JP2005320886A - ポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】汚泥ケーキ等の高粘度物質を配管によりポンプ輸送するに当たり、ポンプ出口近傍で、内壁と高粘度物質との間に液状滑材を注入し、ポンプ出口近傍から圧力損失の低減を図る。
【解決手段】高粘度物質が配管3に対して吐出されるポンプ出口近傍を出口部材2で構成する。このポンプに内蔵される出口部材2に、前記高粘度物質と前記ポンプ出口近傍の内周壁面との間に水、ペースト等の液状滑材を注入するスリット2a(注入ノズル)を設ける。スリット2aは、周方向に形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、汚泥ケーキ等の高粘度物質を、配管を通して輸送(圧送)するのに用いるポンプ装置に関するものである。
下水汚泥を脱水した汚泥ケーキのように粘度が非常に高くて流動性に乏しい高粘度物質を、ポンプにより配管を通して輸送(圧送)する際には、輸送中の圧力損失(以下、圧損ともいう)を低減することが求められる。この種の圧力損失低減方法としては、従来より、液状滑材注入法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
そのような液状滑材注入法は、高粘度物質の輸送用配管の途中に、水、油、界面活性剤などの液状滑材を注入するための注入ノズルを設け、配管内を輸送される高粘度物質と配管の内周壁面との間に液状滑材を注入して、輸送時の摩擦抵抗を低減することによって圧力損失を低減するものである。
具体的には、例えば図5(a)に示すように構成される。ホッパー11を通じて高粘度物質、例えば汚泥ケーキP1が輸送ポンプ12(一軸偏心ねじポンプ)に投入され、このポンプ12のポンプ吐出口から吐出された汚泥ケーキP1が配管13を通じて輸送される。配管13におけるポンプ吐出口の近傍には、多数の注入ノズル14a(図5(b)参照)を備えた液体注入用の補助配管14が設けられている。この補助配管14は、長さ方向における中間位置に、注入ノズル14aが周方向に一定間隔でもって形成されている。また、全ての注入ノズル14aを取り囲むように環状枠体14bが補助配管14の外周面側に取り付けられている。環状枠体14bには、液状滑材としての水を取り込むための接続プラグ14cが取り付けられている。また、液状滑材としての水を吸引し高圧下で補助配管14の注入ノズル14aへ供給するためのポンプ15を備えている。このポンプ15は上記のポンプ12と共通し例えば一軸偏心ねじポンプで構成されるが、ポンプ12に比べて小容量である。ポンプ15の吐出口15aと注入ノズル14aの接続プラグ14cとが配管16で接続され、この配管16の途中には電磁開閉弁17が設けられている。ポンプ15の吸込口15bに水P2の供給管18の一端が接続されている。供給管18の他端は水の貯留タンク19の下端排水口19aに接続されている。水P2の供給管18にはオリフィス(小孔)20が介設され、このオリフィス20を挟むように跨って供給管18に対しバイパス管21が並列に接続されており、バイパス管21には電磁開閉弁22が設けられている。
そして、電磁開閉弁22を閉じ、電磁開閉弁17を開放した状態で、ポンプ15を運転して水を吸引し、加圧して配管16を通じて注入ノズル14aから配管14(従って配管13)内に注入する。こうした操作の直前あるいはほぼ同時に輸送ポンプ12の運転を開始し、ホッパー11内に投入された汚泥ケーキP1を配管13を通して輸送する。輸送ポンプ12から配管13内に吐出された汚泥ケーキP1は、配管13の内周壁に接触し、摩擦抵抗が上昇しようとする。しかし、注入ノズル14aから、滑材としての水P2が注入され、図5(c)に示すように、配管13の内周壁面と脱水ケーキP1との間に水P2の薄膜が形成され、この水P2の膜は配管13の内壁面に沿ってほぼ全周に生じる。したがって、摩擦抵抗が軽減され配管13内の圧力損失が低減される。
また、汚泥ケーキの一部を前記配管から取り込み、汚泥ケーキに軟化処理を施してマヨネーズ状のペーストとし、そのペーストを水に代えて、滑材として用いることが考えられる。
つまり図6(a)に示すように、輸送ポンプ12のケーシングの上部入口(吸込口)には、汚泥ケーキ投入用のホッパー11が直結され、輸送ポンプ12の吐出口には、汚泥ケーキP1を輸送する配管13の一端が接続されている点は、図5(a)に示すものと同様である。輸送ポンプ12の吐出口近傍の配管13から(吐出された)汚泥ケーキP1の一部を取り込み、配管13の上方に位置するホッパー31内に第1の通路32を通じて送給されるようになっている。第1の通路32の途中に設けられた電磁開閉弁33を開位置にすることで、配管13内を輸送される汚泥ケーキP1の一部が、それ自体の圧力(輸送ポンプ12によって加えられる吐出圧)で第1の通路32を通じてホッパー31内に取り込まれる。
ホッパー31内には、第1の通路32を通じて供給される汚泥ケーキP1の一部のほか、第2の通路34を通じて水Wが供給される。第2の通路34には電磁開閉弁35が設けられ、この電磁開閉弁35が必要時にのみ開放され、ホッパー31内の汚泥ケーキP1に少量の水Wが供給される。
ホッパー31内には、混練装置36のスクリュー部36aが位置し、スクリュー部36aを回転させることで、汚泥ケーキP1と水Wとを一様に混練して、マヨネーズ状のペーストP2’を生成できるように構成されている。このようにして、汚泥ケーキP1の一部を配管13から取り込み、その汚泥ケーキに軟化処理を施して(汚泥ケーキP1に少量の水を注入し混練して)軟化させる。
ホッパー31の下端排出口にはペーストポンプ37(例えば一軸偏心ねじポンプ)が設けられ、配管13の内周壁面と輸送されている汚泥ケーキP1との間に、ペーストP2’が高圧にて供給される。ペーストポンプ37の吐出口は、第3の通路38を通じて、配管13の途中に設けられた補助配管39に接続されている。そして、その第3通路38の途中に設けられている電磁開閉弁40を開位置とすることで、ペーストポンプ37にて第3の通路38を通じてペーストP2’が、補助配管39に高圧供給される。この補助配管39には、図6(b)(c)に示すように、環状のスリット39aが形成され、そのスリット39aを通じて、汚泥ケーキP1と配管13の内周壁面との間にペーストP2’が注入され、それらの間に環状のペーストP2’の膜を形成するようになっている。
この補助配管39は、図6(b)に詳細を示すように、下流側に向けて内径が徐々に直線的に小さくなる内筒部39bと、この内筒部39bの外側に一定間隔を存して設けられる円筒状の外筒部39cと、これら両部39b,39cの端部に設けられ環状のバッファ室Sを形成するドーナッツ形状のフランジ部材39d,39eとを有する。外筒部材39cには、バッファ室SにペーストP2’を供給するための筒状のペースト供給口39fが設けられている。このペースト供給口39fには第3の通路38が接続される。下流側のフランジ部39eには、配管13内へのペーストP2’の出口となる環状の一定幅のスリット39aが形成されている。このスリット39aの径は、配管13の内径より若干小さく形成され、汚泥ケーキP1と配管13の内周壁面との間に全周に亘ってほぼ一様に厚く安定的にペーストP2’を供給できる構成とされている。
輸送ポンプ12の運転を開始すると、ホッパー11内に投入された汚泥ケーキP1が配管13を通じて輸送される。このとき、補助配管39の環状のスリット39aを通じてペーストP2’が配管13の内周壁面付近に高圧供給される。これにより配管13の内周壁面と汚泥ケーキP1との間にペーストP2’の層が形成され、このペーストP2’の層は配管13に沿ってほぼ全周に厚く生じ、下流側に延びて行くことになる。
したがって、配管13を通じて汚泥ケーキP1を輸送する際における摩擦抵抗が大幅に軽減され、配管13内の圧力損失が低減される。
特公平6−12160号公報(第3頁左欄中段〜第4頁左欄上段、第2図、第9図〜第11図)
前述したものは、いずれも、配管の途中において液状滑材(水またはペースト)を注入する構成であるため、ポンプ出口近傍から、液状滑材を注入する部位までの圧損は低減されない。また、液状滑材を注入するために部材を配管の途中に設けるため、その部材を取り付けるための固定フランジが前記部材および配管において必要になり、構造が大型化する。
そこで、発明者は、そのような液状滑材の注入を、配管に吐出する前に行えば、すなわちポンプ内にそのような滑材注入機構を内蔵するようにすれば、ポンプの出口から直ちに圧損の低減が図れることに着想し、本発明であるポンプ装置を開発するに至った。
この発明は、汚泥ケーキ等の高粘度物質を配管によりポンプ輸送するに当たり、ポンプ出口近傍で、内壁と高粘度物質との間に液状滑材を注入し、ポンプ出口近傍から圧力損失の低減を図ることができるポンプ装置を提供することを目的とする。
上記した問題を解決するために、本発明は、汚泥ケーキ等の高粘度物質を配管を通じて輸送するのに用いるポンプ装置において、前記高粘度物質を前記配管に対して吐出するポンプ出口近傍に、前記高粘度物質と前記ポンプ出口近傍の内周壁面との間に水、ペースト、空気等の滑材を注入する注入ノズルが設けられていることを特徴とする。つまり、本発明は、配管ではなく、ポンプ装置そのものに、滑材を注入する機構を内蔵させるものであり、ポンプ装置自体が滑材を注入する機構を備えるものである。
このようにすれば、ポンプ出口近傍においてポンプ出口の内周壁面と輸送される高粘度物質との間に滑材の膜が形成されることから、配管内を高粘度物質が輸送される際に、高粘度物質が配管の内周壁面付近の滑材の膜に接触しながら輸送される。これにより、高粘度物質と配管の内周壁面との間の滑りが良くなって、高粘度物質が輸送される際の摩擦抵抗が低減される。つまり、配管の内周壁面と高粘度物質との間に筒状の滑材の膜(層)が輸送方向に沿って形成され、両者間に滑材の膜による一種の空間(隙間)が生じることから、輸送時の摩擦抵抗が低減される。高粘度物質が配管内周壁面に直接に接触している場合に比べて摩擦抵抗が軽減し、圧損が低減される。
とくに、ポンプ出口近傍において滑材を注入するため、ポンプ出口近傍から摩擦抵抗が軽減し、圧損が低減される。また、注入ノズルを配管の途中に設ける必要がなくなるので、構造が大型化することもないし、取付けのための固定フランジも不要になる。
請求項2に記載のように、前記ポンプ出口近傍は、一端がポンプ本体に、他端が前記配管にそれぞれ連結される筒形状の出口部材で構成され、この出口部材に前記注入ノズルが形成され、前記出口部材の外周部に前記注入ノズルに対応して枠部材が設けられ、前記出口部材と枠部材との間に、前記滑材を一時的に蓄えるバッファ室が形成されている構成とすることができる。
このようにすれば、滑材をバッファ室に一時的に蓄え、それから出口部材の注入ノズルを通じて滑材を供給するので、高粘度物質と配管の内周壁面との間に滑材による筒状の一様な膜を安定して形成することができる。
請求項3に記載のように、前記注入ノズルは、前記出口部材の周方向に長い複数のスリットであることが望ましい。
このようにすれば、スリットである注入ノズルを通じて滑材が注入されるので、効率よく滑材の膜が形成される。
以上のように構成したから、本発明は、ポンプ出口近傍において滑材を注入することにより、配管の内周壁面と高粘度物質との間に、摩擦抵抗低減のための滑材の膜を形成するようにしているので、ポンプ出口近傍から配管輸送における摩擦抵抗が直ちに低減され、その後の配管輸送においても摩擦抵抗が低減され、圧損を大幅に低減することができる。また、注入ノズルを配管の途中に設ける必要がなくなるので、構造が大型化することもないし、そのような注入ノズル取付けのための固定フランジも不要になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って詳細に説明する。なお、液状滑材としての水やペーストを供給するシステムは、図5、図6に示すものと同様であるので、その詳細な説明を省略する。
図1(a)は本発明の一実施の形態であるポンプ装置のポンプ出口近傍と配管との接続部分を示す概略図、図1(b)は図1(a)のA−A線方向の矢視図である。
図1に示すように、本発明に係るポンプ装置1は、ポンプ本体1Aがポンプケーシング1B内に収納されており、そのケーシング1B内において、ポンプ本体1Aのポンプ吐出口部(ステータ端部)に、内径が徐々に大きくなるテーパ筒形状の出口部材2の小径端部が連結され、出口部材2の大径端部に配管3が連結されている。よって、出口部材2は、ポンプ装置1(ポンプケーシング1B)に内蔵されている。
出口部材2は、上流端部側に、液状滑材としての水を注入するための注入ノズルとして幅の狭いスリット2aが周方向に間隔をあけかつ長さ方向にも間隔をあけて2列形成されている。全てのスリット2aを取り囲むように環状枠体4が出口部材2の外周面側に固設され、液状滑材を一時的に蓄える環状のバッファ室Rが形成される。環状枠体4には、滑材導入口部4aが設けられ、この滑材導入口部4aに、液状滑材(水)を供給する通路5が接続されている。なお、出口部材2の下流端には、配管3のフランジ部3aとの接続のためのドーナッツ形状のフランジ部2bが設けられている。
従って、上記ポンプ装置1によれば、ポンプ出口近傍の出口部材2のスリット2aを通じて、ポンプ出口から吐出される汚泥ケーキと出口部材2の内周壁面との間に全周に亘って液状滑材としての水が一様に供給され、汚泥ケーキと配管3の内周壁面との間に全周に亘ってほぼ一様厚さの水の膜が形成される。
また、液状滑材として、汚泥ケーキを混練して軟化したペーストを用いる場合には、図2(a)(b)に示すように、出口部材2A(フランジ部材2Ab)に形成するスリット2Aaの幅を、水を液状滑材とする前記実施の形態(図1参照)の場合よりも広くして、前記実施の形態における水の膜より厚い一様厚さのペーストの膜が形成されるようにする必要がある。なお、この場合、具体的に図示していないが、汚泥ケーキの取入口がスリット2Aa(注入ノズル)よりも上流側に設けられている。
このような構造とすることで、配管3での摩擦抵抗が単に低減されるだけでなく、ポンプ出口近傍から摩擦抵抗が直ちに低減され、その後の配管輸送においても圧損がなくなる。また、図5や図6に示す構造のように、注入ノズルを配設するための補助配管14や補助配管39を配管13の途中に設ける必要がなくなるので、構造が大型化することもないし、そられを取り付けるための固定フランジも不要になる。
前述した実施の形態では、注入ノズルを複数のスリットとしているが、図3に示すように、出口部材2B(フランジ部材2Bb)に設ける注入ノズルを複数の小孔2Baとすることも可能である。この場合には、周方向に複数の小孔2Baが形成され、その小孔2Baに対応して内壁面側に凹溝部2Bcが形成される。液状滑材としての水が凹溝部2Bc内に一旦注入されると、その凹溝部2Bcに沿って水が全周にわたって広がり、スリットを設けた場合と同様に、汚泥ケーキと出口部材2Bの内周壁面との間に全周に亘って液状滑材としての水が一様に供給される。
また、液状滑材として水またはペーストのいずれか一方を供給する場合だけに限らず、図4に示すように、水とペーストとの両方を液状滑材として注入するようにしてもよい。
この場合には、環状枠体4Cの内部が仕切壁部4Cdによって、上流側のペースト用の環状のバッファ室R1と下流側の水用の環状のバッファ室R2とに仕切られ、それぞれの室R1,R2に滑材導入口部4Ca,4Ca’を通じてペーストおよび水が導入される。滑材導入口部4Ca,4Ca’に、液状滑材(水、ペースト)を供給する通路5,5’が接続されている。そして、出口部材2C(フランジ部材2Cb)に設けられるスリット(注入ノズル)の幅は、ペースト用スリット2Caは広く、水用スリット2Ca’はペースト用スリット2Caよりも狭くされている。
本発明は、前述した実施の形態のほか、次のように構成することも可能である。
(i)出口部材は、内径が徐々に大きくなるテーパ筒形状である必要はなく、円筒形状であってもよい。また、注入ノズル(スリット)は、出口部材の上流端部側に設ける必要はなく、下流端部側に設けてもよく、それを設ける位置は特に制限されない。
(ii)汚泥ケーキ等の高粘度物質をポンプ輸送するためのポンプには、一軸偏心ねじポンプのほか、スクリューポンプ、ピストン式・プランジャー式・ダイヤフラム式の往復動型ポンプなどを使用できる。
(iii)マヨネーズ状のペーストを生成するための軟化処理は、汚泥ケーキ(高粘度物質)に少量の水を注入して混練することにより軟化させる処理(加水法)のほか、ホッパーに収納された部位で、ヒータなどの加熱手段で汚泥ケーキを加熱することにより、汚泥ケーキに含まれる微生物(汚泥処理のために添加される)の細胞中の水分を変質や膨張により外部に出させ、その水分により軟化させる処理(加熱法)も可能である。また、汚泥ケーキに含まれる微生物の細胞壁を、例えば微粉砕ミル等により強いせん断力で破壊することにより軟化させる処理(物理的破砕法)とすることも可能である。
本発明の一実施の形態であるポンプ装置を示し、(a)はポンプ装置の出口近傍を示す概略図、(b)は図1(a)のA−A線における断面図である。 他の実施の形態を示し、(a)はポンプ装置の出口近傍を示す概略図、(b)は図2(a)のB−B線における断面図である。 別の実施の形態を示す図1(a)と同様の図である。 さらに別の実施の形態を示す図1(a)と同様の図である。 液状滑材として水を用いてポンプ輸送する例を示し、(a)は全体図、(b)は水注入用の補助配管の断面図、(c)は輸送している状態を示す説明図である。 液状滑材としてペーストを用いてポンプ輸送する例を示し、(a)は全体図、(b)はペースト注入用の補助配管の断面図、(c)は図6(b)のC−C線における矢視図、(d)は輸送している状態を示す説明図である。
符号の説明
P1 汚泥ケーキ
P2 水
P2’ ペースト
R,R1,R2 バッファ室
1 ポンプ装置
1A ポンプ本体
1B ポンプケーシング
2,2A,2B,2C 出口部材
2a,2Aa,2Ca,2Ca’ スリット(注入ノズル)
2Ba 小孔(注入ノズル)
3 配管
4 環状枠体(枠部材)
5 液状滑材(水)を供給する通路
5’ 液状滑材(ペースト)を供給する通路

Claims (3)

  1. 汚泥ケーキ等の高粘度物質を配管を通じて輸送するのに用いるポンプ装置において、
    前記高粘度物質を前記配管に対して吐出するポンプ出口近傍に、前記高粘度物質と前記ポンプ出口近傍の内周壁面との間に水、ペースト、空気等の滑材を注入する注入ノズルが設けられていることを特徴とするポンプ装置。
  2. 前記ポンプ出口近傍は、一端がポンプ本体に、他端が前記配管にそれぞれ連結される筒形状の出口部材で構成され、この出口部材に前記注入ノズルが形成され、前記出口部材の外周部に前記注入ノズルに対応して枠部材が設けられ、前記出口部材と枠部材との間に、前記滑材を一時的に蓄えるバッファ室が形成されている請求項1記載のポンプ装置。
  3. 前記注入ノズルは、前記出口部材の周方向に長い複数のスリットである請求項2記載のポンプ装置。
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