JP2005317303A - 車両用スイッチ装置 - Google Patents

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直孝 濱田
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Abstract

【課題】操作性や見栄えが良いスイッチ装置を提供する。
【解決手段】車両用スイッチ装置は、一方の軸端が自動車室内に接続される棒状のスイッチ筐体14と、スイッチ筐体14に設置される複数のスイッチ操作部16と、スイッチ操作部16のスイッチング操作に応じた操作状態を表示するための操作状態表示部とから構成されている。スイッチ筐体14は、自動車室内に接続される軸端とは別端に一つのスイッチ操作部16aを有するとともに、その胴体側面には、四つのスイッチ操作部16b,16c,16d,16eを有している。スイッチ筐体14の胴体部分には手の握り形状に対応した窪み部22が設けられており、フィット感を向上させている。さらに、操作状態表示部は複数のスイッチ操作部16の設置位置に対応したレイアウトで構成されており、表示部を見るだけで直感的なブラインドタッチの操作ができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用スイッチ装置に関し、特に、操作性や見栄えを向上させた車両用スイッチ装置に関するものである。
例えば、自動車等の車両には空調機器やオーディオ機器等たくさんの操作装置が設置されている。これらの操作装置の操作手段には、インストルメントパネルやセンターコンソール上に設置された操作パネルを用いることが一般的であり、この操作パネル上に配置された操作ボタンや操作ダイヤルを、操作者(主として車両ドライバー)自らが目視確認し、手を伸ばして指で操作することを前提とするものであった。
一方、スイッチ装置の中には、いわゆるスティックタイプの握りレバーに複数のプッシュボタンを設け、プッシュボタンとそれを操作する指との対応をある程度考慮し、操作性を向上させようとするものがいくつか提案されている(例えば、下記特許文献1および2参照)。
しかし、下記特許文献1に記載されている発明の場合、操作するプッシュボタンとこのプッシュボタンの操作状態を表示するための表示部が同じ場所に設けられているので、操作性が悪いとともに見栄えも悪く、高級感に乏しいという欠点があった。
また、下記特許文献2に記載されている発明の場合は、操作手段と表示部が離れており、さらに、指とボタンとの対応がある程度考慮された設計となっているものの、操作内容とプッシュボタンの配置に強い関連性がないために直感的な操作ができず、操作に慣れるまでに時間がかかってしまうという問題があった。
そこで、これらの問題を解決する一つの手段として、例えば、下記特許文献3に記載のような発明が存在している。かかる発明によれば、下記特許文献2に記載されている発明の場合と同様に、表示部から離れた位置にスイッチを設けることができるので、表示部の見栄えを悪化させることもなく、またスイッチの配置と表示部とを関連づけているので、表示部を見るだけで直感的なブラインドタッチの操作が可能となる。
特開平11−161422号公報 特開2002−229657号公報 特開2000−276976号公報
しかしながら、上記特許文献3に記載の発明は、掌を置く部分があるために大きな設置スペースを必要とするものである。したがって、例えば、車両室内のような比較的狭い空間では設置場所が限られてしまうので、設計上および操作上問題がある。
また、人の手は、指に力を入れなければ自然に軽く握った状態となるので、上記特許文献3に記載の発明のようにマウスタイプの外郭形状を有するスイッチの場合には、誤ってスイッチを押してしまわないように、常にある程度指を広げるように意識しなければならないという問題も存在している。
本発明は、上記のような問題を解決するために成されたものであって、限られたスペースであっても設置可能であり、しかも操作性や見栄えが良いスイッチ装置を提供するものである。
本発明に係る車両用スイッチ装置は、車両に接続されるスイッチ筐体と、前記スイッチ筐体に配設される複数のスイッチ操作部と、を有する装置であって、前記複数のスイッチ操作部は、操作者が前記スイッチ筐体を把持したときの指位置に対応した場所に配設されており、さらに、前記スイッチ筐体は、操作者が前記複数のスイッチ操作部をスイッチング操作するために前記スイッチ筐体を把持したときの手の握り形状に対応した外郭形状を有していることを特徴とする。
本発明に係る別の車両用スイッチ装置は、一方の軸端が車両に接続される棒状のスイッチ筐体と、前記スイッチ筐体に設置される複数のスイッチ操作部と、を有する装置であって、前記複数のスイッチ操作部は、操作者の親指によってスイッチング操作を受けるために、前記スイッチ筐体の車両に接続される軸端とは別端に設置される親指用スイッチ操作部と、親指以外の四指によって操作を受けるために、前記スイッチ筐体の胴体側面に少なくとも1つ設置される四指用スイッチ操作部と、から構成されることを特徴とする。
また、本発明に係る別の車両用スイッチ装置において、前記スイッチ筐体は、操作者が前記複数のスイッチ操作部をスイッチング操作するために前記スイッチ筐体を把持したときの手の握り形状に対応した外郭形状を有していることが好適である。
このような、本発明に係る別の車両用スイッチ装置において、前記スイッチ筐体は、その軸線方向が略垂直方向となるように車両に接続されていることとすることができる。
また一方で、本発明に係る別の車両用スイッチ装置において、前記スイッチ筐体は、その軸線方向が略水平方向となるように車両に接続されていることとすることも可能である。
以上のような本発明に係る車両用スイッチ装置は、前記複数のスイッチ操作部のスイッチング操作に応じた操作状態を表示するための操作状態表示部を有しており、かかる操作状態表示部は、前記複数のスイッチ操作部の設置位置に対応したレイアウトで構成されていることとすることが好適である。
また、本発明に係る車両用スイッチ装置において、前記スイッチ筐体は、傾動自在又は回動自在に車両に接続されていることとすることが可能である。
なお上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
本発明によれば、限られたスペースであっても設置可能で、しかも操作性や見栄えが良いスイッチ装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
[第1の実施形態]
本実施形態に係る車両用スイッチ装置は、例えば、図1において示すような、自動車の運転席隣にあるシフトノブ10設置位置からセンターコンソールパネル12にかけての場所に設置することが可能である。なお、本実施形態では、車両用スイッチ装置を構成するスイッチ筐体が、その軸線方向を略水平方向となるように自動車室内に接続されている場合を例示している。以下、本実施形態に係る車両用スイッチ装置について、具体的に説明する。
本実施形態に係る車両用スイッチ装置は、一方の軸端が自動車室内に接続される棒状のスイッチ筐体14と、このスイッチ筐体14に設置される複数のスイッチ操作部16と、複数のスイッチ操作部16のスイッチング操作に応じた操作状態を表示するための操作状態表示部18とから構成されている。
操作者のスイッチング操作作用部となるスイッチ筐体14と複数のスイッチ操作部16は、図2に示すような構造を有している。図2は、スイッチ筐体14および複数のスイッチ操作部16の概略構成を説明するための図であり、図2中(a)は上面外観を、図2中(b)は縦断面を、図2中(c)は側面外観を示す図である。
スイッチ筐体14は、自動車室内に接続される軸端とは別端に一つのスイッチ操作部16aを有するとともに、その胴体側面には、四つのスイッチ操作部16b,16c,16d,16eを有している。図2からも明らかな通り、スイッチ筐体14は、操作者の手20がスイッチ筐体14を握りしめたときに、ちょうど親指20aの場所に軸端のスイッチ操作部16aが位置するように設計されている。また、四つのスイッチ操作部16b,16c,16d,16eは、それぞれが人差し指20b、中指20c、薬指20d、小指20eに対応した位置に設置されている。なお、親指20a以外の四指用スイッチ操作部16b,16c,16d,16eについては、全てのスイッチ操作部を設置する必要はなく、必要に応じてその設置個数を設定すればよい。
さらに、スイッチ筐体14は、操作者が複数のスイッチ操作部16をスイッチング操作するためにスイッチ筐体14を把持したときの、手の握り形状に対応した外郭形状を有している。すなわち、図2(a)において示すように、スイッチ筐体14の胴体部分に手の握り形状に対応した窪み部22を設けることにより、操作者のスイッチ筐体14に対するフィット感を向上させることができるのである。
また、自動車室内に接続されるスイッチ筐体14は、傾動自在又は回動自在に接続されていることとすることが好適である。このような構成とすることによって、操作性を向上させるとともに、操作しないときには運転の邪魔にならず、見栄えも良くできるからである。
このようなスイッチ筐体14に設置される複数のスイッチ操作部16については、あらゆるスイッチ構造を採用することが可能である。例えば、親指用のスイッチ操作部16aであれば、プッシュタイプやプッシュプルタイプ、シーソータイプ、ダイヤルタイプ、可撓タイプのスイッチ構造だけでなく、ジョイスティックタイプやこれらを組み合わせたタイプのスイッチ構造を採用することが可能である。一方、四指用スイッチ操作部16b,16c,16d,16eは、プッシュタイプやプッシュプルタイプ、シーソータイプ、可撓タイプ等のスイッチ構造を採用することが好適である。
また、複数のスイッチ操作部16のそれぞれは、操作を受ける指の強さに合わせたものを採用すれば良く、スイッチのストロークやクリック感などは、それぞれに好適なものを採用すればよい。
なお、複数のスイッチ操作部16は、図示しないオン又はオフ状態ホールド回路と接続し、スイッチの反転保持を行うことによってオンオフの切り替えを行うこととしても良いし、複数のスイッチ操作部16自身がスイッチの反転保持機構を備える構造としても良い。
続いて、複数のスイッチ操作部16のスイッチング操作に応じた操作状態を表示するための操作状態表示部18について説明する。図3および図4は、操作状態表示部18の構成を例示する図である。かかる操作状態表示部18は、複数のスイッチ操作部16の設置位置に対応したレイアウトで構成されていることを特徴としている。このようなレイアウトを採用することによって、スイッチ操作部16の配置と操作状態表示部18のレイアウトが強く関連づけられるので、表示部を見るだけで直感的なブラインドタッチの操作が可能となるのである。
なお、以下の説明では、図3および図4に示す操作状態表示部18に対応する複数のスイッチ操作部16として、親指用スイッチ操作部16aには4方向の傾倒スイッチを、四指用スイッチ操作部16b,16c,16d,16eにはプッシュタイプのスイッチを採用した場合を例示して説明する。
図3で示す操作状態表示部18はデュアルオートエアコンの表示部を例示するものであり、右端に表示される温度表示部30とファン強度表示部31は、4方向の傾倒スイッチが採用された親指用スイッチ操作部16aによって操作できるようになっている。これらの操作は、各表示部30,31に描かれた矢印に従って行えば良く、温度表示部30の矢印Aに従って4方向の傾倒スイッチを上下に移動させると温度のアップ・ダウンが操作できる。一方、ファン強度表示部31の矢印Bに従って4方向の傾倒スイッチを左右に移動させるとファン強度のアップ・ダウンが操作できる。
その他のAUTO−OFF表示部32や送風方向選択表示部33などの操作については、操作状態表示部18の右側から順番に人差し指スイッチ操作部16b,中指スイッチ操作部16c,薬指スイッチ操作部16d,小指スイッチ操作部16eを用いて操作を行うようにすればよい。
図4において例示する操作状態表示部18はマニュアルエアコンの表示部を例示するものであり、この場合は温度表示部40が赤色から青色までの間の色に変化するようになっている。すなわち、温度表示部40の矢印Cに従って4方向の傾倒スイッチを上下に移動させると温度のアップ・ダウンが操作できる。一方、ファン強度表示部41の矢印Dに従って4方向の傾倒スイッチを左右に移動させるとファン強度のアップ・ダウンが操作できる。その他の操作については、図3の場合と同様である。
[第2の実施形態]
上述した第1の実施形態に係る車両用スイッチ装置では、スイッチ筐体が、その軸線方向を略水平方向となるように自動車室内に接続されている場合を例示して説明した。一方、本実施形態では、スイッチ筐体が、その軸線方向を略垂直方向となるように自動車室内に接続されている場合を例示して説明する。
図5には、本実施形態に係る車両用スイッチ装置の設置例が示されており、自動車の運転席隣にあるシフトノブ10設置位置からセンターコンソールパネル12にかけての場所に、スイッチ筐体14がその軸線方向を略垂直方向となるように自動車室内に接続されている様子が示されている。なお、前述した第1の実施形態と同一又は類似の部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図6は、本実施形態に係るスイッチ筐体14と複数のスイッチ操作部16の概略構成を示す図であり、図6中(a)は上面外観を、図6中(b)は縦断面を示す図である。図6において示されるスイッチ筐体14および複数のスイッチ操作部16は、図2において説明した第1の実施形態に係るスイッチ筐体14および複数のスイッチ操作部16とほぼ同様の形態を有している。
図6に示すスイッチ筐体14および複数のスイッチ操作部16における特徴点としては、スイッチ筐体14の一部分に段差形状60を設けたことが挙げられる。この段差形状60は、ちょうど小指用スイッチ操作部16eの直下に位置しており、段差形状60を用いることによって小指20eの位置決めを行うことができるようになっている。したがって、操作者は四指用スイッチ操作部16b,16c,16d,16eそれぞれに対応して直感的に指を配置することができるので、スイッチ装置の操作性を向上することができるのである。
続いて、図7を用いて、上述した図6に示すスイッチ筐体14および複数のスイッチ操作部16の好適な変形例を示す。図7は、本実施形態に係る別のスイッチ筐体14および複数のスイッチ操作部16の概略構成を示す図であり、図7中(a)は上面外観を、図7中(b)は縦断面を示す図である。
図7に示すスイッチ筐体14および複数のスイッチ操作部16における特徴点として、スイッチ筐体14のスイッチ操作部16設置位置とは反対側の側面を平面形状70としたことが挙げられる。このような平面形状70を採用することによって、操作者がスイッチ筐体14を握りしめたとき、ちょうど掌の平面部分が平面形状70に当たり、平面形状70の端にあるコーナー部71が掌と指の関節部分に当たるので、操作者は好適なフィット感をえることができるのである。
さらに別の実施形態として、図8に示すように、スイッチ筐体14の上部に張り出し形状80を設けることも好適である。図8は、本実施形態に係るさらに別のスイッチ筐体14および複数のスイッチ操作部16の概略構成を示す図であり、図8中(a)は上面外観を、図8中(b)は縦断面を示す図である。
この張り出し形状80は、親指20aの付け根を支えることによって親指20aの位置決めを助け、さらに、親指用スイッチ操作部16aの後方側面を覆うことによって高級感の向上にも寄与するものである。
以上のような本実施形態に係るスイッチ筐体14および複数のスイッチ操作部16に対応する操作状態表示部18について、図9、図10および図11を用いて説明する。図9、図10および図11は、操作状態表示部18の構成を例示する図である。かかる操作状態表示部18は、第1の実施形態で示した操作状態表示部18と同様に、複数のスイッチ操作部16の設置位置に対応したレイアウトで構成されていることを特徴としている。このようなレイアウトを採用することによって、複数のスイッチ操作部16の配置と操作状態表示部18のレイアウトが強く関連づけられるので、表示部を見るだけで直感的なブラインドタッチの操作が可能となるのである。
なお、本実施形態の説明においても、図9、図10および図11に示す操作状態表示部18に対応する複数のスイッチ操作部16として、親指用スイッチ操作部16aには4方向の傾倒スイッチを、四指用スイッチ操作部16b,16c,16d,16eにはプッシュタイプのスイッチを採用した場合を例示して説明する。
図9で示す操作状態表示部18はデュアルオートエアコンの表示部を例示するものであり、上端側から表示される温度表示部30とファン強度表示部31は、4方向の傾倒スイッチが採用された親指用スイッチ操作部16aによって操作できるようになっている。これらの操作は、各表示部30,31に描かれた矢印に従って行えば良く、温度表示部30の矢印Eに従って4方向の傾倒スイッチを前後に移動させると温度のアップ・ダウンが操作できる。一方、ファン強度表示部31の矢印Fに従って4方向の傾倒スイッチを左右に移動させるとファン強度のアップ・ダウンが操作できる。
その他のAUTO−OFF表示部32や送風方向選択表示部33などの操作については、操作状態表示部18の上側から順番に人差し指スイッチ操作部16b,中指スイッチ操作部16c,薬指スイッチ操作部16d,小指スイッチ操作部16eを用いて操作を行うようにすればよい。
図10において例示する操作状態表示部18はパッセンジャー側に設置されるデュアルオートエアコンの表示部を例示するものであり、かかる表示部に設置される温度表示部30は、4方向の傾倒スイッチが採用された親指用スイッチ操作部16aによって操作できるようになっている。この温度表示部30についても図9の場合と同様の操作方法によって操作可能となっており、温度表示部30の矢印Gに従って4方向の傾倒スイッチを前後に移動させると温度のアップ・ダウンが操作できるようになっている。
図11において例示する操作状態表示部18はマニュアルエアコンの表示部を例示するものであり、この場合は温度表示部40が赤色から青色までの間の色に変化するようになっている。すなわち、温度表示部40の矢印Hに従って4方向の傾倒スイッチを前後に移動させると温度のアップ・ダウンが操作できる。一方、ファン強度表示部41の矢印Jに従って4方向の傾倒スイッチを左右に移動させるとファン強度のアップ・ダウンが操作できる。その他の操作については、図9および図10の場合と同様である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。すなわち、本実施形態では、エアコン表示を行う場合を例示して説明を行ったが、例えば、カーナビゲーションシステムやオーディオ機器等のディスプレイ操作に本実施形態に係る車両用スイッチ装置を用いることも可能である。また、本実施形態では、エアコン表示という単一の機器を操作する場合を例示して説明したが、切り替え装置を設けておき、複数の機器(例えば、エアコン、オーディオ、カーナビゲーションシステムなど)の操作を行うことも可能である。
さらに、本実施形態では、自動車の運転席隣にあるシフトノブ10設置位置からセンターコンソールパネル12にかけての場所に車両用スイッチ装置を設置した場合を例示して説明したが、センターコンソール、センタークラスタのサイド部、ドライバと逆側のステアリング前方、リアコンソール、センターサイドのアームレスト、ドア側インパネ、ドアトリム、ルーフなどの位置に設置することも可能である。
車両用スイッチ装置の具体的な設置例について図面を用いて説明すると、図12に示すように、座席のセンターサイドに設置されるアームレストをスイッチ筐体14とし、操作者の手20の移動量を最小限とする構成を採ることが可能である。
また、図13Aおよび図13Bに示すように、スイッチ筐体14をセンターコンソールに斜めに傾けた状態で取り付けることが可能である。この様にすることによって操作者は自然な状態でスイッチ筐体14を把持することができるので、操作性の向上を図ることができる。
さらに、これまでスイッチ筐体14は、手の握りを考慮したスティック形状のものを例示して説明したが、図14Aおよび図14Bに示すように、矩形のスイッチ筐体14を採用することも可能である。図14Aから明らかな通り、矩形のスイッチ筐体であっても、センターコンソールに斜めに傾けた状態で取り付けるとともに複数のスイッチ操作部16の配置を工夫することによって、操作性が良く、見栄えの良い車両用スイッチ装置を実現することができる。
またさらに別の実施形態として、図15Aおよび図15Bに示すように、センターコンソールに形成した溝によってスイッチ筐体14を構成することも可能である。この様な構成であれば、スイッチ筐体14の上面はセンターコンソールと面一になるので、見栄えの良いすっきりとした外観を有する車両用スイッチ装置を実現することが可能である。
さらにまた、図16Aおよび図16Bに示すように、センターコンソールボックスの前面にスイッチ筐体14を配置することも可能である。この様な構成でも、操作者が自然な状態でスイッチ筐体14を把持することが可能となるので、操作性の向上を図ることができる。また、センターコンソールボックスの前面にスイッチ筐体14を配置することによってスイッチ筐体14や複数のスイッチ操作部16がまとまりよく収まるので、見栄えの向上にも寄与することができる。
なお、上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。例えば、複数のスイッチ操作部16については、単純なスイッチだけではなく、スイッチ操作部16に一定の圧力を加えると対応する表示部が点滅(あるいは輝度変化、色変化)し、さらに圧力を加えるとスイッチング動作を行うようにしても良い。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
第1の実施形態に係る車両用スイッチ装置の設置例を示す図である。 第1の実施形態に係るスイッチ筐体および複数のスイッチ操作部の概略構成を説明するための図であり、(a)は上面外観を、(b)は縦断面を、(c)は側面外観を示す図である。 第1の実施形態に係る操作状態表示部の構成を例示する図である。 第1の実施形態に係る操作状態表示部の構成を例示する図である。 第2の実施形態に係る車両用スイッチ装置の設置例を示す図である。 第2の実施形態に係るスイッチ筐体と複数のスイッチ操作部の概略構成を示す図であり、(a)は上面外観を、(b)は縦断面を示す図である。 第2の実施形態に係る別のスイッチ筐体および複数のスイッチ操作部の概略構成を示す図であり、(a)は上面外観を、(b)は縦断面を示す図である。 第2の実施形態に係るさらに別のスイッチ筐体および複数のスイッチ操作部の概略構成を示す図であり、(a)は上面外観を、(b)は縦断面を示す図である。 第2の実施形態に係る操作状態表示部の構成を例示する図である。 第2の実施形態に係る操作状態表示部の構成を例示する図である。 第2の実施形態に係る操作状態表示部の構成を例示する図である。 本発明に係る車両用スイッチ装置の多様な適用事例を説明するための図である。 本発明に係る車両用スイッチ装置の多様な適用事例を説明するための図である。 本発明に係る車両用スイッチ装置の多様な適用事例を説明するための図である。 本発明に係る車両用スイッチ装置の多様な適用事例を説明するための図である。 本発明に係る車両用スイッチ装置の多様な適用事例を説明するための図である。 本発明に係る車両用スイッチ装置の多様な適用事例を説明するための図である。 本発明に係る車両用スイッチ装置の多様な適用事例を説明するための図である。 本発明に係る車両用スイッチ装置の多様な適用事例を説明するための図である。 本発明に係る車両用スイッチ装置の多様な適用事例を説明するための図である。
符号の説明
10 シフトノブ、12 センターコンソールパネル、14 スイッチ筐体、16 複数のスイッチ操作部、16a 親指用スイッチ操作部、16b,16c,16d,16e 四指用スイッチ操作部、18 操作状態表示部、20 手、20a 親指、20b 人差し指、20c 中指、20d 薬指、20e 小指、22 窪み部、30,40 温度表示部、31,41 ファン強度表示部、32 AUTO−OFF表示部、33 送風方向選択表示部、60 段差形状、70 平面形状、71 コーナー部、80 張り出し形状。

Claims (7)

  1. 車両に接続されるスイッチ筐体と、
    前記スイッチ筐体に配設される複数のスイッチ操作部と、
    を有する車両用スイッチ装置であって、
    前記複数のスイッチ操作部は、操作者が前記スイッチ筐体を把持したときの指位置に対応した場所に配設されており、さらに、
    前記スイッチ筐体は、操作者が前記複数のスイッチ操作部をスイッチング操作するために前記スイッチ筐体を把持したときの手の握り形状に対応した外郭形状を有していることを特徴とする車両用スイッチ装置。
  2. 一方の軸端が車両に接続される棒状のスイッチ筐体と、
    前記スイッチ筐体に設置される複数のスイッチ操作部と、
    を有する車両用スイッチ装置であって、
    前記複数のスイッチ操作部は、
    操作者の親指によってスイッチング操作を受けるために、前記スイッチ筐体の車両に接続される軸端とは別端に設置される親指用スイッチ操作部と、
    親指以外の四指によって操作を受けるために、前記スイッチ筐体の胴体側面に少なくとも1つ設置される四指用スイッチ操作部と、
    から構成されることを特徴とする車両用スイッチ装置。
  3. 請求項2に記載の車両用スイッチ装置において、
    前記スイッチ筐体は、操作者が前記複数のスイッチ操作部をスイッチング操作するために前記スイッチ筐体を把持したときの手の握り形状に対応した外郭形状を有していることを特徴とする車両用スイッチ装置。
  4. 請求項2又は3に記載の車両用スイッチ装置において、
    前記スイッチ筐体は、その軸線方向が略垂直方向となるように車両に接続されていることを特徴とする車両用スイッチ装置。
  5. 請求項2又は3に記載の車両用スイッチ装置において、
    前記スイッチ筐体は、その軸線方向が略水平方向となるように車両に接続されていることを特徴とする車両用スイッチ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用スイッチ装置において、
    前記複数のスイッチ操作部のスイッチング操作に応じた操作状態を表示するための操作状態表示部を有しており、
    かかる操作状態表示部は、前記複数のスイッチ操作部の設置位置に対応したレイアウトで構成されていることを特徴とする車両用スイッチ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用スイッチ装置において、
    前記スイッチ筐体は、傾動自在又は回動自在に車両に接続されていることを特徴とする車両用スイッチ装置。
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