JP2005319697A - サーマルヘッド及び印画装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 相反する関係にある印字品質と耐摩耗性とを共に高めることがことができるようにする。
【解決手段】 基板本体21上に、曲率半径を6mm〜9mmのいずれかとしたグレーズ層22を形成し、そのグレーズ層22上に、発熱抵抗体層23と、電極層24と、保護膜25とを順次形成し、さらに保護膜25上に、膜厚を1μm未満としたタングステン層26を形成するようにする。曲率半径が9mmに近い場合には、タングステン層26の電極層24によって覆われていない発熱抵抗体層23に対応する部分を除去するようにしてもよい。
【選択図】 図3
Description
また、前記金属層は、タングステンよりなるようにすることができる。
また、前記グレーズ層の曲率半径が6mm〜9mmのいずれかであるようにすることができる。
また、前記金属層の膜厚は、1μm以下であるようにすることができる。
また、前記金属層は、前記電極層によって覆われていない前記発熱抵抗体層に対応する部分が除去されているようにすることができる。
本発明の印画装置は、基板本体上に、グレーズ層と、発熱抵抗体層と、電極層と、保護膜とを有し、さらに前記保護膜上に金属層が形成されたサーマルヘッドを搭載することを特徴とする。
本発明に係るサーマルヘッド及び印画装置では、印字品質と耐摩耗性とが相反する関係にあるため、保護膜上の金属層により耐摩耗性を高めることで、グレーズ層の曲率半径を印字品質が良好な状態に保持されるように小さくすることができる。
図1は、本発明のサーマルヘッドの一実施の形態に係るサーマルヘッドユニットを示す平面図、図2は、図1のサーマルヘッドユニットを示す側面図、図3及び図4は、図1及び図2の部分グレーズタイプのサーマルヘッドを示す断面図、図5〜図8は、図3及び図4のサーマルヘッドの特性を説明するための図、図9は、図3及び図4のサーマルヘッドが搭載された印画装置の一例を示す図である。
まず、図3及び図4のサーマルヘッドの耐摩耗特性について説明する。なお、以下に説明する図におけるMetal は、上述したタングステン層26を意味するものである。
(1) タングステン層26を設けていないときで曲率を従来品の5倍とした場合
(2) タングステン層26を設けて曲率を従来品の3倍とした場合
(3) タングステン層26を設けて曲率を従来品の2倍とした場合
(4) タングステン層26を設けていないときの曲率を従来品の3倍とした場合
(5) タングステン層26を設けていないときの曲率を従来品の2倍とした場合
(6) 従来品の場合
図8は、上述したグレーズ層22の曲率を具体的な数値を用いて種々変化させた場合の印字濃度特性を比較したものである。なお、以下に説明する図におけるMetal は、上記同様に、タングステン層26を意味するものである。
まず、基板本体21上に、グレーズ層22と、発熱抵抗体層23と、電極層24と、保護膜25とを順次形成する。これらのグレーズ層22、発熱抵抗体層23、電極層24、保護膜25は、成膜形成工程や露光工程(パターンニング)等を経て形成することができる。ここで、グレーズ層22は、その曲率半径が6mm〜9mmのいずれかとなるようにして形成される。
20 基板
21 基板本体
22 グレーズ層
23 発熱抵抗体層
24 電極層
25 保護膜
26 タングステン層
30 印画装置
Claims (6)
- 基板本体上に、グレーズ層と、発熱抵抗体層と、電極層と、保護膜とを有するサーマルヘッドであって、
前記グレーズ層が所定の曲率半径を有し、かつ前記保護膜上に金属層が設けられていることを特徴とするサーマルヘッド。 - 前記金属層は、タングステンよりなることを特徴とする請求項1に記載のサーマルヘッド。
- 前記グレーズ層の曲率半径が6mm〜9mmのいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載のサーマルヘッド。
- 前記金属層の膜厚は、1μm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のサーマルヘッド。
- 前記金属層は、前記電極層によって覆われていない前記発熱抵抗体層に対応する部分が除去されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のサーマルヘッド。
- 基板本体上に、グレーズ層と、発熱抵抗体層と、電極層と、保護膜とを有し、さらに前記保護膜上に金属層が形成されたサーマルヘッドを搭載することを特徴とする印画装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004139758A JP2005319697A (ja) | 2004-05-10 | 2004-05-10 | サーマルヘッド及び印画装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004139758A JP2005319697A (ja) | 2004-05-10 | 2004-05-10 | サーマルヘッド及び印画装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005319697A true JP2005319697A (ja) | 2005-11-17 |
Family
ID=35467328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004139758A Pending JP2005319697A (ja) | 2004-05-10 | 2004-05-10 | サーマルヘッド及び印画装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005319697A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102602159A (zh) * | 2011-01-24 | 2012-07-25 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 一种薄膜型热敏打印头及其制造方法 |
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2004
- 2004-05-10 JP JP2004139758A patent/JP2005319697A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102602159A (zh) * | 2011-01-24 | 2012-07-25 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 一种薄膜型热敏打印头及其制造方法 |
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