるフリー状態と、二股に割れた部位が弾性変形するのを規制するセット状態とに変更自在なシャンクとしている。そして、この装置は、シャンクの回転制御を行う回転制御部12と、シャンクを下孔の裏側まで挿入する3次元移動制御部16と、シャンクのフリー状態或いはセット状態を認識するシャンク認識手段8と、シャンクの先端が下孔の裏側まで挿入されたことを確認し、且つシャンクがセット状態であることを認識したときに、回転制御部に回転指令を送り、同時に3次元移動制御部にシャンクを上方移動させる移動指令を送るインターロック制御部14とを備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ワークに設けた下孔に切削工具のシャンクを挿入し、このシャンクの先端に設けた刃物を前記下孔の裏側の加工すべき位置に配置し、前記シャンクを回転させながら上方移動することで前記下孔の裏座ぐり、或いは面取り加工を行う加工装置に関する。
従来、例えばNC加工機のような工作機械では、ワークに孔加工を施した後、その孔の座ぐり加工や面取り加工を行う際に、種々の形式の加工装置が実用化されている。
例えば非特許文献1には、孔のバリ取りや面取り加工を行う工具(バーオフツール(登録商標))が記載されている。この工具は、先端から基端側にスリットを設けて二股に割れ、先端の外周に刃物を一体化したものである。そして、この工具の基端部をNC加工機の回転主軸に装着し、工具を回転させながらワークの表側の孔に向けて移動していくことで、孔の表のバリ取りや面取りを行うことができる。また、回転を停止した工具をワークの孔に通過して刃物を裏側の孔の周縁に配置した後、工具を回転させると、孔の裏のバリ取りや面取りを行うことができる。
(株)極東マシンツール、FAR EAST MACHINE TOOL、[online]、[平成16年4月27日検索],インターネット<URL:http://www.far-eastmachinetool.com/p_index.html>
ところで、非特許文献1の工具は、ワークの孔を通過する際には、二股に割れた部分が径方向内方に弾性変形するので孔の内面に疵等を付けるおそれがない。
しかし、孔の表裏のバリ取りや面取り加工を行う際には、ワークとの接触により二股に割れた部分が径方向内方に弾性変形したり、周方向に弾性的な捩れを生じる。したがって、非特許文献1の工具を使用すると、高精度の寸法で孔のバリ取りや面取り加工ができない。
そこで、本発明は、従来の問題に鑑みてなされたものであり、ワークの損傷を防止するとともに、高精度の寸法で裏座ぐり・面取り加工を行うことができる裏座ぐり・面取り加工装置を提供することを目的とする。
本発明の裏座ぐり・面取り加工装置は、ワークに設けた下孔に切削工具のシャンクを上方から挿入して前記シャンクの先端側に設けた刃物を前記下孔の裏側の加工すべき位置に配置し、前記シャンクを回転させながら上方移動することで前記下孔の裏座ぐり、或いは面取り加工を行う加工装置において、前記シャンクの先端側を、先端から基端側にスリットを設けて二股に割れ、且つ外径が前記下孔の内径と略同径の形状とし、前記二股に割れた部位が径方向に弾性変形自在となるフリー状態と、前記二股に割れた部位が弾性変形するのを規制するセット状態とに変更自在なシャンクとするとともに、前記シャンクの回転制御を行う回転制御部と、前記シャンクを前記下孔の上方において水平方向及び下方に移動させ、回転が停止して前記フリー状態となっている前記シャンクを前記下孔の裏側まで挿入する3次元移動制御部と、前記シャンクが前記フリー状態或いは前記セット状態のいずれの状態になっているのか認識するシャンク認識手段と、前記3次元移動制御部が前記シャンクの先端を前記下孔の裏側まで挿入したことを確認し、且つシャンク認識手段が前記シャンクの前記セット状態を認識したときに、前記回転制御部に回転指令を送り、同時に前記3次元移動制御部に前記シャンクを上方移動させる移動指令を送るインターロック制御部とを備えている装置である。
また、他の裏座ぐり・面取り加工装置として、ワークに設けた下孔に切削工具のシャンクを上方から挿入して前記シャンクの先端側に設けた刃物を前記下孔の裏側の加工すべき位置に配置し、前記シャンクを回転させながら上方移動することで前記下孔の裏座ぐり、或いは面取り加工を行う加工装置において、前記シャンクの先端側を、先端から基端側にスリットを設けて二股に割れ、且つ外径が前記下孔の内径より小径の形状とし、前記二股に割れた部位が径方向に弾性変形自在となるフリー状態と、前記二股に割れた部位が弾性変形するのを規制するセット状態とに変更自在なシャンクとするとともに、前記シャンクの回転制御を行う回転制御部と、前記シャンクを前記下孔の上方において水平方向及び下方に移動し、前記フリー状態となっている前記シャンクを前記回転制御部により回転させながら前記下孔の裏側まで挿入する3次元移動制御部と、前記シャンクが前記フリー状態或いは前記セット状態のいずれの状態になっているのか認識するシャンク認識手段と、前記3次元移動制御部が前記シャンクの先端を前記下孔の裏側まで挿入したことを確認し、且つシャンク認識手段が前記シャンクの前記セット状態を認識したときに、前記3次元移動制御部に前記シャンクを上方移動させる移動指令を送るインターロック制御部とを備えた装置もある。
ここで、前記シャンクを中空部材とし、このシャンクの中空部にセット軸を移動自在に挿入し、このセット軸の先端が前記二股に割れた部位の内側まで移動すると、前記二股に割れた部位が径方向内方及び周方向に弾性変形するのを規制して前記シャンクを前記セット状態とすることが好ましい。
また、前記切削工具は、回転主軸に着脱自在に装着されている工具本体と、この工具本体に一体に設けた前記シャンクと、前記シャンクが前記フリー状態、或いは前記セット状態となるように前記セット軸を移動させるセット軸移動機構とを備えており、前記セット軸移動機構は、前記工具本体内に配置され、流体圧を駆動源としてピストンを直線運動させる流体圧シリンダを備え、前記ピストンの運動方向の一端に前記セット軸が連結していることが好ましい。
さらに、前記シャンク認識手段は、前記ピストンが直線運動するときの位置を検出するセンサであることが好ましい。
さらにまた、前記セット軸に、前記流体圧シリンダに供給される流体の一部を前記シャンクの刃物側に流す流体通路を設けることが好ましい。
本発明の請求項1記載の裏座ぐり・面取り加工装置によると、先端から基端側にスリットを設けて二股に割れた部位を有するシャンクをフリー状態とすると、ワークに設けた下孔に挿通する際には二股に分かれた部位が径方向に弾性変形するので、下孔の内面の損傷を防止することができる。
また、シャンクをセット状態とすると、二股に割れた部位の弾性変形が規制されて先端に形成した刃物が径方向に移動しないので、高精度の寸法で裏座ぐり・面取り加工を行うことができる。
また、シャンクがセット状態となって刃物が加工可能となっていることをインターロック制御部で管理できるので、裏座ぐりや面取り加工の自動運転を行うことができる。
さらに、フリー状態のシャンクは回転しないので、フリー状態のシャンクをワークの下孔に通す際に、径方向に弾性変形自在で、回転方向に捩れやすい二股に割れた部位が回転し、下孔の内面に疵等を付けてしまうなどの誤った動作を未然に防止することができる。
一方、請求項2記載の裏座ぐり・面取り加工装置によると、先端から基端側にスリットを設けて二股に割れた部位を有するシャンクをフリー状態とすると、ワークに設けた下孔に挿通する際には、二股に分かれた部位が下孔の内径より小径の形状となっているので下孔の内面に接触せず、下孔の内面の損傷を防止することができる。
また、シャンクは、下孔の裏側まで挿入する際にも常に回転しており、短時間で下孔の裏座ぐり、或いは面取り加工を開始することができるので、加工時間の短縮を図ることができる。
以下、本発明に係る裏座ぐり・面取り加工装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る裏座ぐり・面取り加工装置の概略を示す図であり、図2から図5は、本装置を構成する第1実施形態の切削工具を示す図であり、図6は、本装置が行う裏座ぐり加工の手順を示すフローチャートである。
図1に示すように、本装置は、回転主軸2に着脱自在に取り付けた切削工具4と、切削工具4のシャンク6が後述するフリー状態かセット状態かを認識する光電スイッチ8と、光電スイッチ8が検出した情報が入力する制御部10とを備えている。光電スイッチ8は、回転主軸2を回転自在に支持している非回転部18に設置されている。
切削工具4は、図2及び図3に示すように、回転主軸2のテーパ孔2aに嵌まり込むアーバ20aが一端側に設けられている工具本体20と、この工具本体20の他端側に一体に連結している棒状のシャンク6とで構成されている。
切削工具4の内部には流体圧シリンダ26が設けられている。この流体圧シリンダ26は、シリンダ室26aを直線方向(図2の上下方向)に移動するピストン26bと、入力ポート26cから加圧流体が流れ込む加圧室26d(図3参照)と、加圧室26dの容積を減少させる方向にピストン26bを押し付けるリターンスプリング26eとを備えている。
入力ポート26cは、アーバ20aの軸心位置に設けた流体通路28と連通しており、この流体通路28には、クーラント液供給装置(図示せず)からクーラント液が供給されるようになっている。
工具本体20にはシリンダ室26aに通じる長孔20bがピストン26bの移動方向に長軸側を向けて形成されている。そして、工具本体20の外周に外筒部材30が外挿されており、この外筒部材30が、長孔20bを通過してピストン26bの外周に固定した連結ネジ32の頭部に固定されている。
外筒部材30の外周には、光電スイッチ8からの位置検出光が当たる反射面30aが設けられているとともに、この反射面30aを含む外周が、クロムメッキ処理等により光の反射率が高い表面形状となっている。
一方、シャンク6は、図4にも示すように、工具本体20の他端側に受け金34を介して固定されている中空形状のシャンク本体36と、このシャンク本体36の中空部に挿入されてシャンク本体36の先端側まで移動自在なセット軸38とで構成されている。
シャンク本体36は、図5にも示すように、先端から基端側にスリットを入れて互いに平行に二股に割れた横断面略半月形状の二股部36aを設けており、その二股部36aの先端外周に刃物36bが一体に形成されている。そして、二股部36aの外径は、図1で示しているワークWの下孔Dの内径と略同径に設定されている。
セット軸38は、上端がピストン26bの移動方向の下端に同軸に連結されており、下端側がシャンク本体36の中空部に挿入されている。セット軸38の下端側の外形は、図5に示すように、二股部36aの対向面に当接する横断面矩形状となっている。そして、セット軸38には、一端が軸上部で開口し、他端が軸の下端側の外周で開口する流体通路38aが設けられており、この流体通路38aは、ピストン26bの軸心位置に設けたピストン流体通路26fと連通している。
そして、流体圧シリンダ26の加圧室26dにクーラント液が供給されないときには、図2に示すように、ピストン26bがシリンダ室26aの上部に位置し、ピストン26bの下端に連結しているセット軸38の先端がシャンク本体36の二股部36aの基端側に位置する。この状態は、シャンク本体36の二股部36aが径方向に弾性変形自在となるので、この状態をシャンク6のフリー状態と称する。
また、流体圧シリンダ26の加圧室26dにクーラント液が供給されると、図3に示すように、ピストン26bがシリンダ室26aの下部に移動していくと同時に、下方に移動したセット軸38の先端がシャンク本体36の二股部36aの先端側に位置する。この状態では、セット軸38の横断面矩形状とした先端がシャンク本体36の二股部36aの内側の平面に当接するので、二股部36aの径方向内方への弾性変形が規制されるとともに、シャンク本体36が回転したときの二股部36aの捩れも規制される。よって、この状態をシャンク6のセット状態と称する。
そして、ピストン26bとともにセット軸38が二股部36aの基端側の位置、或いは先端側まで移動すると、ピストン26bに連結した外筒部材30も移動するので、その外筒部材30の反射面30aに位置検出光を照射している光電スイッチ8が外筒部材30の位置を認識し、制御部10に対してシャンク6のフリー状態、或いはセット状態の情報を出力する。
前述した制御部10は、図1に示すように、回転制御部12、インターロック制御部14及び3次元移動制御部16とを備えている。
回転制御部12は、切削工具4が装着している回転主軸2に対して回転力を伝達する回転駆動部(図示せず)の駆動制御を行う装置である。
また、3次元移動制御部16は、切削工具4のシャンク6がワークWに設けた下孔Dの上方に位置するように切削工具4が装着している回転主軸2を水平方向に移動させ、或いはシャンク6が上方、下方に位置するように回転主軸2を上下移動させる主軸移動部(図示せず)を制御する装置である。
また、インターロック制御部14は、シャンク6の移動位置を3次元移動制御部16により確認し、シャンク6のフリー状態、或いはセット状態を光電スイッチ8により認識し、シャンク6が加工すべき位置まで移動し、シャンク6がセット状態となったときだけ、加工指令(回転制御部12に回転指令を送り、3次元移動制御部16に上方移動の指令)を送るインターロック手段である。
なお、光電スイッチ8が本発明のシャンク認識手段に相当している。
次に、本装置が、図1で示すワークWの下孔Dに対して裏座ぐり加工を施す手順について、図6のフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、3次元移動制御部16の水平移動制御により切削工具4のシャンク6をワークWに設けた下孔Dの上方に位置させる(ステップS2)。
次いで、3次元移動制御部16の下方移動制御によりシャンク6をワークWの下孔D内を通過させる(ステップS4)。
この際、シャンク6の二股部36aは径方向に弾性変形自在となっているので、下孔Dの内周面に刃物36bが接触しても疵等が発生しない。
また、シャンク6をワークWの下孔D内を通過させるときには、インターロック制御部14が、シャンク6が加工すべき位置まで移動していないことを確認し、しかもシャンク6がフリー状態であることを認識しているので、加工指令を送出しない。
次いで、クーラント液供給装置のクーラント液を、流体通路28、入力ポート26cを介して流体圧シリンダ26の加圧室26dに供給する。この動作を行うと、ピストン26bがリターンスプリング26eのばね力に対抗しながら下方向に移動する。ピストン26bが下方向に移動すると、セット軸38の先端がシャンク本体36の二股部36aの先端側に位置し、シャンク6がセット状態となる(ステップS6)。
このとき、インターロック制御部14は、3次元移動制御部16の情報によりシャンク6が加工すべき位置まで移動していることを確認し、光電スイッチ8の情報によりシャンク6がセット状態であることを認識しているので、回転制御部12に回転指令を送ることでシャンク6を回転させ、3次元移動制御部16に上方移動の指令を送ることでシャンク6の刃物36bをワークWの下孔Dの裏面側に当てて加工を開始する(ステップS8)。
この際、シャンク6は、セット軸38の横断面矩形状とした先端がシャンク本体36の二股部36aの内側の平面に当接するので、二股部36aの径方向内方への弾性変形が規制され、しかもシャンク本体36が回転したときの二股部36aの捩れも規制される。これにより、シャンク6の刃物36bが径方向及び周方向に移動しないので、高精度の寸法で所定深さの裏座ぐり加工が施される。
また、加圧室26dに流れ込んだクーラント液の一部は、ピストン流体通路26f、セット軸38に設けた流体通路38aを通過してシャンク6の先端に設けた刃物36bに流れるので、刃物36bの切削時の冷却が行われる。
そして、裏座ぐり加工が終了すると、3次元移動制御部16の下方移動制御によりシャンク6の刃物36bをワークWの下孔Dの裏面から離間し、回転制御部12の停止動作を行うとともに、加圧室26dのクーラント液を抜く操作を行う(ステップS10)。
加圧室26dのクーラント液を抜く操作を行うと、リターンスプリング26eのばね力でピストン26bが元の上方位置に移動していき、シャンク6がフリー状態となる。
次いで、3次元移動制御部16の上方移動制御によりシャンク6をワークWの下孔Dから抜いていく(ステップS12)。
この際、シャンク6が上方移動する場合にも二股部36aが径方向に弾性変形自在となっているので、下孔Dの内周面に刃物36bが接触しても疵等を発生させずにシャンク6をワークWの下孔Dから引き抜くことが可能となる。
したがって、本実施形態の装置は、以下の効果を得ることができる。
第1の効果として、インターロック制御部14が、シャンク6が加工可能な状態であることを確実に管理しているので、すなわち、3次元移動制御部16の情報によりシャンク6が加工すべき位置まで移動していることを確認し、光電スイッチ8の情報によりシャンク6がセット状態であることを認識しているので、裏座ぐり加工時のミスを確実に防止することができるとともに、裏座ぐり加工の自動運転を容易に行うことができる。
第2の効果として、インターロック制御部14によって、フリー状態となったシャンク6の回転を停止しているので、フリー状態のシャンク6がワークWの下孔Dに通る際に、径方向に弾性変形自在で回転方向に捩れやすい二股部36aが回転し、下孔Dの内面に疵等を付けてしまうなどの誤った動作を未然に防止することができる。
第3の効果として、セット軸38の先端がシャンク本体36の二股部36aの先端側に移動すると、そのセット軸38の先端が二股部36aの径方向内方への弾性変形を規制し、二股部36aの先端外周に形成した刃物36bの径方向の移動を規制するので、高精度の寸法で所定深さの裏座ぐり加工を行うことができる。
第4の効果として、セット軸38の横断面矩形状とした先端がシャンク本体36の二股部36aの内側の平面に当接するので、二股部36aの径方向内方への弾性変形が規制され、シャンク本体36が回転したときの二股部36aの捩れも同時に規制され、さらに高精度の寸法で所定深さの裏座ぐり加工を行うことができる。
第5の効果として、流体圧シリンダ26の加圧室26dにクーラント液が供給されると、ピストン26bがシリンダ室26aの下部に移動していくと同時に、下方に移動したセット軸38の先端がシャンク本体36の二股部36aの先端側に移動するようにしているので、セット軸38の移動機構を簡単な構造で行うことができる。
第6の効果として、ピストン26bに連結している外筒部材30の上下方向の位置を光電スイッチ8が認識することで、シャンク本体36のフリー状態、或いはセット状態を容易に判断することができ、装置の簡便化を図ることができる。
第7の効果として、加圧室26dに流れ込んだクーラント液の一部は、ピストン流体通路26f、セット軸38に設けた流体通路38aを通過してシャンク6の先端に設けた刃物36bに流れるので、刃物36bの切削時の冷却を確実に行うことができる。
次に、図7に示すものは、本発明に係る第2実施形態を示すものである。なお、図1から図6で示した構成と同一構成部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のシャンク40は、中空形状のシャンク本体42と、このシャンク本体42の中空部に挿入されてシャンク本体42の先端側まで移動自在なセット軸38とで構成されている。
シャンク本体42は、先端から基端側にスリットを入れることにより二股部42aを設けているが、セット軸38の先端が二股部42aの基端部に位置しているとき、すなわち、フリー状態のときには、図7(a)に示すように、二股部42aの先端が近接して先細り状態となっている。つまり、二股部42aの外径は、図1で示したワークWの下孔Dの内径より小径に設定されている。
また、セット軸38の先端が二股部42aの先端側まで移動すると、すなわち、セット状態のときには、図7(b)に示すように、二股部42aが径方向外方に弾性変形して互いに平行に離間する。
ここで、本実施形態の制御部10は、3次元移動制御部16の水平移動制御によりシャンク42がワークWに設けた下孔Dの上方に位置しているときに、回転制御部12の回転指令によりシャンク40を回転させている。
そして、図1に示したワークWの下孔Dに対して裏座ぐり加工を施す際には、3次元移動制御部16の下方移動制御により、回転しているシャンク40をワークWの下孔D内を通過させる。この際、二股部42aの外径がワークWの下孔Dの内径より小径に設定されているので、下孔Dの内周面に刃物42bが接触しない。
次いで、クーラント液供給装置のクーラント液を流体圧シリンダ26の加圧室26dに供給してシャンク40をセット状態とすると、インターロック制御部14は、3次元移動制御部16の情報によりシャンク40が加工すべき位置まで移動していることを確認し、光電スイッチ8の情報によりシャンク40がセット状態であることを認識することで、3次元移動制御部16に上方移動の指令を送り、シャンク40の刃物42bをワークWの下孔Dの裏面側に当てて加工を開始する。この際、シャンク40は、セット軸38の横断面矩形状とした先端がシャンク本体42の二股部42aの内側の平面に当接するので、二股部42aの径方向内方への弾性変形が規制され、しかもシャンク本体42が回転したときの二股部42aの捩れも規制される。これにより、シャンク40の刃物42bが径方向及び周方向に移動しないので、高精度の寸法で所定深さの裏座ぐり加工が施される。
このように、本実施形態の装置も、インターロック制御部14が、シャンク40が加工可能な状態であることを確実に管理しているので、裏座ぐり加工時のミスを確実に防止することができるとともに、裏座ぐり加工の自動運転を容易に行うことができる。
また、シャンク40をワークWの下孔D内を通過させる際には、下孔Dの内周面に刃物42bが接触せず、下孔Dの内周面の疵の発生を確実に防止することができるという効果を奏することができる。
そして、シャンク40は、ワークWの下孔D内を通過する際にも常に回転しており、短時間で下孔Dの裏座ぐり加工を開始することができるので、加工時間の短縮を図ることができる。
次に、図8から図10に示すものは、本発明の装置を構成する第3実施形態の切削工具を示す図である。なお、図1から図5で示した第1実施形態の構成と同一構成部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の切削工具104は、図8に示すように、回転主軸2のテーパ孔2aに嵌まり込むアーバ120aが一端側に設けられている工具本体120と、この工具本体120の他端側に一体に連結している棒状のシャンク106とで構成されている。
切削工具104の内部には流体圧シリンダ126が設けられている。この流体圧シリンダ126は、シリンダ室126aを直線方向(図8の上下方向)に移動するピストン126bと、入力ポート126cからピストン126bに設けたピストン流体通路126f,126gを通過した加圧流体が流れ込む加圧室126dと、加圧室126dの容積を減少させる方向にピストン126bを押し付けるリターンスプリング126eとを備えている。
工具本体120にはシリンダ室126aに通じる長孔120bがピストン126bの移動方向に長軸側を向けて形成されている。そして、工具本体120の外周に外筒部材130が外挿されており、この外筒部材130が、長孔120bを通過してピストン126bの外周に固定した連結ネジ32の頭部に固定されている。
外筒部材130の外周には、光電スイッチ8からの位置検出光が当たる反射面130aが設けられているとともに、この反射面130aを含む外周が、クロムメッキ処理等により光の反射率が高い表面形状となっている。
一方、シャンク106は、図10にも示すように、工具本体120の他端側に受け金134を介して固定されている中空形状のシャンク本体136と、このシャンク本体136の中空部に挿入されてシャンク本体136の先端から突出しているセット軸138とで構成されている。
シャンク本体136は、先端から基端側にスリットを入れて二股に割れた二股部136aを設けており、その二股部136aの先端側外周に刃物136bが一体に形成されている。そして、二股部136aの外径は、図1で示したワークWの下孔Dの内径より小径に設定されている。
セット軸138は、上端がピストン126bの移動方向の下端に同軸に連結されており、下端側がシャンク本体136の中空部に挿入されている。セット軸138の下端部は拡径した形状となっており、二股部136aの互いに対向している傾斜平面に当接する傾斜平面138bが設けられている。また、セット軸138には、一端が軸上部で開口し、他端が軸の下端側の外周で開口する流体通路138aが設けられており、この流体通路138aは、流体圧シリンダ126の加圧室126dと連通している。
そして、流体圧シリンダ126の加圧室126dにクーラント液が供給されないときには、図8に示すように、ピストン126bがシリンダ室126aの下部に位置し、ピストン126bの下端に連結しているセット軸138の先端がシャンク本体136の二股部136aから突出した状態となっている。この状態は、シャンク本体136の二股部136aが径方向に弾性変形自在となるので、シャンク106のフリー状態と称する。
また、流体圧シリンダ126の加圧室126dにクーラント液が供給されると、図9に示すように、ピストン126bがシリンダ室126aの上部に移動していくと同時に、上方に移動したセット軸138の下端部がシャンク本体136の二股部136aの先端側を径方向外方に押し広げ、二股部136aの先端側の外径がワークWの下孔Dの内径より大径となる。この状態では、セット軸138の傾斜平面138bがシャンク本体136の二股部136aの内側の傾斜平面に当接するので、二股部136aの径方向内方への弾性変形が規制されるとともに、シャンク本体136が回転したときの二股部136aの捩れも規制される。よって、この状態をシャンク106のセット状態と称する。
そして、ピストン126bとともにセット軸138が二股部136aから突出、或いは二股部136aの内部まで移動すると、ピストン126bに連結した外筒部材130も移動するので、その外筒部材130の反射面130aに位置検出光を照射している光電スイッチ8が外筒部材130の位置を認識し、制御部10にシャンク106のフリー状態、或いはセット状態の情報を出力する。
ここで、本実施形態の制御部10は、第2実施形態と同様に、3次元移動制御部16の水平移動制御によりシャンク106がワークWに設けた下孔Dの上方に位置しているときには、回転制御部12の回転指令によりシャンク106を回転させている。また、インターロック制御部14は、3次元移動制御部16の情報によりシャンク106が加工すべき位置まで移動していることを確認し、光電スイッチ8の情報によりシャンク106がセット状態であることを認識することで、3次元移動制御部16に上方移動の指令を送り、シャンク106の刃物136bをワークWの下孔Dの裏面側に当てて加工を開始するようになっている。
本装置が、図1で示したワークWの下孔Dに対して裏座ぐり加工を施す際には、3次元移動制御部16の水平移動制御により切削工具104のシャンク106をワークWに設けた下孔Dの上方に位置させる。
次いで、3次元移動制御部16の下方移動制御によりシャンク106をワークWの下孔D内を通過させる。この際、回転しているシャンク106の二股部136aは、外径がワークWの下孔Dの内径より小径に設定されているので、下孔Dの内周面に刃物136bが接触しない。
次いで、クーラント液供給装置のクーラント液を、流体通路28、入力ポート126cを介し、流体圧シリンダ126のピストン流体通路126f,126gを介して加圧室126dに供給する。この動作を行うと、ピストン126bがリターンスプリング126eのばね力に対抗しながら上方向に移動する。ピストン126bが上方向に移動すると、セット軸138の先端がシャンク本体136の二股部136aの基端側に移動し、二股部136aの先端部を径方向外方に押し広げてシャンク106をセット状態とする。このとき、二股部136aの先端側の外径がワークWの下孔Dの内径より大径となる。
次いで、3次元移動制御部16の上方移動制御によりシャンク106の刃物136bをワークWの下孔Dの裏面側に当てて裏座ぐり加工を開始する。この際、セット軸138の傾斜平面138bがシャンク本体136の二股部136aの内側の傾斜平面に当接するので、二股部136aの径方向内方への弾性変形が規制され、しかもシャンク本体136が回転したときの二股部136aの捩れも規制される。これにより、刃物136bが径方向及び周方向に移動しないので、高精度の寸法で所定深さの裏座ぐり加工が施される。また、加圧室126dに流れ込んだクーラント液の一部は、セット軸138に設けた流体通路138aを通過してシャンク106の先端に設けた刃物136bに流れるので、刃物136bの切削時の冷却が行われる。
次いで、3次元移動制御部16の下方移動制御によりシャンク106の刃物136bをワークWの下孔Dの裏面から離間し、加圧室126dのクーラント液を抜く操作を行う。加圧室126dのクーラント液を抜く操作を行うと、リターンスプリング126eのばね力でピストン126bが元の下方位置に移動していき、シャンク106がフリー状態となる。このとき、二股部136aの先端側の外径がワークWの下孔Dの内径より小径となる。
次いで、3次元移動制御部16の上方移動制御によりシャンク106をワークWの下孔Dから抜いていく。
したがって、本実施形態の切削工具104を使用すると、以下の効果を得ることができる。
第1の効果として、インターロック制御部14は、光電スイッチ8からの情報に基づいてシャンク106がフリー状態、或いはセット状態であることを確実に管理しているので、裏座ぐり加工時のミスを確実に防止することができる。
第2の効果として、シャンク106がセット状態のときには、セット軸138の下端部がシャンク本体136の二股部136aの先端側を径方向に拡大し、そのセット軸138の傾斜平面138bがシャンク本体136の二股部136aの内側の傾斜平面に当接し、二股部136aの径方向内方への弾性変形を規制し、二股部136aの先端外周に形成した刃物136bの径方向の移動を規制するので、高精度の寸法で所定深さの裏座ぐり加工を行うことができる。また、セット軸138の傾斜平面138bは、シャンク本体136が回転したときの二股部136aの捩れも同時に規制するので、さらに高精度の寸法で所定深さの裏座ぐり加工を行うことができる。
第3の効果として、加圧室126dに流れ込んだクーラント液の一部は、セット軸138に設けた流体通路138aを通過してシャンク106の先端に設けた刃物136bに流れるので、刃物136bの切削時の冷却を確実に行うことができる。そして、第1実施形態で説明した効果も奏することができる。
第4の効果として、シャンク106は、ワークWの下孔D内を通過する際にも常に回転しており、短時間で下孔Dの裏座ぐり加工を開始することができるので、加工時間の短縮を図ることができる。
なお、上述した各実施形態では、流体圧シリンダ26,126にクーラント液を供給するようにしているが、オイルミスト、或いはエアーであっても、同様の作用効果を得ることができる。
また、上記各実施形態では、裏座ぐり加工に施す動作ついて説明したが、面取り加工を施す動作であっても同様の作用効果を奏することができる。
本発明に係る裏座ぐり・面取り加工装置の概略を示す図である。 本発明に係る第1実施形態の切削工具のシャンクがフリー状態となっているのを示す図である。 第1実施形態の切削工具のシャンクがセット状態となっているのを示す図である。 第1実施形態の切削工具のシャンクの構造を詳細に示した図である。 図4のV−V線矢視図である。 本発明に係る裏座ぐり加工の手順を説明したフローチャート図である。 本発明に係る第2実施形態の切削工具のシャンクを示す図である。 本発明に係る第3実施形態の切削工具のシャンクがフリー状態となっているのを示す図である。 第3実施形態の切削工具のシャンクがセット状態となっているのを示す図である。 第3実施形態の切削工具のシャンクの構造を詳細に示した図である。
符号の説明
2 回転主軸
4,104 切削工具
6,106 シャンク
8 光電スイッチ
10 制御部
12 回転制御部
14 インターロック制御部
16 3次元移動制御部
20,120 工具本体
26,126 流体圧シリンダ
26a,126a シリンダ室
26b,126b ピストン
26f,126f,126g ピストン流体通路
26c,126c 入力ポート
26d,126d 加圧室
28 流体通路
30,130 外筒部材
30a,130a 反射面
36,136 シャンク本体
36a,136a 二股部(二股に割れた部位)
36b,136b刃物
38,138 セット軸
38a,138a 流体通路
40 シャンク
42 シャンク本体
42b 刃物
42a 二股部(二股に割れた部位)
138b 傾斜平面
D 下孔
W ワーク

Claims (6)

  1. ワークに設けた下孔に切削工具のシャンクを上方から挿入して前記シャンクの先端側に設けた刃物を前記下孔の裏側の加工すべき位置に配置し、前記シャンクを回転させながら上方移動することで前記下孔の裏座ぐり、或いは面取り加工を行う加工装置において、
    前記シャンクの先端側を、先端から基端側にスリットを設けて二股に割れ、且つ外径が前記下孔の内径と略同径の形状とし、前記二股に割れた部位が径方向に弾性変形自在となるフリー状態と、前記二股に割れた部位が弾性変形するのを規制するセット状態とに変更自在なシャンクとするとともに、
    前記シャンクの回転制御を行う回転制御部と、
    前記シャンクを前記下孔の上方において水平方向及び下方に移動させ、回転が停止して前記フリー状態となっている前記シャンクを前記下孔の裏側まで挿入する3次元移動制御部と、
    前記シャンクが前記フリー状態或いは前記セット状態のいずれの状態になっているのか認識するシャンク認識手段と、
    前記3次元移動制御部が前記シャンクの先端を前記下孔の裏側まで挿入したことを確認し、且つシャンク認識手段が前記シャンクの前記セット状態を認識したときに、前記回転制御部に回転指令を送り、同時に前記3次元移動制御部に前記シャンクを上方移動させる移動指令を送るインターロック制御部と、を備えていることを特徴とする裏座ぐり・面取り加工装置。
  2. ワークに設けた下孔に切削工具のシャンクを上方から挿入して前記シャンクの先端側に設けた刃物を前記下孔の裏側の加工すべき位置に配置し、前記シャンクを回転させながら上方移動することで前記下孔の裏座ぐり、或いは面取り加工を行う加工装置において、
    前記シャンクの先端側を、先端から基端側にスリットを設けて二股に割れ、且つ外径が前記下孔の内径より小径の形状とし、前記二股に割れた部位が径方向に弾性変形自在となるフリー状態と、前記二股に割れた部位が弾性変形するのを規制するセット状態とに変更自在なシャンクとするとともに、
    前記シャンクの回転制御を行う回転制御部と、
    前記シャンクを前記下孔の上方において水平方向及び下方に移動し、前記フリー状態となっている前記シャンクを前記回転制御部により回転させながら前記下孔の裏側まで挿入する3次元移動制御部と、
    前記シャンクが前記フリー状態或いは前記セット状態のいずれの状態になっているのか認識するシャンク認識手段と、
    前記3次元移動制御部が前記シャンクの先端を前記下孔の裏側まで挿入したことを確認し、且つシャンク認識手段が前記シャンクの前記セット状態を認識したときに、前記3次元移動制御部に前記シャンクを上方移動させる移動指令を送るインターロック制御部と、を備えていることを特徴とする裏座ぐり・面取り加工装置。
  3. 前記シャンクを中空部材とし、このシャンクの中空部にセット軸を移動自在に挿入し、このセット軸の先端が前記二股に割れた部位の内側まで移動すると、前記二股に割れた部位が径方向内方及び周方向に弾性変形するのを規制して前記シャンクを前記セット状態とすることを特徴とする請求項1又は2記載の裏座ぐり・面取り加工装置。
  4. 前記切削工具は、回転主軸に着脱自在に装着されている工具本体と、この工具本体に一体に設けた前記シャンクと、前記シャンクが前記フリー状態、或いは前記セット状態となるように前記セット軸を移動させるセット軸移動機構とを備えており、
    前記セット軸移動機構は、前記工具本体内に配置され、流体圧を駆動源としてピストンを直線運動させる流体圧シリンダを備え、前記ピストンの運動方向の一端に前記セット軸が連結していることを特徴とする請求項3記載の裏座ぐり・面取り加工装置。
  5. 前記シャンク認識手段は、前記ピストンが直線運動するときの位置を検出するセンサであることを特徴とする請求項4記載の裏座ぐり・面取り加工装置。
  6. 前記セット軸に、前記流体圧シリンダに供給される流体の一部を前記シャンクの刃物側に流す流体通路を設けたことを特徴とする請求項4又は5記載の裏座ぐり・面取り加工装置。
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JP2013094960A (ja) * 2011-11-03 2013-05-20 Heule Ulf ピストン・シリンダーユニットを備えた圧媒体制御カウンターボアツール
CN113000906A (zh) * 2021-02-26 2021-06-22 山东中航和辉航空标准件有限责任公司 反向鍃窝钻

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