JP2005320992A - トロイダル型無段変速機の組立方法および組立治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入力側ディスクユニットにおける組立治具の外し忘れを防止できるトロイダル型無段変速機の組立方法および組立治具を提供する。
【解決手段】 本発明の組立治具40は、回転力が入力される入力軸1と、この入力軸1に結合されて入力軸1と一体で回転する入力側ディスク2と、入力側ディスク2の背面に配置され且つ入力側ディスク2を軸方向へ押圧するローディングカム式の押圧装置12とから成り且つ押圧装置12のローディングカム12aの爪部31が駆動軸22の嵌合部32と嵌合するようになっているトロイダル型無段変速機の入力側ディスクユニットAに対して組み付けられる組立治具40であって、入力側ディスクユニットAに組み付いている状態でローディングカム12aの爪部31の少なくとも一部を覆うことによりこの爪部31と駆動軸22の嵌合部32との嵌合を妨げる嵌合防止部40cを有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車や各種産業機械の変速機などに利用可能なトロイダル型無段変速機の組立方法および組立治具に関する。
図4には、自動車用変速機として利用可能な従来のトロイダル型無段変速機の一例が示されている。このトロイダル型無段変速機は、いわゆるダブルキャビティ式の高トルク用トロイダル型無段変速機であり、2つの入力側ディスク2,2と2つの出力側ディスク3,3とが、入力軸1の外周に取り付けられて成る。また、入力軸1の中間部の外周には出力歯車4が回転自在に支持されている。この出力歯車4の中心部に設けられた円筒状のフランジ部4a,4aには、出力側ディスク3,3がスプライン係合によって連結されている。なお、出力歯車4は、2つの部材の結合によって構成された仕切壁13を介してハウジング14内に支持されており、これにより、入力軸1の軸線Oを中心に回転できる一方で、軸線O方向の変位が阻止されている。
また、入力軸1は、ローディングカム式の押圧装置12を介して、駆動軸22により回転駆動されるようになっている。具体的には、図中左側に位置する入力側ディスク2と駆動軸22との間にローディングカム式の押圧装置12が設けられており、この押圧装置12によって、入力側ディスク2を出力側ディスク3に向け弾性的に押圧しつつ、この入力側ディスク2を回転駆動自在としている。また、この押圧装置12は、駆動軸22と共に回転するローディングカム(カム板)12aと、保持器7により転動自在に保持された複数個(例えば4個)のローラ(転動体)12bとから構成されている。ローディングカム12aの片側面(図4の右側面)には、円周方向に亙る凹凸であるカム面113が形成され、入力側ディスク2の外側面(図4の左側面)にも、同様の形状を有するカム面114が形成されている。なお、入力軸1の端部とローディングカム12aとの間には、スラスト荷重を支承自在なアンギュラ型の玉軸受(アンギュラ軸受)30が介挿されている。また、ローディングカム12aは、その爪部31が駆動軸22の嵌合部32と嵌合状態で結合している。
出力側ディスク3,3は、入力軸1との間に介在されたニードル軸受5,5によって、入力軸1の軸線Oを中心に回転自在に支持されている。また、入力側ディスク2,2は、入力軸1と共に回転するように、その入力軸1の両端部にボールスプライン6,6を介して支持されている。また、図5にも示すように、入力側ディスク2,2の内側面(凹面)2a,2aと出力ディスク3,3の内側面(凹面)3a,3aとの間には、パワーローラ11が回転自在に挟持されている。
図4中右側に位置する入力側ディスク2は、その背面(図4の右面)が、大きな弾力を有する第1の皿板ばね10を介して、ローディングナット9に突き当てられており、入力軸1に対する軸方向(図4の左右方向)の変位が実質的に阻止されている。また、図4中左側に位置する入力側ディスク2とローディングカム12aとの間には、予圧力発生部材としての第2の皿板ばね8が設けられている。これらの皿板ばね8,10は、各ディスク2,2,3,3の内側面2a,2a,3a,3aとパワーローラ11,11の周面(トラクション面)11a,11a(図5参照)との当接部に押圧力を付与する。
したがって、上記構成の無段変速機では、駆動軸22からローディングカム12aに回転力が入力されると、ローディングカム12aの回転に伴って、カム面113が複数個のローラ12bを入力側ディスク2の外側面に形成したカム面114に押圧する。これにより、入力側ディスク2が複数のパワーローラ11に押圧されると同時に、両カム面113、114と複数のローラ12bとの押し付け合いに基づいて、入力側ディスク2が回転する。そして、この入力側ディスク2の回転が、複数のパワーローラ11、11を介して、一定の変速比で、出力側ディスク3に伝達される。また、出力側ディスク3,3の回転は、出力歯車4から伝達歯車15および伝達軸16などを介して、出力軸17に伝達される。
ところで、このようなトロイダル型無段変速機において、入力軸1と押圧装置12と入力側ディスク2とから成る入力側ディスクユニットA(図6参照)は、組立治具40,42によって予め組み付けられた状態で搬送され、所定の設置場所において、変速機本体および駆動軸22と組み合わされる(例えば、特許文献1参照)。
ここで、第1の組立治具40は、入力側のカム面113を有するローディングカム12aと出力側のカム面114を有する入力側ディスク2の両カム面113,114のカム底にローラ12bを位置合わせするためのものである。また、第2の組立治具42は、予圧力発生部材としての皿ばね8を圧縮して入力軸1を軸方向に位置決めするためのものである。図6に示すように、第1の組立治具40は、金属板にプレス加工を施して成り、中心に円形の開口部40aを有する略環状体として形成されている。また、第1の組立治具40の外周縁部には、ローディングカム12aの外側面に向けて折れ曲がった立壁部40bが形成されている。一方、第2の組立治具42の中央部には、入力軸1の一端面に向けて突出する膨出部42aが形成されている。また、第1の組立治具40は、ローディングカム12aと保持器7とを貫通する複数本のボルト52により、入力側ディスク2に結合されている。また、第1の組立治具40と第2の組立治具42はボルト50を介して互いに結合している。
特開平11−210853号公報
ところで、第1および第2の組立治具40,42は、入力側ディスクユニットAと組み付いた状態で、入力側ディスクユニットAと共に変速機本体を備えたハウジング14内に組み込まれ、ハウジング14の中で取り外される。そして、これら2つの組立治具のうち、第2の組立治具42は、ローディングカム12aを固定する時に駆動軸22の六角部22aを入力軸1に嵌合する必要があるため、先に取り外される。その後、第1の組立治具40を取り外すことになるが、この第1の組立治具40を取り外し忘れるという問題が従来からある。
第1の組立治具40を取り外し忘れる原因の1つは、第1の組立治具40の開口部40aがローディングカム12aの爪部31を完全に露出させてしまっている(ローディングカム12aの爪部31が完全に開放されている)ためである(図6参照)。そのため、図7に示すように、第1の組立治具40を外さなくても、第1の組立治具40の開口部40aを通じて、駆動軸22の嵌合部32をローディングカム12aの爪部31に嵌合させることができてしまい、作業者は、そのまま、第1の組立治具40を取り外すことなく放置してしまう虞がある。
しかしながら、第1の組立治具40を外し忘れたままここに放置してしまうと、カムが推力を発生できないため、トルクが発生した際にグロススリップが生じてしまう。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、入力側ディスクユニットにおける組立治具の外し忘れを防止できるトロイダル型無段変速機の組立方法および組立治具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のトロイダル型無段変速機の組立方法は、入力側ディスクユニットをハウジング内で変速機本体に組み込み且つ駆動軸に結合することによりトロイダル型無段変速機を組み立てる組立方法であって、前記入力側ディスクユニットは、回転力が入力される入力軸と、この入力軸に結合されて入力軸と一体で回転する入力側ディスクと、前記入力側ディスクの背面に配置され且つ前記入力側ディスクを軸方向へ押圧するローディングカム式の押圧装置とを備え、前記押圧装置は、前記入力軸と共に回転するローディングカムと、このローディングカムのカム面と前記入力側ディスクのカム面との間で転動体を転動自在に保持する保持器とを有し、カム面のカム底に転動体を位置合わせするための組立治具を用いてローディングカムと保持器と入力側ディスクとを一体化させる組立方法において、前記組立治具が組み付いた前記入力側ディスクユニットを前記ハウジング内に組み込む工程と、前記組立治具を前記入力側ディスクユニットから取り外して、エンジンからの回転力を伝える駆動軸を前記入力軸に結合するとともに、前記駆動軸の嵌合部を前記ローディングカムの爪部に嵌合させる工程とを備え、前記組立治具を前記入力側ディスクユニットから取り外さなければ、前記駆動軸の嵌合部を前記ローディングカムの爪部に嵌合させることができないようにしていることを特徴とする。
この請求項1に記載された発明においては、組立治具を入力側ディスクユニットから取り外さなければ、駆動軸の嵌合部をローディングカムの爪部に嵌合させることができないため、組立治具の取り外し忘れを未然に防止することができる。
また、請求項2に記載の組立治具は、回転力が入力される入力軸と、この入力軸に結合されて入力軸と一体で回転する入力側ディスクと、前記入力側ディスクの背面に配置され且つ前記入力側ディスクを軸方向へ押圧するローディングカム式の押圧装置とから成り且つ前記押圧装置のローディングカムの爪部が駆動軸の嵌合部と嵌合するようになっているトロイダル型無段変速機の入力側ディスクユニットに対して組み付けられる組立治具において、前記入力側ディスクユニットに組み付いている状態で前記ローディングカムの前記爪部の少なくとも一部を覆うことによりこの爪部と前記駆動軸の前記嵌合部との嵌合を妨げる嵌合防止部を有していることを特徴とする。
この請求項2に記載された発明においては、組立治具を入力側ディスクユニットから取り外さなければ、組立治具の嵌合防止部によって、駆動軸の嵌合部をローディングカムの爪部に嵌合させることができないため、組立治具の取り外し忘れを未然に防止することができる。
また、請求項3に記載の組立治具は、回転力が入力される入力軸と、この入力軸に結合されて入力軸と一体で回転する入力側ディスクと、前記入力側ディスクの背面に配置され且つ前記入力側ディスクを軸方向へ押圧するローディングカム式の押圧装置とから成り且つ前記押圧装置のローディングカムの爪部が駆動軸の嵌合部と嵌合するようになっているトロイダル型無段変速機の入力側ディスクユニットに対して組み付けられる組立治具において、前記ローディングカムの前記爪部の少なくとも一部を露出させるための開口部を有し、この開口部の内径が前記駆動軸の前記嵌合部の外径よりも小さいことを特徴とする。
この請求項3に記載された発明においては、組立治具の開口部の内径が駆動軸の嵌合部の外径よりも小さいため、組立治具を入力側ディスクユニットに組み付けた状態では、開口部を通じて駆動軸の嵌合部をローディングカムの爪部に嵌合させることができない。すなわち、組立治具を入力側ディスクユニットから取り外さなければ、駆動軸の嵌合部をローディングカムの爪部に嵌合させることができない。したがって、組立治具の取り外し忘れを未然に防止することができる。
本発明によれば、組立治具を入力側ディスクユニットから取り外さなければ、駆動軸の嵌合部をローディングカムの爪部に嵌合させることができないようになっている。そのため、組立治具の取り外し忘れを未然に防止することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、本発明の特徴は、入力側ディスクユニットの組立方法および組立治具の構造にあり、その他の構成および作用は前述した従来の構成および作用と同様であるため、以下においては、本発明の特徴部分についてのみ言及し、それ以外の部分については、図4〜図7と同一の符号を付してその詳細な説明を省略することにする。
図1および図2は本発明の第1の実施形態を示している。図1に示す入力側ディスクユニットAは、組立治具40,42によって予め組み付けられた状態で搬送され、所定の設置場所において、図2に示すようにハウジング内の変速機本体および駆動軸22と組み合わされる。
第1の組立治具40は、入力側のカム面113を有するローディングカム12aと出力側のカム面114を有する入力側ディスク2の両カム面113,114のカム底にローラ12bを位置合わせするためのものである。また、第2の組立治具42は、予圧力発生部材としての皿ばね8を圧縮して入力軸1を軸方向に位置決めするためのものである。
図1に示すように、第1の組立治具40は、略環状体として形成されており、ローディングカム12aの爪部31の少なくとも一部を露出させるための円形の開口部40aを中心に有している。また、第1の組立治具40の外周縁部には、ローディングカム12aの外側面に向けて折れ曲がった立壁部40bが形成されている。更に、第1の組立治具40は、ローディングカム12aと保持器7とを貫通する複数本のボルト52により、入力側ディスク2に結合されている。
また、第1の組立治具40は、入力側ディスクユニットAに組み付いている状態でローディングカム12aの爪部31の少なくとも一部を覆うことによりこれらの爪部31と駆動軸22の嵌合部32との嵌合を妨げる嵌合防止部40cを有している。本実施形態において、嵌合防止部40cは、開口部40aの周方向に沿って所定の間隔で複数設けられており、開口部40aの内側に向かって突出している。
一方、第2の組立治具42の中央部には、入力軸1の一端面に向けて突出する膨出部42aが形成されている。また、第2の組立治具42は、ボルト50を介して第1の組立治具40と結合されている。
このような構成において、第1および第2の組立治具40,42は、入力側ディスクユニットAと組み付いた状態で、図2に示すように、入力側ディスクユニットAと共に変速機本体を備えたハウジング14内に組み込まれ、ハウジング14の中で取り外される。そして、これら2つの組立治具のうち、第2の組立治具42は、ローディングカム12aを固定する時に駆動軸22の六角部22aを入力軸1に嵌合する必要があるため、先に取り外される。その後、第1の組立治具40を取り外すことになるが、本実施形態では、第1の組立治具40を入力側ディスクユニットAから取り外さなければ、第1の組立治具40の嵌合防止部40cによって、駆動軸22の嵌合部32をローディングカム12aの爪部31に嵌合させることができないため、第1の組立治具40の取り外し忘れを未然に防止することができる。
図3は本発明の第2の実施形態を示している。本実施形態では、第1の組立治具40の開口部40aの内径rが駆動軸22の嵌合部32の外径Rよりも小さく設定されている。このように、第1の組立治具40の開口部40aの内径rが駆動軸22の嵌合部32の外径Rよりも小さいと、第1の組立治具40を入力側ディスクユニットAに組み付けた状態では、開口部40aを通じて駆動軸22の嵌合部32をローディングカム12aの爪部31に嵌合させることができない。すなわち、第1の組立治具40を入力側ディスクユニットAから取り外さなければ、駆動軸22の嵌合部32をローディングカム12aの爪部31に嵌合させることができない。したがって、第1の組立治具40の取り外し忘れを未然に防止することができる。
本発明は、シングルキャビティ型やダブルキャビティ型などのハーフトロイダル型無段変速機の他、トラニオンを有さないフルトロイダル型無段変速機にも適用することができる。
(a)は本発明の第1の実施形態に係る入力側ディスクユニットの正面図、(b)は(a)のX−X線に沿う断面図、(c)は(a)のY−Y線に沿う断面図である。 図1の入力側ディスクユニットを変速機本体に組み付けた状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る入力側ディスクユニットを変速機本体に組み付けた状態を示す断面図である。 従来のトロイダル型無段変速機の断面図である。 従来のトロイダル型無段変速機における入力側ディスクと出力側ディスクとの間に挟持されるパワーローラを示す断面図である。 (a)は従来の入力側ディスクユニットの正面図、(b)は(a)のX1−X1線に沿う断面図、(c)は(a)のY1−Y1線に沿う断面図である。 図6の入力側ディスクユニットを変速機本体に組み付けた状態を示す断面図である。
符号の説明
1 入力軸
2 入力側ディスク
7 保持器
12 押圧装置
12a ローディングカム
12b 転動体
22 駆動軸
31 爪部
32 嵌合部
40 第1の組立治具
40a 嵌合防止部
113A,114A カム面
A 入力側ディスクユニット

Claims (3)

  1. 入力側ディスクユニットをハウジング内で変速機本体に組み込み且つ駆動軸に結合することによりトロイダル型無段変速機を組み立てる組立方法であって、前記入力側ディスクユニットは、回転力が入力される入力軸と、この入力軸に結合されて入力軸と一体で回転する入力側ディスクと、前記入力側ディスクの背面に配置され且つ前記入力側ディスクを軸方向へ押圧するローディングカム式の押圧装置とを備え、前記押圧装置は、前記入力軸と共に回転するローディングカムと、このローディングカムのカム面と前記入力側ディスクのカム面との間で転動体を転動自在に保持する保持器とを有し、カム面のカム底に転動体を位置合わせするための組立治具を用いてローディングカムと保持器と入力側ディスクとを一体化させる組立方法において、
    前記組立治具が組み付いた前記入力側ディスクユニットを前記ハウジング内に組み込む工程と、
    前記組立治具を前記入力側ディスクユニットから取り外して、エンジンからの回転力を伝える駆動軸を前記入力軸に結合するとともに、前記駆動軸の嵌合部を前記ローディングカムの爪部に嵌合させる工程と、
    を備え、
    前記組立治具を前記入力側ディスクユニットから取り外さなければ、前記駆動軸の嵌合部を前記ローディングカムの爪部に嵌合させることができないようにしていることを特徴とするトロイダル型無段変速機の組立方法。
  2. 回転力が入力される入力軸と、この入力軸に結合されて入力軸と一体で回転する入力側ディスクと、前記入力側ディスクの背面に配置され且つ前記入力側ディスクを軸方向へ押圧するローディングカム式の押圧装置とから成り且つ前記押圧装置のローディングカムの爪部が駆動軸の嵌合部と嵌合するようになっているトロイダル型無段変速機の入力側ディスクユニットに対して組み付けられる組立治具において、
    前記入力側ディスクユニットに組み付いている状態で前記ローディングカムの前記爪部の少なくとも一部を覆うことによりこの爪部と前記駆動軸の前記嵌合部との嵌合を妨げる嵌合防止部を有していることを特徴とする組立治具。
  3. 回転力が入力される入力軸と、この入力軸に結合されて入力軸と一体で回転する入力側ディスクと、前記入力側ディスクの背面に配置され且つ前記入力側ディスクを軸方向へ押圧するローディングカム式の押圧装置とから成り且つ前記押圧装置のローディングカムの爪部が駆動軸の嵌合部と嵌合するようになっているトロイダル型無段変速機の入力側ディスクユニットに対して組み付けられる組立治具において、
    前記ローディングカムの前記爪部の少なくとも一部を露出させるための開口部を有し、この開口部の内径が前記駆動軸の前記嵌合部の外径よりも小さいことを特徴とする組立治具。
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