JP4894270B2 - 自動車の前部車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の前部車体構造において、バンパービームより前方に突出する左右のクラッシュカンを設け、斜め前方からの衝突時における前部車体の衝突エネルギーの吸収性能を向上させたものに関する。
従来、自動車の前部には、左右1対のフロントサイドフレームが設けられ、これらフロントサイドフレームの前端部に、衝突エネルギーを吸収可能な左右のクラッシュカン(フレーム側クラッシュカン)を介して車幅方向に延びるバンパービームを連結した構造が主流である。車両の前突時には、バンパービームから伝達される衝突荷重によりフレーム側クラッシュカンが圧縮変形して潰れることで衝突エネルギーを吸収し、フロントサイドフレームの圧縮変形によっても衝突エネルギーを吸収することで、車室に加わる衝撃を緩和している。
ところで、前記の自動車の前部構造を改良したものとして、更にバンパービームの前側に左右のクラッシュカンを設け、斜め前方からの衝突時にこれらクラッシュカンの圧縮変形により衝突エネルギーを吸収することで、前部車体の衝突エネルギーの吸収性能を向上させたものが、特許文献1に開示されている。
特許文献1には、上壁と下壁と後壁とを有する断面コ字状のバンパービームにおいて、左右端部分の後壁に左右のクラッシュカンを前方に突出するように設けた自動車の前部構造が開示されている。
DE10143890号公報
特許文献1のバンパービームにおいては、断面コ字状に形成されその前面が開放する構造であるため、後壁にクラッシュカンを前方突出状に設けるには適しているが、十分な剛性を確保することは困難である。そのため、前突時にバンパービームで受け止めた衝突荷重をフレーム側クラッシュカンに確実に伝達することができず、フレーム側クラッシュカンが十分に潰れずに前部車体の衝突エネルギーの吸収性能が低下する虞がある。
また、バンパービームの左右端部のエッジが露出しているため、斜め前方からの衝突時に、バンパービームの前方に設けられるバンパーフェースがバンパービームの左右端部のエッジに衝突してバンパーフェースが破損する虞がある。
本発明の目的は、バンパービームの剛性を確保しつつ斜め前方からの衝突時における前部車体の衝突エネルギーの吸収性能を高めると共に、バンパーフェースの保護を図ることができる自動車の前部車体構造を提供することである。
請求項1の自動車の前部車体構造は、左右のフロントサイドフレームと、左右のフロントサイドフレームの前端部に亙って橋渡しされる閉断面構造のバンパービームとを有する自動車の前部車体構造において、前記バンパービームのうちのフロントサイドフレームより車幅方向外側部分にバンパービームの前面が開放する状態に形成された切欠き部と、前記バンパービームの後壁に前方から夫々当接され前記切欠き部を通ってバンパービームより前方に突出するクラッシュカン本体とクラッシュカン本体の前面を覆うクラッシュカン前壁とから構成される左右のクラッシュカンとを備え、前記クラッシュカン前壁は、上端が前記バンパービームの切欠き部の上縁よりも上方に延び、下端が前記バンパービームの切欠き部の下縁よりも下方に延びるように構成され、前記クラッシュカン前壁の上端部と下端部が夫々後方に折曲されてバンパービームの上壁部と下壁部に接合されると共に、前記クラッシュカン本体は、少なくとも左側縦壁と右側縦壁とを備え、前記クラッシュカン前壁の左右の側端はクラッシュカンの左側縦壁と右側縦壁よりも左右方向に夫々延びるように構成され、前記クラッシュカンの前壁の左端近傍部と右端近傍部がクラッシュカンの左側縦壁の前端と右側縦壁の前端に夫々接合されたことを特徴とする。
バンパービームのうちのフロントサイドフレームより車幅方向外側部分にバンパービームの前面が開放する状態に切欠き部が形成され、この切欠け部にクラッシュカンが設けられバンパービームより前方へ突出しているので、斜め前方からの衝突時に、バンパーフェースがクラッシュカンに衝突し、クラッシュカンが圧縮変形して潰れることで衝突エネルギーを吸収すると共に、バンパービームを介して伝達された衝突荷重によりフロントサイドフレームが圧縮変形することで衝突エネルギーを吸収する。これにより、斜め前方からの衝突時における前部車体の衝突エネルギーの吸収性能が向上する。
請求項2の自動車の前部車体構造は、請求項1の発明において、前記バンパービームの後側に左右のフロントサイドフレームの前端とバンパービームの後壁とを連結する左右のフレーム側クラッシュカンが設けられたことを特徴とする。
請求項3の自動車の前部車体構造は、請求項1又は2の発明において、前記バンパービームの前方に設けられるバンパーフェースは、車幅方向中央部から側方に向かう程後方に後退するような湾曲形状に形成され、前記切欠き部は車幅方向外側に向かう程後方に傾斜するように切り欠かれたことを特徴とする。
請求項の自動車の前部車体構造は、左右のフロントサイドフレームと、後壁と上壁と下壁とを有する断面コ字状のビーム本体とこのビーム本体の前面部を覆い且つビーム本体より低剛性のカバー部材とで閉断面状に構成されて左右のフロントサイドフレームの前端部に亙って橋渡しされるバンパービームと、前記バンパービームの前側に配設され且つ中央部から車幅方向外側に向かう程後方に後退する湾曲形状に形成されたバンパーフェースとを備えた自動車の前部車体構造において、前記左右のフロントサイドフレームよりも車幅方向外側に対応する前記バンパービーム部分は、バンパーフェースより曲率が大きな湾曲形状に形成されると共に、ビーム本体の後壁部分は車幅方向外側に向かう程後方に傾斜するように形成され、前記バンパービームのうちの左右のフロントサイドフレームの前方側部分において、前記バンパービームの後壁に前方から夫々当接されビーム本体より前方に突出するクラッシュカン本体とクラッシュカン本体の前面を覆うクラッシュカン前壁とから構成される左右のクラッシュカンとを備え、前記クラッシュカン本体の後端がバンパービームの後壁に接合され、前記クラッシュカン前壁がその前方の前記バンパービームのカバー部材の一部を前方に突出させることにより構成されたことを特徴とする。
バンパービームのうちの左右のフロントサイドフレームの前方側部分において、バンパービームの後壁に前方から夫々当接されビーム本体より前方に突出するクラッシュカン本体とクラッシュカン本体の前面を覆うクラッシュカン前壁とから構成される左右のクラッシュカンとを備えたので、請求項1と同様の作用を奏する。
請求項の自動車の前部車体構造は、請求項の発明において、前記クラッシュカン前壁の上端部と下端部とが後方に折曲されてビーム本体の上壁部と下壁部に接合されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、バンパービームのうちのフロントサイドフレームより車幅方向外側部分にバンパービームの前面が開放する状態に切欠き部が形成され、この切欠け部にクラッシュカンが設けられたので、バンパービーム内のスペースを有効活用してバンパービームより前方に突出するクラッシュカンを設けることができ、斜め前方からの衝突時における前部車体の衝突エネルギーの吸収性能が向上する。しかも、閉断面構造のバンパービームを使用し、バンパービームのうちのフロントサイドフレームより車幅方向外側部分に切欠き部を形成してクラッシュカンを配設したので、このクラッシュカンの機能を確保しつつ、バンパービームの剛性が低下するのを抑制することができ、衝突荷重をフロントサイドフレーム側へ伝達するのに十分な剛性を確保することができる。
更に、クラッシュカン前壁は、上端がバンパービームの切欠き部の上縁よりも上方に延び、下端がバンパービームの切欠き部の下縁よりも下方に延びるように構成されたので、斜め前方からの衝突時においてバンパービームの前方に設けられるバンパーフェースを保護することができるうえ、このときの衝突荷重をクラッシュカンで広く確実に受けることが可能である。クラッシュカン前壁の上端部と下端部が夫々後方に折曲されてバンパービームの上壁部と下壁部に接合されたので、クラッシュカン前壁を車幅方向に拡大状に形成して上壁部と下壁部に確実に接合し、衝突時におけるクラッシュカンの倒れ変形を防止してクラッシュカンを確実に圧縮変形させることができる。また、バンパービームにおいて切欠き部が形成された部位についても閉断面が維持されるので、バンパービームの剛性を確保することができる。また、クラッシュカン本体は、少なくとも左側縦壁と右側縦壁とを備え、クラッシュカン前壁の左右の側端はクラッシュカンの左側縦壁と右側縦壁よりも左右方向に夫々延びるように構成され、クラッシュカンの前壁の左端近傍部と右端近傍部がクラッシュカンの左側縦壁の前端と右側縦壁の前端に夫々接合されたので、クラッシュカンの受け面を左右方向に拡大することができ、前突時に作用する衝突荷重を広い領域で全体的に受け止めることができる。
請求項2の発明によれば、バンパービームの後側に左右のフロントサイドフレームの前端とバンパービームの後壁とを連結する左右のフレーム側クラッシュカンが設けられたので、前突時にバンパービームを介してフレーム側クラッシュカンに衝突荷重を確実に伝達し、このフレーム側クラッシュカンの潰れにより、前部車体の衝突エネルギーの吸収性能が一層向上する。
請求項3の発明によれば、バンパービームの前方に設けられるバンパーフェースは、車幅方向中央部から側方に向かう程後方に後退するような湾曲形状に形成され、切欠き部は車幅方向外側に向かう程後方に傾斜するように切り欠かれたので、適正な形状のクラッシュカンをバンパービームよりも前方へ確実に突出させ、このクラッシュカンの前壁とバンパーフェースとをほぼ平行に対面させて、斜め前方からの衝突時にバンパーフェースが破損しにくくすることができる。
請求項の発明によれば、バンパービームのうちの左右のフロントサイドフレームの前方側部分において、バンパービームの後壁に前方から夫々当接されてクラッシュカンが設けられたので、バンパービーム内のスペースを有効活用してバンパービームより前方に突出するクラッシュカンを設けることができ、斜め前方からの衝突時における前部車体の衝突エネルギーの吸収性能が向上する。しかも、閉断面状のバンパービームを使用し、バンパービームのうちの左右のフロントサイドフレームの前方側部分においてバンパービームの後壁に前方から夫々当接されビーム本体より前方に突出するクラッシュカン本体とクラッシュカン本体の前面を覆うクラッシュカン前壁とから構成されるクラッシュカンを配設したので、このクラッシュカンの機能を確保しつつ、バンパービームの剛性が低下するのを抑制することができ、前突時に作用する衝突荷重をフロントサイドフレーム側へ伝達するのに十分な剛性を確保することができる。更に、クラッシュカンの前壁とバンパーフェースとをほぼ平行に対面させて、斜め前方からの衝突時にバンパーフェースが破損しにくくすることができる。
更に、クラッシュカン本体の後端がバンパービームの後壁に接合され、クラッシュカン前壁がその前方のバンパービームのカバー部材の一部を前方に突出させることにより構成されたので、部品数を増加させることなく、クラッシュカン前壁を構成することができる。
請求項の発明によれば、クラッシュカン前壁の上端部と下端部とが後方に折曲されてビーム本体の上壁部と下壁部に接合されたので、衝突時におけるクラッシュカンの倒れ変形を防止してクラッシュカンを確実に圧縮変形させることができる。また、バンパービームにおいてクラッシュカンが設けられた部位についても閉断面が維持されるので、バンパービームの剛性を確保することができる。
本発明の自動車の前部車体構造は、バンパービームのうちのフロントサイドフレームより車幅方向外側部分にバンパービームの前面が開放する状態に形成された切欠き部と、バンパービームの後壁に前方から夫々当接され切欠き部を通ってバンパービームより前方に突出するクラッシュカン本体とクラッシュカン本体の前面を覆うクラッシュカン前壁とから構成される左右のクラッシュカンとを備え、クラッシュカン前壁は、上端がバンパービームの切欠き部の上縁よりも上方に延び、下端がバンパービームの切欠き部の下縁よりも下方に延びるように構成され、クラッシュカン前壁の上端部と下端部が夫々後方に折曲されてバンパービームの上壁部と下壁部に接合されると共に、クラッシュカン本体は、少なくとも左側縦壁と右側縦壁とを備え、クラッシュカン前壁の左右の側端はクラッシュカンの左側縦壁と右側縦壁よりも左右方向に夫々延びるように構成され、クラッシュカンの前壁の左端近傍部と右端近傍部がクラッシュカンの左側縦壁の前端と右側縦壁の前端に夫々接合されたものである。
本発明の別の自動車の前部車体構造は、左右のフロントサイドフレームよりも車幅方向外側に対応するバンパービーム部分を、バンパーフェースより曲率が大きな湾曲形状に形成すると共に、ビーム本体の後壁部分を車幅方向外側に向かう程後方に傾斜するように形成し、バンパービームのうちの左右のフロントサイドフレームの前方側部分において、バンパービームの後壁に前方から夫々当接されビーム本体より前方に突出するクラッシュカン本体とクラッシュカン本体の前面を覆うクラッシュカン前壁とから構成される左右のクラッシュカンとを備え、クラッシュカン本体の後端がバンパービームの後壁に接合され、クラッシュカン前壁がその前方のバンパービームのカバー部材の一部を前方に突出させることにより構成されたものである。
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、自動車Cの前部には、フロントバンパー1がボンネットフード2の前端や左右のフロントフェンダ3の前端に連なる曲面に沿って設けられ、フロントバンパー1とボンネットフード2の前端部と左右のフロントフェンダ3の前端部により自動車Cのフロントノーズ部分を構成している。フロントバンパー1は、バンパーフェース4と衝撃吸収体5とバンパービーム18等で構成されている。
次に、自動車Cの前部車体構造について説明する。
図1〜図3に示すように、前部車体構造には、前後方向に延びる左右のフロントサイドフレーム6と、フロントサイドフレーム6の前端に夫々固定された左右の第1クラッシュカン(フレーム側クラッシュカン)8と、左右のフロントサイドフレーム6と左右の第1クラッシュカン8に支持固定された合成樹脂製の矩形枠状のシュラウド10と、左右のフロントサイドフレーム6の前端部に亙って橋渡しされたバンパービーム18と、バンパービーム18より前方に突出する左右の第2クラッシュカン20と、発泡樹脂製の衝撃吸収体5と、合成樹脂製のバンパーフェース4等が設けられている。
第1クラッシュカン8は、板厚が1.5mm、約60Kgの耐荷重となるように鋼板で角筒状に構成され、車両衝突時にバンパービーム18を介して前方から加わる衝突荷重により圧縮変形して潰れることで衝突エネルギーを吸収し、所期のエネルギー吸収機能を達成し得るサイズ、形状に構成されている。第1クラッシュカン8は、フロントサイドフレーム6の前端とバンパービーム18との間に設けられて、その後端部がフロントサイドフレーム6の前端部に固定されたフランジ部材7に結合され、前端部がバンパービーム18の後壁18aに結合されている。
図3〜図5に示すように、フランジ部材7は、第1クラッシュカン8の後端部に対して上下左右に張出す鉛直板状の第1連結部7aと、第1連結部7aより前方且つ車幅方向内側に折曲された第2連結部7bとを有し、第1連結部7aの前面に第1クラッシュカン8の後端部が接合され、第1連結部7aの後面にはフロントサイドフレーム6のフランジ6aが締結されている。第1クラッシュカン8の外周面の4つの角部には、夫々3つの凹状の潰れ促進用ビード8aが形成されている。これにより、バンパービーム18から第1クラッシュカン8に衝突荷重が伝達されたときに第1クラッシュカン8が圧壊し易くなっている。
シュラウド10は、上下1対のシュラウドアッパー11及びシュラウドロア12と、左右1対のシュラウドサイド13とで矩形枠状に一体成形され、ほぼ矩形状のラジエータ(図示略)とコンデンサー(図示略)の全周を囲繞して保持可能に構成されている。シュラウドアッパー11の中央部分とシュラウドサイド13の上部とを夫々連結する左右1対の斜材14が設けられている。シュラウドサイド13には、フランジ部材7の第2連結部7bがボルト15で固定され、シュラウド10がフロントサイドフレーム6と第1クラッシュカン8に連結されている。シュラウドアッパー11の中央部には、連結ステー16がほぼ縦向きに配設され、連結ステー16の上端部はシュラウドアッパー11の中央部に固定され、連結ステー16の下端部はバンパービーム18の中央部に固定されている。
図4、図5に示すように、バンパービーム18は、板厚が1.5mm、約130Kgの耐荷重となるように高張力鋼板により左右方向に延びる閉断面構造に構成されている。バンパービーム18の左右両端部分(フロントサイドフレーム6より車幅方向外側部分)には、バンパービーム18の前面を開放する切欠き部19が夫々形成され、これら切欠き部19は車幅方向外側に向かう程後方に傾斜するように切り欠かれ、バンパービーム18における切欠き部19に対応する位置には、切欠き部19を通ってバンパービーム18より突出するように第2クラッシュカン20が夫々設けられ、第2クラッシュカン20はバンパービーム18の後壁18aに前方から当接されている。
次に、第2クラッシュカン20について説明する。
図4〜図7に示すように、左右の第1クラッシュカン8の前方に対応する位置において、バンパービーム18には左右の第2クラッシュカン20が設けられているが、これら左右の第2クラッシュカン20はほぼ同様の構成であるので、左側の第2クラッシュカン20を例として説明する。
第2クラッシュカン20は、板厚が1.2mm、約60Kgの耐荷重となるように鋼板で構成され、斜め前方からの衝突時にバンパーフェース4を介して加わる衝突荷重により圧縮変形して潰れることで衝突エネルギーを吸収し、所期のエネルギー吸収機能を達成し得るサイズ、形状に構成されている。第2クラッシュカン20は、第1クラッシュカン8の前方にバンパービーム18を介在して直列状に配設され、斜め前方からの衝突時に、第2クラッシュカン20を介してバンパービーム18より伝達される衝突荷重によって、第1クラッシュカン8が倒れ変形することなく確実に潰れるようになっている。
第2クラッシュカン20は、本体部21と、本体部21の前面を覆うカバー部25を有し、本体部21の前端部分とカバー部25がバンパービーム18より前方に突出している。本体部21は、後壁22と左側縦壁23と右側縦壁24を有し、右側縦壁24の前後方向長さが、左側縦壁23よりも長く形成されている。左側縦壁23の前端部には左側に張出す左側フランジ部23aが形成され、右側縦壁24の前端部には右側に張出す右側フランジ部24aが形成されている。バンパービーム18における後壁18aの中段部分には前方に張出す膨出部18dが設けられ、本体部21の後壁22が、バンパービーム18の膨出部18dの前面に接合されることで、本体部21がバンパービーム18に固定される。
カバー部25は、バンパービーム18の切欠き部19を前側から覆うように拡大状に構成され、カバー部25の左右の側端は本体部21の左側縦壁23と右側縦壁24よりも左右方向に夫々延びている。カバー部25の上端部には、切欠き部19の上縁よりも上方に延びると共に後方に折曲された上端フランジ部27が形成され、カバー部25の下端部には、切欠き部19の下縁よりも下方に延びると共に後方に折曲された下端フランジ部28が形成されている。カバー部25は、本体部21の前側に配設されて第2クラッシュカン20の前壁を構成すると共に、カバー部25の左端近傍部と右端近傍部が、本体部21の左側フランジ部23aと右側フランジ部24aに夫々接合され、カバー部25の上端フランジ部27と下端フランジ部28が、バンパービーム18の上壁部18bと下壁部18cに夫々接合されている。カバー部25の前壁には軽量化の為の円状の穴26が設けられている。
図7に示すように、バンパーフェース4は、バンパービーム18と衝撃吸収体5の前方に設けられ、車幅方向中央部から側方に向かう程後方に後退するような湾曲形状に形成されており、バンパーフェース4の曲率半径R2は、バンパービーム18の曲率半径R1よりも小さくなるように構成されている。尚、第2クラッシュカン20のカバー部25はバンパーフェース4とほぼ平行に対面するように配設されている。
次に、自動車の前部車体構造の作用、効果について説明する。
バンパービーム18の両端部分にバンパービーム18の前面が開放する状態に切欠き部19が形成され、この切欠き部19に第2クラッシュカン20が設けられたので、斜め前方からの衝突時に、バンパーフェース4が第2クラッシュカン20に衝突し、第2クラッシュカン20が圧縮変形して潰れることで衝突エネルギーを吸収すると共に、バンパービーム18を介して衝突荷重が第1クラッシュカン8に伝達される。伝達された衝突荷重により第1クラッシュカン8が圧縮変形することで衝突エネルギーを吸収する。更に激しい衝突時には、フロントサイドフレーム6も圧縮変形して衝突エネルギーを吸収する。これにより、斜め前方からの衝突時において、前部車体の衝突エネルギーの吸収性能を向上させることができる。
バンパービーム18の切欠き部19に第2クラッシュカン20が設けられたので、バンパービーム18内のスペースを有効活用してバンパービーム18より前方に突出する第2クラッシュカン20を設けることができる。しかも、閉断面構造のバンパービーム18を有効活用し、バンパービーム18の両端部分に切欠き部19を形成して第2クラッシュカン20を配設したので、この第2クラッシュカン20の機能を確保しつつ、衝突荷重をフロントサイドフレーム6側へ伝達するのに十分な剛性を確保することができる。更に、第2クラッシュカン20のカバー部25において、その上端がバンパービーム18の切欠き部19の上縁よりも上方に延び、下端が切欠き部19の下縁よりも下方に延びるように構成されたので、斜め前方からの衝突時において衝突荷重を第2クラッシュカン20で広く確実に受けることが可能である。
バンパービーム18の後側に左右のフロントサイドフレーム6の前端とバンパービーム18の後壁とを連結する左右の第1クラッシュカン8を設けたので、前突時にバンパービーム18を介して第1クラッシュカン8に衝突荷重を確実に伝達し、この第1クラッシュカン8の圧壊により、前部車体の衝突エネルギーの吸収性能が一層向上する。バンパーフェース4は、車幅方向中央部から側方に向かう程後方に後退するような湾曲形状に形成され、バンパービーム18の切欠き部19は車幅方向外側に向かう程後方に傾斜するように切り欠かれたので、適正な形状の第2クラッシュカン20をバンパービーム18よりも前方へ確実に突出させ、この第2クラッシュカン20のカバー部25とバンパーフェース4とをほぼ平行に対面させて、斜め前方からの衝突時にバンパーフェース4が破損しにくくすることができる。
第2クラッシュカン20のカバー部25の上端部と下端部を夫々後方に折曲させた上端フランジ部27と下端フランジ部28が形成され、これら上端フランジ部27と下端フランジ部28が、切欠き部19に対応する位置において、バンパービーム18の上壁部18bと下壁部18cに接合されたので、第2クラッシュカン20のカバー部25を車幅方向に拡大状に形成して上壁部18bと下壁部18cに確実に接合し、衝突時における第2クラッシュカン20の倒れ変形を防止して第2クラッシュカン20を確実に圧壊させることができる。また、バンパービーム18において切欠き部19が形成された部位についても閉断面が維持されるので、バンパービーム18の剛性を確保することができる。
第2クラッシュカン20のカバー部25の左右の側端は第2クラッシュカン20の左側縦壁23と右側縦壁24よりも左右方向に夫々延びるように構成され、第2クラッシュカン20のカバー部25の左端近傍部と右端近傍部が第2クラッシュカン20の左側フランジ部23aと右側フランジ部24aに夫々接合されたので、第2クラッシュカン20の受け面を左右方向に拡大することができ、前突時に作用する衝突荷重を広い領域で全体的に受け止めることができる。
次に、本発明の実施例2について、図8、図9に基づいて説明する。但し、前記実施例と同一の構成には同一の符号を付し、異なる構成についてのみ説明する。
この実施例2においては、断面コ字状のベース板(これがビーム本体に相当する)30とこのベース板30の前面部を覆うクロージングプレート(これがカバー部材に相当する)32とで閉断面状に構成されたバンパービーム18Aのうちの左右のフロントサイドフレーム6の前方側部分に、第2クラッシュカン20Aを夫々設けた一例である。
図9に示すように、バンパービーム18Aのうちの左右のフロントサイドフレーム6よりも車幅方向外側に対応する部分の曲率半径R3は、バンパーフェース4の曲率半径R4よりも大きな湾曲形状に形成され、左右のフロントサイドフレーム6の前方部分、つまり、第1クラッシュカン8Aの前方に、第2クラッシュカン20Aがベース板30より前方に突出するように設けられている。
図8、図9に示すように、バンパービーム18Aは、ベース板30とクロージングプレート32とを有し、ベース板30は、板厚が1.5mm、約130Kgの耐荷重となるように高張力鋼板により構成され、前方が開放するように後壁30aと上壁30bと下壁30cとを有する断面コ字状に形成されている。上壁30bの前端部には、上側に張出す上端フランジ部30dが形成され、下壁30cの前端部には、下側に張出す下端フランジ部30eが形成され、後壁30aは車幅方向外側に向かう程後方に傾斜するように形成されている。第2クラッシュカン20Aが配設される位置において、上端フランジ部30dには前方に突出する上板部30fが形成され、下端フランジ部30eには前方に突出する下板部30gが形成されている。
クロージングプレート32は、ベース板30よりも薄い板厚で低剛性の高張力鋼板で構成され、クロージングプレート32において第2クラッシュカン20Aが配設される位置には、バンパービーム18Aより前方に突出するカバー部25Aが一体的に設けられている。クロージングプレート32は、ベース板30の前側に配設されてバンパービーム18の前壁を構成し、その上端部と下端部が、ベース板30の上端フランジ部30dと下端フランジ部30eに夫々接合されている。
第2クラッシュカン20Aは、本体部21Aと、本体部21Aの前面を覆うクロージングプレート32のカバー部25Aで構成され、クロージングプレート32がベース板30の前側に配設された状態で、本体部30の前側に位置するようにカバー部25Aが設けられ、このカバー部25Aが第2クラッシュカン20Aの前壁を構成している。本体部21Aは、後壁40と左側縦壁41と右側縦壁42を有し、左側縦壁41の前端部には左側に張出す左側フランジ部41aが形成され、右側縦壁42の前端部には右側に張出す右側フランジ部42aが形成されている。本体部21Aの後壁40がベース板30の後壁30aの前面に接合されることで、本体部21Aがベース板30に固定される。
クロージングプレート32のカバー部25Aは、第2クラッシュカン20Aの前壁を構成する前板部33と、前板33の上端部を後方に折曲させた上板部34と、前板部33の下端部を後方に折曲させた下板部35と、左側板部36及び右側板部37で構成され、上板部34の下面が、上板部30fの上面にビード溶接によって接合されると共に、下板部35の上面が、下板部30gの下面にビード溶接によって接合され、カバー部25Aの左端近傍部と右端近傍部が本体部21Aの左側フランジ部41aと右側フランジ部42aに夫々接合されている。
この場合、第2クラッシュカン20Aの後端がバンパービーム18Aの後壁30aに接合され、第2クラッシュカン20Aの前壁がバンパービーム18Aのクロージングプレート32の一部を前方に突出させることにより構成されたので、部品数を増加させることなく、第2クラッシュカン20Aの前壁を構成することができる。クロージングプレート32のカバー部25Aの上板部34がベース板30の上壁30bの上板部30fに接合され、カバー部25Aの下板部35がベース板30の下壁30cの下板部30gに接合されたので、衝突時における第2クラッシュカン20Aの倒れ変形を防止して第2クラッシュカン20Aを確実に圧壊させることができる。また、バンパービーム18Aにおいて第2クラッシュカン20Aが設けられた部位についても閉断面が維持されるので、バンパービーム18Aの剛性を確保することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更例について説明する。
1]上記実施例において、図10に示すように、第2クラッシュカン20の本体部21に後壁22、左側縦壁23及び右側縦壁24と連結される上壁50及び下壁51を設けてもよい。同様に第2クラッシュカン20Aの本体部21Aに後壁40、左側縦壁41及び右側縦壁42と連結される上壁及び下壁を設けてもよい。
2]上記実施例において、第1クラッシュカン8の前端部分に第2クラッシュカン20の後端部分を貫通状に接合させて、第1,第2クラッシュカン8,20を一体的に設けてもよい。同様に、第1クラッシュカン8Aの前端部分に第2クラッシュカン20Aの後端部分を貫通状に接合させて、第1,第2クラッシュカン8A,20Aを一体的に設けてもよい。この場合、衝突時における第2クラッシュカン20,20Aの倒れ変形を一層防止してクラッシュカンを確実に圧縮変形させることができる。
3]上記実施例2において、第2クラッシュカン20Aの前壁であるカバー部25Aをクロージングプレート32と別体で構成し、実施例1と同様にカバー部25Aを第2クラッシュカン20Aの本体部21Aとベース板30に接合してもよい。
4〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能で、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
本発明の実施例1に係る自動車の斜視図である。 自動車の正面図である。 自動車の前部車体構造の要部斜視図である。 バンパービームと第1,第2クラッシュカン(カバー部未装着状態)等の拡大斜視図である。 バンパービームと第1,第2クラッシュカン(カバー部を装着した状態)等の拡大斜視図である。 バンパービームと第1,第2クラッシュカンとフロントサイドフレームの縦断面図である。 バンパービームと第1,第2クラッシュカンとフロントサイドフレーム等の横断面図である。 実施例2に係るバンパービームと第1,第2クラッシュカンの要部分解図である。 図8のバンパービームと第1,第2クラッシュカンの横断面図である。 変更例の図4相当図である。
C 自動車
4 バンパーフェース
6 フロントサイドフレーム
8 第1クラッシュカン
18,18A バンパービーム
19 切欠き部
20,20A 第2クラッシュカン
21,21A 本体部
23 左側縦壁
24 右側縦壁
25 カバー部
30 ベース板
32 クロージングプレート

Claims (5)

  1. 左右のフロントサイドフレームと、左右のフロントサイドフレームの前端部に亙って橋渡しされる閉断面構造のバンパービームとを有する自動車の前部車体構造において、
    前記バンパービームのうちのフロントサイドフレームより車幅方向外側部分にバンパービームの前面が開放する状態に形成された切欠き部と、
    前記バンパービームの後壁に前方から夫々当接され前記切欠き部を通ってバンパービームより前方に突出するクラッシュカン本体とクラッシュカン本体の前面を覆うクラッシュカン前壁とから構成される左右のクラッシュカンとを備え、
    前記クラッシュカン前壁は、上端が前記バンパービームの切欠き部の上縁よりも上方に延び、下端が前記バンパービームの切欠き部の下縁よりも下方に延びるように構成され
    前記クラッシュカン前壁の上端部と下端部が夫々後方に折曲されてバンパービームの上壁部と下壁部に接合されると共に、
    前記クラッシュカン本体は、少なくとも左側縦壁と右側縦壁とを備え、
    前記クラッシュカン前壁の左右の側端はクラッシュカンの左側縦壁と右側縦壁よりも左右方向に夫々延びるように構成され、前記クラッシュカンの前壁の左端近傍部と右端近傍部がクラッシュカンの左側縦壁の前端と右側縦壁の前端に夫々接合されたことを特徴とする自動車の前部車体構造。
  2. 前記バンパービームの後側に左右のフロントサイドフレームの前端とバンパービームの後壁とを連結する左右のフレーム側クラッシュカンが設けられたことを特徴とする請求項1に記載の自動車の前部車体構造。
  3. 前記バンパービームの前方に設けられるバンパーフェースは、車幅方向中央部から側方に向かう程後方に後退するような湾曲形状に形成され、
    前記切欠き部は車幅方向外側に向かう程後方に傾斜するように切り欠かれたことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車の前部車体構造。
  4. 左右のフロントサイドフレームと、後壁と上壁と下壁とを有する断面コ字状のビーム本体とこのビーム本体の前面部を覆い且つビーム本体より低剛性のカバー部材とで閉断面状に構成されて左右のフロントサイドフレームの前端部に亙って橋渡しされるバンパービームと、前記バンパービームの前側に配設され且つ中央部から車幅方向外側に向かう程後方に後退する湾曲形状に形成されたバンパーフェースとを備えた自動車の前部車体構造において、
    前記左右のフロントサイドフレームよりも車幅方向外側に対応する前記バンパービーム部分は、バンパーフェースより曲率が大きな湾曲形状に形成されると共に、ビーム本体の後壁部分は車幅方向外側に向かう程後方に傾斜するように形成され、
    前記バンパービームのうちの左右のフロントサイドフレームの前方側部分において、前記バンパービームの後壁に前方から夫々当接されビーム本体より前方に突出するクラッシュカン本体とクラッシュカン本体の前面を覆うクラッシュカン前壁とから構成される左右のクラッシュカンとを備え、
    前記クラッシュカン本体の後端がバンパービームの後壁に接合され、前記クラッシュカン前壁がその前方の前記バンパービームのカバー部材の一部を前方に突出させることにより構成されたことを特徴とする自動車の前部車体構造。
  5. 前記クラッシュカン前壁の上端部と下端部とが後方に折曲されてビーム本体の上壁部と下壁部に接合されたことを特徴とする請求項に記載の自動車の前部車体構造。
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