JPH01105100A - 高粘稠物質を輸送ポンプによりパイプ輸送するための方法 - Google Patents

高粘稠物質を輸送ポンプによりパイプ輸送するための方法

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JPH01105100A JP25961087A JP25961087A JPH01105100A JP H01105100 A JPH01105100 A JP H01105100A JP 25961087 A JP25961087 A JP 25961087A JP 25961087 A JP25961087 A JP 25961087A JP H01105100 A JPH01105100 A JP H01105100A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高粘稠物質、例えば非常に含水率が低く流動
性に乏しい汚泥、排出のような物質をピストン式、プラ
ンジャ式、ダイヤフラム式またはねじ型などの容積型ス
ラリーポンプによりポンプ輸送するための方法とその方
法を実施するための装置に関する。
(従来技術) 従来含水率の低いまたは粘度の高い流動性の乏しいスラ
リー状の物質をパイプ輸送するために、ピストン式、プ
ランジャー式、ダイヤフラム式などの往復動型のポンプ
またはねじ式などの定容積型のポンプが使用されている
が、含水率がきわめて低く、かつ粘度が非常に高い粘稠
物質、例えば含水率60%程度以下にプレス脱水された
下水汚泥ケーキなどの場合には、たとえ物質がポンプに
より吸入吐出できたとしても、吐出側から目的地までの
パイプと輸送物の間の摩擦抵抗がきわめて大きく、この
ため所要動力が大きくなり、長距離輸送が技術的、経済
的に不可能であった。従って、パイプ輸送のためにおの
ずから含水率または粘度に制限があった。
このような理由から、従来粘度が非常に高い粘稠物質を
輸送する方法としてはベルトコンベヤなどのコンベヤ類
により輸送せざるを得なかった。
(発明の目的) 本発明の目的は、含水率がきわめて低い−または粘度が
非常に高い粘稠物質でもポンプによりパイプ輸送するこ
とができる、粘稠物質のパイプ輸送方法と装置を提供す
ることである。
(実施例) 以下、本発明の方法を実施するための装置について図面
により説明する。
第1図は、高粘稠物質をポンプによりパイプ輸送するた
めの本発明による装置を備えたパイプラインの一例を示
す。lは粘稠物質輸送ポンプ、2は粘稠物質をポンプに
押し込んで吸入させるための粘稠物質押し込みホッパー
である。
粘稠物質輸送ポンプとしては、ピストン式、プランジャ
ー式またはダイヤフラム式の往復動型  ・ポンプまた
はねじ式などの容積型のポンプが使用される。粘稠物質
輸送ポンプ1から目的地ま 。
で輸送パイプ3が延びており、そのパイプライン中のA
およびB部に本発明の滑剤注入管およびその滑剤圧送回
路が取りつけられている。
第2図、第1θ図〜第12図は、粘稠物質をポンプによ
りパイプ輸送するための本発明の方法を実施するための
装置を示す。
第2図は最も基本的な本発明の方法を実施する装置10
を示す。粘稠物質輸送ポンプ1の上には、粘稠物質押し
込みホッパー2が取りつけられ、ポンプlの吐出部から
目的地まで輸送パイプ3が延びている。本発明によりそ
のパイプライン3中の適宜の一個所または数個所に滑剤
注入管30が挿入配置され、この滑剤注入管の接続口3
8が導管15により滑剤注入ポンプ16に接続され、こ
のポンプがさらに水または油或いは高分子系潤滑剤など
の滑剤タンク17に接続されている。滑剤タンク17内
には、必要に応じ攪拌機18がある。パイプライン3の
滑剤注入管30の上流と下流にそれぞれ圧力計13.1
4が取りつけられている。なお、滑剤ポンプ16には、
点線で示したように蓄圧タンク19を接続することもで
きる。
滑剤注入管の代表的な例を第3図〜第9図に示す。第3
図と第4図に示した滑剤注入管30は、外管31と、輸
送物のパイプ3と同径またはこれより多少大きい径の内
管32とからなる二重圧力管として構成され、外管31
と内管32の間の環状空間33が両端で環状板34.3
5により閉鎖されている。内管32には、多数の滑剤注
入用の細孔36が設けられている。細孔36は内管32
に直角にあけても良いが、第5図に示すように進行方向
に対して斜めにあけることもできる。外管31は両端に
フランジ37.37′を肴していて、これらのフランジ
により粘稠物質のパイプ3に接続される。外管31には
、さらに滑剤圧力源、例えばポンプまたは蓄圧タンクか
らの配管に接続される接続口38と、圧力計39、ドレ
ーン抜き40、逆止弁41が取りつけられている。
第6図には、細孔をあけた内管の代わりにポーラス管5
2を用いた滑剤注入管の実施例50を示す。第3図およ
び第4図と同様な部品には20をプラスした参照数字を
付けである。ポーラス管52を用いたことにより、その
全周面から輸送物質に均等に滑剤を注入することができ
る。
第7図と第8図は、滑剤注入管の他の実施例70を示す
。この実施例が第3図および第4図の実施例と異なる点
は、内管が下流に向かって先細になっているテーパー管
として形成され、その端部壁75に内管72の周囲に沿
って適宜の数の細孔76が穿孔されている。端部壁75
には、さらにバイブラインのバイブ3と同径の管81が
固定され、その末端にはフランジ77が固定されている
。第3図および第4図と同様な部品には、40をプラス
した参照数字を付けである。この実施例では、下流に向
かって先細になるようなテーパーを有する内管の外周に
沿って設けた端部壁の孔から滑剤を、内管72内のテー
パ一端部から押し出されてくる搬送物の外周面へ抵抗な
く注入することができる利点がある。
第9図は、滑剤注入管の別の実施例90を示す横断面図
であり、外管91と内管92の環状空間を仕切板102
により複数の部屋に分割し、それぞれの部屋の内管92
に滑剤注入孔96を穿孔すると共に、それぞれの部屋の
外管91の部分には、滑剤供給源からの配管に接続され
る接続口98と、圧力計(図示省略)と、逆止弁101
とが取りつけられている。この実施例によれば、各部屋
に順次または同時に定量づつ注入することにより、一部
の注入孔の目詰まりにより一箇所だけに多量に滑剤が入
る危険性を防止することができる。各部屋には、それぞ
れ別個の滑剤供給源から配管されるか、または単一の滑
剤供給源から分配弁を介して配管される。
第4図と同様な部品には60をプラスした参照数字を付
けである。
さて第2図において、ホッパー2に投入された非常に含
水率の低い汚泥のような粘稠物質を輸送ポンプ1により
パイプライン3で目的地へ搬送しているときに、滑剤注
入ポンプ16の作動または蓄圧タンク19により水や油
或いは高分子系潤滑剤などの滑剤を滑剤タンク17から
導管15を経て滑剤注入管30の接続口38に圧送する
と、滑剤が内管と外管の環状空間33に流入して内管の
細孔36から、内管内を搬送されている粘稠物質の外周
へ一様に接触する。
これにより、粘稠物質とバイブ3との間の潤滑性がよく
なり、摩擦が著しく低減されて、パイプラインでの輸送
が非常に容易になる。なお、滑剤注入管30への滑剤の
注入圧力は、滑剤注入管30の直前の圧力計13に示さ
れる圧力P。
よりも若干高い圧力で確実に注入することが必要である
次に、第10図に本発明の他の滑剤注入方法を実施する
ための装置110を示す。第2図と同様な部品には10
0をプラスした参照数字を付けである。この゛装置では
、滑剤注入管30の下流にある任意の二点114と12
0の間の圧力差P+−Pg或いは圧力差の変化率を差圧
検出器121により検出し、その信号を比較演算器12
2で所定の設定値と比較演算し、その結果の信号により
滑剤ポンプの例えば駆動用変速モータ123を制御して
所定の値にするように滑剤注入量を調節することができ
る。場合によっては、滑剤注入管30の下流の任意の一
点114の圧力P+およびP、の変化率を検出し、この
値が設定値になるように滑剤ポンプ123の吐出量を制
御することもできる。この方法は、搬送物中に混入され
る滑剤の量が次工程でいっそう少ないほうが好ましい場
合に適している。
この方法によれば、注入すべき滑剤の量が必要最小限の
量に制御されるので、経済的であり、また滑剤ポンプの
動力も小さくてすむ。
また第10図において、滑剤注入ポンプの駆動用変速モ
ータ123を使用せずに、通常の定速駆動モータを用い
ることもできる。その場合には、比較演算器122の設
定値を上限と下限に設定し、差圧P、−P、またはPl
の値およびその変化率をその設定値の上限と下限の間に
保持するように滑剤注入ポンプ116の定速駆動モータ
をON−OFF制御して滑剤注入量を制御することもで
きる。
さらに第11図に、本発明の別の方法を実施するための
装置E210を示す。この装置は、滑剤注入管30の下
流の差圧検出器221に接続された比較演算器222が
、滑剤ポンプ216と滑剤注入管30を連結する導管2
15に設けられた電磁弁224に接続されている点で第
1O図と相違する。この装置では、比較演算器222か
らの信号により電磁弁224をON−OFFすることに
より滑剤性大量を制御することができる。
第12図に本発明のさらに別の方法を実施するめの装置
310を示す。粘稠物質の輸送ポンプ1にピストン式ま
たはプランジャー式の往復動型ポンプを使用する場合に
、そのストローク端をゼロとしてポンプ吐出量が脈動す
る。すなわち、パイプラインの管3内の輸送物の流速は
ストロークの切換え時を最小として変化し、配管抵抗も
それに応じて変化し、これに対応してパイプライン内の
圧力も最高と最低値の間を変動する。この装置は、その
圧力の変動を考慮し、パイプライン内の圧力が低下する
搬送物の流速がゼロの時点において、滑剤の注入を止め
て滑剤が余分に注入されることを防止すると共に、搬送
物が動き始めたときに滑剤を注入することにより滑剤を
輸送物に均等に注入することができる。
第12図において、滑剤タンク317、滑剤注入ポンプ
316、滑剤注入管30を連結する滑剤注入回路315
に、滑剤タンク317に戻るバイパス回路325を設け
、このバイパス回路に電磁弁326を配置する。一方、
往復動型輸送ポンプ1のストローク端近くを検出する検
出器327を輸送ポンプ1に設けて、その検出器327
の信号により電磁弁324と326を作用させる。
検出器327が作動して輸送ポンプ1の工程端を検出し
たとき、従って工程端に近づいたときに、滑剤流人回路
315中の電磁弁324を閉じてパイプライン3への滑
剤の注入を止めると同時に、バイパス回路325の電磁
弁326を開いて滑剤を滑剤タンク317へ戻す、引続
き、輸送ポンプ1のピストンがストローク端を過ぎて吐
出の定常状態に入ったときに電磁弁324が開くと同時
に電磁弁326が閉じて、パイプライン3への滑剤の注
入が開始される。この場合に、滑剤注入ポンプの吐出量
は先の実施例の第10図、第11図と同様に、滑剤注入
管30の下流の任意の二点P、とP!間の差圧または一
点の圧力およびその変化率を検出して滑剤注入ポンプ3
16の吐出量を変えることができる。
なお、第12図における粘稠物質の輸送ポンプ1が油圧
駆動によるピストン式またはプランジャー式の往復動型
ポンプの場合には、輸送が間欠的であるので、輸送周期
に同期させて滑剤を注入する必要がある。その方法とし
て、ストロークエンドとなるポンプlの駆動油圧回路(
図示省略)の切り換えを検出じ、ピストンまたはプラン
ジャーが押し行程に入っている期間中だけ滑剤を注入す
ることもできるし、或いはまた同駆動油′圧切換回路か
ら圧油を分岐して油圧式の往復動形の滑剤注入ポンプに
導き(図示省略)、このポンプで滑剤を注入することに
より管内の流動に完全に同期して滑剤を注入することが
できる。
次に、本発明の方法を実際に実施した実験結果を第1表
に示す。
第1表 管内圧力損失低減効果(200A管路による)
下水汚泥ケーキを焼却炉で焼却処理するために脱水助剤
として消石灰を用いてプレスで脱水し、この脱水汚泥ケ
ーキをピストン式のダブルシリンダ型のスラリーポンプ
により200Aのパイプラインでパイプ輸送した。滑剤
を使用しない場合と、滑剤として水を使用した場合と、
滑剤として油を使用した場合について水平部配管長さ1
m当たりの圧力損失を測定した値を示しである。滑剤な
しの場合と滑剤を用いた場合の管内の圧力損失の値を比
較すれば、明らかなように、滑剤の注入により管内の圧
力損失が相当低減することが分かる。
(発明の効果) 本発明では、高粘稠物質がパイプ輸送されているパイプ
ラインの途中の適宜な一個所または複数の個所に水また
は油或いは高分子系潤滑剤などの滑剤を適宜の圧力で注
入するので、粘稠な輸送物とパイプ壁との潤滑性がよく
なり、摩擦抵抗を低減させて管内摩擦損失を減少させる
ことができる。これにより、従来パイプ輸送が不可能と
されていた、きわめて流動性の乏しいまたは非常に粘度
の高い物質をもパイプ輸送することができる。また、輸
送物の粘稠度がその都度安定せず変化する場合にも輸送
ポンプの吐出圧力をほぼ一定に保つことができる。さら
に、従来ポンプによりパイプ輸送されていた程度の粘稠
物質については、輸送物を同一距離にわたってパイプ輸
送する場合に、輸送ポンプの輸送圧力を従来より低下さ
せて動力を低減することができ、また輸送ポンプの吐出
圧力が同一の場合には、輸送距離を従来よりいっそう長
く延ばすことができ、省エネルギー、経済的な輸送方法
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は粘稠物質をポンプによりパイプ輸送するための
本発明による装置を備えたパイプラインの一例を示す概
略図、第2図は本発明による方法を実施するための装置
の実施例を示す概略図、第3図は本発明の滑剤注入管の
一実施例の縦断面図、第4図は第3図の線iv −iv
に沿って切断した横断面図、第5図は滑剤注入管の内壁
に斜めにあけられた穿孔の例を示す部分断面図、第6図
は本発明の滑剤注入管の別の実施例の縦断面図、第7図
は本発明の滑剤注入管の他の実施例の縦断面図、第8図
は第7図の線■−■に沿って切断した断面図、第9図は
本発明の滑剤注入管の他の実施例を示す横断面図、第1
0図は本発明の別の方法を実施するための装置の実施例
を示す概略図、第11図は本発明の他の方法を実施する
ための装置の実施例を示す概略図、第12図は本発明の
さらに別の方法を実施するための装置の実施例を示す概
略図である。 3・・・パイプライン 16.116.216.316 ・・・滑剤注入ポンプ
17.117 、217.317  ・・・滑剤タンク
30、50.70・・・滑剤注入管

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高粘稠物質をポンプによりパイプ輸送するための
    方法において、高粘稠物質が輸送されるパイプラインの
    途中の適宜の一個所または複数の個所に水または油或い
    は高分子系潤滑剤などの滑剤を適宜の圧力で管壁内面に
    注入し、これによって輸送物と管内壁との間の流動性を
    改善して摩擦抵抗を低減し、高粘稠物質のパイプ輸送を
    容易にしたことを特徴とする方法。
  2. (2)高粘稠物質をポンプによりパイプ輸送するための
    方法であって、高粘稠物質が輸送されるパイプラインの
    途中の適宜の一個所または複数の個所に水または油或い
    は高分子系潤滑剤などの滑剤を適宜の圧力で注入して輸
    送物と配管の間の摩擦抵抗を低減してパイプ輸送を容易
    にする方法において、滑剤注入個所より下流のパイプラ
    インで、任意の二点間の圧力差或いは圧力差の変化率を
    検出してその値が所定の設定値になるように、または任
    意の一点の圧力およびその圧力の変化率を検出してその
    値が定められた所定の設定値の範囲内になるように滑剤
    注入ポンプの吐出量を自動的に制御することを特徴とす
    る方法。
  3. (3)滑剤注入個所より下流のパイプラインで、任意の
    二点間の圧力差或いは圧力差の変化率を検出してその値
    を定められた範囲の設定値の間に保つように、または任
    意の一点の圧力およびその圧力の変化率を検出してその
    値を定められた所定の設定値の間に保つように滑剤注入
    ポンプの駆動モータをON−OFF制御するようにした
    、特許請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. (4)滑剤注入ポンプまたは蓄圧タンクから滑剤注入個
    所に至る配管に設けた流量調節弁によりまたは電磁弁の
    開閉により滑剤の注入量を制御するようにした、特許請
    求の範囲第2項に記載の方法。
  5. (5)高粘稠物質をポンプによりパイプ輸送するための
    方法であって、高粘稠物質が輸送されるパイプラインの
    途中の適宜の一個所または複数の個所に水または油或い
    は高分子系潤滑剤などの滑剤を適宜の圧力で管壁内面に
    注入して輸送物と管内壁の間の摩擦抵抗を低減してパイ
    プ輸送を容易にする方法において、高粘稠物質の輸送ポ
    ンプとして、吐出量が脈動するピストン式またはプラン
    ジャー式のような往復動型ポンプを用いた場合には、輸
    送ポンプのピストンまたはプランジャーのストローク位
    置または輸送管内の圧力変動を検出し、前記ピストンま
    たはプランジャーが吐出行程にある期間または管内圧力
    が定常状態にある期間に同期させて間欠的に滑剤注入ポ
    ンプまたは蓄圧タンクよりパイプライン中に滑剤を圧送
    注入するようにしたことを特徴とする方法。
  6. (6)高粘稠物質が輸送されるパイプラインの途中の適
    宜の一個所または複数の個所に水または油或いは高分子
    系潤滑剤などの滑剤を適宜の圧力で注入することによっ
    て輸送物と管内壁の間の摩擦抵抗を低減してパイプ輸送
    を容易にした、高粘稠物質をポンプによりパイプ輸送す
    るための方法を実施するための装置において、前記パイ
    プライン中の前記適宜の個所に挿入して取りつけられた
    滑剤注入管と、滑剤タンクと、この滑剤タンクより滑剤
    注入管へ滑剤を圧送するための滑剤注入ポンプ、場合に
    よっては蓄圧タンクとを備えたことを特徴とする装置。
  7. (7)前記滑剤注入管が外管と内管とからなり、かつ内
    管と外管の間の環状空間が両端で閉鎖された二重管とし
    て構成され、その内管が直管或いは輸送物の進行方向に
    対して先細りとなるようなテーパー管として形成され、
    その下流側の環状空間閉鎖端壁に滑剤注入用の貫通する
    細孔が適宜の数だけ設けられていてかつ下流のパイプラ
    インと連通しており、外管が滑剤注入ポンプまたは蓄圧
    タンクに接続される接続口を有する、特許請求の範囲第
    6項に記載の装置。
  8. (8)前記滑剤注入管が外管と内管とからなり、かつ内
    管と外管の間の環状空間が両端で閉鎖された二重管とし
    て構成され、その内管が多数の滑剤注入用細孔を有し、
    外管が滑剤注入ポンプまたは蓄圧タンクからの配管に接
    続される接続口を有する、特許請求の範囲第6項に記載
    の装置。
  9. (9)前記滑剤注入管が外管と内管とからなり、かつ内
    管と外管の間の環状空間が両端で閉鎖された二重管とし
    て構成され、内管と外管の間の環状空間を複数個の部屋
    に分割して仕切り、それぞれ分割された部屋に設けられ
    た細孔を通じて各部屋から順次に或いは同時に定量の滑
    剤を注入することによって輸送管内全周に均等に滑剤を
    注入する、特許請求の範囲第6項に記載の装置。
  10. (10)前記内管の滑剤注入用細孔を穿孔により設けた
    、特許請求の範囲第7項または第8項に記載の装置。
  11. (11)前記内管としてポーラス管を用いた、特許請求
    の範囲第8項に記載の装置。
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