JP2005323131A - 利得制御増幅回路および記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利得を切替可能なゲインコントロールアンプにおいて、利得の変化によらず、周波数特性やDC特性を一定に維持できるようにする。
【解決手段】メイン増幅部として電圧帰還型のオペアンプ10を用いる。オペアンプ10の反転入力端子(−)に接続されるゲインコントロール回路20としては、抵抗素子22〜28とスイッチS24〜S28の組合せからなる構成を採る。スイッチS24〜S28としては、2入力−1出力型のものを使用し、各一方の入力端子に入力信号Viが入力され、他方の入力端子が共通に、オペアンプ10の非反転入力端子(+)に接続されている電位である接地(GND)に接続する。各スイッチS24〜S28の出力端子は、対応するゲイン切替用の抵抗素子24〜28に接続する。スイッチ切替えに関わらず、帰還量を一定に維持することで、利得の変化によらず、周波数特性やDC特性を一定に維持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、利得制御増幅回路およびこの利得制御増幅回路を利用した記録再生装置に関する。
増幅率を変更可能なゲインコントロールアンプ(利得制御増幅回路や利得可変増幅器などともいわれる)が電子回路を用いた種々の装置に使用されている。たとえば光ディスク装置や光磁気ディスク装置など、記録や再生に供される媒体に対してデータを記録あるいは再生する記録再生装置における自動制御装置(サーボシステム)においては、光ディスクの種類や光学系の経時変化などで、光ピックアップからの信号レベルが大きく変動してもサーボのゲイン(増幅率)が変動しないように、ゲイン調整の目的でゲインコントロールアンプが使用される。
図4は、ゲインコントロールアンプの一構成例を示す回路図である。図5は、図4に示すゲインコントロールアンプの周波数特性を説明する図である。図4で示すゲインコントロールアンプは、たとえば非特許文献1のような演算増幅回路(オペアンプ回路)を記載した種々の文献に記載されているものである。
岡村廸夫、"定本 OPアンプ回路の設計"、CQ出版社
図示するように、このゲインコントロールアンプでは、オペアンプをメインの増幅部として使用し、スイッチと抵抗との組合せからなるゲインコントロール回路をオペアンプの反転入力端子(−)側に接続し、反転入力端子(−)と出力端子との間に帰還抵抗を接続し、非反転入力端子(+)を接地(GND)に接続して、全体として反転増幅回路を構成している。
入力回路は、抵抗値4Rの抵抗、抵抗値4Rの抵抗とスイッチS1の直列回路、抵抗値2Rの抵抗とスイッチS2の直列回路、抵抗値Rの抵抗とスイッチS3の直列回路を、並列接続している。
このような構成において、ゲインコントロールアンプでは、スイッチS1,S2,S3が全てオフ(OFF)のときにはゲインは−12dB(1/4倍)、スイッチS1がオン(ON)でスイッチS2,S3がともにオフのときには−6dB(1/2倍)、スイッチS1,S2がともにオンでスイッチS3がオフのときには0dB(等倍)、スイッチS1,S2,S3が全てオンのときには6dB(2倍)というように、スイッチを切り替える(オンオフ制御する)ことで、6dBステップでゲイン(利得)を可変できるようになっている。
しかしながら、このときの抵抗比で規定される帰還量βは4/5(ゲイン−12dB時)、2/3(ゲイン−6dB時)、1/2(ゲイン0dB(等倍)時)、1/3(ゲイン6dB時)と変化するため、電圧帰還型オペアンプを用いると、オペアンプ10単体のオープンループ特性が固定されているので、ゲインを切り替えると図5に示すように周波数特性が変化してしまうという問題を生じる。
そのため、ゲインが高いときの周波数帯域を確保するためオペアンプの位相補償を軽めにすると、ゲインが低いときにはオペアンプのセカンドポールの影響で位相余裕を確保できないという問題が起こる。つまり、全てのゲインで同じ周波数特性を得ることができず、全てのゲインでAC特性が変化しないように、ゲイン制御を行なうことは難しい。
この問題を解決するため、オペアンプの位相補償用容量を切り替える、あるいは入力の差動部のトランジスタの電流を切り替えるなどして、オペアンプのオープンループ特性を切り替えるという方法が考えられる。
しかしながら、このような方法を用いても、位相補償容量を切り替える場合は、その寄生容量の影響でゲインが低いときの帯域が伸びないという問題が起きる。また、初段のトランジスタの電流を切り替える場合は、電流を減らすことによりセカンドポールも低くなり、十分に位相余裕を確保できないという問題が起きる。
また、他の方法として、電流帰還型オペアンプを使用する方法が考えられる。電流帰還型オペアンプは、反転入力端子(−)と出力端子間に接続されている抵抗値により帯域が決まるので、図4に示すようなゲインコントロールアンプの場合、ゲインを可変しても帯域を一定にすることができる。
しかしながら、電流帰還型オペアンプは、入力段が対称な差動増幅ではないため、交流(AC;Alternating Current )特性は優れているが、オフセットや温度ドリフトといった直流(DC;Direct Current)特性は電圧帰還型オペアンプと比較して劣っている。
そのため、光ディスクのサーボ系に使用するゲインコントロールアンプのように、DC特性も重要な用途には向いていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ゲイン制御を行なう場合においても、周波数特性を一定に維持できる利得制御増幅回路や自動制御装置を提供することを目的とする。また、好ましくは、DC特性も良好な利得制御増幅回路や自動制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る利得制御増幅回路は、入力信号の利得を切替制御して出力する帰還型の利得制御増幅回路であって、入力された入力信号を増幅して出力するメインの増幅部と、増幅部の反転入力部と出力部との間に接続された帰還部とを備えるとともに、利得を切替制御し、かつ利得の切替えに関わらず帰還部との間での帰還量を一定に維持する利得制御部を、入力信号が入力される増幅部の入力側に備えるものとした。
要するに、利得切替え時における、それぞれの帰還量を一定に維持するように利得制御部を構成することで、利得の変化によらず、周波数特性が不変であるようにした。
このような特質を有する利得制御部の構成例としては、たとえば、利得を設定するための利得設定素子と、利得設定素子の接続状態を、入力信号を受け取る側および増幅部の動作における基準動作点の何れか一方に切り替える切替部とを有するものとするのがよい。
より具体的には、入力信号を受け取る側である入力端と増幅部の信号入力部と接続される側である出力端との間に、切替部が入力端側となり、利得設定素子が前記出力端側となるように縦続配置する。そして、切替部を、利得設定素子の入力端側を、入力端および増幅部の動作における基準動作点の何れか一方に切替可能に構成する。
増幅部は、入力側に、反転入力端子と非反転入力端子とを備えた演算増幅回路を有して構成されているものを使用することで、コンパクトな構成とするのがよい。
また、増幅部として、電圧帰還回路で構成されているものを使用することで、周波数特性を不変とするだけでなく、直流特性も不変かつ直流オフセットを小さくできるようにするのがよい。
また、入力ダイナミックレンジや入力電流オフセットの観点では、回路全体としては、反転増幅回路をなすように構成するのがよい。
本発明に係る記録再生装置は、記録および/または再生に供される媒体に対して、データを記録あるいは再生する装置であって、上記本発明に係る利得制御増幅回路を利用したものである。
ここで、上記本発明に係る利得制御増幅回路の利用態様としては、先ず、回転サーボ系が考えられる。この場合、媒体を回転させるとともに、この回転における動作状態を示す信号を取得して回転の動作を制御する回転サーボ回路に、前記利得制御増幅回路の構成を適用する。また、他の利用態様としては、記録あるいは再生の信号を増幅する機能部への適用が考えられる。
本発明によれば、利得切替え時における、それぞれの帰還量を一定に維持するように利得制御部を構成したので、利得の変化によらず、周波数特性を一定に維持することができるようになった。
また、帰還量を一定に維持するので、周波数特性だけでなくDC特性も一定に維持することもできる。よって、DC特性の優れた電圧帰還型の増幅部を使用すれば、利得の変化によらず、直流オフセットの小さな状態を維持することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
<第1実施形態;反転アンプ構成>
図1は、本発明に係る利得制御増幅回路の第1実施形態であるゲインコントロールアンプの回路図である。第1実施形態の構成は、オペアンプ(演算増幅回路)を増幅部として用いつつ、全体として反転増幅回路(反転アンプ)を構成している点に特徴を有する。
すなわち、図示する第1実施形態のゲインコントロールアンプ1は、電圧帰還型のオペアンプ10を増幅部として使用し、切替部の一例であるスイッチと利得設定素子の一例である抵抗素子との組合せからなる利得制御部の一例としてのゲインコントロール回路20をオペアンプ10の反転入力端子(−)側に接続している。
そして、反転入力端子(−)と出力端子との間に帰還部をなす帰還抵抗30を接続し、非反転入力端子(+)を基準電圧の一例としての接地(GND)に接続して、ゲインコントロール回路20の入力側に入力信号Viを供給することで、全体として反転増幅回路を構成している。
ゲインコントロール回路20は、入力端と出力端との間にゲイン設定素子の一例として抵抗素子を用い、この抵抗素子の組合せを切り替えることでゲインコントロールアンプ1のゲインを切り替える構成としている。具体的には、ゲインコントロール回路20は、抵抗値4Rの抵抗素子22、抵抗値4Rの抵抗素子24とスイッチ(切替部)S24の直列回路、抵抗値2Rの抵抗素子26とスイッチS26の直列回路、抵抗値Rの抵抗素子28とスイッチS28の直列回路を、入力端と出力端との間で並列接続している。
各スイッチS24,S26,S28としては、利得設定素子の一例である各抵抗素子24,26,28の接続状態を、入力信号Viを受け取る側および増幅部の一例であるオペアンプ10の動作における基準動作点を与える非反転入力端(+)が接続されている点(本例では接地;GND)の何れか一方に切り替える構成のものとする。
具体的には、各スイッチS24,S26,S28としては、2入力−1出力型のものを使用し、各一方の入力端子に入力信号Viが入力され、他方の入力端子が共通に、オペアンプ10の非反転入力端子(+)に接続されている電位である接地(GND)に接続する。また、各スイッチS24,S26,S28の出力端子は、対応するゲイン切替用の抵抗素子24,26,28に接続する。
なお、非反転入力端子(+)を基準電圧(本例では接地)に接続するに際しては、直接に接続してもよいし、図中点線で示すように、抵抗素子32を介して基準電圧に接続するようにしてもよい。抵抗素子32の抵抗値は、反転入力端子(−)に接続されるゲインコントロール回路20を構成する各抵抗素子22,24,26,28の並列回路がなす合成抵抗値と等価な値(Req)とするのがよい。このように抵抗素子32を介する場合、オペアンプ10の入力端で発生する電流オフセットをキャンセルすることができる。なお、反転型の場合、ゲイン設定用のスイッチS24,S26,S28を切り替えても、キャンセル性能に影響を与えることは殆どないと考えてよい。
このような構成において、ゲインコントロールアンプ1では、スイッチS24,S26,S28が全て接地側に切り替えられているときにはゲインは−12dB(1/4倍)、スイッチS24が入力信号Vi側に切り替えられ、スイッチS26,S28がともに接地側に切り替えられているときには−6dB(1/2倍)、スイッチS24,S26がともに入力信号Vi側に切り替えられ、スイッチS28が接地側に切り替えられているときには0dB(等倍)、スイッチS24,S26,S28が全て入力信号Vi側に切り替えられているときには6dB(2倍)というように、6dBステップでゲインを可変できるようになっている。
図4に示した従来構成と比較して異なるのは、ゲインを切り替えるときに、スイッチ(本例ではスイッチS24,S26,S28)をオープンにするのではなく、非反転入力端子(+)に接続されている電位である接地に接続している点である。
こうすることにより、図1に示すゲインコントロールアンプ1では、その帰還量βは、電圧源は接地と考えられるので、スイッチS24,S26,S28がどちらを選択していても、式(1)で示すように1/3となり、常に一定となる。
Figure 2005323131
よって、オペアンプ10に電圧帰還型アンプを使用しても、全てのゲインで同じ周波数特性を得ることができ、AC特性は変化しない。また、オペアンプ10の位相補償などを切り替えていないので、ゲインコントロールアンプ1の回路はシンプルになり、その結果ゲインコントロールアンプ1の帯域を延ばすことができる。
次に、オフセットや温度ドリフトなどのDC特性について考えてみると、ゲインが−12dBのときも帰還量が一定なので、オペアンプ10単体の入力換算オフセットをVoffとすると、ゲインコントロールアンプ1の出力オフセットは3Voffとなる。
図4に示した従来構成によるゲインコントロールアンプの場合、オペアンプ単体の入力換算オフセットが、本実施形態と同じくVoffであるとした場合、ゲインが−12dBの場合の帰還量βは4/5になるので出力オフセットは5/4Voff、またゲインが6dBの場合の帰還量βは1/3になるので出力オフセットは3Voffとなる。
よって、図4に示した従来構成のゲインコントロールの方が、ゲインの低い場合オフセットがよくなる。しかしながら、先にも述べたように、図4に示した従来構成のゲインコントロールでは、ゲインを切り替えると周波数特性が変化するという問題がある。
これに対して、本実施形態のゲインコントロールアンプ1では、DC特性の優れた電圧帰還型アンプをオペアンプ10に使用しても全てのゲインで同じ周波数特性を得ることができるので、入力換算オフセットVoffを小さくでき、その結果、出力オフセット電圧の増加も小さくすることができる。
逆に考えると、全てのゲインでゲインコントロールアンプ1の出力オフセットを同じに維持できるので、あるゲインで出力部のオフセットを調整しておけば、その後にゲインを変化させてもオフセットは変化しないということがいえる。全てのゲインで同じ周波数特性を得ることができ、かつ、全てのゲインでDC特性が変化せず直流オフセットを小さく維持して、ゲイン制御を行なうことができる。
また、ゲインが最大のときのオフセットは図4、図1のどちらの方式でも同じであり、通常システムの中にこのゲインコントロールアンプ1を使用する場合、最大ゲイン時でのオフセット電圧で問題ないようにオフセット調整回路が備わっているので、低ゲイン時にオフセットが増加することは問題とならない。
つまり、ゲインコントロールアンプの最大ゲインが高く出力オフセットが問題となる場合は、全てのゲインで出力オフセットが同じになるので、あるゲインでオフセット調整することで、その後ゲインを変化させても出力オフセットが変化しないので、オフセット調整を簡素化できる利点も得られる。
なお、この第1実施形態では、ゲインコントロール回路20として、4つの抵抗素子の並列回路でゲイン設定するとともに、その内の1つをスイッチ切替えなしとし、残りの3つをスイッチ切替えすることで、ゲインを段階的に変更する構成としていたが、少なくとも2段階のゲイン設定ができればよく、その限りにおいて、ゲインコントロール回路20内の抵抗素子とスイッチとの組合せは任意である。
たとえば、スイッチ切替えなしの抵抗素子を1つとスイッチ切替えありの抵抗素子を1つの組にして並列に配置してもよい。あるいは、スイッチ切替えなしの抵抗素子を設けずに、スイッチ切替えありの抵抗素子の縦続配置を複数組並列に備える構成としてもよい。
以上、ゲインコントロールアンプについて、図4に示した従来構成と、図1に示した本実施形態とを比較して説明したが、ゲイン切替用の抵抗素子の値や数さらにはゲイン切り替えに使用するスイッチの数は、本願発明にとって本質ではなく、上記実施形態で説明したものに限定されない。
ゲインを切り替えるときに、図4に示した従来構成ではスイッチをオープンにしていたところを、図1に示した本実施形態の構成では、増幅部であるオペアンプ10の非反転入力端子(+)と同電位に接続することで、帰還量βが変化しないようにし、ゲインを切り替えてもAC特性やDC特性が変化せず、全ゲインで直流オフセットを小さく維持可能にすることが本質である。
<第2実施形態;非反転アンプ構成>
図2は、本発明に係る利得制御増幅回路の第2実施形態であるゲインコントロールアンプの回路図である。第2実施形態の構成は、電圧帰還型のオペアンプ10を増幅部として用い、全体として非反転増幅回路(非反転アンプ)を構成している点に特徴を有する。
すなわち、第2実施形態のゲインコントロールアンプ1は、オペアンプ10を増幅部として使用し、スイッチと抵抗との組合せからなる利得制御部の一例としてのゲインコントロール回路40をオペアンプ10の反転入力端子(−)側に接続し、反転入力端子(−)と出力端子との間に帰還部をなす帰還抵抗30を接続し、非反転入力端子(+)とゲインコントロール回路20の入力側に入力信号Viを共通に供給することで、全体として非反転増幅回路を構成している。
ゲインコントロール回路40は、抵抗値Rの抵抗素子42とスイッチS42の直列回路、抵抗値R/2の抵抗素子44とスイッチS44の直列回路を、入力端と出力端との間で並列接続している。
各スイッチS42,S44としては、利得設定素子の一例である各抵抗素子42,44の接続状態を、入力信号Viを受け取る側および増幅部の一例であるオペアンプ10の動作における基準動作点を与える非反転入力端(+)が接続されている点(本例では接地;GND)の何れか一方に切り替える構成のものとする。
具体的には、各スイッチS42,S44としては、2入力−1出力型のものを使用し、各一方の入力端子はオペアンプ10の非反転入力端子(+)に接続されるとともに入力信号Viが入力され、また他方の入力端子が、共通に接地(GND)に接続する。また、各スイッチS42,S44の出力端子は、対応するゲイン切替用の抵抗素子42,44に接続する。
なお、入力信号Viを非反転入力端子(+)に入力するに際しては、直接に入力してもよいし、図中点線で示すように、抵抗素子32を介して入力するようにしてもよい。抵抗素子32の抵抗値は、反転入力端子(−)に接続されるゲインコントロール回路40を構成する各抵抗素子42,44の並列回路がなす合成抵抗値と等価な値(Req)とするのがよい。このように抵抗素子32を介する場合、オペアンプ10の入力端で発生する電流オフセットをキャンセルすることができる。なお、非反転型の場合、ゲイン設定用のスイッチS42,S44を切り替えると、キャンセル性能に多少の影響を与え得る。
このような構成において、ゲインコントロールアンプ1では、スイッチS42,S44がともに入力信号Vi側に切り替えられているときには0dB(等倍)、スイッチS42が接地側に切り替えられスイッチS44が入力信号Vi側に切り替えられているときには6dB(2倍)、スイッチS42が入力信号Vi側に切り替えられスイッチS44が接地側に切り替えられているときには9.54dB(3倍)、スイッチS42,S44がともに接地側に切り替えられているときには12dB(4倍)というように、6dBステップでゲインを可変できるようになっている。
こうすることにより、ゲインコントロールアンプ1の帰還量βは、電圧源は接地と考えられるので、スイッチS42,S44がどちらを選択していても、式(2)で示すように1/4となり、常に一定となる。
Figure 2005323131
よって、非反転型とした第2実施形態のゲインコントロールアンプ1においても、第1実施形態で示した反転型と同様に、AC特性は変化しないので、全てのゲインで同じ周波数特性を得ることができ、全てのゲインでAC特性が変化しないようにゲイン制御を行なうことができる。位相補償などを切り替えていないので、シンプルな回路であり、帯域を延ばすこともできる。
また、オフセットや温度ドリフトなどのDC特性についても、オペアンプ10に電圧帰還型アンプを使用しても全てのゲインで同じ周波数特性を得ることができるので、入力換算オフセットVoffを小さくでき、全てのゲインでDC特性が変化せず、かつ全ゲインで直流オフセットを小さく維持して、ゲイン制御を行なうことができる。ゲインを変化させても出力オフセットが変化しないので、オフセット調整を簡素化できる。
なお、第1実施形態で示した反転型の構成の場合には減衰させる方向にもゲインを可変できるのに対して、この第2実施形態で示した非反転型の構成とした場合、減衰させる方向にはゲインを可変できないが、増幅する用途には問題なく使用することができる。
また、電源電圧と入力ダイナミックレンジとの関係では、増幅部として使用するオペアンプ10の構成にもよるが、概ね、非反転型の構成の場合は入力ダイナミックレンジを稼ぎ難く、反転型の構成の方が入力ダイナミックレンジを広く確保できる。
また、電流オフセットとゲイン設定用のスイッチ切替えとの関係では、先にも述べたように、反転型の構成ではスイッチ切替えの影響を殆ど受けないのに対して、非反転型の構成ではスイッチ切替えの影響を受ける。
これらの点では、電流オフセットの影響を受けずまた低電圧動作をさせる用途としては、反転型の構成の方が、設計がし易いといえる。
なお、この第2実施形態では、ゲインコントロール回路40として、2つの抵抗素子の並列回路でゲイン設定するとともに、スイッチ切替えなしの抵抗素子を設けずに、それぞれをスイッチ切替えすることで、ゲインを段階的に変更する構成としていたが、少なくとも2段階のゲイン設定ができればよく、その限りにおいて、ゲインコントロール回路40内の抵抗素子とスイッチとの組合せは任意である。たとえば、スイッチ切替えなしの抵抗素子を1つとスイッチ切替えありの抵抗素子を1つもしくは複数の組にして並列に配置してもよい。
以上説明したように、本実施形態のゲインコントロールアンプによれば、反転型であるのか非反転型であるのかを問わず、ゲイン設定素子の一例である抵抗素子の組合せを切り替えてゲインを切り替える際に、ゲイン切替用のスイッチをオープンにするのではなく、非反転入力端子(+)と同電位の点(基準電位)に接続することで、電圧帰還型オペアンプを使用しても、利得の変化に関わらず一定の周波数特性や直流特性を得る、すなわち全てのゲインでAC特性やDC特性が変化しないゲインコントロールアンプを実現できる。
よって、たとえば、光ディスクのサーボ系に使用するゲインコントロールアンプのように、DC特性も重要な用途に、上記実施形態で示したゲインコントロールアンプ1の使用が好適である。
<第3実施形態;自動制御装置への適用>
図3は、本発明に係る利得制御増幅回路を自動制御装置へ適用した事例を示すブロック図である。ここでは、上記第1や第2実施形態で示したゲインコントロールアンプ1を含んで構成された自動制御装置を、光ディスクシステムにおけるサーボエラー信号演算部に搭載した事例で示す。
記録および/または再生に供される媒体の一例である光ディスクPD(Photo Disc)に対してデータの記録あるいは再生を行なう形態とするため、記録再生装置の一例である本実施形態の光ディスクシステム3は、次のような構成となっている。
すなわち光ディスクシステム3は、たとえば音楽などの再生すべき情報が記録された光ディスク(たとえば音楽用CD)PDを回転させるスピンドルモータ60と、スピンドルモータ60を駆動するモータドライバ62と、光ディスクPDの情報を読み取ったりあるいは情報を記録したりするための光ピックアップ64と、光ピックアップ64により読み取られたRF信号(再生RF信号)を処理する演算処理回路66と、光ディスクPDを回転させるとともに、この回転における動作状態を示す信号を取得して回転動作を制御する回転制御部の一例である回転サーボ部70とを備える。
また、光ディスクシステム3は、図示しないベースバンド処理部から入力される記録情報を、光ディスクPDに書込可能なデータに変換する記録処理回路82と、光ピックアップ64で再生され演算処理回路66で処理されたデータに基づき再生情報を取得してベースバンド処理部に渡す再生処理回路84とを備えている。
なお、記録処理回路82には、情報を光ディスクPDに記録するためのレーザ光の記録電流を制御(オンオフ)するレーザドライバと、レーザ光源(光ピックアップ64内にある)から発せられるレーザ光の光出力(光強度;レーザパワー)を一定値に保持するためのAPC(Auto Power Control)制御回路なども含む。
また、再生処理回路84には、光ディスクPDから記録データを読み出すためのレーザ光源(光ピックアップ64内にある)から発せられるレーザ光の光出力(光強度;レーザパワー)を制御するAPC制御回路なども含む。
APC制御回路は、光ディスクPDへの付加情報記録時におけるレーザ光の光出力(光強度)をフォトダイオードなどによりモニタリングして光出力(光強度)を一定値に保持させることで、記録パワー値の精密な制御を実現する。これにより、安定した記録特性を保つことができる。
レーザドライバは、APC制御回路からの情報に基づいてレーザ光源(たとえば半導体レーザなど)に所定電流を流しつつ、記録処理回路82により生成された記録データに基づいて図示しない光変調器を制御することにより、光ディスクPDに照射されるレーザ光(一定の光強度)をオンオフさせる。
光ディスクPDは、チャッキング61によりスピンドルモータ60の回転軸60aに固定されるようになっている。スピンドルモータ60は、モータドライバ62と回転サーボ部70とによって線速度が一定になるように制御される。その線速度はモータドライバ62と回転サーボ部70によって段階的に変更が可能である。
光ピックアップ64は、図示しない公知の半導体レーザ、光学系、フォーカスアクチュエータ、トラックアクチュエータ、受光素子、およびポジションセンサなどを内蔵しており、光ディスクPDの記録面にレーザ光を照射するように構成されている。
この光ピックアップ64の半導体レーザは、図示しないレーザドライバにより駆動されるようになされており、このレーザドライバの駆動によって、データ再生時には所定の再生パワーの光ビームを出射し、付加情報の記録時には所定の記録パワーの光ビームを出射する。また、この光ピックアップ64は、図示しないシークモータ(スライドモータ)によってスレッジ(半径)方向に移動可能に構成されている。
これらのフォーカスアクチュエータ、トラックアクチュエータ、シークモータは、受光素子やポジションセンサから得られた信号に基づいてモータドライバ62と回転サーボ部70によってレーザ光のレーザスポットを光ディスクPD上の目的の場所(データ記録位置やデータ再生位置)に位置するように制御される。
演算処理回路66は、光ピックアップ64により読み取られたRF信号(再生RF信号)を整形する波形整形回路や、波形整形回路により波形整形された再生RF信号から回転同期用の信号を抽出する同期信号検出回路や、同期信号検出回路を経由した再生RF信号に含まれている変調信号(たとえばEFM;Eight to Fourteen Modulation)を復調し、デインタリーブやエラー訂正処理などの種々のデジタル信号処理をするデジタル信号処理回路を備える。
回転サーボ部70は、上記実施形態で説明したゲインコントロールアンプ1と同様の構成を持つ自動制御装置の一例としてのゲインコントロール回路75と、ゲインコントロール回路75の出力に現れるオフセット成分を補正するオフセット調整回路76と、光ディスクPDの回転やフォーカスなどを制御する制御回路78とを備えている。
制御回路78は、光ディスクPDの回転スピードを大まかに制御するラフサーボ回路、光ディスクPDの回転スピードが所定速度となるように回転スピードを制御する速度(スピード)サーボ回路、再生データの位相と基準信号の位相と合わせる位相(フェーズ)サーボ回路、および各サーボ回路の各出力を切り替えてモータドライバ62に出力するセレクタ、あるいは光ピックアップ64から発せられる光ビームを適切に光ディスクPD面で集光させるフォーカスサーボ回路などを有する。
このような構成において、ゲインコントロール回路75に上記実施形態で示したゲインコントロールアンプ1を使用すると、全てのゲインでAC特性やDC特性が変化しないゲインコントロールアンプを実現でき、あるゲインでオフセット調整回路76によりゲインコントロール回路75の出力オフセットを1回調整すれば、その後ゲインを変更しても出力オフセットが変動しないシステムを構築できる。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記の実施形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組合せにより種々の発明を抽出できる。実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
たとえば、上記第3実施形態では、第1や第2実施形態で示したゲインコントロールアンプ1を、光ディスクシステムの回転サーボ系におけるサーボエラー信号演算部に搭載した事例で示したが、第1や第2実施形態で示したゲインコントロールアンプ1の適用範囲は、サーボ系に限定されるものではない。
また、適用対象の装置は、光ディスクシステムに限定されず、増幅率を変更可能なゲインコントロールアンプ(利得制御増幅回路や利得可変増幅器)を使用する電子回路を用いた種々の装置に適用可能である。特に、周波数特性(AC特性)だけでなく、オフセットや温度ドリフトといったDC特性も重視される装置への適用に好適である。
たとえば、データの再生や記録時においては、モードによって光ディスクに対して照射される光強度(前例ではレーザパワー)が異なるため、それぞれ光ピックアップ64より出力される信号レベルが異なる。そこで、再生や記録のモードに対応する信号に基づき記録処理回路82や再生処理回路84に設けられるAPC制御回路のアンプゲインを決定する。
また、データの再生や記録時においては、モードだけでなく、光ディスクの種類によっても光ディスクに対して照射される光強度(前例ではレーザパワー)が異なる。よって、光ディスクの種類に応じて最適なゲインに切り替える構成として、光ディスクの種類を示す情報に基づき記録処理回路82や再生処理回路84に設けられるAPC制御回路のアンプゲインを決定する。
何れの場合も、APC制御回路を、上記第1あるいは第2実施形態で示したゲインコントロールアンプ1を利用して構成することで、モードや光ディスクの種類によらず、記録あるいは再生に対して、さらには使用する光ディスクに対して、最適なゲインに切り替えることができるとともに、そのゲイン変化の影響を受けることなく、周波数特性(すなわちAC特性)やDC特性を不変とすることができる。
また、上記各実施形態では、増幅部として電圧帰還型のオペアンプを用いていたが、増幅部は、オペアンプに限定されず、トランジスタやその他の個々の増幅部を用いて帰還型の増幅部を構成してもよい。オペアンプを用いるとコンパクトに回路を構成することができる。
なお、電圧帰還型の構成としたのはAC特性だけでなくDC特性もゲイン切替えの影響を受けないように考慮したものであり、DC特性に関してゲイン切替えの影響を気にする必要のない用途の場合には、電流帰還型の構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、ゲイン設定素子として抵抗素子を用いていたが、ゲイン設定素子は、抵抗素子に限定されず、コンデンサ(容量素子)やその他の部材を用いて構成してもよい。なお、この場合、帰還抵抗に関しても、ゲイン設定素子と同様の部材に変更すればよい。
本発明に係る利得制御増幅回路の第1実施形態であるゲインコントロールアンプの回路図である。 本発明に係る利得制御増幅回路の第2実施形態であるゲインコントロールアンプの回路図である。 本発明に係る利得制御増幅回路を自動制御装置へ適用した事例を示すブロック図である。 ゲインコントロール回路を備えたゲインコントロールアンプの一構成例を示す回路図である。 図4に示すゲインコントロールアンプの周波数特性を説明する図である。
符号の説明
1…ゲインコントロールアンプ(利得制御増幅回路の一例)、3…光ディスクシステム(記録再生装置の一例)、10…オペアンプ(増幅部の一例)、20…ゲインコントロール回路、22,24,26,28,42,44…抵抗素子(利得設定素子の一例)、30…帰還抵抗、40…ゲインコントロール回路、60…スピンドルモータ、62…モータドライバ、64…光ピックアップ、66…演算処理回路、70…回転サーボ部、75…ゲインコントロール回路、76…オフセット調整回路、78…制御回路、82…記録処理回路、84…再生処理回路、S24,S26,S28,S42,S44…スイッチ(切替部の一例)

Claims (8)

  1. 入力信号の利得を切替制御して出力する帰還型の利得制御増幅回路であって、
    入力された前記入力信号を増幅して出力する増幅部と、
    前記増幅部の反転入力部と出力部との間に接続された帰還部と、
    前記入力信号が入力される前記増幅部の入力側に設けられた、前記利得を切替制御するとともに前記利得の切替えに関わらず前記帰還部との間での帰還量を一定に維持する利得制御部と
    を備えたことを特徴とする利得制御増幅回路。
  2. 前記増幅部は、入力側に、反転入力端子と非反転入力端子とを備えた演算増幅回路を有して構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の利得制御増幅回路。
  3. 前記増幅部は、電圧帰還回路で構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の利得制御増幅回路。
  4. 前記利得制御部は、
    利得を設定するための利得設定素子と、
    前記利得設定素子の接続状態を、前記入力信号を受け取る側および前記増幅部の動作における基準動作点の何れか一方に切り替える切替部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の利得制御増幅回路。
  5. 前記利得制御部は、
    前記入力信号を受け取る側である入力端と前記増幅部の信号入力部と接続される側である出力端との間に、前記切替部が前記入力端側となり、前記利得設定素子が前記出力端側となるように縦続配置され、
    前記切替部は、前記利得設定素子の前記入力端側を、前記入力端および前記増幅部の動作における基準動作点の何れか一方に切替可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の利得制御増幅回路。
  6. 全体として、反転増幅回路として構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の利得制御増幅回路。
  7. 記録および/または再生に供される媒体に対して、データを記録あるいは再生する記録再生装置であって、
    前記媒体を回転させるとともに、この回転における動作状態を示す信号を取得して前記回転の動作を制御する回転サーボ回路を備え、
    前記回転サーボ部は、前記動作状態を示す信号の利得を切替制御して出力する帰還型の利得制御増幅回路として、
    入力された前記動作状態を示す信号を増幅して出力する増幅部と、
    前記増幅部の反転入力部と出力部との間に接続された帰還部と、
    前記動作状態を示す信号が入力される前記増幅部の入力側に設けられた、前記利得を切替制御するとともに前記利得の切替えに関わらず前記帰還部との間での帰還量を一定に維持する利得制御部と
    を有することを特徴とする記録再生装置。
  8. 記録および/または再生に供される媒体に対して、データを記録あるいは再生する記録再生装置であって、
    前記記録あるいは再生の信号を増幅する機能部として、
    入力された前記記録あるいは再生の信号を増幅して出力する増幅部と、
    前記増幅部の反転入力部と出力部との間に接続された帰還部と、
    前記記録あるいは再生の信号が入力される前記増幅部の入力側に設けられた、前記利得を切替制御するとともに前記利得の切替えに関わらず前記帰還部との間での帰還量を一定に維持する利得制御部と
    を有することを特徴とする記録再生装置。
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