JP4565121B2 - 撮像装置および撮影プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置および撮影プログラムに関する。
従来、カメラ付き携帯電話では、写真撮影時もしくは動画撮影時に、画角の一部領域が透過色となったイラストなどの画像(以下、フレーム画像)を表示し、透過部分のみで被写体をスルー表示し、それ以外でフレーム画像を表示しつつ、シャッターボタンが操作されると、撮影した透過部分の画像とフレーム画像とを合成するフレーム撮影機能を有するものがある(例えば特許文献1参照)。
特開平11−341254号公報
ところで、近年、カメラ付き携帯電話では、高解像度のカメラ、大画面の表示部を備え、縦方向だけでの表示、撮影に加え、横方向での表示、撮影が可能となってきている。しかしながら、上記従来技術では、フレーム画像として、表示部を縦方向(もしくは横方向)だけでの表示用にしか用意されておらず、いずれか一方でしかフレーム撮影を行うことができないという欠点があった。
例えば、図15(a)に示すように、縦方向用のフレーム画像を備えている場合、横方向で撮影しようとすると、図15(b)に示すように、フレーム画像が単純に横位置になってしまう。この場合、縦方向用、横方向用のそれぞれでフレーム画像を用意すればよいが、メモリ容量を圧迫するという問題がある。
また、縦方向で使用した場合に適合する縦横比を有するフレーム画像を、横方向での使用に合わせるように縮小/拡大等の画像処理を行って流用することも考えられる。しかしながら、この場合、図15(c)に示すように、上記透過部分(斜線部分)も変形してしまうため、透過部分(斜線部分)に被写体を納めるのが難しくなったり、合成後の画像の見栄えが悪くなったりするという問題があった。
そこで本発明は、メモリ容量を圧迫することなく、縦長撮影時であっても横長撮影時であっても適切な透過部分によるフレーム撮影を行うことができる撮像装置および撮影プログラムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、被写体を撮像する撮像手段を備えた撮像装置であって、所定画像によるフレーム画像を記憶するフレーム画像記憶手段と、縦長撮影時用の透過部分を形成するための縦長マスク画像と、横長撮影時用の透過部分を形成するための横長マスク画像と、を記憶するマスク画像記憶手段と、縦長撮影か横長撮影かの撮影状態を検出する検出手段と、前記撮影状態が縦長撮影であれば、前記フレーム画像を縦長方向に展開して前記縦長マスク画像との合成により前記フレーム画像に前記縦長撮影時用の透過部分が形成された縦長フレーム画像を生成し、前記撮影状態が横長撮影であれば、前記フレーム画像を横長方向に展開して前記横長マスク画像との合成により前記フレーム画像に前記横長撮影時用の透過部分が形成された横長フレーム画像を生成する透過フレーム画像生成手段と、この生成された縦長フレーム画像あるいは横長フレーム画像の透過部分に、前記撮像手段で撮像される被写体画像を合成し、その合成された画像データを記憶する撮像画像記憶手段と、を具備することを特徴とする。
発明よれば、メモリ容量を圧迫することなく、縦長撮影時であっても横長撮影時であっても適切な透過部分によるフレーム撮影を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態による携帯電話の外観図(開状態:正面図および背面図)である。図において、携帯電話1は、蓋部2と本体部3とからなる二つ折り構造である。スピーカ101は、蓋部2の前面側に設けられており、電話モードにおける通話時には音声出力を行う。メイン表示部102は、カラー液晶であり、QVGAの解像度を有し、撮像した画像、動画やダウンロードした画像、動画を表示可能となっている。アンテナ103は、蓋部2の背面に設けられており、伸縮自在となっている。
カメラキー104は、電源オン状態におけるカメラモードへの移行、後述する撮像デバイス130、DSP129の起動を指示するためのキーである。メールキー105は、メールモードへの移行、メールプログラムのロードを指示するためのキーである。十字キー106は、カーソルの移動、フォーカス(選択)の移動、ズーム値を指示するためのキーである。決定キー107は、モード選択を決定したり、選択を決定したり、撮像を指示するためのキーである。アドレスキー108は、アドレス帳データを表示するためのキーである。ネット接続キー109は、インターネットへ接続するためのキーである。
クリアキー110は、選択などをキャンセルするためのキーである。オンフックキー111は、回線を接続するためのキーである。オフフックキー112は、電話モード/カメラモード兼用電源オフキー、電話モード立ち上げ用電源オンキー、回線を切断するためのキーである。テンキー113は、文字入力やダイアル入力を行うためのキーである。マイク114は、本体部3の下部に設けられており、通話時における音声入力を行う。
サブ表示部116は、蓋部2の背面に設けられており、携帯電話1が閉じられた状態において、日時表示や、着信報知、メール着信報知、静止画や動画撮影時の補助画面などに用いられる。撮像レンズ118は、蓋部2の背面、上記サブ表示部116の上部に設けられており、静止画や動画を撮影する。フラッシュ用LED119は、静止画や動画撮影時に点灯し、露出不足を防止する。
次に、図2は、上述した携帯電話1の構成を示すブロック図である。図において、無線送受信部130は、無線によりアンテナ103を介して音声やデータ(メールデータ)を送受し変調/復調するなど、PSK方式に基づく変復調、CDMA方式に基づく端末認証処理を含む通信処理を行う。
通信制御部131は、WWW接続制御を含む当該機器を制御する。通信データ処理部1311は、CLEP系音声復号処理回路、パケットデータ生成回路、およびパケットデータ復元回路を含み、通信プロトコルに沿ったデータ処理を行う。オーディオインターフェース1312は、通信データ処理部1311で処理される音声信号の入出力処理を行い、マイク114からの音声を入力して音声信号に変換して、音声信号をスピーカ101から出力する。
システムROM132は、主に無線通信処理全般を制御するための基本OSやプロトコルプログラムを格納するプロトコル・プログラムエリアからなる。RAM133は、通信処理に関連するドライバやワークエリアからなる。画像処理制御部134は、撮影時または再生時における動画/静止画に対する、MPEG(MPEG4)/JPEGエンコードおよびデコード処理やデジタルズームにおける画像データの撮り込み処理などを行う。特に、本第1実施形態では、フレーム画像データの変倍処理、マスク画像データに基づく透過処理、撮影画像とフレーム画像データとの合成処理などを行う。これら各種処理の詳細については区述する。
RAM135は、アプリケーションヒープ(システムリソース領域)等を有するワークエリア、ユーザデータなどを格納するバックアップエリア、ファイルシステムを格納するシステム管理エリア、キャッシュメモリエリア、その他のエリアからなる。プログラムROM136は、書き換え可能なFlash ROMで構成され、画像・イラスト・フレーム画像・フォントなどを格納するデータエリア、ユーザデータ管理データやファイルシステム管理データなどを格納するファイルシステムエリア、データやプログラムなどを格納する辞書エリア、UIプログラムエリアからなる。なお、上記フレーム画像の詳細については後述する。
表示モジュール系ドライバ137は、表示バッファを含み、サブ表示部116、メイン表示部102、フラッシュ用LED119を駆動させる。ステップモータ138は、撮像レンズ118のズーム制御を行う。撮像デバイス139は、有効画素200万画素相当のCCD、若しくはCMOSで構成され、撮像レンズ118により集束された映像をカラー画像として撮り込み、A/D変換を行ってカメラ内信号処理部140のRAM150に順次出力する。DSP151は、カメラ内信号処理部140に含まれており、撮像デバイス139にて撮り込まれ、RAM150に記憶された撮像データを読み出す。
音源IC142は、着信音などを生成する。アンプ143は、音源IC142からの音声信号を増幅し、報知スピーカ120から出力する。コネクタ144は、外部記録媒体(例えばminiSDカードなど)145を装着する。外部インターフェースコントローラ146は、USBインターフェース、18芯コネクタの両方のインターフェースを切り替え、外部機器との間でデータの送受信を制御する。ユーザメモリ149は、ダウンロードしたデータや、撮影した画像データ、動画ファイル、メールデータ、アドレス帳データなどを格納するデータエリア、リードオンリエリア、ファイルシステム管理データエリアからなる。アドレスデータバス処理部148は、通信制御部131、画像処理制御部134のアドレス制御、バスのデータの流れを制御する。状態検出部160は、ジャイロ機能などにより、表示部102が縦長状態か、あるいは横長状態のいずれの使用状態にあるかを検出する。
図3は、本第1実施形態における、上述したフレーム画像に関する情報が格納されているプログラムROM136のデータ構造を説明するための概念図である。また、図4は、上述したフレーム画像、該フレーム画像に対応するマスク画像の一例を示す模式図である。プログラムROM136には、フレーム番号1322毎に、フレーム画像データ(のファイル名)1362、該フレーム画像データに対応する縦用のマスク画像データ(のファイル名)1363および該フレーム画像データに対応する横用のマスク画像データ(のファイル名)1364が記憶されている。フレーム画像データ1362は、図4(a)に示すように、縦状態に合致する縦横比を有するサイズのカラー画像データである。縦用のマスク画像データ1363は、図4(b)に示すように、縦状態に合致する縦横比を有し、透過部分が白、それ以外が黒の2値画像であり、横用のマスク画像データ1364は、図4(c)に示すように、横状態に合致する縦横比を有し、透過部分が白、それ以外が黒の2値画像データである。
画像処理制御部134は、縦状態での撮影であるか、横状態での撮影であるかに応じてフレーム画像データ1362を展開する。具体的には、縦状態での撮影の場合には、フレーム画像データ1362をそのまま用いる一方、横状態での撮影の場合には、横状態の縦横比に合致するように、フレーム画像データ1362を拡大/縮小する。そして、縦状態の場合には、対応するマスク画像データ1363を参照して透過色を判別し、横状態の場合には、対応するマスク画像データ1364を参照して透過色を判別する。そして、透過部分のみで被写体をスルー表示するようにフレーム画像データを表示しつつ、シャッターボタン(決定キー107)が操作されると、撮影した透過部分の画像データとフレーム画像データとを合成する。この結果、フレーム画像の透過部分に撮影した画像が合成された合成画像データが得られる。
A−2.第1実施形態の動作
次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。ここで、図5および図6は、本第1実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。また、図7および図8は、本第1実施形態による携帯電話1の動作を説明するための概念図である。
カメラが起動されると、まず、フレーム画像データを選択する(ステップS10)。フレーム画像データは、フレーム画像データのサムネイル画像の一覧、もしくはフレーム画像データのファイル名の一覧などから選択することが可能となっている。フレーム画像データとして、例えば、図4(a)に示すフレーム画像データが選択されると、状態検出部160による検出結果に従って、表示部102の表示方向を判断する(ステップS12)。
そして、表示部102の表示方向が縦状態である場合には、選択されたフレーム画像データを縦方向に展開し(ステップS14)、選択されたフレーム画像データに対応するマスク画像(縦用)データ、例えば図4(b)に示すマスク画像(縦用)を読み出す(ステップS16)。なお、本第1実施形態では、フレーム画像データとして表示部102が縦方向で使用される場合に適合するような縦横比のものを予め用意しているので、この場合、選択されたフレーム画像データをそのまま使用することになる。
一方、表示部102の表示方向が横状態にある場合には、選択されたフレーム画像データを横方向に展開し(ステップS18)、選択されたフレーム画像データに対応するマスク画像(横用)データ、例えば図4(b)に示すマスク画像(横用)を読み出す(ステップS20)。
いずれの場合においても、次に、マスク画像(縦用または横用)データに従って、透過色を判別する(ステップS22)。この場合、白が透過色である。そして、透過色に従って、表示部102にフレーム画像データを表示し(ステップS24)、透過部分に被写体のスルー画像を表示する(ステップS26)。
この様子を図7および図8を参照して説明する。表示部102が縦方向の場合には、図7(a)に示すフレーム画像に対して、図7(b)に示すマスク画像(縦用)データが読み出される。そして、マスク画像(縦用)データの透過色に従って、図7(c)に示すように、透過部分(斜線部分)に被写体のスルー画像を表示する。一方、表示部102が横方向の場合には、図8(a)に示すフレーム画像データを、図8(b)に示すように、横方向に展開(拡大/縮小)し、図8(c)に示すマスク画像(横用)データが読み出される。そして、マスク画像(横用)データの透過色に従って、図8(d)に示すように、透過部分(斜線部分)に被写体のスルー画像を表示する。
次に、ズーム操作が行われたか否かを判断する(ステップS28)。ユーザは、図7(c)または図8(d)に示すフレーム画像において、透過部分(斜線部分)に被写体(の顔)が入るように、ズーム操作やカメラと被写体との位置関係を調整する。ここで、ズーム操作が行われた場合には、ズーム駆動して入力画像を表示部102に表示する(ステップS30)。そして、ズーム操作が行われない場合、ズーム操作が行われた場合のいずれにおいても、シャッターボタン(決定キー107)が半押しされたか否かを判断し(ステップS32)、シャッターボタン(決定キー107)の半押しがされていない場合には、ステップS26へ戻り、透過部分(斜線部分)への被写体のスルー画像表示、ズーム操作の検出を繰り返す。
一方、シャッターボタン(決定キー107)が半押しされると、被写体にピントを合わせる合焦処理(フォーカシング)を行い、入力画像を表示部102の透過部分(斜線部分)へのスルー表示を行う(ステップS34)。次に、シャッターボタン(決定キー107)が全押しされたか否かを判断し(ステップS36)、全押しされなければ、ステップS32へ戻り、全押しされるまで待機する。一方、シャッターボタン(決定キー107)が全押しされると、露出/シャッター速度/フラッシュ発光等を自動制御して撮影し(ステップS38)、撮影した画像データをRAM150に記録し(ステップS40)、フレーム画像データと撮影した画像データとを合成して表示部102に表示する(ステップS42)。
次に、合成した画像データを記録するか否かをユーザに確認し(ステップS44)、ユーザが記録しないことを指示した場合には、バッファメモリ(RAM150等)をクリアし、ステップS12へ戻り、上述した処理を繰り返す。一方、ユーザが記録することを指示した場合には、合成した画像データを符号化/変換/圧縮処理し(ステップS48)、該合成した画像データをユーザメモリ(または外部記録媒体145)149に記録する(ステップS50)。
本第1実施形態によれば、表示部102を縦状態にした場合は当然、横状態にした場合においても、フレーム画像を横方向に展開しても透過部分(斜線部分)が変形しないため、縦方向と同様に透過部分(斜線部分)に容易に被写体を納めることができる。また、マスク画像は2値データであるのでメモリ容量を圧迫することもない。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。上述した第1実施形態では、縦用、横用それぞれのマスク画像データ(2値データ)を用意したが、本第2実施形態では、マスク画像データを用いずに、フレーム画像データの拡大/縮小を制御することで、被写体画像を透過させる透過部分を変形させないようにしたことを特徴とする。
B−1.第2実施形態の構成
まず、第2実施形態の構成について説明する。なお、第2実施形態による携帯電話の外観、構成は、図1または図2と同様であるので、異なる部分についてのみ説明する。ここで、図9は、本第2実施形態における、フレーム画像に関する情報が格納されているプログラムROM136のデータ構造を説明するための概念図である。また、図10は、上述したフレーム画像に関する情報の一例を示す模式図である。
プログラムROM136には、フレーム番号1322毎に、フレーム画像データ(のファイル名)1362、該フレーム画像データに対応する縦用のマスク画像データ(のファイル名)1363および該フレーム画像データ内における透過部分の座標1366が記憶されている。フレーム画像データ1362は、図10(a)に示すように、縦状態に合致する縦横比を有するサイズのカラー画像データである。該フレーム画像データ内における透過部分の座標1366は、図10(b)に示すように、フレーム画像データ内における透過部分の位置および大きさを表す。
画像処理制御部134は、縦状態での撮影であるか、横状態での撮影であるかに応じてフレーム画像データ1362を展開する。具体的には、縦状態での撮影の場合には、フレーム画像データ1362をそのまま用いる。一方、横状態での撮影の場合には、横状態の縦横比に合致するように、フレーム画像データ1362を拡大/縮小する。このとき、フレーム画像データ1362に対応する透過部分の座標に従って、透過部分については拡大も縮小も施さず、それ以外の領域についてのみ拡大/縮小を行う。この結果、透過部分については、縦状態であっても、横状態であっても、その大きさはほぼ変化しない。そして、透過部分のみで被写体をスルー表示するようにフレーム画像データを表示しつつ、シャッターボタン(決定キー107)が操作されると、撮影した透過部分の画像データとフレーム画像データとを合成することにより、フレーム画像の透過部分に撮影した画像が合成された合成画像データが得られるようになっている。
B−2.第2実施形態の動作
次に、上述した第2実施形態の動作について説明する。ここで、図11および図12は、本第2実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。また、図13および図14は、本第2実施形態による携帯電話1の動作を説明するための概念図である。
カメラが起動されると、まず、フレーム画像データを選択する(ステップS60)。フレーム画像データとして、例えば、図10(a)に示すフレーム画像データが選択されると、状態検出部160による検出結果に従って、表示部102の表示方向を判断する(ステップS62)。そして、表示部102の表示方向が縦状態である場合には、選択されたフレーム画像データを縦方向に展開する(ステップS64)。なお、本第2実施形態では、上述した第1実施形態と同様に、フレーム画像データとして表示部102が縦方向で使用される場合に適合するような縦横比のものを予め用意しているので、この場合、選択されたフレーム画像データをそのまま使用することになる。
一方、表示部102の表示方向が横状態にある場合には、選択されたフレーム画像データを横方向に展開する(ステップS66)。このとき、フレーム画像データに対応する透過部分の座標に従って、透過部分については拡大も縮小も施さず、それ以外の領域についてのみ拡大/縮小を行う。したがって、透過部分については、横状態であっても、その大きさはほぼ変化しない。
いずれの場合においても、次に、フレーム画像における透過色を判別する(ステップS68)。この場合、白が透過色である。そして、透過色に従って、表示部102にフレーム画像データを表示し(ステップS70)、透過部分に被写体のスルー画像を表示する(ステップS72)。
この様子を図13および図14を参照して説明する。表示部102が縦方向の場合には、図13(a)に示すフレーム画像データの透過色に従って、図13(b)に示すように、透過部分(斜線部分)に被写体のスルー画像を表示する。一方、表示部102が横方向の場合には、図14(a)に示すように、フレーム画像データを、図14(a)に示すように、透過部分以外について、縦方向に縮小する一方、横方向に拡大することにより、図14(b)に示すフレーム画像を取得する。ちなみに、従来技術では、単純に拡大/縮小するので、図14(c)に示すように透過部分も変形することになる。そして、フレーム画像データの透過色に従って、透過部分(斜線部分)に被写体のスルー画像を表示する。
次に、ズーム操作が行われたか否かを判断する(ステップS74)。ユーザは、図13(b)または図14(b)に示すフレーム画像において、透過部分(斜線部分)に被写体(の顔)が入るように、ズーム操作やカメラと被写体との位置関係を調整する。ここで、ズーム操作が行われた場合には、ズーム駆動して入力画像を表示部102に表示する(ステップS76)。そして、ズーム操作が行われない場合、ズーム操作が行われた場合のいずれにおいても、シャッターボタン(決定キー107)が半押しされたか否かを判断し(ステップS78)、シャッターボタン(決定キー107)の半押しがされていない場合には、ステップS72へ戻り、透過部分(斜線部分)への被写体のスルー画像表示、ズーム操作の検出を繰り返す。
一方、シャッターボタン(決定キー107)が半押しされると、被写体にピントを合わせる合焦処理(フォーカシング)を行い、入力画像を表示部102の透過部分(斜線部分)へのスルー表示を行う(ステップS80)。次に、シャッターボタン(決定キー107)が全押しされたか否かを判断し(ステップS82)、全押しされなければ、ステップS78へ戻り、全押しされるまで待機する。一方、シャッターボタン(決定キー107)が全押しされると、露出/シャッター速度/フラッシュ発光等を自動制御して撮影し(ステップS84)、撮影した画像データをRAM150に記録し(ステップS86)、フレーム画像データと撮影した画像データとを合成して表示部102に表示する(ステップS88)。
次に、合成した画像データを記録するか否かをユーザに確認し(ステップS90)、ユーザが記録しないことを指示した場合には、バッファメモリ(RAM150等)をクリアし、ステップS62ヘへ戻り、上述した処理を繰り返す。一方、ユーザが記録することを指示した場合には、合成した画像データを符号化/変換/圧縮処理し(ステップS94)、該合成した画像データをユーザメモリ(または外部記録媒体145)149に記録する(ステップS96)。
本第2実施形態によれば、表示部102を縦状態にした場合には当然、横状態にした場合においても、フレーム画像を横方向に展開しても透過部分(斜線部分)が変形しないため、縦方向と同様に透過部分(斜線部分)に容易に被写体を納めることができる。また、フレーム画像データのみを用意すればよいのでメモリ容量を圧迫することもない。
C.第3実施形態
上述した第2実施形態では、透過部分の座標(位置とその大きさを含む)に基づいて、該透過部分を拡縮することなく、フレーム画像データを変倍するようにしたが、上記透過部分の座標(位置とその大きさを含む)に加えて形状情報を記憶しておき上記座標および形状情報に従って、透過部分であることを表す色、すなわち白色で変倍後のフレーム画像データ上を塗り潰すことにより、透過部分を有するフレーム画像データを生成するようにしてもよい。この場合も、第2実施形態と同様に、フレーム画像を横方向に展開しても透過部分(斜線部分)が変形しないため、縦方向と同様に透過部分(斜線部分)に容易に被写体を納めることができる。また、フレーム画像データのみを用意すればよいのでメモリ容量を圧迫することもない。
なお、上述した第1ないし第3実施形態においては、1つのフレーム画像について飲み説明したが、透過部分がその他の形状を有する、如何なるフレーム画像であっても適用可能であり、上述した第1、第2実施形態と同様の効果が得られることは言うまでもない。
本発明の実施形態による携帯電話の外観図(開状態:正面図および背面図)である。 上述した携帯電話1の構成を示すブロック図である。 本第1実施形態における、上述したフレーム画像に関する情報が格納されているプログラムROM136のデータ構造を説明するための概念図である。 上述したフレーム画像、該フレーム画像に対応するマスク画像の一例を示す模式図である。 本第1実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態による携帯電話1の動作(縦状態)を説明するための概念図である。 本第1実施形態による携帯電話1の動作(横状態)を説明するための概念図である。 本第2実施形態における、フレーム画像に関する情報が格納されているプログラムROM136のデータ構造を説明するための概念図である。 上述したフレーム画像に関する情報の一例を示す模式図である。 本第2実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態による携帯電話1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態による携帯電話1の動作(縦状態)を説明するための概念図である。 本第2実施形態による携帯電話1の動作(横状態)を説明するための概念図である。 従来技術によるフレーム撮影の課題を説明するための模式図である。
符号の説明
1 携帯電話(撮像装置)
2 蓋部
3 本体部
101 スピーカ
102 メイン表示部(表示手段)
103 アンテナ
104 カメラキー
105 メールキー
106 十字キー
107 決定キー
108 アドレスキー
109 ネット接続キー
110 クリアキー
111 オンフックキー
112 オフフックキー
113 テンキー
114 マイク
116 サブ表示部
118 撮像レンズ(撮像手段)
119 フラッシュ用LED
130 無線送受信部
131 通信制御部
1311 通信データ処理部
1312 オーディオインターフェース
132 システムROM
133 RAM
134 画像処理制御部(変形手段、表示制御手段、合成手段)
1341 カメラ・インターフェース
135 RAM(第2の記憶手段)
136 プログラムROM(第1の記憶手段)
137 表示モジュール系ドライバ
138 ステップモータ
139 撮像デバイス(撮像手段)
140 カメラ内信号処理部(撮像手段)
142 音源IC
143 アンプ
144 コネクタ
145 外部記録媒体
146 外部インターフェースコントローラ
148 アドレスデータバス処理部
149 ユーザメモリ
150 RAM
151 DSP(撮像手段)
160 状態検出部(状態検出手段)

Claims (2)

  1. 被写体を撮像する撮像手段を備えた撮像装置であって、
    所定画像によるフレーム画像を記憶するフレーム画像記憶手段と、
    縦長撮影時用の透過部分を形成するための縦長マスク画像と、横長撮影時用の透過部分を形成するための横長マスク画像と、を記憶するマスク画像記憶手段と、
    縦長撮影か横長撮影かの撮影状態を検出する検出手段と、
    前記撮影状態が縦長撮影であれば、前記フレーム画像を縦長方向に展開して前記縦長マスク画像との合成により前記フレーム画像に前記縦長撮影時用の透過部分が形成された縦長フレーム画像を生成し、前記撮影状態が横長撮影であれば、前記フレーム画像を横長方向に展開して前記横長マスク画像との合成により前記フレーム画像に前記横長撮影時用の透過部分が形成された横長フレーム画像を生成する透過フレーム画像生成手段と、
    この生成された縦長フレーム画像あるいは横長フレーム画像の透過部分に、前記撮像手段で撮像される被写体画像を合成し、その合成された画像データを記憶する撮像画像記憶手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体を撮像する撮像手段を備えたコンピュータに、
    所定画像によるフレーム画像を記憶する記憶ステップと、
    縦長撮影時用の透過部分を形成するための縦長マスク画像と、横長撮影時用の透過部分を形成するための横長マスク画像と、を記憶する記憶ステップと、
    縦長撮影か横長撮影かの撮影状態を検出する検出ステップと、
    前記撮影状態が縦長撮影であれば、前記フレーム画像を縦長方向に展開して前記縦長マスク画像との合成により前記フレーム画像に前記縦長撮影時用の透過部分が形成された縦長フレーム画像を生成し、前記撮影状態が横長撮影であれば、前記フレーム画像を横長方向に展開して前記横長マスク画像との合成により前記フレーム画像に前記横長撮影時用の透過部分が形成された横長フレーム画像を生成する生成ステップと、
    この生成された縦長フレーム画像あるいは横長フレーム画像の透過部分に、前記撮像手段で撮像される被写体画像を合成し、その合成された画像データを記憶する記憶ステップと、
    を実行させることを特徴とする撮影プログラム。
JP2005050509A 2005-02-25 2005-02-25 撮像装置および撮影プログラム Expired - Fee Related JP4565121B2 (ja)

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