JP2005319356A - 表示装置の製造方法、表示装置、電子機器、および表示装置製造装置 - Google Patents

表示装置の製造方法、表示装置、電子機器、および表示装置製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 表示装置用基板に液滴を吐出して画素構成要素を形成する方法を採用した場合でも、表示むらの発生を未然に防止可能な表示装置の製造方法、この方法で製造した表示装置、この表示装置を用いた電子機器、および表示装置製造装置を提供すること。
【解決手段】 表示装置製造装置1は、液滴吐出ヘッド22の各ノズルから表示装置用基板12に液滴を吐出して発光素子やカラーフィルタなどの画素構成要素をマトリクス状に配置する液滴吐出装置10と、この表示装置用基板12を用いて表示した画像の表示むらを観測して、表示むらの観測結果を液滴吐出装置10にフィードバックし、液滴吐出装置10において液滴の量あるいは種類を画素間で相違させる表示むら観測装置200とを有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示装置用基板に液滴を吐出することにより画素構成要素を形成する表示装置の製造方法、表示装置、電子機器、および表示装置製造装置に関するものである。
液滴吐出ヘッドから表示装置用基板上の所定位置に所定量の液滴をドット状に吐出して、発光素子やカラーフィルタなどの画素構成要素を形成する液滴吐出装置が考え出されている。この場合、各画素に同一量の液滴が吐出されるように制御することにより、各画素から同一光量の変調光を出射可能にして表示むらを防止している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−159786号公報
しかしながら、表示装置用基板上に液滴を吐出して画素構成要素を形成する場合には、液滴を吐出した後、乾燥などのための熱処理が施されるのが一般的であり、その際、基板内で温度むらが発生すると、いくら同一量の液滴を吐出した場合でも、画素間で画素構成要素の特性にばらつきが発生し、表示むらが発生してしまうという問題点がある。
しかも、表示装置用基板に液滴を吐出して表示装置を製造する方法では、インクジェット法でポスターを印刷する場合と違って、表示装置まで組み立てないと、表示むらは発生しているか否かを判別できない。従って、表示装置用基板において画素構成要素の特性にばらつきが発生すると、表示装置全体が不具合になってしまう。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、表示装置用基板に液滴を吐出して画素構成要素を形成する方法を採用した場合でも、表示むらの発生を未然に防止可能な表示装置の製造方法、この方法で製造した表示装置、この表示装置を用いた電子機器、および表示装置製造装置を提供することにある。
上記課題を解消するために、本発明では、液滴吐出ヘッドと表示装置用基板との相対移動に連動して、前記液滴吐出ヘッドの各ノズルから液滴を吐出させて前記表示装置用基板に画素構成要素をマトリクス状に配置する表示装置の製造方法において、前記表示装置用基板を用いて表示した画像の表示むらを観測し、当該表示むらの観測結果に基づいて、前記液滴の量および種類のうちの少なくとも一方を画素間で相違させることを特徴とする。
本発明では、表示装置用基板を先行して製造した後、この表示装置用基板を用いて表示した画像の表示むらを観測し、それ以降、表示装置用基板を製造する際には、表示むらの観測結果に基づいて、前記液滴の量および種類のうちの少なくとも一方を画素間で相違させて、表示むらの発生を防止する。従って、表示装置用基板上に液滴を吐出して画素構成要素を形成する際、乾燥などのための熱処理において基板内で温度むらなどが発生した場合でも、このような温度むらは、画素構成要素を形成する液滴の量や種類で補正することができ、量産で製造した表示装置に表示むらが発生することがない。それ故、表示装置の歩留まりが向上するので、表示品位の高い表示装置を低コストで製造することができる。とりわけ、表示装置が大画面化すればするほど、表示むらが発生しやすいので、大画面の表示装置の低コスト化に大きく寄与することになる。
本発明において、前記表示むらの観測結果に基づいて前記液滴の量および種類のうちの少なくとも一方を画素間で相違させるにあたっては、例えば、前記液滴吐出ヘッドからの液滴吐出条件を規定するビットマップを変更する。
本発明に係る製造方法は、各種表示装置の製造に利用できる。すなわち、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置、液晶表示装置またはプラズマ表示装置などの表示装置をなす基板に対して、所定の構成要素を液滴吐出方法で形成することができる。例えば、有機EL表示装置を製造する場合には、前記表示装置用基板としての有機EL表示装置用基板に、前記画素構成要素としての発光層を形成するための液滴を吐出する。このようなEL表示装置では、各色のEL素子がマトリクス状に形成された表示装置用基板において同色に対応する画素間で前記EL素子の発光層の厚さおよび種類のうちの少なくとも一方が相違している。また、液晶表示装置を製造する場合には、前記表示装置用基板としての液晶表示装置用基板に、前記画素構成要素としてのカラーフィルタを形成するための液滴を吐出する。このような液晶表示装置では、各色のカラーフィルタがマトリクス状に形成された表示装置用基板において同色に対応する画素間で前記カラーフィルタの厚さおよび種類のうちの少なくとも一方が相違している。
本発明に係る方法で製造された表示装置は、携帯電話機やモバイルコンピュータなど、各種電子機器の表示部として用いることができる。
本発明に係る製造方法を実施するための表示装置製造装置は、液滴を吐出可能なノズルを備えた液滴吐出ヘッド、および該液滴吐出ヘッドと表示装置用基板とを相対移動させる移動手段を備え、前記液滴吐出ヘッドと前記表示装置用基板との相対移動に連動して前記液滴吐出ヘッドの各ノズルから液滴を吐出させて前記表示装置用基板に画素構成要素をマトリクス状に配置する液滴吐出装置と、該液滴吐出装置によって前記画素構成要素を形成した前記表示装置用基板を用いて表示した画像の表示むらを観測し、当該表示むらの観測結果を前記液滴吐出装置にフィードバックして、前記液滴吐出装置において前記液滴の量および種類のうちの少なくとも一方を画素間で相違させる表示品質フィードバック装置とを有することを特徴とする。
本発明において、前記液滴吐出装置は、前記液滴吐出ヘッドからの液滴吐出条件を規定するビットマップを形成するビットマップ形成手段を備え、前記ビットマップ形成手段は、前記表示むらの観測結果に基づいて、前記ビットマップを変更することにより、前記液滴吐出装置において前記液滴の量および種類のうちの少なくとも一方を画素間で相違させる。
図面を参照して、本発明の実施形態に係る表示装置製造装置、および表示装置の製造方法の一例を説明する。
(表示装置製造装置の全体構成)
本発明の実施形態に係る表示装置製造装置の全体構成について、図1および図2を参照して説明する。図1および図2は、本発明の実施形態に係る表示装置製造装置の全体構成を示す斜視図、およびこの表示装置製造装置に用いた液滴吐出装置の要部を示す部分斜視図である。
図1および図2において、本形態の表示装置製造装置1は、概ね、液滴吐出装置10と表示むら観測装置200(表示品質フィードバック装置)とから構成されている。なお、表示装置製造装置1において、カラーの表示装置を製造する場合、通常、R、G、Bの3色の画素が形成されるので、液滴吐出装置10としては、各色に対応するものが構成されるが、図1などには、そのうちの1つのみを表してある。また、1つの液滴吐出装置10で各色に対応する液滴を吐出するように構成してもよい。
(液滴吐出装置10の構成)
液滴吐出装置10は、各種の液状体を表示装置用基板12の所望位置に液滴として吐出して、表示装置用基板12に画素構成要素を形成するものであり、液状体を表示装置用基板12に液滴として吐出するノズルを備える複数の液滴吐出ヘッド22と、これらの液滴吐出ヘッド22を保持する共通のキャリッジ26とを有している。また、液滴吐出装置10は、液滴吐出ヘッド22の位置を制御するヘッド位置制御装置17と、表示装置用基板12の位置を制御する基板位置制御装置18と、液滴吐出ヘッド22を表示装置用基板12に対して主走査移動させる主走査駆動手段としての主走査駆動装置19と、液滴吐出ヘッド22を表示装置用基板12に対して副走査移動させる副走査駆動手段としての副走査駆動装置21と、表示装置用基板12を液滴吐出装置10内の所定の作業位置へ供給する基板供給装置23と、液滴吐出装置10および表示装置製造装置1全般の制御を司るコントロール装置24とを有しており、ヘッド位置制御装置17、基板位置制御装置18、主走査駆動装置19、および副走査駆動装置21によって、液滴吐出ヘッド22(キャリッジ26)と表示装置用基板12とを相対移動させる移動手段が構成されている。ヘッド位置制御装置17、基板位置制御装置18、主走査駆動装置19、および副走査駆動装置21はベース9の上に設置され、それらの各装置は必要に応じてカバー14によって覆われる。
図2に示すように、ヘッド位置制御装置17は、液滴吐出ヘッド22を面内回転させるαモータ44と、液滴吐出ヘッド22を副走査方向Yと平行な軸線回りに揺動回転させるβモータ46と、液滴吐出ヘッド22を主走査方向と平行な軸線回りに揺動回転させるγモータ47と、そして液滴吐出ヘッド22を上下方向へ平行移動させるZモータ48とを備えている。基板位置制御装置18は、表示装置用基板12を載せるテーブル49と、そのテーブル49を矢印θのように面内回転させるθモータ51とを備えている。主走査駆動装置19は、主走査方向Xへ延びるXガイドレール52と、パルス駆動されるリニアモータを内蔵したXスライダ53とを備えている。Xスライダ53は、内蔵するリニアモータが作動するときにXガイドレール52に沿って主走査方向へ平行移動する。副走査駆動装置21は、副走査方向Yへ延びるYガイドレール54と、パルス駆動されるリニアモータを内蔵したYスライダ56とを備えている。Yスライダ56は、内蔵するリニアモータが作動するときにYガイドレール54に沿って副走査方向Yへ平行移動する。
Xスライダ53およびYスライダ56内においてパルス駆動されるリニアモータは、該モータに供給するパルス信号によって出力軸の回転角度制御を精細に行うことができ、従って、Xスライダ53に支持された液滴吐出ヘッド22の主走査方向X上の位置やテーブル49の副走査方向Y上の位置などを高精細に制御できる。なお、液滴吐出ヘッド22やテーブル49の位置制御は、パルスモータを用いた位置制御に限られず、サーボモータを用いたフィードバック制御や、その他任意の制御方法によって実現することもできる。
再び図1において、基板供給装置23は、表示装置用基板12を収容する基板収容部57と、表示装置用基板12を搬送するロボット58とを備えている。ロボット58は、床、地面などといった設置面に置かれる基台59と、基台59に対して昇降移動する昇降軸61と、昇降軸61を中心として回転する第1アーム62と、第1アーム62に対して回転する第2アーム63と、第2アーム63の先端下面に設けられた吸着パッド64とを備えており、吸着パッド64は、空気吸引などによって表示装置用基板12を吸着できる。
主走査駆動装置19によって駆動されて主走査移動する液滴吐出ヘッド22の軌跡下であって副走査駆動装置21の一方の脇位置には、キャッピング装置76およびクリーニング装置77が配置され、他方の脇位置には電子天秤78が配置されている。クリーニング装置77は、液滴吐出ヘッド22を洗浄するための装置である。電子天秤78は、液滴吐出ヘッド22内の個々のノズルから吐出される液滴8の重量をノズル毎に測定する機器である。キャッピング装置76は、液滴吐出ヘッド22が待機状態にあるときにノズルの乾燥を防止するための装置である。
液滴吐出ヘッド22の近傍には、その液滴吐出ヘッド22と一体に移動する関係でヘッド用カメラ81が配置されている。また、ベース9上に設けた支持装置(図示せず)には基板用カメラ82が配置され、基板用カメラ82は、表示装置用基板12を撮影可能である。
(液滴吐出ヘッド22の構成)
図3、図4および図5を参照して、本形態の液滴吐出装置10に用いた液滴吐出ヘッド22を説明する。図3および図4はそれぞれ、複数の液滴吐出ヘッド22を保持するキャリッジ26などを模式的に示す平面図、および液滴吐出ヘッド22の構成を示す説明図である。図5(A)、(B)はそれぞれ、液滴吐出ヘッド22の内部構成を模式的に示す説明図である。
図3に示すように、複数の液滴吐出ヘッド22は、共通のキャリッジ26に保持されている。本形態では、複数の液滴吐出ヘッド22として、キャリッジ26には3つの液滴吐出ヘッド22a、22b、22cが保持されているものとして示してあるが、さらに多数の液滴吐出ヘッドが搭載される場合もある。
図4に示すように、複数の液滴吐出ヘッド22は各々、多数のノズル27を列状に並べることによって形成されたノズル列28を備えている。ノズル27の数は、例えば180個であり、ノズル27の孔径は例えば28μmであり、ノズル27間のノズルピッチは例えば141μmである。なお、液滴吐出ヘッド22の表示装置用基板12に対する主走査方向Xおよびそれに直交する副走査方向Yは図示の通りである。すなわち、液滴吐出ヘッド22は、そのノズル列28が主走査方向Xと交差する方向へ延びるように位置設定され、この主走査方向Xへ平行移動する間に、液状体である液状体を複数のノズル27から選択的に吐出することにより、表示装置用基板12内の所定位置に液状体を液滴として着弾させる。また、液滴吐出ヘッド22は副走査方向Yへ所定距離だけ平行移動することにより、液滴吐出ヘッド22による主走査位置を所定の間隔でずらせることができる。
図5(A)、(B)に示すように、液滴吐出ヘッド22は、例えば、ステンレス製のノズルプレート29と、それに対向する振動板31と、それらを互いに接合する複数の仕切部材32とを有する。ノズルプレート29と振動板31との間には、仕切部材32によって複数の液状体室33と液溜り34とが形成される。複数の液状体室33と液溜り34とは通路38を介して互いに連通している。振動板31の適所には液状体供給孔36が形成され、この液状体供給孔36に液状体供給装置37が接続される。この液状体供給装置37は吐出されることとなる液状体Mを液状体供給孔36へ供給する。供給された液状体Mは液溜り34に充満し、さらに通路38を通って液状体室33に充満する。
ノズルプレート29には、液状体室33から液状体Mをジェット状(液滴)に噴射するためのノズル27が設けられている。また、振動板31の液状体室33を形成する面の裏面には、この液状体室33に対応させて液状体加圧体39が取り付けられている。この液状体加圧体39は、図5(B)に示すように、圧電素子41ならびにこれを挟持する一対の電極42aおよび42bを備えている。圧電素子41は電極42aおよび42bへの通電によって矢印Cで示す外側へ突出するように撓み変形し、これにより液状体室33の容積が増大する。すると、増大した容積分に相当する液状体Mが液溜り34から通路38を通って液状体室33へ流入する。
次に、圧電素子41への通電を解除すると、この圧電素子41と振動板31とは共に元の形状へ戻る。これにより、液状体室33も元の容積に戻るため、液状体室33の内部にある液状体Mの圧力が上昇し、ノズル27から表示装置用基板12へ向けて液状体Mが液滴8となって噴出する。なお、ノズル27の周辺部には、液滴8の飛行曲がりやノズル27の孔詰まりなどを防止するために、例えばNi−テトラフルオロエチレン共析メッキ層からなる撥液状体層43が設けられる。
(表示むら観測装置200の構成)
再び図1において、表示むら観測装置200は、プロセッサを収容したコンピュータ本体部266と、入力装置267としてのキーボードと、表示装置としてのCRT(Cathode−Ray Tube)ディスプレイ268とを有している。また、表示むら観測装置200は、XYステージおよび輝度計(カメラ)を備えた画像処理装置210を有しており、この画像処理装置210は、コンピュータ本体部266に接続されている。
ここで、表示むら観測装置200は、液滴吐出装置10において画素構成要素を形成するための液滴が吐出された表示装置用基板12を用いて表示装置を先行して組み立てた後、この表示装置で表示された画像の面内の表示むらを観測するための装置であり、この表示むら観測装置200で観測された表示むらなどの観測結果は、表示品質データとして液滴吐出装置10のコントロール装置24に出力されるようになっている。
(制御系の構成)
図6は、図1に示す表示装置製造装置の制御系を示すブロック図である。なお、図6に示す例では、制御系をコンピュータ本体部側に構成した例を示してあるが、その一部については、液滴吐出装置本体側に構成してもよい。
図1に示すコントロール装置24は、プロセッサを収容したコンピュータ本体部66と、入力装置67としてのキーボードと、表示装置としてのCRTディスプレイ68とを有している。上記プロセッサは、図6に示すように、演算などの処理を行うCPU(Central Processing Unit/ヘッド制御手段)69と、各種情報を記憶するメモリすなわち情報記憶媒体71とを有しており、図1を参照して説明したヘッド位置制御装置17、基板位置制御装置18、主走査駆動装置19、副走査駆動装置21、および液滴吐出ヘッド22内の圧電素子41(図5を参照)を駆動するヘッド駆動回路72などは、入出力インターフェース73およびバス74を介してCPU69に接続されている。ヘッド駆動回路72は、複数の液滴吐出ヘッド22と表示装置用基板12との相対移動に連動し、所定のビットマップに基づいて複数の液滴吐出ヘッド22の各ノズル27から液滴を吐出させて表示装置用基板12に所定のパターンを描画するヘッド駆動手段を構成している。なお、基板供給装置23、入力装置67、CRTディスプレイ68、電子天秤78、クリーニング装置77およびキャッピング装置76なども、入出力インターフェース73およびバス74を介してCPU69に接続されている。
また、CPUには、入出力インターフェース73およびバス74を介して表示むら観測装置100も接続されている。
情報記憶媒体71としてのメモリは、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などといった半導体メモリや、ハードディスク、CD−ROM読取り装置、ディスク型記憶媒体などといった外部記憶装置などを含む概念であり、機能的には、液滴吐出装置10の動作の制御手順が記述されたプログラムソフトを記憶する記憶領域、液状態の表示装置用基板12上における吐出位置(ビットマップ)を座標データとして記憶するためのビットマップ記憶領域(吐出位置データ)715、副走査方向Yへの表示装置用基板12の副走査移動量を記憶するための記憶領域、CPU69のためのワークエリアやテンポラリファイルなどとして機能する領域などの各種記憶領域が設定されている。
CPU69は、情報記憶媒体71であるメモリ内に記憶されたプログラムソフトに従って、表示装置用基板12に表面の所定位置に液状体を吐出するための制御を行うものである。具体的な機能実現部として、クリーニング処理を実現するための演算を行うクリーニング演算部、キャッピング処理を実現するためのキャッピング演算部、電子天秤を用いた重量測定を実現するための演算を行う重量測定演算部、および液滴吐出によって所定のパターンを描画するための演算を行う描画演算部などを備えている。
この描画演算部を詳しく分割すれば、液滴吐出ヘッド22を描画のための初期位置へセットするための描画開始位置演算部、液滴吐出ヘッド22を主走査方向Xへ所定の速度で走査移動させるための制御を演算する主走査制御演算部、表示装置用基板12を副走査方向Yへ所定の副走査量だけずらせるための制御を演算する副走査制御演算部、および液滴吐出ヘッドの複数のノズル27のうちのいずれを作動させて液状体を吐出するかを制御するためビットマップを形成するための演算を行うビットマップ演算部(ノズル吐出制御演算部)695などといった各種の機能演算部を有している。
ここで、ビットマップには、複数のノズル27から吐出される液滴の量に関する情報も含まれており、液滴の量を変えるには、圧電素子41に印加する駆動信号の波形を変える方法、圧電素子41に印加する駆動信号の数を変えてショット数を変える方法がある。また、液滴吐出装置10においては、1種類の液状体が吐出されるように構成される他、複数種類の液状体を吐出可能に構成される場合がある。後者の場合、ビットマップには、いずれの種類の液状体を吐出するかの情報も含まれることになる。
(表示装置の製造方法)
このように構成した表示装置製造装置1を用いて表示装置を製造する場合には、まず、本格的な量産の前に1枚の表示装置用基板12を液滴吐出装置10に先行して仕掛け、この表示装置用基板12の各画素となるべき箇所に同一種類の液滴を同一量、吐出する。かかる液滴とは、例えば、有機EL表示装置を製造する場合には発光層を形成するための有機材料であり、液晶表示装置を製造する場合にはカラーフィルタを形成するための有機材料である。なお、表示装置用基板12を液滴吐出装置10に仕掛ける際、表示装置用基板12には、半導体プロセスなどを利用して所定の構成構成が既に形成されている。
次に、液滴を吐出した表示装置用基板12を所定の乾燥装置、例えば、ホットプレート上に設置し、熱処理を施す。
次に、表示装置用基板12に対して、半導体プロセスなどを利用して他の構成構成を形成した後、この表示装置用基板12を用いて表示装置を先行して組み立てる。
次に、この先行して組み立てられた表示装置を表示むら観測装置200に仕掛け、この表示装置で表示された画像の面内の表示むらを観測する。この観測結果は、R、G、B毎の表示品質データとして液滴吐出装置10のコントロール装置24にフィードバックされる。
ここで、表示装置用基板12の同色に対応する画素では、同一種類の液滴が同一量、吐出されても、乾燥時に温度むらがあると、画素構成要素の特性が画素間でばらつき表示むらが発生する。そこで、コントロール装置24では、表示むらの観測結果に基づいて、表示むらが発生しないように、表示装置用基板12を本格的に量産する際の条件を設定する。すなわち、ビットマップ演算部695は、表示むらが発生しないようなビットマップを形成する。
例えば、有機EL表示装置において、発光層は、膜厚が薄いほど輝度が高く、膜厚が厚いほど輝度が低いので、輝度が低すぎる画素に対しては液滴の量を少なく設定し、輝度が高すぎる画素に対しては液滴の量を多く設定するようにビットマップを作成する。
また、液晶表示装置において、カラーフィルタは、膜厚が薄いほど透過率が高く、膜厚が厚いほど透過度が低いので、輝度が低すぎる画素に対しては液滴の量を少なく設定し、輝度が高すぎる画素に対しては液滴の量を多く設定するようにビットマップを作成する。
なお、液滴(液状体)は通常、発光層形成材料やカラーフィルタ材料が溶剤で希釈されているので、発光層形成材料やカラーフィルタ材料の濃度が相違する液状体を準備しておき、吐出する液状態の種類を変えて膜厚を変え、輝度の均一化を図ってもよい。また、カラーフィルタなどでは、膜厚が等しくても、顔料などの濃度が低いほど透過率が高く、濃度が高いほど透過度が低いので、輝度が低すぎる画素に対しては顔料濃度の低い液滴を吐出し、輝度が高すぎる画素に対しては顔料濃度の高い液滴を吐出してもよい。
このようにして、表示むらの観測結果に基づいてビットマップを作成した後は、このビットマップがビットマップ記憶領域715に記憶される。
そして、量産時には、液滴吐出装置10において、修正されたビットマップが展開されて、表示装置用基板12に対して液滴が吐出される。このため、表示装置用基板12では、同一の色に対応する画素であっても、画素間で画素構成要素の厚さや種類が表示むらを解消する方に相違することになる。すなわち、有機EL表示装置においては、各色の有機EL素子がマトリクス状に形成された表示装置用基板12(有機EL表示装置用基板)において同色に対応する画素間でEL素子の発光層の厚さおよび種類のうちの少なくとも一方が、表示むらを解消する方に相違していることになる。また、液晶表示装置では、各色のカラーフィルタがマトリクス状に形成された液晶表示装置用基板において同色に対応する画素間で前記カラーフィルタの厚さおよび種類のうちの少なくとも一方が、表示むらを解消する方に相違していることになる。
よって、本形態によれば、表示装置用基板12上に液滴を吐出して画素構成要素を形成する際、乾燥などのための熱処理において基板内で温度むらなどが発生した場合でも、このような温度むらは、画素構成要素を形成する液滴の量や種類で補正することができ、量産で製造した表示装置に表示むらが発生することがない。それ故、表示装置の歩留まりが向上するので、表示品位の高い表示装置を低コストで製造することができる。とりわけ、表示装置が大画面化すればするほど、表示むらが発生しやすいので、大画面の表示装置の低コスト化に大きく寄与することになる。
(表示装置の製造方法の例)
表示装置の一例として、有機EL表示装置の構成およびその製造工程を説明する。図7は、電気光学物質として電荷注入型の有機薄膜を用いたEL素子を備えた有機EL表示装置のブロック図である。図8〜図10は、E有機EL表示装置の製造工程の手順を示す製造工程断面図である。
図7において、有機EL表示装置100pは、有機半導体膜に駆動電流が流れることによって発光するEL素子をTFTで駆動制御する表示装置であり、このタイプの表示装置に用いられる発光素子はいずれも自己発光するため、バックライトを必要とせず、また、視野角依存性が少ないなどの利点がある。ここに示す電気光学装置100pでは、複数の走査線103pと、この走査線103pの延設方向に対して交差する方向に延設された複数のデータ線504と、これらのデータ線504に並列する複数の共通給電線505と、データ線504と走査線103pとの交差点に対応する画素115pとが構成されている。データ線504に対しては、シフトレジスタ、レベルシフタ、ビデオライン、アナログスイッチを備えるデータ線駆動回路101pが構成されている。走査線103pに対しては、シフトレジスタおよびレベルシフタを備える走査線駆動回路104pが構成されている。また、画素115pの各々には、走査線103pを介して走査信号がゲート電極に供給されるスイッチング薄膜トランジスタ509と、このスイッチング薄膜トランジスタ509を介してデータ線504から供給される画像信号を保持する保持容量133pと、この保持容量133pによって保持された画像信号がゲート電極に供給されるカレント薄膜トランジスタ510と、カレント薄膜トランジスタ510を介して共通給電線505に電気的に接続したときに共通給電線505から駆動電流が流れ込む発光素子513とが構成されている。発光素子513は、画素電極の上層側には、正孔注入層、有機EL材料層としての有機半導体膜、リチウム含有アルミニウム、カルシウムなどの金属膜からなる対向電極が積層された構成になっており、対向電極は、データ線504などを跨いで複数の画素115pにわたって形成されている。
このような構成の有機EL表示装置100を製造するには、まず、図8(A)に示すように、透明の表示装置用基板502に対して、必要に応じて、テトラエトキシシラン(tetraethoxysilane:TEOS)や酸素ガスなどを原料ガスとしてプラズマCVD(Chemical VaporDeposition)法により、厚さ寸法が約2000〜5000オングストロームのシリコン酸化膜である図示しない下地保護膜を形成する。次に、表示装置用基板502の温度を約350℃に設定し、下地保護膜の表面にプラズマCVD法により厚さ寸法が約300〜700オングストロームの非晶質のシリコン膜である半導体膜520aを形成する。この後、半導体膜520aに対して、レーザアニールまたは固相成長法などの結晶化工程を実施し、半導体膜520aをポリシリコン膜に結晶化する。ここで、レーザアニール法では、例えばエキシマレーザでビームの長寸が約400nmのラインビームを用い、出力強度が約200mJ/cm2である。ラインビームについては、その短寸方向におけるレーザ強度のピーク値の約90%に相当する部分が各領域毎に重なるようにラインビームが走査される。
そして、図8(B)に示すように、半導体膜520aをパターニングして島状の半導体膜520bを形成する。この半導体膜520bが設けられた表示装置用基板502の表面に、TEOSや酸素ガスなどを原料ガスとしてプラズマCVD法により厚さ寸法が約600〜1500オングストロームのシリコン酸化膜あるいは窒化膜であるゲート絶縁膜521aを形成する。なお、半導体膜520bは、カレント薄膜トランジスタ510のチャネル領域およびソース・ドレイン領域となるものであるが、異なる断面位置においてはスイッチング薄膜トランジスタ509のチャネル領域およびソース・ドレイン領域となる図示しない半導体膜も形成されている。すなわち、図8(A)、(B)に示す製造工程では二種類のスイッチング薄膜トランジスタ509およびカレント薄膜トランジスタ510が同時に形成されるが、同じ手順で形成されるため、以下の説明では、カレント薄膜トランジスタ510についてのみ説明し、スイッチング薄膜トランジスタ509については説明を省略する。
この後に、図8(C)に示すように、アルミニウム、タンタル、モリブデン、チタン、タングステンなどの金属膜である導電膜をスパッタ法により形成した後にパターニングし、ゲート電極510Aを形成する。この状態で、高温度のリンイオンを打ち込み、半導体膜520bにゲート電極510Aに対して自己整合的にソース・ドレイン領域510a、510bを形成する。なお、不純物が導入されなかった部分がチャネル領域510cとなる。
次に、図8(D)に示すように、層間絶縁膜522を形成した後、コンタクトホール523、524を形成し、これらコンタクトホール523、524内に中継電極526、527を埋め込み形成する。
さらに、図8(E)に示すように、層間絶縁膜522上に、データ線504、共通給電線505および走査線(図8中には図示しない)を形成する。このとき、データ線504、共通給電線505および走査線の各配線は、配線として必要な厚さ寸法にとらわれることなく、十分に厚く形成する。具体的には、各配線を例えば1〜2μm程度の厚さ寸法に形成するとよい。ここで、中継電極527と各配線とは、同一工程で形成されていてもよい。このとき、中継電極526は、後述するITO膜により形成される。
そして、各配線の上面を覆うように層間絶縁膜530を形成し、中継電極526に対応する位置にコンタクトホール532を形成する。このコンタクトホール532内を埋めるようにITO膜を形成し、このITO膜をパターニングして、データ線504、共通給電線505および走査線に囲まれた所定位置に、ソース・ドレイン領域510aに電気的に接続する画素電極511を形成する。
ここで、図8(E)では、データ線504および共通給電線505に挟まれた部分が、光学材料が選択的に配置される所定位置に相当するものである。そして、その所定位置とその周囲との間には、データ線504や共通給電線505によって段差535が形成される。具体的には、所定位置の方がその周囲よりも低く、凹型の段差535が形成される。
次に、上述の前処理が実施された表示装置用基板502に液滴吐出方式により、機能性液状体であるEL発光材料を吐出する。すなわち、図9(A)に示すように、前処理が実施された表示装置用基板502の上面を上方に向けた状態で、発光素子140の下層部分に当たる正孔注入層513Aを形成するための機能性液状体としての溶媒に溶かされた溶液状の前駆体である光学材料540Aを、上述した液滴吐出装置10を用いて吐出し、段差535で囲まれた所定位置の領域内に選択的に塗布する。
この吐出により正孔注入層513Aを形成するための光学材料540Aとしては、ポリマー前駆体がポリテトラヒドロチオフェニルフェニレンであるポリフェニレンビニレン、1、1−ビス−(4−N、N−ジトリルアミノフェニル)シクロヘキサン、トリス(8−ヒドロキシキノリノール)アルミニウムなどが用いられる。
なお、この吐出の際、流動性を有した液状体の光学材料540Aは、流動性が高いので平面方向に広がろうとするが、塗布された位置を取り囲むように段差535が形成されているため、光学材料540Aの1回当たりの吐出量を極端に大量にしなければ、光学材料540Aは段差535を越えて所定位置の外側に広がることは防止される。
そして、図9(B)に示すように、加熱又は光照射などにより液状の光学材料540Aの溶媒を蒸発させ、画素電極511上に固形の薄い正孔注入層513Aを形成する。この図9(A)、(B)を必要回数繰り返し、図9(C)に示すように、十分な厚さ寸法の正孔注入層513Aを形成する。
次に、図10(A)に示すように、表示装置用基板502の上面を上に向けた状態で、発光素子513の上層部分に有機半導体膜513Bを形成するための機能性液状体としての溶媒に溶かされた溶液状の有機蛍光材料である光学材料540Bを、上述した各液滴吐出装置10を用いて吐出し、これを段差535で囲まれた所定位置である領域内に選択的に塗布する。なお、この光学材料540Bについても、上述した光学材料540Aの吐出と同様に、段差535を越えて所定位置の外側に広がることは防止される。
この吐出により有機半導体膜513Bを形成するための光学材料540Bとしては、シアノポリフェニレンビニレン、ポリフェニレンビニレン、ポリアルキルフェニレン、2、3、6、7−テトラヒドロ−11−オキソ−1H・5H・11H(1)ペンゾビラノ[6、7、8−ij]−キノリジン−10−カルボン酸、1、1−ビス−(4−N、N−ジトリルアミノフェニル)シクロヘキサン、2−13・4'−ジヒドロキシフェニル)−3、5、7−トリヒドロキシー1―ベンゾピリリウムパークロレート、トリス(8−ヒドロキシキノリノール)アルミニウム、2、3・6・7−テトラヒドロ−9−メチル−11−オキソ−1H・5H・11H(1)ベンゾピラノ[6、7、8−ij]−キノリジン、アロマティックジアミン誘導体(TDP)、オキシジアゾールダイマ(OXD)、オキシジアゾール誘導体(PBD)、ジスチルアリーレン誘導体(DSA)、キノリノール系金属錯体、ベリリウムーベンゾキノリノール錯体(Bebq)、トリフェニルアミン誘導体(MTDATA)、ジスチリル誘導体、ピラゾリンダイマ、ルブレン、キナクリドン、トリアゾール誘導体、ポリフェニレン、ポリアルキルフルオレン、ポリアルキルチオフェン、アゾメチン亜鉛錯体、ポリフイリン亜鉛錯体、ベンゾオキサゾール亜鉛錯体、フェナントロリンユウロピウム錯体などが用いられる。
次に、図10(B)に示すように、加熱又は光照射などにより、光学材料540Bの溶媒を蒸発させ、正孔注入層513A上に、固形の薄い有機半導体膜513Bを形成する。この図10(A)、(B)を必要回数繰り返し、図10(C)に示すように、十分な厚さ寸法の有機半導体膜513Bを形成する。正孔注入層513Aおよび有機半導体膜513Bによって、発光素子513が構成される。最後に、図10(D)に示すように、表示装置用基板502の表面全体、若しくはストライプ状に反射電極512を形成し、表示装置501を製造する。
(その他の適用例)
なお、上記形態では、本形態の表示装置製造装置1を有機EL表示装置の製造工程に用いた例であったが、液晶表示装置のカラーフィルタの形成などに用いてもよい。
(電子機器)
次に、上記実施形態に係る有機EL表示装置や液晶表示装置を備えた電子機器について説明する。図11(A)は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図11(A)において、符号1000は携帯電話本体を示し、符号1001は上記実施形態の有機EL表示装置や液晶表示装置からなる表示部を示している。図11(B)は、腕時計型電子機器の一例を示した斜視図である。図11(B)において、符号1100は時計本体を示し、符号1101は上記実施形態の有機EL表示装置や液晶表示装置からなる表示部を示している。図11(C)は、ワープロ、パソコンなどの携帯型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図11(C)において、符号1200は情報処理装置、符号1202はキーボードなどの入力部、符号1204は情報処理装置本体、符号1206は上記実施形態の有機EL表示装置や液晶表示装置からなる表示部を示している。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能であり、実施形態で挙げた具体的な材料や構成などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
本発明の実施形態に係る表示装置製造装置の全体構成を示す斜視図である。 図1に示す表示装置製造装置の液滴吐出装置の要部を含む部分斜視図である。 図2に示す液滴吐出装置に用いたヘッドユニットを模式的に示す平面図である。 図2に示す液滴吐出装置に用いた液滴吐出ヘッドの構成を模式的に示す説明図である。 図4に示す液滴吐出ヘッドの内部構造を模式的に示す説明図である。 図1に示す表示装置製造装置の制御系を示すブロック図である。 有機EL表示装置のブロック図である。 有機EL表示装置の製造工程の手順を示す断面図である。 有機EL表示装置の製造工程の手順を示す断面図である。 有機EL表示装置の製造工程の手順を示す断面図である。 有機EL表示装置を備えた電子機器を示す斜視図である。
符号の説明
10 液滴吐出装置、12 表示装置用基板、22、22a、22b、22c 液滴吐出ヘッド、26 キャリッジ(ヘッドユニット)、69 CPU(ヘッド制御手段)、72 ヘッド駆動回路(ヘッド駆動手段)、200 表示むら観測装置(表示品質フィードバック装置)、695 ビットマップ演算部、715 ビットマップ記憶領域

Claims (10)

  1. 液滴吐出ヘッドと表示装置用基板との相対移動に連動して、前記液滴吐出ヘッドの各ノズルから液滴を吐出させて前記表示装置用基板に画素構成要素をマトリクス状に配置する表示装置の製造方法において、
    前記表示装置用基板を用いて表示した画像の表示むらを観測し、当該表示むらの観測結果に基づいて、前記液滴の量および種類のうちの少なくとも一方を画素間で相違させることを特徴とする表示装置の製造方法。
  2. 請求項1において、前記表示むらの観測結果に基づいて前記液滴の量および種類のうちの少なくとも一方を画素間で相違させるにあたっては、前記液滴吐出ヘッドからの液滴吐出条件を規定するビットマップを変更することを特徴とする表示装置の製造方法。
  3. 請求項1または2において、前記表示装置用基板としての有機エレクトロルミネッセンス表示装置用基板に、前記画素構成要素としての発光層を形成するための液滴を吐出することを特徴とする表示装置の製造方法。
  4. 請求項1または2において、前記表示装置用基板としての液晶表示装置用基板に、前記画素構成要素としてのカラーフィルタを形成するための液滴を吐出することを特徴とする表示装置の製造方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに規定する方法で製造したことを特徴とする表示装置。
  6. 各色のエレクトロルミネッセンス素子がマトリクス状に形成された表示装置用基板において同色に対応する画素間で前記エレクトロルミネッセンス素子の発光層の厚さおよび種類のうちの少なくとも一方が相違していることを特徴とするエレクトロルミネッセンス表示装置。
  7. 各色のカラーフィルタがマトリクス状に形成された表示装置用基板において同色に対応する画素間で前記カラーフィルタの厚さおよび種類のうちの少なくとも一方が相違していることを特徴とする液晶表示装置。
  8. 請求項5ないし7のいずれかに規定する表示装置を用いたことを特徴とする電子機器。
  9. 液滴を吐出可能なノズルを備えた液滴吐出ヘッド、および該液滴吐出ヘッドと表示装置用基板とを相対移動させる移動手段を備え、前記液滴吐出ヘッドと前記表示装置用基板との相対移動に連動して前記液滴吐出ヘッドの各ノズルから液滴を吐出させて前記表示装置用基板に画素構成要素をマトリクス状に配置する液滴吐出装置と、
    該液滴吐出装置によって前記画素構成要素を形成した前記表示装置用基板を用いて表示した画像の表示むらを観測し、当該表示むらの観測結果を前記液滴吐出装置にフィードバックして、前記液滴吐出装置において前記液滴の量および種類のうちの少なくとも一方を画素間で相違させる表示品質フィードバック装置と
    を有することを特徴とする表示装置製造装置。
  10. 請求項9において、前記液滴吐出装置は、前記液滴吐出ヘッドからの液滴吐出条件を規定するビットマップを形成するビットマップ形成手段を備え、
    前記ビットマップ形成手段は、前記表示むらの観測結果に基づいて、前記ビットマップを変更することにより、前記液滴吐出装置において前記液滴の量および種類のうちの少なくとも一方を画素間で相違させることを特徴とする表示装置製造装置。
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