JP2005319859A - 車体前部構造 - Google Patents

車体前部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005319859A
JP2005319859A JP2004138322A JP2004138322A JP2005319859A JP 2005319859 A JP2005319859 A JP 2005319859A JP 2004138322 A JP2004138322 A JP 2004138322A JP 2004138322 A JP2004138322 A JP 2004138322A JP 2005319859 A JP2005319859 A JP 2005319859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
bumper beam
energy
deformation
wall portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004138322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4350584B2 (ja
Inventor
Yusuke Kimura
勇介 木村
Toshiyuki Yanagioka
寿幸 柳岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2004138322A priority Critical patent/JP4350584B2/ja
Priority to US11/120,771 priority patent/US7144055B2/en
Publication of JP2005319859A publication Critical patent/JP2005319859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4350584B2 publication Critical patent/JP4350584B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/18Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/18Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact
    • B60R2019/1806Structural beams therefor, e.g. shock-absorbing
    • B60R2019/1813Structural beams therefor, e.g. shock-absorbing made of metal
    • B60R2019/1826Structural beams therefor, e.g. shock-absorbing made of metal of high-tension steel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/18Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact
    • B60R2019/186Additional energy absorbing means supported on bumber beams, e.g. cellular structures or material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 簡易な構成でエネルギー吸収体の潰れ残りを抑えることができる車体前部構造を提供する。
【解決手段】 車幅方向に延在するバンパーフェイス11とバンパービーム12との間に、後部が開放された中空の断面形状を有しかつその開放端部である各後端縁部21,22がバンパービーム12に接合されてなるセーフティプレート20を備え、バンパーフェイス11に後方への衝突エネルギーが加わった際には、該エネルギーをセーフティプレート20の変形により吸収する車体前部構造において、前記下側後端縁部22に、その一部をバンパービーム12との接合用脚部24として残す切り欠き部25を設け、接合用脚部24に、衝突エネルギーによる変形初期に下側後端縁部22を所定方向に傾かせる変形案内部30を設けた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、自動車等の車両に適用される車体前部構造に関する。
従来、自動車等の車体前部構造において、バンパーの衝撃吸収性能を向上させるという観点から、バンパーフェイスとバンパービームとの間に衝突エネルギーを吸収可能なエネルギー吸収体を設けたものがある。該エネルギー吸収体の中には、別部材がバンパービームに一体的に接合されてなるものや(例えば特許文献1参照)、バンパービームと一体に成形されたものがある(例えば特許文献2参照)。さらに後者の中には、バンパービームとエネルギー吸収体とをアルミ押出型材等により一体に形成し、かつエネルギー吸収体をパンタグラフ状の断面形状とすることで、その潰れ残りを抑えてエネルギー吸収効率を高めたものがある。
特開平11−342812号公報 特開2003−212069号公報
ところで、上記従来の技術において、生産性等を考慮すると、実際には前者のものが採用されることが多い。しかしながら、前者においてパンタグラフ状の断面形状を再現しようとすればその構成を複雑化させてしまうため、このような点を考慮した上でエネルギー吸収体の潰れ残りを抑える構成が要望されている。
そこでこの発明は、簡易な構成でエネルギー吸収体の潰れ残りを抑えることができる車体前部構造を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車幅方向に延在するバンパーフェイス(例えば実施例のバンパーフェイス11)とバンパービーム(例えば実施例のバンパービーム12)との間に、後部が開放された中空の断面形状を有しかつその開放端部(例えば実施例の両後端縁部21,22)がバンパービームに接合されてなるエネルギー吸収体(例えば実施例のセーフティプレート20)を備え、前記バンパーフェイスに後方への衝突エネルギーが加わった際には、該エネルギーを前記エネルギー吸収体の変形により吸収する車体前部構造において、前記開放端部に、その一部を前記バンパービームとの接合用脚部(例えば実施例の接合用脚部24)として残す切り欠き部(例えば実施例の切り欠き部25)を設け、前記接合用脚部に、前記衝突エネルギーによる変形初期に前記開放端部を所定方向に傾かせる変形案内部(例えば実施例の変形案内部30)を設けたことを特徴とする。
換言すれば、請求項2に記載した発明のように、車幅方向に延在するバンパーフェイスとバンパービームとの間に、後部が開放された中空の断面形状を有しかつその開放端部がバンパービームに接合されてなるエネルギー吸収体を備え、前記バンパーフェイスに後方への衝突エネルギーが加わった際には、該エネルギーを前記エネルギー吸収体の変形により吸収する車体前部構造において、前記開放端部を、接合用脚部を介して前記バンパービームに接合し、前記接合用脚部に、前記衝突エネルギーによる変形初期に前記開放端部を所定方向に傾かせる変形案内部を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、バンパーフェイスへの被衝突物の衝突により、該バンパーフェイスに後方への衝突エネルギーが加わり、該エネルギーがエネルギー吸収体に入力されてこれが変形する場合には、まず部分的に設けられた接合用脚部において変形が始まることとなる。このとき、変形案内部により開放端部が所定方向(例えばエネルギー吸収体の断面内方向)に傾くように変形することで、その後の変形を誘発してエネルギー吸収体をスムーズに潰すことが可能となり、結果としてエネルギー吸収体の潰れ残りの発生が抑えられる。
請求項1に記載した発明によれば、エネルギー吸収体の潰れ残りの発生が抑えられるため、バンパーフェイスとバンパービームとの間のスペースをエネルギー吸収体の変形ストロークとして無駄なく利用できる。すなわち、車体前部における衝突エネルギー吸収効率を高めることができる。また、バンパーフェイスのデザインやバンパービーム周辺の部品レイアウト等に影響することがなく、車体前部の設計自由度を向上させることができる。しかも、切り欠き部を設けることで、エネルギー吸収体の軽量化を図ることもできる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1は自動車等の車両の前端部における車幅方向中央での断面図であり、本図に示すように、当該車両のフロントバンパー10は、車幅方向に延在するバンパーフェイス11及びバンパービーム12を有してなる。バンパービーム12はエンジン用のラジエータ13及び車内空調用のコンデンサー14等の前方に位置し、該バンパービーム12を前方から覆うようにしてバンパーフェイス11が設けられる。
バンパービーム12は、例えば略長方形状の角形鋼管を断面縦長となるように配置してあり、このようなバンパービーム12が、車体のクロスメンバ15と同様、車体左右のサイドフレーム(不図示)に跨るようにして延設され、かつその両端部が連結ステー16(図2,3参照)を介して前記各サイドフレームに連結される。これにより、バンパービーム12が車体前部の補強部材としても機能する。
バンパーフェイス11は、例えばポリプロピレン等の熱可塑性樹脂からなり、車両の造形面の一部を形成している。該バンパーフェイス11の上下方向中央よりもやや下側の部位には、ラジエータ13及びコンデンサー14に走行風を供給するべくグリル17が設けられ、該グリル17の上方及び下方において、後部が開放する中空状の断面形状が形成される。
バンパーフェイス11のグリル17よりも上方の部位(以下、バンパー上部18という)におけるバンパー底壁部18aの高さと、バンパービーム12におけるビーム底壁部12aの高さとは略同一とされる。また、バンパービーム12は、車両正面視においてバンパー上部18の下半分と重なるように設けられる。換言すれば、バンパービーム12は、バンパー上部18と重なる範囲でできるだけ下側となるように設けられる。
なお、図中符号19は、クロスメンバ15とその上方のラジエータサポートメンバ(不図示)とに跨る補強フレームを示す。該補強フレーム19は、バンパービーム12が後方に移動した場合にその移動を許容するべく、バンパービーム12よりも上方となる部位が後方に向かって変化している。この補強フレーム19とバンパーフェイス11のバンパー前壁部18bとの間の略中間位置に、バンパービーム12が配置されている。
ここで、バンパービーム12とバンパーフェイス11との間には、バンパーフェイス11に物体が衝突した場合にその衝突エネルギーを受けて変形し、該衝突エネルギーの一部あるいは全部を吸収して車両及び被衝突物等へのダメージを軽減させるセーフティプレート(エネルギー吸収体)20が設けられる。
図2,3を併せて参照して説明すると、セーフティプレート20は、後部が開放する中空状の断面形状を有するもので、例えば鋼板をプレス成形してなる。このセーフティプレート20が、前下がりとなるように傾斜して設けられるプレート上壁部20cと、概ね水平方向に沿って設けられるプレート底壁部20aと、プレート上壁部20c及び底壁部20aの前端縁に跨るように概ね鉛直方向に沿って設けられるプレート前壁部20bとを有している。
また、セーフティプレート20は、自身の概ね下半分に設けられたプレート前壁部20bを頂部として前方に突出する略レの字型の断面形状とされる。なお、プレート前壁部20bは、バンパーフェイス11のバンパー前壁部18bに近接配置され、かつ車両上面視でバンパー前壁部18bに沿って前方に向かって凸状となるように膨出している。
図4を併せて参照して説明すると、セーフティプレート20のプレート上壁部20cは、その上側後端縁部(開放端部)21において概ね全域に渡って略水平となるように屈曲し、該上側後端縁部21に略等間隔に設定された複数(四箇所)の上側接合部23が、バンパービーム12のビーム上壁部12cの前部に乗り上げるようにしてこれに当接する。この状態で、各上側接合部23がビーム上壁部12cに溶接により接合される。
セーフティプレートのプレート底壁部20aは、バンパービーム12のビーム底壁部12aとほぼ同一高さとなるように設けられる。このプレート底壁部20aの下側後端縁部(開放端部)22には、その一部をバンパービーム12との接合用脚部24として残すようにして複数(三つ)の切り欠き部25が設けられる。すなわち、各切り欠き部25の両側に残された部位が、前記接合用脚部24として複数(四つ)設けられる。これら各切り欠き部25により、プレート底壁部20aにおける各接合用脚部24を除く部位の後端縁(以下、切り欠き後端縁26という)が、バンパービーム12のビーム前壁部12bから所定量離間している。
各接合用脚部24の後端部24aは、バンパービーム12のビーム底壁部12aに下方から当接し、この状態でビーム底壁部12aに溶接により接合される。なお、セーフティプレート20のプレート前壁部20bの両側部とバンパービーム12のビーム前壁部12bとの間には、これらに跨るように支持脚27が設けられる(図2,3参照)。
セーフティプレート20のプレート上壁部20c及び底壁部20aには、車両前後方向に概ね沿うエンボス加工が適宜施される。ここで、プレート底壁部20aにおける車幅方向内側の二つの各接合用脚部24とプレート前壁部20bとの間には、これらに跨るように内側補強エンボス部28が形成される。同様に、プレート底壁部20aにおける車幅方向外側の二つの各接合用脚部24に隣接する部位とプレート前壁部20bとの間には、これらに跨るように外側補強エンボス部29が形成される。なお、各補強エンボス部28,29は、プレート底壁部20aを上方に変化させるように形成されている。
ここで、セーフティプレート20のプレート底壁部20aにおける各接合用脚部24には、バンパーフェイス11に後方への衝突エネルギーが加わった場合の変形初期に、プレート底壁部20aの下側後端縁部22をセーフティプレート20の断面内方向に傾かせるための変形案内部30が設けられる。
図5に示すように、変形案内部30は、プレート底壁部20a上において車両側面視で切り欠き後端縁26と近接する位置にある前側屈曲部31と、その後方に後下がりに連なる傾斜壁32と、該傾斜壁32の後端にある後側屈曲部33とを有し、後側屈曲部33の後方に前記後端部24aが連なる。すなわち、各接合用脚部24は、プレート底壁部20aから変形案内部30を介して下方(換言すればセーフティプレート20の断面外方向)に変化した後に、その後端部24aをバンパービーム12に接合させている。
次に、上記構成の作用について説明する。
図6(a)は接合用脚部24における衝突前の状態を示し、この状態からバンパーフェイス11に後方への衝突エネルギーが加わると、バンパーフェイス11が撓んでそのバンパー前壁部18bがセーフティプレート20のプレート前壁部20bに当接し、バンパーフェイス11を介してセーフティプレート20に前記エネルギー(荷重)が入力される。このとき、各切り欠き部25により部分的に残された各接合用脚部24に応力が集中することから、まずこれら各接合用脚部24において変形が始まることとなる。
各接合用脚部24には、バンパービーム12に接合される後端部24aを下方に変化させる変形案内部30が設けられることから、後方に向かって荷重が入力された場合には、図6(b)に示すように、傾斜壁32が後側屈曲部33を中心として上方にスイングするように変化し、前側屈曲部31が上方すなわちセーフティプレート20の断面内方向に向かって移動することとなる。
前側屈曲部31はプレート底壁部20a上にあることから、前側屈曲部31が上方に向かって移動することで、プレート底壁部20aがその前端縁を中心として下側後端縁部22を上方に移動させるように傾動することとなる。すなわち、プレート底壁部20aが略水平な状態から後上がりの状態に変化するのである。
図7(a)は切り欠き部25における衝突前の状態を示し、この状態において、略水平なプレート底壁部20aがバンパービーム12のビーム底壁部12aと略同一高さに位置し、かつ切り欠き後端縁26がバンパービーム12のビーム前壁部12bから離間している。
上記状態からセーフティプレート20に後方への衝突エネルギーが入力されると、前記変形案内部30の作用により、図7(b)に示すように、切り欠き後端縁26がバンパービーム12のビーム前壁部12bに当接するまでの間に、プレート底壁部20aが後上がりの状態に変化する。
切り欠き後端縁26がバンパービーム12のビーム前壁部12bに当接した状態からさらにセーフティプレート20の変形が進行すると、プレート底壁部20aが不規則に座屈変形するのではなく、図7(c)に示すように、切り欠き後端縁26がバンパービーム12のビーム前壁部12bの面に沿って上方に向かって滑り込み、プレート底壁部20a全体がセーフティプレート20の断面内方向に折り畳まれるように変形する。このように、セーフティプレート20がスムーズに潰れていくのである。
上記実施例における車体前部構造は、車幅方向に延在するバンパーフェイス11とバンパービーム12との間に、後部が開放された中空の断面形状を有しかつその開放端部である各後端縁部21,22がバンパービーム12に接合されてなるセーフティプレート20を備え、バンパーフェイス11に後方への衝突エネルギーが加わった際には、該エネルギーをセーフティプレート20の変形により吸収するものであって、前記下側後端縁部22に、その一部をバンパービーム12との接合用脚部24として残す切り欠き部25を設け、接合用脚部24には、衝突エネルギーによる変形初期に下側後端縁部22を所定方向に傾かせる変形案内部30を設けたものである。
バンパーフェイス11への被衝突物の衝突により、該バンパーフェイス11に後方への衝突エネルギーが加わり、該エネルギーがセーフティプレート20に入力されてこれが変形する場合には、まず切り欠き部25により部分的に残された接合用脚部24において変形が始まることとなる。このとき、変形案内部30により下側後端縁部22がセーフティプレート20の断面内方向に傾くように変形することで、その後の変形を誘発してセーフティプレート20をスムーズに潰すことが可能となり、結果としてセーフティプレート20の潰れ残りの発生が抑えられる。
このように、セーフティプレート20の潰れ残りの発生が抑えられることで、バンパーフェイス11とバンパービーム12との間のスペースをセーフティプレート20の変形ストロークとして無駄なく利用できる。すなわち、車体前部における衝突エネルギー吸収効率を高めることができる。また、バンパーフェイス11のデザインやバンパービーム12周辺の部品レイアウト等に影響することがなく、車体前部の設計自由度を向上させることができる。
しかも、切り欠き部25を設けることで、セーフティプレート20の軽量化を図ることもできる。また、変形案内部30がセーフティプレート20の断面外方向に変化するように設けられることで、セーフティプレート20をプレス成形する際にも変形案内部30がインバースし難くなる。ここで、セーフティプレート20のプレート底壁部20aを断面外方向に変形させるように変形案内部30を設定することも可能であるが、該プレート底壁部20aを断面内方向に変形させる方が、下側後端縁部22がバンパーフェイス11に干渉し難いという点で有利である。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、上側後端縁部21においても接合用脚部を介してバンパービーム12に接合するようにしてもよい。また、鋼板製のセーフティプレート20に代わる樹脂製のエネルギー吸収体としてもよい。さらに、別体の接合用脚部24をセーフティプレート20本体に結合してなる構成としてもよい。
そして、上記実施例における構成は一例であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例における車体前部の車幅方向中心面での断面図である。 バンパービーム及びセーフティプレートを斜め上から見た斜視図である。 バンパービーム及びセーフティプレートを斜め下から見た斜視図である。 前記バンパービーム及びセーフティプレートの分解斜視図である。 図1における要部拡大図である。 前記セーフティプレートの接合用脚部における変形を示す作用説明図である。 前記セーフティプレートの切り欠き部における変形を示す作用説明図である。
符号の説明
11 バンパーフェイス
12 バンパービーム
20 セーフティプレート(エネルギー吸収体)
21 上側後端縁部(開放端部)
22 下側後端縁部(開放端部)
24 接合用脚部
25 切り欠き部
30 変形案内部

Claims (2)

  1. 車幅方向に延在するバンパーフェイスとバンパービームとの間に、後部が開放された中空の断面形状を有しかつその開放端部がバンパービームに接合されてなるエネルギー吸収体を備え、前記バンパーフェイスに後方への衝突エネルギーが加わった際には、該エネルギーを前記エネルギー吸収体の変形により吸収する車体前部構造において、
    前記開放端部に、その一部を前記バンパービームとの接合用脚部として残す切り欠き部を設け、前記接合用脚部に、前記衝突エネルギーによる変形初期に前記開放端部を所定方向に傾かせる変形案内部を設けたことを特徴とする車体前部構造。
  2. 車幅方向に延在するバンパーフェイスとバンパービームとの間に、後部が開放された中空の断面形状を有しかつその開放端部がバンパービームに接合されてなるエネルギー吸収体を備え、前記バンパーフェイスに後方への衝突エネルギーが加わった際には、該エネルギーを前記エネルギー吸収体の変形により吸収する車体前部構造において、
    前記開放端部を、接合用脚部を介して前記バンパービームに接合し、前記接合用脚部に、前記衝突エネルギーによる変形初期に前記開放端部を所定方向に傾かせる変形案内部を設けたことを特徴とする車体前部構造。

JP2004138322A 2004-05-07 2004-05-07 車体前部構造 Expired - Fee Related JP4350584B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004138322A JP4350584B2 (ja) 2004-05-07 2004-05-07 車体前部構造
US11/120,771 US7144055B2 (en) 2004-05-07 2005-05-03 Vehicle body frontal structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004138322A JP4350584B2 (ja) 2004-05-07 2004-05-07 車体前部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005319859A true JP2005319859A (ja) 2005-11-17
JP4350584B2 JP4350584B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=35238787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004138322A Expired - Fee Related JP4350584B2 (ja) 2004-05-07 2004-05-07 車体前部構造

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7144055B2 (ja)
JP (1) JP4350584B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010524753A (ja) * 2007-04-19 2010-07-22 アウディー アーゲー 自動車の車体構造部材
JP2011051508A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用衝撃吸収バンパの衝撃吸収材
WO2011099206A1 (ja) * 2010-02-12 2011-08-18 本田技研工業株式会社 車両用バンパー構造
WO2012046647A1 (ja) * 2010-10-08 2012-04-12 日産自動車株式会社 車両用バンパー
WO2012066723A1 (ja) * 2010-11-19 2012-05-24 本田技研工業株式会社 車体構造
JP2013233837A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Honda Motor Co Ltd 車体前部構造
JP2015186929A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 トヨタ自動車株式会社 車両用衝撃吸収構造体

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4280153B2 (ja) * 2003-11-28 2009-06-17 キョーラク株式会社 車両用衝撃吸収体
DE102005002068A1 (de) * 2005-01-14 2006-08-03 Behr Gmbh & Co. Kg Befestigungseinrichtung für eine Wärmetauschereinheit und Fahrzeug mit einer Wärmetauschereinheit
US7517006B2 (en) * 2006-01-31 2009-04-14 Mazda Motor Corporation Front structure of automotive vehicle
US7540543B2 (en) * 2006-03-27 2009-06-02 Chrysler Llc Front bumper energy absorber with integrated debris grille
JP4330652B2 (ja) * 2007-03-28 2009-09-16 ユニプレス株式会社 車両用金属製アブソーバ、車両用バンパシステム、自動車バンパ用アブソーバ及び自動車バンパシステム
NO327511B1 (no) * 2007-06-22 2009-07-27 Plastal As Energiabsorbent
US8016331B2 (en) * 2008-02-14 2011-09-13 Shape Corp. Energy absorber with sidewall stabilizer ribs
US7866716B2 (en) 2008-04-08 2011-01-11 Flex-N-Gate Corporation Energy absorber for vehicle
ES2531562T3 (es) * 2009-11-06 2015-03-17 Shape Corp. Absorbedor de energía con salientes que proporciona un impacto uniforme contra el peatón
EP2542461A4 (en) 2010-03-05 2013-09-04 Shape Corp PEDESTRIAN ENERGY ABSORPTION COVER
DE102010050960A1 (de) * 2010-11-10 2012-05-10 Gm Global Technology Operations Llc (N.D.Ges.D. Staates Delaware) Stoßfängerquerträger für ein Kraftfahrzeug, Verstärkungsbauteil für einen Stoßfängerquerträger und Verfahren zur Herstellung eines Stoßfängerquerträgers
US8424629B2 (en) 2011-03-09 2013-04-23 Shape Corp. Vehicle energy absorber for pedestrian's upper leg
US8973957B2 (en) 2013-04-22 2015-03-10 Shape Corp. Bumper energy absorber with sensor and configured lobes
CN103754189B (zh) * 2014-01-23 2016-03-16 奇瑞汽车股份有限公司 汽车用行人上腿部保护装置及汽车
US9580029B2 (en) * 2015-06-05 2017-02-28 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Bumper assemblies including a bumper cover reinforcement and vehicles incorporating the same
US10065587B2 (en) 2015-11-23 2018-09-04 Flex|N|Gate Corporation Multi-layer energy absorber
DE102016216317A1 (de) * 2016-08-30 2018-03-01 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Stoßfängerquerträger
FR3127179A1 (fr) * 2021-09-21 2023-03-24 Psa Automobiles Sa Dispositif de renfort d’une poutre de pare-chocs présentant des surfaces inclinées adaptées aux différents chocs tests.

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3928060A1 (de) * 1989-08-25 1991-02-28 Daimler Benz Ag Stossfaenger fuer einen kraftwagen
US5139297A (en) * 1991-09-12 1992-08-18 Ford Motor Company Internal stroking bumper beam
JPH11342812A (ja) 1998-06-03 1999-12-14 Honda Motor Co Ltd エネルギー吸収バンパ
US6406081B1 (en) * 2001-03-20 2002-06-18 General Electric Company Energy absorber system
JP2003212069A (ja) 2002-01-25 2003-07-30 Aisin Seiki Co Ltd 自動車用バンパ装置
US7188876B2 (en) * 2004-09-14 2007-03-13 General Electric Company Bumper assembly including energy absorber with vertical translation crush lobes

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010524753A (ja) * 2007-04-19 2010-07-22 アウディー アーゲー 自動車の車体構造部材
JP2011051508A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用衝撃吸収バンパの衝撃吸収材
WO2011099206A1 (ja) * 2010-02-12 2011-08-18 本田技研工業株式会社 車両用バンパー構造
JP5396489B2 (ja) * 2010-02-12 2014-01-22 本田技研工業株式会社 車両用バンパー構造
RU2529559C1 (ru) * 2010-10-08 2014-09-27 Ниссан Мотор Ко., Лтд. Бампер транспортного средства
WO2012046647A1 (ja) * 2010-10-08 2012-04-12 日産自動車株式会社 車両用バンパー
JP2012081837A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Nissan Motor Co Ltd 車両用バンパー
US8939479B2 (en) 2010-10-08 2015-01-27 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle bumper
KR101449878B1 (ko) * 2010-10-08 2014-10-10 닛산 지도우샤 가부시키가이샤 차량용 범퍼
CN103221265A (zh) * 2010-11-19 2013-07-24 本田技研工业株式会社 车身构造
JP5564576B2 (ja) * 2010-11-19 2014-07-30 本田技研工業株式会社 車体構造
WO2012066723A1 (ja) * 2010-11-19 2012-05-24 本田技研工業株式会社 車体構造
JP2013233837A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Honda Motor Co Ltd 車体前部構造
JP2015186929A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 トヨタ自動車株式会社 車両用衝撃吸収構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4350584B2 (ja) 2009-10-21
US20050248164A1 (en) 2005-11-10
US7144055B2 (en) 2006-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4350584B2 (ja) 車体前部構造
JP4235842B2 (ja) 車両のフード装置
JP6178361B2 (ja) 車両前部構造
JP5558593B2 (ja) 車体前部構造
KR101376024B1 (ko) 차량용 후드
JP2005125989A (ja) 車両用フード構造
JP5969417B2 (ja) 車体前部構造
JP5061557B2 (ja) 自動車のバンパ構造
JP2017178140A (ja) 車両用フード
JP2006290224A (ja) 車体前部構造
JP2006205902A (ja) 車両のカウル構造
EP1389575A2 (en) Vehicle front-end body structure
CN109476349A (zh) 车身车架构造
JP4894270B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP2006175987A (ja) 車体前部構造
JP6601439B2 (ja) 車両用フロントフード
JP2011057158A (ja) 車両用衝撃吸収具及び車両用バンパ装置
JP2009090936A (ja) 車両用インナパネル
JP2014118009A (ja) 車両の側部車体構造
JP4798485B2 (ja) 車両のフロントバンパー構造
JP3632654B2 (ja) 車体前部構造
JP5268677B2 (ja) 車体構造
JP5026136B2 (ja) 車体フレーム構造
JP4617170B2 (ja) ニーガード構造
JP4036219B2 (ja) 自動車のエンジンフード構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090714

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090722

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4350584

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130731

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140731

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees