JP2005323910A - スロットマシンにおけるクレジット不正検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、コイン投入口とホッパー投入口の2箇所にコインの通過を検出するセンサーを配置することにより実際にコインが投入されたことを検出することで不正を検出することを可能とするスロットマシンにおけるクレジット不正検出装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 本発明は、コイン投入路に設けられるコイン通過感知センサーである反射型赤外線センサー2による検出信号を感知する第1コイン通過検出手段とした電流変位センサー4と、前記コイン投入路よりホッパーに投下されるコインを感知する第2コイン通過検出手段とした赤外線センサー7と、前記電流変位センサー4と前記赤外線センサー7によるコイン通過検知が不一致のときに警報を発する不正警報手段を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明はスロットマシンにおけるクレジット不正検出装置に関する。詳しくはコイン投入口からの不正行為によってクレジットを不正に増やす行為を検出して警告を発するスロットマシンにおけるクレジット不正検出装置に係るものである。
従来よりスロットマシン機に何らかの細工を施し、コインを不正に得る者がいる。例えばコイン払い出しホッパー内にピアノ線を挿入して不正にコインを払い出す行為や最近ではソレノイドを体感器によって大当たりの乱数を狙い、スロットマシンのスタートレバーを突き、大当たりをさせる行為などがある。
これらの不正行為に対する不正検出装置として、図4に示すようなスロットマシン不正検出装置がある。この発明はスロットマシンの外部または内部の配線101にクランプ式を含む電流センサー102を取り付け、電流変化判定部103で電流の変化を検出し、nビットカウンタ104(n≧1)で変化が何回あったかを計数し、カウント値表示部/出力部104で、そのカウント値を表示したり、スロットマシンの管理システムなどの外部に出力することで、不正な行為を確実に検出できる構成とする(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−79808号公報(要約書、第1図)
前記不正検出装置では遊技者が不正にスロットマシンの大当たり確立を変更しようとするときに電源部に供給されている電流が電源スイッチによりOFFまたはONにされるときの電流変化を電流センサーで検知して不正を検出するものであり、スロットマシンの内部設定の変更に対しては有効な手段であるといえる。
しかしながら最近の不正行為ではスロットマシンに設けられるクレジット機能を利用して不正行為を行うものが増えてきている。このクレジット機能とは1ゲームごとにコインをコイン投入口に投入する手間を省くために50枚までのコインをキープすることができる機能である。
したがって遊技者はコインをコイン投入口に所要数(50枚以下)投入することにより連続してプレイに専念することができ、かつ当たりがでるごとに、その払い出し枚数(50枚)までキープすることができ、50枚を超える払い出しコインはスロットマシン台の払い出し口より払い出されることになる。
ここで、図5に示すようにコイン投入口105内にはコインの通過を検知する赤外線センサー106が設置され、この赤外線センサー106によるコイン通過検出信号がクレジット回路108への積算と、プレイボタンを押すことによってメイン回路109からのゲーム開始の信号とクレジット回路108からのコインの減算が行われ、当たりが出た場合にはメイン回路109からクレジット回路108へコインの積算(50枚まで)が行われるものであり、不正行為者(ゴト師)がコイン投入口より赤外線センサーに対してあたかもコインが通過しているような状態とすることができる不正装置を挿入し、不正にクレジットへの積算および50枚以上からのコインの搾取並びに無料のゲームプレイを行っている。
このような不正行為に対して前記不正検出装置では何ら対応することができないのが現状である。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、コイン投入口とホッパー投入口の2箇所にコインの通過を検出するセンサーを配置することにより実際にコインが投入されたことを検出することで不正を検出することを可能とするスロットマシンにおけるクレジット不正検出装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係るスロットマシンにおけるクレジット不正検出装置は、コイン投入路に設けられるコイン通過感知センサーによる検出信号を感知する第1コイン通過検出手段と、前記コイン投入路よりホッパーに投下されるコインを感知する第2コイン通過検出手段と、前記第1コイン通過検出手段と前記第2コイン通過検出手段によるコイン通過検知が不一致のときに警報を発する不正警報手段を備える。
ここで、コイン投入口から投入されるコインはコイン投入路を通り、ホッパー内に投下される。この場合にコイン投入路にはコインの通過を感知するコイン通過感知センサーが設けられており、このコイン通過感知センサーによってコイン通過枚数がクレジット回路に積算される。そこで不正行為者(ゴト師)がコイン投入口より赤外線センサーに対してあたかもコインが通過しているような状態とすることができる不正装置を挿入した場合にはコイン通過感知センサーが反応することによる検出信号が第1コイン通過検出手段により検知されるが、第2コイン通過検出手段によりコインの通過が感知されないことになり、この第1コイン通過検出手段に対する第2コイン通過検出手段によるコイン通過検出が不一致となるときに不正警報手段により警報を発して不正行為を検出する。
なお、第1コイン通過検出手段によるコイン通過検出に対して設定数以上の第2コイン通過検出手段によるコイン通過不一致が生じたときに警報を発するようにすることで確実に不正行為を検出することが可能となる。
以上の構成よりなる本発明では、コイン投入路を通過するコインの枚数とホッパーに落ちていくコインの枚数に誤差が生じた場合、不正警報手段によりクレジットへの不正行為を発見して警報を発する。
また、コイン投入口より投入されるコインは必ずコイン投入路を通り、ホッパー内へ投下されることから第1コイン通過検出手段および第2コイン通過検出手段により検出に誤作動を生じることが少なく精度の高い確実な不正を検出することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1に、本発明を適用したスロットマシンにおけるクレジット不正検出装置の電気ブロック回路図を示す。
ここで示すクレジット不正検出装置1は、スロットマシンのコイン投入路に設置される反射型赤外線センサー2に接続されるコネクタ3との間に第1コイン通過検出手段による電流変位センサー4が接続される。
そこで反射型赤外線センサー2によるコインの通過確認は図2に示すように、例えば赤外線発光部Aと赤外線発光部Bおよび受光部とから構成され、コインCが赤外線発光部A、Bを通過する場合に、まず赤外線発光部Aによって感知され、次に赤外線発光部A、B、更に赤外線発光部Bによって感知されることでコインCの通過を確認する。
したがって反射型赤外線センサー2を通過する一枚のコインに対して赤外線発光部A、Bによる2種類の検出信号が出されることになる。この検出信号による電流変位を電流変位センサー4によって感知する。そして電流変位センサー4によって検出されたアナログ信号はデジタル信号に変換され、更に1/2分周期回路5によって一枚のコインに対して赤外線発光部A、Bによる2種類の検出信号を一枚のコインとして認識するように補正変換してカウンター回路6に入力される。
次にホッパーの投入口(図示せず。)には第2コイン通過検出手段による赤外線センサー7が設置されるものであり、この赤外線センサー7により第1コイン通過検出手段により通過が確認されたコインの通過を感知するものである。
ここで、赤外線センサー7により検出された検出信号はアナログ信号からデジタル信号に変換され、更にコインの通過枚数に補正されてカウンター回路6に入力される。そしてカウンター回路6にはコンパレータ回路8が接続される。このコンパレータ回路8には設定数回路9が接続されるものである。
そこで設定数回路9は第1コイン通過検出手段によって通過が確認されるコインの枚数に対して第2コイン通過検出手段によるコイン通過の未確認による不一致数を設定する回路であり、この設定数をコンパレータ回路8に入力し、カウンター回路6からの第1コイン通過検出手段および第2コイン通過検出手段により検出されるコインの枚数を比較して設定数以上の不一致が演算された場合に、その情報が第1記憶素子回路9に入力される。
また、第1記憶素子回路9には第1コイン通過検出手段と第2コイン通過検出手段によるコイン通過の時間差を検出する周期タイマー10が接続されている。この周期タイマー10によるタイマー情報が第1記憶素子回路9に入力され、不正と判断されたときに第2記憶素子回路11に入力される。
ここで、第2記憶素子回路11は最終的に不正行為が行われていると判断したときに、不正警報手段である警報リレー12を作動するものである。この警報リレー12はスロットマシンの上部に設けられる表示灯を点滅させるとともにホールの集中管理コンピューターに警告を発するような構成とする。
また、第2記憶素子回路11と赤外線センサー7との間には第2コイン通過タイマー13が介して接続される。この第2コイン通過タイマー13は、第2コイン通過検出手段である赤外線センサーにコインがあたかも通過したように不正装置を挿入したときに赤外線センサーによる検知時間が設定時間以上となったときに第2記憶素子回路11にタイマー情報が入力されて不正行為が行われていると判断し、不正警報手段である警報リレー12を作動するものである。
更に赤外線センサー7とカウンター回路6との間にリセット回路14が設けられ、このリセット回路14によって第1コイン通過検出手段と第2コイン通過検出手段により検出されるコインの通過枚数が一致する都度、カウンター回路6によるコインの積算を零とするものである。
また、第1記憶素子回路9および第2記憶素子回路11に接続されるメインリセット回路15は、不正行為が行われているものと判断し警報は発せられた場合に、その事実が確認された後に回路を初期状態にリセットするものである。
なお、第1コイン通過検出手段および第2コイン通過検出手段は必ずしも電流変位センサーおよび赤外線センサーで構成される必要性は無く、コインの通過を検出するものであればいかなる検出手段であっても構わない。
以上の構成よりなる本発明では図3に示すように、装置本体16の入力端子であるCTセンサー端子には電流変位センサーが接続され、COINセンサー端子には赤外線センサーが接続される。
設定1は各種のスロットマシンのコイン投入路に設置されるコイン通過センサーの種類に応じて電流変位を感知する切り替えスイッチであり、設定2は1/2周期回路の切り替えスイッチを示す。
また、設定3は第1コイン通過検出手段および第2コイン通過検出手段によるコインの不一致数を設定するための設定スイッチである。更に装置本体1の外表面には電源、警報、CT動作、コイン通過、リセットを示すLED表示が設けられる。
更に、装置本体16の出力端子であるレベル1、レベル2およびパルス1、パルス2にはスロットマシン上部に設置される表示灯やホールのメインコンピュターに接続され警報が発せられた場合には直ぐに対応できるものとする。
次に本発明のクレジット不正検出装置の作用状態について説明する。例えば設定数を4とした場合に、不正行為が行われていない状態では第1コイン通過検出手段により検出されたコイン枚数と第2コイン通過検出手段により検出されたコイン枚数とは常に一致し、その都度カウンター回路がリセットされる。
ここで、コイン投入路に設置された反射型赤外線センサーに、コインが通過しているような不正行為が行われている場合では、第1コイン通過検出手段により検出されるコイン枚数と第2コイン通過検出手段により検出されるコイン枚数とに不一致が生じてカウンター回路がリセットされず、第1コイン通過検出手段により検出されるコイン枚数のみがカウンター回路に積算される。
そこでカウンター回路に積算されるコインの枚数と設定数とがコンパレータ回路によって比較演算され、第1コイン通過検出手段による4枚のコインの通過後の5枚目の通過の際に第2コイン通過検出手段により検出されるコインの通過が確認されず、かつ設定時間を越えた場合に不正行為が行われたものと判断され、警報を発する構成とされるものである。
したがって設定数を調整することにより不正行為の検出精度を調整することができ、設定数を多くすることにより検出精度を高めることが可能となる。
また、第2コイン通過検出手段による赤外線センサーに不正行為を行った場合には、不正行為が設定時間を超えたときに強制的に警報を発する構成とするものである。
このように本発明ではコイン投入路にあたかもコインが通過しているような偽装行為が行われたとしてもホッパーに投入されるコインの通過を認識することで不正行為を未然に防ぐことが可能となる。
本発明を適用したスロットマシンにおけるクレジット不正検出装置の電気ブロック回路図を示す。 反射型赤外線センサーによるコインの通過検出の一例を示す説明図である。 本発明を適用したスロットマシンにおけるクレジット不正検出装置の装置本体の表示の一例を示す説明図である。 従来のスロットマシンの不正行為検出装置の一例を示す説明図である。 スロットマシンにおけるコイン通過検出の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 クレジット不正検出装置
2 反射型赤外線センサー
3 コネクタ
4 電流変位センサー
5 1/2分周期回路
6 カウンター回路
7 赤外線センサー
8 コンパレータ回路
9 第1記憶素子回路
10 周期タイマー
11 第2記憶素子回路
12 警報リレー
13 第2コイン通過タイマー
14 リセット回路
15 メインリセット回路
16 装置本体

Claims (5)

  1. コイン投入路に設けられるコイン通過感知センサーによる検出信号を感知する第1コイン通過検出手段と、
    前記コイン投入路よりホッパーに投下されるコインを感知する第2コイン通過検出手段と、
    前記第1コイン通過検出手段と前記第2コイン通過検出手段によるコイン通過検知が不一致のときに警報を発する不正警報手段を備える
    ことを特徴とするスロットマシンにおけるクレジット不正検出装置。
  2. 前記不正警報手段が、前記第1コイン通過検出手段によるコイン通過検知に対して第2コイン通過検出手段によるコイン通過不一致が複数回検知された後に警報を発する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシンにおけるクレジット不正検出装置。
  3. 前記第1コイン通過検出手段によるコイン通過検知に対して第2コイン通過検出手段によるコイン通過不一致による設定数を自在に調整することができる
    ことを特徴とする請求項2に記載のスロットマシンにおけるクレジット不正検出装置。
  4. 前記第1コイン通過検出手段が電流変位センサーにより構成される
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載のスロットマシンにおけるクレジット不正検出装置。
  5. 前記第2コイン通過検出手段が赤外線センサーにより構成される
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載のスロットマシンにおけるクレジット不正検出装置。
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