JP2005293915A - 電気光学装置の製造方法、電気光学装置、液滴吐出装置、及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置の製造方法、電気光学装置、液滴吐出装置、及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 各画素の塗布領域端部での濡れ不良を抑制して、歩留まりと表示品質の向上を図った電気光学装置の製造方法、電気光学装置、液滴吐出装置、及び電子機器を提供すること。
【解決手段】 電気光学装置の製造方法は、各画素の塗布領域10に薄膜材料液をインクジェット法で充填して機能層を形成する工程を含む。これに用いるインクジェットヘッドは、薄膜材料液の液滴を吐出させる複数のノズルが配列されたノズル列を備える。ヘッドを各塗布領域10に対して相対移動させて行う薄膜材料液の充填時に、各塗布領域10に最初に到達する1列目のノズル列のノズルから吐出する液滴17を各塗布領域10の両端に着弾させる(図3(a))。その後、2つの液滴17間を埋めるように、2列目及び3列目のノズル列のノズルから液滴18及び19を吐出させる(図3(b),(c))。両端に着弾した液滴17が、隣の液滴に引き寄せられるのが抑制される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、有機EL表示装置等の電気光学装置の製造方法、電気光学装置、液滴吐出装置、及び電子機器に関する。
電気光学装置の製造方法として、有機EL表示装置の有機EL素子を構成する発光層や正孔輸送層、或いは、カラーフィルターのR,G,B各色のフィルタエレメントなどの機能層を、隔壁で囲まれた塗布領域に、薄膜材料液をインクジェット法などにより塗布し、乾燥して形成する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
また、このようなインクジェット法を実行する液滴吐出装置として、1つのインクジェットヘッドに、複数のインクジェットノズルの孔(以下、単に「ノズル」という)を直線上に所定間隔で配置したノズル列を有するものがある。また、ノズル列の方向がインクジェットヘッドの走査方向に対して斜めになるように同ヘッドの向きを設定したものがある(例えば、特許文献2参照)。このようにすると、ノズル間のピッチを狭めることなく、各液滴間の吐出位置を狭くすることができる。
特許3328297号公報 特開2003−159786号公報
ところで、上記特許文献2に記載の従来技術では、ノズル列の方向、つまり複数のノズルの配列方向がインクジェットヘッドの走査方向に対して斜めになるように同ヘッドの向きを設定している。そのため、複数の液滴を1つの塗布領域に同時に着弾させることができない。そこで、インクジェットヘッドから吐出される液滴を、図13に示すように、1つの塗布領域100に、液滴100a,100b,100c,100d,および100eの順番で着弾させることになる。すると、後に着弾した液滴が先に着弾した隣の液滴に引き寄せられるという現象が起こる。ここでは、液滴100bが液滴100aに引き寄せられ、液滴100cが液滴100bに引き寄せられ、そして、液滴100eが液滴100dに引き寄せられる。その結果、機能層の膜厚および膜形状に偏りが生じたり、各画素の塗布領域端部に濡れ不良個所100fができてしまい、歩留まりの低下と表示品質の低下を招いてしまうという問題があった。
また、電気光学装置の上記機能層をインクジェット法で製造する際に、薄膜材料液の液滴を吐出するインクジェットヘッドのノズル列の大きさが、表示部全体の大きさ以上で、ノズル間隔が表示部の画素ピッチに対して十分に密であれば理想的である。しかし、一般的には、インクジェットヘッドの1ノズル列の方が表示部全体の大きさより小さくて、ノズル間隔が疎である等の理由から、ノズル列を複数組み合せて使用することが考えられる。ノズル列を複数組み合せずに、単ノズル列で、マルチスキャンすることも原理上可能であるが、タクトタイムが長く、量産には適さない。ここで、「マルチスキャン」とは、1つの塗布領域に複数の液滴を着弾させるのに、複数回の走査を行うことをいう。
上述したように、ノズル列を複数組み合せて(複数のノズル列で)機能層をインクジェット法で製造する場合、各々のノズル列が特定の塗布領域(画素)に到達する時間的ずれが生じる。そのため、上記特許文献2に記載の従来技術の場合と同様に、各画素の塗布領域端部に濡れ不良個所ができてしまい、歩留まりの低下と表示品質の低下を招いてしてしまう。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、各画素の塗布領域端部での濡れ不良を抑制して、歩留まりと表示品質の向上を図った電気光学装置の製造方法、電気光学装置、液滴吐出装置、及び電子機器を提供することにある。
本発明における電気光学装置は、所定間隔で並ぶ複数の画素の各塗布領域に薄膜材料液をインクジェット法で充填して電気光学素子としての機能層を形成する工程を含む電気光学装置の製造方法において、前記薄膜材料液の液滴を吐出させる複数のノズルが直線上に所定ピッチで配列されたヘッドを用い、前記ヘッドを前記各塗布領域に対して相対移動させて行う前記薄膜材料液の充填時に、前記ノズルから吐出する前記液滴を前記各塗布領域の両端に最初に着弾させ、その後、前記各塗布領域において、前記両端に着弾した2つの前記液滴の間を埋めるように、前記ノズルから前記液滴を吐出させることを要旨とする。
これによれば、薄膜材料液の充填時に、複数のノズルから吐出する薄膜材料液の液滴を複数の画素の各塗布領域の両端に最初に着弾させ、その後、各塗布領域において、両端に着弾した2つの液滴の間を埋めるように、ノズルから液滴を吐出させるようにしている。このため、複数の画素の各塗布領域において、両端に最初に着弾した2つの液滴が、隣の液滴に引き寄せられるのが抑制され、複数の画素の各塗布領域端部での濡れ不良が抑制される。したがって、各画素の塗布領域端部での濡れ不良を抑制することができ、歩留まりの向上と表示品質の向上ととを図ることができる。
なお、ここにいう「機能層」は、有機EL素子を構成する発光層や正孔輸送層等の有機EL層(薄膜層)や、カラーフィルターのR,G,B各色のフィルタエレメントのカラーフィルタ層(薄膜層)を含む意味で用いる。また、「薄膜材料液」は、前記有機EL層を構成する薄膜形成用液体や、前記カラーフィルタ層を構成する薄膜形成用液体を含む意味で用いる。
この電気光学装置の製造方法において、前記ヘッドは、前記複数のノズルが直線上に所定ピッチでそれぞれ配列されかつ前記複数のノズルの配列方向が互いに平行な複数のノズル列を備え、前記薄膜材料液の充填時に、前記複数のノズル列のうち、前記各塗布領域に最初に到達する1列目のノズル列の前記複数のノズルから吐出する前記液滴を前記各塗布領域の両端に最初に着弾させ、その後、前記複数のノズル列のうち、2列目以降のノズル列の前記複数のノズルから吐出する前記液滴で前記各塗布領域における前記2つの液滴の間を埋めることを要旨とする。
これによれば、薄膜材料液の充填時に、各塗布領域に対して、ヘッドを1回走査することで必要な液滴の塗布を完了させることができる。これにより、全ての画素の各塗布領域に薄膜形成材料を充填する工程を短時間で行うことができ、量産性が向上する。
この電気光学装置の製造方法において、前記ヘッドを前記複数の塗布領域に対して相対移動させるヘッドの走査方向に垂直な方向における各ノズル列の見かけのノズルピッチをA、前記走査方向に垂直な方向における前記塗布領域の寸法をB、前記走査方向に垂直な方向における前記塗布領域のピッチをC、前記液滴が前記塗布領域に着弾した直後の液滴直径をD、一つの前記塗布領域当たりに使用する前記ノズル列の総数(ノズル列数)をN(N>1)とし、mはB/Aの切り捨て整数値(m>0)、およびnは整数値(n>1)とすると、(A/N)<D<A、m×A<B<m×A+D、およびC=n×Aの関係を満たすことを要旨とする。
これによれば、上記の関係を満たすように、前記見かけのノズルピッチA、各塗布領域
の寸法B、塗布領域のピッチC、および、前記液滴直径Dの関係を設定することにより、各塗布領域端部での濡れ不良を抑制することができる。したがって、各画素の塗布領域端部での濡れ不良を抑制することができ、歩留まりの向上と表示品質の向上を図ることができる。
なお、ここで、ヘッドの走査方向に垂直な方向における各ノズル列のノズルピッチを「見かけのノズルピッチA」としているのは、複数のノズルの配列方向が前記走査方向に垂直な場合と、その配列方向が走査方向に対して斜めの場合の両方を含むためである。
この電気光学装置の製造方法において、記複数のノズル列のうち、前記薄膜材料液の充填時に前記塗布領域に最初に到達する1列目のノズル列で吐出に使用するノズル数をEとし、pを整数値(p=1,2,3、・・・)とすると、E=p×nの関係をさらに満たすことを要旨とする。
これによれば、1列目のノズル列に含まれる使用可能な複数のノズルのうち、端のノズルを使わない場合や間引きして液滴を吐出させる場合等を想定すると、1列目のノズル列で吐出に使用するノズル数EがE=p×nを満たすことで、この条件を満たすE個のノズルからの液滴を各塗布領域の両端に着弾させることができる。
この電気光学装置の製造方法において、前記ヘッドとして、前記複数のノズル列を1組のノズル列群とする複数のノズル列群を前記ノズルの配列方向に配置したヘッドを用いる場合、前記複数のノズル列群における前記複数のノズル列の各々によって、前記複数の画素全体を分割した複数の画素領域の各々に対する前記薄膜材料液の充填を行うように、前記複数のノズル列群を配置することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
これによれば、複数の画素を含む表示部全体の前記配列方向における大きさが、複数のノズル各々の配列方向における大きさよりも大きい場合、複数のノズル列を1組とするノズル列群を増やすことで、表示部全体において各塗布領域端部での濡れ不良を抑制することができる。これにより、表示部が大型化或いは高精細化される場合でも、歩留まりの向上と表示品質の向上を図ることができる。
本発明における電気光学装置は、上記電気光学装置の製造方法で作製されたことを要旨とする。
これによれば、表示品質の高い有機EL表示装置を低コストで実現することができる。
本発明における液滴吐出装置は、所定間隔で並ぶ複数の画素の各塗布領域に薄膜材料液をインクジェット法で充填して電気光学素子としての機能層を形成する液滴吐出装置において、前記薄膜材料液の液滴を吐出させる複数のノズルが直線上に所定ピッチでそれぞれ配列されかつ前記複数のノズルの配列方向が互いに平行な複数のノズル列を有するヘッドを備え、前記複数のノズル列は、前記薄膜材料液の充填時に、前記複数のノズル列のうち、前記塗布領域に最初に到達する1列目のノズル列の前記複数のノズルから吐出する前記液滴を前記塗布領域の両端に着弾させ、その後、前記複数のノズル列のうち、2列目以降のノズル列の前記複数のノズルから吐出する前記液滴で前記2つの液滴の間を埋めるように、前記配列方向にずれていることを要旨とする。
これによれば、複数の画素の各塗布領域端部での濡れ不良を抑制した電気光学装置の製造が可能になるとともに、表示品質の高い電気光学装置を低コストで製造することができる。また、複数の塗布領域に薄膜形成材料を充填する工程を短時間で行うことができ、量産性が向上する。
本発明における電子機器は、上記電気光学装置を備えることを要旨とする。
これによれば、複数の画素の各塗布領域端部での濡れ不良を抑制することができ、有機EL表示装置の歩留まりの向上と表示品質の向上を図ることができるので、高品質な表示を低コストで実現することができる。
以下、本発明を具体化した各実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
(第1実施形態に係る電気光学装置の製造方法)
本発明の第1実施形態に係る電気光学装置の製造方法を、図1〜図5に基づいて説明する。
電気光学装置の製造方法は、図1に示すように、所定間隔で並ぶ複数の画素の各塗布領域に薄膜材料液をインクジェット法で充填して電気光学素子としての機能層を形成する工程を含んでいる。なお、ここにいう「電気光学装置」は、有機EL表示装置や液晶表示装置等を含む意味で用いる。また、「電気光学素子」は、有機EL表示装置の複数の画素にそれぞれ設ける有機EL素子や、液晶表示装置に用いるカラーフィルタのR,G,B各色のフィルタエレメント等を含む意味で用いる。
図1では、説明を簡単にするために、有機EL表示装置等の電気光学装置における複数の画素20のうちの、3×3個の画素のみを示している。複数の画素20の各塗布領域10はそれぞれ、図1および図2に示すように、基板11上に形成された隔壁(バンク)12で囲まれている。なお、図1では、各塗布領域10を囲む隔壁12の図示を省略してある。
本実施形態に係る電気光学装置の製造方法は、有機EL素子等の上述した薄膜形成用液体である薄膜材料液の液滴を吐出させる複数のノズルが直線上に所定ピッチで配列されたインクジェットヘッド(以下、単に「IJヘッド」という。)13を用いて行う。
IJヘッド13は、図1に示すように、説明を簡単にするために、6つのノズル14a,15aおよび16aがそれぞれ直線上に所定ピッチで配列されかつ各ノズルの配列方向(X軸方向)が互いに平行な3つのノズル列14,15および16を備えている。
この電気光学装置の製造方法では、IJヘッド13を図1および図2の矢印で示すY軸方向へ複数の塗布領域10に対して相対移動させて行う薄膜材料液の充填を行う。ここでは、例えば、IJヘッド13を図1および図2のY軸方向における右方(走査方向)へ移動させて薄膜材料液の充填を行う。
この電気光学装置の製造方法の特徴は、次の点にある。
IJヘッド13を図1および図2のY軸方向の右方へ移動させて行う薄膜材料液の充填時に、3つのノズル列14〜16のうち、各塗布領域10に最初に到達する1列目のノズル列14の6つのノズル14aから吐出する液滴17を各塗布領域10の両端に最初に着弾させる(図3(a)参照)。
その後、3つのノズル列14〜16のうち、2列目以降のノズル列15および16の6つのノズル15aおよび16aからそれぞれ吐出する液滴18および19で2つの液滴17の間を埋める。
つまり、6つのノズル14aから吐出する液滴17を各塗布領域10の両端に着弾させる。その後、3つのノズル列14〜16のうち、1列目のノズル列14の次に各塗布領域
10に到達する2列目のノズル列15の6つのノズル15aからそれぞれ吐出する液滴18を、各塗布領域10の両端の一方に着弾した液滴17と繋がるように、各塗布領域10に着弾させる(図3(b)参照)。
そして、3つのノズル列14〜16のうち、2列目のノズル列15の次に各塗布領域10に到達する3列目のノズル列16の6つのノズル16aからそれぞれ吐出する液滴19を、各塗布領域10の両端の他方に着弾した液滴17と繋がるように、各塗布領域10に着弾させる(図3(c)参照)。
(インクジェットヘッドの構成)
次に、本実施形態に係る電気光学装置の製造方法で用いるIJヘッド(インクジェットヘッド)13を、図4および図5に基づいて説明する。
インクジェットヘッド13は、例えば図4に示すように、上記3つのノズル列14〜16を有するヘッド部40と、これを支持するヘッド支持部材41とを備える。
ヘッド部40は、例えば、ノズル列14を有する第1ヘッドと、ノズル列15を有する第2ヘッドと、ノズル列16を有する第3ヘッドとを一体化して構成されている。これら3つのヘッドは、例えば図5(a)および図5(b)に示すような同じ内部構造を有するので、ここでは第1ヘッドの構成のみを同図に基づいて説明する。
ヘッド部40の第1ヘッドは、図5(a)および図5(b)に示すように、ノズル列14の6つのノズル14aが形成されたノズルプレート42と、これに対向する振動板43と、これらを結合する仕切部材44とを有する。ノズルプレート42と振動板43との間には、仕切部材44によって、6つのノズル14aの各々に対応する6つ組成物室45と1つの液溜まり室46とが形成されている。6つの組成物室45と液溜まり室46とは、通路47を介してそれぞれ連通している。
振動板43の適所には組成物供給孔48が形成され、この組成物供給孔48に組成物供給装置50が接続される。組成物供給装置50は、正孔輸送層形成材料や発光層形成材料を含む薄膜材料液などの組成物を、チューブ(図示省略)を介して組成物供給孔48に供給する。供給された薄膜材料液は液溜まり室46に充満し、さらに通路47を通って6つの組成物室45にそれぞれ充満する。
ノズルプレート42には、6つの組成物室45の各々に充満した薄膜材料液をジェット状に噴射するための6つのノズル14aが設けられている。また、振動板43の表面側には、加圧体60が取り付けられている。この加圧体60は、圧電素子61と一対の電極62,63とを有する。圧電素子61は、電極62,63を介して通電されると、矢印で示す外方へ突出するように変形する。これにより、各組成物室45の容積が増大するので、薄膜材料液が液溜まり室46から通路47を通って6つの組成物室45の各々に流入する。
次に、圧電素子61への通電を解除すると、圧電素子61と振動板43は元の形状に戻る。これにより、6つの組成物室45の各々も元の容積に戻るため、その内部にある薄膜材料液の圧力が上昇し、6つのノズル14aから薄膜材料液の液滴49がそれぞれ吐出する。
以上のように構成された第1実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○薄膜材料液の充填時に、複数の塗布領域10の各々において、3つのノズル列14〜16のうち、各塗布領域10に最初に到達する1列目のノズル列14の6つのノズル14aから吐出する液滴17を各塗布領域10の両端に着弾させる(図3(a)参照)。その後、各塗布領域10の両端に着弾した2つの液滴17の間を埋めるように、ノズル15a
および16aから液滴18および19を吐出させるようにしている(図3(b),(c)参照)。このため、各塗布領域10の両端に最初に着弾した2つの液滴17が、隣の液滴に引き寄せられるのが抑制され、複数の画素20の各塗布領域端部での濡れ不良が抑制される。したがって、複数の画素の各塗布領域端部での濡れ不良を抑制することができ、歩留まりの向上と表示品質の向上を図ることができる。
○6つのノズル14a,15aおよび16aがそれぞれ直線上に所定ピッチで配列されかつ各ノズルの配列方向が互いに平行な3つのノズル列14,15および16を備えたIJヘッド13を用いる。各塗布領域10に最初に到達する1列目のノズル列14の6つのノズル14aから吐出する液滴17を各塗布領域10の両端に着弾させる(図3(a)参照)。次に、2列目のノズル列15の6つのノズル15aからそれぞれ吐出する液滴18を、各塗布領域10の両端の一方に着弾した液滴17と繋がるように、各塗布領域10に着弾させる(図3(b)参照)。そして、3列目のノズル列16の6つのノズル16aからそれぞれ吐出する液滴19を、各塗布領域10の両端の他方に着弾した液滴17と繋がるように、各塗布領域10に着弾させる(図3(c)参照)。
これにより、薄膜材料液の充填時に、各塗布領域10に対して、IJヘッド13を図1のY軸方向の右方へ1回走査することで、必要な液滴の塗布を完了させることができる。これにより、複数の塗布領域10の各々に薄膜形成材料を充填する工程を短時間で行うことができ、量産性が向上する。
○上記電気光学装置の製造方法に、液滴吐出装置としての上記構成のIJヘッド(インクジェットヘッド)13を用いることにより、複数の画素20の各塗布領域端部での濡れ不良を抑制した電気光学装置の製造が可能になるとともに、表示品質の高い電気光学装置を低コストで製造することができる。また、複数の塗布領域10に薄膜形成材料を充填する工程を短時間で行うことができ、量産性が向上する。
(第2実施形態に係る電気光学装置の製造方法)
本発明の第2実施形態に係る電気光学装置の製造方法を、図6および図7に基づいて説明する。
この電気光学装置の製造方法は、上述した第1実施形態の製造方法において、IJヘッド13の複数のノズル列のノズルピッチ、各塗布領域10の寸法(画素寸法)、および、各ノズルから吐出される薄膜材料液の液滴径等の関係を一定の関係にして、複数の画素20の各塗布領域端部での濡れ不良を抑制するようにしたものである。
具体的には、図6に示すように、IJヘッド13を複数の塗布領域10に対して相対移動させる同IJヘッド13の走査方向に垂直な方向における各ノズル列14〜16の見かけのノズルピッチをAとする。前記走査方向に垂直な方向における各塗布領域10の寸法(画素寸法)をBとする。前記走査方向に垂直な方向における複数の塗布領域10のピッチ(画素ピッチ)をCとする。前記液滴が塗布領域10に着弾した直後の液滴直径をDとする。3つのノズル列14〜16のうち、薄膜材料液の充填時に塗布領域10に最初に到達する1列目のノズル列14で吐出に使用するノズル数(例えばノズル14aの数)をEとする。そして、一つの塗布領域10当たりに使用するノズル列の総数をN(N>1)とする。
このような前提に対して、
(1)(A/N)<D<A、
(2)m×A<B<m×A+D、
(3)C=n×A、および
(4)E=p×n
の関係(一定の関係)を満たすようにする。
ここで、上記(2)の条件において、mはB/Aの切り捨て整数値(m>0)、上記(3)の条件においてnは整数値(n>1)、そして、上記(4)の条件においてpは整数値(p=1,2,3、・・・)である。
上記(1)の条件は、上述した第1実施形態の製造方法により、各塗布領域10の両端に液滴を最初に着弾させ(塗布領域の両端を最初に描画し)、その後、2つの液滴の間を液滴で埋める(塗布領域の中を描画する)場合に,各塗布領域10内で液滴が互いに重なる(繋がる)ようにするための要請事項である。
上記(1)の条件において、ノズル列の総数Nを、例えば、上記IJヘッド13のようにN=3とすると、(1)の条件は(A/3)<D<Aとなる。この条件を満たすことで、上記液滴直径Dは、図7(a)に示すように、1つの塗布領域10内に3つのノズル列14〜16から4つの液滴を着弾させる際に、互いに重なる(互いに繋がる)ような大きさに設定される。
上記(2)の条件は、B/Aの切り捨て整数値であるmを例えば「1」にしたとき、各塗布領域10の寸法(画素寸法)Bは、図7(b)に示す最小値から図7(c)に示す最大値までの範囲内の値をとり得ることを意味する。
上記(3)の条件におけるnは、最初に着弾させる液滴が各塗布領域10の両端からずれない(両端の描画がずれない)ようにするための要請事項である。
上記(3)の条件を満たすことで、画素ピッチCが見かけのノズルピッチAの整数倍となり、両端の描画がずれない。例えばn=2とすると、図7(d)に示すように、各ノズ
ル列、例えばノズル列14の複数のノズルのうちの、1番目と2番目のノズル14a1,14a2の各中心が複数の塗布領域のうちの1行目の塗布領域101の両端と一致することを意味する。また、ノズル列14の複数のノズルのうちの、3番目と4番目のノズル14a3,14a4の各中心が2行目の塗布領域102の両端と一致する。以下、同様に、5番目と6番目のノズルの各中心が3行目の塗布領域の両端と一致する。
上記(4)の条件は、1列目のノズル列14に含まれる複数のノズルのうち、端のノズルを使わない場合や間引きして液滴を吐出させる場合等を想定すると、そのノズル列14の使用可能なノズルのうち、各塗布領域10の両端と一致するノズル(ノズル数E)を使い、その両端の片側だけ描画されることが無いようにするための要請事項である。なお、ここにいう「1列目のノズル列で吐出に使用するノズル数」とは、1列目のノズル列(例えばノズル列14)に含まれる使用可能な複数のノズルのうち、実際に吐出に使用するノズルの数を意味する。
以上のように構成された第2実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
○上記第1実施形態の製造方法において、上記(1)〜(4)の条件を満たすように、IJヘッド13の複数のノズル列のノズルピッチ、各塗布領域10の寸法、および、各ノズルから吐出される薄膜材料液の液滴径等の関係を設定することにより、複数の画素20の各塗布領域端部での濡れ不良を抑制することができる。したがって、複数の画素の各塗布領域端部での濡れ不良を抑制することができ、歩留まりの向上と表示品質の向上を図ることができる。
○1列目のノズル列に含まれる使用可能な複数のノズルのうち、端のノズルを使わない場合や間引きして液滴を吐出させる場合等を想定すると、1列目のノズル列14で吐出に使用するノズル数EがE=p×nを満たすことで、この条件を満たす1列目のノズル列1
4におけるE個のノズルからの液滴を各塗布領域10の両端に着弾させることができる。(第3実施形態に係る電気光学装置の製造方法)
第3実施形態に係る電気光学装置の製造方法は、図8に示すように、上述した第1実施形態の製造方法において、ヘッドとして、複数のノズル列を1組のノズル列群とする複数のノズル列群をノズルの配列方向に配置したヘッドを用いる場合の一例である。この場合、複数のノズル列群における複数のノズル列の各々によって、複数の画素全体を分割した複数の画素領域の各々に対する薄膜材料液の充填を行うように、複数のノズル列群を配置する。
具体的には、本実施形態に係る電気光学装置の製造方法では、上記IJヘッド13に代えて、3つのノズル列14〜16を1組のノズル列群とする2つのノズル列群を備えたIJヘッド13Aを用いる。また、複数の塗布領域10全てをノズル列群と同数の塗布領域群、例えば2つの塗布領域分に分割し、これら2つの塗布領域群の各塗布領域10を、2つのノズル列群のうちの対応するノズル列群の各ノズルから吐出する前記液滴で充填する。
以上のように構成された第3実施形態によれば、上記第1実施形態の奏する作用効果に
加えて、以下の作用効果を奏する。
○複数の画素を含む表示部全体の前記配列方向における大きさが、複数のノズル各々の配列方向における大きさよりも大きい場合、複数のノズル列を1組とするノズル列群を増やすことで、表示部全体において各塗布領域端部での濡れ不良を抑制することができる。これにより、表示部が大型化或いは高精細化される場合でも、歩留まりの向上と表示品質の向上を図ることができる。
(有機EL表示装置)
次に、上記第1実施形態或いは上記第2実施形態に係る電気光学装置の製造方法により製造される電気光学装置として有機EL表示装置を、図9〜図11に基づいて説明する。
図9は有機EL表示装置の概略的な電気的構成と表示部(表示領域)としてのアクティブマトリクス部の電気的等価回路の一部を示している。また、図10は、有機EL表示装置の一部を断面で示している。
図9に示す有機EL表示装置1は、アクティブマトリクス部2、信号線駆動回路3、および走査線駆動回路4等を備えている。アクティブマトリクス部2は、透明基板5上に形成されている。この透明基板5は、例えばガラス基板である。この有機EL表示装置1は、信号線駆動回路3および走査線駆動回路4を透明基板5上に形成した周辺駆動回路内蔵型の表示装置、或いは信号線駆動回路3および走査線駆動回路4を独立した電子部品によって構成した表示装置のいずれであっても良い。
アクティブマトリクス部2は、図9に示すように、行方向に延びるn本の走査線(配線層)Y1〜Yn(nは整数)と列方向に延びるm本の信号線(配線層)X1〜Xm(mは整数)との交差部に対応する位置にn行m列に配列された複数の画素20を有している。
このアクティブマトリクス部2の各画素20は、例えば、R,G,Bの順に配置された赤用画素,緑用画素および青用画素の3つの画素でそれぞれ構成されている。赤用画素,緑用画素および青用画素には、赤用画素回路,緑用画素回路および青用画素回路がそれぞれ設けられている。
したがって、本例のアクティブマトリクス部2では、走査線Y1〜Ynの各々にm×3個の画素回路がR,G,Bの順に接続されている。なお、図9では、説明を簡単にするために、走査線Y1〜Ynの各々に接続されたm個の画素回路と、m本の信号線X1〜Xm
のみを示してある。
有機EL表示装置1は、走査線駆動回路4が走査線Y1〜Ynを線順次走査により一つずつ順に選択すると、選択された1本の走査線に接続されたm×3個の各画素回路には、信号線駆動回路3によってm×3本の信号線X1〜X(m×3)をそれぞれ介してデータ信号IDが一斉に供給されるようになっている。各画素20の赤用画素回路,緑用画素回路および青用画素回路には、赤用データ信号IDR,緑用データ信号IDGおよび青用データ信号IDBがそれぞれ供給される。各データ信号IDR,IDGおよびIDBは、例えば諧調表示のための8ビットデータである赤用,緑用および青用の各表示データを信号線駆動回路3内でD−A変換した電流信号である。
各画素20の赤用画素回路,緑用画素回路および青用画素回路は、有機半導体材料で構成された発光層から赤色,緑色および青色の光をそれぞれ放射する電気光学素子としての有機EL素子21を有している。
各画素20の赤用画素回路,緑用画素回路および青用画素回路は、図9に示すように、上述した有機EL素子21と、駆動用トランジスタQdと、スイッチングトランジスタQsと、保持キャパシタCsとをそれぞれ備えている。駆動用トランジスタQdおよびスイッチングトランジスタQsは、薄膜トランジスタ(TFT)でそれぞれ構成されている。
図9に示すように、各画素20のスイッチングトランジスタQsのゲート(ゲート電極)は、走査線Y1〜Ynのうちの対応する1つの走査線に接続されている。スイッチングトランジスタQsのドレイン(ドレイン領域)は、信号線X1〜Xmのうちの対応する1つの信号線に接続され、そのソース(ソース領域)は駆動用トランジスタQdのゲートに接続されている。
図9および図10に示すように、各画素20の駆動用トランジスタQdのドレイン(ドレイン領域)22は、第1層間絶縁膜23のスルーホールを貫通する中継電極24を介して有機EL素子21の陽極である画素電極25に接続されている。この画素電極25は、酸化インジウム錫(Indium Tin Oxide:「ITO」)膜で構成される透明電極である。各駆動用トランジスタQdのソース(ソース領域)26は、第1層間絶縁膜23のスルーホールを貫通する共通給電線comにそれぞれ接続されている。そして、各駆動用トランジスタQdのゲート・ソース間には保持キャパシタCsがそれぞれ接続されている。図10において、符号27が駆動用トランジスタQdのゲート(ゲート電極)である。なお、図10では、スイッチングトランジスタQsおよび保持キャパシタCsの図示を省略してある。
各画素20の有機EL素子21は、図10に示すように、発光層31と、発光層31と画素電極25との間に形成された正孔輸送層32と、陽極としての画素電極25と、陰極33とで構成されている。
なお、図10おいて、符号35は第2層間絶縁膜であり、符号36は各画素20の画素電極25を囲むように形成された親液性のある第1隔壁(バンク)である。符号37は各画素20の画素電極25を囲むように第1隔壁36上に形成された撥液性のある第2隔壁(バンク)である。
このような構成を有する有機EL表示装置1を上記第1或いは第2実施形態に係る電気光学装置の製造方法により製造する際には、図3(a)〜(c)で説明した場合と同様に、IJヘッド13の1列目のノズル列14のノズル14aから吐出する液滴17を、各画素20の塗布領域10の両端に最初に着弾させる(図11参照)。その後、2列目以降の
ノズル列15および16の各ノズル15aおよび16aからそれぞれ吐出する液滴18および19で2つの液滴17の間を埋める。
以上のように製造される有機EL表示装置1によれば、以下の作用効果を奏する。
○各画素20の両端に最初に着弾した2つの液滴17が、隣の液滴に引き寄せられるのが抑制され、各画素20の塗布領域端部での濡れ不良が抑制される。したがって、表示品質の高い有機EL表示装置1を低コストで実現することができる。
[電子機器]
次に、上述したように製造される有機EL表示装置1を用いた電子機器について説明する。有機EL表示装置1は、図12に示すようなモバイル型のパーソナルコンピュータに適用できる。図3に示すパーソナルコンピュータ70は、キーボード71を備えた本体部72と、有機EL表示装置1を用いた表示ユニット73とを備えている。
パーソナルコンピュータ70によれば、各画素端部での濡れ不良を抑制することができ、有機EL表示装置1の歩留まりの向上と表示品質の向上を図ることができるので、高品質な表示を実現することができる。
[変形例]
なお、この発明は以下のように変更して具体化することもできる。
・上記第1実施形態では、説明を簡単にするために、有機EL表示装置等の電気光学装置における複数の画素20のうちの、3×3個の画素のみを示しているが、本発明は、n行m列のマトリクス状に配置された複数の画素20を備える電気光学装置に広く適用可能である。
・上記第1実施形態では、説明を簡単にするために、IJヘッド13が、6つのノズル14a,15aおよび16aがそれぞれ直線上に所定ピッチで配列された3つのノズル列14,15および16を備えている構成を一例として説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、IJヘッド13が、「6」以上の多数のノズルがそれぞれ配列された「3」以上の複数のノズル列を備えた構成についても本発明は適用可能である。
・上記第1実施形態では、各ノズル列14〜16の複数のノズルの配列方向が走査方向(Y軸方向)に垂直な場合について一例として説明したが、本発明は、複数のノズルの配列方向が前記走査方向に対して斜めの場合にも適用可能である。
・図10に示す有機EL表示装置1では、有機EL素子21が、発光層31と正孔輸送層32の2つの薄膜層を含む構成としているが、本発明はこのような構成に限定されない。正孔輸送層32と画素電極25の間に正孔注入層を設けた構成、発光層31の上に電子輸送層を設けた構成、発光層31の上に電子輸送層と電子注入層を設けた構成の有機EL表示装置にも、本発明は適用可能である。
・図9に示す各画素20の画素回路は一例として示したもので、本発明はこのような画素回路を有する有機EL表示装置に限定されない。
・図9〜図11を用いて説明した上記有機EL表示装置1は、図12に示すようなパーソナルコンピュータに限らず、携帯電話、デジタルカメラ等の各種の電子機器に適用できる。
第1実施形態に係る電気光学装置の製造方法の説明図。 図1を側方から見た説明図。 (a)〜(c)は塗布領域内に液滴を着弾させる順番を示す説明図。 インクジェットヘッドの一例を示す斜視図。 (a)は図4のインクジェットヘッドの内部構成を示す斜視図、(b)は同ヘッドの一部を示す断面図。 第2実施形態に係る電気光学装置の製造方法の説明図。 (a)〜(d)は同実施形態で塗布領域内に液滴を着弾させる順番等を示す説明図。 第3実施形態に係る電気光学装置の製造方法の説明図。 有機EL表示装置の概略的な電気的構成を示す回路図。 同有機EL表示装置の一部を示す断面図。 同有機EL表示装置の製造工程の一部を示す説明図。 電子機器の一例を示す斜視図。 従来技術の説明図。
符号の説明
A…ノズルピッチ、B…画素寸法、D…液滴直径、E…吐出に使用するノズル数、N…ノズル列の総数、1…電気光学装置としての有機EL表示装置、10,101,102…塗布領域、13,13A…液滴吐出装置としてのインクジェットヘッド(IJヘッド)、14,15,16…ノズル列、14a,15a,16a,14a1,14a2,14a3,14a4…ノズル、17,18,19…液滴、20…画素。

Claims (8)

  1. 所定間隔で並ぶ複数の画素の各塗布領域に薄膜材料液をインクジェット法で充填して電気光学素子としての機能層を形成する工程を含む電気光学装置の製造方法において、
    前記薄膜材料液の液滴を吐出させる複数のノズルが直線上に所定ピッチで配列されたヘッドを用い、
    前記ヘッドを前記各塗布領域に対して相対移動させて行う前記薄膜材料液の充填時に、前記ノズルから吐出する前記液滴を前記各塗布領域の両端に最初に着弾させ、
    その後、前記各塗布領域において、前記両端に着弾した2つの前記液滴の間を埋めるように、前記ノズルから前記液滴を吐出させることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の電気光学装置の製造方法において、
    前記ヘッドは、前記複数のノズルが直線上に所定ピッチでそれぞれ配列されかつ前記複数のノズルの配列方向が互いに平行な複数のノズル列を備え、
    前記薄膜材料液の充填時に、前記複数のノズル列のうち、前記各塗布領域に最初に到達する1列目のノズル列の前記複数のノズルから吐出する前記液滴を前記各塗布領域の両端に最初に着弾させ、
    その後、前記複数のノズル列のうち、2列目以降のノズル列の前記複数のノズルから吐出する前記液滴で前記各塗布領域における前記2つの液滴の間を埋めることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  3. 請求項2に記載の電気光学装置の製造方法において、
    前記ヘッドを前記複数の塗布領域に対して相対移動させるヘッドの走査方向に垂直な方向における各ノズル列の見かけのノズルピッチをA、
    前記走査方向に垂直な方向における前記塗布領域の寸法をB、
    前記走査方向に垂直な方向における前記塗布領域のピッチをC、
    前記液滴が前記塗布領域に着弾した直後の液滴直径をD、
    一つの前記塗布領域当たりに使用する前記ノズル列の総数をN(N>1)とし、
    mはB/Aの切り捨て整数値(m>0)、およびnは整数値(n>1)とすると、
    (A/N)<D<A、
    m×A<B<m×A+D、および
    C=n×A
    の関係を満たすことを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  4. 請求項3に記載の電気光学装置の製造方法において、
    前記複数のノズル列のうち、前記薄膜材料液の充填時に前記塗布領域に最初に到達する1列目のノズル列で吐出に使用するノズル数をEとし、pを整数値(p=1,2,3、・・・)とすると、
    E=p×n
    の関係をさらに満たすことを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  5. 請求項2〜4のいずれか1つに記載の電気光学装置の製造方法において、
    前記ヘッドとして、前記複数のノズル列を1組のノズル列群とする複数のノズル列群を前記ノズルの配列方向に配置したヘッドを用いる場合、前記複数のノズル列群における前記複数のノズル列の各々によって、前記複数の画素全体を分割した複数の画素領域の各々に対する前記薄膜材料液の充填を行うように、前記複数のノズル列群を配置することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一つに記載の電気光学装置の製造方法で作製されたことを特徴とする電気光学装置。
  7. 所定間隔で並ぶ複数の画素の各塗布領域に薄膜材料液をインクジェット法で充填して電気光学素子としての機能層を形成する液滴吐出装置において、
    前記薄膜材料液の液滴を吐出させる複数のノズルが直線上に所定ピッチでそれぞれ配列されかつ前記複数のノズルの配列方向が互いに平行な複数のノズル列を有するヘッドを備え、
    前記複数のノズル列は、前記薄膜材料液の充填時に、前記複数のノズル列のうち、前記塗布領域に最初に到達する1列目のノズル列の前記複数のノズルから吐出する前記液滴を前記塗布領域の両端に着弾させ、その後、前記複数のノズル列のうち、2列目以降のノズル列の前記複数のノズルから吐出する前記液滴で前記2つの液滴の間を埋めるように、前記配列方向にずれていることを特徴とする液滴吐出装置。
  8. 請求項6に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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JP2012003275A (ja) * 2011-08-03 2012-01-05 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタ製造用テストパターン基板

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