JP2005318189A - 動画撮影装置、動画記録方法および動画記録プログラム - Google Patents

動画撮影装置、動画記録方法および動画記録プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 動画撮影におけるユーザ操作を煩雑にすることなく、動画撮影途中であっても容易に撮り直し可能とする。
【解決手段】 動画を撮影するムービーモードにおいて、決定キー107が操作されると、動画の撮影を開始し、撮影した動画データをバッファであるRAM135に順次バッファリングする。そして、動画撮影中に、アドレスキー108(リスタート)が操作されると、RAM135に保存されている動画データを消去(クリア)した後、そのまま、動画撮影を継続する。このため、特別な操作なく、アドレスキー108(リスタート)を操作するだけで、それまで撮影した動画が消去され、直ぐに新たな動画の撮影が継続される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、動画撮影装置、動画記録方法および動画記録プログラムに関する。
従来より、デジタルカメラや携帯電話においては、静止画に加え、動画撮影機能を備えたものが一般的になってきている。該デジタルカメラでは、一般的に、動画の記録方式にMotionJPEG、MPEG(Motion Picture Experts Group)1、MPEG2などの動画圧縮技術を用いている。また、携帯電話においては、メモリ使用効率を上げるために、動画ファイルの圧縮技術として、MPEG4などの動画圧縮技術を用いている。
ところで、上記デジタルカメラや携帯電話では、内部メモリや外部記録媒体に撮影した動画を記録するが、圧縮技術を用いているとは言え、動画ファイルの容量はかなり大きなものとなるため、内部メモリや外部記録媒体に録画しておくことが可能な動画ファイルのサイズや録画時間などには限度がある。したがって、ユーザとしては、無駄な撮影をできるだけ避けて撮影するか、残しておきたい動画ファイル以外を撮影後あるいは撮影直前に削除するかなどして、内部メモリや外部記録媒体を効率的に使用しなければならない。
例えば、従来技術として、ユーザが撮影時に記録容量を確保するためにサーチ操作を行うと、消去禁止に設定されているカットを表示せずに、消去しても構わないカットだけを表示することで、ユーザに直ぐに破棄するか否かを判断可能とし、ユーザが破棄すると判断した場合、直ちにそのカットの記録領域を次の撮影のために確保する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平11−136613号公報
しかしながら、上述した従来技術において、無駄な撮影をできるだけ避けて撮影するには、撮影中に残り時間あるいはメモリの残り容量で取りたいシーンを撮りきれない場合、ユーザは、撮影途中での撮影キャンセル操作、カメラの起動(プレビュー状態)、撮影開始操作という一連の動作を行わなくてはならず、操作が煩雑になり、直ぐに次の撮影を行うことができず、所望する撮影シーンを撮り逃す場合が生じるという問題がある。また、上述した従来技術(特許文献1)においても、サーチ操作、破棄指示、撮影開始操作という一連の動作を行わなくてはならず、同様の問題が生じる。
そこで本発明は、動画撮影におけるユーザ操作を煩雑にすることなく、動画撮影途中であっても容易に撮り直すことができる動画撮影装置、動画記録方法および動画記録プログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による動画撮影装置は、撮像手段と、動画撮影開始を指示する開始指示手段と、この開始指示手段によって動画の記録が指示されると、前記撮像手段による撮像データを順次圧縮処理して動画ファイルを順次作成する動画作成手段と、この動画作成手段によって作成された動画ファイルを順次保存する記憶手段と、前記動画作成手段による動画ファイル作成中に撮り直しを指示する撮り直し指示手段と、この撮り直し指示手段によって撮り直しが指示されると、前記開始指示手段による撮影開始より順次前記記憶手段に記憶される動画ファイルを消去する消去手段と、この消去手段により動画ファイルが消去されると、再び前記開始指示手段による撮影を開始させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項2記載のように、請求項1に記載の動画撮影装置において、前記消去手段は前記撮り直し指示手段によって撮り直しが指示されると、前記記憶手段に記憶された動画ファイルのうち撮り直し指示時点からN秒目以前のフレームを消去するようにしてもよい。
また、上記目的達成のため、請求項3記載の発明による動画記録方法は、撮像部、メモリ、及び、操作部を備える撮影装置における動画記録方法であって、前記操作部の所定の操作を検出することにより動画撮影の開始を指示する開始指示ステップと、この開始指示ステップにて動画の記録が指示されると、前記撮像部による撮像データを順次圧縮処理して動画ファイルを順次作成する動画作成ステップと、この動画作成ステップにて作成された動画ファイルを前記メモリに順次保存させる記憶ステップと、前記動画作成ステップによる動画ファイル作成中に、前記操作部の所定の操作を検出することにより撮り直しを指示する撮り直し指示ステップと、この撮り直し指示ステップにて撮り直しが指示されると、前記開始指示ステップによる撮影開始より順次前記メモリに記憶される動画ファイルを消去する消去ステップと、この消去ステップにより動画ファイルが消去されると、再び前記開始指示ステップによる撮影を指示する制御ステップとからなることを特徴とする。
また、上記目的達成のため、請求項4記載の発明による動画記録プログラムは、撮像部、メモリ、及び、操作部を備える動画撮影装置における動画記録プログラムであって、前記操作部の所定の操作を検出することにより動画撮影の開始を指示する開始指示ステップと、この開始指示ステップにて動画の記録が指示されると、前記撮像部による撮像データを順次圧縮処理して動画ファイルを順次作成する動画作成ステップと、この動画作成ステップにて作成された動画ファイルを前記メモリに順次保存させる記憶ステップと、前記動画作成ステップによる動画ファイル作成中に、前記操作部の所定の操作を検出することにより撮り直しを指示する撮り直し指示ステップと、この撮り直し指示ステップにて撮り直しが指示されると、前記開始指示ステップによる撮影開始より順次前記メモリに記憶される動画ファイルを消去する消去ステップと、この消去ステップにより動画ファイルが消去されると、再び前記開始指示ステップによる撮影を指示する制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、開始指示手段によって動画の記録が指示されると、動画作成手段により、前記撮像手段による撮像データを順次圧縮処理して動画ファイルを順次作成し、作成された動画ファイルを記憶手段に順次保存し、前記動画作成手段による動画ファイル作成中に、撮り直し指示手段によって撮り直しが指示されると、消去手段により、前記開始指示手段による撮影開始より順次前記記憶手段に記憶される動画ファイルを消去し、動画ファイルが消去されると、制御手段により、再び前記開始指示手段による撮影を開始させるようにしたので、動画撮影途中であっても容易に撮り直すことができるという利点が得られる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明においてさらに、前記撮り直し指示手段によって撮り直しが指示されると、前記消去手段により、前記記憶手段に記憶された動画ファイルのうち撮り直し指示時点からN秒目以前のフレームを消去するようにしたので、動画撮影途中であっても容易に撮り直すことができるという利点が得られる。
請求項3記載の発明によれば、開始指示ステップにて、前記操作部の所定の操作を検出することにより動画撮影の開始を指示し、動画の記録が指示されると、動画作成ステップにて、前記撮像部による撮像データを順次圧縮処理して動画ファイルを順次作成し、記憶ステップにて、作成された動画ファイルを前記メモリに順次保存し、動画ファイル作成中に、撮り直し指示ステップにて、前記操作部の所定の操作により撮り直しを指示されると、消去ステップにて、前記開始指示ステップによる撮影開始より順次前記メモリに記憶される動画ファイルを消去し、動画ファイルが消去されると、制御ステップにて、再び前記開始指示ステップによる撮影を指示するようにしたので、動画撮影途中であっても容易に撮り直すことができるという利点が得られる。
請求項4記載の発明によれば、前記操作部の所定の操作を検出することにより動画撮影の開始を指示する開始指示ステップと、この開始指示ステップにて動画の記録が指示されると、前記撮像部による撮像データを順次圧縮処理して動画ファイルを順次作成する動画作成ステップと、この動画作成ステップにて作成された動画ファイルを前記メモリに順次保存させる記憶ステップと、前記動画作成ステップによる動画ファイル作成中に、前記操作部の所定の操作を検出することにより撮り直しを指示する撮り直し指示ステップと、この撮り直し指示ステップにて撮り直しが指示されると、前記開始指示ステップによる撮影開始より順次前記メモリに記憶される動画ファイルを消去する消去ステップと、この消去ステップにより動画ファイルが消去されると、再び前記開始指示ステップによる撮影を指示する制御ステップとをコンピュータに実行させるようにしたので、動画撮影途中であっても容易に撮り直すことができるという利点が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、カメラ付き携帯電話およびデジタルカメラに適用した一実施例として、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態のカメラ付き携帯電話の外観図(開状態:正面図、側面図)である。カメラ付き携帯電話1は、蓋部2と本体部3とからなる二つ折り構造である。スピーカ101は、蓋部2の前面側に設けられており、電話モードにおける通話時には音声出力を行う。表示部(メイン表示部)102は、縦320×横240ドットの表示面積を有したQVGAの解像度のカラー液晶であり、ユーザが正規に操作する場合は、縦長の表示形態で撮影した画像やダウンロードした画像、最大Lサイズ(縦144ドット×横176ドットで表示される正規の縦横比サイズ)の動画が表示可能である。また、このメイン表示部102は、横長にした表示形態で縦240ドット×横320ドットの動画が表示可能である。アンテナ103は、本体部3の背面に設けられており、伸縮自在となっている。
本体部3の前面には、カメラキー104、メールキー105、十字キー106、決定キー107、アドレスキー108、ネット接続キー109、クリアキー110、オンフックキー111とオフフックキー112、テンキー113が設けられている。これらのキーにおいて、十字キー106、決定キー107、アドレスキー108、ネット接続キー109は、この携帯電話1を右手で握持した場合、当該右手の親指で操作可能な位置に配置されている。また、本体部3の側面には、蓋を閉じた状態で動画撮影を開始するためのシャッターキー113bである。
カメラキー104は、電源オン状態におけるカメラモードへの移行、後述するDSP140の起動を指示するためのキーである。メールキー105は、メールモードへの移行、メールプログラムのロードを指示するためのキーである。十字キー106は、カーソルの移動、フォーカス(選択)の移動を指示するためのキーである。決定キー107は、モード選択を決定したり、選択を決定したり、撮影モードでのシャッターキーとして用いられるキーである。アドレスキー108は、アドレス帳データを表示するためのキーである。ネット接続キー109は、インターネットへ接続するためのキーである。クリアキー110は、選択などをキャンセルするためのキーである。オンフックキー111は、回線を接続するためのキーである。オフフックキー112は、電話モード/カメラモード兼用電源オフキー、電話モード立ち上げ用電源オンキー、回線を切断するためのキーである。テンキー113は、文字入力やダイアル入力を行うためのキーである。マイク114は、本体部3の下部に設けられており、通話時における音声入力を行なう。カードスロット(カバー)115は、外部記録メディア(例えば、miniSDカード)を装着するスロットである。
蓋部2の背面には、サブ表示部116が設けられており、携帯電話1が閉じられた状態において、日時表示や、着信報知、メール着信報知、静止画や動画撮影時の補助画面などに用いられる他、カメラモードにおいては、後述する撮像レンズ118にて逐次撮り込まれる画像をモニター表示するためのファインダーとして機能する。報知用LED117は、発光することにより着信報知、メール着信報知を行う。撮像レンズ118は、静止画や動画を撮影する。フラッシュ用LED119は、静止画や動画撮影時に発光し、露出不足を防止するための発光手段である。報知スピーカ120は、着信や緊急時などを報知する他、カメラモードにおいては被写対象に聞こえるようにシャッター音を出力するものである。121はバッテリバックである。
次に、図2は、上述したカメラ付き携帯電話1の構成を示すブロック図である。図において、無線送受信部130は、無線によりアンテナ103を介して音声やデータ(メールデータ)を送受し変調/復調するなど、PSK方式に基づく変復調、CDMA方式に基づく端末認証処理を含む通信処理を行う。
通信制御部131は、WWW接続制御を含む当該機器を制御する。通信データ処理部1311は、CLEP系音声復号処理回路、パケットデータ生成回路、およびパケットデータ復元回路を含み、通信プロトコルに沿ったデータ処理を行う。オーディオインターフェース1312は、通信データ処理部1311で処理される音声信号の入出力処理を行い、マイク114からの音声を入力して音声信号に変換して、音声信号をスピーカ101から出力する。
システムROM132は、図3に示すようなデータ構造を有し、主に無線通信処理全般を制御するための基本OSやプロトコルプログラムを格納するプロトコル・プログラムエリア、端末の認証に必要な各種データ(加入者IDを含む)などを格納する不揮発性設定データエリアからなる。RAM133は、図4に示すようなデータ構造を有し、通信処理に関連するドライバやワークエリアからなる。画像処理制御部134は、撮影時または再生時における動画/静止画に対する、MPEG(MPEG4)/JPEGエンコードおよびデコード処理全般を行う。RAM135は、図5に示すデータ構造を有し、アプリケーションヒープ(システムリソース領域)等を有するワークエリア、ユーザデータなどを格納するバックアップエリア、ファイルシステムを格納するシステム管理エリア、キャッシュメモリエリア、その他のエリアからなる。プログラムROM136は、書き換え可能なFlash ROMで構成され、図6に示すようなデータ構造を有し、画像・イラスト・フォントなどを格納するデータエリア、ユーザデータ管理データやファイルシステム管理データなどを格納するファイルシステムエリア、データやプログラムなどを格納する辞書エリア、UIプログラムエリアからなる。特に本実施例1においては、DSP140の制御プログラムを格納している。
表示モジュール系ドライバ137は、表示バッファを含み、サブ表示部116、メイン表示部102、報知用LED117、フラッシュ用LED119を駆動させる。ステップモータ138は、撮像レンズ118のズーム制御を行う。撮像デバイス139は、有効画素200万画素相当のCCD、若しくはCMOSで構成され、撮像レンズ118により集束された映像をカラー画像として取り込み、A/D変換を行ってカメラ内信号処理部140のRAM150に順次出力する。DSP151は、カメラ内信号処理部140に含まれており、撮像デバイス139にて撮り込まれ、RAM150に順次記憶される撮像データを、設定されたフレームレートに応じて切り出して読み出しストリームデータを生成する。撮像デバイス139は、ノーマルモードで7.5FPSのフレームレート、ドラフトモードにおいて、15FPSのフレームレートでキャプチャ(撮像)する能力を備える。尚、RAM150は、カメラ付き携帯電話1のメイン表示部102の縦横比に対応させて最大UXGAサイズの静止画像をキャプチャできる1200×1600ドットの記憶領域を備えた2つのバッファメモリからなる。
音源IC142は、着信音などを生成する。アンプ143は、音源IC142からの音声信号を増幅し、報知スピーカ120から出力する。コネクタ144は、外部記録媒体145を装着する。外部インターフェースコントローラ146は、USBインターフェース、18芯コネクタの両方のインターフェースを切り替え、外部機器との間でデータの送受信を制御する。ユーザメモリ149は、図7に示すようなデータ構造を有し、ダウンロードしたデータや、撮影した画像データ、動画ファイル、メールデータ、アドレス帳データなどを格納するデータエリア、リードオンリエリア、ファイルシステム管理データからなる。アドレスデータバス処理部123は、通信制御部131、画像処理制御部134のアドレス制御、バスのデータの流れを制御する。
A−2.第1実施形態の動作
次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。図8および図9は、本第1実施形態におけるムービーモードの処理の流れを示したフローチャートである。また、図10は、ムービーモードでの動画を記録する際の動作を説明するための概念図である。
まず、着信待受け状態より、ユーザの操作により、ムービーモードが指示されると、画像処理制御部134より、ステップモータ138、撮像デバイス139、及び、カメラ内信号処理部140(DSP151)に制御信号が入力され、撮像デバイス139、RAM150、画像処理制御部134、RAM135を経て入力されたストリームデータに基づく映像をメイン表示部102に表示させるスルー表示状態になる。このスルー表示状態において、アドレスキー108の操作検出によるサブメニュー選択指示の有無を判断し(ステップS10)、選択指示を検出した場合はステップS12へ、検出しない場合はSサイズ(縦80×横90ドット)の撮影が設定され(ステップS14)、その設定に応じたムービー撮影処理をユーザの指示操作に応じて行う(ステップS16)。尚、撮影された動画ファイルは電子メールに添付して送信することを前提としているため、録画時間に最長30秒の制限がかけられる。
一方、ステップS10において選択指示を検出すると、メイン表示部102にはスルー表示状態に切り替えてサブメニューにおける各種設定の選択画面が表示される。そして、撮影サイズについてのユーザの選択指示を待つ(ステップS18)。撮影サイズとしてSサイズ、若しくはMサイズ(縦96×横128ドット)の選択が検出されると、ステップS16の処理に移行する。一方、Lサイズ(縦144×横176ドット)の選択を検出すると、ステップS16以降の7.5FPSのフレームレートで撮影するノーマルモード処理に移る。
この場合の撮影処理をイメージ化した図10を参照して説明すると、7.5FPSのフレームレートの撮影が指示されると、画像処理制御部134は、「ノーマルモード処理」を設定する(ステップS20)。DSP151は、この「ノーマルモード処理」の指示に従いRAM150に順次記憶される1200×1600ドットの画素領域Aのうち、画面領域G(実際の撮像データの表示画角はH)についてと交互に2回書き出し、当該携帯電話1が正立する状態(縦長表示/横長サイズの動画表示)で正常に見えるように90度回転させ、縦320ドット×横240ドットの画面領域G’に表示される縦144ドット×横176ドットのYUV形式のストリームデータC’を生成する。
生成されたストリームデータC’は、一旦RAM135のアプリケーションヒープ(システムリソース領域)に格納される。そして、RAM135のアプリケーションヒープ(システムリソース領域)に順次格納されるストリームデータD’を読み出して、YUV−RGB変換してストリームデータF’を生成し、表示モジュール系ドライバ137にあるメイン表示部102の表示バッファに出力する(ステップS22)。
しかる後、ユーザの決定キー107の操作を検出することにより、撮影のスタートを検出すると(ステップS24)、画像の撮り込みを開始する(ステップS26)。画像処理制御部134は、RAM135に記憶されたストリームデータD’についてMPEG4形式の圧縮処理を施し、MPEG4データE’としてRAM135のその他の領域への保存を継続する(ステップS28)。このステップS26からステップS28までの一連の処理を継続する一方で、ユーザのアドレスキー108の操作によるリスタートが検出されたか否かを判断する(ステップS30)。
アドレスキー108(リスタート)の操作が検出されなければ、再びユーザの決定キー107の操作による撮影停止が検出されたか否かを判断する(ステップS32)。そして、決定キー107の操作が検出されなければ、画像の撮り込み処理をステップS26から継続するが、検出された場合は撮影終了と判断し、スルー表示状態から保存するか否かをユーザに問い合わせる確認をメイン表示部102に表示させ(ステップS36)、保存の指示検出の有無を判断する(ステップS38)。保存指示されなければ確認表示状態に戻り、しかるべき処理を検出すれば、RAM135の記憶内容の消去を行うが、保存指示を検出した場合は、RAM135に記憶されたMPEG4データE’を動画ファイルをユーザメモリ149の所定の記憶領域に転送・記憶させ(ステップS40)、スルー表示状態に戻る。
一方、撮影途中で、アドレスキー108(リスタートキー)の操作が検出されると、バッファであるRAM135の記憶内容の消去(クリア)した後、そのまま、ステップS26から動画撮影を継続する。したがって、特別な操作なく、アドレスキー108(リスタート)を操作するだけで、それまで撮影した動画が消去され、直ぐに新たな動画の撮影が継続されることになる。
上述した第1実施形態によれば、カメラ付き携帯電話による動画撮影途中において、アドレスキー108(リスタート)を押下すると、それまで撮影した動画データを消去した後、動画撮影自体をそのまま継続するので、煩雑な操作なく、1つのキー操作だけで、アドレスキー108(リスタート)の押下直後から動画撮影を継続することができる。したがって、動画撮影途中でも容易に撮り直すことができ、所望する撮影シーンを撮り逃すことが少なくなる。
B.第2実施形態
B−1.第2実施形態の構成
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図11(a)〜(c)および図12は、各々、本第2実施形態によるデジタルカメラの上面側、正面側、底面側、背面側の外観構成を示す外観図である。図において、デジタルカメラ190は、本体部200と撮像部201とから構成されている。撮像部201は、撮影時にレンズ300を被写体側へ向けられるように、本体部200に対して回動軸を中心にして矢印方向に回動させることができるようになっている。
上記レンズ300は、撮像部201の一端に設けられており、撮像部201の長手方向にその光軸を延ばし、他端側に撮像センサが配設されている。また、レンズ300を被写体に向けた場合に、レンズ300の上側に位置する箇所には、ストロボフラッシュ用のLED301が設けられている。また、本体部200の上面には、電源キー302および静止画撮影用のシャッターキー303が配設されている。
また、デジタルカメラ190の底面には、三脚に固定するためのねじが切られた三脚穴304が設けられている。また、外部接続用I/F305は、例えば、USBなど、外部機器を接続するためのインターフェースである。
また、デジタルカメラ190の背面側には、液晶表示器からなる表示部310が設けられている。また、表示部310の上部には、合焦したことを知らせるインジケータ311、デジタルカメラ190の動作モード(撮影モード、再生モード、動画モードなど)を切り換えるためのモード切換キー312が設けられている。さらに、背面側には、動画の撮影開始および撮影停止を指示するためのムービー撮影用スタート/ストップキー313、各種設定などを呼び出すためのメニューキー314、メニューなどで項目や選択肢などを選択するための十字キー315、選択を決定するための決定キー316、選択をキャンセルするためのキャンセルキー317が設けられている。キャンセルキー317は、動画撮影時(動画モード)には、動画撮影を中断し、新たに動画撮影を開始させるためのリスタートキーとしても機能するようになっている。
次に、図13は、上述したデジタルカメラ190の構成を示すブロック図である。なお、図11または図12に対応する部分には同一の符号を付けている。図において、画像取得部410は、レンズ300、シャッタ412、LPF413からなる。レンズ300は、通常の光学レンズであり、非球面レンズを重ねたレンズ群からなり、外部光を集光し、内部に設けられたCCD上に結像する。
シャッタ412は、シャッターキー303またはムービー撮影用スタート/ストップキー313が操作されると、制御部420によって駆動されるドライバ414により動作する、所謂メカニカルシャッタである。なお、デジタルカメラによっては、メカニカルシャッタを備えない場合もあり、沈胴式のレンズ構造、メカニカルズームを搭載する機種の場合、これらの駆動制御もドライバ414で行なう。LPF413は、水晶ローパスフィルタであり、モアレの発生を防ぐために搭載されている。
次に、アナログ信号処理部415は、撮像センサ(CCD,CMOS)416、サンプリング/信号増幅処理部417、A/Dコンバータ418からなる。撮像センサ416は、被写体画像(イメージ)を結像し、RGBの各色の光の強さを、電流値に変換する。サンプリング/信号増幅処理部417は、ノイズや色むらを抑えるための相関二重サンプリング処理や信号増幅処理を行なう。A/Dコンバータ418は、アナログフロントエンドとも呼ばれ、サンプリング・増幅したアナログ信号をデジタル信号に変換する(RGB,CMYG各色について12bitデータに変換してバスラインに出力する)。
次に、制御部(CPU)420は、後述するプログラムメモリ格納されるプログラムに基づいてデジタルカメラ190の全体を制御する。特に、本第2実施形態では、動画撮影中に、リスタートキー(キャンセルキーと兼用)317が押下されると、それまで撮影していた動画データを消去し、再度、動画撮影を開始するという一連の動作を制御する。
プレビューエンジン422は、撮影モードや動画モードなどにおいて、画像取得部410、アナログ信号処理部415を介して入力されたデジタルデータ、もしくはシャッタ操作検出直後、イメージバッファ426に格納されたデジタルデータ、および、画像メモリ431に格納されたデジタルデータを表示部310に表示させるために間引き処理を行なう。
D/Aコンバータ423は、プレビューエンジン422により間引き処理されたデジタルデータを変換し、後段のドライバ424に出力する。ドライバ424は、後段の表示部310に表示されるデジタルデータを一時記憶するバッファ領域を備え、キー操作部427、制御部420を介して入力された制御信号に基づいて表示部310を駆動させる。表示部310は、カラーTFT液晶や、STN液晶などからなり、プレビュー画像や、撮影後の画像データ、設定メニューなどを表示する。
イメージバッファ426は、アナログ信号処理部415、もしくはデジタル信号処理部428を介して入力され、デジタル信号処理部428に渡すまで一時的に撮影直後のデジタルデータを格納する。なお、本第2実施形態によるデジタルカメラ190では、動画モードにおいて、動画撮影が開始されると、一定経過時間(例えば100msec)毎に動画データを保持するようになっている。キー操作部427は、シャッターキー303などを含め、記録/再生モードの切り換えキー312、ムービー撮影用スタート/ストップキー313、キャンセルキー(動画モードではリスタートキー)317等からなる。デジタル信号処理部428は、アナログ信号処理部415を介して入力されたデジタルデータ(非圧縮のRAWイメージデータ)に対して、ホワイトバランス処理、色処理、階調処理、輸郭強調を行なう。画像圧縮/伸張処理部429は、デジタル信号処理部428を介して入力されたデジタルデータ(非圧縮のRAWイメージデータ)をJPEG方式に圧縮符号化したり、再生モードにおいては、JPEG形式のファイルを伸張する。
プログラムメモリ430は、制御部420にロードされる各種プログラムや、ベストショット機能におけるEV値、色補正情報、被写体の撮影フレーム内における撮影位置(立ち位置)を示す構図情報等の各種をテーブル単位で格納する。また、DCF規格に準拠されているファイルに埋め込むべき各種情報も記憶している。画像メモリ431は、各種ファイル形式に変換されたデジタルデータを格納する。
カードI/F432は、外部記録媒体433と撮像装置本体との間のデータ交換を制御する。外部記録媒体433は、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック、SDカード等からなる。なお、本実施形態では、ベストショット機能としてロードされる各種制御情報を独自ファイル形式で格納している場合もある。外部接続用I/F305は、USBコネクター用スロットなどからなり、パーソナルコンピュータなどと接続され、撮影した画像データの転送などに用いられる。LEDドライバ435は、制御部420による制御に従って、ストロボフラッシュ用のLED301の発光を制御する。
次に、図14は、本第2実施形態によるデジタルカメラ190において、イメージバッファ426に一時的に格納される動画データのデータ構成を示す概念図である。イメージバッファ426には、前述したように、動画撮影が開始されると、一定経過時間(例えば100msec)毎に、動画データDATA_000、DATA_001、…、DATA_150(この場合、最長15秒としている)を保持するようになっている。
B−2.第2実施形態の動作
次に、上述した第2実施形態によるデジタルカメラ190の動作(動画モード)について説明する。ここで、図15ないし図18は、本第2実施形態によるデジタルカメラ190の動作(動画モード)を説明するためのフローチャートである。また、図19(a)〜(c)は、本第2実施形態によるデジタルカメラ190の動画モードにおける表示部310の表示例を示す模式図である。
モード切換キー312により動画モードが選択されると、まず、画像取得部410、アナログ信号処理部415を起動し、図19(a)に示すプレビュー画面を表示部310に表示する(ステップS60)。プレビュー画面では、後述する撮影している映像を表示する表示領域500と、動画撮影を開始する動画ボタン501(ムービー撮影スタート/ストップキー313の操作に相当)、動画撮影を停止する停止ボタン502(撮影中のムービー撮影スタート/ストップキー313の操作)が表示される。
次に、レンズ300を介して撮像センサ416により撮影した映像を、プレビューエンジン422により間引き、D/Aコンバータ423、ドライバ424を介して、表示部310(の表示領域500)にスルー表示する(ステップS62)。次に、ムービー撮影スタート/ストップキー313の操作(録画に相当)が検出されたか否かを判断し(ステップS64)、ムービー撮影スタート/ストップキー313の操作が検出されない場合には、再度、ムービー撮影スタート/ストップキー313の操作(終了に相当)が検出されたか否かを判断する(ステップS66)。そして、ムービー撮影スタート/ストップキー313の再操作が検出されない場合には、ステップS62へ戻り、スルー表示を継続する。
一方、ムービー撮影スタート/ストップキー313の操作(録画に相当)が検出された場合には、録画タイマを起動する(ステップS68)。該録画タイマは、録画可能時間を計時するためのものであり、例えば15秒に設定されている。
次に、図19(b)に示す録画状態画面を表示部310に表示する(ステップS70)。録画状態画面では、表示領域500に現在撮影している映像が表示されるとともに、さらに、動画撮影を中止するための中止キー503(例えばメニューキー314の操作に相当)、現在撮影している動画データを消去し、新たに動画撮影を開始するためのリスタートボタン504(キャンセルキー317の操作に相当)、および録画時間505(実際には後述するステップで表示される)が表示される。
次に、録画タイマが終了したか否かを判断し(ステップS72)、終了していない場合、すなわち録画可能時間に達していない場合には、終了キーすなわちムービー撮影スタート/ストップキー313の操作(終了に相当)が検出されたか否かを判断する(ステップS74)。そして、ムービー撮影スタート/ストップキー313の操作が検出されない場合には、中止キー(メニューキー314)503の操作が検出されたか否かを判断し(ステップS76)、中止キー(メニューキー314)503の操作が検出されない場合には、リスタートボタン504(キャンセルキー317)の操作が検出されたか否かを判断する(ステップS82)。
そして、リスタートボタン504(キャンセルキー317)の操作が検出されない場合には、図19(b)に示す録画状態画面に撮影可能な残り時間を表示する(ステップS88)。次に、取り込み間隔(100msec)が経過したか否かを判断し(ステップS90)、取り込み間隔が経過していない場合には、撮影画像をイメージバッファ426にバッファリングする(ステップS92)。一方、取り込み間隔が経過した場合には、イメージバッファ426にバッファリングした撮影画像を画像メモリ431に転送する(ステップS94)。そして、いずれの場合も、ステップS74へ戻り、動画撮影を継続する。
一方、ステップS72で動画撮影中にタイマが終了した場合、あるいはステップS74で終了キー(ムービー撮影スタート/ストップキー313)502の操作が検出された場合には、図19(c)に示す録画終了状態画面を表示する(ステップS96)。録画終了画面では、録画した動画を保存するための保存ボタン(決定キー316に相当)506、録画した動画を消去する終了ボタン(キャンセルキー317に相当)507が表示される。
次に、保存ボタン(決定キー316)506の操作が検出されたか否かを判断し(ステップS98)、検出されない場合には、終了ボタン(キャンセルキー317)507の操作が検出されたか否かを判断する(ステップS100)。そして、いずれも検出されなかった場合には、ステップS98へ戻る。これに対して、保存ボタン(決定キー316)506の操作が検出されると、画像メモリ431に転送された撮影画像を、デジタル信号処理部428により画像処理するとともに、画像圧縮/伸張処理部429により圧縮符号化するなどして、画像メモリ431に保存する(ステップS102)。また、終了ボタン(キャンセルキー317)507の操作が検出された場合には、イメージバッファ426にバッファリングされた撮影画像を消去して当該処理を終了する(ステップS104)。
次に、動画撮影中にステップS76で中止キー(メニューキー314)の操作を検出した場合には、録画タイマを停止し(ステップS78)、イメージバッファ426にバッファリングしていた動画データおよび画像メモリ431に転送して保存しておいた動画データをクリアし(ステップS80)、前述したステップS60のプレビュー画面の表示へ戻る。
また、動画撮影中にステップS82でリスタートキー(キャンセルキー317)の操作が検出された場合には、イメージバッファ426にバッファリングしていた動画データおよび画像メモリ431に転送して保存しておいた動画データを消去し(ステップS84)、録画タイマを再起動し(ステップS86)、ステップS72に戻り、新たに動画撮影を継続する。
上述した第2実施形態によれば、デジタルカメラによる動画撮影途中において、キャンセルキー317(リスタート)を押下すると、それまで撮影した動画データを消去した後、動画撮影自体をそのまま継続するので、煩雑な操作なく、1つのキー操作だけで、キャンセルキー317(リスタート)の押下直後から新たに動画を撮影することができる。したがって、動画撮影途中でも容易に撮り直すことができ、所望する撮影シーンを撮り逃すことが少なくなる。
C.第3実施形態
C−1.第3実施形態の構成
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、デジタルカメラ190の外観、構成は、前述した第2実施形態と同じであるので説明を省略する。本第3実施形態では、動画撮影中に、リスタートキー(キャンセルキー317)が操作されると、その時点からN秒前までの動画を残し、該動画に続けて動画撮影を継続することを特徴としている。すなわち、リスタートキー(キャンセルキー317)が操作された時点からN秒前以前に相当するフレーム(撮影動画)を消去するようになっている。
ここで、図20(a)、(b)は、本第3実施形態によるデジタルカメラ190において、イメージバッファ426に一時的に格納される動画データのデータ構成を示す概念図である。図20(a)に示すように、イメージバッファ426には、前述したように、動画撮影が開始されると、一定経過時間(例えば100msec)毎に、動画データDATA_000、DATA_001、……、DATA_(M−N)、DATA_(M−N+1)、……、DATA_Mというように順次保持するようになっている。
そして、動画撮影中、DATA_Mをバッファリングした時点で、リスタートキー(キャンセルキー317)が操作されると、その時点からN秒前までの撮影動画データフレームDATA_(M−N)、DATA_(M−N+1)、…を残し、それ以前の撮影動画データフレームDATA_000〜DATA_(M−N)直前までを消去し、上記撮影動画データフレームDATA_(M−N)、DATA_(M−N+1)、…を削除した領域へ移動するという処理を行うようになっている。この結果、図20(b)に示すように、経過時間M−N、M−N+100、……、Mに対応して、撮影動画データフレームDATA_(M−N)、DATA_(M−N+1)、…、DATA_Mが残った状態に引き続き、次の撮影動データが保存(バッファリング)されていくことになる。
C−2.第3実施形態の動作
次に、上述した第3実施形態の動作について説明する。ここで、図21ないし図25は、本第3実施形態によるデジタルカメラ190の動作(動画モード)を説明するためのフローチャートである。
モード切換キー312により動画モードが選択されると、まず、画像取得部410、アナログ信号処理部415を起動し、図19(a)に示すプレビュー画面を表示部310に表示する(ステップS200)。次に、レンズ300を介して撮像センサ416により撮影した映像を、プレビューエンジン422により間引き、D/Aコンバータ423、ドライバ424を介して、表示部310(の表示領域500)にスルー表示する(ステップS202)。次に、ムービー撮影スタート/ストップキー313の操作(録画に相当)が検出されたか否かを判断し(ステップS204)、ムービー撮影スタート/ストップキー313の操作が検出されない場合には、再度、ムービー撮影スタート/ストップキー313の操作(終了に相当)が検出されたか否かを判断する(ステップS206)。そして、ムービー撮影スタート/ストップキー313の再操作が検出されない場合には、ステップS202へ戻り、スルー表示を継続する。
一方、ムービー撮影スタート/ストップキー313の操作(録画に相当)が検出された場合には、録画タイマを起動する(ステップS208)。次に、図19(b)に示す録画状態画面を表示部310に表示し(ステップS210)、録画タイマが終了したか否かを判断し(ステップS212)、終了していない場合、すなわち録画可能時間に達していない場合には、終了キーすなわちムービー撮影スタート/ストップキー313の操作(終了に相当)が検出されたか否かを判断する(ステップS214)。そして、ムービー撮影スタート/ストップキー313の操作が検出されない場合には、中止キー(メニューキー314)503の操作が検出されたか否かを判断し(ステップS216)、中止キー(メニューキー314)503の操作が検出されない場合には、リスタートボタン504(キャンセルキー317)の操作が検出されたか否かを判断する(ステップS222)。
そして、リスタートボタン504(キャンセルキー317)の操作が検出されない場合には、図19(b)に示す録画状態画面に撮影可能な残り時間を表示する(ステップS226)。次に、取り込み間隔(100msec)が経過したか否かを判断し(ステップS228)、取り込み間隔が経過していない場合には、撮影画像をイメージバッファ426にバッファリングする(ステップS230)。一方、取り込み間隔が経過した場合には、イメージバッファ426にバッファリングした撮影画像を画像メモリ431に転送する(ステップS232)。そして、いずれの場合も、ステップS212へ戻り、動画撮影を継続する。
一方、ステップS210で動画撮影中にタイマが終了した場合、あるいはステップS214で終了キー(ムービー撮影スタート/ストップキー313)502の操作が検出された場合には、図19(c)に示す録画終了状態画面を表示する(ステップS232)。
次に、保存ボタン(決定キー316)506の操作が検出されたか否かを判断し(ステップS234)、検出されない場合には、終了ボタン(キャンセルキー317)507の操作が検出されたか否かを判断する(ステップS236)。そして、いずれも検出されなかった場合には、ステップS234へ戻る。これに対して、保存ボタン(決定キー316)506の操作が検出されると、画像メモリ431に転送された撮影画像を、デジタル信号処理部428により画像処理するとともに、画像圧縮/伸張処理部429により圧縮符号化するなどして、画像メモリ431に保存する(ステップS238)。また、終了ボタン(キャンセルキー317)507の操作が検出された場合には、イメージバッファ426にバッファリングされた撮影画像を消去して当該処理を終了する(ステップS240)。
次に、動画撮影中にステップS216で中止キー(メニューキー314)の操作を検出した場合には、録画タイマを停止し(ステップS218)、イメージバッファ426にバッファリングしていた動画データおよび画像メモリ431に転送して保存しておいた動画データをクリアし(ステップS220)、前述したステップS200のプレビュー画面の表示へ戻る。
また、動画撮影中にステップS222でリスタートキー(キャンセルキー317)の操作が検出された場合には、取り込み間隔(100msec)が経過したか否かを判断する(ステップS242)。ここで、取り込み間隔が経過していない場合には、そのままステップS212へ戻り、引き続き動画撮影を継続する。一方、取り込み間隔が経過している場合には、0秒目〜(M−N)秒目までのフレームに相当する撮影画像データを消去し(ステップS244)、(M−N)〜M秒目までのフレームに相当する撮影画像データを、0秒目から格納し直す(ステップS246)。次に、録画タイマをN秒目(N秒経過)に変更し(ステップS248)、図19(b)に示す録画状態画面に撮影可能な残り時間を表示する(ステップS250)。その後、ステップS212へ戻り、引き続き動画撮影を継続する。
上述した第3実施形態によれば、デジタルカメラによる動画撮影途中において、キャンセルキー317(リスタート)を押下すると、その時点からN秒前までの動画データから引き続き動画撮影をそのまま継続するので、煩雑な操作なく、1つのキー操作だけで、キャンセルキー317(リスタート)の押下直後からN秒前までのフレームの動画データに続けて撮影することができる。したがって、動画撮影途中でも容易に撮り直すことができ、所望する撮影シーンを撮り逃すことが少なくなる。
尚、本第1〜3実施形態では、取り直しの際には、今まで撮影していた動画ファイルを消去するようにしたが、これを破棄扱い(一時的に予め用意された”ゴミ箱”等の特定のフォルダに転送すること)とし、その後の編集処理で一度破棄扱いとした動画ファイルを復元させるようにしても良い。
本発明の第1実施形態のカメラ付き携帯電話の外観図(開状態:正面図、側面図)である。 カメラ付き携帯電話1の構成を示すブロック図である。 システムROM132のデータ構造を示す概念図である。 RAM133のデータ構造を示す概念図である。 RAM135のデータ構造を示す概念図である。 プログラムROM136のデータ構造を示す概念図である。 ユーザメモリ149のデータ構造を示す概念図である。 本第1実施形態におけるムービーモードの処理の流れを示したフローチャートである。 本第1実施形態におけるムービーモードの処理の流れを示したフローチャートである。 ムービーモードでの動画を記録する際の動作を説明するための概念図である。 本第2実施形態によるデジタルカメラの上面側、正面側、底面側の外観構成を示す外観図である。 本第2実施形態によるデジタルカメラの背面側の外観構成を示す外観図である。 デジタルカメラ190の構成を示すブロック図である。 本第2実施形態によるデジタルカメラ190において、イメージバッファ426に一時的に格納される動画データのデータ構成を示す概念図である。 本第2実施形態によるデジタルカメラ190の動作(動画モード)を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態によるデジタルカメラ190の動作(動画モード)を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態によるデジタルカメラ190の動作(動画モード)を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態によるデジタルカメラ190の動作(動画モード)を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態によるデジタルカメラ190の動画モードにおける表示部310の表示例を示す模式図である。 本第3実施形態によるデジタルカメラ190において、イメージバッファ426に一時的に格納される動画データのデータ構成を示す概念図である。 本第3実施形態によるデジタルカメラ190の動作(動画モード)を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態によるデジタルカメラ190の動作(動画モード)を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態によるデジタルカメラ190の動作(動画モード)を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態によるデジタルカメラ190の動作(動画モード)を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態によるデジタルカメラ190の動作(動画モード)を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話(動画撮影装置)
2 蓋部
3 本体部
102 メイン表示部
104 カメラキー
105 メールキー
106 十字キー
107 決定キー(開始指示手段、操作部)
108 アドレスキー(撮り直し指示手段、操作部)
113b シャッターキー(操作部)
116 サブ表示部
118 撮像レンズ(撮像手段、撮像部)
119 フラッシュ用LED
123 アドレスデータバス処理部
130 無線送受信部
131 通信制御部
1311 通信データ処理部
132 システムROM
133 RAM
134 画像処理制御部(消去手段、制御手段)
135 RAM(記憶手段、メモリ)
136 プログラムROM
137 表示モジュール系ドライバ
139 撮像デバイス(撮像手段、撮像部)
140 カメラ内信号処理部(撮像手段)
146 外部インターフェースコントローラ
149 ユーザメモリ
150 RAM
151 DSP(撮像手段)
190 デジタルカメラ(動画撮影装置)
200 本体部
201 撮像部
300 レンズ(撮像手段、撮像部)
301 フラッシュ用のLED
303 シャッターキー
310 表示部
312 モード切換キー
313 ムービー撮影用スタート/ストップキー(開始指示手段、操作部)
314 メニューキー
315 十字キー
316 決定キー
317 キャンセルキー(撮り直し指示手段、操作部)
410 画像取得部(撮像手段、撮像部)
415 アナログ信号処理部(撮像手段、撮像部)
416 撮像センサ(撮像手段、撮像部)
417 信号増幅処理部(撮像手段、撮像部)
418 A/Dコンバータ(撮像手段、撮像部)
420 制御部(消去手段、制御手段)
422 プレビューエンジン
426 イメージバッファ
427 キー操作部(操作部)
428 デジタル信号処理部(動画作成手段)
429 画像圧縮/伸張処理部(動画作成手段)
430 プログラムメモリ
431 画像メモリ(記憶手段、メモリ)
432 カードI/F
433 外部記録媒体
435 ドライバ

Claims (4)

  1. 撮像手段と、
    動画撮影開始を指示する開始指示手段と、
    この開始指示手段によって動画の記録が指示されると、前記撮像手段による撮像データを順次圧縮処理して動画ファイルを順次作成する動画作成手段と、
    この動画作成手段によって作成された動画ファイルを順次保存する記憶手段と、
    前記動画作成手段による動画ファイル作成中に撮り直しを指示する撮り直し指示手段と、
    この撮り直し指示手段によって撮り直しが指示されると、前記開始指示手段による撮影開始より順次前記記憶手段に記憶される動画ファイルを消去する消去手段と、
    この消去手段により動画ファイルが消去されると、再び前記開始指示手段による撮影を開始させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする動画撮影装置。
  2. 前記消去手段は前記撮り直し指示手段によって撮り直しが指示されると、前記記憶手段に記憶された動画ファイルのうち撮り直し指示時点からN秒目以前のフレームを消去することを特徴とする請求項1に記載の動画撮影装置。
  3. 撮像部、メモリ、及び、操作部を備える撮影装置における動画記録方法であって、
    前記操作部の所定の操作を検出することにより動画撮影の開始を指示する開始指示ステップと、
    この開始指示ステップにて動画の記録が指示されると、前記撮像部による撮像データを順次圧縮処理して動画ファイルを順次作成する動画作成ステップと、
    この動画作成ステップにて作成された動画ファイルを前記メモリに順次保存させる記憶ステップと、
    前記動画作成ステップによる動画ファイル作成中に、前記操作部の所定の操作を検出することにより撮り直しを指示する撮り直し指示ステップと、
    この撮り直し指示ステップにて撮り直しが指示されると、前記開始指示ステップによる撮影開始より順次前記メモリに記憶される動画ファイルを消去する消去ステップと、
    この消去ステップにより動画ファイルが消去されると、再び前記開始指示ステップによる撮影を指示する制御ステップと
    からなることを特徴とする動画記録方法。
  4. 撮像部、メモリ、及び、操作部を備える動画撮影装置における動画記録プログラムであって、
    前記操作部の所定の操作を検出することにより動画撮影の開始を指示する開始指示ステップと、
    この開始指示ステップにて動画の記録が指示されると、前記撮像部による撮像データを順次圧縮処理して動画ファイルを順次作成する動画作成ステップと、
    この動画作成ステップにて作成された動画ファイルを前記メモリに順次保存させる記憶ステップと、
    前記動画作成ステップによる動画ファイル作成中に、前記操作部の所定の操作を検出することにより撮り直しを指示する撮り直し指示ステップと、
    この撮り直し指示ステップにて撮り直しが指示されると、前記開始指示ステップによる撮影開始より順次前記メモリに記憶される動画ファイルを消去する消去ステップと、
    この消去ステップにより動画ファイルが消去されると、再び前記開始指示ステップによる撮影を指示する制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする動画記録プログラム。
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