JP2005321531A - 走査型レーザ顕微鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で試料からの光を正確に反映した良質の画像が取得できる走査型レーザ顕微鏡装置を提供すること。
【解決手段】電荷を蓄積するコンデンサ101と、電荷を放電させるスイッチ102と、電荷を抵抗104を介して放電させるスイッチ103と、電荷をデジタル値に変換するA/D変換器107と、デジタル値を加算する加算部108と、A/D変換器107からと加算部108からと入力とを選択する選択部109と、電荷をデジタル値に変換するとともにスイッチ102によって放電する制御と、電荷をデジタル値に変換するとともにスイッチ103によって放電し、デジタル値を加算部108によって加算する制御とを行う制御部27と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、試料にレーザ光を照射しつつ走査し、試料から発する光を観察する走査型レーザ顕微鏡装置に関するものである。
従来、レーザ光を試料に照射しつつ走査し、試料から発する光、あるいは試料を反射する光を光検出器によって電気信号に変換し、この電気信号を画像信号に変換して試料からの光を画像化する走査型レーザ顕微鏡装置が多用されている。この電気信号の処理技術として、光検出器からのノイズを減少させるため、コンデンサを用いて、コンデンサに充電された電荷を所定の周期で放電させる積分回路が知られている(特許文献1参照)。
特開平6−331892号公報
ところで、近年、生物試料の時間的変動を短い時間周期で観察することが求められている。このような場合、画像信号の分解能を確保しつつレーザ光を高速走査するために、上述したコンデンサの充放電サイクルを短くして対応している。しかしながら、コンデンサの放電には、所定時間を要するため、走査速度を速くすると、充電時間に対する放電時間の割合が高くなる。コンデンサを用いる積分回路では、原理的に放電中は、光検出器からの電気信号は取り込めないため、レーザ光を高速に走査させると放電時の電気信号の損出の影響が無視できなくなり、結果的に試料からの光を正確に反映した画像が取得できないという問題点があった。
また、試料からの光が非常に暗い場合、コンデンサに充電される電荷の信号成分に対するノイズ成分の比率が高くなり、S/N比が小さい画像しか取得できないという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で試料からの光を正確に反映した良質な画像が取得できる走査型レーザ顕微鏡装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる走査型レーザ顕微鏡装置は、レーザ光を試料に照射しつつ所定の走査速度で走査し、前記試料から発する光を光検出手段によって検出して電気信号に変換し、該変換された電気信号を画像表示する走査型レーザ顕微鏡装置において、前記電気信号の電荷を蓄積する電荷蓄積手段と、接地された第1のスイッチを有し、該第1のスイッチの閉によって前記電荷を接地して放電させる第1の放電手段と、抵抗を介して接地された第2のスイッチを有し、該第2のスイッチの閉によって前記電荷を前記抵抗を介して接地して放電させる第2の放電手段と、前記電荷をデジタル値に変換するデジタル変換手段と、前記デジタル値を加算する加算手段と、前記デジタル変換手段からの第1の入力と前記加算手段からの第2の入力とを選択して出力する選択手段と、前記レーザ光が1画素に対応する領域を走査する第1の周期に同期して前記電荷を前記デジタル変換手段によって前記デジタル値に変換するとともに前記第1の放電手段によって前記電荷を放電する第1の制御と、前記第1の周期に比して短い第2の周期に同期して前記電荷を前記デジタル変換手段によって前記デジタル値に変換するとともに前記電荷を前記第2の放電手段によって放電し、該デジタル値を前記加算手段によって加算し、該加算結果を前記第1の周期に同期して前記選択手段に出力する第2の制御とを行い、前記第1の制御時に前記第1の入力を選択指示し、前記第2の制御時に前記第2の入力を選択指示する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる走査型レーザ顕微鏡装置は、上記の発明において、他の抵抗を介して接地された第3のスイッチを有し、該第3のスイッチの閉によって前記電荷を前記他の抵抗を介して接地して放電させる第3の放電手段と、前記デジタル変換手段から出力された前記デジタル値を所定の閾値と比較し、該所定の閾値以上の前記デジタル値を計数する計数手段と、をさらに備え、前記選択手段は、前記計数手段からの第3の入力を含めて選択出力し、前記制御手段は、前記第1の周期に比して短い第3の周期に同期して前記電荷を前記デジタル変換手段によって前記デジタル値に変換するとともに前記電荷を前記第3の放電手段によって放電し、該デジタル値を前記計数手段によって計数させ、該計数結果を前記第1の周期に同期して前記選択手段に出力する第3の制御をさらに行い、前記第1の制御時に前記第1の入力を選択指示し、前記第2の制御時に前記第2の入力を選択指示し、前記第3の制御時に前記第3の入力を選択指示することを特徴とする。
また、請求項3にかかる走査型レーザ顕微鏡装置は、上記の発明において、前記他の抵抗の抵抗値は、前記デジタル変換手段が前記第3の周期によるサンプリングを満足する範囲内の微小な抵抗値であることを特徴とする。
また、請求項4にかかる走査型レーザ顕微鏡装置は、上記の発明において、前記選択手段は、前記所定の走査速度が遅い場合、前記第1の入力を選択し、前記所定の走査速度が速い場合、前記第2の入力を選択することを特徴とする。
また、請求項5にかかる走査型レーザ顕微鏡装置は、上記の発明において、前記選択手段は、前記試料から発する前記光が暗い場合、前記第3の入力を選択することを特徴とする。
また、請求項6にかかる走査型レーザ顕微鏡装置は、上記の発明において、前記画像表示によって表示された前記電気信号に応じて、前記第1の入力、前記第2の入力、あるいは前記第3の入力のいずれか一つを選択する指示を前記選択手段に対して行う指示手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項7にかかる走査型レーザ顕微鏡装置は、上記の発明において、前記抵抗は、可変抵抗であり、前記加算手段は、前記可変抵抗の抵抗値に応じてデジタル変換したデジタル値を加算演算し、この加算演算した加算値のうちの所定の下位ビットを削除して出力することを特徴とする。
本発明にかかる走査型レーザ顕微鏡装置は、レーザ光の走査速度に対応して光検出器から出力された電気信号の処理方法を切り替えることによって、試料からの光を正確に反映した良質な画像が取得できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる走査型レーザ顕微鏡装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1である走査型レーザ顕微鏡装置100の概要構成を示すブロック図である。図1において、この走査型レーザ顕微鏡装置100は、レーザ光源1と、ビームエキスパンダ2と、波長フィルタ3と、ダイクロイックミラー4と、ガルバノ5と、瞳投影レンズ6と、プリズム7と、対物レンズ8と、レンズ10と、ミラー11と、レンズ12と、光検出器13と、フレームメモリ14と、集光レンズ15と、ダイクロイックミラー16と、ミラー21と、ダイクロイックフィルタ22と、吸収フィルタ17,23と、ピンホール18,24と、光検出器19,25と、測定部20,26と、制御部27と、表示部28と、入力部29とを有している。
まず、レーザ光源1から出射されたレーザ光は、ビームエキスパンダ2、波長フィルタ3ダイクロイックミラー4、ガルバノ5、瞳投影レンズ6、プリズム7、対物レンズ8を順次介して試料9に入射する。試料9に入射したレーザ光の一部は、試料を透過して透過光となり、レンズ10、ミラー11、レンズ12を順次介して光検出器13に入射する。光検出器13は、入射した透過光を電気信号に変換し、電気信号は、A/D変換されてフレームメモリ14に格納される。
一方、試料9に入射したレーザ光は、一部は、試料9で反射された反射光となり、一部は、試料9で吸収され、試料9から蛍光が発さられる。反射光と蛍光とは、試料9に入射したレーザ光と同じ光路をダイクロイックミラー4まで逆行し、ダイクロイックミラー4を透過する。ダイクロイックミラー4を透過した反射光と蛍光とは、集光レンズ15を介してダイクロイックミラー16に入射する。ダイクロイックミラー16に入射した反射光は、ダイクロイックミラー16で反射され、吸収フィルタ17、ピンホール18を順次介して光検出器19に入射する。光検出器19に入射した反射光は、電気信号に変換されて測定部20に出力される。測定部20に出力された電気信号は、画像信号に変換されて制御部27に出力され、制御部27は、出力された画像信号を入力部29からの指示にしたがって表示部28に反射光画像として出力表示させる。また、ダイクロイックミラー16に入射した蛍光は、ダイクロイックミラー16を透過し、ミラー21、ダイクロイックフィルタ22、吸収フィルタ23、ピンホール24を順次介して光検出器25に入射する。光検出器25に入射した蛍光は、電気信号に変換され、測定部26、制御部27を順次介して表示部28に蛍光画像として出力表示される。
つぎに、測定部20,26の動作について詳細に説明する。光検出器19,25と測定部20,26とは、同一機能を有し、同一動作を行う。図2は、測定部20,26の概要構成を示すブロック図である。測定部20,26は、光検出器19,25から入力した電気信号Iの電荷を蓄積するコンデンサ101と、コンデンサ101に蓄積された電荷を接地させて放電させるスイッチ102と、コンデンサ101に蓄積された電荷を抵抗値R1の抵抗104を介して接地して放電させるスイッチ103と、スイッチ102,103を駆動するスイッチ駆動部105と、コンデンサ101に蓄積された電荷の電圧値VINを所定の比率で増幅するアンプ10と、アンプ10で増幅された電圧値であるアナログ値をデジタル値に変換するA/D変換器107と、A/D変換器107で変換されたデジタル値を加算して加算値を出力する加算部108と、A/D変換器107で変換されたデジタル値と加算部108で加算された加算値とのいずれかを選択して制御部27に出力する選択部109とを有している。制御部27は、スイッチ駆動部105と、A/D変換器107と、加算部108と、選択部109とを制御している。
スイッチ駆動部105は、制御部27の制御のもと、制御信号S1,S2によってスイッチ102,103を駆動制御している。また、A/D変換器107は、制御部27の制御のもと、制御信号S3A,S3Bによってサンプリングするタイミングが制御されている。また、加算部108と選択部109とは、制御部27の制御のもと、入出力が制御されている。
図3は、加算部108の概要構成を示すブロック図である。加算部108は、加算器1081を有し、A/D変換器107から出力されたデジタル値を加算し、制御部27からの制御のもと、加算結果である加算値を選択部109に出力している。
つぎに、レーザ光の走査速度に対応して測定部20,26が行う2種類の異なる信号処理について説明する。この発明の実施の形態1では、レーザ光の走査速度が遅い場合、光検出器19,25から出力された電気信号Iの電荷を所定時間コデンサ101に蓄積し、蓄積された電荷の電圧値から画像信号を取得するようにしている。また、レーザ光の走査速度が速い場合、光検出器19,25から出力された電気信号Iを抵抗104を介して放電して電圧値に変換し、この電圧値を所定時間加算し、加算結果である加算値から画像信号を取得するようにしている。
レーザ光の走査速度が遅い場合、図2において、光検出器19,25から電気信号Iが出力され、制御信号S1によってスイッチ102が「開」になり、制御信号S2によってスイッチ103が「開」になり、コンデンサ101に電気信号Iの電荷が蓄積される。この蓄積された電荷は時間の経過とともに増加し、電荷の増加とともにアンプ106に印加される電圧値VINも増加する。電圧値VINは、アンプ106によって増幅されてA/D変換器107に入力される。A/D変換器107は、制御信号S3Aによってサンプリングのタイミングが制御され、制御信号S3Aによってサンプリングしたアナログ値をデジタル値に変換し、選択部109に出力する。選択部109は、制御部27の制御のもと、デジタル値を制御部27に出力する。制御部27は、入力部29からの指示のもと、入力したデジタル値を画像信号に変換して表示部28に出力し、出力表示させる。
一方、レーザ光の走査速度が速い場合、図2において、光検出器19,25から電気信号Iが出力され、制御信号S1によってスイッチ102が「開」になり、制御信号S2によってスイッチ103が「閉」になり、電気信号Iは、抵抗値R1の抵抗104を介して放電される。電気信号Iの電荷は、抵抗104を介することによって電圧値VINに変換され、電圧値VINがアンプ106に印加される。電圧値VINは、アンプ106によって増幅されてA/D変換器107に入力される。A/D変換器107は、制御信号S3Bによってサンプリングのタイミングが制御され、制御信号S3Bによってサンプリングしたアナログ値をデジタル値に変換し、加算部108に出力する。加算部108は、制御部27の制御のもと、入力したデジタル値を加算し、加算結果である加算値を選択部109に出力する。選択部109は、制御部27の制御のもと、加算値を制御部27に出力する。制御部27は、入力部29の指示のもと、入力した加算値を画像信号に変換して表示部28に出力し、出力表示させる。
図4に、レーザ光の走査速度が遅い場合におけるA/D変換器107に入力する電圧値の時間変化と制御信号S1,S3Aの「ON」「OFF」のタイミングチャートとを示す。図4に示すように、A/D変換器107に入力する電圧値は、時刻t0〜t1,時刻t2〜t3において、コンデンサ101に電荷が蓄積されるとともに増加し、時刻t1〜t2,時刻t3〜t4において、電荷が放電されるとともに減少する。制御信号S1は、時刻t0〜t1,時刻t2〜t3において「ON」となり、これにともなって、スイッチ102は、「開」となる。時刻t1〜t2,時刻t3〜t4において「OFF」となり、これにともなって、スイッチ102は、「閉」となる。制御信号S3Aは、時刻t1,t3の直前に「ON」になる。これによって、コンデンサ101に蓄積された電荷が放電される直前の電圧値がA/D変換器107によってサンプリングされてデジタル値に変換される。この場合、時刻t0〜t2までに取得された画像信号が1画素に対応し、時刻t2〜t4までが次の1画素に対応している。
つまり、スイッチ102が「開」となっている間、コンデンサ101に電荷が蓄積され、スイッチ102が「閉」となると、蓄積された電荷は、放電される。これに対応して、A/D変換器107は、コンデンサ101に蓄積された電荷が放電される直前の電圧値をデジタル値に変換し、このデジタル値を1画素分の画像信号としている。1画素分の時間は、時刻t0〜t2,時刻t2〜t4に対応しているが、放電時(時刻t1〜t2,時刻t3〜t4)の電圧値は、デジタル値に変換されず、画像信号は、取得されない。
つぎに、図5に、レーザ光の走査速度が速い場合におけるA/D変換器107でサンプリングされたデジタル値と加算部108から出力される加算値との時間変化と制御信号S2,S3Bの「ON」「OFF」のタイミングチャートとを示す。図5に示すように、A/D変換器107から出力されるデジタル値の時間間隔Δtは、サンプリング間隔に対応し、加算部108で積算される加算値は、時刻t0〜t2,時刻t2〜t4において、時間間隔Δtのデジタル値を加算したものである。制御信号S2は、A/D変換器107がサンプリングを開始する前に「ON」となり、スイッチ103は、「閉」となる。制御信号S3Bは、時刻t0から時間間隔Δtで「ON」となる。この場合、時刻t0〜t2においてサンプリングされたデジタル値を加算した加算値を画像信号に変換したものが1画素に対応し、時刻t2〜t4までが次の1画素に対応している。
つまり、スイッチ103が「閉」となっている間、光検出器19,25から出力された電気信号Iは、抵抗値R1の抵抗104を介して放電されるため、電圧値VINに変換される。したがって、電気信号Iの変動は、電圧値VINの変動に変換される。そこで、この電圧値VINを1画素に対応した時間である時刻t0〜t2,時刻t2〜t4まで加算すると、1画素分の画像信号が取得できる。
つぎに、選択部109がA/D変換器107から出力されたデジタル値を選択する場合と、加算部108から出力された加算値を選択する場合とを模式図6を参照して説明する。図6において、ケース1は、レーザ光の走査速度が遅い場合を示し、ケース2は、レーザ光の走査速度が速い場合を示している。ケース1の場合、測定時間(電荷蓄積時間)である時刻t0〜t1,時刻t2〜t3に比して未測定時間(放電時間)である時刻t1〜t2,時刻t3〜t4は短い。したがって、選択部109は、測定時間に比して未測定時間が無視できるため、A/D変換器107から出力されたデジタル値を選択し、制御部27は、電気ノイズが小さい画像が取得できる。
一方、ケース2の場合、測定時間である時刻t0〜t2,時刻t2〜t4に比して未測定時間である時刻t1〜t2,時刻t3〜t4は長い。このような場合、未測定時間において、損失した信号の影響は、無視できなくなるため、選択部109は、加算部108から出力された加算値を選択し、制御部27は、信号損失のない画像が取得できる。
したがって、レーザ光の走査速度に対応して信号処理を切り替えることによって、レーザ光の走査速度が遅い場合であっても速い場合であっても、試料を正確に反映した良質な画像が取得できる。
この実施の形態1では、レーザ光の走査速度に応じて信号処理の方法を切り替えるようにしている。このようにすると、レーザ光の走査速度が遅い場合は、電気ノイズの小さい画像が取得でき、レーザ光の走査速度が速い場合は、信号損失のない画像が取得できる。
なお、この実施の形態1では、電気信号Iを充放電するためのスイッチ102と抵抗104を介して放電させるスイッチ103とを個別に設けていたが、図7に示すように、双方に対応するスイッチ110を用いてもよい。
また、信号の処理方法は、レーザ光の走査速度に応じて入力部29を介して手動によって切り換えるようにしていたが、レーザ光の走査速度から測定時間と未測定時間との比率を演算し、この比率をもとに自動的に切り換えるようにしてもよい。
(実施の形態2)
つぎに、この実施の形態2について説明する。実施の形態1では、レーザ光の走査速度に応じて光検出器からの電気信号の信号処理方法を切り替えるようにしていたが、この実施の形態2では、光検出器からの微弱な電気信号を増大させた抵抗を介して放電することによって電圧値を増幅させ、画像信号の分解能を擬似的に高くするようにしている。
図8は、この発明の実施の形態2である走査型レーザ顕微鏡装置200の概要構成を示すブロック図である。図8において、この走査型レーザ顕微鏡装置200は、制御部27に代えて制御部227を配置し、測定部20,26に代えて測定部220,226を配置している。なお、図1と同一の構成部分には、同一の符号を付している。
つぎに、測定部220,226の動作について説明する。図9は、測定部220,226の概要構成を示すブロック図である。図9において、抵抗104に代えて抵抗204を配置し、加算部108に代えて加算部208を配置している。また、抵抗204の抵抗値R2は、抵抗104の抵抗値R1の2倍(R2=2×R1)になっている。制御部227は、スイッチ駆動部105と、A/D変換器107と、加算部208と、選択部109とを制御している。なお、図2と同一の構成部分には、同一の符号を付している。
さらに、図10に示すように、加算部208は、加算器2081と、クリップ回路2082とを有している。この加算器2081は、加算器1081に比して処理ビット数が1ビット増加されているため、加算器1081に比して信号の処理容量が2倍になっている。図9において、スイッチ103が「閉」になると、電気信号Iは、抵抗204の抵抗値R2を介して接地されるが抵抗104の抵抗値R1の2倍になっているため、アンプ106に印加される電圧値VINは、図2における電圧値VINに比して2倍になる。
結果的に、図10に示すように、加算部208の加算器2081は、2倍に増幅された電圧値の加算を行い、容量(0〜N+1)bitの加算値をクリップ回路2082に出力する。ここで、画像信号が容量(N)bitである場合、クリップ回路2082は、加算値が画像信号の容量(N)bitをオーバーフローしないように、加算値の上位の桁をクリップして、容量(1〜N+1)bitの加算値に変換して選択部109に出力する。
この結果、図11に示すように、従来の画像信号のレンジが0〜3であったものが、2倍の抵抗値を介して放電させることによって、画像信号のレンジが2倍(0〜6)に増幅される。しかし、画像信号のレンジ容量が0〜3である場合、レンジが増幅された画像信号は、オーバーフローする。そこで、増幅された画像信号の上位桁部分をクリップすることによって、画像信号のレンジ容量に収まるようにできる。したがって、制御部227は、分解能が2倍になり、かつオーバーフローすることのない画像信号が取得できる。
レーザ光の走査速度が速く、あるいは試料9から発する光の光強度が小さく、結果的に光検出器19,25からの電気信号Iが微弱な場合でも、抵抗値を増大させて放電し、アンプ106に印加する電圧値を増幅させ、加算器2081とクリップ回路2082とを組み合わせることによって、擬似的に分解能を高めた画像信号が取得できる。
この実施の形態2では、抵抗204の抵抗値R2を抵抗104の抵抗値R1の2倍にするとともに、加算器2081の容量を2倍にし、さらに加算値の上位ビットをクリップすることによって、生物蛍光試料等から発する微弱な蛍光からも高精度の画像が取得できるようにしている。
なお、この実施の形態2では、抵抗204の抵抗地R2を抵抗値R1の2倍にし、加算器2081の処理ビット容量を2倍にしていたが、所望の分解能に応じられるように図12のブロック図に示すように可変抵抗205を配置し、制御部227Aが可変抵抗205の抵抗値を可変制御するようにしてもよい。また、クリップ回路2082は、加算値の上位ビットをクリップして、容量(N)bitにしていたが画像信号のレンジ容量に応じて可変するようにしてもよい。
(実施の形態3)
つぎに、この実施の形態3について説明する。実施の形態1では、レーザ光の走査速度に応じて光検出器から出力される電気信号の処理方法を切り替えるようにしていた。また、実施の形態2では、微弱な蛍光等に対応させて擬似的に分解能を高くするようにしていた。この実施の形態3では、非常に暗い試料からの光を光子計数法によって測定し、S/N比の高い画像信号を取得するようにしている。
図13は、この発明の実施の形態3である走査型レーザ顕微鏡装置300の概要構成を示すブロック図である。図13において、この走査型レーザ顕微鏡装置300は、制御部27に代えて制御部327を配置し、測定部20,26に代えて測定部320,326を配置している。なお、図1と同一の構成部分には、同一の符号を付している。
つぎに、測定部320,326の動作について説明する。図14は、測定部320,326の概要構成を示すブロック図である。図14において、測定部320,326は、スイッチ311と、抵抗312とを配置し、スイッチ駆動部105に代えてスイッチ駆動部305を配置し、光子計数部310を配置し、選択部109に代えて選択部309を配置している。また、抵抗312の抵抗値R3は、アンプ106、およびA/D変換器107によってパルス状の電気信号Iの周波数が小さくならない値に設定されている。また、制御部327は、スイッチ駆動部305と、A/D変換器107と、加算部108と、選択部109と、光子計数部310とを制御している。なお、図2と同一の構成部分には、同一の符号を付している。
さらに、図15に示すように、光子計数部310は、基準値生成部3101と、比較部3102と、カウント部3103とを有している。基準値生成部3101は、光検出系のノイズに相当する所定の閾値Tthを比較部3102に出力し、比較部3102は、A/D変換器107から入力したデジタル値と閾値Tthとを比較し、デジタル値が閾値Tth以上であるデジタル値をカウント部3103に出力する。カウント部3103は、入力したデジタル値の個数を計数し、制御部327の制御のもと、計数を選択部309に出力する。選択部309は、制御部327の制御のもと、入力した計数を制御部327に出力する。制御部327は、入力部29の指示のもと、入力した計数をもとに画像信号に変換して、表示部28に出力表示させる。
試料9から発する光が非常に暗い場合、光検出器19,25から出力される電気信号Iは、パルス状になる。このような場合、スイッチ102,103を「開」にして、スイッチ311を「閉」にすると、このパルス状の電気信号Iは、極めて小さい抵抗値R3の抵抗312を介して放電するため、アンプ106にパルス状の電圧が印加される。アンプ106に印加されたパルス状の電圧は、A/D変換器107を介して光子計数部310にパルス状のデジタル値が出力される。光子計数部310は、このパルス状のデジタル値からノイズである所定の閾値Tth以上のデジタル値を計数する。結果的にこの計数は、光子計数法における光子数となる。そこで、制御部327は、光子計数部310から出力された光子数を選択部309を介して入力し、光子計数法をもとに画像信号を取得することができる。
この実施の形態3では、非常に暗い試料9から発した光のパルス状の電気信号を計数し光子計数法によって画像信号を取得するようにしている。基準値生成部3101と比較部3102とによってノイズが除去できるためS/N比が高く、明るい画像信号が取得できる。
なお、この実施の形態3では、抵抗310の抵抗値R3を極めて小さく設定していた(R3≒0)が、これは、図16に示すように、抵抗310の抵抗値R3を大きくする(R3=C)と、抵抗310の時定数が増大して、光検出器19,26から出力されたパルス状の電気信号Iが崩れ、パルスの高さが減少するとともにパルスの幅が拡幅し、正確な光子数がカウントされなくなるからである。
また、この実施の形態3では、所定の閾値Tthをノイズとして固定していたが、ノイズレベルの変化に対応させて変化させるようにしてもよい。
実施の形態1〜3では、電気信号Iの異なる信号処理を1つのアナログ入力回路で実現することによって、測定部の回路全体を簡易な構成にすることができ、装置全体を小さな容量に収めることができる。
なお、実施の形態1〜3では、試料9からの反射光、および蛍光から出力される電気信号Iの信号処理について説明したが、光検出器13で検出される透過光についても実施の形態1〜3で説明した信号処理を行うようにしてもよい。
この発明の実施の形態1にかかる走査型レーザ顕微鏡装置を示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1にかかる測定部の機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1にかかる加算部の機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1にかかるA/D変換器に入力する電圧値の時間変化と制御信号S1,S3Aのタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1にかかるA/D変換器から出力されるデジタル値の時間変化と加算値の時間変化と制御信号S2,S3Bのタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1にかかるレーザ光の走査速度の違いによって測定期間と未測定期間との比率が異なることを示す模式図である。 この発明の実施の形態1にかかるスイッチの変形例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2にかかる走査型レーザ顕微鏡装置を示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態2にかかる測定部の機能ブロック図である。 この発明の実施の形態2にかかる加算部の機能ブロック図である。 この発明の実施の形態2にかかる画像信号のレンジの変化を示す模式図である。 この発明の実施の形態2にかかる測定部の機能ブロック図である。 この発明の実施の形態3にかかる走査型レーザ顕微鏡装置を示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態3にかかる測定部の機能ブロック図である。 この発明の実施の形態3にかかる光子計数部の機能ブロック図である。 この発明の実施の形態3にかかる抵抗が大きくなることで、パルス波形が変形する様子を示す模式図である。
符号の説明
1 レーザ光源
2 ビームエキスパンダ
3 波長フィルタ
4,16 ダイクロイックミラー
5 ガルバノ
6 瞳投影レンズ
7 プリズム
8 対物レンズ
9 試料
10,12 レンズ
11,21 ミラー
13,19,25 光検出器
14 フレームメモリ
15 集光レンズ
17,23 吸収フィルタ
18,24 ピンホール
20,26,220,220A,226,226A,320,326 測定部
22 ダイクロイックフィルタ
27,227,227A,327 制御部
28 表示部
29 入力部
100,200,300 走査型レーザ顕微鏡装置
101 コンデンサ
102,103,110,311 スイッチ
104,204,312 抵抗
105,305 スイッチ駆動部
106 アンプ
107 A/D変換器
108,208 加算部
109,309 選択部
205 可変抵抗
310 光子計数部
1081,2081 加算器
2082 クリップ回路
3101 基準値生成部
3102 比較部
3103 カウント部

Claims (7)

  1. レーザ光を試料に照射しつつ所定の走査速度で走査し、前記試料から発する光を光検出手段によって検出して電気信号に変換し、該変換された電気信号を画像表示する走査型レーザ顕微鏡装置において、
    前記電気信号の電荷を蓄積する電荷蓄積手段と、
    接地された第1のスイッチを有し、該第1のスイッチの閉によって前記電荷を接地して放電させる第1の放電手段と、
    抵抗を介して接地された第2のスイッチを有し、該第2のスイッチの閉によって前記電荷を前記抵抗を介して接地して放電させる第2の放電手段と、
    前記電荷をデジタル値に変換するデジタル変換手段と、
    前記デジタル値を加算する加算手段と、
    前記デジタル変換手段からの第1の入力と前記加算手段からの第2の入力とを選択して出力する選択手段と、
    前記レーザ光が1画素に対応する領域を走査する第1の周期に同期して前記電荷を前記デジタル変換手段によって前記デジタル値に変換するとともに前記電荷を前記第1の放電手段によって放電する第1の制御と、前記第1の周期に比して短い第2の周期に同期して前記電荷を前記デジタル変換手段によって前記デジタル値に変換するとともに前記電荷を前記第2の放電手段によって放電し、該デジタル値を前記加算手段によって加算し、該加算結果を前記第1の周期に同期して前記選択手段に出力する第2の制御とを行い、前記第1の制御時に前記第1の入力を選択指示し、前記第2の制御時に前記第2の入力を選択指示する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする走査型レーザ顕微鏡装置。
  2. 他の抵抗を介して接地された第3のスイッチを有し、該第3のスイッチの閉によって前記電荷を前記他の抵抗を介して接地して放電させる第3の放電手段と、
    前記デジタル変換手段から出力された前記デジタル値を所定の閾値と比較し、該所定の閾値以上の前記デジタル値を計数する計数手段と、
    をさらに備え、
    前記選択手段は、前記計数手段からの第3の入力を含めて選択出力し、
    前記制御手段は、前記第1の周期に比して短い第3の周期に同期して前記電荷を前記デジタル変換手段によって前記デジタル値に変換するとともに前記電荷を前記第3の放電手段によって放電し、該デジタル値を前記計数手段によって計数させ、該計数結果を前記第1の周期に同期して前記選択手段に出力する第3の制御をさらに行い、前記第1の制御時に前記第1の入力を選択指示し、前記第2の制御時に前記第2の入力を選択指示し、前記第3の制御時に前記第3の入力を選択指示することを特徴とする請求項1に記載の走査型レーザ顕微鏡装置。
  3. 前記他の抵抗の抵抗値は、前記デジタル変換手段が前記第3の周期によるサンプリングを満足する範囲内の微小な抵抗値であることを特徴とする請求項2に記載の走査型レーザ顕微鏡装置。
  4. 前記選択手段は、前記所定の走査速度が遅い場合、前記第1の入力を選択し、前記所定の走査速度が速い場合、前記第2の入力を選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の走査型レーザ顕微鏡装置。
  5. 前記選択手段は、前記試料から発する前記光が暗い場合、前記第3の入力を選択することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の走査型レーザ顕微鏡装置。
  6. 前記画像表示によって表示された前記電気信号に応じて、前記第1の入力、前記第2の入力、あるいは前記第3の入力のいずれか一つを選択する指示を前記選択手段に対して行う指示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の走査型レーザ顕微鏡装置。
  7. 前記抵抗は、可変抵抗であり、
    前記加算手段は、前記可変抵抗の抵抗値に応じてデジタル変換したデジタル値を加算演算し、この加算演算した加算値のうちの所定の下位ビットを削除して出力することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の走査型レーザ顕微鏡装置。
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